JPH07249256A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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Publication number
JPH07249256A
JPH07249256A JP6064359A JP6435994A JPH07249256A JP H07249256 A JPH07249256 A JP H07249256A JP 6064359 A JP6064359 A JP 6064359A JP 6435994 A JP6435994 A JP 6435994A JP H07249256 A JPH07249256 A JP H07249256A
Authority
JP
Japan
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mode
changer
disc
reproducing
key
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6064359A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Suda
和幸 須田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェンジャーモードとシングルモードで動作
するプレーヤの操作性の向上。 【構成】 ディスクを挿入部と再生ヘッド部の間で移動
させる装填/排出手段(トレイ)と、チェンジャーとを
備え、チェンジャーから選択的にディスクを再生させる
チェンジャーモードの再生動作と、チェンジャーとは無
関係にディスクを再生させるシングルモードの再生動作
とが実行できる再生装置において、例えばディスク
(n)キーなどによってチェンジャー内のディスクの選
択操作がなされた場合(F103)、再生ヘッド部にシングル
モードの動作が実行された記録媒体が存在しないことを
確認して、自動的にチェンジャーモードとして選択され
たディスクを再生するようにする(F104,F105,F106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の記録媒体を収納し
選択的に再生するチェンジャシステムを備えた再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)やミニディ
スク(MD)などとして知られているディスク状記録媒
体や、コンパクトカセットテープやDATなどのテープ
状記録媒体に対して、チェンジャシステムが搭載された
プレーヤに複数個収納し、収納されたディスクやテープ
を選択的に再生する再生装置が開発され、例えば6連装
CDプレーヤ、10連装CDプレーヤなどとして普及し
ている。
【0003】ところで、6連装CDプレーヤを例にあげ
ると、チェンジャー部内の収納部に収納されているディ
スクの再生とは独立して再生ヘッド部にローディングさ
れたディスクを再生する動作モードを備えたものがあ
る。例えば収納部の形態が通常サイズ(直径12cm)
のCDのみしか収納できないような場合、シングルCD
(直径8cm)に対応するために、シングルCDについ
てはディスク挿入部から再生ヘッド部までしか搬送され
ないようにされる。もちろんこの動作は通常サイズのC
Dでも実行できる。つまり、チェンジャー部とは無関係
に通常のCDプレーヤとしての動作モードとなる(以下
このモードを、説明上仮にシングルモードといい、一
方、チェンジャー部から収納されているCDが再生ヘッ
ド部に送られて再生される動作モードをチェンジャーモ
ードということとする)。
【0004】このような機構を備えたCDチェンジャー
プレーヤを模式的に図3に示す。51はプレーヤ筺体を
示し、プレーヤ筺体51上には各種動作やモード状態を
表示する表示部52や、電源オン/オフ、CDの挿入/
排出、再生動作、モード切換の操作などを行なうための
操作キー53が設けられている。
【0005】ユーザーがCDを挿入するときは、トレイ
54を一点鎖線で示すようにオープン状態とし、CDを
載せ、実線のようにクローズ位置とする。このクローズ
位置にあるときにトレイ54は再生ヘッド部55の上部
に位置することになり、積載されたCDはチェッキング
されて回転されるとともに光学ヘッドからのレーザ光の
照射可能状態とされることになり、つまりCDが再生位
置に装填された状態となる。
【0006】また、ユーザーは所望のCDをトレイ54
に載せて再生ヘッド部55の位置に挿入するとともにそ
のCDを図示しない搬送機構でチェンジャー部56まで
搬送させて、収納部56aにストックさせることもでき
る。収納部56aでは例えば6枚のCD(12cmC
D)を収納可能とされ、収納されたCDは、収納位置に
応じてディスクナンバー1〜6として管理される。従っ
てこのようなプレーヤにおいては、収納部56aに6枚
のCDを収納するとともに、トレイ54に載せて再生ヘ
ッド部55に位置させておくという状態でさらに1枚の
CDを収納しておくことができることになる。
【0007】ここで、上記したシングルモード及びチェ
ンジャーモードの動作は次のようになる。ユーザーがモ
ード切換キーを操作してシングルモードとしたときは、
チェンジャー部56と無関係にトレイ54及び再生ヘッ
ド部55が動作し、つまり、トレイ54によって再生ヘ
ッド部55にローディングされたCDに対して、再生操
作に応じて再生がなされ、またそのCDはチェンジャー
部56に搬送されることはない。
【0008】一方、ユーザーがチェンジャーモードに設
定したときは、例えばディスク選択のためのキーを操作
して収納部56a内のCDを選択する。ディスク選択の
ためのキーとしては例えば収納可能な6枚に対応して
『DISC 1』〜『DISC6』という操作キーが設
けられており、例えば『DISC 4』が操作された
ら、収納部56aの4番目の位置に収納されているCD
が再生ヘッド部55に搬送され、再生が開始されること
になる。なお、『DISC 1』〜『DISC6』のキ
ーを総称して以下、ディスク(n)キーということとす
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
再生装置では、以下説明するようにシングルモードとチ
ェンジャーモードの切換や、シングルモード時にディス
ク選択キー(ディスク(n)キー)を受け付けることが
できないため、操作性が悪く、また操作が理解しにくい
という問題がある。
【0010】つまり、シングルモードで動作していてト
レイ54上にCDが積載されている場合には、チェンジ
ャー部56側にそのCDを搬送するわけにはいかないた
め、ディスク(n)キーで選択されたCDを再生ヘッド
部55に搬送できないことになり、従ってそのディスク
(n)キーの操作を無視するようにしている。ここでシ
ングルモード時にトレイ54上のCDをチェンジャー部
56側に搬送できないようにする理由は、もし6枚収納
可能な収納部56aに6枚のCDが収納されている場合
は搬送不能であることは当然であるが、仮に収納数が5
枚以下で空きがあり収納可能であっても、トレイ上にシ
ングルCDが載せられている可能性もあり、この場合収
納部56aでは収納できないためである。
【0011】このような事情から、プレーヤの制御部
(マイクロコンピュータ)は、モード切換キーの操作及
びディスク(n)キーの操作に対しては例えば図4のよ
うに処理を行なっている。
【0012】即ち、シングルモードとチェンジャーモー
ドの切換のためにユーザーがモード切換キーを操作した
場合は、それまでがチェンジャーモードであった場合
は、モードをシングルモードに切り換える (F201→F202
→F203) 。また、それまでがシングルモードであった場
合には、そのモード切換キーの操作はユーザーがチェン
ジャーモードへ切り換えるために行なったものであるた
め、チェンジャーモードへ切り換える処理を行なうべき
であるが、ここで、トレイ55上にCDが載せられてい
るか否かを判別する(F204)。つまりその時点より前にシ
ングルモードで再生動作されたCDがトレイ55上に載
せられたままになっているか否かを判別する。そして、
載せられたままであったら、チェンジャーモードの動作
は実行できないため、そのモード切換キーの操作を受け
付けないことになる(F205)。
【0013】ステップF204でCDがトレイ55上に載せ
られていないことが判別された場合は、チェンジャーモ
ードに設定し(F206)、ディスクナンバーが1とされてい
るCD(収納部56aの1番目の位置に収納されている
CD)の再生準備を行ない(F207)、また、ディスク
(n)キーの操作を受付可能とする(F208)。例えばステ
ップF206でチェンジャーモードとされた後、再生キーが
押されたらディスクナンバーが1とされているCDが再
生されることになる。
【0014】またステップF206でチェンジャーモードと
された後、ディスク(n)キーが操作されたら、ステッ
プF209→F210→F212の処理となり、その選択されたCD
がローディングされて再生準備状態とされる。そして例
えばその状態で再生キーが押されると、再生が開始され
る。
【0015】ところが、シングルモードであるときにデ
ィスク(n)キーが操作された場合は、処理はステップ
F210→F211と進み、トレイ上のCDの有無に関わらず、
その操作は無効とされ、チェンジャー部56の動作は行
なわれない。
【0016】このため、ユーザーはチェンジャー部56
に収納されたCDを再生させる場合は、まずチェンジャ
ーモードとするモード切換キーの操作を行なって、それ
からディスク(n)キーでCDを選択するという操作を
行なわなければならない。このため操作性が悪いととも
に、その操作を理解しにくいということになる。
【0017】また、モード切換キーを設けてチェンジャ
ーモードとシングルモードを切換設定するようになされ
ているにも関わらず、トレイ上にCDが載せられている
ときはシングルモードからチェンジャーモードへの切換
はできない。
【0018】以上のようにモード切換キーの操作が受け
付けられない場合があることと、上記したように予めモ
ード切換キーの操作でチェンジャーモードにしなければ
ディスク(n)キーが受け付けられないことにより、モ
ード切換キーの操作はユーザーにとって非常にわかりに
くいものとなっており、いいかえれば、モード切換キー
の存在自体がユーザーを混乱させるものとなっている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、モード切換キーを不要とす
るとともに、シングルモード時にも可能であればチェン
ジャー部に対する操作に応じてチェンジャーモードの動
作を実行できるようにし、操作性を向上させることを目
的とする。
【0020】このため記録媒体を挿入部と再生ヘッド部
の間で移動させ記録媒体の装填及び排出を行なう装填/
排出手段(例えばトレイ)と、複数の記録媒体が収納可
能とされる収納部を有するとともに再生ヘッド部と収納
部の間で記録媒体を移動させることができるチェンジャ
ー手段とを備え、収納部に収納されている記録媒体を選
択的に再生ヘッド部で再生させるチェンジャーモードの
再生動作と、装填/排出手段によって再生ヘッド部にロ
ーディングされた記録媒体を再生させるシングルモード
の再生動作とが実行できるようになされた再生装置にお
いて、例えばディスク(n)キーなどの操作キーによっ
て収納部に収納された記録媒体のうちから1つの記録媒
体を選択する選択操作がなされた際には、再生ヘッド部
にシングルモードの動作が実行された記録媒体が存在し
ないことを確認して、自動的にチェンジャーモードとし
て収納部から選択された記録媒体を再生するようにした
制御手段を有するようにする。
【0021】
【作用】再生ヘッド部にシングルモードの動作が実行さ
れた記録媒体が存在しないときに、チェンジャー手段に
対する操作(例えばディスク(n)キーの操作)がなさ
れた場合は、そのままチェンジャーモードに移行してし
まっても問題はない。また、このように再生ヘッド部
(例えばトレイ上)での記録媒体の有無を確認してモー
ド切換を実行するようにすることで、ディスク(n)キ
ー等のチェンジャー手段に収納された記録媒体に対する
再生操作手段をシングルモードからチェンジャーモード
へのモード切換手段として兼用し、また再生キーをチェ
ンジャーモードからシングルモードへのモード切換手段
として兼用することができ、モード切換キーを不要とす
ることができる。
【0022】
【実施例】以下、図1、図2により本発明の再生装置の
一実施例として6連装CDチェンジャープレーヤを説明
する。図1は例えば図3に示したような6連装CDチェ
ンジャープレーヤのブロック図であり、1はディスクチ
ェンジャー部、2は再生ヘッド部である。2aはディス
ク挿入部であり、このディスク挿入部2aにトレイ2b
が引き出され、ユーザーはそのトレイ2bにCDを載置
し、トレイ2bを収納させることで、ディスクDが再生
ヘッド部2に装填される。
【0023】このようにトレイ2bによって装置内部に
搬送されたディスクは、ユーザーの操作に応じて再生ヘ
ッド部2で再生されたり、或はディスクチェンジャー部
1における収納部1aに搬送されて収納される。2cは
センサを示し、トレイ2b上にディスクDが載せられて
いるか否かを検出できるようになされている。
【0024】収納部1aは6枚のディスクDが収納可能
とされ、収納位置により各ディスクはディスクナンバが
ディスク1〜ディスク6というようにされて管理され
る。ディスクチェンジャー部1では昇降用モータ1bに
より収納部1aが図中UD方向に昇降され、収納部1a
と再生ヘッド部2の間で移動(ローディング及びアンロ
ーディング)されるディスクが選択される。収納部1a
の昇降位置で選択されたディスクはローディングモータ
1cによって駆動されるローディング機構1dによって
再生ヘッド部2の間で移動されることになる。
【0025】ユーザーはディスク挿入部2aから挿入し
たディスクD、又は収納部1aからローディングさせた
ディスクDを再生ヘッド部2で再生させることができ
る。3はスピンドルモータ、4は光学ヘッドを示し、再
生ヘッド部2にローディングされたディスクDはスピン
ドルモータ3によってCLV回転駆動されるとともに、
光学ヘッド4からのレーザ照射により記録データが読み
出される。
【0026】つまり、光学ヘッド4におけるレーザダイ
オードから照射されたレーザ光は、回折格子、ビームス
プリッタ、1/4波長板などの光学系を経て、対物レン
ズからディスク記録面に照射される。そしてその反射光
は上記光学系からビームスプリッタによって取り出さ
れ、シリンドリカルレンズなどを介してディテクタに照
射され、電気信号に変換される。
【0027】5はRF演算部であり、光学ヘッド4のデ
ィテクタによって取り出された信号が供給され、演算処
理により再生データとしてのRF信号、フォーカスエラ
ー信号EF、トラッキングエラー信号ETを生成する。
フォーカスエラー信号EF、トラッキングエラー信号E
Tはサーボ回路7に供給され、フォーカスドライブ信号
FD、トラッキングドライブ信号TDとして光学ヘッド
4の対物レンズを支持する2軸機構に印加される。また
トラッキングエラー信号ETに基づいてスレッドドライ
ブ信号SDも生成され、光学ヘッド4をディスク半径方
向に駆動するスレッド機構に供給される。
【0028】RF演算部5から出力されたRF信号はデ
コーダ6に供給され、EFM復調やCIRCエラー訂正
処理などが施される。そしてD/A変換器8でアナログ
音声信号(L,R)に変換され、増幅部9を介してスピ
ーカ10から音声として出力される。
【0029】またデコーダ6ではサブコードデータC
SUB やスピンドルサーボのためのクロック誤差信号ESP
などが取り出され、制御部11に供給される。制御部1
1はマイクロコンピュータによって構成されており、ユ
ーザーの操作やサブコードデータCSUB に応じて各部を
制御する。またスピンドルサーボ信号SSをサーボ回路
7に供給し、スピンドルドライブ信号SPDをスピンド
ルモータ3に印加させたり、トラックジャンプ信号(ジ
ャンプパルス)TJによりサーボ回路7を制御し、光学
ヘッド4のアクセス動作を実行させる。
【0030】12は装置の外筺パネル上に設けられる各
種操作キーによる操作部、13は表示部である。表示部
13では再生中のCDの時間情報やモード状態などが制
御部11の制御に基づいて表示される。
【0031】操作部12としては、例えば図示するよう
な操作キーが設けられている。21は停止キー、22は
再生キー、23は早送りキー、24は早戻しキー、2
5,26は前後のAMSキー、27は一時停止キーであ
る。これらは再生ヘッド部2にローディングされたディ
スクDに対する基本的な再生操作のためのキーとなる。
ただし、本実施例では再生キー22はシングルモードの
動作における再生キーとされ、つまり、再生キー22は
チェンジャーモードからシングルモードへ移行する操作
手段として兼用されている。
【0032】また、28は収納部1a内のディスクを選
択するために『DISC 1』〜『DISC 6』とし
て設けられるディスク(n)キーであり、このディスク
(n)キーによりユーザーは収納部1aに収納されてい
るディスクを選択し、再生を開始させることができる。
例えば『DISC 2』のキーを押すことによって収納
部1a内からディスクナンバ2とされて管理されている
ディスクが取り出されて再生ヘッド部2にローディング
され、そのディスクに対する再生動作が開始される。
【0033】このように構成された本実施例の再生装置
では、再生キー22又はディスク(n)キー28の操作
に応じて、制御部11は図2のような制御を行なうこと
になる。
【0034】まず、再生キー22(シングルプレイキ
ー)の操作がなされたら(F101)、動作モードをシングル
モードとして再生ヘッド部2にローディングされている
ディスクの再生を開始させる(F102) 。従って、ユーザ
ーが8cmCDや、収納部1aに収納していない12c
mCDを再生させたいときは、トレイ2bをオープンさ
せてそのディスクを搭載し、トレイ2bをクローズさせ
た後、再生キー22を押せばよい。つまり、チェンジャ
ー部が搭載されていない通常のCDプレーヤと全く同様
の操作を行なえばよいことになる。
【0035】一方、収納部1aに収納しているディスク
を再生させたい場合は、ディスク(n)キー28を操作
すればよい。ディスク(n)キー28が操作された場合
は処理はステップF103からF104に進み、まず、その操作
がなされるまでシングルモードであったか否かを判別す
る。
【0036】それまでの動作モードがチェンジャーモー
ドであった場合では、再生ヘッド部2内でトレイ2b上
にディスクが載せられていなければ、そのままディスク
(n)キー28で選択されたディスクをローディングさ
せて再生させることに何も問題なく、また、もしトレイ
2b上にディスクが載せられていたとしても、そのディ
スクは収納部1aから引き出されてローディングされて
いたもので、従ってそのディスクを収納部1a内の元の
位置にアンローディングすれば、新たにディスク(n)
キー28で選択されたディスクをローディングすること
ができる。従って、それまでの動作モードがチェンジャ
ーモードであった場合はそのままステップF106に進み、
チェンジャーモードの動作としてディスク(n)キー2
8で選択されたディスクの再生が開始されるように処理
を行なう。
【0037】また、ステップF104で、それまでシングル
モードであったと判別された場合は、トレイ2b上にデ
ィスクが載せられているか否かを判別することになる(F
105)。即ち制御部11はセンサ2cからの情報を確認す
る。
【0038】ここで、トレイ2b上にディスクが載せら
れていなければ、収納部2aからのディスクのローディ
ングに対して物理的な支障は無いことになる。そこで、
ステップF106に進んで、チェンジャーモードの動作とし
てディスク(n)キー28で選択されたディスクの再生
が開始されるように処理を行なう。
【0039】ところが、ステップF105でトレイ2b上に
ディスクが載せられていると判別された場合は、そのデ
ィスクはシングルモードの動作においてローディングさ
れているディスクであり、収納部2aからのディスクの
ローディングは物理的に無理なものとなる。即ち、収納
部2aに6枚のディスクが収納されているとしたら当然
入れ換えることはできず、また、もし収納部2aに空き
があったとしても、そのディスクは収納不能な8cmC
Dである可能性もあるため、結局この場合はユーザーが
トレイ2bをオープンとしてそのディスクを取り出さな
い限りは、収納部2aからのディスクのローディングは
できないものとなる。
【0040】従って、このときはステップF107に進み、
ディスク(n)キー28で選択されたディスクのローデ
ィング及び再生動作は実行されない。ただし、この場
合、再生が実行できないことをユーザーに提示するため
に表示部13で所定の表示がなされる。例えばユーザー
にトレイ2b上のディスクの取り出しを促すために、
『DISC』という文字と『TAKE OUT』を数回
交互に表示させ、その後『TAKE OUT』の文字を
継続表示させるようにする。
【0041】なお、この表示に応じてユーザーがディス
クを取り出し、トレイ2bをクローズとしたら、自動的
にディスク(n)キー28で選択されたディスクのロー
ディング及び再生の実行に移るようにしてもよいし、或
は、再度のディスク(n)キー28の操作を待機するよ
うにしてもよい。
【0042】以上のように本実施例では、ユーザーはシ
ングルモードとチェンジャーモードのモード切換操作を
しなくとも、シングルモードでの再生及びチェンジャー
モードでの再生を実行させることができ、CDチェンジ
ャープレーヤとしてはモード切換キーを設けることが不
要となるとともに、ユーザーにとって操作性がよく、し
かも操作もわかりやすいものとなる。即ち、シングルモ
ードで使用するときは再生キー22を、またチェンジャ
ーモードで使用するときはディスク(n)キー28を操
作すればよいと、簡単に操作を把握できる。
【0043】また操作を受け付けないのは、ディスク
(n)キー28を操作した際にシングルモードの動作に
よったディスクが再生ヘッド部2に残されている場合の
みであり、これは物理的にローディングが無理であると
いう事情から、その操作無効に対する理解も難しいもの
ではなく、また上記のようにトレイ上にディスクが残っ
ていることを表示部13の表示でユーザーに知らせるこ
とにより、ユーザーの混乱も解消できる。
【0044】ところで、実施例ではトレイ2bによって
ディスク挿入部2aから再生ヘッド部2内へのディスク
Dの挿入、及び排出を行なうようにしているが、トレイ
2bを設けず、ディスクを挟持して移動させる機構のも
のであってもよい。
【0045】また、実施例では再生キー22をシングル
モードでの再生操作手段として位置づけた方式を説明し
たが、再生キー22をモードに関わらず再生開始の操作
キーとして機能させたい場合は、実施例で説明した再生
キー22に相当するキーとしてシングルモード再生操作
キーを別に設けるようにしてもよい。
【0046】なお、実施例ではCDチェンジャープレー
ヤを例にあげたが、ミニディスク、アナログ記録又はデ
ジタル記録によるコンパクトカセットテープ、DATな
どの他の記録媒体に対応したチェンジャープレーヤでも
本発明は適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の再生装置
は、再生ヘッド部にシングルモードの動作によって再生
が実行された記録媒体が存在しないときに、例えばディ
スク(n)キーなどのチェンジャー手段に収納された記
録媒体に対する操作がなされた場合は、そのままチェン
ジャーモードとして収納部からディスクをローディング
して再生させるようにすることで、ユーザーにとって操
作がわかりやくすく、操作性は著しく向上されるという
効果がある。また、チェンジャーモードとシングルモー
ドのモード切換操作手段も不要とすることができるとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置の実施例のブロック図であ
る。
【図2】実施例における操作に基づく処理のフローチャ
ートである。
【図3】CDチェンジャープレーヤの説明図である。
【図4】従来のチェンジャープレーヤにおける操作に基
づく処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 チェンジャー部 1a 収納部 1b 昇降モータ 1c ローディングモータ 1d ローディング機構 2 再生ヘッド部 2a ディスク挿入部 2b トレイ 2c センサ 3 スピンドルモータ 4 光学ヘッド 5 RF演算部 6 デコーダ 7 サーボ回路 11 制御部 12 操作部 13 表示部 22 再生キー 28 ディスク(n)キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を挿入部と再生ヘッド部の間で
    移動させ記録媒体の装填及び排出を行なう装填/排出手
    段と、 複数の記録媒体が収納可能とされる収納部を有するとと
    もに前記再生ヘッド部と収納部の間で記録媒体を移動さ
    せることができるチェンジャー手段とを備え、 前記収納部に収納されている記録媒体を選択的に前記再
    生ヘッド部で再生させるチェンジャーモードの再生動作
    と、前記装填/排出手段によって前記再生ヘッド部にロ
    ーディングされた記録媒体を再生させるシングルモード
    の再生動作とが実行できるようになされた再生装置にお
    いて、 前記収納部に収納された記録媒体のうちから1つの記録
    媒体を選択する選択操作がなされた際には、前記再生ヘ
    ッド部にシングルモードの動作が実行された記録媒体が
    存在しないことを確認して、自動的にチェンジャーモー
    ドとして前記収納部から選択された記録媒体を再生する
    ようにした制御手段を有することを特徴とする再生装
    置。
JP6064359A 1994-03-09 1994-03-09 再生装置 Withdrawn JPH07249256A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6064359A JPH07249256A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 再生装置

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JP6064359A Withdrawn JPH07249256A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215757B1 (en) 1996-06-13 2001-04-10 Fujitsu Ten Limited Reproduction/recording apparatus having a divisible housing for disc-shaped recording carriers and a reproduction/recording head mounting rack

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215757B1 (en) 1996-06-13 2001-04-10 Fujitsu Ten Limited Reproduction/recording apparatus having a divisible housing for disc-shaped recording carriers and a reproduction/recording head mounting rack

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