JP3524855B2 - レーザ照射装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ照射装置及びレーザ加工方法

Info

Publication number
JP3524855B2
JP3524855B2 JP2000270013A JP2000270013A JP3524855B2 JP 3524855 B2 JP3524855 B2 JP 3524855B2 JP 2000270013 A JP2000270013 A JP 2000270013A JP 2000270013 A JP2000270013 A JP 2000270013A JP 3524855 B2 JP3524855 B2 JP 3524855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanner
laser beam
laser
optical axis
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000270013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002079393A (ja
Inventor
次郎 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000270013A priority Critical patent/JP3524855B2/ja
Publication of JP2002079393A publication Critical patent/JP2002079393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3524855B2 publication Critical patent/JP3524855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ照射装置に
関し、特に高速で、かつ広い範囲にレーザビームを照射
するのに適したレーザ照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光源から出射されたレーザビーム
の光軸をガルバノスキャナで振り、照射対象物の所定の
領域内にレーザビームを照射することができる。照射可
能領域内の所望の点にレーザビームを集光し、穴開け加
工等を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レーザ加工の微細化が
進むに従って、レーザビーム照射位置の精度の向上が求
められている。ところが、一般的に位置精度の向上は、
スキャン速度の低下につながる。
【0004】本発明の目的は、スキャン速度を低下させ
ることなく位置精度の向上を図ることが可能なレーザ照
射装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、レーザ光源と、前記レーザ光源から出射したレーザ
ビームの光軸を、ある角度の範囲内で振る第1のスキャ
ナと、前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビー
ムが入射し、入射したレーザビームの光軸を、ある角度
の範囲内で振る第2のスキャナと、前記第2のスキャナ
で光軸を振られたレーザビームの照射される位置にレー
ザ照射対象物を保持する保持手段とを有し、前記第1の
スキャナのみによりレーザビームの光軸を振ったときに
レーザビームを照射可能な領域が、前記第2のスキャナ
のみによりレーザビームの光軸を振ったときにレーザビ
ームを照射可能な領域よりも狭く、前記第1のスキャナ
のスキャン速度が、前記第2のスキャナのスキャン速度
よりも速いレーザ照射装置が提供される。
【0006】第1のスキャナ及び第2のスキャナによ
り、レーザビームの照射位置を、加工対象物の表面内で
移動させることができる。例えば、第1のスキャナを高
速スキャン可能なものとすると、レーザビームの照射位
置を高速に移動させることができる。第2のスキャナを
広角にスキャン可能なものとすると、レーザビームの照
射位置を広い範囲内で移動させることができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】本発明の他の観点によると、レーザ光源か
ら出射されたレーザビームを、第1のスキャナ、及び該
第1のスキャナよりもスキャン速度が遅く、かつスキャ
ン範囲の広い第2のスキャナを通して加工対象物上に集
光し、レーザ加工を行うレーザ加工方法であって、レー
ザビームの照射位置が加工対象物上の被加工点に近づく
ように前記第2のスキャナを動作させる工程と、前記第
2のスキャナの動作によりレーザビームの照射位置と前
記被加工点とのずれがあるしきい値以下になったとき、
前記第1のスキャナを動作させて前記第2のスキャナに
より画定されるレーザビームの照射位置と前記被加工点
とのずれを補償しながらレーザビームを照射する工程と
を有するレーザ加工方法が提供される。
【0012】高速の第1のスキャナを動作させて第2の
スキャナにより画定されるレーザビームの照射位置と被
加工点とのずれを補償するため、レーザビームの照射さ
れ得る点が被加工点に到達するまでの時間を短縮するこ
とができる。また、第2のスキャナによるレーザビーム
の照射位置のゆれを吸収し、位置精度を高めることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1の実施例に
よるレーザ照射装置の概略図を示す。レーザ光源1が、
パルスレーザビームを出射する。レーザ光源1として、
例えば炭酸ガスレーザ発振器等を用いることができる。
ビーム整形器2が、レーザ光源1から出射したレーザビ
ームの断面内パワー密度分布を所望の形状に整形する。
【0014】整形されたレーザビームが高速スキャナ3
に入射する。高速スキャナ3は、レーザパルスの繰り返
しに同期させて、レーザビームの光軸を2次元方向に振
る。高速スキャナ3として、例えば反射ミラーをピエゾ
アクチュエータで揺動させる方式のスキャナや、電気光
学効果を利用したEO偏向器等を用いることができる。
これらのスキャナを用いることにより、スキャン周波数
を100kHz程度とし、1〜2°程度の範囲内でレー
ザビームの光軸を振ることができる。これらのスキャナ
を2つ組み合わせることにより、レーザビームを2次元
方向に振ることができる。
【0015】高速スキャナ3で光軸を振られたレーザビ
ームの光路内に、フィールドレンズ4及びマスク5が配
置されている。高速スキャナ3で光軸を振られることに
より得られる複数のレーザビームの各々の光路に対応す
る位置に貫通孔が設けられており、レーザビームがこの
貫通孔を通過することによりビーム断面形状が整形され
る。
【0016】マスク5を通過したレーザビームが、広角
スキャナ6に入射する。広角スキャナ6は、入射したレ
ーザビームの光軸を2次元方向に振る。広角スキャナ6
は、一対のガルバノスキャナや、一対のポリゴンミラー
等で構成される。これらのスキャナは、高速スキャナ3
に比べて、スキャン速度の点で劣るが、大きなスキャン
角度を持っている。高速スキャナ3及び広角スキャナ6
は、制御装置25により制御される。
【0017】広角スキャナ6で光軸を振られたレーザビ
ームが、集光レンズ7に入射する。集光レンズ7は、例
えばfθレンズで構成される。保持台8が、加工対象物
10を保持する。加工対象物10は、例えば積層配線基
板等である。集光レンズ7は、レーザビームを加工対象
物10の表面上に集光するとともに、マスク5を加工対
象物10の表面上に結像させる。
【0018】高速スキャナ3のみによりレーザビームの
光軸を振ったときにレーザビームを照射可能な領域は、
広角スキャナ6のみによりレーザビームの光軸を振った
ときにレーザビームを照射可能な領域よりも狭い。ま
た、高速スキャナ3のスキャン速度は、広角スキャナ6
のスキャン速度よりも速い。
【0019】次に、図2を参照して、図1に示したレー
ザ照射装置を用いてレーザ加工を行う方法について説明
する。
【0020】図2は、高速スキャナ3、マスク5、広角
スキャナ6、集光レンズ7、及び加工対象物10の概略
の位置関係を示す。マスク5に、複数の円形の貫通孔5
aが形成されている。高速スキャナ3が、マスク5の貫
通孔5aを通過するようにレーザビームの光軸を振る。
【0021】加工対象物10の表面内に、行列状に配置
された複数のスキャン単位領域11が画定されている。
広角スキャナ6を固定し、高速スキャナ3を動作させる
ことにより、1つのスキャン単位領域11内の任意の位
置にレーザビームを照射することができる。高速スキャ
ナ3を動作させながらレーザ照射を行うことにより、例
えば1行1列目のスキャン単位領域11内に、マスク5
の貫通孔5aに対応する穴11aを形成することができ
る。マスク5の貫通孔5aが、加工対象物10の表面上
に結像するため、穴11aの平面形状は、貫通孔5aの
平面形状の相似形に近い形状になる。
【0022】1つのスキャン単位領域11内の加工が終
了すると、1行2列目のスキャン単位領域11内にレー
ザ照射が可能となるように、広角スキャナ6を動作させ
る。広角スキャナ6を固定し、高速スキャナ3を動作さ
せながらレーザ照射を行うことにより、1行2列目のス
キャン単位領域11内に穴11aを形成することができ
る。
【0023】上述の工程を繰り返すことにより、加工対
象物10のすべてのスキャン単位領域11内の加工を行
うことができる。高速スキャナ3のスキャン速度は広角
スキャナ6のスキャン速度よりも速いため、1つのスキ
ャン単位領域11内を高速に加工することができる。ま
た、高速スキャナ3と広角スキャナ6とを組み合わせる
ことにより、高速スキャナ3のみではレーザビームを照
射できない領域の加工を行うことができる。
【0024】図3に、本発明の第2の実施例によるレー
ザ照射装置の概略図を示す。上記第1の実施例では、図
1に示したように、マスク5が高速スキャナ3と広角ス
キャナ6との間に配置されていたが、第2の実施例で
は、図3に示すように、レーザ光源1と高速スキャナ3
との間にマスク20が配置されている。マスク20が配
置された位置では、レーザビームの光軸が固定されてい
るため、マスク20には、レーザビームが通過する1つ
の貫通孔のみが形成されている。高速スキャナ3とフィ
ールドレンズ4との間のレーザビームの光路内に1次集
光レンズ21が配置されている。その他の構成は、図1
に示した第1の実施例によるレーザ照射装置の構成と同
様である。図3のレーザ照射装置の各構成部分には、図
1のレーザ照射装置の対応する構成部分に付された参照
符号と同一の参照符号が付されている。
【0025】1次集光レンズ21は、マスク20の貫通
孔を、フィールドレンズ4の主平面上に結像させる。広
角スキャナ6と加工対象物10との間に配置された集光
レンズ7は、フィールドレンズ4の主平面上に形成され
たマスク20の貫通孔の実像を加工対象物10の表面上
に結像させる。
【0026】第1の実施例によるレーザ照射装置を用い
た加工方法と同様の方法により、レーザ加工を行うこと
ができる。第1の実施例では、図2のマスク5に形成さ
れた貫通孔5aの配置により、スキャン単位領域11内
の穴11aの配置が制約を受けた。第2の実施例の場合
には、レーザビームの光軸が振られる前にマスク20に
よりビームの断面形状が決定されるため、高速スキャナ
3を制御することによってスキャン単位領域11内の任
意の位置に穴を開けることができる。スキャン単位領域
11ごとに穴の配置パターンを変えることも可能であ
る。
【0027】次に、第2の実施例によるレーザ照射装置
を用いた第2のレーザ加工方法について説明する。
【0028】レーザビームの照射され得る点が、加工対
象物10の表面の第1の方向に移動するように広角スキ
ャナ6を動作させながら、レーザビームの照射され得る
点が、第1の方向と交差する第2の方向に移動するよう
に高速スキャナ3を動作させる。高速スキャナ3は、レ
ーザビームの光軸を1次元方向にのみ振ることができれ
ばよい。
【0029】第1の方向に関して広角スキャナ6で走査
可能な長さを有し、第2の方向に関して高速スキャナ3
で走査可能な幅を持った帯状の領域内の任意の位置に穴
を開けることができる。第2の方向への照射点の移動は
高速スキャナ3で行われるため、広角スキャナ6のみで
照射点を移動させる場合に比べて加工時間の短縮を図る
ことができる。
【0030】次に、図4を参照して、第2の実施例によ
るレーザ照射装置を用いた第3のレーザ加工方法につい
て説明する。
【0031】図4は、高速スキャナ3及び広角スキャナ
6によるレーザビームの照射位置の時間変化を示す。図
の横軸は経過時間を表し、縦軸は加工対象物10の表面
内の位置を表す。図4には、A点に穴開けを行った後、
B点の穴開けが完了するまでの様子が示されている。図
中の太線aは、高速スキャナ3が中立点にあるときに、
広角スキャナ6により偏向されたレーザビームの照射点
の移動を示す。細線bは、広角スキャナ6が固定されて
いる場合に、高速スキャナ3の動作により照射位置が移
動する様子を示す。
【0032】時刻T0の時に、高速スキャナ3が中立点
にあり、広角スキャナ6によりレーザビームの照射され
得る点がA点である。レーザビームの照射を停止し、広
角スキャナ6を動作させることにより、太線で示すよう
に照射され得る点aがB点に近づく。照射され得る点が
B点に達した後は、B点を中心として振動し、その振幅
が徐々に小さくなる。広角スキャナ6がガルバノスキャ
ナで構成されている場合には、ガルバノミラーの角度を
検出することにより、照射され得る点aを予測すること
ができる。
【0033】時刻T1において、広角スキャナ6による
照射され得る点aとB点とのずれが所定のしきい値以下
になると、高速スキャナ3を動作させ、両者のずれを補
償する。これによりレーザビームがB点を照射する条件
が整う。この時点でレーザビームの照射を開始する。時
刻T1からT2までの期間、高速スキャナ3を動作させる
ことにより、広角スキャナ6により照射され得る点aと
B点とのずれを継続的に補償する。時刻T2に達したら
レーザビームの照射を停止するとともに、高速スキャナ
3を中立点に戻す。
【0034】広角スキャナ6により照射され得る点aと
目的とするB点とのずれを、高速スキャナ3で補償する
ことにより、次の所望の点Bにレーザビームの照射を開
始するまでの時間を短縮することができる。
【0035】図5に、本発明の第3の実施例によるレー
ザ照射装置の概略図を示す。第3の実施例によるレーザ
照射装置では、図3に示した1次集光レンズ21及びフ
ィールドレンズ4の代わりに、アフォーカル光学系30
が配置されている。その他の構成は、図3に示した第2
の実施例によるレーザ照射装置の構成と同様である。図
5のレーザ照射装置の各構成部分には、図3のレーザ照
射装置の対応する構成部分に付された参照符号と同一の
参照符号が付されている。
【0036】アフォーカル光学系30は、高速スキャナ
3の虚像が広角スキャナ6に重なるような構成とされて
いる。例えば、アフォーカル光学系30を2枚の凸レン
ズで構成する場合、両者の光軸を共通にし、両者の間隔
を両者の焦点距離の和と等しくする。高速スキャナ3側
の凸レンズの焦点の位置に高速スキャナ3を配置し、広
角スキャナ6側の凸レンズの焦点の位置に広角スキャナ
6を配置する。このような光学系では、高速スキャナ3
が広角スキャナ6の位置に配置されていることと等価で
ある。集光レンズ7は、マスク20の貫通孔を加工対象
物10の表面上に結像させる。
【0037】第3の実施例によるレーザ照射装置に、第
2の実施例で説明した第1〜第3のレーザ加工方法と同
様の方法を適用してレーザ加工を行うことができる。
【0038】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
2つのスキャナを用いることにより、それぞれのスキャ
ナの性能に基づいてレーザビームの光軸を振ることがで
きる。これにより、位置決め精度を低下させることなく
加工時間の短縮を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるレーザ照射装置の概略図で
ある。
【図2】第1の実施例によるレーザ照射装置を用いてレ
ーザ加工を行う方法を説明するための高速スキャナから
加工対象物までの概略図である。
【図3】第2の実施例によるレーザ照射装置の概略図で
ある。
【図4】第2の実施例によるレーザ照射装置を用いた第
3のレーザ加工方法を説明するためのレーザビーム照射
点の移動の様子を示すグラフである。
【図5】第3の実施例によるレーザ照射装置の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 ビーム整形器 3 高速スキャナ 4 フィールドレンズ 5 マスク 6 広角スキャナ 7 集光レンズ 8 保持台 10 加工対象物 11 スキャン単位領域 20 マスク 21 1次集光レンズ 30 アフォーカル光学系

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源と、 前記レーザ光源から出射したレーザビームの光軸を、あ
    る角度の範囲内で振る第1のスキャナと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームが入
    射し、入射したレーザビームの光軸を、ある角度の範囲
    内で振る第2のスキャナと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームの照
    射される位置にレーザ照射対象物を保持する保持手段と
    を有し、前記第1のスキャナのみによりレーザビームの
    光軸を振ったときにレーザビームを照射可能な領域が、
    前記第2のスキャナのみによりレーザビームの光軸を振
    ったときにレーザビームを照射可能な領域よりも狭く、
    前記第1のスキャナのスキャン速度が、前記第2のスキ
    ャナのスキャン速度よりも速いレーザ照射装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光源が、パルス的にレーザビ
    ームを出射し、前記第1のスキャナが、前記レーザ光源
    から出射するレーザビームのパルスの繰り返しに同期し
    てレーザビームの光軸を振る請求項に記載のレーザ照
    射装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記第1のスキャナで光軸を振
    られたレーザビームの各々の光路内に配置され、レーザ
    ビームの各々のビーム断面形状を整形するマスクと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームを前
    記照射対象物上に集光させるとともに、前記マスクを前
    記照射対象物の表面上に結像させる集光光学系とを有す
    る請求項に記載のレーザ照射装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第1のスキャナに入射する
    レーザビームの光路内に配置され、レーザビームのビー
    ム断面形状を整形するマスクと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームを集
    光させる第1の集光光学系と、 前記第1の集光光学系が前記マスクを結像させる位置に
    配置されたフィールドレンズと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームを前
    記照射対象物上に集光させるとともに、前記第1の集光
    光学系による前記マスクの実像を前記照射対象物の表面
    上に結像させる第2の集光光学系とを有する請求項
    記載のレーザ照射装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記第1のスキャナに入射する
    レーザビームの光路内に配置され、レーザビームのビー
    ム断面形状を整形するマスクと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームの光
    軸内に配置されたアフォーカル光学系と、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームを前
    記照射対象物上に集光させるとともに、前記マスクを前
    記照射対象物の表面上に結像させる集光光学系とを有す
    る請求項に記載のレーザ照射装置。
  6. 【請求項6】 レーザ光源と、 前記レーザ光源から出射したレーザビームの光軸を、あ
    る角度の範囲内で振る第1のスキャナと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームが入
    射し、入射したレーザビームの光軸を、ある角度の範囲
    内で振る第2のスキャナと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームの照
    射される位置にレーザ照射対象物を保持する保持手段と
    を有し、前記レーザ光源が、パルス的にレーザビームを
    出射し、前記第1のスキャナが、前記レーザ光源から出
    射するレーザビームのパルスの繰り返しに同期してレー
    ザビームの光軸を振り、 さらに、前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビ
    ームの各々の光路内に配置され、レーザビームの各々の
    ビーム断面形状を整形するマスクと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームを前
    記照射対象物上に集光させるとともに、前記マスクを前
    記照射対象物の表面上に結像させる集光光学系とを有す
    るレーザ照射装置。
  7. 【請求項7】 レーザ光源と、 前記レーザ光源から出射したレーザビームの光軸を、あ
    る角度の範囲内で振る第1のスキャナと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームが入
    射し、入射したレーザビームの光軸を、ある角度の範囲
    内で振る第2のスキャナと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームの照
    射される位置にレーザ照射対象物を保持する保持手段と
    を有し、前記レーザ光源が、パルス的にレーザビームを
    出射し、前記第1のスキャナが、前記レーザ光源から出
    射するレーザビームのパルスの繰り返しに同期してレー
    ザビームの光軸を振り、 さらに、前記第1のスキャナに入射するレーザビームの
    光路内に配置され、レーザビームのビーム断面形状を整
    形するマスクと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームを集
    光させる第1の集光光学系と、 前記第1の集光光学系が前記マスクを結像させる位置に
    配置されたフィールドレンズと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームを前
    記照射対象物上に集光させるとともに、前記第1の集光
    光学系による前記マスクの実像を前記照射対象物の表面
    上に結像させる第2の集光光学系とを有するレーザ照射
    装置。
  8. 【請求項8】 レーザ光源と、 前記レーザ光源から出射したレーザビームの光軸を、あ
    る角度の範囲内で振る第1のスキャナと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームが入
    射し、入射したレーザビームの光軸を、ある角度の範囲
    内で振る第2のスキャナと、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームの照
    射される位置にレーザ照射対象物を保持する保持手段と
    を有し、前記レーザ光源が、パルス的にレーザビームを
    出射し、前記第1のスキャナが、前記レーザ光源から出
    射するレーザビームのパルスの繰り返しに同期してレー
    ザビームの光軸を振り、 さらに、前記第1のスキャナに入射するレーザビームの
    光路内に配置され、レーザビームのビーム断面形状を整
    形するマスクと、 前記第1のスキャナで光軸を振られたレーザビームの光
    軸内に配置されたアフォーカル光学系と、 前記第2のスキャナで光軸を振られたレーザビームを前
    記照射対象物上に集光させるとともに、前記マスクを前
    記照射対象物の表面上に結像させる集光光学系とを有す
    るレーザ照射装置。
  9. 【請求項9】 レーザ光源から出射されたレーザビーム
    を、第1のスキャナ、及び該第1のスキャナよりもスキ
    ャン速度が遅く、かつスキャン範囲の広い第2のスキャ
    ナを通して加工対象物上に集光し、レーザ加工を行うレ
    ーザ加工方法であって、 レーザビームの照射位置が加工対象物上の被加工点に近
    づくように前記第2のスキャナを動作させる工程と、 前記第2のスキャナの動作によりレーザビームの照射位
    置と前記被加工点とのずれがあるしきい値以下になった
    とき、前記第1のスキャナを動作させて前記第2のスキ
    ャナにより画定されるレーザビームの照射位置と前記被
    加工点とのずれを補償しながらレーザビームを照射する
    工程とを有するレーザ加工方法。
JP2000270013A 2000-09-06 2000-09-06 レーザ照射装置及びレーザ加工方法 Expired - Fee Related JP3524855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270013A JP3524855B2 (ja) 2000-09-06 2000-09-06 レーザ照射装置及びレーザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270013A JP3524855B2 (ja) 2000-09-06 2000-09-06 レーザ照射装置及びレーザ加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002079393A JP2002079393A (ja) 2002-03-19
JP3524855B2 true JP3524855B2 (ja) 2004-05-10

Family

ID=18756529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000270013A Expired - Fee Related JP3524855B2 (ja) 2000-09-06 2000-09-06 レーザ照射装置及びレーザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3524855B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010026571B4 (de) 2010-07-07 2022-05-12 Carl Zeiss Microscopy Gmbh Optische Scan-Einrichtung
GB201310398D0 (en) 2013-06-11 2013-07-24 Renishaw Plc Additive manufacturing apparatus and method
US10335901B2 (en) 2013-06-10 2019-07-02 Renishaw Plc Selective laser solidification apparatus and method
GB201505458D0 (en) 2015-03-30 2015-05-13 Renishaw Plc Additive manufacturing apparatus and methods

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002079393A (ja) 2002-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI221102B (en) Laser material processing method and processing device
JP4459530B2 (ja) レーザ加工装置
CN111940910B (zh) 激光加工装置、激光加工方法以及修正数据生成方法
KR20150126603A (ko) 테이퍼 제어를 위한 빔 각도 및 작업물 이동의 공조
JP3769942B2 (ja) レーザー加工方法及び装置、並びに非導電性透明基板の回路形成方法及び装置
JP5153205B2 (ja) レーザマーキング装置
JP3194248B2 (ja) レーザドリル装置及びレーザ穴あけ加工方法
JP3524855B2 (ja) レーザ照射装置及びレーザ加工方法
JP2020062658A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JPH11192571A (ja) レーザー加工方法及びその装置
JP6826427B2 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
TW202135965A (zh) 雷射加工裝置和雷射加工工件的方法
JP2005262219A (ja) レーザ加工装置及びレーザ描画方法
JP2002346775A (ja) レーザ加工装置及び方法
JP2007054853A (ja) レーザ加工装置及び加工方法
JP2004230466A (ja) レーザ加工装置
JP2010051983A (ja) 立体回路基板の製造装置及びその製造方法
JP2001001171A (ja) 表示基板用レーザ加工装置
JP4039306B2 (ja) 立体回路パターンの形成方法、装置、及びこれらを用いて製造される立体回路板
JP2022032620A (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP3341114B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JPH0724587A (ja) レーザ照射装置
JP2004098116A (ja) マスク転写式レーザ形状加工方法
TWI825210B (zh) 雷射加工裝置
TWI834747B (zh) 雷射加工裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040213

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees