JP2001001171A - 表示基板用レーザ加工装置 - Google Patents

表示基板用レーザ加工装置

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JP2001001171A
JP2001001171A JP11177843A JP17784399A JP2001001171A JP 2001001171 A JP2001001171 A JP 2001001171A JP 11177843 A JP11177843 A JP 11177843A JP 17784399 A JP17784399 A JP 17784399A JP 2001001171 A JP2001001171 A JP 2001001171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大形表示基板の平行等間隔パターン部と斜めパ
ターン部とを有する電極パターンの加工において、斜め
パターン部の加工に時間がかかっていたのを改善し全体
の処理時間を速める。 【解決手段】加工対象のフラットパネル表示基板6の平
行パターン部を加工する固定光学部2と、時間のかかる
斜めパターン部を加工する高速処理可能のガルバノメー
タスキャン部5と、レーザ光を出射するレーザ発振器1
と、表示基板6を載置するXYステージ4と、各部を制
御して表示基板6の電極パターンを生成する制御部6と
で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示基板用レーザ加
工装置に関し、特に液晶ディスプレイパネルあるいはプ
ラズマディスプレイパネル基板などの大形なフラットパ
ネル表示基板で電極パターンに斜めパターンを有する電
極パターンの加工に用いるレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フラットパネル表示基板の電極パターン
は、液晶ディスプレイなどを駆動するための電極で、2
枚の表示基板を電極パターンが交叉するように重ね合わ
せた時、電極パターンが交叉する点が画素となる。一般
にこの種フラットパネル表示基板は大形で画素数が多く
なる。従って電極パターンは、例えば長さが400〜
1,000mmで1000本程度となり、またパターン
幅は50〜500μmである。
【0003】このフラットパネル表示基板のレーザ光を
用いた従来の電極パターニング加工法を説明する。フラ
ットパネル表示基板の最終電極パターンは、図4(a)
平面図、(b)断面図に示すようにガラス基板上に電極
薄膜をストライプ状に形成したもので、加工する前は
(c)平面図、(d)断面図に示すように全面に薄膜を
塗布あるいは蒸着したものである。薄膜材としては、通
常ITO、アルミ、銀等が用いられ、膜厚は0.1〜1
μm程度である。
【0004】この電極パターンを形成するために、湿式
のフォトリソグラフィ法に代わってより扱い易いドライ
プロセスであるレーザ光による加工法が適用され始めて
いる。図5にそのようなレーザ加工装置の代表的構成例
を示す。レーザ発振器11、固定光学部12、XYステ
ージ14、制御部16とから成り、加工対象のフラット
パネル表示基板はXYステージ14上に載置される。ま
た、固定光学部12はアッテネータ121、ビームエキ
スパンダ122、ミラー123、集光レンズ124から
成り、所望のターン加工幅、つまりレーザ光のスポット
径に応じて、ビームエキスパンダの倍率と集光レンズの
焦点距離が選択される。
【0005】通常パターン幅は、50〜500μmの範
囲である。加工方法はレーザ光を出しながら、たとえば
X方向にステージを走査して1ラインを加工し終えた
ら、レーザ光をOFFにしてY方向に送り、レーザ光を
再度ONして次のラインを順次同様に加工していくとい
うものである。
【0006】また、小型基板のパターン加工用としてガ
ルバノメータスキャン型レーザ加工装置があり、例えば
厚膜ハイブリッドICや抵抗モジュールのパターントリ
ミング、あるいは金属表面などに英数字などを印字する
マーキングに用いられている。このガルバノメータスキ
ャン型レーザ加工装置は、ガルバノメータの回転軸上に
取付けられたX軸用とY軸用との2枚のミラーの回転を
利用しレーザ光を二次元に走査するもので、加工する基
板は固定されミラーの回転により走査するので加工処理
が高速化される特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電極パターンが図4に
示したように単純な平行等間隔のものだけであればよい
が、図2に示すように斜めパターンが存在する場合があ
り、この場合従来のレーザ加工装置では斜めパターンの
部分の処理速度が非常に遅くなるという問題が発生す
る。この電極パターンの平行パターン部は有効画素部と
なり、斜めパターン部は電極パターンを外部回路へ接続
するためのリード線に相当する部分でその長さは平行パ
ターンに比べて極めて短い。通常、平行等間隔パターン
部の長さは400〜1000mmあり、これを400m
m/秒のステージ速度で加工した場合、1〜2.5秒か
かる。そして、ライン数は1000本程度とすると合計
で約17〜42分かかる。一方、斜めパターン部の長さ
は5〜10mm程度しかないが、これを従来のXYステ
ージで加工すると、最大速度は約10mm/秒程度しか
上がらないので、1ライン当たり0.5〜1.0秒かか
り、1000本合計で8〜17分を要し、基板全体の加
工時間の略1/3を占めてしまうことになる。
【0008】また、ガルバノメータスキャン型は、処理
速度は極めて速いが、小型基板に適用するものであり、
大形基板のフラットパネル表示基板に適用することは困
難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の表示基板用レー
ザ加工装置は、フラットパネル表示基板(以下表示基板
という)の表面上に複数ラインを平行等間隔で並べた平
行パターン部とこの平行パターン部の各ラインに続く複
数ラインを斜め方向に並べた斜めパターン部とを有する
電極パターンを生成するレーザ加工装置において、レー
ザ光を出射するレーザ発振器と、前記レーザ光を入射し
て前記平行パターン部を生成するための固定光学部と、
前記レーザ光を前記固定光学部を介し入射し前記斜めパ
ターン部を生成するためのガルバノメータスキャン部
と、前記表示基板を載置し二次元移動するXYステージ
と、前記固定光学部と前記ガルバノメータスキャン部と
前記XYステージとを制御する制御部とを備えている。
【0010】前記固定光学部は、入射した前記レーザ光
を最適パワーに調整するアッテネータと、前記アッテネ
ータの出力光を拡大し平行ビームにするビームエキスパ
ンダと、前記ビームエキスパンダの出力光即ちレーザ光
を前記表示基板方向に反射させるかあるいは、前記カル
バノメータスキャン部方向に通過させるか切換える角度
可変式の可動ミラーと、前記可動ミラーで反射したレー
ザ光を前記表示基板のパターン面に集光させるレンズと
を備え、前記ガルバノメータスキャン部は、前記固定光
学部からのレーザ光を入射し前記表示基板方向に反射さ
せると同時にXY方向および斜め方向に走査させるX方
向用ミラーとY方向用ミラーとを1組みとしたスキャナ
ミラーと、前記スキャナミラーで反射したレーザ光を前
記表示基板のパターン面に集光する入射光が広角なfθ
レンズとを備え、前記制御部は、前記レーザ発振器のレ
ーザ光をオンとし、前記XYステージを平行パターン部
第1ラインの始点からX方向に走査し第1ライン終点に
達した時に前記レーザ発振器のレーザ光をオフとし同時
に前記可動ミラーを反射方向から通過方向に切換え、X
Yステージを逆のX方向に移動させ前記第1ライン終点
とあらかじめ設定された前記ガルバノメータスキャン部
のレーザスポット位置とが一致した時に前記レーザ発振
器をオンとし前記スキャンミラーを操作してレーザ光を
斜め方向に走査させ前記平行パターン部第1ラインに続
く斜めパターン部第1ラインを生成し、これが終了した
時点で前記レーザ発振器のレーザ光をオフとし前記XY
ステージを第2ライン位置までY方向に移動させ第2ラ
インを第1ラインの走査方向とは逆の走査方向で生成し
て行き、更に第3ライン以降も第1ラインおよび第2ラ
インの生成過程と同様な方法で生成して行う一連の制御
手段を備えてそれぞれ構成しても良い。
【0011】また、前記制御部は、前記レーザ発振器の
レーザ光をオンとし、前記XYステージを平行パターン
部第1ラインの始点からX方向に走査し第1ライン終点
に達した時に前記レーザ発振器のレーザ光をオフとし、
次に前記XYステージを第2ラインの位置までY方向に
移動し、移動後前記レーザ発振器のレーザ光をオンとし
前記XYステージを逆方向の左X方向に走査し第2ライ
ンを生成し、続いて第3ラインから最後尾ラインまでを
同様に連続して生成し、前記XYステージが最後尾ライ
ンの終点に達したときに前記レーザ発振器のレーザ光を
オフとし同時に前記可動ミラーを反射方向から通過方向
に切換え、平行パターン部第1ラインに続く斜めパター
ン第1ラインの始点位置とあらかじめ設定された前記ガ
ルバノメータスキャン部のレーザスポット位置とが一致
するように前記XYステージをXY方向に移動させ移動
後前記レーザ発振器のレーザ光をオンとし前記スキャナ
ミラーを操作してレーザ光を斜め方向に走査させ斜めパ
ターン第1ラインを生成し、生成後前記レーザ発振器の
レーザ光をオフとしレーザ光のスポット位置を斜めのパ
ターン第2ラインの位置まで移動し前記レーザー発振器
のレーザ光をオンとして第1ラインとは逆の走査方向で
第2ラインを生成し、第3ライン以降最後尾ラインまで
同様に前記スキャナミラーを操作して連続して生成する
一連の制御手段を備えて構成しても良い。
【0012】また、前記XYステージは、前記フラット
パネル表示基板を載置するXステージと前記固定光学部
と前記ガルバノメータスキャン部とを搭載するYステー
ジとを備える構成としても良い。
【0013】更に、前記固定光学部は、前記ビームエキ
スパンダの後方にしレーザ光を結像光学系にするスリッ
ト部材を備える構成としても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態例
を示す構成図、図2は図1のフラットパネル表示基板の
平面図、図3は他の実施の形態例を示す構成図である。
【0015】図1において、本発明の表示基板用レーザ
加工装置は、レーザ光を出射するレーザ発振器1と、レ
ーザ光を入射して平行パターン部を生成する固定光学部
2と、レーザ光を固定光学部を介し入射し斜めパターン
部を生成するガルバノメータスキャン部5と、フラット
パネル表示基板3を載置し二次元移動するXYステージ
4と、固定光学部1と前記ガルバノメータスキャン部2
とXYステージ4とを電気的信号を介し制御し電極パタ
ーンを生成する制御部6とで構成される。
【0016】レーザ発振器1は、通常はYAGレーザの
基本波や第2高調波が用いられるが、加工対象材料によ
っては第3高調波や第4高調波、あるいはエキシマレー
ザが使用される。レーザ光出射口にはシャッタが設けら
れており制御部6からの制御信号によりレーザ光をオン
オフする。
【0017】固定光学部2は、レーザ発振器1から出た
レーザ光を加工対象のフラットパネル表示基板3に集光
する働きを有する。この固定光学部は、入射したレーザ
光を最適パワーに調整するアッテネータ21と、アッテ
ネータ21の出力光を拡大すると共に平行ビームにする
ビームエキスパンダ22と、ビームエキスパンダ22の
出力光即ちレーザ光を表示基板6方向に反射させるかあ
るいはガルバノメータスキャン部5に方向通過させるか
切換える角度可変式の可動ミラー23と、可動ミラー2
3で反射したレーザ光を表示基板6のパターン面に集光
させる集光レンズ24とで構成されている。このレンズ
24の焦点距離と、先のビームエキスパンダ22との組
み合わせで集光ビームの大きさが決まり、パターン幅が
決定される。
【0018】ガルバノメータスキャン部5は、固定光学
部1からのレーザ光を入射し表示基板6方向に反射させ
ると同時にXY方向および斜め方向に走査させるXスキ
ャナミラー51とYスキャナミラー52とを1組みとし
たスキャナミラーと、このスキャナミラーで反射したレ
ーザ光を表示基板6のパターン面に集光する入射光が広
角なfθレンズ53とで構成されている。
【0019】制御部6は、操作部、コンピュータ、制御
信号送受部などで構成され(図示せず)、電気的制御信
号を介し各部を制御して自動的に表示基板6に電極パタ
ーンを生成するものである。
【0020】次に図2を参照して動作について説明す
る。図2はフラットパネル表示基板の正面図で電極パタ
ーンの一部を示したものである。パネルの有効画素部と
なる平行等間隔の平行パターン部31と、画素に関係し
ない斜めパターン部32とがある。斜めパターン部32
は必ずしも平行等間隔ではない。全面に電極用薄膜が塗
布されたガラス基板から、レーザ光を用いてこのような
電極パターンに加工するために、次のような手順で行
う。
【0021】まず、固定光学部1を用いて、ライン1の
AB間をXYステージ4をX方向に走査させて直線加工
する。斜めのBC及びDE間はガルバノメータスキャン
部5を用いて斜め加工する。この時XYステージ4は動
かす必要はない。次に、XYステージ4をY方向にステ
ップ送りし、固定光学部1を用いて、ライン2のEF間
をXステージの走査により直線加工する。このようにし
て次々と全面に渡って同様に加工を繰り返して1枚の基
板を加工する。
【0022】この一連の加工処理は制御部6が各部を制
御して行うので、制御部6の制御動作について以下説明
する。先ずレーザ発振器1のレーザ光をオンとし、XY
ステージ4を表示基板6の平行パターン部31のライン
1の始点Aから右X方向に走査しライン1終点Bに達し
た時にレーザ発振器1のレーザ光をオフとし、同時に可
動ミラー23を反射方向から通過方向に切換え、続いて
XYステージ4を逆のX方向に移動させて、ライン1終
点Bの位置があらかじめ設定されたガルバノメータスキ
ャン部5のレーザスポット位置と一致した時にレーザ発
振器1をオンとしスキャナミラー51、52を操作して
レーザ光を斜め方向にC点まで走査させてライン1を生
成する。これが終了した時点でレーザ発振器1のレーザ
発振器1のレーザ光を一旦オフとしXYステージ4をラ
イン2の位置D点までY方向に移動させ、ライン2をラ
イン1の走査方向とは逆の走査方向でF点まで走査して
生成し、更にライン3以降もライン1およびライン2の
生成過程と同様な方法で生成する。
【0023】また、制御部6は平行パターン部31の直
線加工をまとめて行い、次に斜めのパターン部32の斜
め線加工をまとめて行うようにしても良い。この場合可
動ミラー23の切換え動作が1回で済み、XYステージ
4の移動量も少なくて済み処理速度が速くなる。この場
合の制御部6の制御動作を以下に説明する。
【0024】先ず前記レーザ発振器1のレーザ光をオン
とし、XYステージ4を右方向に移動を開始させて、平
行パターン部31のライン1のA点からX方向に走査し
B点に達した時にレーザ発振器1のレーザ光をオフとし
XYステージ4をライン2のE点までY方向に移動し、
移動後レーザ発振器1のレーザ光をオンとしXYステー
ジ4を逆方向の左X方向にF点まで走査しライン2を生
成し、続いて第3ラインから最後尾ラインまでを同様に
連続して生成する。
【0025】XYステージ4が最後尾ラインの終点に達
した時にレーザ発振器1のレーザ光をオフとし同時に可
動ミラー23を反射方向から通過方向に切換え、平行パ
ターン部31のライン1のB点とあらかじめ設定された
ガルバノメータスキャン部5のレーザスポット位置とが
一致するようにXYステージ4をXY方向に移動させ
る。そしてレーザ発振器1のレーザ光をオンとしスキャ
ナミラー51、52を操作して、レーザ光を斜め方向に
C点まで走査させ斜めパターン32のライン1を生成
し、生成後レーザ発振器1のレーザ光を一旦オフとしレ
ーザ光のスポット位置を斜めパターンのライン2の位置
まで移動し、レーザ発振器1のレーザ光をオンとして第
1ラインとは逆の走査方向でE点まで走査しライン2を
生成する。ライン3以降最後尾ラインまで同様にスキャ
ナミラー51、52を操作して連続して生成する。
【0026】また、固定光学部2は、ビームエキスパン
ダ22の後方にレーザ光を結像光学系とするスリット部
材を備えるようにしても良く、このようにするとレーザ
光のパワーは減づるがパターン幅のエッジの切れが良く
なり微細パターンの加工が可能となる。
【0027】また、XYステージ4は、フラットパネル
表示基板3を搭載するXステージと固定光学部2とガル
バノメータスキャン部5とを搭載するYステージとを分
けて備えるようにしても良い。この他の実施例の構成を
図3を示す。図3において、表示基板3を載置するXス
テージ10と固定光学部7とガルバノメータスキャン部
8とを搭載するYステージ9とからXYステージが構成
されている。各部は図1に示した実施例のものと構造に
おいては相違するものもあるが、機能については同様で
ある。このようにすると、基板サイズが大きくなるほど
ステージサイズを小型化できる特徴がある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示基板
用レーザ加工装置は、平行等間隔パターンを従来の固定
光学系が処理し、処理時間のかかる斜めパターン部を処
理速度の速いガルバノメータスキャン型を用いて処理す
るので全体処理速度を速める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す構成図である。
【図2】図1におけるフラットパネル表示基板の正面図
である。
【図3】他の実施の形態例を示す構成図である。
【図4】一般的表示基板のパターニングを説明する正面
図である。
【図5】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2、7 固定光学部 3 フラットパネル表示基板 4 XYステージ 5、8 ガルバノメータスキャン部 6 制御部 9 Yステージ 10 Xステージ 21 アッテネータ 22 ビームエキスパンダ 23 可動ミラー 24 集光レンズ 51 Xスキャナミラー 52 Yスキャナミラー 53 fθレンズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B23K 101:36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットパネル表示基板(以下表示基板
    という)の表面上に複数ラインを平行等間隔で並べた平
    行パターン部とこの平行パターン部の各ラインに続く複
    数ラインを斜め方向に並べた斜めパターン部とを有する
    電極パターンを生成するレーザ加工装置において、レー
    ザ光を出射するレーザ発振器と、前記レーザ光を入射し
    て前記平行パターン部を生成するための固定光学部と、
    前記レーザ光を前記固定光学部を介し入射し前記斜めパ
    ターン部を生成するためのガルバノメータスキャン部
    と、前記表示基板を載置し二次元移動するXYステージ
    と、前記固定光学部と前記ガルバノメータスキャン部と
    前記XYステージとを制御する制御部とを備えることを
    特徴とする表示基板用レーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記固定光学部は、入射した前記レーザ
    光を最適パワーに調整するアッテネータと、前記アッテ
    ネータの出力光を拡大し平行ビームにするビームエキス
    パンダと、前記ビームエキスパンダの出力光即ちレーザ
    光を前記表示基板方向に反射させるかあるいは、前記ガ
    ルバノメータスキャン部方向に通過させるか切換える角
    度可変式の可動ミラーと、前記可動ミラーで反射したレ
    ーザ光を前記表示基板のパターン面に集光させるレンズ
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の表示基板用
    レーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記ガルバノメータスキャン部は、前記
    固定光学部からのレーザ光を入射し前記表示基板方向に
    反射させると同時にXY方向および斜め方向に走査させ
    るX方向用ミラーとY方向用ミラーとを1組みとしたス
    キャナミラーと、前記スキャナミラーで反射したレーザ
    光を前記表示基板のパターン面に集光する入射光の広角
    なfθレンズとを備えることを特徴とする表示基板用レ
    ーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記レーザ発振器のレー
    ザ光をオンとし、前記XYステージを平行パターン部第
    1ラインの始点からX方向に走査し第1ライン終点に達
    した時に前記レーザ発振器のレーザ光をオフとし同時に
    前記可動ミラーを反射方向から通過方向に切換え、XY
    ステージを逆のX方向に移動させ前記第1ライン終点と
    あらかじめ設定された前記ガルバノメータスキャン部の
    レーザスポット位置とが一致した時に前記レーザ発振器
    をオンとし前記スキャナミラーを操作してレーザ光を斜
    め方向に走査させ前記平行パターン部第1ラインに続く
    斜めパターン部第1ラインを生成し、これが終了した時
    点で前記レーザ発振器のレーザ光をオフとし前記XYス
    テージを第2ライン位置までY方向に移動させ第2ライ
    ンを第1ラインの走査方向とは逆の走査方向で生成して
    行き、更に第3ライン以降も第1ラインおよび第2ライ
    ンの生成過程と同様な方法で生成して行う一連の制御手
    段を備えることを特徴とする請求項3記載の表示基板用
    レーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記レーザ発振器のレー
    ザ光をオンとし、前記XYステージを平行パターン部第
    1ラインの始点からX方向に走査し第1ライン終点に達
    した時に前記レーザ発振器のレーザ光をオフとし、次に
    前記XYステージを第2ラインの位置までY方向に移動
    し、移動後前記レーザ発振器のレーザ光をオンとし前記
    XYステージを逆方向の左X方向に走査し第2ラインを
    生成し、続いて第3ラインから最後尾ラインまでを同様
    に連続して生成し、前記XYステージが最後尾ラインの
    終点に達したときに前記レーザ発振器のレーザ光をオフ
    とし同時に前記可動ミラーを反射方向から通過方向に切
    換え、平行パターン部第1ラインに続く斜めパターン第
    1ラインの始点位置とあらかじめ設定された前記ガルバ
    ノメータスキャン部のレーザスポット位置とが一致する
    ように前記XYステージをXY方向に移動させ移動後前
    記レーザ発振器のレーザ光をオンとし前記スキャナミラ
    ーを操作してレーザ光を斜め方向に走査させ斜めパター
    ン第1ラインを生成し、生成後前記レーザ発振器のレー
    ザ光をオフとしレーザ光のスポット位置を斜めのパター
    ン第2ラインの位置まで移動し前記レーザー発振器のレ
    ーザ光をオンとして第1ラインとは逆の走査方向で第2
    ラインを生成し、第3ライン以降最後尾ラインまで同様
    に前記スキャナミラーを操作して連続して生成する一連
    の制御手段を備えることを特徴とする請求項3記載の表
    示基板用レーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 前記XYステージは、前記フラットパネ
    ル表示基板を載置するXステージと前記固定光学部と前
    記ガルバノメータスキャン部とを搭載するYステージと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の表示基板用レ
    ーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 前記固定光学部は、前記ビームエキスパ
    ンダの後方にしレーザ光を結像光学系にするスリット部
    材を備えることを特徴とする請求項2,3,4あるいは
    5記載の表示基板用レーザ加工装置。
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