JP3267216B2 - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム

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JP3267216B2
JP3267216B2 JP28828297A JP28828297A JP3267216B2 JP 3267216 B2 JP3267216 B2 JP 3267216B2 JP 28828297 A JP28828297 A JP 28828297A JP 28828297 A JP28828297 A JP 28828297A JP 3267216 B2 JP3267216 B2 JP 3267216B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はノンストップ自動
料金収受システムにおいて、料金収受を行う際の電波の
方位探知による車両判別に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路においては、磁気カード
方式料金収受システムが導入されていた。この料金収受
システムについては、例えば、東芝レビュー(40巻3
号)昭和60年P189〜192「磁気カード方式料金
収受システム」、あるいは三菱重工技報VOL.22
NO.6(1985−11)P127〜132「磁気カ
ード方式料金収受機械におけるシステム技術」に詳述さ
れている。
【0003】ところでこのような従来のシステムにおい
ては、一般道路から有料道路に入る場合、反対に有料道
路から一般道路に出る場合にはどうしても料金所で一旦
停止して通行券の受け取りや料金支払いを行う必要があ
り、そのために料金所の手前で多くの車が列をなすこと
が多い。このような課題を改善するため、かねてから料
金所で一旦停止することなく、路側通信装置と車載機と
の間の情報の授受により料金の収受ができるノンストッ
プ自動料金収受システムが提案されている。システム運
用図を図9に示す。図9において、1は有料道路、2は
一般道路、3は料金所、4は第1の車両、5は第2の車
両、6は路側通信装置、7は制御装置、8は第1の車載
機、10は車両進行方向である。第1の車両4に搭載さ
れた第1の車載機8は、料金所3において路側通信装置
6と情報の授受を行い、料金収受に必要な情報を交換す
る。その結果、第1の車載機8を搭載した第1の車両4
は、一旦停止することなく料金所3を通過できる。
【0004】このようなシステムについては、例えば、
三菱重工技報VOL.32 NO.4(1995−7)
P264〜267「高速道路の交通管理システムにおけ
るニーズと技術開発」、NIKKEI BUSINES
S1995年11月13日号P155〜158「道路か
ら車に情報“発信”日米欧で主導権争い」、あるいは公
表特許公報平5−508492「電気的車両料金徴収装
置および方法」などに記述されており、特に公表特許公
報平5−508492には具体的に詳述されている。
【0005】ノンストップ自動料金収受システムは日本
国内においては官民共同開発中であり、実用化は平成9
年度以降とも言われている。一方海外の一部の国におい
ては、上記公報に示されているようなシステムが運用さ
れている。
【0006】ところで、ノンストップ自動料金収受シス
テムにおいては、料金所3内に複数の車両が同時に進入
してきた場合、どの車両からいくらの料金を収受するか
を決定するため、路側通信装置6がどの車両の車載機と
通信しているのかを把握する必要があった。このような
問題を解決するために、路側通信装置6が2つの方位探
知用受信アンテナ及び2つの方位探知用受信機を所有し
その2信号の位相差を検出することにより、路側通信装
置6が車載機から受信した電波の到来方位を求め、料金
収受対象の車両を判別する方式が提案されている。この
方式については、例えばNEC技報VOL.50 N
O.7/1997 P147〜155「電波到来角計測
の手法と通信車両判別システム」に詳述されている。図
10は料金所3内に2台の車両が同時に進入してきた場
合を示すものであり、図において3は料金所、4は第1
の車両、5は第2の車両、6は路側通信装置、7は制御
装置、8は第1の車載機、9は第2の車載機、10は車
両進行方向、11は第1の車載機の出力信号、12は第
2の車載機の出力信号である。
【0007】図11は電波方位探知により車両判別する
ための従来の料金所機器の構成を示すもので、図におい
て6は路側通信装置、7は制御装置、13は第1の方位
探知用受信アンテナ、14は第2の方位探知用受信アン
テナ、15は通信用受信アンテナ、16は通信用送信ア
ンテナ、17は第1の方位探知用受信機、18は第2の
方位探知用受信機、19は通信用受信機、20は通信用
送信機、21は信号処理部、22は受信データ、23は
送信データ、24は電波到来方位情報である。
【0008】次に従来装置の動作について説明する。第
1の方位探知用受信アンテナ13と第2の方位探知用受
信アンテナ14はある距離をおいて設置され、各々車載
機からの送信信号を受信する。第1の方位探知用受信機
17及び第2の方位探知用受信機18は、各々第1の方
位探知用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信ア
ンテナ14の出力を受け、増幅、フィルタリング、周波
数変換等の処理を行う。信号処理部21は第1の方位探
知用受信機17及び第2の方位探知用受信機18の出力
を受け、これら2信号の位相差を検出することにより、
第1の方位探知用受信アンテナ13及び第2の方位探知
用受信アンテナ14の受信した電波の到来方位を計算
し、電波到来方位情報24を制御装置7へ出力する。電
波到来方位θは次式により求められる。
【0009】
【数1】
【0010】通信用受信アンテナ15、通信用送信アン
テナ16、通信用受信機19、通信用送信機20は、路
側通信装置6が料金収受に必要な情報を車載機と授受す
るためのものであり、通信用受信機19は車載機からの
出力信号を受信データ22として制御装置7へ出力す
る。制御装置7は電波到来方位情報24と受信データ2
2により料金収受対象の車両を判別する。このようにし
て、電波方位探知により車両判別することが可能とな
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たシステムにおいて、料金所3内に車載機を搭載してい
ない車両(以下非ETC車両と称す。)と車載機を搭載
した車両が進入してきた場合、路側通信装置6は車載機
を搭載した車両とは情報の授受を行うが、非ETC車両
とは情報の授受を行うことができないため、非ETC車
両の方位を探知することができない。図12はこの様子
を示すものであり、図において3は料金所、5は第2の
車両、6は路側通信装置、7は制御装置、9は第2の車
載機、10は車両進行方向、12は第2の車載機の出力
信号、25は非ETC車両である。路側通信装置6は非
ETC車両25の方位を探知することができず、その結
果非ETC車両25は料金収受されることなく料金所3
を通過できてしまう可能性が発生するという課題があっ
た。
【0012】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、非ETC車両の方位を探知することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明による料金収
受システムは、通行車両のうち車載機を搭載した車両に
対する料金の収受を行う料金収受システムであって、方
位探知信号を出力する方位探知用送信アンテナと、この
方位探知用送信アンテナから送信され前記通行車両から
反射された方位探知信号を受信する方位探知用受信アン
テナと、料金収受に必要な情報を出力する通信用送信ア
ンテナと、前記車載機からの送信信号を受信する通信用
受信アンテナと、前記方位探知用受信アンテナの出力に
基づいて前記車載機を搭載した車両及び前記車載機を搭
載していない車両の方位を求める信号処理部と、この信
号処理部により求められた方位情報と前記通信用受信ア
ンテナにより受信された料金収受に必要な受信データと
から料金収受対象の車両を判別する制御装置とを備えた
ものである。
【0014】第2の発明による料金収受システムは、
行車両のうち車載機が搭載された車両に対する料金の収
受を行う料金収受システムであって、方位探知信号及び
料金収受に必要な情報を出力する送信アンテナと、この
送信アンテナから送信され前記通行車両から反射された
方位探知信号を受信する方位探知用受信アンテナと、前
記車載機からの送信信号を受信する通信用受信アンテナ
と、前記方位探知用受信アンテナの出力に基づいて前記
車載機を搭載した車両及び前記車載機を搭載していない
車両の方位を求める信号処理部と、この信号処理部によ
り求められた方位情報と前記通信用受信アンテナにより
受信された料金収受に必要な受信データとから料金収受
対象の車両を判別する制御装置とを備えたものである。
【0015】第3の発明による料金収受システムは、
行車両のうち車載機が搭載された車両に対する料金の収
受を行う料金収受システムであって、方位探知信号及び
料金収受に必要な情報を送信するとともに前記車載機か
らの送信信号を受信する送受信共用アンテナと、この送
受信共用アンテナから送信され前記通行車両から反射さ
れた方位探知信号を受信する方位探知用受信アンテナ
と、この方位探知用受信アンテナの出力に基づいて前記
車載機を搭載した車両及び前記車載機を搭載していない
車両の方位を求める信号処理部と、この信号処理部によ
り求められた方位情報と前記送受信共用アンテナにより
受信された料金収受に必要な受信データとから料金収受
対象の車両を判別する制御装置とを備えたものである。
【0016】第4の発明による料金収受システムは、前
記第1から第3の発明において、前記方位探知用受信ア
ンテナは互いに離間して配置された2つのアンテナを有
し、前記信号処理部は当該2つのアンテナからそれぞれ
出力される信号の位相差を検出することによって、前記
通行車両の方位を求めるものである。
【0017】第5の発明による料金収受システムは、前
記第1から第3の発明において、前記方位探知用受信ア
ンテナは互いに離間して配置された2つのアンテナから
成り、当該2つのアンテナの出力を受けて各々の和信号
と差信号を出力するハイブリッド回路を有し、前記信号
処理部は、前記ハイブリッド回路により生成された各々
の和信号と差信号に基づいて前記通行車両の方位を求め
るものである。
【0018】第6の発明による料金収受システムは、
行車両のうち車載機が搭載された車両に対する料金の収
受を行う料金収受システムであって、方位探知信号及び
料金収受に必要な情報を出力する送信アンテナと、互い
に離間して配置された2つのアンテナから成り、前記送
信アンテナから送信され前記通行車両から反射された方
位探知信号及び前記車載機からの送信信号を受信する受
信アンテナと、前記2つのアンテナの出力を受けて各々
の和信号と差信号を出力するハイブリッド回路と、この
ハイブリッド回路により生成された和信号と差信号に基
づいて前記車載機を搭載した車両及び前記車載機を搭載
していない車両の方位を求める信号処理部と、前記和信
号によって前記車載機から送信された料金収受に必要な
情報を受けると共に、前記信号処理部により求められた
方位情報を受けて、料金収受対象の車両を判別する制御
装置とを備えたものである。
【0019】第7の発明による料金収受システムは、
行車両のうち車載機が搭載された車両に対する料金の収
受を行う料金収受システムであって、互いに離間して配
置された2つのアンテナから成り、方位探知信号及び料
金収受に必要な情報を出力するとともに、前記通行車両
から反射された前記方位探知信号及び前記車載機からの
送信信号を受信する送受信共用アンテナと、前記2つの
アンテナの出力を受けて各々の和信号と差信号を出力す
るハイブリッド回路と、このハイブリッド回路により生
成された和信号と差信号に基づいて前記車載機を搭載し
た車両及び前記車載機を搭載していない車両の方位を求
める信号処理部と、前記和信号によって前記車載機から
送信された料金収受に必要な情報を受けると共に、前記
信号処理部により求められた方位情報を受けて、料金収
受対象の車両を判別する制御装置とを備えたものであ
る。第8の発明による料金収受システムは、通行車両の
うち車載機が搭載された車両に対する料金の収受を行う
料金収受システムであって、方位探知信号及び料金収受
に必要な情報を出力する方位探知・通信兼用送信機と、
この方位探知・通信兼用送信機の出力を空中へ放射する
と共に通行車両に搭載された車載機からの出力信号及び
前記通行車両から反射された前記方位探知信号を受信す
る2つの送受信共用アンテナと、前記方位探知・通信兼
用送信機の出力及び前記送受信共用アンテナの受信信号
を受け、送信信号と受信信号の分離を行う送受分離器
と、この送受分離器により分離された送信信号を前記2
つの送受信共用アンテナに分配すると共に、前記2つの
送受信共用アンテナの受信信号の和信号及び差信号を出
力するハイブリッド回路と、前記和信号を受ける第1の
方位探知用受信機及び通信用受信機と、前記差信号を受
ける第2の方位探知用受信機と、前記第1の方位探知用
受信機と前記第2の方位探知用受信機の出力に基づき前
記車載機を搭載した車両及び前記車載機を搭載していな
い車両の方位を求める信号処理部と、前記通信用受信機
から料金収受に必要な情報を受けると共に、前記信号処
理部により求められた方位情報を受けて、料金収受対象
の車両を判別する制御装置とを備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すブ
ロック図であり、図において、6,7,13〜24は従
来のノンストップ自動料金収受システムと同一のもので
あり、26は方位探知用送信アンテナ、27は方位探知
用送信機である。
【0021】次に動作について説明する。図1におい
て、方位探知用送信機27は通行車両の方位を探知する
ための方位探知信号を出力し、方位探知用送信アンテナ
26は方位探知用送信機27の出力を空中へ放射する。
第1の方位探知用受信アンテナ13と第2の方位探知用
受信アンテナ14はある距離をおいて設置され、各々車
載機からの送信信号及び通行車両から反射した方位探知
信号を受信する。第1の方位探知用受信機17及び第2
の方位探知用受信機18は、各々第1の方位探知用受信
アンテナ13及び第2の方位探知用受信アンテナ14の
出力を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等の処
理を行う。信号処理部21は第1の方位探知用受信機1
7及び第2の方位探知用受信機18の出力を受け、これ
ら2信号の位相差を検出することにより、第1の方位探
知用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信アンテ
ナ14の受信した電波の到来方位を計算し、電波到来方
位情報24を制御装置7へ出力する。通信用受信アンテ
ナ15、通信用送信アンテナ16、通信用受信機19、
通信用送信機20は、路側通信装置6が料金収受に必要
な情報を車載機と授受するためのものであり、通信用受
信機19は車載機からの出力信号を受信データ22とし
て制御装置7へ出力する。制御装置7は電波到来方位情
報24と受信データ22により料金収受対象の車両を判
別する。このようにして、電波方位探知により車両判別
することが可能となる。図2はこの様子を示すものであ
り、図において3は料金所、5は第2の車両、6は路側
通信装置、7は制御装置、9は第2の車載機、10は車
両進行方向、12は第2の車載機の出力信号、25は非
ETC車両、28は非ETC車両の方位を探知するため
の方位探知信号、29は第2の車両の方位を探知するた
めの方位探知信号である。
【0022】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0023】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示すブロック図であり、図において、6,7,1
3〜15,17〜19,21〜24は従来のノンストッ
プ自動料金収受システムと同一のものであり、30は方
位探知・通信兼用送信アンテナ、31は方位探知・通信
兼用送信機である。
【0024】次に動作について説明する。図3におい
て、方位探知・通信兼用送信機31は通行車両の方位を
探知するための方位探知信号及び料金収受に必要な無線
通信信号を出力し、方位探知・通信兼用送信アンテナ3
0は方位探知・通信兼用送信機31の出力を空中へ放射
する。第1の方位探知用受信アンテナ13と第2の方位
探知用受信アンテナ14はある距離をおいて設置され、
各々車載機からの送信信号及び通行車両から反射した方
位探知信号を受信する。第1の方位探知用受信機17及
び第2の方位探知用受信機18は、各々第1の方位探知
用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信アンテナ
14の出力を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換
等の処理を行う。信号処理部21は第1の方位探知用受
信機17及び第2の方位探知用受信機18の出力を受
け、これら2信号の位相差を検出することにより、第1
の方位探知用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受
信アンテナ14の受信した電波の到来方位を計算し、電
波到来方位情報24を制御装置7へ出力する。通信用受
信アンテナ15、通信用受信機19は、路側通信装置6
が料金収受に必要な情報を車載機と授受するためのもの
であり、通信用受信機19は車載機からの出力信号を受
信データ22として制御装置7へ出力する。制御装置7
は電波到来方位情報24と受信データ22により料金収
受対象の車両を判別する。このようにして、電波方位探
知により車両判別することが可能となる。
【0025】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0026】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示すブロック図であり、図において、6,7,1
3,14,17〜19,21〜24は従来のノンストッ
プ自動料金収受システムと同一のものであり、31は方
位探知・通信兼用送信機、32は第1の送受信共用アン
テナ、33は送受分離器である。
【0027】次に動作について説明する。図4におい
て、方位探知・通信兼用送信機31は通行車両の方位を
探知するための方位探知信号及び料金収受に必要な無線
通信信号を出力し、第1の送受信共用アンテナ32は送
受分離器33により分離された方位探知・通信兼用送信
機31の出力を空中へ放射する。第1の方位探知用受信
アンテナ13と第2の方位探知用受信アンテナ14はあ
る距離をおいて設置され、各々車載機からの送信信号及
び通行車両から反射した方位探知信号を受信する。第1
の方位探知用受信機17及び第2の方位探知用受信機1
8は、各々第1の方位探知用受信アンテナ13及び第2
の方位探知用受信アンテナ14の出力を受け、増幅、フ
ィルタリング、周波数変換等の処理を行う。信号処理部
21は第1の方位探知用受信機17及び第2の方位探知
用受信機18の出力を受け、これら2信号の位相差を検
出することにより、第1の方位探知用受信アンテナ13
及び第2の方位探知用受信アンテナ14の受信した電波
の到来方位を計算し、電波到来方位情報24を制御装置
7へ出力する。通信用受信機19は、路側通信装置6が
料金収受に必要な情報を車載機と授受するためのもので
あり、車載機からの出力信号を受信データ22として制
御装置7へ出力する。制御装置7は電波到来方位情報2
4と受信データ22により料金収受対象の車両を判別す
る。このようにして、電波方位探知により車両判別する
ことが可能となる。
【0028】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0029】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4を示すブロック図であり、図において、6,7,1
3〜24は従来のノンストップ自動料金収受システムと
同一のものであり、26は方位探知用送信アンテナ、2
7は方位探知用送信機、34はハイブリッド回路、35
は和信号、36は差信号である。
【0030】次に動作について説明する。図5におい
て、方位探知用送信機27は通行車両の方位を探知する
ための方位探知信号を出力し、方位探知用送信アンテナ
26は方位探知用送信機27の出力を空中へ放射する。
第1の方位探知用受信アンテナ13と第2の方位探知用
受信アンテナ14はある距離をおいて設置され、各々車
載機からの送信信号及び通行車両から反射した方位探知
信号を受信する。ハイブリッド回路34は第1の方位探
知用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信アンテ
ナ14の出力を受け、それらの和信号35及び差信号3
6を出力する。第1の方位探知用受信機17及び第2の
方位探知用受信機18は、各々和信号35及び差信号3
6を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等の処理
を行う。信号処理部21は第1の方位探知用受信機17
及び第2の方位探知用受信機18の出力を受け、これら
2信号の振幅比較を行うことにより、第1の方位探知用
受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信アンテナ1
4の受信した電波の到来方位を計算し、電波到来方位情
報24を制御装置7へ出力する。この電波の到来方位計
算方法は、追尾レーダーにおける振幅比較モノパルス方
式として周知されている。通信用受信アンテナ15、通
信用送信アンテナ16、通信用受信機19、通信用送信
機20は、路側通信装置6が料金収受に必要な情報を車
載機と授受するためのものであり、通信用受信機19は
車載機からの出力信号を受信データ22として制御装置
7へ出力する。制御装置7は電波到来方位情報24と受
信データ22により料金収受対象の車両を判別する。こ
のようにして、電波方位探知により車両判別することが
可能となる。
【0031】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0032】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5を示すブロック図であり、図において、6,7,1
3〜15,17〜19,21〜24は従来のノンストッ
プ自動料金収受システムと同一のものであり、30は方
位探知・通信兼用送信アンテナ、31は方位探知・通信
兼用送信機、34はハイブリッド回路、35は和信号、
36は差信号である。
【0033】次に動作について説明する。図6におい
て、方位探知・通信兼用送信機31は通行車両の方位を
探知するための方位探知信号及び料金収受に必要な無線
通信信号を出力し、方位探知・通信兼用送信アンテナ3
0は方位探知・通信兼用送信機31の出力を空中へ放射
する。第1の方位探知用受信アンテナ13と第2の方位
探知用受信アンテナ14はある距離をおいて設置され、
各々車載機からの送信信号及び通行車両から反射した方
位探知信号を受信する。ハイブリッド回路34は第1の
方位探知用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信
アンテナ14の出力を受け、それらの和信号35及び差
信号36を出力する。第1の方位探知用受信機17及び
第2の方位探知用受信機18は、各々和信号35及び差
信号36を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等
の処理を行う。信号処理部21は第1の方位探知用受信
機17及び第2の方位探知用受信機18の出力を受け、
これら2信号の振幅比較を行うことにより、第1の方位
探知用受信アンテナ13及び第2の方位探知用受信アン
テナ14の受信した電波の到来方位を計算し、電波到来
方位情報24を制御装置7へ出力する。この電波の到来
方位計算方法は、追尾レーダーにおける振幅比較モノパ
ルス方式として周知されている。通信用受信アンテナ1
5、通信用受信機19は、路側通信装置6が料金収受に
必要な情報を車載機と授受するためのものであり、通信
用受信機19は車載機からの出力信号を受信データ22
として制御装置7へ出力する。制御装置7は電波到来方
位情報24と受信データ22により料金収受対象の車両
を判別する。このようにして、電波方位探知により車両
判別することが可能となる。
【0034】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0035】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6を示すブロック図であり、図において、6,7,1
7〜19,21〜24は従来のノンストップ自動料金収
受システムと同一のものであり、30は方位探知・通信
兼用送信アンテナ、31は方位探知・通信兼用送信機、
34はハイブリッド回路、35は和信号、36は差信
号、37は第1の方位探知・通信兼用受信アンテナ、3
8は第2の方位探知・通信兼用受信アンテナである。
【0036】次に動作について説明する。図7におい
て、方位探知・通信兼用送信機31は通行車両の方位を
探知するための方位探知信号及び料金収受に必要な無線
通信信号を出力し、方位探知・通信兼用送信アンテナ3
0は方位探知・通信兼用送信機31の出力を空中へ放射
する。第1の方位探知・通信兼用受信アンテナ37と第
2の方位探知・通信兼用受信アンテナ38はある距離を
おいて設置され、各々車載機からの送信信号及び通行車
両から反射した方位探知信号を受信する。ハイブリッド
回路34は第1の方位探知・通信兼用受信アンテナ37
及び第2の方位探知・通信兼用受信アンテナ38の出力
を受け、それらの和信号35及び差信号36を出力す
る。第1の方位探知用受信機17及び通信用受信機19
は和信号35を受け、増幅、フィルタリング、周波数変
換等の処理を行う。第2の方位探知用受信機18は、差
信号36を受け、増幅、フィルタリング、周波数変換等
の処理を行う。信号処理部21は第1の方位探知用受信
機17及び第2の方位探知用受信機18の出力を受け、
これら2信号の振幅比較を行うことにより、第1の方位
探知・通信兼用受信アンテナ37及び第2の方位探知・
通信兼用受信アンテナ38の受信した電波の到来方位を
計算し、電波到来方位情報24を制御装置7へ出力す
る。この電波の到来方位計算方法は、追尾レーダーにお
ける振幅比較モノパルス方式として周知されている。通
信用受信機19は、路側通信装置6が料金収受に必要な
情報を車載機と授受するためのものであり、車載機から
の出力信号を受信データ22として制御装置7へ出力す
る。制御装置7は電波到来方位情報24と受信データ2
2により料金収受対象の車両を判別する。このようにし
て、電波方位探知により車両判別することが可能とな
る。
【0037】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0038】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7を示すブロック図であり、図において、6,7,1
7〜19,21〜24は従来のノンストップ自動料金収
受システムと同一のものであり、31は方位探知・通信
兼用送信機、33は送受分離器、34はハイブリッド回
路、35は和信号、36は差信号、39は第2の送受信
共用アンテナ、40は第3の送受信共用アンテナであ
る。
【0039】次に動作について説明する。図8におい
て、方位探知・通信兼用送信機31は通行車両の方位を
探知するための方位探知信号及び料金収受に必要な無線
通信信号を出力する。ハイブリッド回路34は送受分離
器33により分離された方位探知・通信兼用送信機31
の出力を分配する。第2の送受信共用アンテナ39と第
3の送受信共用アンテナ40はある距離をおいて設置さ
れ、各々ハイブリッド回路34により分配された方位探
知・通信兼用送信機31の出力を空中へ放射し、また車
載機からの送信信号及び通行車両から反射した方位探知
信号を受信する。ハイブリッド回路34は第2の送受信
共用アンテナ39及び第3の送受信共用アンテナ40の
出力を受け、それらの和信号35及び差信号36を出力
する。第1の方位探知用受信機17及び通信用受信機1
9は送受分離器33により分離された和信号35を受
け、増幅、フィルタリング、周波数変換等の処理を行
う。第2の方位探知用受信機18は、差信号36を受
け、増幅、フィルタリング、周波数変換等の処理を行
う。信号処理部21は第1の方位探知用受信機17及び
第2の方位探知用受信機18の出力を受け、これら2信
号の振幅比較を行うことにより、第2の送受信共用アン
テナ39及び第3の送受信共用アンテナ40の受信した
電波の到来方位を計算し、電波到来方位情報24を制御
装置7へ出力する。この電波の到来方位計算方法は、追
尾レーダーにおける振幅比較モノパルス方式として周知
されている。通信用受信機19は、路側通信装置6が料
金収受に必要な情報を車載機と授受するためのものであ
り、車載機からの出力信号を受信データ22として制御
装置7へ出力する。制御装置7は電波到来方位情報24
と受信データ22により料金収受対象の車両を判別す
る。このようにして、電波方位探知により車両判別する
ことが可能となる。
【0040】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、方位探知信号により非E
TC車両25の方位を探知することができ、非ETC車
両25が料金収受されることなく料金所3を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる。
【0041】
【発明の効果】第1の発明によれば、方位探知信号によ
り非ETC車両の方位を探知することができ、非ETC
車両が料金収受されることなく料金所を通過できてしま
うことを防ぐことが可能となる。
【0042】また、第2の発明によれば、方位探知信号
により非ETC車両の方位を探知することができ、非E
TC車両が料金収受されることなく料金所を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる効果がある。また、
上記第1の発明に比べ、方位探知用の送信アンテナと通
信用の送信アンテナとを兼用することにより、路側通信
装置を構成する機器を少なくすることが可能となる効果
がある。
【0043】また、第3の発明によれば、方位探知信号
により非ETC車両の方位を探知することができ、非E
TC車両が料金収受されることなく料金所を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる効果がある。また、
上記第1の発明に比べ送信アンテナと受信アンテナを
共用することにより、路側通信装置を構成する機器を少
なくすることが可能となる効果がある。
【0044】また、第4の発明によれば、方位探知用
信アンテナとして、互いに離間した2つの受信アンテナ
を用い、その位相差に基づいて通行車両の方位を検出す
る簡単な構成により、方位探知信号により非ETC車両
の方位を探知することができ、非ETC車両が料金収受
されることなく料金所を通過できてしまうことを防ぐこ
とが可能となる。
【0045】また、第5の発明によれば、方位探知用
信アンテナとして互いに離間した2つの受信アンテナ
用いるとともに、和と差の信号を出力するハイブリット
回路を用い、その和と差の信号に基づいて通行車両の方
を検出する簡単な構成により、方位探知信号により非
ETC車両の方位を探知することができ、非ETC車両
が料金収受されることなく料金所を通過できてしまうこ
とを防ぐことが可能となる効果がある。
【0046】また、第6の発明によれば、方位探知信号
により非ETC車両の方位を探知することができ、非E
TC車両が料金収受されることなく料金所を通過できて
しまうことを防ぐことが可能となる効果がある。また、
上記第の発明に比べ方位探知用受信アンテナと通
信用受信アンテナを兼用することにより、路側通信装
置を構成する機器を少なくすることが可能となる効果が
ある。
【0047】また、第7、第8の発明によれば、方位探
知信号により非ETC車両の方位を探知することがで
き、非ETC車両が料金収受されることなく料金所を通
過できてしまうことを防ぐことが可能となる効果があ
る。また、上記第の発明に比べ、方位探知用の受信ア
ンテナと通信用の受信アンテナを兼用し、送信アンテナ
と受信アンテナを共用することにより、路側通信装置を
構成する機器を少なくすることが可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態1を示す図である。
【図2】 車載機を搭載した車両と車載機を搭載してい
ない非ETC車両が同時にこの発明の料金所に進入した
場合を示す図である。
【図3】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態2を示す図である。
【図4】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態3を示す図である。
【図5】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態4を示す図である。
【図6】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態5を示す図である。
【図7】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態6を示す図である。
【図8】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態7を示す図である。
【図9】 ノンストップ自動料金収受システムの運用を
示す図である。
【図10】 車載機を搭載した2台の車両が同時に従来
の料金所に進入した場合を示す図である。
【図11】 従来の料金所機器の構成を示す図である
【図12】 車載機を搭載した車両と車載機を搭載して
いない非ETC車両が同時に従来の料金所に進入した場
合を示す図である。
【符号の説明】
1 有料道路、2 一般道路、3 料金所、4 第1の
車両、5 第2の車両、6 路側通信装置、7 制御装
置、8 第1の車載機、9 第2の車載機、10 車両
進行方向、11 第1の車載機の出力信号、12 第2
の車載機の出力信号、13 第1の方位探知用受信アン
テナ、14 第2の方位探知用受信アンテナ、15 通
信用受信アンテナ、16 通信用送信アンテナ、17
第1の方位探知用受信機、18 第2の方位探知用受信
機、19 通信用受信機、20通信用送信機、21 信
号処理部、22 受信データ、23 送信データ、24
電波到来方位情報、25 非ETC車両、26 方位探
知用送信アンテナ、27 方位探知用送信機、28 非
ETC車両の方位を探知するための方位探知信号、29
第2の車両の方位を探知するための方位探知信号、3
0 方位探知・通信兼用送信アンテナ、31 方位探知
・通信兼用送信機、32 第1の送受信共用アンテナ、
33 送受分離器、34 ハイブリッド回路、35 和
信号、36 差信号、37 第1の方位探知・通信兼用
受信アンテナ、38 第2の方位探知・通信兼用受信ア
ンテナ、39 第2の送受信共用アンテナ、40 第3
の送受信共用アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 15/00 G01S 13/00 G08G 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行車両のうち車載機を搭載した車両に
    対する料金の収受を行う料金収受システムであって、 方位探知信号を出力する方位探知用送信アンテナと、 この方位探知用送信アンテナから送信され前記通行車両
    から反射された方位探知信号を受信する方位探知用受信
    アンテナと、 料金収受に必要な情報を出力する通信用送信アンテナ
    と、 前記車載機からの送信信号を受信する通信用受信アンテ
    ナと、 前記方位探知用受信アンテナの出力に基づいて前記車載
    機を搭載した車両及び前記車載機を搭載していない車両
    の方位を求める信号処理部と、 この信号処理部により求められた方位情報と前記通信用
    受信アンテナにより受信された料金収受に必要な受信デ
    ータとから料金収受対象の車両を判別する制御装置とを
    備えた料金収受システム。
  2. 【請求項2】 通行車両のうち車載機が搭載された車両
    に対する料金の収受を行う料金収受システムであって、 方位探知信号及び料金収受に必要な情報を出力する送信
    アンテナと、 この送信アンテナから送信され前記通行車両から反射さ
    れた方位探知信号を受信する方位探知用受信アンテナ
    と、 前記車載機からの送信信号を受信する通信用受信アンテ
    ナと、 前記方位探知用受信アンテナの出力に基づいて前記車載
    機を搭載した車両及び前記車載機を搭載していない車両
    の方位を求める信号処理部と、 この信号処理部により求められた方位情報と前記通信用
    受信アンテナにより受信された料金収受に必要な受信デ
    ータとから料金収受対象の車両を判別する制御装置とを
    備えた料金収受システム。
  3. 【請求項3】 通行車両のうち車載機が搭載された車両
    に対する料金の収受を行う料金収受システムであって、 方位探知信号及び料金収受に必要な情報を送信するとと
    もに前記車載機からの送信信号を受信する送受信共用ア
    ンテナと、 この送受信共用アンテナから送信され前記通行車両から
    反射された方位探知信 号を受信する方位探知用受信アン
    テナと、 この方位探知用受信アンテナの出力に基づいて前記車載
    機を搭載した車両及び前記車載機を搭載していない車両
    の方位を求める信号処理部と、 この信号処理部により求められた方位情報と前記送受信
    共用アンテナにより受信された料金収受に必要な受信デ
    ータとから料金収受対象の車両を判別する制御装置とを
    備えた料金収受システム。
  4. 【請求項4】 前記方位探知用受信アンテナは互いに離
    間して配置された2つのアンテナを有し、前記信号処理
    部は当該2つのアンテナからそれぞれ出力される信号の
    位相差を検出することによって、前記通行車両の方位
    求めることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    の料金収受システム。
  5. 【請求項5】 前記方位探知用受信アンテナは互いに離
    間して配置された2つのアンテナから成り、当該2つの
    アンテナの出力を受けて各々の和信号と差信号を出力す
    るハイブリッド回路を有し、前記信号処理部は、前記ハ
    イブリッド回路により生成された各々の和信号と差信号
    に基づいて前記通行車両の方位を求めることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載の料金収受システ
    ム。
  6. 【請求項6】 通行車両のうち車載機が搭載された車両
    に対する料金の収受を行う料金収受システムであって、 方位探知信号及び料金収受に必要な情報を出力する送信
    アンテナと、 互いに離間して配置された2つのアンテナから成り、前
    記送信アンテナから送信され前記通行車両から反射され
    た方位探知信号及び前記車載機からの送信信号を受信す
    る受信アンテナと、 前記2つのアンテナの出力を受けて各々の和信号と差信
    号を出力するハイブリッド回路と、 このハイブリッド回路により生成された和信号と差信号
    に基づいて前記車載機を搭載した車両及び前記車載機を
    搭載していない車両の方位を求める信号処理部と、 前記和信号によって前記車載機から送信された料金収受
    に必要な情報を受けると共に、前記信号処理部により求
    められた方位情報を受けて、料金収受対象の車両を判別
    する制御装置とを備えた料金収受システム。
  7. 【請求項7】 通行車両のうち車載機が搭載された車両
    に対する料金の収受を行う料金収受システムであって、 互いに離間して配置された2つのアンテナから成り、方
    位探知信号及び料金収受に必要な情報を出力するととも
    に、前記通行車両から反射された前記方位探知信号及び
    前記車載機からの送信信号を受信する送受信共用アンテ
    ナと、 前記2つのアンテナの出力を受けて各々の和信号と差信
    号を出力するハイブリッド回路と、 このハイブリッド回路により生成された和信号と差信号
    に基づいて前記車載機を搭載した車両及び前記車載機を
    搭載していない車両の方位を求める信号処理部と、 前記和信号によって前記車載機から送信された料金収受
    に必要な情報を受けると共に、前記信号処理部により求
    められた方位情報を受けて、料金収受対象の車両を判別
    する制御装置とを備えた料金収受システム。
  8. 【請求項8】 通行車両のうち車載機が搭載された車両
    に対する料金の収受を行う料金収受システムであって、 方位探知信号及び料金収受に必要な情報を出力する方位
    探知・通信兼用送信機と、 この方位探知・通信兼用送信機の出力を空中へ放射する
    と共に通行車両に搭載された車載機からの出力信号及び
    前記通行車両から反射された前記方位探知信号を受信す
    る2つの送受信共用アンテナと、 前記方位探知・通信兼用送信機の出力及び前記送受信共
    用アンテナの受信信号を受け、送信信号と受信信号の分
    離を行う送受分離器と、 この送受分離器により分離された送信信号を前記2つの
    送受信共用アンテナに分配すると共に、前記2つの送受
    信共用アンテナの受信信号の和信号及び差信号を出力す
    るハイブリッド回路と、 前記和信号を受ける第1の方位探知用受信機及び通信用
    受信機と、 前記差信号を受ける第2の方位探知用受信機と、 前記第1の方位探知用受信機と前記第2の方位探知用受
    信機の出力に基づき前記車載機を搭載した車両及び前記
    車載機を搭載していない車両の方位を求める信 号処理部
    と、 前記通信用受信機から料金収受に必要な情報を受けると
    共に、前記信号処理部により求められた方位情報を受け
    て、料金収受対象の車両を判別する制御装置とを備えた
    料金収受システム。
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