JPH0839283A - レ−ザ照射装置およびその方法 - Google Patents

レ−ザ照射装置およびその方法

Info

Publication number
JPH0839283A
JPH0839283A JP6174375A JP17437594A JPH0839283A JP H0839283 A JPH0839283 A JP H0839283A JP 6174375 A JP6174375 A JP 6174375A JP 17437594 A JP17437594 A JP 17437594A JP H0839283 A JPH0839283 A JP H0839283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser light
scanning
light
reflection mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6174375A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Oka
清 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6174375A priority Critical patent/JPH0839283A/ja
Publication of JPH0839283A publication Critical patent/JPH0839283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は被加工物に対してレ−ザ光を能率
よく照射することができるようにしたレ−ザ照射装置お
よびその方法を提供することにある。 【構成】 被加工物21上でレ−ザ光をX方向とY方向
とに走査させて照射するレ−ザ照射装置において、上記
レ−ザ光を出力するレ−ザ装置11と、このレ−ザ装置
から出力されたレ−ザ光が入射するとともにそのレ−ザ
光を変調信号によって上記X方向とY方向とのどちらか
一方の方向に走査させる光変調器14a〜14cと、こ
の光変調器から出力されたレ−ザ光が入射する反射ミラ
−23と、この反射ミラ−を揺動させて上記レ−ザ光を
上記X方向とY方向との他方の方向に走査させるガルバ
ノメ−タ24とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレ−ザ光を被加工物上
でX方向とY方向とに走査させて照射するレ−ザ照射装
置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物にレ−ザ光を照射し、たとえば
所定のマ−クを形成する場合、パタ−ンが形成されたマ
スクにレ−ザ光を照射し、そのパタ−ンを通過したレ−
ザ光をレンズによって被加工物の表面に投影する方法
と、レ−ザ光を被加工物の表面でスキャニングさせてマ
−キングする方法とがある。
【0003】レ−ザ光をスキャニングさせてマ−キング
する場合、従来は図4に示すように行われていた。同図
中1はたとえばYAGレ−ザなどのレ−ザ装置である。
このレ−ザ装置1から出力されたレ−ザ光Lは第1の反
射ミラ−2に入射する。この第1の反射ミラ−2は第1
のガルバノメ−タ3によって揺動駆動されるようになっ
ている。この第1の反射ミラ−2によるレ−ザ光Lの走
査方向をX方向とする。
【0004】上記第1の反射ミラ−2から出射したレ−
ザ光Lは第2の反射ミラ−4に入射する。この第2の反
射ミラ−4は第2のガルバノメ−タ5によって揺動駆動
されるようになっている。上記第2の反射ミラ−4によ
るレ−ザ光Lの走査方向をY方向とする。
【0005】上記第2の反射ミラ−4から出射したレ−
ザ光Lは集光レンズ6に入射し、この集光レンズ6で集
束されて被加工物7を照射する。したがって、上記第1
の反射ミラ−2と第2の反射ミラ−4とを駆動してレ−
ザ光Lを被加工物7上でX方向とY方向とに走査させれ
ば、この被加工物7にレ−ザ光Lの走査軌跡に応じたマ
−キングを行うことができる。
【0006】ところで、第1、第2の反射ミラ−2、4
を揺動させてレ−ザ光LをX方向とY方向とに走査させ
る場合、その走査速度である、マ−キング速度は上記ミ
ラ−2、4の揺動速度、つまり第1のガルバノメ−タ3
と第2のガルバノメ−タ5との動作速度によって支配さ
れることになる。
【0007】一般に、上記ガルバノメ−タ3、5の動作
速度は100Hz程度であり、レ−ザ装置1のQスイッ
チ周波数は15〜20kHz程度である。そのため、レ
−ザ装置1には高速でマ−キングを行うに十分な能力が
あっても、ガルバノメ−タ3、5の動作速度に制限を受
けてマ−キング速度を上げることができないということ
があった。
【0008】被加工物7上でレ−ザ光Lをラスタスキャ
ンさせてマ−キングする場合、被加工物7上におけるレ
−ザ光LのX方向とY方向との走査方向のうち、どちら
か一方の方向の走査速度を高速化できれば、そのマ−キ
ング速度を上げることが可能である。したがって、X方
向とY方向との走査方向のうち、どちらか一方の走査方
向において、レ−ザ光Lを反射ミラ−の揺動で走査させ
る場合よりも高速で走査できるようにすることが要求さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はレ
−ザ光をX方向とY方向とに走査させる場合、いずれの
方向もガルバノメ−タによって反射ミラ−を揺動させて
行っていたので、その走査速度が制限を受けるというこ
とがあった。
【0010】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、レ−ザ光をX方向とY方
向とに走査させる場合、その2つの方向のうちのどちら
か一方を、ガルバノメ−タによって反射ミラ−を揺動さ
せる場合に比べて十分に高速度で走査させることができ
るようにしたレ−ザ照射装置およびその方法を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたこ
の発明は、被加工物上でレ−ザ光をX方向とY方向とに
走査させて照射するレ−ザ照射装置において、上記レ−
ザ光を出力するレ−ザ装置と、このレ−ザ装置から出力
されたレ−ザ光が入射するとともにそのレ−ザ光を変調
信号によって上記X方向とY方向との一方の方向に走査
させる光変調器と、この光変調器から出力されたレ−ザ
光が入射する反射ミラ−と、この反射ミラ−を揺動させ
て上記レ−ザ光を上記X方向とY方向との他方の方向に
走査させる駆動手段とを具備したことを特徴とするレ−
ザ照射装置にある。
【0012】請求項2に記載されたこの発明は、被加工
物上でレ−ザ光をX方向とY方向とに走査させて照射す
るレ−ザ照射装置において、上記レ−ザ光を出力するレ
−ザ装置と、このレ−ザ装置から出力されたレ−ザ光を
複数に分割する分割光学手段と、この分割光学手段によ
って分割されたレ−ザ光がそれぞれ入射するとともに各
レ−ザ光を変調信号によって上記X方向とY方向との一
方の方向に走査させる複数の光変調器と、各光変調器か
ら出力されたレ−ザ光が入射する反射ミラ−と、この反
射ミラ−を揺動させて上記レ−ザ光を上記X方向とY方
向との他方の方向に走査させる駆動手段とを具備したこ
とを特徴とするレ−ザ照射装置にある。
【0013】請求項6に記載されたこの発明は、被加工
物上でレ−ザ光をX方向とY方向において異なる速度で
走査して照射するレ−ザ照射方法において、上記X方向
とY方向のうち、走査速度が速い方向は変調信号に応じ
て走査方向を変調する光変調器によって上記レ−ザ光を
走査するとともに、遅い方向は反射ミラ−を揺動させて
走査することを特徴とするレ−ザ照射方法にある。
【0014】
【作用】X方向とY方向のうち、どちらか一方の方向の
レ−ザ光の走査を、変調信号によって走査方向を変調す
ることができる光変調器を用いて行うことで、反射ミラ
−を揺動させて走査する他方の方向の走査よりも高速化
することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図3を
参照して説明する。図1はこの発明のレ−ザ照射装置1
0を示し、このレ−ザ照射装置10はYAGレ−ザなど
の連続励起Qスイッチレ−ザ装置11を有する。このレ
−ザ装置11から出力されたレ−ザ光Lは複数の分割光
に分割される。この実施例では、3つのビ−ムスプリッ
タ13によって第1乃至第3の分割光L1 〜L3 に分割
される。
【0016】各ビ−ムスプリッタ13によって分割され
た第1乃至第3の分割光L1 〜L3はそれぞれ第1乃至
第3の光変調器14a〜14cに入射する。この光変調
器14a〜14cとしては、音響光学効果によって分割
光L1 〜L3 の強度と角度を変調することができる音響
光学変調器が用いられている。
【0017】上記各光変調器14a〜14cにはそれぞ
れ第1乃至第3のドライバ15a〜15cが電気的に接
続されている。各ドライバ15a〜15cには制御装置
16から駆動信号が入力され、その駆動信号によって上
記各ドライバ15a〜15cは上記各光変調器14a〜
14cに所定の電力と周波数とを印加するようになって
いる。
【0018】上記各光変調器14a〜14cに印加され
る電力が制御されると、その光変調器から出射する分割
光の強度が変調され、周波数が制御されると、分割光の
出射方向が制御される。分割光の強度の変調は、光変調
器から出射する透過光と回析光との強度を変化させるも
ので、上記光変調器に印加する電力を高くすることで、
回析光の強度を増大させることができる。
【0019】分割光の出射角度の変調は、光変調器から
出射する回析光の角度を制御することで行われ、上記光
変調器に印加する周波数を高くすれば、偏向角度を大き
くできるようになっている。
【0020】各光変調器から出射される回析光の強度と
出射角度、つまり電力と周波数は、上記制御装置16の
メモリに予め設定されたビットマップデ−タに基づいて
制御される。たとえば、図3に示すように、被加工物2
1に文字“A”を白抜きでマ−キングする場合、各分割
光L1 〜L3 が文字“A”の部分を走査するときに、分
割光L1 〜L3 の強度である、回析光の強度が0に近く
なるよう制御される。
【0021】一方、出射角度の制御はつぎのように行わ
れる。つまり、3つの分割光L1 〜L3 は、被加工物2
1上のO点、P点およびQ点の初期位置から+X方向に
沿ってスタ−トし、X方向の全長を走査した時点でスポ
ット径にほぼ等しい距離だけY方向に偏向されて折り返
し、−X方向へ向かうという走査が繰り返えされる。
【0022】X方向とY方向との偏向において、Y方向
は+X方向あるいは−X方向の全長を走査したのち、分
割光のスポット径にほぼ等しい距離だけ+Y方向へ偏向
させればよい。そのため、Y方向に比べてX方向の偏向
速度を高速化することで、マ−キング速度を向上させる
ことができる。
【0023】すなわち、偏向速度を高速化できる光変調
器14a〜14cによる角度変調は上記X方向において
行われる。つまり、各光変調器14a〜14cには、分
割光L1 〜L3 がO点、P点、Q点からスタ−トして+
X方向に向かうときには印加する周波数を増大させ、−
X方向に戻るときに周波数を減少させることで、X方向
に沿う走査が制御される。
【0024】上記各光変調器14a〜14cの出射側に
は規制手段としてのマスク22が配置されている。この
マスク22には、各光変調器14a〜14cからの透過
光を遮断し、回析光(分割光L1 〜L3 )を通過させる
3つのウインド22aが形成されている。
【0025】上記ウインド22aを通過した各分割光L
1 〜L3 は1枚の反射ミラ−23に入射する。この反射
ミラ−23はガルバノメ−タスキャナ24の駆動軸24
aに取り付けられている。この駆動軸24aによって上
記反射ミラ−23が揺動駆動されることで、上記反射ミ
ラ−23で反射した分割光L1 〜L3 はY方向に偏向さ
れるようになっている。なお、上記ガルバノメ−タスキ
ャナ24は、上記制御装置16からの駆動信号によって
駆動される。
【0026】上記反射ミラ−23で反射した分割光L1
〜L3 はそれぞれ集光レンズ25によって集束されて上
記被加工物21を照射するようになっている。上記集光
レンズ25としてはリレ−レンズが用いられる。それに
よって、入射位置が異なる3つの分割光L1 〜L3 を、
それぞれ上記被加工物21の上面のY方向において異な
る位置に集束できる。
【0027】このような構成のレ−ザ照射装置11によ
って被加加工物21に文字“A”を白抜きでマ−キング
する場合、制御装置16によって動作を開始させると、
レ−ザ装置10からレ−ザ光Lが出力される。このレ−
ザ光Lはビ−ムスプリッタ13によって3つの分割光L
1 〜L3 に分割され、各分割光L1 〜L3 はそれぞれ変
調器14a〜14cに入射する。
【0028】このとき、各光変調器14a〜14cで発
生する透過光は、マスク22のウインド22aを通過す
ることができないから、透過光によって被加工物21が
照射されることがない。
【0029】変調器14a〜14cから出射した回析
光、つまり分割光L1 〜L3 はマスク22のウインド2
2aを通過して反射ミラ−23で反射し、集光レンズ2
5で集束されて被加工物21を照射する。
【0030】上記変調器14a〜14cに印加する周波
数とガルバノメ−タスキャナ24に印加される電流とが
初期値の状態では、各分割光L1 〜L3 は被加工物21
のO点、P点およびQ点をそれぞれ所定の大きさのスポ
ットで照射する。
【0031】ついで、3つの変調器14a〜14cに印
加される周波数が徐々に増大する。それによって、各変
調器14a〜14cから出射する分割光L1 〜L3 の出
射角度が漸次増大するから、分割光L1 〜L3 はO点、
P点およびQ点から+X方向へ向かって走査する。分割
光L1 〜L3 の出射角は図1にαで示す方向に変化す
る。
【0032】各分割光L1 〜L3 が+X方向の終点に到
達すると、反射ミラ−23がガルバノメ−タスキャナ2
4によって所定角度駆動され、各分割光L1 〜L3 をそ
のスポット径Sとほぼ同じ距離だけ+Y方向へ移動させ
る。その状態で各変調器14a〜14cに印加された周
波数が徐々に低くなるよう制御され、各変調器14a〜
14cから出射する分割光L1 〜L3 の出射角度が減少
していく。
【0033】したがって、各分割光L1 〜L3 は+X方
向から−X方向へ向かって偏向され、その方向の末端ま
で到達すると、反射ミラ−23がさらに所定角度駆動さ
れて各分割光L1 〜L3 をそのスポット径とほぼ同じ距
離だけ+Y方向へ移動させる。ついで、各変調器14a
〜14cに印加される周波数が増大されることで、各分
割光L1 〜L3 は+X方向に偏向されるということが繰
り返され、各分割光L1 〜L3 は図2に示すように被加
工物21の3つのエリアA1 〜A3 のうちの1つを、そ
れぞれ走査することになる。
【0034】分割光L1 〜L3 が文字“A”の箇所を走
査するとき、光変調器14a〜14cに印加された電圧
が除去される。それによって、光変調器14a〜14c
から出射する回析光である、分割光L1 〜L3 の強度が
ほぼ0になるから、被加工物21は文字“A”以外の部
分だけが変質させられる。つまり、文字“A”を白抜き
でマ−キングすることができる。
【0035】光変調器14a〜14cは40kHz以上
の周波数で動作させることが可能である。そのため、分
割光L1 〜L3 のX方向に沿う偏向速度を、ガルバノメ
−タスキャナ24によって反射ミラ−23を揺動させる
場合に比べ十分に高速化することができる。
【0036】分割光L1 〜L3 のY方向に沿う偏向は反
射ミラ−23を揺動させて行うため、高速化に限界があ
る。しかしながら、Y方向の1回当たりの偏向距離は、
X方向の1回当たりの偏向距離に比べて小さいから、Y
方向の偏向速度が低くても、全体のマ−キング速度に大
きく影響を及ぼすことはない。つまり、一方向の偏向速
度を向上させることができれば、全体のマ−キング速度
を十分に向上させることができる。
【0037】なお、各分割光L1 〜L3 が文字“A”の
箇所を走査するときに、それら分割光の強度がほぼ0に
なるよう、制御すれば、上記文字“A”の部分だけを変
質させることができ、その点は制御装置16に設定され
るビットマップデ−タによって変更することができる。
【0038】一方、被加工物21が金属である場合、こ
の被加工物21を分割光L1 〜L3によって照射するこ
とで、表面焼き入れや焼きなましなど、種々の熱処理を
行うことができる。しかも、その熱処理は、各分割光L
1 〜L3 の強度を変調することで、熱処理温度の調節が
容易である。つまり、この発明のレ−ザ照射装置10
は、被加工物21に対してマ−キングだけでなく熱処理
も行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、被加工物
上でレ−ザ光をX方向とY方向とに走査させて照射する
場合、X方向とY方向とのどちらか一方の方向の変調
を、変調信号によって動作する光変調器で行い、他方の
方向の変調を反射ミラ−を揺動させて行うようにした。
【0040】光変調器は、反射ミラ−を揺動させる場合
に比べて動作周波数を十分に高くすることができるか
ら、この光変調器による走査方向の変調を高速化でき、
それによってレ−ザ光の照射能率を向上させることがで
きる。とくに、レ−ザ光を2方向に走査させる場合で、
一方向の走査距離が他方向に比べて長いとき、その長い
方向の偏向を上記光変調器で制御すれば、照射速度をよ
り一層、向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】同じく被加工物を3つのエリアに分けてレ−ザ
光を照射する説明図。
【図3】同じく被加工物に文字“A”をマ−キングする
説明図。
【図4】従来のレ−ザ照射装置の説明図。
【符号の説明】
11…レ−ザ装置、13…ビ−ムスプリタ、14a〜1
4c…光変調器、16…制御装置、21…被加工物、2
2…マスク、23…反射ミラ−、24…ガルバノメ−
タ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物上でレ−ザ光をX方向とY方向
    とに走査させて照射するレ−ザ照射装置において、 上記レ−ザ光を出力するレ−ザ装置と、 このレ−ザ装置から出力されたレ−ザ光が入射するとと
    もにそのレ−ザ光を変調信号によって上記X方向とY方
    向とのどちらか一方の方向に走査させる光変調器と、 この光変調器から出力されたレ−ザ光が入射する反射ミ
    ラ−と、 この反射ミラ−を揺動させて上記レ−ザ光を上記X方向
    とY方向との他方の方向に走査させる駆動手段とを具備
    したことを特徴とするレ−ザ照射装置。
  2. 【請求項2】 被加工物上でレ−ザ光をX方向とY方向
    とに走査させて照射するレ−ザ照射装置において、 上記レ−ザ光を出力するレ−ザ装置と、 このレ−ザ装置から出力されたレ−ザ光を複数に分割す
    る分割光学手段と、 この分割光学手段によって分割されたレ−ザ光がそれぞ
    れ入射するとともに各レ−ザ光を変調信号によって上記
    X方向とY方向とのどちらか一方の方向に走査させる複
    数の光変調器と、 各光変調器から出力されたレ−ザ光が入射する反射ミラ
    −と、 この反射ミラ−を揺動させて上記レ−ザ光を上記X方向
    とY方向との他方の方向に走査させる駆動手段とを具備
    したことを特徴とするレ−ザ照射装置。
  3. 【請求項3】 上記光変調器は、音響光学効果を利用し
    た音響光学変調器であることを特徴とする請求項1ある
    いは請求項2に記載のレ−ザ照射装置。
  4. 【請求項4】 上記音響光学変調器の出射側には透過光
    を遮断し回析光を通過させる規制手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載のレ−ザ照射装置。
  5. 【請求項5】 上記音響光学変調器には、この音響光学
    変調器から出射される回析光の強度変調と角度変調を行
    うための駆動信号を出力する制御装置が接続されている
    ことを特徴とする請求項3記載のレ−ザ照射装置。
  6. 【請求項6】 被加工物上でレ−ザ光をX方向とY方向
    において異なる速度で走査して照射するレ−ザ照射方法
    において、 上記X方向とY方向のうち、走査速度が速い方向は変調
    信号に応じて走査方向を変調する光変調器によって上記
    レ−ザ光を走査するとともに、遅い方向は反射ミラ−を
    揺動させて走査することを特徴とするレ−ザ照射方法。
JP6174375A 1994-07-26 1994-07-26 レ−ザ照射装置およびその方法 Pending JPH0839283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6174375A JPH0839283A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 レ−ザ照射装置およびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6174375A JPH0839283A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 レ−ザ照射装置およびその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0839283A true JPH0839283A (ja) 1996-02-13

Family

ID=15977519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6174375A Pending JPH0839283A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 レ−ザ照射装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0839283A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037564A (en) * 1998-03-31 2000-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for scanning a beam and an apparatus therefor
JP2005153013A (ja) * 2003-10-31 2005-06-16 Seiko Epson Corp 基板の加工方法、マイクロレンズシートの製造方法、透過型スクリーン、プロジェクタ、表示装置並びに基板の加工装置
JP2016093826A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 キヤノンマシナリー株式会社 微細周期構造の形成方法および形成装置
JP2020157375A (ja) * 2019-03-22 2020-10-01 ビアメカニクス株式会社 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037564A (en) * 1998-03-31 2000-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for scanning a beam and an apparatus therefor
JP2005153013A (ja) * 2003-10-31 2005-06-16 Seiko Epson Corp 基板の加工方法、マイクロレンズシートの製造方法、透過型スクリーン、プロジェクタ、表示装置並びに基板の加工装置
JP4729883B2 (ja) * 2003-10-31 2011-07-20 セイコーエプソン株式会社 基板の加工方法、マイクロレンズシートの製造方法、透過型スクリーン、プロジェクタ、表示装置並びに基板の加工装置
JP2016093826A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 キヤノンマシナリー株式会社 微細周期構造の形成方法および形成装置
JP2020157375A (ja) * 2019-03-22 2020-10-01 ビアメカニクス株式会社 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2701183B2 (ja) 液晶マスク式レーザマーカ
JPH11500962A (ja) レーザ彫刻機
US5198843A (en) Optical marking system having marking mode selecting function
JPH10193156A (ja) マルチヘッドレーザ彫刻機
WO1995015833A1 (fr) Procede et dispositif de marquage en couleurs par laser
JPH1133752A (ja) レーザによる光学材料のマーキング方法及びマーキング装置
JPH10305384A (ja) レーザ加工装置
CN115319295A (zh) 一种激光加工装置
JP3463281B2 (ja) 多軸レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JPH0839283A (ja) レ−ザ照射装置およびその方法
JPH0693402B2 (ja) レ−ザ・トリミング方法及び同トリミング装置
JP4132164B2 (ja) レーザ穴明け加工装置
US4363539A (en) Photohead with flashing beam
JP2005262219A (ja) レーザ加工装置及びレーザ描画方法
JP3237832B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ穴あけ加工方法
JP2001001171A (ja) 表示基板用レーザ加工装置
JP3185660B2 (ja) マーキング方法および装置
JP3263517B2 (ja) 液晶マスクマーカの駆動方法
JP2541501B2 (ja) レ―ザマ―キング方法
JP2002224865A (ja) レーザマーキング装置
JPH0318491A (ja) レーザ印字装置
JPS6139377B2 (ja)
JP2001079674A (ja) マーキング装置
JP2002252402A (ja) レーザ発振器およびそのレーザパルス制御方法
JPH07246482A (ja) レーザマーキング装置