JP2000020774A - ノンストップ自動料金収受システム - Google Patents

ノンストップ自動料金収受システム

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JP2000020774A JP18838498A JP18838498A JP2000020774A JP 2000020774 A JP2000020774 A JP 2000020774A JP 18838498 A JP18838498 A JP 18838498A JP 18838498 A JP18838498 A JP 18838498A JP 2000020774 A JP2000020774 A JP 2000020774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノンストップ自動料金収受システムにおい
て、方位探知精度に優れ、かつ小型で低コストな方位探
知装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 複数の方位探知用アンテナと、複数の方
位探知用受信機と、信号処理部と、通信用アンテナと、
通信用送受信機とを具備することにより、路上通信装置
から方位探知装置への漏れ信号による方位探知の校正を
行い、方位探知精度に優れ、かつ小型で低コストな方位
探知装置を得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はノンストップ自動
料金収受システムにおいて、料金収受を行うべき車両の
位置判別に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路においては、磁気カード
方式料金収受システムが導入されていた。この料金収受
システムについては、例えば、東芝レビュー(40巻3
号)昭和60年 P189〜192「磁気カード方式料
金収受システム」、あるいは三菱重工技報 VOL.2
2 NO.6(1985−11)P127〜132「磁
気カード方式料金収受機械におけるシステム技術」に詳
述されている。
【0003】ところでこのような従来のシステムにおい
ては、一般道路から有料道路に入る場合、反対に有料道
路から一般道路に出る場合にはどうしても料金所で一旦
停止して通行券の受け取りや料金支払いを行う必要があ
り、そのために料金所の手前で多くの車が列をなすこと
が多い。このような課題を改善するため、かねてから料
金所で一旦停止することなく、路側通信装置と車載機と
の間の情報の授受により料金の収受ができるノンストッ
プ自動料金収受システムが提案されている。システム運
用図を図5に示す。図5において、1は有料道路、2は
一般道路、3は料金所、4は車両、5は車両進行方向、
6は路上通信装置、7は車載機である。車両4に搭載さ
れた車載機7は、料金所3において路上通信装置6と情
報の授受を行い、料金収受に必要な情報を交換する。そ
の結果、車載機7を搭載した車両4は、一旦停止するこ
となく料金所3を通過できる。
【0004】このようなシステムについては、例えば、
三菱重工技報 VOL.32 NO.4(1995−
7)P264〜267「高速道路の交通管理システムに
おけるニーズと技術開発」、NIKKEI BUSIN
ESS 1995年11月13日号 P155〜158
「道路から車に情報“発信”日米欧で主導権争い」、あ
るいは公表特許公報 平5−508492「電気的車両
料金徴収装置および方法」などに記述されており、特に
公表特許公報平5−508492には具体的に詳述され
ている。
【0005】ノンストップ自動料金収受システムは日本
国内においては官民共同開発中であり、実用化は平成1
1年度以降とも言われている。一方海外の一部の国にお
いては、上記公報に示されているようなシステムが運用
されている。
【0006】ところで、ノンストップ自動料金収受シス
テムにおいては、料金所3内に複数の車両が同時に進入
してきた場合、どの車両からいくらの料金を収受するか
を決定するため、路上通信装置6がどの車両の車載機と
通信しているのかを把握する必要があった。このような
問題を解決するために、複数の方位探知用アンテナ及び
複数の方位探知用受信機及び信号処理部から成る方位探
知装置を用い、複数の受信チャンネルの位相差を検出す
ることにより、車載機が放射している電波の到来方位を
求め、料金収受対象の車両を判別する方式が提案されて
いる。この方式については、例えばNEC技報 VO
L.50 NO.7/1997 P147〜155「電
波到来角計測の手法と通信車両判別システム」に詳述さ
れている。図6は料金所3内に2台の車両が同時に進入
してきた場合を示すものであり、図において3は料金
所、5は車両進行方向、6は路上通信装置、8は方位探
知装置、9は第1の車両、10は第2の車両、11は第
1の車載機、12は第2の車載機である。
【0007】図7は電波方位探知により車両判別するた
めの従来の料金所機器の構成を示すもので、図において
6は路上通信装置、8は方位探知装置、13は通信用ア
ンテナ、14は通信用送受信機、15は通信情報、16
は第1の方位探知用アンテナ、17は第2の方位探知用
アンテナ、18は第3の方位探知用アンテナ、19は校
正信号発生器、20は第1のスイッチ、21は第2のス
イッチ、22は第3のスイッチ、23は第1の方位探知
用受信機、24は第2の方位探知用受信機、25は第3
の方位探知用受信機、26は信号処理部である。ここで
は一例として3チャンネルの受信系から成る方位探知装
置としている。
【0008】次に従来装置の動作について説明する。第
1の方位探知用アンテナ16と第2の方位探知用アンテ
ナ17と第3の方位探知用アンテナ18は隣接して配置
され、各々車載機からの送信信号を受信する。第1の方
位探知用受信機23と第2の方位探知用受信機24と第
3の方位探知用受信機25は、各々第1のスイッチ20
と第2のスイッチ21と第3のスイッチ22経由後の第
1の方位探知用アンテナ16と第2の方位探知用アンテ
ナ17と第3の方位探知用アンテナ18の出力を受け、
増幅、フィルタリング、周波数変換等の処理を行う。信
号処理部26は第1の方位探知用受信機23と第2の方
位探知用受信機24と第3の方位探知用受信機25の出
力を受け、これらの位相差を検出することにより、受信
した電波の到来方位を計算し、方位情報27を上位装置
へ出力する。図8は本方式による電波到来方位の計算原
理を示したものであり、電波到来方位θは数1により求
められる。
【0009】
【数1】
【0010】校正信号発生器19は、第1の方位探知用
受信機23と第2の方位探知用受信機24と第3の方位
探知用受信機25との間に発生する位相差の校正を行う
ものであり、方位探知精度の向上を図るものである。第
1のスイッチ20と第2のスイッチ21と第3のスイッ
チ22は、方位探知時と校正時とで信号の経路を切り換
えるものであり、方位探知時には各々第1の方位探知用
アンテナ16と第2の方位探知用アンテナ17と第3の
方位探知用アンテナ18と接続され、校正時には校正信
号発生器19と接続される。
【0011】通信用アンテナ13、通信用送受信機14
は、料金収受に必要な情報を車載機と授受するためのも
のであり通信情報15を上位装置と授受する。方位探知
装置8からの方位情報27と路上通信装置6からの通信
情報15により料金収受対象の車両を判別することが可
能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たシステムにおいて、校正信号発生器19及び第1のス
イッチ20と第2のスイッチ21と第3のスイッチ22
により方位探知装置8が大型で高コストとなってしまう
課題があった。また、第1のスイッチ20と第2のスイ
ッチ21と第3のスイッチ22を使用することにより、
方位探知装置8における受信系チャンネル間位相差の管
理が複雑となり、その結果方位探知精度が劣化するとい
う課題があった。さらに、本構成では、第1の方位探知
アンテナ16と第2の方位探知用アンテナ17と第3の
方位探知用アンテナ18の位相差の校正ができないた
め、方位探知精度が劣化するという課題があった。
【0013】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、方位探知精度に優れ、かつ小型で低コ
ストな方位探知装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるノンス
トップ自動料金収受システムは、隣接して配置され通行
車両に搭載された車載機の送信信号を受信する複数の方
位探知用アンテナと、増幅・フィルタリング・周波数変
換等の処理を行う複数の方位探知用受信機と、受信した
電波の到来方位を計算する信号処理部と、通行車両に搭
載されている車載機との間で料金収受に必要な信号を送
受信する通信用アンテナ及び通信用送受信機とで構成し
たものである。
【0015】また、第2の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、隣接して配置され通行車両に搭載
された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
ンテナと、増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理
を行う複数の方位探知用受信機と、受信した電波の到来
方位を計算する信号処理部と、通行車両に搭載されてい
る車載機との間で料金収受に必要な信号を送受信する通
信用アンテナ及び通信用送受信機と、通信用アンテナか
ら放射された電波を受け複数の方位探知用アンテナの方
向へ電波を反射する電波反射物体とで構成したものであ
る。
【0016】また、第3の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、隣接して配置され通行車両に搭載
された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
ンテナと、増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理
を行う複数の方位探知用受信機と、受信した電波の到来
方位を計算する信号処理部と、通行車両に搭載されてい
る車載機との間で料金収受に必要な信号を送受信する通
信用アンテナ及び通信用送受信機と、路側に設置され通
信用アンテナから放射された電波を受ける受信アンテナ
と、受信アンテナの出力を受ける電力増幅器と、電力増
幅器の出力を受け複数の方位探知用アンテナの方向へ電
波を反射する送信アンテナとで構成したものである。
【0017】また、第4の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、隣接して配置され通行車両に搭載
された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
ンテナと、増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理
を行う複数の方位探知用受信機と、受信した電波の到来
方位を計算する信号処理部と、通行車両に搭載されてい
る車載機との間で料金収受に必要な信号を送受信する通
信用アンテナ及び通信用送受信機と、路側に設置され通
信用アンテナから放射された電波を受ける受信アンテナ
と、局部発振信号を生成する発振器と、受信アンテナの
出力と発振器の出力を受け周波数変換を行うミクサと、
ミクサの出力を受ける電力増幅器と、電力増幅器の出力
を受け複数の方位探知用アンテナの方向へ電波を放射す
る送信アンテナとで構成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すものであり、図において、3、6、
8、13〜18、23〜27は従来のノンストップ自動
料金収受システムと同一のものであり、30は路上通信
装置6から方位探知装置8への漏れ信号である。
【0019】次に動作について説明する。図1におい
て、通信用アンテナ13及び通信用送受信機14は通行
車両に搭載されている車載機との間で料金収受に必要な
信号を送受信する。第1の方位探知用アンテナ16と第
2の方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテ
ナ18は隣接して配置され、通行車両に搭載された車載
機の送信信号を受信する。第1の方位探知用受信機23
と第2の方位探知用受信機24と第3の方位探知用受信
機25は、各々第1の方位探知用アンテナ16と第2の
方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテナ1
8の出力を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等
の処理がなされる。信号処理装置26は第1の方位探知
用受信機23と第2の方位探知用受信機24と第3の方
位探知用受信機25の出力を受け、これらの位相差を検
出することにより、受信した電波の到来方位を計算す
る。このようにして、電波方位探知により車両判別する
ことが可能となる。路上通信装置6から方位探知装置8
への漏れ信号30により、方位探知装置8における受信
系チャンネル間位相差を校正することにより、方位探知
の校正を行う。
【0020】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、路上通信装置6から方位
探知装置8への漏れ信号30により方位探知の構成を行
うことにより、方位探知精度に優れ、かつ小型で低コス
トな方位探知装置を得ることが可能となる。
【0021】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示すものであり、図において、3、6、8、13
〜18、23〜27は従来のノンストップ自動料金収受
システムと同一ものであり、31は電波反射物体、32
は路上通信装置6の送信信号、33は反射波である。
【0022】次に動作について説明する。図2におい
て、通信用アンテナ13及び通信用送受信機14は通信
車両に搭載されている車載機との間で料金収受に必要な
信号を送受信する。第1の方位探知用アンテナ16と第
2の方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテ
ナ18は隣接して配置され、通行車両に搭載された車載
機の送信信号を受信する。第1の方位探知用受信機23
と第2の方位探知用受信機24と第3の方位探知用受信
機25は、各々第1の方位探知用アンテナ16と第2の
方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテナ1
8の出力を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等
の処理がなされる。信号処理装置26は第1の方位探知
用受信機23と第2の方位探知用受信機24と第3の方
位探知用受信機25の出力を受け、これらの位相差を検
出することにより、受信した電波の到来方位を計算す
る。このようにして、電波方位探知により車両判別する
ことが可能となる。路上通信装置6の送信信号32は電
波反射物体31により反射し、その反射波33により方
位探知装置8における受信系チャンネル間位相差を校正
することにより、方位探知の校正を行う。
【0023】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、電波反射物体31を用
い、路上通信装置6の送信信号32の反射波33により
方位探知を行うことにより、方位探知精度に優れ、かつ
小型で低コストな方位探知装置を得ることが可能とな
る。
【0024】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示すものであり、図において、3、6、8、13
〜18、23〜27は従来のノンストップ自動料金収受
システムと同一のものであり、32は路上通信装置6の
送信信号、34は受信アンテナ、35は電力増幅器、3
6は送信アンテナ、37はリピータである。
【0025】次に動作について説明する。図3におい
て、通信用アンテナ13及び通信用送受信機14は通信
車両に搭載されている車載機との間で料金収受に必要な
信号を送受信する。第1の方位探知用アンテナ16と第
2の方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテ
ナ18は隣接して配置され、通行車両に搭載された車載
機の送信信号を受信する。第1の方位探知用受信機23
と第2の方位探知用受信機24と第3の方位探知用受信
機25は、各々第1の方位探知用アンテナ16と第2の
方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテナ1
8の出力を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等
の処理がなされる。信号処理装置26は第1の方位探知
用受信機23と第2の方位探知用受信機24と第3の方
位探知用受信機25の出力を受け、これらの位相差を検
出することにより、受信した電波の到来方位を計算す
る。このようにして、電波方位探知により車両判別する
ことが可能となる。路上通信装置6の送信信号32は電
波アンテナ34により受信され電力増幅器35により電
力増幅された後、送信アンテナ36により方位探知装置
8の方向に放射される。リピータ37の放射信号38に
より方位探知装置8における受信系チャンネル間位相差
を校正することにより、方位探知の校正を行う。
【0026】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、リピータ37を用い、方
位探知の校正を行うことにより、方位探知精度に優れ、
かつ小型で低コストな方位探知装置を得ることが可能と
なる。
【0027】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示すものであり、図において、3、6、8、13
〜18、23〜27は従来のノンストップ自動料金収受
システムと同一のものであり、32は路上通信装置6の
送信信号、34は受信アンテナ、35は電力増幅器、3
6は送信アンテナ、39は発振器、40はミクサ、41
は中継器である。
【0028】次に動作について説明する。図4におい
て、通信用アンテナ13及び通信用送受信機14は通信
車両に搭載されている車載機との間で料金収受に必要な
信号を送受信する。第1の方位探知用アンテナ16と第
2の方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテ
ナ18は隣接して配置され、通行車両に搭載された車載
機の送信信号を受信する。第1の方位探知用受信機23
と第2の方位探知用受信機24と第3の方位探知用受信
機25は、各々第1の方位探知用アンテナ16と第2の
方位探知用アンテナ17と第3の方位探知用アンテナ1
8の出力を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等
の処理がなされる。信号処理装置26は第1の方位探知
用受信機23と第2の方位探知用受信機24と第3の方
位探知用受信機25の出力を受け、これらの位相差を検
出することにより、受信した電波の到来方位を計算す
る。このようにして、電波方位探知により車両判別する
ことが可能となる。路上通信装置6の送信信号32は受
信アンテナ34により受信された後、ミクサ40により
発振器39の出力信号と混合される。ミクサ40の出力
周波数は、発振器39の発振周波数と路上通信装置の送
信周波数により決定され、発振器39の発振周波数を適
当に選定するこにより、車載機の送信周波数と同一にす
ることができる。ミクサ40の出力信号は電力増幅器3
5により電力増幅された後、送信アンテナ36により方
位探知装置8の方向に放射される。中継器41の放射信
号42により方位探知装置8における受信系チャンネル
間位相差を校正することにより、方位探知の校正を行
う。
【0029】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、中継器41を用い、方位
探知の校正を行うことにより、方位探知精度に優れ、か
つ小型で低コストな方位探知装置を得ることが可能とな
る。
【0030】
【発明の効果】第1の発明によれば、路上通信装置から
方位探知装置への漏れ信号により方位探知の校正を行う
ことにより、方位探知精度に優れ、かつ小型で低コスト
な方位探知装置を得ることが可能となる。
【0031】また、第2の発明によれば、電波反射物体
を用い、路上通信装置の送信信号の反射波により方位探
知の校正を行うことにより、方位探知精度に優れ、かつ
小型で低コストな方位探知装置を得ることが可能とな
る。また、上記第1の発明に比べ、電波反射物体を用い
ることにより、校正信号の放射位置が限定でき、より精
度よく方位探知の校正が可能となる効果がある。
【0032】また、第3の発明によれば、リピータを用
い、方位探知の校正を行うことにより、方位探知精度に
優れ、かつ小型で低コストな方位探知装置を得ることが
可能となる。また、上記第2の発明に比べ、リピータ内
にて電力増幅を行うことにより、校正信号のレベルを上
げることができ、より精度よく方位探知の校正が可能と
なる効果がある。
【0033】また、第4の発明によれば、中継器を用
い、方位探知の校正を行うことにより、方位探知精度に
優れ、かつ小型で低コストな方位探知装置を得ることが
可能となる。また、上記第3の発明に比べ、中継器内に
て周波数変換及び電力増幅を行うことにより、校正信号
の周波数を車載機の送信周波数と同一にでき、かつ校正
信号のレベルを上げることができ、より精度よく方位探
知の校正が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態4を示す図である。
【図5】 ノンストップ自動料金収受システムの運用を
示す図である。
【図6】 車載機を搭載した2台の車両が同時に従来の
料金所に進入した場合を示す図である。
【図7】 従来の料金所機器の構成を示す図である。
【図8】 電波到来方位の計算原理を示す図である。
【符号の説明】
1 有料道路、2 一般道路、3 料金所、4 車両、
5 車両進行方向、6路上通信装置、7 車載機、8
方位探知装置、9 第1の車両、10 第2の車両、1
1 第1の車載機、12 第2の車載機、13 通信用
アンテナ、14 通信用送受信機、15 通信情報、1
6 第1の方位探知用アンテナ、17第2の方位探知用
アンテナ、18 第3の方位探知用アンテナ、19 校
正信号発生器、20 第1のスイッチ、21 第2のス
イッチ、22 第3のスイッチ、23 第1の方位探知
用受信機、24 第2の方位探知用受信機、25 第3
の方位探知用受信機、26 信号処理部、27 方位情
報、28 第1の素子アンテナ、29 第2の素子アン
テナ、30 路上通信装置の漏れ信号、31電波反射物
体、32 路上通信装置の送信信号、33 反射波、3
4 受信アンテナ、35 電力増幅器、36 送信アン
テナ、37 リピータ、38 リピータの放射信号、3
9 発振器、40 ミクサ、41 中継器、42 中継
器の放射信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく路上通信装置と通行車両に搭載されている車載
    機との間の情報の授受により料金の収受ができるノンス
    トップ自動料金収受システムにおいて、通行車両に搭載
    された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
    ンテナと、前記複数の方位探知用アンテナの出力を受け
    増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理を行う複数
    の方位探知用受信機と、前記複数の方位探知用受信機の
    出力を受け受信した電波の到来方位を計算する信号処理
    部と、通行車両に搭載されている車載機との間で料金収
    受に必要な信号を送受信する通信用アンテナ及び通信用
    送受信機とを具備することを特徴とするノンストップ自
    動料金収受システム。
  2. 【請求項2】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく路上通信装置と通行車両に搭載されている車載
    機との間の情報の授受により料金の収受ができるノンス
    トップ自動料金収受システムにおいて、通行車両に搭載
    された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
    ンテナと、前記複数の方位探知用アンテナの出力を受け
    増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理を行う複数
    の方位探知用受信機と、前記複数の方位探知用受信機の
    出力を受け受信した電波の到来方位を計算する信号処理
    部と、通行車両に搭載されている車載機との間で料金収
    受に必要な信号を送受信する通信用アンテナ及び通信用
    送受信機と、前記通信用アンテナから放射された電波を
    受け前記複数の方位探知用アンテナの方向へ電波を反射
    する電波反射物体とを具備することを特徴とするノンス
    トップ自動料金収受システム。
  3. 【請求項3】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく路上通信装置と通行車両に搭載されている車載
    機との間の情報の授受により料金の収受ができるノンス
    トップ自動料金収受システムにおいて、通行車両に搭載
    された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
    ンテナと、前記複数の方位探知用アンテナの出力を受け
    増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理を行う複数
    の方位探知用受信機と、前記複数の方位探知用受信機の
    出力を受け受信した電波の到来方位を計算する信号処理
    部と、通行車両に搭載されている車載機との間で料金収
    受に必要な信号を送受信する通信用アンテナ及び通信用
    送受信機と、路側に設置され前記通信用アンテナから放
    射された電波を受ける受信アンテナと、前記受信アンテ
    ナの出力を受ける電力増幅器と、前記電力増幅器の出力
    を受け前記複数の方位探知用アンテナの方向へ電波を放
    射する送信アンテナとを具備することを特徴とするノン
    ストップ自動料金収受システム。
  4. 【請求項4】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく路上通信装置と通行車両に搭載されている車載
    機との間の情報の授受により料金の収受ができるノンス
    トップ自動料金収受システムにおいて、通行車両に搭載
    された車載機の送信信号を受信する複数の方位探知用ア
    ンテナと、前記複数の方位探知用アンテナの出力を受け
    増幅・フィルタリング・周波数変換等の処理を行う複数
    の方位探知用受信機と、前記複数の方位探知用受信機の
    出力を受け受信した電波の到来方位を計算する信号処理
    部と、通行車両に搭載されている車載機との間で料金収
    受に必要な信号を送受信する通信用アンテナ及び通信用
    送受信機と、路側に設置され前記通信用アンテナから放
    射された電波を受ける受信アンテナと、局部発振信号を
    生成する発振器と、前記受信アンテナの出力と前記発振
    器の出力を受け周波数変換を行うミクサと、前記ミクサ
    の出力を受ける電力増幅器と、前記電力増幅器の出力を
    受け前記複数の方位探知用アンテナの方向へ電波を放射
    する送信アンテナとを具備することを特徴とするノンス
    トップ自動料金収受システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109592A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Mitsubishi Electric Corp 料金収受システム
JP2002190041A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Mitsubishi Electric Corp 車載器位置検出装置
JP2005109596A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Hitachi Ltd アンテナ装置
JP2008071113A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Omron Corp ゲート装置

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