JP2003281745A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003281745A
JP2003281745A JP2002081830A JP2002081830A JP2003281745A JP 2003281745 A JP2003281745 A JP 2003281745A JP 2002081830 A JP2002081830 A JP 2002081830A JP 2002081830 A JP2002081830 A JP 2002081830A JP 2003281745 A JP2003281745 A JP 2003281745A
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optical
optical disc
optical disk
head
optical head
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JP2002081830A
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English (en)
Inventor
Tomonaga Yasuda
知長 安田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インナーリミッタスイッチを用いることなく、
光学ヘッドの位置を検出することができ、その分のコス
トを削減したり、また、メカ機構を簡略化することがで
きる光ディスク装置を提供する。 【解決手段】光ディスク装置1は、光ディスク2が装着
された時、光学ヘッド3を光ディスク2の内周側へ移動
させながら、光学ヘッド3からレーザ光を照射すること
により、光ディスク2を検出し、光ディスク2が検出さ
れると、光学ヘッド3から光ディスク2に対してレーザ
光を照射することにより、光ディスク2から絶対時間情
報を取得し、この絶対時間情報に基づいて、光学ヘッド
3を光ディスク2の初期位置へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CD−ROM等の光ディスクを
再生したり、CD−R、CD−RW等の光ディスクを記
録・再生する光ディスク装置が知られている。
【0003】この光ディスク装置は、光ディスクを装着
して回転させる回転駆動機構と、前記装着された光ディ
スクに対し、その径方向に移動可能に設けられ、光ディ
スクにレーザ光を照射してデータを記録・再生し得る光
学ヘッド(光ピックアップ)と、この光学ヘッドを径方
向に移動させるスレッドモータを備えた光学ヘッド移動
機構とを有している。
【0004】光学ヘッドは、レーザダイオードおよび分
割フォトダイオードを備えた光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、この光学ヘッド本体に光ディスクの
径方向および光軸方向(回転軸方向)のそれぞれに変位
(移動)し得るようにサスペンジョンバネで支持されて
いる対物レンズ(集光レンズ)と、対物レンズを光軸方
向に変位させるフォーカスアクチュエータと、対物レン
ズを径方向に変位させるトラッキングアクチュエータと
で構成されている。
【0005】一方、光ディスクの最内周部の記録領域に
は、図2に示すように、そのリードイン領域にTOC
(Table Of Contents )等の情報が記録されている。こ
のTOCには、各トラックの開始位置(開始時間)の情
報およびCD−R、CD−RW、CD−ROM、CD−
DA(オーディオCD)等の光ディスクの種類を示す情
報等が含まれている。
【0006】また、CD−R、CD−RW等の記録可能
な光ディスクには、TOCが記録されている最内周部の
記録領域のリードイン領域よりもさらに内周側に向かっ
て、PMA(Program Memory Area )およびPCA(Po
wer Calibration Area)の領域がこの順に設けられてい
る。このPMAは、TOCと同じく、トラックの開始お
よび終了時間等が記録される領域であり、PCAは、光
ディスクへの書き込みを行う前の試し書きを行うための
領域である。
【0007】光ディスク装置では、光ディスクが装着さ
れた時に、リードイン領域やPMAに記録されている情
報を読み取り、光ディスクの種類やトラックの開始位置
等の情報を得る。また、光ディスクへのデータの記録を
行う前にはPCAに対して試し書きを行い、レーザ光の
書き込み出力を決定する。
【0008】そして、これらの情報に基づいて、光学ヘ
ッドを目的トラック(目的アドレス)に移動し、この目
的トラックにおいて、フォーカス制御やトラッキング制
御等を行いつつ、前述の光ディスクへのデータの記録
(書き込み)や、光ディスクからのデータの再生(読み
出し)が行われる。
【0009】ところで、光ディスクが装着された直後
(光ディスク装置の電源投入直後)は、光学ヘッドがど
の位置にいるのかが分からない。
【0010】このため、従来の光ディスク装置では、光
学ヘッドの位置を検出するためのインナーリミッタスイ
ッチが光ディスク装置の内周端またはその近傍に設置さ
れており、光ディスクが装着された時に、光学ヘッドが
光ディスクの内周側へ移動され、そのインナーリミッタ
スイッチにより、光学ヘッドが内周端またはその近傍へ
到達したことを検出するようになっている。例えば、機
械式のインナーリミッタスイッチの場合、そのインナー
リミッタスイッチは、光ディスク装置の内周端に設置さ
れており、光学ヘッドが内周端へ移動されてスイッチに
接触することによりオンする。
【0011】これにより、光学ヘッドが内周端に到達し
たことが制御部(例えば、CPUやファームウェア)へ
通知される。制御部は、内周端とリードイン領域との間
の位置関係をあらかじめ理解しているので、この位置情
報に従って、光学ヘッドは内周端からリードイン領域ま
で移動される。
【0012】インナーリミッタスイッチは、前述のよう
に、光ディスクが装着された時や、エラーが発生した場
合等、光学ヘッドの位置が不明な場合にしか使用されな
い。
【0013】しかし、言い換えると、従来の光ディスク
装置では、光ディスクが装着された時や、エラーが発生
した場合等に光学ヘッドの位置を検出するためにインナ
ーリミッタスイッチが必要であった。このため、その分
のコストが必要となり、メカ機構も複雑になるという問
題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
ナーリミッタスイッチを用いることなく、光学ヘッドの
位置を検出することができ、その分のコストを削減した
り、また、メカ機構を簡略化することができる光ディス
ク装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0016】(1) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッド
を介して前記光ディスクを記録および/または再生する
光ディスク装置であって、前記光ディスクが装着された
時、前記光学ヘッドを前記光ディスクの内周側へ移動さ
せながら、前記光学ヘッドからレーザ光を照射すること
により、前記光ディスクを検出し、該光ディスクが検出
されると、前記光学ヘッドから前記光ディスクに対して
レーザ光を照射することにより、前記光ディスクから絶
対時間情報を取得し、この絶対時間情報に基づいて、前
記光学ヘッドを前記光ディスクの初期位置へ移動させる
よう動作することを特徴とする光ディスク装置。
【0017】(2) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッド
を介して前記光ディスクを記録および/または再生する
光ディスク装置であって、前記光学ヘッドが前記光ディ
スクのPMAまたはPCAに位置している時は、前記P
MAまたはPCAに位置しているということを表す情報
をメモリーに記憶しておき、前記光ディスクが装着され
た時、前記メモリーから前記情報を読み出し、その結
果、前記光学ヘッドが前記光ディスクのPMAまたはP
CAに位置している場合には、前記情報に基づいて、前
記光学ヘッドを前記光ディスクの初期位置へ移動させ、
前記光学ヘッドが前記光ディスクのPMAおよびPCA
のいずれにも位置していない場合には、前記光学ヘッド
を前記光ディスクの内周側へ移動させながら、前記光学
ヘッドからレーザ光を照射することにより、前記光ディ
スクから絶対時間情報を取得し、この絶対時間情報に基
づいて、前記光学ヘッドを前記光ディスクの初期位置へ
移動させるよう動作することを特徴とする光ディスク装
置。
【0018】(3) 前記メモリーは書き換え可能な不
揮発性メモリーである上記(2)に記載の光ディスク装
置。
【0019】(4) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッド
を介して前記光ディスクを記録および/または再生する
光ディスク装置であって、前記光ディスクが装着された
時、前記光学ヘッドが当該光ディスク装置に当接するま
で、該光学ヘッドを前記光ディスクの内周側へ移動さ
せ、その後、前記光学ヘッドを前記光ディスクの初期位
置へ移動させるよう動作することを特徴とする光ディス
ク装置。
【0020】(5) 前記動作は、電源の投入後、初め
て前記光ディスクが装着された時に行われる上記(1)
ないし(4)のいずれかに記載の光ディスク装置。
【0021】(6) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッド
を介して前記光ディスクを記録および/または再生する
光ディスク装置であって、前記光学ヘッドの位置情報を
メモリーに記憶しておき、前記光ディスクが装着された
時、前記メモリーから前記位置情報を読み出し、この位
置情報に基づいて、前記光学ヘッドを前記光ディスクの
初期位置へ移動させるよう動作することを特徴とする光
ディスク装置。
【0022】(7) 前記動作は、電源の投入後、前記
光ディスクが2回目以降に装着された時に行われる上記
(6)に記載の光ディスク装置。
【0023】(8) 前記位置情報は、前記光ディスク
の停止または排出が指示された時に前記メモリーに記憶
される上記(6)または(7)に記載の光ディスク装
置。
【0024】(9) 前記位置情報は、前記光ディスク
の絶対時間情報である上記(6)ないし(8)のいずれ
かに記載の光ディスク装置。
【0025】(10) 前記メモリーはRAMである上
記(6)ないし(9)のいずれかに記載の光ディスク装
置。
【0026】(11) 光ディスクを装着して回転させ
る回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッ
ドを介して前記光ディスクを記録および/または再生す
る光ディスク装置であって、前記光学ヘッドが前記光デ
ィスクのPMAまたはPCAに位置している時は、前記
PMAまたはPCAに位置しているということを表す情
報をメモリーに記憶しておき、前記光ディスクが装着さ
れた時、前記メモリーから前記情報を読み出し、この情
報に基づいて、前記光学ヘッドを前記光ディスクの初期
位置へ移動させ、この後、前記光学ヘッドを前記光ディ
スクの外周側に向かって移動させながら、前記光学ヘッ
ドからレーザ光を照射することにより、前記光ディスク
を検出することを特徴とする光ディスク装置。
【0027】(12) 前記メモリーは書き換え可能な
不揮発性メモリーである上記(11)に記載の光ディス
ク装置。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク装置を
添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明す
る。
【0029】図1は、本発明の光ディスク装置の第1実
施形態を示すブロック図である。同図に示す光ディスク
装置1は、CD−ROM等の光ディスク2を再生した
り、CD−R、CD−RW等の光ディスク2に対して記
録・再生が可能なドライブ装置である。
【0030】例えば、CD−R、CD−RW等の記録可
能な光ディスク2には、図示しない螺旋状のプリグルー
ブ(WOBBLE:ウォブル)が形成されている。
【0031】このプリグルーブは、所定の周期(1倍速
で22.05kHz )で蛇行しているとともに、該プリグ
ルーブには、ATIP(Absolute Time In Pre-Groove
)情報(光ディスク2の絶対時間情報)(位置情報)
が記録されている。この場合、ATIP情報は、バイフ
ェーズ変調され、さらに、22.05kHz のキャリア周
波数でFM変調されて記録されている。
【0032】このプリグルーブは、光ディスク2へのピ
ット/ランド形成(ピット/ランド記録)時の案内溝と
して機能する。また、このプリグルーブは、再生され、
光ディスク2の回転速度制御や、光ディスク2上の記録
位置(絶対時間)の特定等に利用される。
【0033】光ディスク装置1は、光ディスク2を装着
して回転させる回転駆動機構を有している。この回転駆
動機構は、主に、ターンテーブル回転用のスピンドルモ
ータ11と、スピンドルモータ11を駆動するドライバ
23と、スピンドルモータ11の回転軸に固定され、光
ディスク2が装着される図示しないターンテーブルとで
構成されている。
【0034】また、光ディスク装置1は、前記装着され
た光ディスク2(ターンテーブル)に対し、光ディスク
2の径方向(ターンテーブルの径方向)に移動し得る光
学ヘッド(光ピックアップ)3と、この光学ヘッド3を
前記径方向に移動させる光学ヘッド移動機構と、制御手
段9と、この制御手段9が使用するRAM91、ROM
92およびEPROM(書き換え可能な不揮発性メモ
リー)93等のメモリーと、RFアンプIC40と、サ
ーボプロセッサ(DSP)51と、デコーダ52と、デ
ータバッファ用のメモリー(例えば、RAM等)53
と、レーザ制御部54と、エンコーダ55とを有してい
る。以下、前記光ディスク2の径方向を単に「径方向」
と言う。
【0035】ここで、前記光学ヘッド移動機構は、主
に、スレッドモータ7と、スレッドモータ7を駆動する
ドライバ22と、スレッドモータ7の回転を減速して伝
達し、その回転運動を光学ヘッド3の直線運動に変換す
る図示しない動力伝達機構とで構成されている。
【0036】光学ヘッド3は、レーザ光を発するレーザ
ダイオード(光源)5および分割フォトダイオード(受
光部)6を備えた図示しない光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、図示しない対物レンズ(集光レン
ズ)とを有している。このレーザダイオード5の駆動
は、レーザ制御部54により制御される。
【0037】対物レンズは、光学ヘッド本体に設けられ
た図示しないサスペンジョンバネ(付勢手段)で支持さ
れ、光学ヘッド本体に対し、径方向および対物レンズの
光軸方向(光ディスク2(ターンテーブル)の回転軸方
向)のそれぞれに変位(移動)し得るようになってい
る。以下、前記対物レンズの光軸方向を単に「光軸方
向」と言い、前記光ディスク2の回転軸方向を単に「回
転軸方向」と言う。
【0038】対物レンズは、光学ヘッド本体に予め設定
されている対物レンズの基準位置(中点)、すなわち中
立位置に配置されている。以下、前記対物レンズの基準
位置を単に「基準位置」と言う。
【0039】対物レンズが基準位置からずれると、その
対物レンズは、サスペンジョンバネの復元力により基準
位置に向って付勢される。
【0040】また、光学ヘッド3は、光学ヘッド本体に
対し、対物レンズを変位(移動)させるアクチュエータ
4を有している。このアクチュエータ4は、光学ヘッド
本体に対し、対物レンズを径方向に変位させるトラッキ
ングアクチュエータ41と、対物レンズを光軸方向(回
転軸方向)に変位させるフォーカスアクチュエータ42
とで構成されている。
【0041】このアクチュエータ4、すなわち、トラッ
キングアクチュエータ41およびフォーカスアクチュエ
ータ42は、それぞれ、ドライバ21により駆動され
る。
【0042】制御手段9は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、ROM92に記録されている
プログラムに基づいて、RAM(第1のメモリー)91
およびEPROM(第2のメモリー)93を作業領域
として使用し、光学ヘッド3(アクチュエータ4、レー
ザダイオード5等)、スレッドモータ7、スピンドルモ
ータ11、RFアンプIC40、サーボプロセッサ5
1、デコーダ52、メモリー53、レーザ制御部54、
エンコーダ55等、光ディスク装置1全体の制御を行
う。
【0043】この光ディスク装置1は、図示しないイン
ターフェース制御部を介して外部装置(例えば、コンピ
ュータ)と着脱自在に接続され、光ディスク装置1とコ
ンピュータとの間で通信を行うことができる。
【0044】次に、光ディスク装置1の作用について説
明する。光ディスク装置1は、光学ヘッド3を目的トラ
ック(目的アドレス)に移動し、この目的トラックにお
いて、フォーカス制御、トラッキング制御、スレッド制
御等を行いつつ、後述するように、光ディスク2へのデ
ータの書き込み(記録)、および、光ディスク2からの
データの読み出し(再生)を行う。
【0045】ここで、この光ディスク装置1では、光デ
ィスク2が装着された時、光ディスク2へのデータの記
録および再生に先立って、光学ヘッド3を光ディスク2
の内周側へ移動させつつ、その対物レンズを光軸方向に
上下動(往復運動)させながら、光学ヘッド3からレー
ザ光を照射し、その反射光を受光して(反射光に基づい
て)、光ディスク2の検出を行う。光ディスク2では、
光ディスク2の無い部分に比べて、前記反射光の光量
(強度)が大きいので、その大小により、光ディスク2
を検出することができる。
【0046】光ディスク2が検出されると、光ディスク
2を検出した時点で光学ヘッド3の移動を停止させる。
【0047】これにより、光学ヘッド3が、光ディスク
2のPMAおよびCMAの領域よりもさらに内周側に移
動して光ディスク装置1の内周端に接触して衝撃を受け
るのを防止することができる。
【0048】そして、前記光ディスク2が検出される
と、光学ヘッド3から光ディスク2に対してレーザ光を
照射することにより、その反射光を受光して、光ディス
ク2から絶対時間情報(絶対位置情報)を取得する。
【0049】これにより、制御手段9は、光学ヘッド3
が光ディスク2に対してどの位置(絶対位置)にいるの
かを検出(把握)することができる。
【0050】そして、制御手段9の制御により、この絶
対時間情報に基づいて、光学ヘッド3が光ディスク2の
初期位置、例えば、TOC等が記録されているリードイ
ン領域へ移動される。そして、リードイン領域から、T
OC等の情報が読み取られる。
【0051】また、光ディスク2が記録前(未使用)の
CD−RやCD−RWの場合には、光学ヘッド3が、例
えばPMAやPCAの位置へ移動され、PMAに記録さ
れている情報が読み取られると共に、PCAのテストエ
リアに対して、光ディスク2への書き込みを行う前の試
し書きが行われる。
【0052】これにより、制御手段9は、TOCやPM
Aに含まれている、各トラックの開始位置(開始時間)
や光ディスク2の種類を表す情報等を取得すると共に、
これらの情報に基づいて、後述する光ディスク2へのデ
ータの記録、および、光ディスク2からのデータの再生
が行われる。
【0053】なお、制御手段9は、光ディスク2から絶
対時間情報を取得することにより、光学ヘッド3が光デ
ィスク2に対してどの位置(絶対位置)にいるのかを検
出することができる。
【0054】このように、本発明の光ディスク装置1で
は、従来の光ディスク装置には必要であったインナーリ
ミッタスイッチを用いることなく、光学ヘッド3の位置
を特定(検出)することができる。そして、インナーリ
ミッタスイッチを設ける必要がないので、部品点数を削
減することができ、その分のコストを削減したり、ま
た、メカ機構を簡略化することができる。
【0055】なお、光学ヘッド3を停止させたままの状
態でレーザ光を照射すると、光学ヘッド3が例えば光デ
ィスク2より外周側にある場合、レーザ光が光ディスク
2の記録面に照射されず、光ディスク2を検出すること
ができない場合があり得るが、この光ディスク装置1で
は、光学ヘッド3を光ディスク2の内周側へ移動させつ
つ、レーザ光を照射して光ディスク2の検出を行うの
で、確実に光ディスク2を検出することができる。
【0056】ここで、前記光ディスク2の初期位置への
光学ヘッド3の移動においては、制御手段9は、サーボ
プロセッサ51を介してスレッドモータ7の回転量を制
御することにより、光学ヘッド3を光ディスク2の初期
位置へ移動させる。
【0057】この場合、スレッドモータ7としてステッ
ピングモータを用い、その回転量(ステップ数)を制御
することにより、光学ヘッド3を光ディスク2の初期位
置へ移動させるようにするのが好ましい。
【0058】スレッドモータ7としてステッピングモー
タを用いることにより、移動量のばらつきを解消するこ
とができ、光学ヘッド3を精度良く、確実に光ディスク
2の初期位置へ移動させることができる。
【0059】また、前述の、光ディスク2を検出し、光
ディスク2から絶対時間情報を取得し、初期位置へ移動
させる動作は、光ディスク2が交換される毎に行っても
よいが、例えば光ディスク装置1の電源が投入された
後、初めて光ディスク2が装着された時や、エラーが発
生した場合等、光学ヘッド3の位置が不明な場合に行う
だけで十分である。
【0060】また、この光ディスク装置1では、光ディ
スク装置1に電源が投入されている時(光ディスク装置
1の通電時)に、例えば光ディスク2の停止または排出
が指示されると、そのとき(光ディスク2の停止または
排出の直前)の光学ヘッド3の位置情報をRAM91に
記憶する。この位置情報は、絶対時間情報が好ましい。
【0061】そして、前記光ディスク装置1に電源が投
入されている時に光ディスク2の停止または排出が指示
されて光ディスク2が交換された場合、すなわち、光デ
ィスク2が2回目以降に装着された時に、制御手段9
は、RAM91に記憶されている位置情報(絶対時間情
報)を読み出し、この位置情報に基づいて、光学ヘッド
3を光ディスク2の初期位置へ移動させる。
【0062】このように、電源の投入後、光ディスク2
が2回目以降に装着された時は、前述の、光ディスク2
を検出し、光ディスク2から絶対時間情報を取得し、初
期位置へ移動させる動作を行うことなく、前記RAM9
1に記憶されている位置情報に基づいて、光学ヘッド3
を光ディスク2の初期位置へ移動させることができる。
【0063】また、この光ディスク装置1では、光学ヘ
ッド3が光ディスク2のPMAまたはPCAに位置して
いる時は、PMAまたはPCAに位置しているというこ
とを表す情報をEPROM93に記憶する。
【0064】そして、光ディスク2が装着された時、制
御手段9は、EPROM93に記憶されている情報を
読み出し、この情報に基づいて、光学ヘッド3が光ディ
スク2のPMAまたはPCAに位置しているか否かを識
別(認識)する。
【0065】その結果、光学ヘッド3が光ディスク2の
PMAまたはPCAに位置している場合には、制御手段
9は、前記情報に基づいて、光学ヘッド3を光ディスク
2の初期位置へ移動させる。
【0066】この場合、制御手段9は、光学ヘッド3が
光ディスク2のPMAまたはPCAに位置しているとき
と、リードイン領域に位置しているときとの光学ヘッド
3の位置関係をあらかじめ理解しているので、この位置
情報に従って、光学ヘッド3を前記PMAまたはPCA
の位置から、光ディスク2のリードイン領域、すなわち
光ディスク2の初期位置まで移動させる。この後、光学
ヘッド3を光ディスク2の外周側へ移動させながら、光
学ヘッド3からレーザ光を照射することにより、光ディ
スク2の検出を行う。
【0067】一方、光学ヘッド3が光ディスク2のPM
AおよびPCAのいずれにも位置していない場合には、
前述の、光ディスク2を検出し、光ディスク2から絶対
時間情報を取得し、初期位置へ移動させる動作を行う。
【0068】前述のEPROM93に記憶されている
情報を読み出して光学ヘッド3を移動させる動作は、光
ディスク2が交換される毎に行ってもよいが、例えば、
電源の投入後、光ディスク2が2回目以降に装着された
時は、前記RAM91に記憶されている位置情報に基づ
いて、光学ヘッド3を光ディスク2の初期位置へ移動さ
せることができるので、例えば光ディスク装置1の電源
が投入された後、初めて光ディスク2が装着された時
や、エラーが発生した場合等、光学ヘッド3の位置が不
明な場合に行うだけで十分である。
【0069】次に、光ディスク2に対して実際にデータ
の記録および再生を行う場合の光ディスク装置1の作用
について説明する。
【0070】光ディスク2にデータを記録する際は、光
ディスク2に形成されているプリグルーブが再生され
(読み出され)、その後、プリグルーブに沿って、デー
タが記録される。
【0071】なお、光ディスク2が装着された時は、実
際の記録に先立って、光ディスク2のPCAのテストエ
リアに対して、光ディスク2への書き込みを行う前の試
し書きが行われ、レーザ光の書き込み出力が決定され
る。
【0072】光ディスク装置1に、図示しないインター
フェース制御部を介して、光ディスク2に記録するデー
タが入力されると、そのデータは、メモリー53を介し
てエンコーダ55に入力される。
【0073】このエンコーダ55では、前記データが、
エンコードされ、EFM(Eight toFourteen Modulatio
n)と呼ばれる変調方式で変調(EFM変調)されて、
ENCODE EFM信号とされる。
【0074】このENCODE EFM信号は、3T〜
11Tの長さ(周期)のパルスで構成される信号であ
り、エンコーダ55からレーザ制御部54に入力され
る。
【0075】また、アナログ信号であるWRITE P
OWER信号(電圧)が、制御手段9に内蔵される図示
しないD/A変換器から出力され、レーザ制御部54に
入力される。
【0076】レーザ制御部54は、ENCODE EF
M信号に基づいて、制御手段9からのWRITE PO
WER信号のレベルをハイレベル(H)と、ローレベル
(L)とに切り替えて出力し、これにより光学ヘッド3
のレーザダイオード5の駆動を制御する。
【0077】具体的には、レーザ制御部54は、ENC
ODE EFM信号のレベルがハイレベル(H)の期
間、WRITE POWER信号のレベルをハイレベル
(H)にして出力する。すなわち、レーザの出力を上げ
る(書き込み出力にする)。そして、ENCODE E
FM信号のレベルがローレベル(L)の期間、WRIT
E POWER信号のレベルをローレベル(L)にして
出力する。すなわち、レーザの出力を下げる(読み出し
出力に戻す)。
【0078】これにより、光ディスク2には、ENCO
DE EFM信号のレベルがハイレベル(H)のとき、
所定長のピットが書き込まれ、ENCODE EFM信
号のレベルがローレベル(L)のとき、所定長のランド
が書き込まれる。
【0079】このようにして、光ディスク2の目的のト
ラックに、データが書き込まれる(記録される)。ま
た、光ディスク2へのデータの記録は、プリグルーブに
沿って、内周側から外周側に向って順次なされる。
【0080】光ディスク2からデータを再生する際は、
リードイン領域に記録されているTOC等の情報を取得
し、この情報に基づいて、光学ヘッド3がデータを再生
しようとする目的のトラックへ移動される。
【0081】そして、読み出し出力のレーザ光が、光学
ヘッド3のレーザダイオード5から光ディスク2の目的
のトラックに照射される。このレーザ光は光ディスク2
で反射し、その反射光が、光学ヘッド3の分割フォトダ
イオード6で受光される。
【0082】この分割フォトダイオード6からは、受光
量に応じた電流が出力され、この電流は、図示しないI
−Vアンプ(電流−電圧変換部)で電圧に変換され、光
学ヘッド3から出力される。
【0083】光学ヘッド3から出力された電圧(検出信
号)は、RFアンプIC40に入力され、このRFアン
プIC40で加算や増幅等を行うことにより、HF(R
F)信号が生成される。このHF信号は、光ディスク2
に書き込まれているピットとランドに対応するアナログ
信号である。
【0084】HF信号は、サーボプロセッサ51に入力
され、このサーボプロセッサ51で2値化され、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)復調される。これに
より、EFM信号が得られる。このEFM信号は、3T
〜11Tの長さ(周期)のパルスで構成される信号であ
る。
【0085】EFM信号は、サーボプロセッサ51で所
定形式のデータ(DATA信号)にデコード(変換)さ
れて、デコーダ52に入力される。
【0086】そして、このデータは、デコーダ52で、
通信(送信)用の所定形式のデータにデコードされ、図
示しないインターフェース制御部を介して、外部装置
(例えば、コンピュータ)に送信される。
【0087】また、以上のような記録、再生動作におけ
るトラッキング制御、スレッド制御、フォーカス制御
は、次のようにして行われる。
【0088】前述したように、光学ヘッド3の分割フォ
トダイオード6からの電流−電圧変換後の信号(電圧)
は、RFアンプIC40に入力される。
【0089】RFアンプIC40は、この分割フォトダ
イオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づいて、
トラッキングエラー信号(TE)(電圧)を生成する。
【0090】トラッキングエラー信号は、トラックの中
心からの径方向における対物レンズのずれの大きさおよ
びその方向(トラックの中心からの対物レンズの径方向
のずれ量)を示す信号である。
【0091】トラッキングエラー信号は、サーボプロセ
ッサ51に入力される。サーボプロセッサ51では、こ
のトラッキングエラー信号に対し、位相の反転や増幅等
の所定の信号処理が行われ、これによりトラッキングサ
ーボ信号(電圧)が生成される。このトラッキングサー
ボ信号に基づいて、ドライバ21を介し、トラッキング
アクチュエータ41に所定の駆動電圧が印加され、この
トラッキングアクチュエータ41の駆動により、対物レ
ンズは、トラックの中心に向って移動する。すなわち、
トラッキングサーボがかかる。
【0092】このトラッキングアクチュエータ41の駆
動のみでは、対物レンズをトラックに追従させることに
限界があり、これをカバーすべく、ドライバ22を介
し、スレッドモータ7を駆動して光学ヘッド本体を前記
対物レンズが移動した方向と同方向に移動し、対物レン
ズを基準位置に戻すように制御する(スレッド制御を行
う)。
【0093】また、RFアンプIC40は、前記分割フ
ォトダイオード6からの電流電圧変換後の信号に基づい
て、フォーカスエラー信号(FE)(電圧)を生成す
る。
【0094】フォーカスエラー信号は、合焦位置からの
光軸方向(回転軸方向)における対物レンズのずれの大
きさおよびその方向(合焦位置からの対物レンズの光軸
方向(回転軸方向)のずれ量)を示す信号である。
【0095】フォーカスエラー信号は、サーボプロセッ
サ51に入力される。サーボプロセッサ51では、この
フォーカスエラー信号に対し、位相の反転や増幅等の所
定の信号処理が行われ、これによりフォーカスサーボ信
号(電圧)が生成される。このフォーカスサーボ信号に
基づいて、ドライバ21を介し、フォーカスアクチュエ
ータ42に所定の駆動電圧が印加され、このフォーカス
アクチュエータ42の駆動により、対物レンズは、合焦
位置に向って移動する。すなわち、フォーカスサーボが
かかる。
【0096】また、光学ヘッド3(対物レンズ)を光デ
ィスク2上の目的位置、すなわち、目的トラック(目的
アドレス)へ移動させる際、トラックジャンプ制御が行
われる。このトラックジャンプ制御では、スレッドモー
タ7の駆動と、アクチュエータ4の駆動とをそれぞれ制
御し、粗シーク(ラフサーチ)、精密シーク(ファイン
サーチ)、またはこれらの組み合わせにより、光学ヘッ
ド3(対物レンズ)を目的トラック(目的アドレス)へ
移動させる。
【0097】次に、本発明の光ディスク装置の第2実施
形態について説明する。なお、第2実施形態の光ディス
ク装置1については、前述した第1実施形態との相違点
を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省
略する。
【0098】第2実施形態の光ディスク装置1では、光
ディスク2が装着された時、光ディスク2へのデータの
記録および再生に先立って、光学ヘッド3が光ディスク
装置1(光ディスク装置1の内周端)に当接するまで、
光学ヘッド3を光ディスク2の内周側へ移動させる。
【0099】この場合、例えば、移動前の光学ヘッド3
の位置に関わらず、光学ヘッド3が光ディスク装置1の
内周端に完全に当接するのに十分な時間、その光学ヘッ
ド3を移動させる。
【0100】制御手段9は、光学ヘッド3が光ディスク
装置1の内周端に当接しているときと、リードイン領域
やPMAまたはPCAに位置しているときとの光学ヘッ
ド3の位置関係をあらかじめ理解しているので、この位
置情報に従って、光学ヘッド3を前記内周端から、例え
ば光ディスク2のリードイン領域、すなわち光ディスク
2の初期位置まで移動させる。
【0101】前述の、光学ヘッド3を一旦、内周端へ移
動させ、初期位置へ移動させる動作は、光ディスク2が
交換される毎に行ってもよいが、例えば光ディスク装置
1の電源が投入された後、初めて光ディスク2が装着さ
れた時や、エラーが発生した場合等、光学ヘッド3の位
置が不明な場合に行うだけで十分である。
【0102】この第2実施形態の光ディスク装置1によ
れば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0103】以上、本発明の光ディスク装置を、図示の
実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する
任意の構成のものに置換することができる。
【0104】例えば、本発明の光ディスク装置は、記録
・再生が可能な装置に限らず、再生専用の装置や、記録
専用の装置にも適用することができる。
【0105】また、本発明の光ディスク装置は、複数種
の光ディスクを記録および/または再生する各種光ディ
スク装置に適用することもできる。
【0106】
【発明の効果】本発明の光ディスク装置によれば、イン
ナーリミッタスイッチを用いることなく、光学ヘッドの
位置を特定することができるので、その分のコストを削
減したり、また、メカ機構を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】光ディスクの構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 3 光学ヘッド 4 アクチュエータ 41 トラッキングアクチュエータ 42 フォーカスアクチュエータ 5 レーザダイオード 6 分割フォトダイオード 7 スレッドモータ 9 制御手段 91 RAM 92 ROM 93 EPROM 11 スピンドルモータ 21〜23 ドライバ 40 RFアンプIC 51 サーボプロセッサ 52 デコーダ 53 メモリー 54 レーザ制御部 55 エンコーダ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介し
    て前記光ディスクを記録および/または再生する光ディ
    スク装置であって、 前記光ディスクが装着された時、前記光学ヘッドを前記
    光ディスクの内周側へ移動させながら、前記光学ヘッド
    からレーザ光を照射することにより、前記光ディスクを
    検出し、該光ディスクが検出されると、前記光学ヘッド
    から前記光ディスクに対してレーザ光を照射することに
    より、前記光ディスクから絶対時間情報を取得し、この
    絶対時間情報に基づいて、前記光学ヘッドを前記光ディ
    スクの初期位置へ移動させるよう動作することを特徴と
    する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介し
    て前記光ディスクを記録および/または再生する光ディ
    スク装置であって、 前記光学ヘッドが前記光ディスクのPMAまたはPCA
    に位置している時は、前記PMAまたはPCAに位置し
    ているということを表す情報をメモリーに記憶してお
    き、 前記光ディスクが装着された時、前記メモリーから前記
    情報を読み出し、その結果、前記光学ヘッドが前記光デ
    ィスクのPMAまたはPCAに位置している場合には、
    前記情報に基づいて、前記光学ヘッドを前記光ディスク
    の初期位置へ移動させ、前記光学ヘッドが前記光ディス
    クのPMAおよびPCAのいずれにも位置していない場
    合には、前記光学ヘッドを前記光ディスクの内周側へ移
    動させながら、前記光学ヘッドからレーザ光を照射する
    ことにより、前記光ディスクから絶対時間情報を取得
    し、この絶対時間情報に基づいて、前記光学ヘッドを前
    記光ディスクの初期位置へ移動させるよう動作すること
    を特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリーは書き換え可能な不揮発性
    メモリーである請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介し
    て前記光ディスクを記録および/または再生する光ディ
    スク装置であって、 前記光ディスクが装着された時、前記光学ヘッドが当該
    光ディスク装置に当接するまで、該光学ヘッドを前記光
    ディスクの内周側へ移動させ、その後、前記光学ヘッド
    を前記光ディスクの初期位置へ移動させるよう動作する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記動作は、電源の投入後、初めて前記
    光ディスクが装着された時に行われる請求項1ないし4
    のいずれかに記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介し
    て前記光ディスクを記録および/または再生する光ディ
    スク装置であって、 前記光学ヘッドの位置情報をメモリーに記憶しておき、 前記光ディスクが装着された時、前記メモリーから前記
    位置情報を読み出し、この位置情報に基づいて、前記光
    学ヘッドを前記光ディスクの初期位置へ移動させるよう
    動作することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記動作は、電源の投入後、前記光ディ
    スクが2回目以降に装着された時に行われる請求項6に
    記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記位置情報は、前記光ディスクの停止
    または排出が指示された時に前記メモリーに記憶される
    請求項6または7に記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記位置情報は、前記光ディスクの絶対
    時間情報である請求項6ないし8のいずれかに記載の光
    ディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記メモリーはRAMである請求項6
    ないし9のいずれかに記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 光ディスクを装着して回転させる回転
    駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介
    して前記光ディスクを記録および/または再生する光デ
    ィスク装置であって、 前記光学ヘッドが前記光ディスクのPMAまたはPCA
    に位置している時は、前記PMAまたはPCAに位置し
    ているということを表す情報をメモリーに記憶してお
    き、 前記光ディスクが装着された時、前記メモリーから前記
    情報を読み出し、この情報に基づいて、前記光学ヘッド
    を前記光ディスクの初期位置へ移動させ、この後、前記
    光学ヘッドを前記光ディスクの外周側に向かって移動さ
    せながら、前記光学ヘッドからレーザ光を照射すること
    により、前記光ディスクを検出することを特徴とする光
    ディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記メモリーは書き換え可能な不揮発
    性メモリーである請求項11に記載の光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096286A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Pioneer Corporation 駆動制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置
JP2008010111A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sony Corp 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法
US7509031B2 (en) 2004-04-14 2009-03-24 Funai Electric Co., Ltd. Optical disk recorder and method of writing signal to an optical disk

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