JP2000021696A - レーザマーキング装置及びそれを用いたレーザマーキング方法 - Google Patents

レーザマーキング装置及びそれを用いたレーザマーキング方法

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JP2000021696A JP10188712A JP18871298A JP2000021696A JP 2000021696 A JP2000021696 A JP 2000021696A JP 10188712 A JP10188712 A JP 10188712A JP 18871298 A JP18871298 A JP 18871298A JP 2000021696 A JP2000021696 A JP 2000021696A
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Yukinori Matsumura
幸紀 松村
Teiichiro Chiba
貞一郎 千葉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】微小ドット間の融合なく高精度に刻印でき、刻
印パターンの視認性良いレーザマーキング装置・方法。 【解決手段】液晶がマトリックス状に配され、照射領域
に透過可能な所要の表示パターン5が駆動表示される液
晶表示装置の各液晶を制御装置により駆動して所要のパ
ターンを表示し、レーザビームにより被マーキング物品
4の表面に刻印パターンを刻印するレーザマーキング装
置において、制御装置は液晶を、1個跳び以上で、互い
が重畳しない少なくとも2つの異なるパターンA、Bに
分離駆動する手段を有し、各分離パターンに対応する液
晶を独立して分離駆動し、被マーキング物品の同一刻印
面に順次刻印し、最終的な所要の刻印パターンを合成し
て刻印する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明はレーザマーキング装置及
びそれを用いたレーザマーキング方法に係わり、特に、
狭小領域に製品管理用或いは各種セキュリティ用等のた
め、微小ドット状に刻印される刻印パターンを隣接する
ドット間の融合なく高精度に刻印することができると共
に、刻印パターンの光学的な視認性を向上させたレーザ
マーキング装置及びそれを用いたレーザマーキング方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体の製造工程にあっては、
この半導体の各製造工程ごとに多様で且つ厳密な製造条
件を設定する必要があり、製品或いは各種セキュリティ
等を管理するために、半導体ウェハの一部表面には、数
字、文字或いは記号等からなる情報用の刻印パターンが
マトリックス状にドット表示されている。
【0003】最近の半導体製品等ワークの小型化に伴っ
て、半導体ウェハにおける刻印(マーキング)領域は極
めて狭い領域に限られ、マーキングする刻印パターンに
あっては、微小で且つ高精度のものが要求されている。
【0004】このマーキングは、図5乃至図7に示すよ
うに、通常、連続パルスレーザビームを光学系を介して
被マーキング物品としての半導体ウェハ4の一部表面に
照射することによりなされる。図5に示すように、レー
ザマーキング装置1は、パターン表示装置としての液晶
マスク2の照射領域にレーザ発振器3からのレーザビー
ムを一括照射又はラスタ走査させて照射し、液晶マスク
2の照射領域に駆動表示された所要の表示パターン5を
透過するレーザビームにより、レンズユニット6を介し
て半導体ウェハ4の表面に所要の刻印パターンを刻印す
るものである。
【0005】制御装置8は、レーザ発振器3、液晶マス
ク2、液晶マスク2の透過ビームをドット単位で半導体
ウェハ4の表面に結像させるレンズユニット6、半導体
ウェハ4を搬送する搬送装置7、図示しない光学系素子
等の動作を制御する。
【0006】制御装置8は、図示しないコンピュータシ
ステムの主プログラムの指令に従って、これらの装置
2、3、7等に制御信号を出力するようになっている。
【0007】前記液晶マスク2の照射領域には、パター
ン表示駆動体としての液晶がマトリックス状に配列さ
れ、透過又は非透過可能な所要の表示パターン5が駆動
表示される。この制御装置8に基づいて液晶マスク2の
各液晶単位で任意の液晶を駆動制御することにより、所
要のパターンが駆動表示される。液晶マスク2は、電圧
無印加の液晶は光反射状態になり、電圧印加の液晶は光
透過状態になる透過型液晶装置である。この透過型液晶
装置としてのマスク2は、所定ドット数からなるドット
マトリックス状に配された液晶で構成されている。所要
の表示パターン5は図示しないコンピュータシステムに
よって選択される。この選択は外部操作によって行うこ
ともできる。
【0008】液晶マスク2は広く知られているように所
要の表示パターン5に対応して各液晶単位で光透過部分
及び光非透過部分を駆動表示することが可能であり、こ
の液晶マスク2は、複数の平行電極線が液晶の表裏面間
で互いに交差するように設けられ、各要素電極に刻印パ
ターンに応じた電圧を印加するようになっている。レー
ザビームは同パターン照射領域内の光透過可能な状態に
ある各液晶部分を透過する。これにより、所要の刻印パ
ターンが被マーキング物品4の表面に形成される。
【0009】半導体ウェハ4の表面に刻印される所要の
刻印パターンは、例えば、「0」を光反射部分(無刻印
部分)、「1」を光透過部分(刻印部分)として変換し
たドット情報として、制御装置8のメモリ内の所定のア
ドレス群内に記憶されている。この制御装置8は、図示
しないマイクロコンピュータの主プログラムの指令に基
づいて所要のドット情報を処理するようになっている。
これにより、所定の電圧が液晶マスク2の所望の電圧印
加部に印加され、所要の表示パターン5が液晶マスク2
にドット表示される。図8に示すように、ここでは、パ
ターン表示駆動体の照射領域は無刻印部分16と刻印部
分17のように1マーク当り(3〜7)ドット×(6又
は7)ドットのドットマトリックス状の液晶で構成され
ている。この液晶マスク2の表示パターン5は制御装置
8の指令によって、表示パターン5の表示に合せてレー
ザ発信器3からのレーザビームを一括照射又はラスタ走
査させることにより、図9に示すように、半導体ウェハ
4の表面に所要の刻印パターン18を刻印させる。
【0010】図6に示すように、レーザマーキング装置
9は所謂DMD(DigitalMicromirro
r Device)のようなマルチミラーモジュールを
用いたもので、このマルチミラーを駆動制御するもので
ある。図7に示されたレーザマーキング装置11は音響
光学素子12を偏向素子として用いたもので、素子を駆
動制御するものである。マルチミラーモジュール10及
び音響光学素子12の照射領域には、所要の表示パター
ンが駆動制御される。この表示パターンに合せて、ウェ
ハ4の表面には、レーザ発振器3からのレーザビームの
照射による所要の刻印パターンが刻印される。
【0011】これらは、図5と同様にマイクロコンピュ
ータ(図示しない)の主プログラムの指令に従った制御
装置(図示しない)により制御され、この制御装置は、
所要のパターン表示駆動体の照射領域における刻印部分
と無刻印部分として変換したドット情報に基づいて各装
置の動作を実行するようになっている。このドット情報
に基づいて、マルチミラーモジュール10及び音響光学
素子12は一種のパターン表示装置として機能する。図
5〜図7に示された各レーザマーキング装置1、9、1
1のレーザ光路上には、回折現象を利用する光学部材、
反射現象を利用する光学部材、或いは屈折現象を利用す
る光学部材等が配置できる。なお、図6において、13
はレーザ吸収板、14はミラーであり、図7において、
15はf−θレンズである。
【0012】レーザ光による一般的なレーザマーキング
装置としては、例えば、特開平2−205281号公報
に示されているように、比較的小さいエネルギーのパル
スレーザ光を同一ポイントに重複して照射するものがあ
る。このマーキング方式は1回目のレーザパルス照射を
1KHZ 以下の周波数とし、続いて照射されるレーザパ
ルスの周波数を2〜5KHZ の高繰り返し周波数とし
て、0.5〜1.0μm或いは1.0〜1.5μmの深
さのドットを形成している。従来のこの種のドットマー
キング方式によれば、先ず半導体ウェハに印字するため
の文字入力、マーキングパターンが入力部で設定され
る。マーカーコントローラは、設定されたマーキングパ
ターンに従って所定の深さをもつドットをウェハにマー
キングするため、光学系素子を制御し、1個のドットに
対して1回のQスイッチパルスでマーキングする。又、
特開平9−206965号公報に示されているように、
マトリックス状に二次元的に配列された多数の可動ミラ
ーをパターン指示部の電気信号に基づいてミラー制御部
により制御し、レーザ光を被マーキング物品の表面に照
射するレーザマーク装置がある。
【0013】ところで、この従来のマーキング方式によ
ってドットマーキングがなされた半導体ウェハは、ドッ
トによる刻印(マーキング)パターンを読み取ることに
よって生産管理等の情報が各ウェハ毎に管理される。こ
のドットによるマーキングパターンは、例えば、特開平
2−299216号公報に示されているように、He−
Neレーザのレーザ光の照射による反射率の変化、或い
は通常のレーザ光の熱波の振動の変化として読み取ら
れ、その読み取られた情報に基づいて、以降の製造工程
における各種の製造条件が設定される。従って、この読
み取りが正確になされず、誤った情報として読み取る場
合には、全てが不良品となる。その読み取り不良の原因
はドットマーキングによる刻印パターンのドットピッチ
の不鮮明さに基づいている。この不鮮明さの1つの要因
としては、刻印パターン全体の形状が歪んでいるためで
ある。レーザ光の縮小像が半導体ウェハ表面の照射ポイ
ントに照射されて形成されるドットは、ドットの中心部
に大きなエネルギーをもっており、溶融状態にあるドッ
トに隣り合う次の加工対象のドットが照射されると、周
辺への強力な熱伝導による熱エネルギーによって、互い
に強い熱拡散の影響を受ける。これによって、各ドット
間の隙間は融合し、つながり合ってしまう。従って、各
ドット間がこの熱エネルギーの拡散によって互いに融合
するのを回避する必要がある。
【0014】半導体ウェハにおけるマーキングでは、1
文字の領域を200ミクロン以内に収め、ドットのピッ
チを20ミクロン以下に収めようとする場合には、1文
字を構成するドット数は最小限に抑えられている。この
マーキングは、極めて狭い領域に微小のドットパターン
をマトリックス状に配列した構成になっているため、刻
印パターンを形成するドット間やその周辺が加熱されや
すく、熱拡散しやすい状態にある。従って、各ドット内
又は周壁部の熱が散逸しにくい状態では、熱伝導による
熱エネルギー拡散の影響を強く受ける。これにより、各
ドットからの加熱、溶融が相乗的に拡散される。熱拡散
の影響を受けるマーキングは、特に、少なくともレーザ
パルスの周期(Qsw周波数)が約100kHz以上
で、ドット間の最小隙間が1ドットサイズの約1/5以
下の場合に生じやすい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、形成さ
れるドットは中心部に大きなエネルギーをもっているた
め、形成されるドットの周壁への熱伝導により、隣り合
うドット間の隙間が溶融してドット間が融合しやすい。
このため、溶融除去されたドットに潜熱(融解熱、蒸発
熱)が残存している状態で次の加工対象となる隣り合う
ドットが溶融除去されると、各ドットからの強力な熱伝
導による熱エネルギーによって、各ドットからの加熱、
溶融が相乗的に拡散される。従って、図10に示すよう
に、隣り合うドット18間やその周辺部は互いに融合さ
れ、いびつに変形した形状になるという不具合、この熱
伝導によって効率的な溶融加工ができないという不具合
がある。そして、形成させるドットの周辺部等が熱伝導
によって互いに融合された場合には、前述の読み取りが
正確になされず、ドットの有無の読み取り不能や読み取
り誤認が生じる。例えば、図10(d)に示すように、
外周の略L字部分の外枠を認識することができるかもし
れないが、その対向辺のドット列は認識できないため、
ドットの位置及びドットパターンの向き等を認識するこ
とができない。従って、読み取られた情報に基づき、以
降の製造工程における各種の製造条件や品質等に大きな
影響を与える。
【0016】一方、比較的小さなエネルギーのレーザビ
ーム照射によって、半導体ウェハの表面をスポット状に
溶融除去して、半導体ウェハの極めて狭い領域に微小の
ドットパターンを刻印することも考えられるが、このよ
うにすると、ドット形状が不安定化するうえに、ドット
パターンの刻印速度が遅くなり、製品の歩留まりが悪
い。また、形成されるドットが完全に冷却される所定の
時間を待機して、次の加工対象となるドットを半導体ウ
ェハの表面にスポット状に溶融除去することも考えられ
るが、このようにすると、形成されるドットから次の加
工対象となるドットを即時に刻印できない。このため、
ドットパターンを刻印する時間がかかり、生産効率が悪
い。しかしながら、前述の特開平2−205281号公
報や特開平9−206965号公報等では、これらの技
術的課題に関して何ら言及されていない。従って、これ
らの公報に開示されたレーザマーキングは、極めて狭い
領域に微小の刻印パターン全体を熱伝導の影響をうける
ことなく形成することを意図していないことは明らかで
ある。
【0017】本発明は、かかる従来の課題を解消すべく
なされたものであり、その具体的な目的は、格別に冷却
時間を経ることなく、隣接するドット間において融合す
ることなく、正確に且つ高精度に刻印することができる
と共に、ドットの有無の読み取り不能や誤認がなく、光
学的に視認性の優れた刻印パターンを形成することがで
きるレーザマーキング装置及びそれを用いたレーザマー
キング方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用効果】前記目的
は、本件請求項1に係る発明の構成をなすパターン表示
駆動体がマトリックス状に配され、その照射領域に透過
又は反射可能な所要の表示パターンが駆動表示されるパ
ターン表示装置、及びパターン表示駆動体を駆動して所
要のパターンを表示する制御装置を備え、前記パターン
表示装置の照射領域にレーザ発振器からのレーザビーム
を照射し、該照射領域に表示された所要のパターンを透
過又は反射するレーザビームにより、光学系を介して被
マーキング物品の表面に所要の刻印パターンを刻印する
レーザマーキング装置であって、前記制御装置は、マト
リックス状に配されたパターン表示駆動体を、1個跳び
以上で、且つ互いが重畳しない少なくとも2つの異なる
パターンA及びBに分離駆動して駆動表示するパターン
分離駆動手段を有してなり、パターン分離駆動手段によ
り少なくとも2つの各分離パターンA及びBに対応する
パターン表示駆動体を独立して分離駆動して、被マーキ
ング物品の同一刻印面に順次刻印し、最終的な所要の刻
印パターンを合成することを特徴とするレーザマーキン
グ装置により達成される。
【0019】かかる構成に基づき、はじめにドット間隔
のあいた一の分離パターンAを刻印したのち、同一の刻
印領域に同じくドット間隔があき前記一の分離パターン
Aとは重畳しない他の分離パターンBを刻印し、これを
他の分離パターンに対しても順次行うことにより、最終
的な所定のパターンを刻印するため、極めて狭い領域で
あっても熱伝導の影響を受けることなく、微小なドット
マークの集合体である刻印パターンを高精度に刻印する
ことができると共に、格別の冷却時間をとることもな
く、所望のエネルギーをもつレーザビームによる刻印が
可能であるため、結果的に刻印時間を短縮できる。更
に、光学的な視認性も高くなって、ドットの有無の読み
込みが確実になされるようになる。
【0020】ここで、本発明における加工対象としての
被マーキング物品は、半導体ウェハ、液晶基板等のガラ
ス基板、ベアチップ等の電極(パッド)、IC表面、各
種セラミック製品、さらにはICのリード部等がある。
【0021】請求項2に係る発明は、例えば、制御装置
に書き込まれた各種データの指令に基づいて各液晶単位
で任意に光の透過・非透過を駆動制御できるパターン表
示駆動体としての液晶が、マトリックス状に配列された
透過型液晶装置としての液晶マスクを採用する。また、
例えばフライアイレンズやバイナリーオプティクス、シ
リンドリカルレンズを使用したマスク面上を一括して照
射する方式や、ポリゴンミラー、ミラースキャナなどの
アクチュエータによりミラー駆動してマスク面上をビー
ム操作する方式を備えたビームホモジナイザを採用する
ことができる。
【0022】請求項3及び請求項4に係る発明にあって
は、前記液晶マスクに代えてマルチミラーモジュールや
音響光学素子を採用することがあることを規定してい
る。
【0023】そして、請求項5に係る発明にあっては、
制御装置が、刻印すべき前記所要の表示パターンと少な
くとも2つの異なる各分離パターンA及びBとを個別に
記憶する記憶部を有しており、少なくとも2つの異なる
各分離パターンA及びBを独立して記憶部から読み出
し、パターン分離駆動手段により、該独立して読み出し
た各分離パターンA及びBに対応するパターン表示駆動
体を順次分離駆動するものである。
【0024】そして、請求項8に係る発明のごとく、前
記制御装置が、少なくとも2つの異なる各分離パターン
A及びBと刻印すべき所要の表示パターンとをそれぞれ
比較して、合致するパターン表示駆動体をそれぞれ抽出
し、少なくとも2つの異なる新たな変換パターンC及び
Dに変換するパターン変換手段を有することのあること
を規定している。
【0025】更に、少なくとも異なる分離パターンA、
Bの代表的な分離手法として、請求項6に係る発明のご
とく、マトリックス状に配されたドット状の表示駆動体
による少なくとも異なる分離パターンA、Bは、表示駆
動体の配列にあって行列間において1個跳びで、且つ互
いが重畳しない2つの異なる分離パターンでもある。し
かして、ドットのピッチ中心間距離がより狭まったドッ
トパターン、又はドットを斜め方向に配列させたドット
パターンでは、熱伝導の影響を強く受けやすく上述の視
認性を著しく低下させる場合がある。そこで、請求項7
に記載しているとおり、マトリックス状に配されたドッ
ト状の表示駆動体による少なくとも異なる分離パターン
A、Bが、表示駆動体の配列にあって行列間において3
個跳びで、且つ互いが重畳しない4つの異なる分離パタ
ーンA′、A′′、B′、B′′とするものである。こ
のように、所要の表示パターンを複数のモードに自由に
選択することができる。
【0026】本発明のレーザマーキング方法は、以上の
レーザマーキング装置を使って実施される。その代表的
な方法が、請求項9に係る発明であり、多数のドット状
マークからなる所要の刻印パターンを、少なくとも2つ
の異なるパターンA及びBに分離すること、パターン分
離駆動手段により、異なる分離パターンA及びBの一つ
に対応するパターン表示駆動体を駆動表示すること、次
いで、パターン分離駆動手段の駆動を切り替えて、他の
分離パターンA及びBの一つに対応するパターン表示駆
動体を駆動表示すること、及び独立して駆動表示するこ
とにより、被マーキング物品の同一刻印面に分離パター
ンA、Bを順次刻印して、最終的な所要の刻印パターン
を合成することを含んでいることを特徴としている。
【0027】そうして、請求項13に記載しているとお
り、刻印すべき所要の表示パターンと各分離パターンA
及びBとを個別に記憶部に記憶すること、異なる各分離
パターンA又はBを独立して記憶部から読み出し、パタ
ーン分離駆動手段により、読み出した各分離パターンA
及びBに対応するパターン表示駆動体をそれぞれ順次分
離駆動する。
【0028】そうして、請求項14に記載しているとお
り、パターン分離駆動手段による少なくとも2つの異な
る分離パターンA及びBに対応するパターン表示駆動体
の分離駆動は、マトリックス状に配されたパターン表示
駆動体の駆動表示を、行列間において1個跳びで、且つ
互いが重畳しない2つの異なる分離パターンA及びBに
対応して順次分離駆動する。
【0029】そうして、請求項15に記載しているとお
り、パターン分離駆動手段による少なくとも2つの異な
る分離パターンA及びBに対応するパターン表紙駆動体
の分離駆動は、マトリックス状に配されたパターン表示
駆動体を、行列間において3個跳びで、且つ互いが重畳
しない4つの異なる分離パターンA′、A″、B′、
B″に対応して順次分離駆動する。
【0030】更には、請求項16の発明のごとく、請求
項8に記載された前記パターン変換手段により、更に少
なくとも2つの異なる各分離パターンA及びBと刻印す
べき所要の表示パターンとをそれぞれ比較して、合致す
るパターン表示駆動体をそれぞれ抽出し、少なくとも2
つの異なる新たな変換パターンC及びDに変換するこ
と、及びパターン分離駆動手段により変換パターンC及
びDに対応するパターン表示駆動体を独立して分離駆動
することを含んでいる。
【0031】請求項10及び11に記載された発明にあ
っては、レーザビームを一括照射又はレーザビームを走
査させて照射する方式が採用される。一括照射による場
合には、刻印パターンを分割して液晶マスク上にパター
ン表示させることが望ましい。そこで、請求項12に係
る発明では、所要の表示パターンを複数の分割パターン
に分割し、該各分割パターンごとに、パターン表示駆動
体の駆動表示を、1個跳び以上で、且つ互いが重畳しな
い少なくとも2つの異なるパターンA及びBに対応して
順次分離駆動する方法が採用される。
【0032】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施の形態を
添付図面に基づいて具体的に説明する。本発明は、図5
〜図7に示された一般のレーザマーキング装置に適用さ
れる。
【0033】従って、本発明の構成は図5に示された一
般のレーザマーキング装置を参照しながら、本発明の好
適な実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。な
お、これらの図にあって上記従来技術と同様の部材に関
しては、図5〜図10に付した符号と同一の符号を付し
ている。
【0034】図5に示すように、本発明のレーザマーキ
ング装置1は、YAGレーザ発振器3を光源として、搬
送装置7により搬送される被マーキング物品4の表面に
文字、記号、数字等の連続した所要の刻印パターンを刻
印するためのもので、このレーザ発振器3からのレーザ
ビームは、例えば図示せぬコリメータレンズ及びポリゴ
ンミラー等の光学部品を介して、刻印すべき所要の表示
パターンが駆動表示されるパターン表示装置としての液
晶マスク2の照射領域に照射される。刻印すべき所要の
表示パターンは少なくとも2つの異なる分離パターン
A、Bに分離され、この2つの異なる分離パターンA、
Bが液晶マスク2に独立して順次駆動表示されるように
なっている。液晶マスク2を透過したレーザビームは、
ドット単位で結像させるレンズユニット6を介して、被
マーキング物品4の同一表面に順次照射される。そし
て、少なくとも2つの各分離パターンに対応する所要の
刻印パターンが被マーキング物品4の同一表面に合成さ
れるようになっている。
【0035】これらの作動にあたっては、図示しないコ
ンピュータシステムの主プログラムの指令に従った制御
装置8によって、レーザ発振器3のレーザ発振が制御さ
れると共に、そのレーザ照射が図示せぬ光学部品及びレ
ンズユニット6により駆動制御される。そして、この制
御装置8は、透過可能なパターン表示駆動体としての液
晶及び少なくとも2つの各パターンの駆動表示を駆動制
御すると共に、搬送装置7等を駆動制御する。この液晶
マスク2の照射領域には、液晶がマトリックス状に配列
され、制御装置8の指令に基づいて液晶マスク2の各液
晶単位で任意の液晶が駆動表示されるようになってい
る。液晶マスク2は、各液晶単位の各要素電極に所要の
表示パターンに応じた電圧を印加する構成になってい
る。
【0036】図1を参照すると、本発明のレーザマーキ
ング装置における所要の表示パターンを形成する形成過
程と所要の表示パターンに対応して刻印パターンを刻印
する刻印過程とが模式的に示されている。図1(a)に
おいて、5は刻印すべき所要の表示パターンである。こ
の表示パターン5は、無刻印(非透過)部分16と刻印
(透過)部分17とからなり、ここでは、1マーク当り
3ドット×6ドットのドットマトリックス状のパターン
で構成されている。
【0037】制御装置8は、マトリックス状に配列され
た液晶の駆動表示を、1個跳び以上で、互いが重畳しな
い少なくとも2つの異なる各分離パターンに分離駆動す
るパターン分離駆動手段を有しており、図1(b)に示
すように、刻印すべき所要の表示パターン5は、制御装
置8のパターン分離駆動手段によって異なる分離パター
ンA及びBに分離駆動される。この2つの異なる分離パ
ターンA及びBは刻印すべき所要の表示パターン5の照
射領域31を刻印する部分17と刻印しない部分16と
に交互にマトリックス状に分離されたもので、この分離
パターンA及びBの一方の分離パターンA又はBを反転
させたものである。刻印すべき所要の表示パターン5、
少なくとも2つの異なる各分離パターンA及びBは
「0」を光反射部分(無刻印部分)、「1」を光透過部
分(刻印部分)として変換したドット情報として、記憶
部(図示しない)の所定のアドレス群に記憶される。こ
の刻印すべき所要の表示パターン5、少なくとも2つの
異なる各分離パターンA及びBは図示せぬマイクロコン
ピュータにより選択される。この選択は外部操作によっ
て行うこともできる。
【0038】制御装置8は、少なくとも2つの異なる分
離パターンA及びBと刻印すべき所要の表示パターン5
とをそれぞれ比較して、合致する液晶17をそれぞれ抽
出し、少なくとも2つの新たな変換パターンC及びDに
変換するパターン変換手段を有している。図1(c)に
示すように、先ず、分離パターンAと刻印すべき所要の
表示パターン5とが独立して記憶部(図示しない)から
読み出され、パターン変換手段よって、分離パターンA
と刻印すべき所要の表示パターン5とを比較して、合致
する6つの液晶17が抽出され、3つの液晶が不一致部
分19としてマスクされる。そして、分離パターンAは
新たな変換パターンCに変換される。
【0039】次いで、分離パターンBが記憶部(図示し
ない)から独立して読み出される。
【0040】パターン変換手段よって、分離パターンB
と刻印すべき所要の表示パターン5とを比較して、合致
する4つの液晶17が抽出され、5つの不一致部分19
がマスクされる。そして、分離パターンBは新たな変換
パターンDに変換される。この変換パターンCは被マー
キング物品4の表面に刻印すべき表示パターン5と分離
パターンAとの論理積の関係となり、変換パターンDは
被マーキング物品4の表面に刻印すべき表示パターン5
と分離パターンBと論理積の関係となっている。変換し
た2つの異なる各変換パターンC及びDは、記憶部(図
示しない)に新たに記憶される。
【0041】制御装置8は、2つの異なる各変換パター
ンC及びDを独立して記憶部(図示しない)から読み出
し、パターン分離駆動手段により、独立して読み出した
各パターンをそれぞれ順次分離駆動するようになってい
る。図1(d)に示すように、先ず、パターン分離駆動
手段により、変換パターンCに対応するパターン表示駆
動体を独立して駆動表示する。各要素電極に変換パター
ンCに応じた電圧が液晶マスク2の所望の電圧印加部に
印加される。そして、液晶マスク2の照射領域にドット
表示された変換パターンCはレーザ発振器3からのレー
ザビームが照射され、そのレーザビームにより、変換パ
ターンCに対応するパターン表示駆動体の駆動表示に合
せて一方の刻印パターン18が被マーキング物品4の刻
印面に刻印される。
【0042】次いで、パターン分離駆動手段の駆動を切
り替えて、他の変換パターンDに対応するパターン表示
駆動体を独立して順次分離駆動する。各要素電極に変換
パターンCに応じた電圧が液晶マスク2の所望の電圧印
加部に印加される。そして、液晶マスク2の同じ照射領
域に切替え表示された変換パターンDはレーザ発振器3
からのレーザビームが照射され、そのレーザビームによ
り、変換パターンDに対応するパターン表示駆動体の駆
動表示に合せて他方の刻印パターン18が被マーキング
物品4の同一刻印面(表面)に順次刻印される。このよ
うに、独立して順次駆動表示することにより、変換パタ
ーンCと変換パターンDとから合成された最終的な所要
の刻印パターンが被マーキング物品の同一刻印面に順次
刻印され、最終的な所要の刻印パターンが刻印される。
従って、例えば図1(a)のように、極めて狭い領域で
あっても隣り合うドットマーク同士が熱伝導の影響を受
けることなく、微小なドットマークの集合体である刻印
パターンを高精度に刻印することができると共に、格別
の冷却時間をとることもなく、所望のエネルギーをもつ
レーザビームによる刻印が可能であるため、結果的に刻
印時間を短縮できる。
【0043】更に、例えば図10に示す従来の刻印パタ
ーンの形状と異なり、光学的な視認性も高くなって、ド
ットの有無の読み込みが確実になされるようになる。な
お、上述の実施例では、パターン変換手段により変換さ
れた変換パターンC及びDに対応する液晶を用いて、被
マーキング物品4の同一刻印面に順次刻印する場合を説
明したが、パターン分離駆動手段により分離駆動された
上記の少なくとも2つの各分離パターンA、Bに対応す
る液晶を用いて、被マーキング物品4の同一刻印面に順
次刻印する場合には、パターン分離駆動手段により順次
分離駆動される少なくとも2つの異なる各分離パターン
A、Bを独立して順次駆動表示し、被マーキング物品4
の同一刻印面に順次刻印して、最終的な所要の刻印パタ
ーンを合成することができる。
【0044】図2を参照すると、本発明のレーザマーキ
ング装置における刻印すべき所要の表示パターンに従っ
て形成される刻印パターンの処理手順を示すフローチャ
ートが示されている。処理は、ブロック20において開
始し、先ず、被マーキング物品4の表面(同一刻印面)
に刻印されるべき表示パターン5(全体パターン5)、
各分離パターンA及びBは図示せぬマイクロコンピュー
タにより選択される。この選択は外部操作によって行う
こともできる。ブロック21において、この全体パター
ン5、各分離パターンA及びBは、制御装置8の内部メ
モリにストアされる。
【0045】次に、ブロック22において、一方の分離
パターンAと刻印すべき所要の表示パターン5とを制御
装置8の内部メモリから独立して読み出し、分離パター
ンAと所要の表示パターン5とが比較される。そして、
液晶マスク2に刻印すべき所要の表示パターン5に基づ
いて、分離パターンAが新たな変換パターンCに変換さ
れる。そして、この新たな変換パターンCは制御装置8
の内部メモリにストアされる。更に、処理はブロック2
3に移行される。ブロック23において、他方の分離パ
ターンBと刻印すべき所要の表示パターン5とを制御装
置8の内部メモリから独立して読み出し、分離パターン
Bと所要の表示パターン5とが比較される。そして、刻
印すべき所要の表示パターン5に基づいて、分離パター
ンBが新たな変換パターンDに変換される。そして、こ
の新たな変換パターンDは制御装置8の内部メモリにス
トアされる。
【0046】次に、ブロック24において、制御装置8
の指令に基づいて被マーキング物品4は搬送装置7によ
り搬送され、マーキング位置にセットされる。そして、
図示せぬ偏向ミラーや移動レンズ等の光学系素子等が制
御装置8により位置決め制御される。
【0047】次に、ブロック25において、制御装置8
の内部メモリから独立して読み出した変換パターンCは
液晶マスク2の照射領域に独立して駆動表示(ドット表
示)され、処理はブロック26に移行する。ブロック2
6において、液晶マスク2の照射領域に対してレーザビ
ームが一括照射又は走査されて照射される。そして、レ
ーザビームにより被マーキング物品4の表面には、一方
の変換パターンCが刻印され、処理はブロック27に移
る。ブロック27において、被マーキング物品4の加工
部分の温度が下がる所定の時間待機する。所定時間経過
後、処理はブロック28に進む。
【0048】ブロック28において、制御装置8の内部
メモリから独立して読み出した他方の変換パターンDは
液晶マスク2の同一照射領域に独立してドット表示さ
れ、処理はブロック29に移行する。ブロック29にお
いて、液晶マスク2の照射領域に対してレーザビームが
一括照射又は走査されて照射される。そして、レーザビ
ームにより被マーキング物品4の表面には、分離パター
ンDが刻印される。これにより、変換パターンCと変換
パターンDとを順次刻印した最終的な所要の刻印パター
ンが被マーキング物品4の同一刻印面に合成されて刻印
される。こうして、処理はブロック30において終了す
る。なお、上述の処理では、刻印されるべき変換パター
ンC及びDに対応する液晶を用いて刻印する場合を説明
したが、分離パターンA及びBを用いて刻印する場合に
は、処理はブロック20において開始し、ブロック21
からブロック24に移行し、ブロック24からブロック
29を経て、ブロック30において終了する。
【0049】図3は本発明のレーザマーキング装置にお
ける所要の表示パターンを形成する形成過程と所要の表
示パターンに対応して刻印パターンを刻印する刻印過程
との他の一例を模式的に示し、図1と同様にドット情報
を図案化したものである。図3(a)に示すように、刻
印すべき所要の表示パターン5は、無刻印部分16と刻
印部分17からなり、ここでは、1マーク当り7ドット
×7ドットのドットマトリックス状のパターンで構成さ
れている。図3(b)に示すように、2つの分離パター
ンA及びBは全体パターン5の照射領域31を刻印する
部分17と刻印しない部分16とに交互にマトリックス
状に分離されたもので、互いの刻印部分17が重畳しな
い異なるパターンになっている。
【0050】この刻印すべき所要の表示パターン5、少
なくとも2つの異なる各分離パターンA及びBは図示せ
ぬマイクロコンピュータにより選択される。この選択は
外部操作によって行うこともできる。この刻印すべき所
要の表示パターン5、2つの異なる各分離パターンA及
び分離パターンBは記憶部(図示しない)の所定のアド
レス群に記憶される。
【0051】図3(c)に示すように、制御装置8のパ
ターン分離駆動手段によって、少なくとも2つの異なる
分離パターンA及びBと刻印すべき所要の表示パターン
5とがそれぞれ比較される。そして、合致する液晶17
がそれぞれ抽出され、2つの分離パターンA及びBは少
なくとも2つの新たな変換パターンC及びDに変換され
る。即ち、図3(d)に示すように、先ず、パターン分
離駆動手段により、変換パターンCに対応するパターン
表示駆動体が独立して駆動表示される。そして、液晶マ
スク2の照射領域にドット表示されたパターン表示駆動
体は、制御装置8からの制御信号に基づいてレーザ発振
器3からのレーザビームを照射され、そのレーザビーム
により、変換パターンCに対応するパターン表示駆動体
の駆動表示に合せて一方の刻印パターン18が被マーキ
ング物品4の刻印面に刻印される。
【0052】次いで、パターン分離駆動手段の駆動を切
り替えて、他の変換パターンDに対応するパターン表示
駆動体が独立して順次駆動表示される。そして、ドット
表示されたにパターン表示駆動体は制御装置8からの制
御信号に基づいてレーザ発振器3からのレーザビームを
照射され、そのレーザビームにより、変換パターンDに
対応するパターン表示駆動体の駆動表示に合せて他方の
刻印パターン18が被マーキング物品4の同一刻印面
(表面)に順次刻印される。このように、独立して順次
駆動表示することにより、変換パターンCと変換パター
ンDとからなる最終的な所要の刻印パターンが被マーキ
ング物品の同一刻印面に順次刻印され、最終的な所要の
刻印パターンが合成される。処理は、図1の刻印すべき
所要の表示パターン5と同様に実行される。図2に示す
ように、ブロック20において開始し、ブロック21か
らブロック29を経て、ブロック30において終了す
る。
【0053】図4は本発明のレーザマーキング装置にお
ける刻印されるべき所要の表示パターンに基づいて分離
された分離パターンの他の一例を模式的に示している。
ドットのピッチ中心間距離が狭まったドットパターン、
又はドットを斜め方向に配列させたドットパターンで
は、熱伝導の影響を強く受けやすく上述の視認性を著し
く低下させる場合がある。そこで、4つの異なる分離パ
ターンA′、A″、B′、B″は、無刻印部分16と刻
印部分17からなり、ここでは、1マーク当り7ドット
×7ドットのドットマトリックス状のパターンになって
いる。この4つの異なる分離パターンA′、A″、
B′、B″は、制御装置8の記憶部(図示しない)に個
別に記憶されるものである。
【0054】分離パターンA′、A″は図3に示した分
離パターンAを細分類したもので、分離パターンA′
は、透過部分17をa、c、e、gの各行において1個
跳びに配列して、b、d、fの各行及びロ、ニ、ヘの各
列を非透過領域16としてマスクしたものである。分離
パターンA″は透過部分17をb、d、fの各行におい
て1個跳びに、且つ分離パターンA′に重畳しないパタ
ーンで配列して、a、c、e、gの各行及びイ、ハ、
ホ、トの各列を非透過領域16としてマスクしたもので
ある。分離パターンB′、B″は図3に示した分離パタ
ーンBを細分類したものである。分離パターンB′は透
過部分17をa、c、e、gの各行において1個跳び
に、且つ分離パターンA′に重畳しないパターンで配列
して、a、c、e、gの各行及びイ、ハ、ホ、トの各列
を非透過領域16としてマスクしたもので、そして、分
離パターンB″は透過部分17をb、d、fの各行にお
いて1個跳びに、且つ分離パターンA″に重畳しないパ
ターンで配列して、a、c、e、gの各行及びロ、ニ、
ヘの各列を非透過領域16としてマスクしたものであ
る。
【0055】このように、被マーキング物品4の表面に
刻印するために、刻印すべき所望の表示パターン5の光
透過又は光非透過の照射領域を複数のモードに自由に選
択することができる。処理は、図2に示すように、ブロ
ック20において開始し、先ずブロック21を経てから
ブロック22及び23において分離パターン数分を繰り
返して実行し、処理はブロック24に移行する。次にブ
ロック24を経てからブロック25〜29において分離
パターン数分を繰り返して実行し、ブロック30におい
て終了する。
【0056】また、液晶マスクに1回で照射する領域
は、ドット数で5×10〜10×10個であり、これを
レーザ光をもって一括照射するが、かかるドット数では
必要とする全てのドットマーク数を満足し得ないことが
多いため、所要サイズの複数の表示パターンを数区画に
分割して、各分割パターンごとに、液晶マスクの駆動表
示を、1個跳び以上で、且つ互いが重畳しない少なくと
も2つの異なるパターンA及びBに順次分離駆動し、全
体の刻印パターンを被マーキング物品の表面に順次形成
することができる。処理は、図2に示すように、ブロッ
ク20において開始し、先ずブロック21を経てからブ
ロック22及び23において分割パターンごとに繰り返
して実行し、処理はブロック24に移行する。
【0057】次にブロック24を経てからブロック25
〜29において分割パターンごとに繰り返して実行し、
ブロック30において終了する。
【0058】また、パターン表示装置としての透過型液
晶装置に基づいて説明したが、パターン表示装置として
のマルチミラーモジュール、音響光学素子を用いること
もできる。そして又、光学部品としては、例えばフライ
アイレンズやバイナリーオプティクス、シリンドリカル
レンズを使用して、そのマスク面上に一括照射するか或
いはポリゴンミラーやミラースキャナなどのアクチュエ
ータによるミラー駆動によってマスク面上を走査させる
方式を用いることもできる。そして又、本発明における
加工対象としての被マーキング物品は、半導体ウェハ、
液晶基板等のガラス基板、ベアチップ等の電極(パッ
ド)、IC表面、各種セラミック製品、更にはICのリ
ード部等がある。
【0059】以上の説明からも明らかなように、本発明
に係るレーザマーキング装置及び方法によれば、はじめ
にドット間隔のあいた一の分離パターンAを刻印したの
ち、同じくドット間隔があき前記一の分離パターンAと
は重畳しない他の分離パターンBを刻印し、これを他の
分離パターンに対しても順次行うことにより、最終的な
所定のパターンを刻印するため、極めて狭い領域であっ
ても熱伝導の影響を受けることなく、微小なドットマー
クの集合体である刻印パターンを高精度に刻印すること
ができると共に、格別の冷却時間をとることもなく、所
望のエネルギーをもつレーザビームによる刻印が可能で
あるため、結果的に刻印時間を短縮できる。更に、光学
的な視認性も高くなって、ドットの有無の読み込みが確
実になされるようになる。なお、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、それらの実施例から当業者が
容易に変更可能な技術的な範囲をも当然に包含するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザマーキング装置における所要の
表示パターンを形成する形成過程と所要の表示パターン
に対応して刻印パターンを刻印する刻印過程とを模式的
に示す説明図である。
【図2】本発明のレーザマーキング装置における刻印さ
れるべき所要の表示パターンに従って形成される刻印パ
ターンの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明のレーザマーキング装置における所要の
表示パターンを形成する形成過程と所要の表示パターン
に対応して刻印パターンを刻印する刻印過程との他の一
例を模式的に示す説明図である。
【図4】本発明のレーザマーキング装置における刻印さ
れるべき所要の表示パターンに基づいて分離された分離
パターンの他の一例を模式的に示す説明図である。
【図5】レーザ光による一般的なドットマーキング装置
の一例を示す概略構成図である。
【図6】レーザ光による一般的なドットマーキング装置
の一例を示す概略構成図である。
【図7】レーザ光による一般的なドットマーキング装置
の一例を示す概略構成図である。
【図8】従来のレーザマーキング装置における液晶マス
クに形成される表示パターンの形状例を示す説明図であ
る。
【図9】従来のレーザマーキング装置における液晶マス
クの表示パターンに合せて形成された刻印パターンを示
す説明図である。
【図10】従来のレーザマーキング装置における刻印さ
れるべき所要の表示パターンに従って形成される刻印パ
ターンの不良形状例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,9,11 レーザマーキング装置 2,10,12 パターン表示装置 3 レーザ発振器 4 被マーキング物品 5 所要の表示パターン 6 レンズ 7 搬送装置 8 制御装置 13 レーザ吸収板 14 ミラー 15 f−θレンズ 16 光非透過部分 17 光透過部分 18 ドットマーク 19 不一致部分 31 照射領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/26 B41M 5/26 Q

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン表示駆動体がマトリックス状に
    配され、その照射領域に透過又は反射可能な所要の表示
    パターンが駆動表示されるパターン表示装置、及び前記
    パターン表示駆動体を駆動して所要のパターンを表示す
    る制御装置を備え、前記パターン表示装置の照射領域に
    レーザ発振器からのレーザビームを照射し、該照射領域
    に表示された所要のパターンを透過又は反射するレーザ
    ビームにより、光学系を介して被マーキング物品の表面
    に所要の刻印パターンを刻印するレーザマーキング装置
    であって、 前記制御装置は、マトリックス状に配された前記パター
    ン表示駆動体を、1個跳び以上で、且つ互いが重畳しな
    い少なくとも2つの異なるパターンA及びBに分離駆動
    して駆動表示するパターン分離駆動手段を有してなり、 前記パターン分離駆動手段により少なくとも2つの各分
    離パターンA及びBに対応する前記パターン表示駆動体
    を独立して分離駆動して、前記被マーキング物品の同一
    刻印面に順次刻印し、最終的な前記所要の刻印パターン
    を合成することを特徴とするレーザマーキング装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン表示装置は透過型液晶装置
    であることを特徴とす請求項1記載のレーザマーキング
    装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン表示装置はマルチミラーモ
    ジュールであることを特徴とする請求項1記載のレーザ
    マーキング装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン表示装置は音響光学素子で
    あることを特徴とする請求項1記載のレーザマーキング
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が、刻印すべき前記所要の
    表示パターンと少なくとも2つの異なる前記各分離パタ
    ーンA及びBとを個別に記憶する記憶部を有してなり、 少なくとも2つの異なる前記各分離パターンA及びBを
    独立して前記記憶部から読み出し、前記パターン分離駆
    動手段により、該独立して読み出した前記各分離パター
    ンA及びBに対応する前記パターン表示駆動体を順次分
    離駆動することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに
    記載のレーザマーキング装置。
  6. 【請求項6】 マトリックス状に配されたドット状の上
    記表示駆動体による少なくとも異なる前記分離パターン
    A、Bは、前記表示駆動体の配列にあって行列間におい
    て1個跳びで、且つ互いが重畳しない2つの異なる分離
    パターンであることを特徴とする請求項1又は5記載の
    レーザマーキング装置。
  7. 【請求項7】 マトリックス状に配されたドット状の上
    記表示駆動体による少なくとも異なる前記分離パターン
    A、Bが、前記表示駆動体の配列にあって行列間におい
    て3個跳びで、且つ互いが重畳しない4つの異なる分離
    パターンA′、A′′、B′、B′′であることを特徴
    とする請求項1又は5記載のレーザマーキング装置。
  8. 【請求項8】 更に前記制御装置が、少なくとも2つの
    異なる前記各分離パターンA及びBと刻印すべき前記所
    要の表示パターンとをそれぞれ比較して、合致するパタ
    ーン表示駆動体をそれぞれ抽出し、少なくとも2つの異
    なる新たな変換パターンC及びDに変換するパターン変
    換手段を有してなることを特徴とする請求項1、5乃至
    7のいずれかに記載のレーザマーキング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置を用い、被マーキン
    グ物品の表面に所要の刻印パターンを刻印するレーザマ
    ーキング方法であって、 多数のドット状マークからなる前記所要の刻印パターン
    を、少なくとも2つの異なるパターンA及びBに分離す
    ること、 前記パターン分離駆動手段により、前記異なる分離パタ
    ーンA及びBの一つに対応する前記パターン表示駆動体
    を駆動表示すること、 次いで、前記パターン分離駆動手段の駆動を切り替え
    て、他の分離パターンA及びBの一つに対応する前記パ
    ターン表示駆動体を駆動表示すること、及び前記独立し
    て駆動表示することにより、被マーキング物品の同一刻
    印面に前記分離パターンA、Bを順次刻印して、最終的
    な前記所要の刻印パターンを合成すること、を含んでな
    ることを特徴とするレーザマーキング方法。
  10. 【請求項10】 前記パターン表示装置の照射領域に対
    してレーザビームを一括照射することを特徴とする請求
    項9記載のレーザマーキング方法。
  11. 【請求項11】 前記パターン表示装置の照射領域に対
    してレーザビームを走査させて照射することを特徴とす
    る請求項9記載のレーザマーキング方法。
  12. 【請求項12】 前記所要の表示パターンを複数の分割
    パターンに分割し、該各分割パターンごとに、前記パタ
    ーン表示駆動体の駆動表示を、1個跳び以上で、且つ互
    いが重畳しない少なくとも2つの異なるパターンA及び
    Bに順次分離駆動することを特徴とする請求項9乃至1
    1のいずれかに記載のレーザマーキング方法。
  13. 【請求項13】 刻印すべき前記所要の表示パターンと
    前記各分離パターンA及びBとを個別に前記記憶部に記
    憶すること、 異なる前記各分離パターンA又はBを独立して前記記憶
    部から読み出し、前記パターン分離駆動手段により、読
    み出した前記各分離パターンA及びBに対応するパター
    ン表示駆動体をそれぞれ順次分離駆動すること、を特徴
    とする請求項9乃至12のいずれかに記載のレーザマー
    キング方法。
  14. 【請求項14】 前記パターン分離駆動手段による少な
    くとも2つの異なる前記分離パターンA及びBに対応す
    る前記パターン表示駆動体の分離駆動は、マトリックス
    状に配された前記パターン表示駆動体の駆動表示を、行
    列間において1個跳びで、且つ互いが重畳しない2つの
    異なる分離パターンA及びBに対応して順次分離駆動す
    ることを特徴とする請求項9、12、13のいずれかに
    記載のレーザマーキング方法。
  15. 【請求項15】 前記パターン分離駆動手段による少な
    くとも2つの異なる前記分離パターンA及びBに対応す
    る前記パターン表紙駆動体の分離駆動は、マトリックス
    状に配された前記パターン表示駆動体を、行列間におい
    て3個跳びで、且つ互いが重畳しない4つの異なる分離
    パターンA′、A′′、B′、B′′に対応して順次分
    離駆動することを特徴とする請求項9、12、13のい
    ずれかに記載のレーザマーキング方法。
  16. 【請求項16】 請求項8に記載された前記パターン変
    換手段により、更に少なくとも2つの異なる前記各分離
    パターンA及びBと刻印すべき前記所要の表示パターン
    とをそれぞれ比較して、合致するパターン表示駆動体を
    それぞれ抽出し、少なくとも2つの異なる新たな変換パ
    ターンC及びDに変換すること、及び前記パターン分離
    駆動手段により前記変換パターンC及びDに対応するパ
    ターン表示駆動体を独立して分離駆動することを含んで
    なることを特徴とする請求項9、12乃至15のいずれ
    かに記載のレーザマーキング方法。
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