JP2000021691A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents

アルミ電解コンデンサ

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JP2000021691A
JP2000021691A JP19003798A JP19003798A JP2000021691A JP 2000021691 A JP2000021691 A JP 2000021691A JP 19003798 A JP19003798 A JP 19003798A JP 19003798 A JP19003798 A JP 19003798A JP 2000021691 A JP2000021691 A JP 2000021691A
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JP
Japan
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sealing body
lead wire
metal case
capacitor element
aluminum electrolytic
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Pending
Application number
JP19003798A
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English (en)
Inventor
Susumu Morishita
進 森下
Mikio Tawara
幹夫 田原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ素子から引き出されたリード線と
封口体、ならびにこの封口体と金属ケースとの封止を安
定して行うことができるアルミ電解コンデンサを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 コンデンサ素子1から引き出された陽極
リード線3及び陰極リード線4のリード線部3a,4a
を封口体2の貫通孔に貫通させるとともに、この封口体
2の外径を金属ケース5の内径より小さく形成し、金属
ケース5の開口部を封口体2の外周部全体から絞り加工
して封止する構成とすることにより、陽極・陰極リード
線3,4と封口体2、ならびに封口体2と金属ケース5
の封止を高信頼性で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に利用
されるアルミ電解コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアルミ電解コンデンサに
ついて図面を用いて説明する。図2は上記従来のアルミ
電解コンデンサの構成を示した断面図であり、図2にお
いて、7は陽極箔と陰極箔をその間にセパレータを介し
て巻回することにより構成されたコンデンサ素子、9は
上記陽極箔に扁平部が接続される陽極リード、10は上
記陰極箔に扁平部が接続される陰極リード、11は上記
コンデンサ素子7を収納する有底筒状の金属ケース、8
はこの金属ケース11の開口部を封口する封口体であ
る。また、9bと10bは上記陽極リード9及び陰極リ
ード10の丸棒部9a,10aの先端に接続されたリー
ド線であり、このリード線9bと10bが接続された陽
極リード9と陰極リード10の丸棒部9aと10aが貫
通する貫通孔を有する封口体8にリード線9bと10b
を貫通させて上記金属ケース11の開口部を封口し、そ
の後、金属ケース11の外周部に樹脂チューブ12を装
着することにより組み立てを行うようにしていたもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のアルミ電解コンデンサにおいては、コンデンサ素子7
から引き出された陽極リード9と陰極リード10の丸棒
部9a,10aの先端にリード線9b,10bをそれぞ
れ接続し、このリード線9bと10bが接続された陽極
リード9と陰極リード10の丸棒部9aと10aが貫通
する貫通孔を有する封口体8にリード線9bと10bを
貫通させるものであるが、この時、上記陽極リード9と
陰極リード10の丸棒部9a,10aの先端にリード線
9b,10bを接続した接続部を封口体8の貫通孔より
外に出せない構造となっており、かつ、接続部の形状が
一定でないため、封口体8に貫通させた各リード9,1
0の丸棒部9a,10aと貫通孔との接触が不安定にな
るという課題があった。
【0004】さらに、封口体8に貫通させた各リード
9,10の丸棒部9a,10aと貫通孔との隙間、およ
び封口体8の外周部と金属ケース11の内周面との隙間
を絞り加工によって封止しているが、封口体8の外周部
の中心部分を金属ケース11の外側面より絞り加工する
ため、封口体8に貫通させた各リード9,10の丸棒部
9a,10aと貫通孔の接触部分が一定でないと均一に
封止されず、従って封口体8による封止状態が不安定に
なるという課題があった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決し、
コンデンサ素子を収納した金属ケースの開口部を封口体
により確実に、かつ安定して封止することができる高信
頼性のアルミ電解コンデンサを提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のアルミ電解コンデンサは、外部引き出し用の
リード線を有したコンデンサ素子と、このコンデンサ素
子を収納する有底筒状の金属ケースと、この金属ケース
の開口部を封口する封口体からなり、この封口体の外径
を上記金属ケースの内径よりも小さくし、金属ケースの
開口部を封口体の外周部全体から絞り加工することによ
り封口するようにしたものである。この本発明により、
コンデンサ素子から引き出されたリード線と封口体の貫
通孔の接触部が安定し、さらに、封口体全体を絞り加工
することにより均一に封止することができるものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外部引き出し用のリード線が接続された陽極箔と陰
極箔をその間にセパレータを介して巻回することにより
構成されたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子に含
浸された駆動用電解液と、上記コンデンサ素子を収納す
る有底筒状の金属ケースと、上記リード線が貫通する貫
通孔を備えると共に外径が上記金属ケースの内径より小
さく形成され金属ケースを絞り加工することにより金属
ケースの開口部を封止するように装着された弾性を有す
るゴム製の封口体からなる構成としたものであり、陽極
箔と陰極箔にそれぞれ接続された外部引き出し用のリー
ド線を封口体に設けた貫通孔に貫通しているため、リー
ド線の外周面が貫通孔全体と接触するようにでき、コン
デンサ素子から引き出されたリード線と貫通孔の接触部
を安定して封止でき、さらに、リード線が貫通する貫通
孔を有する封口体の外径を小さくし、金属ケースの開口
部を封口体の外周部全体から絞り加工することにより封
口するようにしているため、封口体全体を絞り加工して
より均一に封止することができるという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、リード線の少なくとも箔との接合部を
扁平加工した構成のものであり、箔との接合面積を拡大
して接合強度を高めると共に、接合時の作業性を向上さ
せることができるという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、リード線の封口体に貫通する部分を丸
棒状とした構成のものであり、リード線の外周面が封口
体の貫通孔の内周面と均一に接触するため、安定した封
止を行うことができるという作用を有する。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、リード線の先端部にメッキ層を形成し
た構成のものであり、半田付け性が向上するという作用
を有する。
【0011】以下、本発明の一実施の形態について添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態
におけるアルミ電解コンデンサの構成を示した断面図で
あり、図1において、1はコンデンサ素子で、このコン
デンサ素子1はアルミニウム箔を粗面化し、さらに陽極
酸化により誘電体酸化皮膜を形成した陽極箔と、アルミ
ニウム箔を粗面化した陰極箔をその間にセパレータを介
して巻回することにより構成されている。そしてこのコ
ンデンサ素子1は駆動用電解液(図示せず)を含浸させ
た後、有底筒状の金属ケース5内に収納されている。
【0012】3,4は上記コンデンサ素子1を構成する
陽極箔と陰極箔からそれぞれ引き出された陽極リード線
と陰極リード線で、この陽極・陰極リード線3,4は、
同図1に示すように、上記陽極箔と陰極箔との接続部を
扁平加工して接続を行い、扁平加工をしていない丸棒状
態のリード線部3a,4aが貫通する貫通孔を有する封
口体2に貫通されている。
【0013】2は金属ケース5の内部に収納されるコン
デンサ素子1に含浸された駆動用電解液が蒸発しないよ
うに金属ケース5の開口部に封着された封口体で、この
封口体2の外径は金属ケース5の内径より小さく形成さ
れている。
【0014】5はコンデンサ素子1とコンデンサ素子1
から引き出された陽極・陰極リード線3,4のリード線
部3a,4aが貫通された封口体2を収納する金属ケー
スで、コンデンサ素子1に含浸された駆動用電解液が蒸
発しないように封口体2の外周面全体及び開口部が絞り
加工されている。さらに金属ケース5の外周面には塩化
ビニールなどの樹脂チューブ6を装着してアルミ電解コ
ンデンサを構成している。
【0015】このように構成された本実施の形態のアル
ミ電解コンデンサは、コンデンサ素子1から引き出され
た陽極リード線3及び陰極リード線4の直径を、従来の
技術の項で図2を用いて説明したアルミ電解コンデンサ
の陽極リード9及び陰極リード10の丸棒部9a,10
aの先端に接続されるリード線9b,10bの直径と同
じ大きさにし、図1に示すように陽極・陰極リード線
3,4のリード線部3a,4aが貫通する貫通孔を有す
る封口体2に貫通しているため、リード線部3a,4a
の外周面が貫通孔全体と接触するようにできるため、コ
ンデンサ素子1から引き出された陽極・陰極リード線
3,4のリード線部3a,4aと貫通孔の接触が安定
し、信頼性の高い封止ができるものである。
【0016】さらに、上記リード線部3a,4aが貫通
する貫通孔を有する封口体2の外径を金属ケース5の内
径より小さく形成し、金属ケース5の開口部を封口体2
の外周部全体から絞り加工するため、金属ケース5と封
口体2の外周部との封止をより均一に安定して行い、さ
らに信頼性の高い封止ができるものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明のアルミ電解コンデ
ンサは、外部引き出し用のリード線を有したコンデンサ
素子と、このコンデンサ素子を収納する有底筒状の金属
ケースと、この金属ケースの開口部を封口する封口体か
らなり、この封口体の外径を上記金属ケースの内径より
も小さくし、金属ケースの開口部を封口体の外周部全体
から絞り加工することにより封口するようにした構成と
することにより、コンデンサ素子から引き出された陽極
・陰極リード線のリード線部と封口体の貫通孔の接触部
が安定し、さらに、封口体全体を絞り加工することによ
り均一に封止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるアルミ電解コン
デンサの構成を示す断面図
【図2】従来のアルミ電解コンデンサの構成を示す断面
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 封口体 3 陽極リード線 3a 陽極リード線部 4 陰極リード線 4a 陰極リード線部 5 金属ケース 6 樹脂チューブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部引き出し用のリード線が接続された
    陽極箔と陰極箔をその間にセパレータを介して巻回する
    ことにより構成されたコンデンサ素子と、このコンデン
    サ素子に含浸された駆動用電解液と、上記コンデンサ素
    子を収納する有底筒状の金属ケースと、上記リード線が
    貫通する貫通孔を備えると共に外径が上記金属ケースの
    内径より小さく形成され金属ケースを絞り加工すること
    により金属ケースの開口部を封止するように装着された
    弾性を有するゴム製の封口体からなるアルミ電解コンデ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 リード線の少なくとも箔との接合部を扁
    平加工した請求項1に記載のアルミ電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 リード線の封口体に貫通する部分を丸棒
    状とした請求項1に記載のアルミ電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 リード線の先端部にメッキ層を形成した
    請求項1に記載のアルミ電解コンデンサ。
JP19003798A 1998-07-06 1998-07-06 アルミ電解コンデンサ Pending JP2000021691A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130774A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Rubycon Corp 絶縁性支持体を備えた電子部品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130774A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Rubycon Corp 絶縁性支持体を備えた電子部品
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