JP3405187B2 - 有料道路自動料金収受システム - Google Patents

有料道路自動料金収受システム

Info

Publication number
JP3405187B2
JP3405187B2 JP09431898A JP9431898A JP3405187B2 JP 3405187 B2 JP3405187 B2 JP 3405187B2 JP 09431898 A JP09431898 A JP 09431898A JP 9431898 A JP9431898 A JP 9431898A JP 3405187 B2 JP3405187 B2 JP 3405187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
unit
signal
information
roadside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09431898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11296709A (ja
Inventor
進一郎 植野
憲一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP09431898A priority Critical patent/JP3405187B2/ja
Publication of JPH11296709A publication Critical patent/JPH11296709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3405187B2 publication Critical patent/JP3405187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路等の有料
道路の料金所を通過する際に、走行する車両を停止させ
ることなく、通行してきた有料道路の通行料金またはこ
れから通行しようとする有料道路の通行料金を収受す
る、有料道路自動料金収受システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路自動料金収受システムは
特開平8−287308号公報に記載された、電波を用
いたものが知られている。
【0003】図12に従来の有料道路自動料金収受シス
テムに概要を示す。図12において、90は料金所車線
上に設置された第1の路側機アンテナ、91は第1の路
側機アンテナより進行方向前方に設置された第2の路側
機アンテナである。第1の路側機アンテナ90、第2の
路側機アンテナ91は図示していない送信回路や受信回
路あるいは変復調回路に接続され、全体として図示して
いない路側機が構成されている。92は有料道路を通行
する車両93に搭載された車載機である。料金所の各車
線上に設置された複数の路側機間の混信を低減させるた
め、各車線の路側機が用いる電波の送受信周波数は、隣
接する車線において交互に異なった2種類の周波数が設
定されている。料金所の各車線に進入する車載機が当該
車線の路側機が使用する周波数を選定し無線による通信
を行っている。以下、路側機が使用する電波の周波数
を、周波数チャンネルと称す。
【0004】有料道路の料金形態は、首都高速道路のよ
うな均一料金タイプと、東名高速道路などの走行距離に
応じた料金を課金するタイプの道路が存在する。前者に
関しては後者の収受法から類推できるため、後者の自動
料金収受方法を図12を用いて説明する。なお、路側機
は、有料道路の入口側ならびに出口側の両方のすべての
車線または複数の車線上に配置されている。
【0005】最初に、入口側の処理に関して説明する。
路側機は、第1の路側機アンテナ90より送信タイミン
グ信号を定期的に当該車線上に送信している。この状況
下で、路側アンテナ90の下を通過する車両93に搭載
された車載機92は、復調部を第1の周波数チャンネル
に設定した後、送信タイミング信号を受け、次に復調部
を第2の周波数チャンネルに設定して送信タイミング信
号を受信する。得られた2つの送信タイミング信号か
ら、車載機92はこれから進入しようとする料金所車線
の路側機が使用している周波数チャンネルを選定し、路
側機との無線通信を開始する。
【0006】前記第1の路側機アンテナ90から送信さ
れた送信タイミング信号を受けた車載機92は、第1の
路側機アンテナ90を介し路側機と通信を開始する。次
に、車両93の移動に伴い車載機92は、第2の路側機
アンテナ91と通信する。第1の路側機アンテナ90と
車載機92は、車載機92より車両93特有の車両情報
を、また路側機からは入口情報を各々送信する。入口情
報を受信した車載機92は、その情報を車載機92内に
記憶する。また図示していない光センサや画像センサに
より判断した車両93の車種情報は、路側機より第2の
路側機アンテナ91を介して車載機92に送信される。
【0007】次に出口側での路側機と車載機92との通
信による自動料金収受法に関して説明する。入口側での
周波数選定や通信法を使い、路側機と車載機92は無線
を用い通信を開始する。まず、路側機は第1の路側機ア
ンテナ90を介し、車載機92より入口情報や車種情報
を受け、通行料金を算出しその料金情報を車載機92に
送信する。料金情報を受けた車載機92は、車載機92
に接続されたICカード等で代表される電子財布より該
当料金を差引き、第2の路側機アンテナ91により車載
機92でのICカードへの書込み終了を確認する。以上
のように、車両93は、入口側、出口側の料金所で停止
する事なく、通行料金を電子的に決済することが可能に
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この有料道路自動料金
収受システムは金銭を扱う性格上、不正行為や誤動作の
防止のため高いレベルの通信信頼性が要求されている。
車載機における路側機の周波数チャンネルの選定におい
て、路側機から出力されている無線電波を使った周波数
チャンネル同定手段では、図12に示す車線Bに対する
隣接車線AまたはCからの混信や、大型車両や料金所の
形状による固有の干渉パターンにより、誤りを生じる可
能性があり、結果として無線による料金収受ができなく
なると言う課題を有している。
【0009】本発明は、有料道路入口側または出口側で
の路側機と車載機との通信において、隣接車線の複数の
路側機との混信による車載機の周波数選定誤りを無く
し、通信の信頼性を高めることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、料金所各車線上に設置されている路側機が
使用する無線電波の周波数チャンネル情報を走行車両に
搭載された車載機に出力する各車線に設けられた周波数
チャンネル情報出力部と、車両に搭載されたセンサにて
チャンネル情報出力部の出力を得、センサ出力であるア
ナログ信号から周波数チャンネル情報として識別できる
Lビットのデジタル信号で構成されたセンシングデータ
列に変換すると共にセンシングデータ列を使用する装置
を必要とするNビットのデジタル信号からなるシステム
指定データ列とこのセンシングデータ列を必要とする処
理を示すMビットのアプリケーション指定データ列を付
加し、合計L+M+Nビットのデジタルデータ列を生成
する情報変換部を設け、車載機でこの情報を利用するも
のである。
【0011】また、車載機に、車載機の保有する情報を
センシングデータ列に変換すると共にシステム指定デー
タ列とアプリケーション指定データ列を付加する信号変
換部を設けたものである。
【0012】また、前記周波数チャンネル情報出力部と
して路側機が使用する電波周波数に対応した2つの磁気
発生部を、路側機と車載機との通信領域に対し車両走行
方向後方の各料金所車線の道路内部に埋設し、車両に搭
載した磁気センサにて情報を得、当該車線の路側機が使
用する無線電波の周波数を判定する周波数チャンネル同
定部を設け、周波数チャンネル同定部の出力により車載
機が周波数チャンネル情報を得るものである。
【0013】また、車両位置検出部とデータベース部を
設け情報変換部に接続したものである。
【0014】また、車両に搭載されたカーナビゲーショ
ンシステムに、信号入力接続部と信号変換部に接続され
た信号出力接続部とを接続し、車載機と接続するように
したものである。
【0015】この発明によれば、走行車両に搭載されて
いる車載機が料金所の路側機との無線通信を行う所定の
通信領域に入る前に、路側機から出力している電波を使
わずに車両がこれから進入しようとする料金所車線の路
側機が使用する電波の周波数を選定でき、結果として路
側機と車載機との通信信頼性を向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、有料道路を走行する車両の通行料金を料金所で車両
を停止させることなく自動収受する有料道路自動料金収
受システムにおいて、有料道路の入口側と出口側の両側
または片側の複数の車線毎に設置された路側機と、前記
車両に搭載されて前記路側機と無線通信により必要情報
を通信する車載機と、各車線毎の路側機に接続された周
波数チャンネル情報出力部とを有し、前記車載機は、車
載機各部に接続されて各部の制御を行う車載機CPU部
と、前記路側機との無線通信を行う電波の送受波を行う
車載機アンテナと、送信変調信号を作成する変調部と、
前記送信変調信号を前記車載機アンテナに給電する送信
部と、前記車載機アンテナからの受信信号を入力する受
信部と、前記受信部からの信号を復調する復調部と、車
載機外部の情報を得て前記車載機CPU部が読み込める
形式に変換する信号入力接続部とを備え、前記車両は、
前記周波数チャンネル情報出力部からの信号を検出する
センサと、前記センサで検出した信号をLビットのセン
シングデータ列にデジタル変換すると共にこのセンシン
グデータ列を必要とする装置を指定するNビットのデジ
タル信号からなるシステム指定データ列とこのセンシン
グデータ列を必要とする処理を示すMビットのアプリケ
ーション指定データ列とを付加して合計L+M+Nビッ
トのデジタルデータ列を生成する情報変換部とを備え、
前記車載機と前記情報変換部とを接続したことにより、
車載機は周波数チャンネル情報出力部が出力している該
当車線の路側機が使用している無線電波の周波数の情報
をセンサで入手し、情報変換部で車載機CPU部が読取
れる形式の信号に変換することができ、車載機は路側機
との通信を行う通信領域に入る以前に、進入しようとす
る料金所車線の路側機が使っている電波周波数を、路側
機から出力している電波を使わずに、高精度に選定でき
るという作用を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、車載機が、車載
機CPU部からの情報を所定形式のデジタル信号である
センシングデータ列に変換すると共にシステム指定デー
タ列とアプリケーション指定データ列とを付加したデジ
タルデータ列を生成する信号変換部と、前記デジタルデ
ータ列を車載機から出力する信号出力接続部とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の有料道路自動料金収受
システムとすることにより、車両に搭載されている自動
料金収受システム以外のシステムと接続することで、車
載機の情報をセンシングデータ列とシステム指定データ
列とアプリケーション指定データ列の一連デジタル信号
による形式にして他システムに受け渡すことができると
いう作用を有する。
【0018】請求項3に記載の発明は、周波数チャンネ
ル情報出力部は、路側機と車載機との通信領域に対し車
両走行方向後方の各車線の道路内部に埋設され当該車線
の路側機が使用する無線電波の周波数に対応する磁気を
発生する第1及び第2の磁気発生部と、前記第1及び第
2の磁気発生部に接続されたチャンネル信号制御部とを
有し、車両は、センサとして前記第1及び第2の磁気発
生部からの磁界パターンを読む磁気センサと、前記磁気
センサのアナログ出力を入力し当該車線上の路側機が使
用している電波周波数のデジタル情報に変換して情報変
換部に出力する周波数チャンネル同定部とを有すること
を特徴とする請求項1または2記載の有料道路自動料金
収受システムとすることにより、車両に搭載された磁気
センサは、道路に埋設された磁気発生部が出力する磁界
パターンを検出し、このパターンから当該車線の路側機
が使っている電波の周波数を周波数チャンネル同定部で
判断し、情報変換部でセンシングデータ列に変換すると
共にシステム指定データ列とアプリケーション指定デー
タ列とを付加した車載機CPU部が読取れる形式の信号
に変換し車載機に出力させることができ、車載機は路側
機との通信を行う通信領域に入る以前に、進入しようと
する料金所車線の路側機が使っている電波周波数を、路
側機から出力している電波を使わずに、高精度に選定で
きるという作用を有する。
【0019】請求項4に記載の発明は、車両が、センサ
として複数の衛星からの無線電波を受けることで現在の
絶対位置を検出する車両位置検出部と、前記車両位置検
出部からの情報を予め記憶してある料金所近傍での空間
的な位置及び各車線と路側機との関係から参照して周波
数情報に変換し情報変換部に出力するデータベース部と
を有することを特徴とする請求項1または2記載の有料
道路自動料金収受システムとすることにより、車両位置
検出部から得られた車両の位置情報とデータベース部と
から、車載機は路側機との通信を行う通信領域に入る以
前に、進入しようとする料金所車線の路側機が使ってい
る電波周波数を、路側機から出力している電波を使わず
に、高精度に選定できるという作用を有する。
【0020】
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図11を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は有料道路料金所における路側ア
ンテナと走行車両の関係を示す概念図である。図1にお
いて、1は第1の路側機アンテナ、2は第2の路側機ア
ンテナで各料金所車線上のガントリ4に設置され、図示
していない路側機本体と接続されている。37は各車線
毎に設けられた周波数チャンネル情報出力部であり、当
該車線での周波数チャンネルに関わる情報を出力する。
走行車両6には、車載機5が搭載され、車両6の料金所
通過時に、路側機と車載機5間で無線による通信を行
い、車両6の走行を停止させることなく、自動的に料金
を収受する。
【0022】図2は、車載機5の構成要素を示すブロッ
ク図で、10は車載機アンテナ、11は車載機アンテナ
10に接続された信号分離器でスイッチ等で構成されて
いる。信号分離器11に接続された送信部12と受信部
13は、フィルタやアンプなどから構成され、受信部1
3に接続された復調部14、および送信部12に接続さ
れた変調部15は、シンセサイザ、ミキサ、変調回路、
復調回路などから構成されている。復調部14、変調部
15は車載機全体の制御をつかさどる車載機CPU部1
6に接続されている。復調部14と変調部15の通過帯
域周波数は車載機CPU部16により設定される。17
は信号分離器11に接続された比較部で、18は比較部
へ参照レベルを与えるレベル設定器である。比較部17
の出力は車載機CPU部16に接続される。ICカード
接続部19は、ICカード20を抜き差し可能な構成
で、ICカード20と車載機CPU部16は電気的に接
続され、また車載機CPU部16により情報の読み書き
を行う。21は信号入力コネクタ、22は信号入力コネ
クタ21に接続された信号入力接続部で、信号入力接続
部22は車載機CPU部16に接続されている。23は
料金所の各車線毎に設けられた周波数チャンネル情報出
力部37からの情報を検出するセンサで、24はセンサ
23の出力である周波数情報を車載機5が読みとれるデ
ジタルデータ形式に変換する情報変換部である。
【0023】図3は、路側機の構成要素を示すブロック
図で、30は路側機アンテナ1に接続された信号分離器
で、スイッチ等で構成されている。信号分離器30に接
続された送信部31と受信部32は、フィルタやアンプ
などから構成され、受信部32に接続された復調部3
3、および送信部31に接続された変調部34は、シン
セサイザ、ミキサ、変調回路、復調回路などから構成さ
れている。復調部33と変調部34は路側機CPU部3
5に接続されている。路側機CPU部35は、有線ある
いは無線により料金収受を集中的につかさどる中央演算
装置36に接続されている。周波数チャンネル情報出力
部37は路側機CPU部35により制御される。路側機
3は、路側アンテナ1、信号分離器30、送信部31、
受信部32、復調部33、変調部34、路側機CPU部
35により構成されている。
【0024】路側機3は、周期的に周波数f1の送信タ
イミング信号を路側機CPU部35、変調部34、送信
部31、信号分離器30、路側器アンテナ1を介し、当
該車線上に照射する。また、周波数チャンネル情報出力
部37から、走行車両6に当該車線の路側機3が使用す
る電波の周波数チャンネル情報を出力する。隣接車線の
路側機3は、同じように周波数f2の送信タイミング信
号を照射し、また周波数チャンネル情報を出力する。即
ち、料金所の複数車線の各路側機3は車線毎に交互に異
なった2種類の周波数チャンネルで送受信を行う。
【0025】車載機5は、信号入力コネクタ21に情報
変換部24が接続されている場合には、車両が進入しよ
うとする車線の周波数チャンネル情報を信号入力コネク
タ21から取得する。信号入力コネクタ21と情報変換
部24との接続状況の判断は、車両6の動作時、例えば
イグニッションON時などの車載機CPU部16のイニ
シャル設定時に判断すれば良い。センサ23としては、
料金所の周波数チャンネル情報出力部37に応じて配置
する。但し、隣接車線の周波数チャンネル情報出力部3
7との分離を図るため、ピンポイントな情報源で構成す
る。例えば、受光センサにより直進性の優れている光を
通信方式に用いたり、画像センサにより車両6進行方向
の画像のみ抽出するなどで可能となる。なお、このセン
サ23は複数種類でも構わない。
【0026】センサ23の出力は、センサの種類に応じ
たアナログ信号を出力する。このアナログ信号を受けた
情報変換部24は車載機CPU部16が読取れるデジタ
ル信号形式に変換する。例えば、図4に示すように2ビ
ットのデジタル信号で表わし、周波数f1を使った場合
には周波数チャンネル情報として「01」を、周波数f
2を使った場合は周波数チャンネル情報として「10」
に変換する。
【0027】また、車載機5は、車載機CPU部16に
より、復調部14の受信周波数をf1に設定し、路側機
3からの送信タイミング信号を受信し復調部14の出力
を車載器CPU部13に転送記憶する。復調部14はミ
キサーやフィルターから構成されたダウンコンバータを
有しており、設定された受信周波数f1以外の周波数帯
域の信号成分が通過できないようにしている。次に、車
載機CPU部16は、復調部14の受信周波数をf2に
設定し、同じように送信タイミング信号を復調、検出
し、車載器CPU部16に転送記憶する。次に、車載機
CPU部16は、記憶している各周波数チャンネル毎の
送信タイミング信号と所定の信号とを比較し、車両6が
通過しようとしている料金所車線の路側機の周波数チャ
ンネルを選定する。
【0028】このように2つの方法で得られた周波数チ
ャンネル情報は、信号入力コネクタ21に情報変換部2
4が接続されている場合は、センサ23から選られた情
報を優先し、情報変換部24が接続されていない場合
は、送信タイミング信号からの選定方法を優先する。こ
のように得られた周波数チャンネル情報に基づき、車載
機CPU部16は、変調部15の送信周波数と、復調部
14の受信周波数を設定し、路側機3との無線通信を行
い、料金収受の手続きを行う。料金収受のための情報量
は数千ビットであり、この情報量を送受信するため、路
側機3と車載機5とは複数回の送受信を繰り返す。入口
側と出口側での無線通信とICカード20による具体的
な料金収受法に関しては、従来例に記載しているため説
明を省略する。各路側機3は、料金所全体の料金収受情
報を管理する中央演算装置36に料金収受情報を転送す
る。上記説明では、電子的決済を可能とするものとして
車載機5にICカード20が接続されていると説明した
が、利用者が事前に銀行口座を登録しておき、中央演算
装置36と銀行のコンピュータとを回線接続することに
よる電子的な決済も可能である。
【0029】情報変換部24の出力するデータ形式を図
4のようなデジタル信号形式でその概念を説明したが、
将来的には、車載機5が外部より必要とするデータは周
波数チャンネル情報だけには限らず、また車両6には有
料道路自動料金収受用車載機5だけでなく、カーナビゲ
ーションや路車間通信、車車間通信、自動走行支援端末
など複数のシステム端末が配置される。従って、センサ
23は各々のシステムに対し共有できることが望まし
く、センサ23の効率的な使用が可能な構成は、全体的
な装置の小型化やコスト低減につながる。これを実現す
るためには、情報変換部24は各々のシステムが利用で
きるような信号に変換する必要がある。例えば、図5に
示すように、車載機5の周波数チャンネル選定処理だけ
が利用するような周波数チャンネル情報自体を示すデジ
タル信号として、センサ23のアナログ信号をLビット
構成のセンシングデータ列60に変換すると共に、この
情報がどんな処理で必要なのか指定するMビット構成の
アプリケーション指定データ列61と、このセンシング
データ列60はどのシステムで必要なのかを指定するN
ビットのシステム指定データ列62からなる一連のデー
タを作成する。また、それぞれのビット数やデジタルデ
ータの意味を規定しておく事で、将来的なシステム端末
でもこのデータ形式で入出力を行えば、情報のやり取り
が可能となる。
【0030】そして信号入力接続部22は、入力情報の
うちシステム指定データ列62だけを検出し、車載機5
にまつわる場合のみ、車載機CPU部16にセンシング
データ列60とアプリケーション指定データ列61を転
送する。車載機CPU部16は、送られてきた情報のう
ちアプリケーション指定データ列61だけに着目するこ
とで、センシングデータ列60が周波数チャンネル情報
を示すデータかどうか判断でき、周波数チャンネル情報
を示す場合は、センシングデータ列60を読み込み無線
通信に必要となる周波数の設定を行う。
【0031】車載機5が、センサ23から周波数チャン
ネル情報を読込むタイミングについては、信号分離器1
1の出力とレベル設定器17の信号を比較部18で比較
することで決められる。即ち、車載機5と路側機3が無
線通信を行うと想定される通信領域での車載機アンテナ
10が得られる受信信号レベルに応じ、レベル設定器1
7を予め設定することで、通信領域以前に路側機3が出
力する送信タンミング信号を検出でき、これにより車載
機CPU部16は、センサ23からの周波数チャンネル
情報の読込み動作を開始する。路側機3の周波数チャン
ネルがいずれであっても、異なる周波数チャンネル間の
周波数間隔は数十MHzであり、車載機アンテナ10の
帯域をこれ以上に広げることで、比較部18への入力信
号の周波数依存性は無視でき、センサ23からの周波数
チャンネル情報読込みタイミングとして使用することが
可能となる。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、車両
6が進入しようとする車線の路側機3が使用する周波数
チャンネル情報を車載機5は、複数の路側機3による混
信の影響を受けずに正確に選定する事が可能となり、車
載機5と路側機3との通信の信頼性を高めることができ
る。また、周波数チャンネル情報を取得するセンサの出
力であるアナログ信号を、システム指定データ列62、
アプリケーション指定データ列61、センシングデータ
列60のデジタル信号に変換する事で、1つのセンサを
種々のシステムで流用できる。
【0033】(実施の形態2)図6は、車載機5の構成
を示したブロック図で、図2に対し、信号変換部25
と、信号出力接続部26、信号出力コネクタ27を設け
ている。
【0034】将来的に車載機5は他のシステムと接続さ
れ、他システムから見て有用な情報元として扱われる事
が想定される。信号変換部25は、車載機CPU部16
の出力を、例えば図5で示したデータ形式に変換するも
ので、また信号出力接続部26は、信号変換部25の出
力を信号出力コネクタ27から、別システムに出力する
ものである。従って、路側機3から得られた料金収受に
関する情報や車載機5を無線通信用の送受信機として使
用したい他のシステムとのデータの送受信を、一連のセ
ンシングデータ列60、アプリケーション指定データ列
61、システム指定データ列62のL+M+Nビットデ
ジタル信号列で受け渡すことができる。
【0035】他システムには、このような一連のセンシ
ングデータ列60とアプリケーション指定データ列61
とシステム指定データ列62のL+M+Nビットデジタ
ル信号列を受け取り識別する手段である信号入力接続部
や更に他システムに受け渡す手段である信号出力接続部
を設け、信号入力接続部は一連の情報形式からシステム
指定データ列62だけを検出し、当該システム向けの情
報か判断し、そうであればアプリケーション指定データ
列に応じたセンシングデータ列を受け取り、そうでない
場合は、システム指定データ列とアプリケーション指定
データ列とセンシングデータ列全体を信号出力コネクタ
27から更に他のシステムに転送する、若しくは無視す
ることで、複数のシステム間で情報のやり取りが可能と
なる。また、信号入力コネクタ21と信号出力コネクタ
27は、入出力を兼ねたものでも良い。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、有料
道路料金収受システムの車載機5が、車両6に搭載した
その他のシステムのセンサとして簡単に流用できる。
【0037】(実施の形態3)図7は、本実施の形態の
車載機5のブロック図であり、図2のセンサ23を磁気
センサ40に置き換え、磁気センサ40に接続され情報
変換部24に周波数チャンネル情報を出力するチャンネ
ル同定部41を設けたものである。図8は、路側機3を
含む料金所近傍の概念図であり、42は車載機5と路側
機3とが無線通信を行える通信領域である。43、44
は料金所における各車線道路内部で車両進行車線下に埋
設された第1、第2の磁気発生部、45は各々の磁気発
生部43、44に接続されたチャンネル信号制御部であ
る。
【0038】車両事故や交通渋滞の削減に向け、FMラ
ジオ放送の音声帯域外を利用した交通情報の発信と利用
や、漏洩同軸ケーブルを路側に設け、漏洩同軸ケーブル
と走行車両との路車間通信による交通情報の受渡しのサ
ービスが実用化されつつある。将来的には車両6の自動
走行に対するデータ源になるが、その中の1つの方式と
して、走行道路内部に一定間隔で磁気発生部を埋設さ
せ、磁気センサ26を搭載した車両6が、埋設された磁
気発生部を磁気センサ40により検出、追従するものが
ある。この道路に埋設された料金所近傍の磁気発生部
を、第1の磁気発生部43、第2の磁気発生部44に分
け、チャンネル信号制御部45に接続させる。図8に示
すように、第1の磁気発生部43、第2の磁気発生部4
4の配置は、車線A、車線B、車線Cの各々の路側機3
が使用する周波数チャンネルをf1、f2、f1に関連
させて配置させ、具体的には車線A、Cには第1の磁気
発生部43が、車線Bには第2の磁気発生部44が、車
載機5と路側機3の無線通信を行う通信領域42より進
行方向後ろ側に埋設されている。
【0039】第1の磁気発生部43と第2の磁気発生部
44は、チャンネル信号制御部45により異なった磁界
パターンを発生する。例えば、図9に示すように、第1
の磁気発生部43と第2の磁気発生部44は共に道路面
上における磁極を、異なったタイミングでS極からN極
あるいはN極からS極に変化させる。走行している車両
6は、磁気センサ40により磁気発生部43、44から
の出力を得、チャンネル同定部41で第1の磁気発生部
43と第2の磁気発生部44の差異を検出し周波数チャ
ンネル情報を得、情報変換部24で車載機5が読取れる
デジタル信号構成のセンシングデータ列60に変換する
と共に、アプリケーション指定データ列61とシステム
指定データ列62を付加し車載機5に転送する。車載機
5は、実施の形態1で説明した手順により送受信周波数
を選定し路側機3と通信する。路側機3との無線通信に
よる料金収受に関しては、実施の形態1に記載している
ため、説明を省略する。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、車両
6が進入しようとする車線の路側機3が使用する周波数
チャンネル情報を車載機5は、複数の路側機3による混
信の影響を受けずに正確に選定する事が可能となり、車
載機5と路側機3との通信の信頼性を高めることができ
る。
【0041】(実施の形態4)図10は、本実施の形態
の車載機5のブロック図であり、図2のセンサ23の代
わりに車両位置検出部50設けた構成である。51は車
両位置検出部50に接続されたデータベース部で、デー
タベース部51は情報変換部52に接続されている。
【0042】車両6の走行中、車両位置検出部50は車
両6の現在の位置を検出する。具体的には、車両位置検
出部50は、全地球測位システム(Global Po
sitioning System)により構成されて
いる。データベース部51には、予め料金所の近傍の部
位、具体的には、車線と各車線の路側機3が使う周波数
チャンネル情報がデータベース化されている。車両位置
検出部50の出力である車両6が進入しようとする車線
の位置情報は、車両6がこれから通行しようとする料金
所車線の路側機が使用している周波数チャンネル情報と
してデータベース部51のデータベースで参照変換さ
れ、更に、情報変換部52で図5に示すようなセンシン
グデータ列60とアプリケーション指定データ列61と
システム指定データ列62のデジタル信号列に変換され
る。車両6が料金所に近づいた時、車載機CPU部16
は、信号入力コネクタ21、信号入力接続部22を介し
情報変換部52の出力である、この一連のデジタル信号
列を取得する。周波数チャンネル情報を取得するタイミ
ングについては、実施の形態1で説明したように、比較
部18とレベル設定器17を用いることで実現できる。
このように選られた周波数チャンネル情報に基づいた車
載機5と路側機3との無線通信による料金収受に関して
は実施の形態1に記載しているため、説明を省略する。
【0043】以上のように本実施の形態によれば、車両
6が進入しようとする車線の路側機3が使用する周波数
チャンネル情報を、車載機5は、複数の路側機3による
混信の影響を受けずに正確に選定する事が可能となり、
車載機5と路側機3との通信の信頼性を高めることがで
きる。
【0044】(実施の形態5)図11は、本実施の形態
の車両6に搭載しているシステムの概略構成図であり、
車載機5は図6に示した構成である。70はカーナビゲ
ーションシステム本体部で、信号変換部71と、信号出
力接続部72、信号出力コネクタ73、信号入力コネク
タ74、信号入力接続部75で車載機5の信号入力コネ
クタ21と信号出力コネクタ27に接続されている。カ
ーナビゲーションシステム本体部70には、全地球測位
システム(Global Positioning S
ystem)からなる測位システム部76とCD−RO
MやDVD−ROMから構成されたデータベース部7
7、CPU部78から概略構成されている。前記データ
ベース部77には、予め料金所の近傍の部位、特に車線
と、各車線の路側機3が使う周波数チャンネル情報を付
加しておく。
【0045】車両6が料金所に近づいた時、車載機5は
車載機CPU部16より、現在位置での車両6が進入し
ようとする車線の路側機3が使用する周波数チャンネル
情報を得るための要求信号を、信号変換部25にて図5
に示すようなセンシングデータ列60とアプリケーショ
ン指定データ列61とシステム指定データ列62のデー
タ形式に変換し、信号出力接続部26はこの信号を信号
出力コネクタ27からカーナビゲーションシステム本体
部70に出力する。カーナビゲーションシステム本体部
70は、信号入力接続部75により信号入力コネクタ7
4からこの信号を受けCPU部78に転送する。CPU
部78は、測位システム部76とデータベース部77か
ら、車両6が進入しようとする車線の周波数チャンネル
情報を得る。
【0046】この周波数チャンネル情報は、信号変換部
71で図5のようなセンシングデータ列60とアプリケ
ーション指定データ列61とシステム指定データ列62
のデジタル信号列に変換し、必要な形式の信号に変換
し、信号出力接続部72はこの信号を信号出力コネクタ
73から、車載機5に出力する。車載機CPU部16
は、信号入力コネクタ21、信号入力接続部22を通
じ、周波数チャンネル情報を得る。
【0047】周波数チャンネル情報を取得するタイミン
グについては、実施の形態1で説明したように、比較部
18とレベル設定器17を用いることで実現できる。こ
のように選られた周波数チャンネル情報に基づいた車載
機5と路側機3との無線通信による料金収受に関しては
実施の形態1に記載しているため、説明を省略する。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、車両
6が進入しようとする車線の路側機3が使用する周波数
チャンネル情報を、車載機5は複数の路側機3による混
信の影響を受けずに正確に選定する事が可能となり、車
載機5と路側機3との通信の信頼性を高めることができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、料金所に
設置された路側機と車両に搭載した車載機との間での無
線通信により、車両の走行を停止させることなく自動的
に有料道路の料金を収受するシステムにおいて、車載機
が路側機の送信電波を使わずに、例えば当該路側機が使
用する電波の周波数に関わる情報を得、または車両位置
を検出し、情報変換部で所定のデジタル信号形式のセン
シングデータ列に変換すると共にアプリケーション指定
データ列とシステム指定データ列を付加し車載機に出力
することで、車載機は路側機との通信を行う通信領域に
入る以前に、進入しようとする料金所車線の路側機が使
っている電波周波数を、路側機から出力している電波を
使わずに、高精度に選定でき、結果として路側機と車載
機との通信信頼性を向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による有料道路料金所近
傍の概念図
【図2】本発明の一実施の形態による車載機の構成ブロ
ック図
【図3】本発明の一実施の形態による路側機の構成ブロ
ック図
【図4】本発明の一実施の形態による車載機とセンサと
の信号形式を表わす概念図
【図5】本発明の一実施の形態による車載機とセンサと
の信号形式を表わす概念図
【図6】本発明の一実施の形態による車載機の構成ブロ
ック図
【図7】本発明の一実施の形態による車載機の構成ブロ
ック図
【図8】本発明の一実施の形態による有料道路料金所近
傍の概念図
【図9】本発明の一実施の形態による磁気発生部の動作
を表す模式図
【図10】本発明の一実施の形態による車載機の構成ブ
ロック図
【図11】本発明の一実施の形態による車両に搭載され
たシステムの構成ブロック図
【図12】従来の有料道路自動料金収受システムの概念
【符号の説明】
1 第1の路側機アンテナ 2 第2の路側機アンテナ 3 路側機 4 ガントリ 5 車載機 6 車両 10 車載機アンテナ 11 信号分離器 12 送信部 13 受信部 14 復調部 15 変調部 16 車載機CPU部 17 レベル設定器 18 比較部 19 ICカード接続部 20 ICカード 21 信号入力コネクタ 22 信号入力接続部 23 センサ 24 情報変換部 25 信号変換部 26 信号出力接続部 27 信号出力コネクタ 30 信号分離器 31 送信部 32 受信部 33 復調部 34 変調部 35 路側機CPU部 36 中央演算装置 37 周波数チャンネル情報出力部 40 磁気センサ 41 チャンネル同定部 42 通信領域 43 第1の磁気発生部 44 第2の磁気発生部 45 チャンネル信号制御部 50 車両位置検出部 51 データベース部 52 情報変換部 60 センシングデータ列 61 アプリケーション指定データ列 62 システム指定データ列 70 カーナビゲーションシステム本体部 71 信号変換部 72 信号出力接続部 73 信号出力コネクタ 74 信号入力コネクタ 75 信号入力接続部 76 測位システム部 77 データベース部 78 CPU部 90 第1の路側機アンテナ 91 第2の路側機アンテナ 92 車載機 93 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 G06F 17/60 G06F 19/00 G01C 21/00 - 21/24 G01C 23/00 - 25/00 G08G 1/00 - 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路を走行する車両の通行料金を料
    金所で車両を停止させることなく自動収受する有料道路
    自動料金収受システムにおいて、有料道路の入口側と出
    口側の両側または片側の複数の車線毎に設置された路側
    機と、前記車両に搭載されて前記路側機と無線通信によ
    り必要情報を通信する車載機と、各車線毎の路側機に接
    続された周波数チャンネル情報出力部とを有し、前記車
    載機は、車載機各部に接続されて各部の制御を行う車載
    機CPU部と、前記路側機との無線通信を行う電波の送
    受波を行う車載機アンテナと、送信変調信号を作成する
    変調部と、前記送信変調信号を前記車載機アンテナに給
    電する送信部と、前記車載機アンテナからの受信信号を
    入力する受信部と、前記受信部からの信号を復調する復
    調部と、車載機外部の情報を得て前記車載機CPU部が
    読み込める形式に変換する信号入力接続部とを備え、前
    記車両は、前記周波数チャンネル情報出力部からの信号
    を検出するセンサと、前記センサで検出した信号をLビ
    ットのセンシングデータ列にデジタル変換すると共にこ
    のセンシングデータ列を必要とする装置を指定するNビ
    ットのデジタル信号からなるシステム指定データ列とこ
    のセンシングデータ列を必要とする処理を示すMビット
    のアプリケーション指定データ列とを付加して合計L+
    M+Nビットのデジタルデータ列を生成する情報変換部
    とを備え、前記車載機と前記情報変換部とを接続したこ
    とを特徴とする有料道路自動料金収受システム。
  2. 【請求項2】 車載機が、車載機CPU部からの情報を
    所定形式のデジタル信号であるセンシングデータ列に変
    換すると共にシステム指定データ列とアプリケーション
    指定データ列とを付加したデジタルデータ列を生成する
    信号変換部と、前記デジタルデータ列を車載機から出力
    する信号出力接続部とを有することを特徴とする請求項
    1記載の有料道路自動料金収受システム。
  3. 【請求項3】 周波数チャンネル情報出力部は、路側機
    と車載機との通信領域に対し車両走行方向後方の各車線
    の道路内部に埋設され当該車線の路側機が使用する無線
    電波の周波数に対応する磁気を発生する第1及び第2の
    磁気発生部と、前記第1及び第2の磁気発生部に接続さ
    れたチャンネル信号制御部とを有し、車両は、センサと
    して前記第1及び第2の磁気発生部からの磁界パターン
    を読む磁気センサと、前記磁気センサのアナログ出力を
    入力し当該車線上の路側機が使用している電波周波数の
    デジタル情報に変換して情報変換部に出力する周波数チ
    ャンネル同定部とを有することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の有料道路自動料金収受システム。
  4. 【請求項4】 車両が、センサとして複数の衛星からの
    無線電波を受けることで現在の絶対位置を検出する車両
    位置検出部と、前記車両位置検出部からの情報を予め記
    憶してある料金所近傍での空間的な位置及び各車線と路
    側機との関係から参照して周波数情報に変換し情報変換
    部に出力するデータベース部とを有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の有料道路自動料金収受システ
    ム。
JP09431898A 1998-04-07 1998-04-07 有料道路自動料金収受システム Expired - Fee Related JP3405187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09431898A JP3405187B2 (ja) 1998-04-07 1998-04-07 有料道路自動料金収受システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09431898A JP3405187B2 (ja) 1998-04-07 1998-04-07 有料道路自動料金収受システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11296709A JPH11296709A (ja) 1999-10-29
JP3405187B2 true JP3405187B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=14106938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09431898A Expired - Fee Related JP3405187B2 (ja) 1998-04-07 1998-04-07 有料道路自動料金収受システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3405187B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102542620A (zh) * 2011-12-27 2012-07-04 北京握奇数据系统有限公司 路侧设备信号发送时序控制方法、设备及系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101139432B1 (ko) * 2010-05-07 2012-04-27 (주)에스디시스템 무정차 다차로에서의 차량위치 감지장치 및 차량위치 감지방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102542620A (zh) * 2011-12-27 2012-07-04 北京握奇数据系统有限公司 路侧设备信号发送时序控制方法、设备及系统
CN102542620B (zh) * 2011-12-27 2014-03-26 北京握奇数据系统有限公司 路侧设备信号发送时序控制方法、设备及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11296709A (ja) 1999-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3698004B2 (ja) 自動料金収受システムに使用される移動体無線通信装置
JP3134735B2 (ja) 移動体用通信制御方法
JPWO2004010386A1 (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
WO2005093370A1 (en) Automatic toll pay system
KR20090018129A (ko) 요금 징수 시스템
JP2001028095A (ja) 道路交通システム
JP4152180B2 (ja) 自動料金収受システム
JP2007183803A (ja) 車種判別システム、車種判別方法
JP3405187B2 (ja) 有料道路自動料金収受システム
JP2007183752A (ja) 車両用課金処理システム
JPH0818498A (ja) 車載用通信装置及び路車間通信システム
JP2005050248A (ja) 自動料金収受システムと車載機
JP3405186B2 (ja) 有料道路自動料金収受システム
JPH08221622A (ja) 無線icカードシステム
JP3261104B2 (ja) 対車両用課金状態報知装置、課金状態監視装置及び携帯用課金状態監視装置
CN113256828A (zh) 一种路侧单元同步系统及同步方法
JP2000113257A (ja) 自動料金収受用路側システム
KR20000068095A (ko) 도로상의 차량 식별 방법
JPH11238152A (ja) 対車両用課金処理装置及び課金処理システム
JP3463665B2 (ja) 自動料金収受システム、課金情報通信装置、車載機、課金結果取得装置、センター
JP3267155B2 (ja) 通信装置および料金所と車両との間の情報伝送方法
JPH08221619A (ja) 非接触料金収受装置
JPH0935100A (ja) 路車間通信用車載機
JPH09288750A (ja) 自動料金収受装置
JP2001143111A (ja) ノンストップ自動料金収受システムおよび料金所と車両間の情報伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees