JP3263517B2 - 液晶マスクマーカの駆動方法 - Google Patents

液晶マスクマーカの駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶マスクマーカの駆
動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶マスクマーカは、ワークに刻印すべ
きパターン情報が与えられる液晶マスクへレーザ光を照
射し、その透過光をワーク面に照射することにより、該
ワーク面に画像を刻印するものである。そしてこの液晶
マスクマーカは、例えば拡大されたレーザ光を画像へ一
括照射する一括照射式と、細いレーザ光をXY偏向器で
偏向しつつ画像へラスタ照射するラスタ照射式とに大別
される。両者に長短はあるが、概して、ラスタ照射式は
一括照射式と比べ、構造や制御プログラムは多少複雑と
なるが、小さなレーザ光強度でよく、このため、レーザ
発振器の小形化やこれに伴う高安全性から将来の主流と
考えられている。
【0003】これら液晶マスクマーカの制御法として、
特開昭64−11088号公報に示す技術がある。これ
は、液晶マスクへ画像表示用電圧を印加すると、該画像
が所定のコントラストに達する(以下、「画像立ち上げ
完了」とする)までに多少時間を要し、この間にレーザ
光を該画像へ照射すると、刻印精度が低下することに着
目し、レーザ発振器のレーザ発振時期を液晶マスクへの
画像表示用電圧印加時期よりも遅延させるという技術で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近時、例えば
IC基板への製造番号や絵柄等の刻印に見られるよう
に、量産品を高速かつ高精度で刻印できる液晶マスクマ
ーカが要望されている。ところが上記従来の液晶マスク
マーカの制御法では、上述の通り、刻印精度は向上する
が、液晶マスクでの画像立ち上げ完了まではレーザ光を
発振しないため、刻印速度の向上には寄与しないという
不都合がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、刻印精度を維持しつつ刻印速度を高めることができ
る液晶マスクマーカの駆動方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わる液晶マスクマーカの駆動方法は、レ
ーザ光をワークに刻印すべきパターン情報が与えられる
液晶マスクへ照射し、その透過光をワーク面に照射する
ことにより、該ワーク面に前記画像を刻印する液晶マス
クマーカにおいて、前記液晶マスクでの画像立ち上げに
際し、前記レーザ光を、画像立ち上げ完了前に液晶マス
クの光不透過面、非液晶面のような光を透さない部分へ
照射させることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記発明は、液晶を昇温させると該液晶の光透
過率の上昇速度が速くなること、即ち、画像立ち上げ時
間が短くなることを利用したものである。そして、この
液晶の昇温を促すものとして、画像立ち上げ完了前に該
レーザ光を液晶マスクの光不透過面、液晶マスクに設け
たレーザ光吸収体、又は液晶マスクの液晶面へ照射する
こととしたものである。
【0008】上記発明は、一括照射式とラスタ照射式と
のいずれの液晶マスクマーカへも適用できる。即ち、液
晶マスクでの画像立ち上げに際し、レーザ光を、画像立
ち上げ完了までは液晶マスクの光不透過面、液晶マスク
に設けたレーザ光吸収体、又は液晶マスクの液晶面へ
射する。尚、「液晶マスクの光不透過面」とは「液晶面
の光不透過面」及び液晶マスクの外枠等の「液晶マスク
の非液晶面」を指す。
【0009】
【実施例】本発明の最も好適な実施例を以下説明する。
第1実施例は、図1のラスタ照射式液晶マスクマーカに
対して構成してある。先ず同図を参照し、全体の外観構
成を説明する。
【0010】Qスイッチ付きYAGレーザ発振器1から
のレーザ光L1はビームエキスパンダ5でスキャンミラ
ー6Yへと集光される。そしてここで反射し、レンズ7
でポリゴンミラー6Xへと集光される。ここでさらに反
射し、液晶マスク8の液晶面82へと照射される。以上
において、ポリゴンミラー6Xは定速回転しており、レ
ーザ光L1を液晶面82でX方向(「行」方向)で行き
来させる。液晶面82でのY方向への改行は、スキャン
ミラー6Yの微動角の回動によって達成される。このよ
うに、レーザ光L1を液晶面82でXY方向に順序よく
照射するのがラスタ照射である。尚、本例では、上記ラ
スタ照射用偏向器を第1偏向器と呼ぶこととする。次
に、液晶面82を透過したレーザ光L2は、レンズ9で
スキャンミラー10へと集光される。ここでさらに反射
し、レンズ11でレンズ12へと集光され、このレンズ
12でさらに偏向され、ワークフィーダ15上のワーク
面13へと照射される。前記液晶面82には画像が表示
されており、透過レーザ光L2はこの画像情報を含んで
いるため、ワーク面13に該画像が刻印される。以上に
おいて、スキャンミラー10とレンズ12とは第2偏向
器を構成し、レーザ光L2の最適照射領域を決定してい
る。
【0011】ここで上記各駆動系の制御手段なる制御器
17の構成を説明する。制御器17には信号線S1〜S
8、S11が接続され、上記各駆動系間の同期制御を行
っている。信号線S1は第1偏向器のスキャンミラー6
Yの駆動系と接続され、その改行及び原点復帰(後述す
る加熱目標線への復帰)のための駆動及び停止信号の出
力する。信号線S2は位置センサ16と接続され、検出
したワークの位置信号を入力する。信号線S3はワーク
フィーダ駆動モータ14と接続され、その駆動及び停止
信号を出力する。信号線S4は第2偏向器のレンズ12
の駆動系と接続され、その駆動及び停止信号を出力す
る。信号線S5は第2偏向器のスキャンミラー10の駆
動系と接続され、その駆動及び停止信号を出力する。信
号線S6は液晶マスク8の駆動素子と接続され、その画
像の表示及び消去又は切替え電圧を制御する。信号線S
7は第1偏向器のポリゴンミラー6Xの駆動系と接続さ
れ、その回転及び停止信号を出力する。信号線S8は外
部端末機18との各種指令の入出力線である。信号線S
11はレーザ発振器1と接続され、レーザ発停信号やQ
スイッチ駆動信号を出力する。
【0012】即ち、上記液晶マスクマーカは、XY偏向
器なる第1偏向器でレーザ光L1を液晶マスク8の液晶
面82の画像へラスタ照射し、その透過光L2をワーク
面13に照射することにより、該ワーク面13に前記画
像を刻印するラスタ照射式液晶マスクマーカとなってい
る。
【0013】かかるラスタ照射式液晶マスクマーカにお
いて、制御器17は、殊にレーザ発振器1と、第1偏向
器6X、6Y、液晶マスク8と、第2偏向器とに対し、
図7に示すタイミング制御を行っている。
【0014】同図(a)は第1偏向器のスキャンミラー
6Yの駆動電流Iの発停タイミング、(b)はレーザ発
振器1のレーザ光L1の発停タイミング、(c)は液晶
マスク8への画像表示電圧Vの印加タイミング、(d)
は画像の光透過率Pの変化状況、(e)は後述する図6
の各表示分割画像を示す図である。
【0015】図2を予め説明しておく。同図は液晶マス
ク8の正面図である。符号P1、P2、P3は、レーザ
光L11の液晶マスク8での照射目標面(以下、加熱目
標線とする)である。前記レーザ光L11は、図1に示
すように、刻印用レーザ光L12でラスタ照射を開始す
る前(即ち、画像立ち上げ完了前)に予め液晶マスク8
の光不透過面へ照射されるレーザ光である。説明を元に
戻すと、前記加熱目標線P1、P2、P3は、液晶マス
ク8の光不透過面に予め各画像毎に定められた領域であ
る。詳しくは、加熱目標線P1、P3は液晶マスク8の
非液晶面なる外枠面に設けられる。他方加熱目標線P2
は液晶マスク8の液晶面82内に設けられる。
【0016】例えば図6に示すように、原画像を予め4
分割(イ)〜(ニ)して各画像データを制御器17に記
憶する。制御器17は、図7(e)に示すように、各画
像(イ)〜(ニ)をこの順序で液晶マスク8に表示する
ものとする。尚、制御器17は、第2偏向器を駆動する
ことにより、各画像(イ)〜(ニ)をワーク面13で原
画像へと合成刻印させる。
【0017】そこで制御器17は、先ず、図7(a)に
示すように、第1偏向器のスキャンミラー6Yを、レー
ザ光L11が図2の加熱目標線P2へ照射されるよう
に、駆動させる。次に図7(b)に示すように、Qスイ
ッチでレーザ発振器1をパルス発振させると、第1偏向
器のポリゴンミラー6Xの回転により、レーザ光L11
は加熱目標線P2内をX方向に行き来しつつ照射され
る。少なくともこの照射は図7(c)のΔtに見られる
ように、レーザ光L11が光学系の駆動により、加熱目
標線への照射位置に設定されたのち、画像表示用電圧V
を印加する前に行われる。図3は、前記照射時の液晶マ
スク8の熱状態を拡大して示したものである。レーザ光
L11が液晶マスク8に照射されると、液晶電極81が
レーザ光L11の一部を吸収して発熱する。ここで発し
た熱が液晶電極81を伝わり、液晶マスク8に拡散し
(図4)、これにより、液晶が昇温する。そのとき、図
7(c)に示すように、液晶マスク8に画像(イ)の表
示用電圧Vを印加する(即ち、画像の立ち上げを開始す
る)。そして、図7(d)に示すように、画像(イ)の
立ち上げが完了したとき、第1偏向器6X、6Yでレー
ザ光L12を第1照射線からラスタ照射し、ワーク面1
3に該画像(イ)を刻印させる。
【0018】尚、上記「第1照射線」とは、「ある画像
においてY方向で最初の透過部を含む行」と定義してお
く。例えば、図2に示す通り、画像(イ)の光透過部
(図示の黒塗り部)の頂点を含む行であって、この行か
らY方向(下方)へ該画像(イ)用ラスタ照射を始める
ものとする。従って、加熱目標線P2は、図2に示すよ
うに、前記第1照射線より図示上方位置に設定されてい
る。この加熱目標線P2は、画像(イ)から見て、画像
立ち上げ完了の前後に係わらず、本来的に光が不透過で
あるから、前記のように予めレーザ光L11を照射して
いても、ワーク面13上の刻印に影響を与えないからで
ある。尚、上記第1偏向器によれば、このような液晶面
82における途中行からのラスタ照射は容易にできるこ
とである。そしてかかる制御も制御器17が行う。
【0019】ワーク面13への前記画像(イ)の刻印が
完了すると、制御器17は、上述の通り、次画像(ロ)
の刻印領域へ透過レーザ光L2が指向するように、第2
偏向器を駆動させる。制御器17は、その後、次画像
(ロ)を液晶面82に表示させることになる。この次画
像(ロ)は、図6及び図7(e)に示す通り、前画像
(イ)と異なり、液晶面82の第1走査線にも透過部が
存在する画像である。従って、制御器17は、図7
(a)に示す第1偏向器のスキャンミラー6Yを、レー
ザ光L11が図2の加熱目標線P1へ照射させるよう
に、駆動させる。さらなる次画像(ハ)の加熱目標線P
1も、該画像(ハ)が前記画像(ロ)と同様形式である
ことから、非液晶面なる外枠面に設けられる。そして最
後の画像(ニ)の加熱目標線P2は、該画像(ニ)が前
記画像(イ)と同様形式であることから、前記画像
(イ)の加熱目標線P2と同様、液晶面82内の画像の
光不透過面に設定される。尚、ラスタ走査が液晶面82
の下から上に向かって行われる場合には、加熱目標線P
3又はP2を画像の下に持ってきてもよい。
【0020】上記第1実施例の作用及び効果を説明す
る。上記第1実施例によれば、画像立ち上げ完了前にレ
ーザ光を液晶マスクの光不透過面へラスタ照射している
ため、液晶が昇温する。これを図8に示す。同図は、横
軸に時間tを、縦軸に光透過率P(即ち、画像立ち上げ
完了状況)を示し、立上がり曲線Qは従来技術、立上が
り曲線Q1は上記実施例である。同図の立上がり曲線Q
1と立上がり曲線Qとから分かる通り、実施例は従来技
術と比べ、画像立ち上がり時間が大幅に短縮されてい
る。具体的には、従来、約30ミリ秒程度要した画像立
ち上げ時間が、上記実施例によれば、約5〜6ミリ秒程
度短縮している。
【0021】他の実施例を以下項目列挙する。 (1)上記第1実施例における画像(ロ)及び(ハ)で
はレーザ光L11を液晶マスク8の外枠面への直接照射
したが、同位置に液晶電極81以外のレーザ光L11に
より発熱する物体を設け、これにレーザ光L11を照射
してもよい。図5はその実施例を示したものである。レ
ーザ光L11が例えば上から下へ走査される場合、液晶
面82の真上にレーザ光吸収体83を設ける。このレー
ザ光吸収体83は、例えば液晶電極81と同じ材質(I
TO)、アルミニウム、インジウム又はロジウム等のレ
ーザ光L11を吸収する材質又はこれらと他の材料との
混合物からなり、液晶マスク8の表面に貼付又はガラス
とガラスとの間に挟んで設ける。本実施例によれば、発
熱がさらに高まることになるため、液晶はより一層昇温
される。
【0022】 (2)上記第1実施例では、その加熱目標線を、画像
(イ)及び(ニ)ではP2(画像の光不透過面)、他方
画像(ロ)及び(ハ)ではP1(液晶マスクの光不透過
面である非液晶面)としたが、このように画像毎に変更
するのではなく、総てP1としてもよい。また仮に総て
の画像が上記画像(イ)及び(ニ)の形式の場合、P
1又はP2の何方か一方に統一してもよい。但しこの場
合、P2とする方が熱伝導効率から見て有利である。 (2−1)上記実施例では、レーザ光L11は表示部近
傍を照射することになっているが、液晶表示電圧がOF
Fのときは、液晶表示部を直接照射してもよい。 (2−2)複数ワークの連続刻印を実施するときは、各
ワークの刻印と刻印との間に、次ワークの刻印パターン
の液晶コントラストの立ち上がりを良くするために本発
明を利用することができる。
【0023】(3)液晶マスクマーカは上記ラスタ照射
式に限る必要はなく、一括照射式でもよい。この場合に
は、液晶マスク8に刻印情報を表示させる前に、一括照
射を一度行って液晶を昇温させた後、刻印情報で表示さ
せ、再度一括照射を行えばよい。
【0024】(4)画像の早期立ち上げは、画像立ち上
げ時の一定時間のみ、該画像用印加電圧をより高めるこ
とによっても達成できる。そこで、この画像用印加電圧
制御を上記実施例と組み合わせて実施してもよく、この
ようにすることにより、より効果的な画像の早期立ち上
げを達成することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる液
晶マスクマーカの駆動方法は、液晶が昇温すると画像立
ち上がり時間が短縮されることに着目し、画像立ち上げ
に際し、画像立ち上げ完了前に液晶マスクの光不透過
面、液晶マスクに設けたレーザ光吸収体、又は液晶マス
クの液晶面へレーザ光を照射するようにした。これによ
り液晶が昇温し、この昇温によって画像立ち上げ時間の
短縮を図ることができる。また、画像立ち上げ後、刻印
用のレーザ光を発振させるため、刻印精度を高く維持す
ることができる。また従来行われていたヒータ等による
余熱が不要となるため、装置の信頼性及びメインテナン
ス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例なるラスタ照射式液晶マスクマーカの全
体構成図である。
【図2】実施例における液晶マスクの正面図である。
【図3】液晶マスクの部分拡大図である。
【図4】液晶電極の部分拡大図である。
【図5】他の実施例における液晶マスクの正面図であ
る。
【図6】実施例を説明するための4分割画像例である
【図7】実施例における制御器の駆動系への駆動タイミ
ングチャートであり、(a)は第1偏向器のスキャンミ
ラーの駆動タイミングチャート、(b)はレーザ光の発
振タイミングチャート、(c)は液晶マスクへの画像表
示電圧の印加タイミングチャート、(d)は画像の立ち
上がりチャート、(d)は表示画像図である。
【図8】画像立ち上げ状況の説明図である。
【符号の説明】
1・・・・レーザ発振器 6・・・・XY偏向器 8・・・・液晶マスク 81・・・・液晶電極 82・・・・画像(液晶面) 83・・・・レーザ光吸収体 13・・・・ワーク表面 17・・・・制御器 L1・・・・レーザ光 L2・・・・透過レーザ光 P1、P3・・・・非液晶面の加熱目標線 P2・・・・画像内の加熱目標線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−38888(JP,A) 特開 昭64−11088(JP,A) 特開 平6−142951(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/06 B23K 26/00 G02F 1/13 G09G 3/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光をワークに刻印すべきパターン
    情報が与えられる液晶マスクへ照射し、その透過光をワ
    ーク面に照射することにより、該ワーク面に前記画像を
    刻印する液晶マスクマーカにおいて、前記液晶マスクで
    の画像立ち上げに際し、前記レーザ光を、画像立ち上げ
    完了前に液晶マスクの光不透過面へ照射させることを特
    徴とする液晶マスクマーカの駆動方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光をワークに刻印すべきパターン
    情報が与えられる液晶マスクへ照射し、その透過光をワ
    ーク面に照射することにより、該ワーク面に前記画像を
    刻印する液晶マスクマーカにおいて、前記液晶マスクで
    の画像立ち上げに際し、前記レーザ光を、画像立ち上げ
    完了前に液晶マスクに設けたレーザ光吸収体へ照射させ
    ることを特徴とする液晶マスクマーカの駆動方法。
  3. 【請求項3】 レーザ光をワークに刻印すべきパターン
    情報が与えられる液晶マスクへ照射し、その透過光をワ
    ーク面に照射することにより、該ワーク面に前記画像を
    刻印する液晶マスクマーカにおいて、前記液晶マスクで
    の画像立ち上げに際し、前記レーザ光を、画像立ち上げ
    完了前に液晶マスクの液晶面へ照射させることを特徴と
    する液晶マスクマーカの駆動方法。
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