JP2000021078A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2000021078A
JP2000021078A JP10205866A JP20586698A JP2000021078A JP 2000021078 A JP2000021078 A JP 2000021078A JP 10205866 A JP10205866 A JP 10205866A JP 20586698 A JP20586698 A JP 20586698A JP 2000021078 A JP2000021078 A JP 2000021078A
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JP
Japan
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disk
optical disk
optical
speed
tray
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JP10205866A
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English (en)
Inventor
Makoto Ogawa
真 小川
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作スイッチの部品点数を減らし、操作性を向
上することができる光ディスク装置を提供する。 【解決手段】本発明の光ディスク装置は、オーディオデ
ィスク(音楽用CD)と、CD−ROMとを再生し得る
CD−ROMドライブ装置であり、装置本体と、装置本
体に対し移動し(装填・排出し)、光ディスク(オーデ
ィオディスク、CD−ROM)搬送用のディスクトレイ
と、ディスクトレイを装置本体に対し移動させるディス
クトレイ移動手段と、光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドと、光学ヘッドを径方向に
移動させる光学ヘッド移動機構と、制御手段と、イジェ
クトスイッチとを有する。イジェクトスイッチは、ディ
スクトレイを装填・排出する操作機能と、オーディオデ
ィスクを再生する操作機能と、再生速度を1倍速の整数
倍で多段階に変更する操作機能とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオデータ(音楽データ)が記録
(担持)されているオーディオディスク(音楽用CD)
と、通常のデータが記録(担持)されているCD−RO
Mとをそれぞれ再生し得る光ディスク装置が知られてい
る。
【0003】この光ディスク装置は、装置本体と、光デ
ィスク(CD−ROM、オーディオディスク)を搬送
し、前記装置本体に対し装填・排出可能なディスクトレ
イと、光ディスクを装着して回転させる回転駆動機構
と、前記装着された光ディスクに対し、その径方向に移
動し得る光学ヘッド(光ピックアップ)と、この光学ヘ
ッドを径方向に移動させる光学ヘッド移動機構とを有し
ている。
【0004】光学ヘッドは、レーザダイオードおよび分
割フォトダイオードを備えた光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、この光学ヘッド本体に光ディスクの
径方向および回転軸方向のそれぞれに移動し得るように
サスペンジョンバネで支持されている対物レンズと、こ
の対物レンズを回転軸方向および径方向に移動させるア
クチュエータとで構成されている。
【0005】また、光ディスク装置には、ディスクトレ
イのローディング操作およびイジェクト操作を行うイジ
ェクトスイッチと、オーディオディスクを再生する操作
を行うオーディオディスク再生スイッチとが、それぞれ
設置されている。
【0006】このような光ディスク装置では、CD−R
OMが装着された場合には、光ディスク装置に接続され
ているコンピュータからの指令により、そのCD−RO
Mが再生される。
【0007】また、オーディオディスクが装着された場
合には、オーディオディスク再生スイッチをオンする
と、そのオーディオディスクが再生され、音楽が流れ
る。
【0008】しかしながら、前記光ディスク装置では、
ディスクトレイのローディング操作およびイジェクト操
作専用のイジェクトスイッチと、オーディオディスクを
再生する操作専用のオーディオディスク再生スイッチと
が設置されているので、操作の際、対応する操作スイッ
チを選択して操作する必要があり、操作性が悪い。
【0009】また、これら複数の専用の操作スイッチが
各々設置されているので、部品点数が多くなり、構造が
複雑化するという欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、操作
スイッチの部品点数を減らし、操作性を向上することが
できる光ディスク装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0012】(1) 装置本体と、光ディスクを搬送
し、前記装置本体に対し装填・排出可能なディスクトレ
イと、前記光ディスクを装着して回転させる回転駆動機
構と、光学ヘッドと、前記ディスクトレイを排出する操
作を行う操作スイッチとを有し、前記光学ヘッドを介し
て前記光ディスクを記録および/または再生する光ディ
スク装置であって、前記操作スイッチは、前記ディスク
トレイの装填・排出の操作機能以外の少なくとも1つの
操作機能を兼ね備えていることを特徴とする光ディスク
装置。
【0013】(2) 前記操作スイッチの操作によりい
ずれの操作がなされたかを該操作スイッチがオンしてい
る状態の持続時間に基づいて判別するよう構成されてい
る上記(1)に記載の光ディスク装置。
【0014】(3) 前記ディスクトレイの装填・排出
の操作機能以外の操作機能は、前記ディスクトレイの装
填・排出とは無関係の操作機能である上記(1)または
(2)に記載の光ディスク装置。
【0015】(4) 前記ディスクトレイの装填・排出
の操作機能以外の操作機能は、前記回転駆動機構の回転
数を変更するための操作機能である上記(1)または
(2)に記載の光ディスク装置。
【0016】(5) 前記ディスクトレイの装填・排出
の操作機能以外の操作機能は、オーディオディスクを再
生する操作機能と、再生速度を1倍速の整数倍で多段階
に変更する操作機能のうちの少なくとも1つである上記
(1)または(2)に記載の光ディスク装置。
【0017】(6) 前記再生速度の変更の際は、該再
生速度を1段階低速側に変更するよう構成されている上
記(5)に記載の光ディスク装置。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク装置を
添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の光ディスク装置の実施例
(主要部)を示すブロック図、図2は、本発明の光ディ
スク装置の実施例(ケーシングを取り除いた状態)を示
す平面図である。
【0020】これらの図に示す光ディスク装置1は、オ
ーディオデータ(音楽データ)が記録(担持)されてい
るオーディオディスク(音楽用CD)と、通常のデータ
が記録(担持)されているCD−ROMとをそれぞれ再
生し得るCD−ROMドライブ装置である。なお、オー
ディオディスクおよびCD−ROMには、それぞれ、螺
旋状のトラックが形成されている。
【0021】光ディスク装置1は、装置本体10と、装
置本体10に対し図2中の矢印B方向に移動し(装填・
排出され)、光ディスク(オーディオディスク、CD−
ROM)2搬送用のディスクトレイ17と、ディスクト
レイ17を装置本体10に対し移動させるディスクトレ
イ移動手段と、これらを収納する図示しないケーシング
とを有している。
【0022】ディスクトレイ移動手段は、主に、イジェ
クトモータ21と、ドライバ22と、イジェクトモータ
21の回転を減速して伝達し、その回転運動をディスク
トレイ17の直線運動に変換する図示しない動力伝達機
構とで構成されている。
【0023】装置本体10は、光ディスク(オーディオ
ディスク、CD−ROM)2を装着して回転させる回転
駆動機構を有している。この回転駆動機構は、主に、タ
ーンテーブル回転用のスピンドルモータ11と、スピン
ドルモータ11の回転軸12に固定され、光ディスク2
が装着されるターンテーブル13とで構成されている。
【0024】また、装置本体10は、前記装着された光
ディスク2(ターンテーブル13)に対し、光ディスク
2の径方向(ターンテーブル13の径方向)、すなわ
ち、図2中の矢印A方向に移動し得る光学ヘッド(光ピ
ックアップ)3と、この光学ヘッド3を前記径方向に移
動させる光学ヘッド移動機構と、制御手段9とを有して
いる。以下、前記光ディスク2の径方向を単に「径方
向」と言う。
【0025】また、装置本体10の正面(図2中左側)
には、図示しないフロントパネルが設置されており、そ
のフロントパネルには、イジェクトスイッチ23(操作
スイッチ)が設置されている。このイジェクトスイッチ
23は、後述する複数の操作機能を有している。
【0026】光学ヘッド3は、レーザダイオード(光
源)5および分割フォトダイオード(受光部)6を備え
た光学ヘッド本体(光ピックアップベース)31と、対
物レンズ(集光レンズ)32とを有している。
【0027】対物レンズ32は、光学ヘッド本体31に
設けられた図示しないサスペンジョンバネで支持され、
光学ヘッド本体31に対し、径方向および光ディスク2
(ターンテーブル13)の回転軸方向のそれぞれに移動
し得るようになっている。対物レンズ32がその中立位
置(中点)からずれると、その対物レンズ32は、前記
サスペンジョンバネの復元力によって中立位置に向って
付勢される。以下、前記光ディスク2の回転軸方向を単
に「回転軸方向」と言う。
【0028】また、光学ヘッド3は、光学ヘッド本体3
1に対し、径方向および回転軸方向のそれぞれに対物レ
ンズ32を移動させるアクチュエータ4を有している。
【0029】また、光学ヘッド本体31には、後述する
ガイドシャフト16に沿って摺動する3つの支持部(ス
ライダ)311が形成されている。
【0030】光学ヘッド移動機構は、主に、スレッドモ
ータ7と、このスレッドモータ7の回転軸8に固定され
たリードスクリュー(ウォームギヤ)81と、減速ギヤ
14と、ラックギヤ15と、光学ヘッド3を案内する一
対のガイドシャフト16、16と、前述した3つの支持
部(スライダ)311とで構成されている。
【0031】前記減速ギヤ14は、前記リードスクリュ
ー81と噛合するウォームホイール141と、このウォ
ームホイール141に同心的に固定され、ウォームホイ
ール141より小径のピニオンギヤ142とで構成され
ている。
【0032】また、前記ラックギヤ15は、前記ピニオ
ンギヤ142に噛合し、光学ヘッド本体31に固定され
ている。
【0033】前述したように、前記光学ヘッド3は、前
記一対のガイドシャフト16、16に対し、支持部31
1により移動可能に支持されている。
【0034】スレッドモータ7が駆動し、その回転軸8
およびリードスクリュー81が所定方向に回転すると、
ウォームホイール141およびピニオンギヤ142が所
定方向に回転し、ラックギヤ15とピニオンギヤ142
とにより、前記ピニオンギヤ142の回転運動が光学ヘ
ッド3の直線運動に変換され、光学ヘッド3は、ガイド
シャフト16に沿って所定方向に移動する。
【0035】また、スレッドモータ7の回転軸8および
リードスクリュー81が前記と逆方向に回転すると、光
学ヘッド3は、ガイドシャフト16に沿って前記と逆方
向に移動する。
【0036】制御手段9は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、光学ヘッド3(アクチュエー
タ4、レーザダイオード5等)、スレッドモータ7、ス
ピンドルモータ11、イジェクトモータ21等、光ディ
スク装置1全体の制御を行う。
【0037】この光ディスク装置1は、例えば、1倍
速、2倍速、4倍速、6倍速、8倍速、12倍速、32
倍速のように、スピンドルモータ11の回転数(回転速
度)を1倍速の整数倍で多段階に変更することができる
ようになっている。すなわち、光ディスク2からの情報
(データ)の読み出し速度(再生速度)を1倍速の整数
倍で多段階に変更することができる。
【0038】なお、光ディスク装置1には、図示しない
インターフェース制御部を介して外部装置(例えば、コ
ンピュータ)が着脱自在に接続され、光ディスク装置1
と外部装置との間で通信を行うことができる。
【0039】次に、光ディスク装置1の作用について説
明する。この光ディスク装置1では、イジェクトスイッ
チ23がディスクトレイ17の装填・排出の操作機能
と、これとは無関係の他の操作機能とを有している。す
なわち、イジェクトスイッチ23は、ディスクトレイ1
7を装填・排出する操作機能(ディスクトレイ移動手段
を駆動する操作機能)と、オーディオディスクを再生す
る操作機能と、スピンドルモータ11の回転数を1倍速
の整数倍で多段階に変更する操作機能(再生速度を1倍
速の整数倍で多段階に変更する操作機能)とを有してい
る。
【0040】制御手段9は、このイジェクトスイッチ2
3の操作によりいずれの操作がなされたかをイジェクト
スイッチ23がオンしている状態(イジェクトスイッチ
23のオン状態)の持続時間に基づいて判別(識別)す
る。すなわち、イジェクトスイッチ23のオン状態の持
続時間の相違により判別する。
【0041】イジェクトスイッチ23のオン状態が1秒
未満の場合には、ディスクトレイ17を装填・排出する
操作(ディスクトレイ移動手段を駆動する操作)、すな
わち、後述するローディング操作またはイジェクト操作
と判別される。
【0042】また、イジェクトスイッチ23のオン状態
が1秒以上の場合には、スピンドルモータ11の回転数
を1倍速の整数倍で多段階に変更する操作、すなわちデ
ータの読み出し速度(再生速度)を1倍速の整数倍で多
段階に変更する操作、または、オーディオディスクを再
生する操作と判別される。以下、詳細に説明する。
【0043】光ディスク装置1の非使用時には、空のデ
ィスクトレイ17は、装置本体10内に収納された状態
(ディスク装填位置)にある。
【0044】ディスクトレイ17がディスク装填位置に
位置しているときに、イジェクトスイッチ23をオンす
ると、そのオン状態が1秒未満の場合には、制御手段9
により前記イジェクトスイッチ23の操作がイジェクト
操作と判別される。
【0045】この場合には、イジェクトモータ21が所
定方向に回転し、動力伝達機構により、ディスクトレイ
17が装置本体10から外側に突出した位置(ディスク
排出位置)まで移動する。
【0046】ディスクトレイ17がディスク排出位置に
位置しているときは、そのディスクトレイ17上に光デ
ィスク2を載置したり、または、ディスクトレイ17上
に載置されている光ディスク2を取り出すことができ
る。
【0047】また、ディスクトレイ17がディスク排出
位置に位置しているときに、イジェクトスイッチ23を
オンすると、そのオン状態が1秒未満の場合には、制御
手段9により前記イジェクトスイッチ23の操作がロー
ディング操作と判別される。
【0048】この場合には、イジェクトモータ21が前
記と逆方向に回転し、動力伝達機構により、ディスクト
レイ17がディスク装填位置まで移動する。
【0049】ディスク排出位置に位置しているディスク
トレイ17上に光ディスク2を載置し、イジェクトスイ
ッチ23を1秒未満オンすると、すなわちローディング
操作を行うと、ディスクトレイ17がディスク装填位置
まで移動し、これにより、光ディスク2も装置本体10
内のディスク装填位置へ搬送される。そして、この光デ
ィスク2は、ターンテーブル13に装着される。
【0050】また、光ディスク2がターンテーブル13
に装着されているとき、イジェクトスイッチ23を1秒
未満オンすると、すなわちイジェクト操作を行うと光デ
ィスク2を排出するための光ディスク排出処理が実行さ
れる。
【0051】この光ディスク排出処理では、光ディスク
2がターンテーブル13から離脱してディスクトレイ1
7上に載置され、ディスクトレイ17がディスク排出位
置まで移動する。すなわち、光ディスク2は、ディスク
トレイ17に載って排出される。
【0052】光ディスク装置1は、前述したように光デ
ィスク2がターンテーブル13に装着された後、光学ヘ
ッド3を目的トラック(目的アドレス)に移動し、この
目的トラックにおいて、フォーカス制御、トラッキング
制御、スレッド制御および回転数制御(回転速度制御)
等を行いつつ、光ディスク2からの情報(データ)の読
み出し(再生)等を行う。
【0053】再生の際は、レーザ光が、光学ヘッド3の
レーザダイオード5から光ディスク2の所定のトラック
に照射される。このレーザ光は、光ディスク2で反射
し、その反射光は、光学ヘッド3の分割フォトダイオー
ド6で受光される。
【0054】この分割フォトダイオード6からは、受光
量に応じた電流が出力され、この電流は、図示しないI
−Vアンプ(電流−電圧変換部)で、電圧に変換され、
光学ヘッド3から出力される。
【0055】そして、この光学ヘッド3から出力された
電圧(検出信号)の加算や増幅等を行うことにより、H
F(RF)信号が生成される。このHF信号は、光ディ
スク2に書き込まれているピットとランドに対応するア
ナログ信号である。
【0056】このHF信号は、2値化され、EFM(Ei
ght to Fourteen Modulation)復調され、所定形式のデ
ータ(DATA信号)にデコード(変換)される。
【0057】そして、このデータは、図示しないインタ
ーフェース制御部を介して、外部装置(例えば、コンピ
ュータ)に送信される。
【0058】装着された光ディスク2がCD−ROMの
場合には、前記データ、すなわち、CD−ROMから読
み出されたデコード後のデータは、前記コンピュータに
取り込まれる(コンピュータのメモリーに記憶され
る)。
【0059】また、装着された光ディスク2がオーディ
オディスクの場合には、前記データ、すなわち、オーデ
ィオディスクから読み出されたデコード後のオーディオ
データ(音楽データ)は、所定の信号処理回路(例え
ば、アンプ等)を介して図示しないスピーカーに入力さ
れる。これにより、前記スピーカーから音楽が流れる。
【0060】なお、装着された光ディスク2がオーディ
オディスクの場合でも、前記データ、すなわち、オーデ
ィオディスクから読み出されたデコード後のオーディオ
データを前記コンピュータに取り込むこと(コンピュー
タのメモリーに記憶すること)もできる。
【0061】次に、光ディスク2がターンテーブル13
に装着された後の制御手段9の制御動作を説明する。
【0062】図3は、光ディスク2がターンテーブル1
3に装着された後の制御手段9の制御動作を示すフロー
チャートである。以下、このフローチャートに基づいて
説明する。
【0063】図3に示すように、光ディスク2がターン
テーブル13に装着されると、この光ディスク2の内周
部に記録(担持)されているTOC(Table Of Content
s )情報を再生し、前記光ディスク2の種類(CD−R
OM/オーディオディスク等)をこのTOC情報から読
み取る(ステップ101)。
【0064】次いで、装着された光ディスク2がCD−
ROMか否かを判断する(ステップ102)。
【0065】ステップ102において、装着された光デ
ィスク2がCD−ROMと判断した場合には、停止処理
を行う(ステップ103)。
【0066】この停止処理では、例えば、光学ヘッド3
のレーザダイオードの駆動を停止(消灯)させ、スピン
ドルモータ8の駆動を停止させて、光ディスク装置1を
停止状態にする。
【0067】次いで、CD−ROMの再生指令が、光デ
ィスク装置1に接続されているコンピュータから光ディ
スク装置1に入力されたか否かを判断する(ステップ1
04)。
【0068】CD−ROMの再生指令が前記コンピュー
タから光ディスク装置1に入力されるまで、前記停止状
態のまま待機し、ステップ104において、CD−RO
Mの再生指令ありと判断した場合には、再生速度を32
倍速に設定し、再生を行う(ステップ105)。
【0069】次いで、イジェクトスイッチ23がオンし
たか否かを判断する(ステップ106)。
【0070】ステップ106において、イジェクトスイ
ッチ23がオンしたと判断した場合には、イジェクトス
イッチ23のオン状態が1秒以上であるか否かを判断す
る(ステップ107)。
【0071】ステップ107において、イジェクトスイ
ッチ23のオン状態が1秒以上であると判断した場合に
は、再生速度を32倍速から12倍速に変更(1段階低
速側に変更)し、再生を行う(ステップ108)。
【0072】このステップ108では、32倍速での再
生が途中まで行われている場合には、その32倍速での
再生を途中で一旦中断し、12倍速に設定し、その途中
から12倍速で再生を行う。また、32倍速での再生が
既に終了している場合には、12倍速では再生を行わな
い。
【0073】次いで、イジェクトスイッチ23がオンし
たか否かを判断する(ステップ109)。
【0074】ステップ109において、イジェクトスイ
ッチ23がオンしたと判断した場合には、イジェクトス
イッチ23のオン状態が1秒以上であるか否かを判断す
る(ステップ110)。
【0075】ステップ110において、イジェクトスイ
ッチ23のオン状態が1秒以上であると判断した場合に
は、再生速度を12倍速から2倍速に変更(1段階低速
側に変更)し、再生を行う(ステップ111)。
【0076】このステップ111では、12倍速での再
生が途中まで行われている場合には、その12倍速での
再生を途中で一旦中断し、2倍速に設定し、その途中か
ら2倍速で再生を行う。また、12倍速での再生が既に
終了している場合には、2倍速では再生を行わない。ス
テップ111の後、所定の処理へ移行する。
【0077】なお、ステップ111の後に、イジェクト
スイッチ23がオンし、そのオン状態が1秒未満の場合
には、前述した光ディスク排出処理を行う。
【0078】また、ステップ102において、装着され
た光ディスク2がCD−ROMではないと判断した場合
には、装着された光ディスク2がオーディオディスクか
否かを判断する(ステップ112)。
【0079】ステップ112において、装着された光デ
ィスク2がオーディオディスクと判断した場合には、停
止処理を行う(ステップ113)。
【0080】この停止処理では、例えば、光学ヘッド3
のレーザダイオードの駆動を停止(消灯)させ、スピン
ドルモータ8の駆動を停止させて、光ディスク装置1を
停止状態にする。
【0081】次いで、イジェクトスイッチ23がオンし
たか否かを判断する(ステップ114)。
【0082】イジェクトスイッチ23がオンするまで、
前記停止状態のまま待機し、ステップ114において、
イジェクトスイッチ23がオンしたと判断した場合に
は、イジェクトスイッチ23のオン状態が1秒以上であ
るか否かを判断する(ステップ115)。
【0083】ステップ115において、イジェクトスイ
ッチ23のオン状態が1秒以上であると判断した場合に
は、再生速度を1倍速に設定し、ディスク内周側から再
生を行う(ステップ116)。
【0084】このステップ116では、オーディオディ
スクから読み出したオーディオデータ(音楽データ)を
前記コンピュータにデータとして取り込むのではなく、
前記オーディオデータを所定の信号処理回路(例えば、
アンプ等)を介して図示しないスピーカーに入力する。
これにより、前記スピーカーから音楽が流れる。ステッ
プ116の後、所定の処理へ移行する。
【0085】なお、ステップ116の後に、イジェクト
スイッチ23がオンし、そのオン状態が1秒未満の場合
には、前述した光ディスク排出処理を行う。
【0086】また、ステップ112において、装着され
た光ディスク2がオーディオディスクではないと判断し
た場合、すなわち、装着された光ディスク2がオーディ
オディスクとCD−ROMのいずれでもない場合には、
エラー処理へ移行する。
【0087】このエラー処理では、例えば、光学ヘッド
3のレーザダイオードの駆動を停止(消灯)させ、スピ
ンドルモータ8の駆動を停止させる。また、必要に応じ
て、所定の報知(警告)等を行う。
【0088】なお、ステップ112の後に、イジェクト
スイッチ23がオンし、そのオン状態が1秒未満の場合
には、前述した光ディスク排出処理を行う。
【0089】また、ステップ107においてイジェクト
スイッチ23のオン状態が1秒未満であると判断した場
合、ステップ110においてイジェクトスイッチ23の
オン状態が1秒未満であると判断した場合、または、ス
テップ115においてイジェクトスイッチ23のオン状
態が1秒未満であると判断した場合には、前述した光デ
ィスク排出処理を行う(ステップ117)。
【0090】この光ディスク排出処理では、前述したよ
うに、光ディスク2がターンテーブル13から離脱して
ディスクトレイ17上に載置され、イジェクトモータ2
1が所定方向に回転し、動力伝達機構により前記ディス
クトレイ17がディスク排出位置に移動する。すなわ
ち、光ディスク2は、ディスクトレイ17に載って排出
される。これにより、作業者(操作者)は、光ディスク
2を取り出すことができる。ステップ117の後、所定
の処理へ移行する。
【0091】なお、ステップ117の後に、イジェクト
スイッチ23がオンし、そのオン状態が1秒未満の場合
には、イジェクトモータ21が前記と逆方向に回転し、
動力伝達機構によりディスクトレイ17がディスク装填
位置まで移動する。
【0092】以上説明したように、この光ディスク装置
1によれば、イジェクトスイッチ23が、それ本来のロ
ーディング操作機能およびイジェクト操作機能の他に、
再生速度を段階的に減速させる操作機能と、オーディオ
ディスクを再生する操作機能とを兼ね備えているので、
これらの操作を1箇所で行うことができ、操作性が良
い。
【0093】また、前記機能に対応する専用のスイッチ
を複数設ける場合に比べ、部品点数を減少させることが
できる。これによりコストを低減することができ、ま
た、省スペース化を図ることができる。
【0094】また、前記機能に対応する専用のスイッチ
を複数設ける場合に比べ、構造を簡素化することができ
る。
【0095】また、この光ディスク装置1では、再生速
度を段階的に減速させることができるので、例えば、再
生中の振動が大きい場合や、エラー(再生エラー)が多
発した場合等に、再生速度を減速させることにより、確
実に光ディスク2を再生することができる(適正なデー
タを得ることができる)。
【0096】また、この光ディスク装置1では、CD−
ROMの他に、オーディオディスク(音楽用CD)を再
生することができるので、汎用性が広い。
【0097】本発明の光ディスク装置は、前述したCD
−ROMドライブ装置に限らず、この他、例えば、CD
−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RAM等の記
録・再生が可能な光ディスク(プリグルーブを有する光
ディスク)を記録・再生する各種光ディスク装置、CD
(コンパクトディスク)等の再生専用の光ディスクや、
記録・再生が可能な光ディスクを再生する各種光ディス
ク装置に適用することができる。
【0098】また、本発明の光ディスク装置は、複数種
の光ディスクを記録および/または再生する各種光ディ
スク装置に適用することもできる。
【0099】以上、本発明の光ディスク装置を、図示の
実施例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任
意の構成のものに置換することができる。
【0100】例えば、本発明では、操作スイッチ(イジ
ェクトスイッチ23)のディスクトレイの装填・排出の
操作機能以外の操作機能は、前記実施例で述べた操作機
能には限定されない。
【0101】また、前記実施例では、回転駆動機構が装
置本体側に設けられているが、本発明では、回転駆動機
構がディスクトレイ側に設けられていてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置によれば、ディスクトレイを排出する操作を行う
操作スイッチが、ディスクトレイの装填・排出の操作機
能以外の操作機能を兼ね備えているので、1箇所で複数
の操作、すなわち、ディスクトレイの排出操作と、ディ
スクトレイの装填・排出操作以外の操作とを行うことが
でき、操作性が良い。
【0103】また、本発明の光ディスク装置によれば、
操作スイッチおよびその周辺部品の部品点数を減少する
ことができる。これにより、省スペース化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の実施例(主要部)を
示すブロック図である。
【図2】本発明の光ディスク装置の実施例(ケーシング
を取り除いた状態)を示す平面図である。
【図3】本発明において、光ディスクがターンテーブル
に装着された後の制御手段の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 3 光学ヘッド 31 光学ヘッド本体 32 対物レンズ 311 支持部 4 アクチュエータ 5 レーザダイオード 6 分割フォトダイオード 7 スレッドモータ 8 回転軸 81 リードスクリュー 9 制御手段 10 装置本体 11 スピンドルモータ 12 回転軸 13 ターンテーブル 14 減速ギヤ 141 ウォームホイール 142 ピニオンギヤ 15 ラックギヤ 16 ガイドシャフト 17 ディスクトレイ 21 イジェクトモータ 22 ドライバ 23 イジェクトスイッチ 101〜117 ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、光ディスクを搬送し、前記
    装置本体に対し装填・排出可能なディスクトレイと、前
    記光ディスクを装着して回転させる回転駆動機構と、光
    学ヘッドと、前記ディスクトレイを排出する操作を行う
    操作スイッチとを有し、前記光学ヘッドを介して前記光
    ディスクを記録および/または再生する光ディスク装置
    であって、 前記操作スイッチは、前記ディスクトレイの装填・排出
    の操作機能以外の少なくとも1つの操作機能を兼ね備え
    ていることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記操作スイッチの操作によりいずれの
    操作がなされたかを該操作スイッチがオンしている状態
    の持続時間に基づいて判別するよう構成されている請求
    項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクトレイの装填・排出の操作
    機能以外の操作機能は、前記ディスクトレイの装填・排
    出とは無関係の操作機能である請求項1または2に記載
    の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスクトレイの装填・排出の操作
    機能以外の操作機能は、前記回転駆動機構の回転数を変
    更するための操作機能である請求項1または2に記載の
    光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクトレイの装填・排出の操作
    機能以外の操作機能は、オーディオディスクを再生する
    操作機能と、再生速度を1倍速の整数倍で多段階に変更
    する操作機能のうちの少なくとも1つである請求項1ま
    たは2に記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記再生速度の変更の際は、該再生速度
    を1段階低速側に変更するよう構成されている請求項5
    に記載の光ディスク装置。
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