JPH11238152A - 対車両用課金処理装置及び課金処理システム - Google Patents

対車両用課金処理装置及び課金処理システム

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JPH11238152A
JPH11238152A JP3771398A JP3771398A JPH11238152A JP H11238152 A JPH11238152 A JP H11238152A JP 3771398 A JP3771398 A JP 3771398A JP 3771398 A JP3771398 A JP 3771398A JP H11238152 A JPH11238152 A JP H11238152A
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正樹 柿原
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崇 柳澤
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春彦 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で車両の利用者に対して課金処理
する。 【解決手段】 エリアA〜Dからなる領域を、始点S
TPから終点EDPまで通過点S1,S2,S3,S
4,S5を通過する経路Rtに沿って走行する場合、G
PS信号により自車位置を特定しながら車載機は課金対
象外エリアA,B,Cを通過し課金対象となり、エリア
C,B,A,B,Cの順で履歴情報(課金履歴)が記憶
される。この履歴情報を、チェックポイントにおいて地
上側からの送信要求で送信し、課金処理する。履歴情報
は送信要求によりいつでも得ることができるので、チェ
ックポイントの設置位置に限定されずに簡単に課金処理
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対車両用課金処理
装置及び課金処理システムにかかり、特に、課金処理の
ための課金履歴を送信する対車両用課金処理装置及び対
車両用課金処理装置を用いた課金処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】有料施設、例えば有料道路を走行する車
両は、その車種及び有料道路における走行距離に応じて
課金される。この有料道路の入口ゲートや出口ゲートで
料金を徴収することを自動的に行うため、該当車両に対
して情報を問い合わせるための質問器として道路側に電
波を送受信するアンテナを有する通信装置(以下、路上
機という。)を配設し、問い合わせのあった情報に対す
る返答をするための応答器としてアンテナを有する通信
装置(以下、車載機という。)を車両に配設して、車載
機と路上機との間で無線により情報の授受を行って課金
処理する路車間通信システムがある。このシステムで
は、プリペイドカードやICカード等に残高情報が予め
格納されており、この残高情報から徴収すべき料金を減
算することによって、課金処理している。
【0003】例えば、特開平8−221617号公報に
は、路上側に設置した路上アンテナの通信エリアを通過
した車両に対して料金を収受する技術が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記路
車間通信システムでは、有料道路の入口ゲートや出口ゲ
ート等の課金対象地域の出入口に路上機を設置して情報
授受するが、課金対象となる領域が広範囲に及ぶ区画等
で定められ、出入口を特定できない場合には、出入口と
なることが予測される全ての箇所に路上機を設置しなけ
ればならない。
【0005】本発明は、上記事実を考慮して、簡単な構
成で車両の利用者に対して課金処理することができる対
車両用課金処理装置及び課金処理システムを得ることが
目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の対車両用課金処理装置は、車
両の存在位置を表す位置情報を検出する検出手段と、前
記検出手段の検出結果に基づいて、予め定めた課金対象
領域の前記車両に対する課金情報を生成すると共に、生
成した課金情報の課金履歴を作成する作成手段と、前記
生成手段で生成された課金情報の課金履歴を地上側へ送
信する送信手段と、を備えている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の対車両用課金処理装置において、前記作成手段は、複
数存在する課金対象領域の各々について課金情報を生成
する生成手段と、生成された課金情報の各々を課金履歴
として順次蓄積する蓄積手段とから構成されたことを特
徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の対車両用課金処理装置において、前記
検出手段は、衛星からの衛星信号を用いて前記位置情報
を検出することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の対車両用課金処理装置にお
いて、前記作成手段は、予め定めた地図情報と前記位置
情報とを対応させる対応手段と、前記対応手段の対応結
果に基づいて前記地図情報内の予め定めた課金対象領域
に前記車両が少なくとも進入したか否かを表す進入状態
を決定する決定手段と、をさらに備え、前記決定手段の
決定結果に基づいて、前記課金情報を生成することを特
徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明の課金処理システム
は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の対車両
用課金処理装置を備え、前記送信手段は入力された送信
要求に対応して課金履歴を送信する車載用通信手段と、
前記送信要求を行う要求手段と、予め定めた処理領域で
かつ送信された課金履歴に基づいて課金決済処理する処
理手段と、を有する路上側通信手段と、を備えている。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の課金処理システムであって、前記路上側通信手段に、
前記処理領域に到着するまでの時間に基づいて課金決済
金額を変更する変更手段をさらに有することを特徴とす
る。
【0012】請求項1の対車両用課金処理装置では、検
出手段が、車両の存在位置を表す位置情報を検出する。
この検出手段は、目的地までの経路指示や走行補助のた
めの地図表示を可能とする車載用のナビゲーションシス
テムを用いることができる。作成手段は、検出手段の検
出結果に基づいて、予め定めた課金対象領域の車両に対
する課金情報を生成すると共に、生成した課金情報の課
金履歴を作成する。例えば、課金対象領域への進入回数
や滞在時間等で課金額が定められているように、存在す
る車両に対して収受すべき料金が予め定められている。
従って、その課金対象領域への進入回数や滞在時間等を
課金情報として生成する。この生成された課金情報に対
しては、課金対象領域への車両の進入や滞在等により、
課金されるべきであるので、生成手段で生成された課金
情報の課金履歴を、送信手段によって、地上側へ送信す
る。これにより、地上側では、進入や滞在した車両に対
して課金されるべき料金を収受することができる。この
課金、すなわち料金の収受は、プリペイドカードやIC
カード等の残高情報が格納されたカード、車両のユーザ
に関する銀行口座やクレジットカード等の決裁口座から
料金を決裁することができる。
【0013】作成手段は、請求項2に記載したように、
複数存在する課金対象領域の各々について課金情報を生
成する生成手段と、生成された課金情報の各々を課金履
歴として順次蓄積する蓄積手段とから構成することがで
きる。このようにすることにより、複数の課金対象領域
が離散的に存在する場合や密集して存在する場合であっ
ても、蓄積手段には、各課金対象領域の課金情報が課金
履歴として蓄積されているので、複数の課金対象領域へ
の車両の進入や滞在等を容易に把握することができる。
【0014】ここで、車両の検出では、車両側に自己の
車両を識別するための識別子を含んだ信号発信する発信
装置等の発信手段を設けて地上側で、この発信信号を受
信して位置情報を地上側で検出したり、ナビゲーション
システムで車両側で検出したりすることができる。ナビ
ゲーションシステムは周知のように衛星からの衛星信号
を用いたGPSシステムを用いて自己の車両の位置、例
えば緯度や経度で定まる位置を容易に検出することがで
きる。そこで、請求項3にも記載したように、前記検出
手段を、衛星からの衛星信号を用いて前記位置情報を検
出することが可能に構成する。このようにすることによ
って、車両の位置を自己の車両において特定することが
できる。
【0015】車両は、地上を走行するが、そのほとんど
の位置は地図によって特定可能である。そこで、請求項
4にも記載したように、前記作成手段が、予め定めた地
図情報と前記位置情報とを対応させる対応手段と、前記
対応手段の対応結果に基づいて前記地図情報内の予め定
めた課金対象領域に前記車両が少なくとも進入したか否
かを表す進入状態を決定する決定手段と、をさらに備え
る。前記位置情報から車両の存在位置を特定できるの
で、対応手段では、この位置、例えば緯度や経度で定ま
る位置で、日本国内全土の地図や都道府県のうちの所定
地域の地図等の予め定めた地図情報上に車両を対応させ
ることができる。
【0016】決定手段は、対応手段の対応結果に基づい
て、地図情報内の予め定めた課金対象領域に車両が少な
くとも進入したか否かを表す進入状態を決定する。対応
手段によって、地図情報上に車両が存在した位置が対応
される。この地図情報上には、課金対象領域が定められ
ている。従って、地図情報上に対応された車両が存在し
た位置が、課金対象領域内に含まれるか否かを判別すれ
ば、課金対象領域に車両が少なくとも進入したか否かを
判別できる。
【0017】このことにより、決定手段は、課金対象領
域に車両が少なくとも進入したか否かを表すことを進入
状態として決定する。生成手段は、決定手段の決定結果
に基づいて、車両に対する課金情報を生成する。例え
ば、課金対象領域には、存在する車両に対して収受すべ
き料金が予め定められている。従って、課金対象領域に
車両が進入した場合には、予め定められた料金が課金さ
れるべきであるので、その進入した車両に対して課金さ
れるべき料金が課金情報として生成される。
【0018】請求項5の課金処理システムは、入力され
た送信要求に対応して課金履歴を送信する送信手段を有
する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の対車両
用課金処理装置を備えた車載用通信手段を備えている。
これにより、上記で説明したように、地上側から送信要
求すれば、車両側から課金履歴を送信できる。その送信
要求は、路上側通信手段の要求手段が行う。そして、処
理手段は、予め定めた処理領域でかつ送信された課金履
歴に基づいて課金決済処理する。これによって、車両側
には、課金履歴が保持されており、その保持された課金
履歴から処理領域で、課金決済処理でき、課金処理のた
めの領域を課金対象領域内に設置することに限定されな
い。
【0019】ここで、車両側に、課金履歴を肘したり蓄
積したりしても、課金処理を行わなければ、実際の料金
収受ができないことになる。そこで、請求項6にも記載
したように、前記路上側通信手段に、前記処理領域に到
着するまでの時間に基づいて課金決済金額を変更する変
更手段をさらに有させる。例えば、一定時間の間は、上
記課金履歴に相当する課金額の料金収受であるが、その
一定時間を超えて前記時間が長くなるに従って、延滞金
等のように課金額が増加するようにすることができる。
これによって、実質的な料金収受までに伴う時間の長短
にかかる不利益を解消することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0021】本実施の形態は、有料施設(課金対象領
域)への進入車両(走行車両)に対して自動的に課金処
理を行う自動課金システムに本発明を適用したものであ
る。なお、本実施の形態で用いられる自動課金システム
は、車両に搭載された車載機と、地上側に設置された路
上機との間の通信による情報授受に基づいて、使用料金
(走行料金)を決済するためのシステムである。
【0022】図1には、本実施の形態の自動課金システ
ム10の概念構成を示した。本実施の形態の自動課金シ
ステム10は、車両32に搭載されかつGPS用衛星2
0、22、24からの信号を受信するためのGPSアン
テナ及び地上波通信用の地上波アンテナ(詳細は後述)
を備えた車載機30と、地上側に固定的に設置されかつ
GPS用衛星20、22、24からのGPS信号を受信
するためのGPSアンテナ42を備えた路上機としての
総合センタ40とから構成されている。総合センタ40
は、地上波通信用の地上波アンテナ44も有している。
【0023】なお、本実施の形態では、上記総合センタ
40と連携する1または複数の中継装置50を含んで構
成されている。詳細は後述するが、中継装置50は、総
合センタ40と略同様の構成であり、車載機30に対す
る課金関係の処理を含む各種処理を担当する装置であ
る。
【0024】車載機30は、GPS用衛星20、22、
24からのGPS信号により自己の車両32の位置を特
定し、地上波通信により総合センタ40へ送信する。総
合センタ40は、受信した車両32の位置に基づいて課
金対象エリアに対する課金処理(演算)を行い、その結
果を車載機30へ送信する。車載機30は、受信した課
金処理結果に基づいて、料金収受を行う。なお、料金収
受は、総合センタ40側で行い、その結果のみを送信す
るようにしてもよい。
【0025】図2に示すように、地上側に設置された総
合センタ40は、センタ制御装置100を有している。
センタ制御装置100は、CPU102,RAM10
4,ROM106及び入出力ポート(I/O)108か
らなるマイクロコンピュータで構成され、各々はコマン
ドやデータの授受が可能なようにバス110によって接
続されている。なお、ROM106には、後述する処理
ルーチンが記憶されている。
【0026】入出力ポート108には、GPSアンテナ
42を有するGPS用通信装置120が接続されると共
に、地上波アンテナ44を有する地上波用通信装置12
2が接続されている。GPS用通信装置120は、GP
S用衛星20、22、24からのGPS信号によって自
己、すなわち総合センタ40の位置を特定するためのも
のである。また、地上波用通信装置122は、車両に搭
載された車載機30に対して通信によって交信または情
報提供するためのものであり、無線通信装置が採用され
る。なお、この無線通信装置の一例は、FM放送やFM
文字放送、周知の電波通信、移動体通信装置等の電話回
線通信がある。
【0027】また、入出力ポート108には、メモリ1
24が接続されている。このメモリ124は、課金対象
領域の料金を表す料金情報を記憶した料金テーブル12
4A、課金対象領域を定めるための地図情報を記憶した
地図データベース124B、総合センタに接続可能で管
理すべきユーザの個別情報を記憶したユーザ管理データ
ベース124Cを含んでいる。
【0028】なお、センタ制御装置100には、記録媒
体としてのフロッピーディスク(以下、FDという)が
挿抜可能なフロッピーディスクユニット(FDU)11
2が接続されている。なお、後述する処理ルーチン等
は、FDU112を用いてFDに対して読み書き可能で
ある。従って、後述する処理ルーチンは、センタ制御装
置100の内部に記憶することなく、予めFDに記録し
ておき、FDU112を介してFDに記録された処理プ
ログラムを実行してもよい。また、センタ制御装置10
0にハードディスク装置等の大容量記憶装置(図示省
略)を接続し、FDに記録された処理プログラムを大容
量記憶装置(図示省略)へ格納(インストール)して実
行するようにしてもよい。また、記録媒体としては、C
D−ROM等の光ディスクや、MD,MO等の光磁気デ
ィスクがあり、これらを用いるときには、上記FDUに
代えてまたはさらにCD−ROM装置、MD装置、MO
装置等を用いればよい。
【0029】次に、中継装置50について説明する。中
継装置50は、総合センタ40と略同様の構成である
が、課金が適正になされていることを監視する監視装置
としての機能を有している。
【0030】図4に示すように、中継装置50は、中継
制御装置130を有している。中継制御装置130は、
CPU132,RAM134,ROM136及び入出力
ポート(I/O)138からなるマイクロコンピュータ
で構成され、各々はコマンドやデータの授受が可能なよ
うにバス140によって接続されている。なお、ROM
136には、後述する処理ルーチンが記憶されている。
【0031】入出力ポート138には、GPSアンテナ
150Aを有するGPS用通信装置150が接続される
と共に、地上波アンテナ152Aを有する地上波用通信
装置152が接続されている。GPS用通信装置150
は、GPS用衛星20、22、24からのGPS信号に
よって自己、すなわち総合センタ40の位置を特定する
ためのものである。また、地上波用通信装置152は、
車両に搭載された車載機30に対して通信によって交信
または情報提供するためのものであり、無線通信装置が
採用される。なお、この無線通信装置の一例は、FM放
送やFM文字放送、周知の電波通信、移動体通信装置等
の電話回線通信がある。
【0032】また、入出力ポート138には、車種判別
のための車両計測、車番(ナンバープイレート)撮影等
の撮影のため、撮像装置154Aを備えた計測装置15
4、が接続されている。なお、これらの撮像装置154
Aは、TVカメラやイメージセンサを用いることができ
る。
【0033】なお、中継制御装置130には、記録媒体
としてのフロッピーディスク(以下、FDという)が挿
抜可能なフロッピーディスクユニット(FDU)142
が接続されている。なお、後述する処理ルーチン等は、
FDU142を用いてFDに対して読み書き可能であ
る。従って、後述する処理ルーチンは、中継制御装置1
30の内部に記憶することなく、予めFDに記録してお
き、FDU142を介してFDに記録された処理プログ
ラムを実行してもよい。また、中継制御装置130にハ
ードディスク装置等の大容量記憶装置(図示省略)を接
続し、FDに記録された処理プログラムを大容量記憶装
置(図示省略)へ格納(インストール)して実行するよ
うにしてもよい。また、記録媒体としては、CD−RO
M等の光ディスクや、MD,MO等の光磁気ディスクが
あり、これらを用いるときには、上記FDUに代えてま
たはさらにCD−ROM装置、MD装置、MO装置等を
用いればよい。
【0034】次に、車載機30について説明する。本実
施の形態に用いた車載機30はドライバに対して映像や
音声で経路補助情報を提供するナビゲーションシステム
に本発明を適用して構成したものである。ナビゲーショ
ンシステムを含んでいる車載機30は、路上機と交信す
るための車両32のインパネ上に搭載される。
【0035】図3に示すように、本実施の形態のナビゲ
ーションシステムを含んだ車載機30は、各々バス21
0によってコマンドやデータ授受が可能なように接続さ
れているCPU202、RAM204、ROM206、
及び入出力ポート(I/O)208からなるマイクロコ
ンピュータで構成された装置本体200を備えている。
なお、RAM204は、バックアップラムとされ、電源
遮断時であっても記憶されている情報の内容をバックア
ップ(記憶)している。入出力ポート208には、フロ
ッピーディスクFDが挿抜可能なフロッピーディスクユ
ニット(FD装置)236が接続されている。なお、R
OM206には、後述する処理ルーチンや各種データが
記憶されている。
【0036】この各種データや後述する処理ルーチン等
は、FD装置236を用いてフロッピーディスクFDに
対して読み書き可能である。従って、後述する処理ルー
チンは、ROM206に記憶することなく、予めフロッ
ピーディスクFDに記録しておき、FD装置236を介
してフロッピーディスクFDに記録された処理プログラ
ムを実行してもよい。また、装置本体200にハードデ
ィスク装置等の大容量記憶装置(図示省略)を接続し、
フロッピーディスクFDに記録された処理プログラムを
大容量記憶装置(図示省略)へ格納(インストール)し
て実行するようにしてもよい。また、記録媒体として
は、CD−ROM等の光ディスクや、MD,MO等の光
磁気ディスクがあり、これらを用いるときには、上記F
D装置236に代えてまたはさらにCD−ROM装置、
MD装置、MO装置等を用いればよい。
【0037】なお、本実施の形態のナビゲーションシス
テムを含んだ車載機30は、入出力ポート208を介し
て車両用ローカルエリアネットワーク(図示省略)に接
続可能である。
【0038】上記入出力ポート208には、車載のGP
Sアンテナ220Aを有する車載用GPS装置220が
接続されると共に、地上波アンテナ222Aを有する地
上波用通信装置222が接続されている。車載用GPS
装置220は、GPS用衛星20、22、24からのG
PS信号によって自己の車両32の位置を特定するため
のものである。また、地上波用通信装置222は、地上
側に通信によって交信または情報提供するためのもので
あり、無線通信装置が採用される。なお、この無線通信
装置の一例は、FM放送やFM文字放送、周知の電波通
信、移動体通信装置等の電話回線通信がある。従って、
地上波用通信装置222は、携帯電話や車載電話装置等
の移動体通信装置を用いることができ、本車載機30を
介して車両と車両外の電話装置との間で無線通信(電話
回線を介して会話)を可能とすることができる。
【0039】また、入出力ポート208には、メモリ2
30が接続されている。このメモリ230は、課金対象
領域の料金を表す料金情報を記憶した料金テーブル23
0A、ドライバに対して映像で経路補助情報を提供する
ための地図情報を記憶した地図データベース230Bを
含んでいる。
【0040】また、上記入出力ポート208には、ドラ
イバに対して映像で経路補助情報を提供するための表示
装置224、ドライバに対して音声情報を提供するため
のスピーカ228Aを備えた音声装置228からなるス
ピーカ装置、及びキーボードやスイッチ装置等の入力装
置226が接続されている。表示装置224は、地図情
報を表示可能である。音声装置228は、装置本体12
から出力されたデジタル信号及びアナログ信号の何れか
の音声信号をスピーカ228Aの駆動信号に変換して出
力するためのものである。
【0041】なお、上記メモリ230内に記憶されるべ
きデータ等は、FD装置236を用いてフロッピーディ
スクFDやハードディスク装置等の記憶媒体に格納して
もよい。
【0042】また、入出力ポート208には、料金残高
情報等が格納されたICカード232が着脱可能なIC
カードリードライト装置234を備えている。この車載
機30は、車両ナンバー等からなるIDコード及び車種
情報等の固定データを予めRAM204やROM206
に記憶しており、ICカードリードライト装置234に
よって装着されたICカード232の料金残高情報を参
照したり、ICカード232に料金残高情報の書き込み
を行う。なお、ICカードには、プリペイドカードやク
レジットカードを含むものである。また、入出力ポート
208には、監視用ランプ227が接続されている。こ
の監視用ランプ227は、車両の外部に対して課金処理
状態を報知するためのものである。
【0043】図5(A)に示すように、監視用ランプ2
27は、箱体229の前面部229Aに設け、車両のダ
ッシュボード上に監視用ランプ227からの光が車外へ
射出されるように設置させることができる。このように
することにより、監視用ランプ227の点滅を車外から
容易に確認することができる。
【0044】なお、監視用ランプ227と同期して点滅
する表示ランプを監視用ランプ227と異なる位置、例
えば監視用ランプ227と対向する位置(箱体229の
後面部229B)に設けることにより、車内の乗員に表
示ランプの点滅により監視用ランプ227の点滅を車内
で確認させることができる。例えば、図5(B)に示す
ように、箱体229の後面部229Bに表示パネル22
7Sを設置して、車内の乗員が現在の課金処理の状態を
容易に確認できる構成とすることもできる。この場合、
表示パネル227Sには、課金対象エリアに接近中の表
示、課金対象エリアの基準となる課金額の表示、課金処
理中の金額の表示、課金処理開始の表示、課金処理完了
の表示、課金処理が実行できないこと(違反)の表示等
を現在状態として表示させることができる。
【0045】なお、車載機30の搭載位置(取付位置)
は、上記のように車両のインパネ上に限定されるもので
はなく、アンテナにより地上側と交信可能な位置であれ
ばよく、例えば、後部座席等の車内でもよい。また、車
載機30は、車載機本体とアンテナとからなる別個の構
成としてもよい。このように車載機本体とアンテナとを
別体に構成した場合には、上述のようにアンテナのみを
インパネ上や後部座席方向の位置等に設置することがで
きると共に、取付位置情報は、アンテナが取付けられた
位置について登録されるものとする。
【0046】また、車載機にはイグニッションオン時に
車載バッテリーから常時電源が供給されている。また、
車載機は、車両32に搭載された図示しない内蔵時計に
より年月日及び現在時刻の日時情報を取得できるものと
する。
【0047】なお、上記では、車載機30及び総合セン
タ40の両方のメモリ内に料金テーブルを記憶させるよ
うにしたが、課金対象の料金演算を行う装置側または通
信により料金情報を得る場合には他装置側に記憶されて
いればよく、何れか一方のメモリにのみ記憶させてもよ
い。
【0048】次に、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、地上側装置(ここでは総合センタ40)の作動を説
明する。本実施の形態では、総合センタ40は、車両3
2に取り付けられた車載機30へ向けて、課金処理のた
めの情報を送信する。
【0049】図6に示すように、総合センタ40では、
ステップ300においてGPS用衛星20、22、24
からのGPS信号を受信し、次のステップ302で自
己、すなわち総合センタ40の基準位置(基準緯経度P
o)を求め、GPS補正情報を生成する。このGPS補
正情報は、GPS用衛星20、22、24からのGPS
信号の誤差が大きい場合に、補正するためのものであ
り、総合センタ40は固定的に設置されているので、G
PS用衛星20、22、24からのGPS信号に変動が
あったときであっても、これを特定することができるた
めである。
【0050】次のステップ304では、予め定められた
課金対象エリア情報を読み取って、この課金対象エリア
情報と共にGPS補正情報を次のステップ306におい
て送信する。この送信は、FM放送や電話回線により行
うことができる。
【0051】課金対象エリア情報は、予め定めた複数の
エリアから構成される課金対象エリアAreaで定めら
れる。例えば、都心部と郊外部との間で都心部に近づく
に従ってエリアが小さくなる構成等がある。このような
課金対象エリアの一例としては、図7に示すように、中
心部の円形領域のエリアA、そのエリアAの外周辺に隣
接した略同心円のドーナツ形状のエリアB、及びエリア
A,B以外のエリアCで地上側を3つに分離して構成さ
れる。これらの各エリアは、緯経度及びその形状をもっ
て特定することができる。
【0052】なお、本実施の形態では、エリアC内及び
エリアDの予め定めた位置に課金処理を行うためのチェ
ックポイントCPが定められている。
【0053】課金対象エリア情報は、複数のエリアから
構成される課金対象エリアAで定められるが、各々のエ
リアについて課金額を異ならせることができる。例え
ば、都心部に近づくに従って課金額を大きくしたり、利
用回数に応じて課金額を変更したり、混雑度に応じて課
金額を変更したり、利用時間に応じて課金額を変更した
りすることができる。以下の説明では、これらの課金額
を定める条件を課金するための演算条件(課金演算条
件)という。
【0054】第1の課金演算条件としては、エリア毎の
料金を表すテーブルで示したエリア進入回数がある。こ
のように設定することで、課金対象エリアの中心部への
進入回数が増加するに従って課金額が増加する。
【0055】第2の課金演算条件としては、エリア毎の
料金を表すテーブルで示したエリア滞在時間がある。こ
のように設定することで、課金対象エリアの中心部への
滞在時間が増加するに従って課金額が増加する。
【0056】第3の課金演算条件としては、エリア毎の
料金を表すテーブルで示したエリア混雑度があり、第4
の課金演算条件としては、エリア毎の料金を表すテーブ
ルで示したエリア内を走行したときの車速(平均車速で
もよい)があり、第5の課金演算条件としては、エリア
毎の料金を表すテーブルで示したエリア内を走行したエ
リア内総走行距離がある。
【0057】上記の課金演算条件によるテーブルを課金
対象エリア情報に含めることで課金対象エリアに関し
て、その地域の特定と料金の特定とを行うことができ
る。
【0058】課金対象エリア情報は、予め定めた複数の
エリアから構成される課金対象エリアで定められる。例
えば、都心部と郊外部との間で都心部に近づくに従って
エリアが小さくなる構成等がある。このような課金対象
エリアの一例としては、図7に示すように、中心部の円
形領域のエリアA、そのエリアAの外周辺に隣接した略
同心円のドーナツ形状のエリアB,C、これらエリア
A,B,C以外のエリアDで地上側を4つに分離して構
成される。これらの各エリアは、緯経度及びその形状を
もって特定することができる。本実施の形態では、エリ
アA,B,Cの各々を課金対象エリアとし、エリアDを
課金対象外エリアとする。
【0059】次に、車載機30の作動を説明する。ま
ず、車載機でなされるエリア判定処理を説明する。
【0060】図8に示すように、車両に取り付けられた
車載機30では、エリア判定処理が実行されると、ステ
ップ400において地上側、すなわち総合センタ40
(または中継装置50)からの情報を受信する。総合セ
ンタ40からの情報は、上記で説明したように、課金対
象エリア情報及びGPS補正情報であり、次のステップ
402において受信した情報が最新の情報か否かを判断
し、最新の情報であるときはステップ402で肯定さ
れ、次のステップ404において課金対象エリアを導出
すると共に、GPS補正情報を記憶する。
【0061】一方、受信した情報が最新情報でないとき
は、ステップ402で否定され、次のステップ406に
おいて、GPS用衛星20、22、24からのGPS信
号を受信し、次のステップ408において現在の日時
(年月日時刻)を読み取って、次のステップ410で自
己の位置、すなわち車両32の位置(緯経度P(t))
を求める。なお、この緯経度P(t)を求める場合に
は、記憶されたGPS補正情報を用いることができる。
【0062】次のステップ412では、求めた緯経度P
(t)を予め記憶された地図データベースに対応させ
て、次のステップ414において緯経度P(t)が属す
るエリアを決定する。次に、ステップ416において、
緯経度P(t)、その日時t、エリアを車両存在履歴と
して記憶する。従って、所定時間毎に車両32が存在し
たエリアを日時と共に履歴として記憶する。
【0063】従って、課金対象エリアに車両が進入した
回数により料金が変動する場合を例にすると、図7に示
すように、エリアA〜Dからなる領域を、始点STPか
ら終点EDPまで経路Rtに沿って走行する場合、始点
STP〜終点EDPの各々では、始点STP及び終点E
DPの各々は課金対象外エリアであるために、課金対象
にはならないが、通過点S1,S2,S3,S4,S5
の各々は課金対象エリアであるために、課金対象とな
る。すなわち、エリアC,B,A,B,Cの順で履歴情
報(課金履歴)が記憶される。
【0064】次に、車載機30における課金処理を説明
する。詳細は後述するが、課金処理は、(チェックポイ
ントCPにおける)地上側からの課金履歴(履歴情報)
の送信要求を受信の後にその履歴情報を送信する処理で
ある。
【0065】図9に示すように、ステップ420におい
て、総合センタ40(または中継装置50)側からの送
信要求がなされたか否かを判断することによって、条件
が一致したか否かを判断する。条件が不一致の場合に
は、ステップ420で否定され、本ルーチンを終了す
る。一方、条件が一致の場合には、ステップ420で肯
定され、ステップ422において、履歴情報を取得す
る。この履歴情報は、上記図8のステップ416で記憶
されている車両存在履歴のリストである。次のステップ
424では、取得した履歴情報を中継装置50に対して
送信する。次のステップ428では、中継装置50から
告知を受信したか否かを判断し、告知があったときは肯
定されステップ430で告知を行い、告知がないときは
否定されて本ルーチンを終了する。
【0066】次に、チェックポイントCPにおける車載
機及び地上側設備の作動を、さらに説明する。
【0067】なお、本実施の形態では、チェックポイン
トCPを所定領域のエリアで定めており、図12に示す
ように、エリアCPM,CPSから構成されている。エ
リアCPMは実質的に課金処理に関する作業を実行する
領域であり、そのエリアCPMの周辺であるエリアCP
SをエリアCPMを特定するための誤差分を解消するエ
リア(緩衝エリア)と定めている。これは、GPSシス
テムで車両の位置を特定する場合に、GPSシステムに
より生じる誤差を考慮するためである。エリアCPM,
CPS以外の領域であるエリアDは、課金の対象外のエ
リアであったり(図12)、課金対象領域であったり
(図7)する。
【0068】図10に示すように、車載機では、ステッ
プ502へ進み、現在位置が中継装置50の周辺(チェ
ックポイントCP)か否かを判定し、否定されたときは
ステップ508へ進み、肯定されたときはステップ50
4へ進む。次のステップ504では前回チェックポイン
トCPのエリア(本ルーチンが前回実行されたときのエ
リア)か否かを判断する。前回のエリアがチェックポイ
ントCPでないときは、チェックポイントCPへ最初に
進入した場合であるので、ステップ504で否定され、
次のステップ506において領域進入処理が実行されて
ステップ520へ進む。一方、前回チェックポイントC
Pであったときは、ステップ504で肯定され、そのま
まステップ520へ進む。
【0069】この領域進入処理は、車両がチェックポイ
ントCPへ進入したときになされる処理である。例え
ば、経路Ro上の途中点PS2(図12)ではチェック
ポイントCPへ最初に進入したときである。例えばID
コード及び現在位置を送信することによって、チェック
ポイントCPへ進入したことを報告する。この報告によ
りチェックポイントCPすなわち地上側(中継装置5
0)では、課金処理に伴う処理の初期化をすることがで
きる。なお、このステップ506では車載機側の課金処
理開始のための条件設定がなされるようにしてもよい。
本実施の形態では、車載機は、上記のように、中継装置
50からの送信要求に対応して課金処理が実行可能とな
るものである。
【0070】なお、地上側すなわち中継装置50は上記
報告により正規車両と認定したとき監視用ランプ227
を点滅させるための正規パターン及び最新の課金表を送
信することができる。また、違反車両と認定したとき
は、違反通告を行うための情報を送信することができ
る。正規パターンは、自己の車両が課金処理が可能な正
規車両であることを車両外部から確認可能にするため、
監視用ランプ227を予め定めたタイミング(例えば、
一定時間の点灯及び消灯の繰り返しを表すタイミング)
で点滅させるためのパターンである。このパターンを用
いれば、車外から周期的な点滅を確認でき、正規車両と
確認できる。また、違反パターンも同様に、車外から違
反車両であることの確認を可能にするため、監視用ラン
プ227を正規パターンと異なる違反パターンで点滅
(例えば、時間tで点灯と消灯を繰り返す、常時点滅)
させる等のものが用いられる。
【0071】ステップ502で否定されると、ステップ
508へ進み、チェックポイントCPまでの距離が予め
定めた所定距離以内か否かを判断することによって、チ
ェックポイントCPに接近しているか否かを判断する。
チェックポイントCPまでの距離が所定距離以内のとき
は、ステップ508で肯定され、次のステップ514で
チェックポイントCPに接近していることを表す情報を
画像や音声で提供し、ステップ500へ戻る。例えば、
一定時間の間、表示パネル227S(図5(B)参照)
に「チェックポイント接近中」と表示したり、音声装置
228から音声で提供したり、表示装置224によりナ
ビゲーションの表示上に表示したりして情報提供するこ
とができる。
【0072】ステップ508で否定されると、ステップ
510へ進み、前回チェックポイントCPであったか否
かを判断し、否定されるとステップ500へ戻る。一
方、ステップ510で肯定されたときは、チェックポイ
ントCPから離脱したときであるので、ステップ510
で肯定され、次のステップ512において領域離脱処理
が実行されてステップ520へ進む。
【0073】上記の領域離脱処理は、車両がチェックポ
イントCP外へ車両が離脱したときになされる処理であ
る。例えば、経路Ro上の途中点PS5(図12)では
チェックポイントCPから離脱している。この処理は、
IDコード及び現在位置を送信することによって、チェ
ックポイントCPを離脱したことを報告する。なお、車
両がチェックポイントCP外へ離脱したことは、車両の
現在位置と前回の位置から判断することができるので、
この履歴情報から車両側及び地上側のいずれでも判断で
きる。
【0074】なお、上記と同様に、離脱したことに対す
る認定結果により監視用ランプ227の点滅させたり、
消灯させたりしてもよい。
【0075】従って、図12の経路Ro上の途中点PS
1では、ステップ514でチェックポイントCP接近の
情報提供を行い、途中点PS2ではチェックポイントC
Pへ最初に進入したときの領域進入処理を行う。途中点
PS3、PS4では前回のエリアがチェックポイントC
Pであるのでそのまま次へ進み、途中点PS5では、チ
ェックポイントCPから離脱したときの領域離脱処理を
行う。
【0076】ステップ520では、地上側からID等、
すなわち車両ナンバー等からなるIDコード及び車種情
報等の固定データの問い合わせがなされたか否かを判断
し、肯定されたときには次のステップ522においてI
D等質問処理を実行した後にステップ524へ進み、否
定されたときにはそのままステップ524へ進む。
【0077】このID等質問処理は、車両がチェックポ
イント内に存在するときになされる処理である。例え
ば、経路Ro上の途中点PS3,PS4(図12)は車
両がチェックポイント内に存在したときであり、IDコ
ード、車種情報等の固定データ及び現在位置等を送信す
ることによって、IDコードに関係する情報を報告す
る。なお、地上側では、報告が正常か否かを判定し、正
規車両か違反車両かを認定する。
【0078】上記ID等質問処理は、中継装置からの車
両に対する正規車両であるか否かの確認に対して応答す
る処理でもある。
【0079】次のステップ524では、電源が遮断され
たか否かを判断し、通電のままなら否定されステップ5
02へ戻り、遮断されたときは肯定されて本ルーチンを
終了する。
【0080】次に、中継装置の作動を説明する。図11
に示すように、中継装置50では、ステップ470にお
いて、GPS用衛星20、22、24からのGPS信号
を受信して総合センタ40の基準位置(基準緯経度P
o)を求め、GPS補正情報を生成した後に課金対象エ
リア情報を読み取る初期処理を行う。
【0081】次のステップ472では、車載機からの応
答を得るための問い合わせを行い、次のステップ474
で車載機30が応答したか否かを判断する。応答がない
場合にはステップ492ヘ進み、所定時間を経過するま
で問い合わせを繰り返し実行する。
【0082】車載機30が応答(報告)すると、ステッ
プ474で肯定され、ステップ476においてIDコー
ド等を含んだ履歴情報の送信を要求する。このIDコー
ド等を含んだ履歴情報を車載機30が送信してこれを受
信するまでステップ478の判断を繰り返し、受信する
と、ステップ480へ進む。ステップ480では、履歴
情報に含まれるエリアに基づいて演算式を決定し、次の
ステップ484において、上記設定された演算式を用い
て料金を演算する。
【0083】上記の演算式は、上述の演算条件で定まる
ものである。この演算条件は、課金額を定める条件(課
金演算条件)をいい、エリア進入回数やエリア滞在時間
等がある。この演算条件により、課金計算式が定められ
る。次の(1)式には、課金計算式をエリアを考慮した
一般式として示した。
【0084】 (課金額)=f(NA, B, C ,NH ,NI ,NJ ,t) ・・・(1) 但し、 NA, NB, NC :エリアに対する評価(すなわち、課金演算条件で定ま
るエリアの進入回数や滞在時間)なお、エリアは複数か
ら構成していもよい NH :混雑度 NI :車速(平均車速) NJ :エリア内総走行距離 t :日時
【0085】次のステップ486では、ステップ484
の演算結果から課金があるか否かを判断し、課金が発生
しない場合には、ステップ492へ進む。一方、課金が
発生した場合には、次のステップ488において、発生
した課金、すなわち料金を課金情報として車載機へ送信
することによって、車載機へ課金情報を告知するよう指
示する。次にステップ490では、IDコードで定まる
車両のユーザに関する口座やクレジットカード等の決裁
口座から料金を決裁する。
【0086】このように、本実施の形態では、車載機に
課金対象エリアに存在したことを表す履歴情報を記憶
(蓄積)すると共に、地上側からの送信要求によりその
履歴情報を送信しているので、出入口等にアンテナ等を
配設して料金収受(課金)のための情報授受する必要な
ない。すなわち、地上側と車両との間で情報授受できる
ポイントを設置すればよく、そのポイントにおいて料金
収受(課金)のための情報授受をすることによって、容
易に料金収受(課金)することができる。
【0087】上記実施の形態では、1つの同心円状の課
金対象エリアについて履歴情報を記憶して課金処理する
場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、課金対象エリアA,B,Cが分散して存
在する場合にも有効である。図13の例では、課金対象
エリア外のエリアDにチェックポイントCPが存在す
る。この課金対象エリアA,B(途中点PS6,PS
7)を経路R1で走行したとき、乗員は、課金のために
途中点PS8として予め設置されているチェックポイン
トCPを通過すればよい。この場合、チェックポイント
CPの通過は経路R1に含めなくともよい。すなわち所
定時間を経過した後、例えば、数時間や数日後にチェッ
クポイントCPを通過することで課金処理を行うことも
できる。なお、このように、所定時間を経過した後、例
えば、数時間や数日後にチェックポイントCPを通過す
る場合と、短時間の後にチェックポイントCPを通過す
る場合との差別化のため、すなわち優遇措置や遅延措置
として、一定時間を経過した後にチェックポイントCP
を訪れたときに割り増し金額を増加したり、一定時間以
内に課金処理がなされた場合に通常課金額に対して予め
定めた割引金額を減算するようにしてもよい。
【0088】また、上記では、課金対象エリアが固定的
に設定された場合を説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、課金対象エリアが移動設定可能であ
ってもよい。例えば、図14に示すように、課金対象エ
リアA,Bが課金対象エリアA’,B’に移動変更(大
きさの変更含む)された場合であっても有効である。こ
の場合、図13に示した経路R1を以前に通過した場合
でも課金対象エリアA’,B’に移動変更の後には課金
対象エリア外となることがある。この場合には、地上側
から車載機へ課金対象エリアが移動変更されたことの情
報提供を逐次行うことが好ましい。更に、エリアは円形
である必要もない。
【0089】なお、上記実施の形態では、自動的に課金
処理を実行することが可能なカードや口座が定められて
いる場合に、この支払可能カードや口座から引き落とさ
れる以前に報知するようにしてもよい。この場合には、
ユーザは課金対象で料金が発生する料金の支払いを自己
が所持するカードや口座で可能な否かの判断を容易にす
ることができる。
【0090】また、上記実施の形態では、地上側で課金
する場合を説明したが、料金残高情報等が格納されたI
Cカードから料金を減算することにより課金する場合に
も適用可能である。
【0091】
【発明の効果】請求項1の対車両用課金処理装置では、
検出手段で検出した車両の位置情報から作成手段により
課金対象領域の車両に対する課金情報を生成しかつ課金
情報の課金履歴を作成し、送信手段により地上側へ送信
するので、地上側では、進入や滞在した車両に対して課
金されるべき料金を容易に収受することができる、とい
う効果がある。
【0092】請求項2に記載した発明によれば、作成手
段を複数存在する課金対象領域の各々について課金情報
を生成する生成手段と、課金情報の各々を課金履歴とし
て順次蓄積する蓄積手段とから構成することができるの
で、複数の課金対象領域が離散的に存在する場合や密集
して存在する場合であっても、蓄積手段に蓄積された各
課金対象領域の課金情報による課金履歴により、複数の
課金対象領域への車両の進入や滞在等を容易に把握する
ことができる、という効果がある。
【0093】請求項3に記載した発明によれば、前記検
出手段において、衛星からの衛星信号を用いて位置情報
を検出することができるので、車両の位置を自己の車両
において特定することができる、という効果がある。
【0094】請求項4に記載した発明によれば、対応手
段により地図情報と位置情報とを対応させ、対応結果か
ら地図情報内の課金対象領域の進入状態を決定するの
で、地図情報上に車両を容易に対応させることができか
つ課金対象領域への進入状態を容易に決定できる、とい
う効果がある。
【0095】請求項5に記載した発明によれば、入力さ
れた送信要求に対応して課金履歴を送信する送信手段を
有した車載用通信手段から、地上側から送信要求によ
り、課金履歴が送信されるので、車両側に保持された課
金履歴から課金対象領域内に限定されない処理領域にお
いて課金決済処理できる、という効果がある。
【0096】請求項6に記載した発明によれば、路上側
通信手段において処理領域に到着するまでの時間に基づ
いて課金決済金額を変更するので、実質的な料金収受ま
でに伴う時間の長短にかかる不利益を解消することがで
きる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動課金システム
の概念構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の自動課金システムにおけ
る地上側に設置された総合センタの概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施の形態の自動課金システムにおけ
る車載機の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の自動課金システムにおけ
る地上側に設置された中継装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】監視用ランプの設置体の一例を示す斜視図であ
り、(A)は前面を示し、(B)は後面を示している。
【図6】本発明の実施の形態の地上側において実行され
る情報送信処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】課金対象エリアを示すイメージ図である。
【図8】本発明の実施の形態の車載機において実行され
る課金対象エリア判定処理の流れを示すフローチャート
である。
【図9】本発明の実施の形態の車載機において実行され
る課金処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】車載機の作動の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図11】中継装置の作動の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図12】チェックポイントの領域を説明するための説
明図である。
【図13】分散した課金対象エリアを示すイメージ図で
ある。
【図14】移動変更が可能な課金対象エリアを示すイメ
ージ図である。
【符号の説明】
20 GPS用衛星 30 車載機 32 車両 40 総合センタ 42 GPSアンテナ 44 地上波アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 春彦 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 青木 康幸 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の存在位置を表す位置情報を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、予め定めた課金対
    象領域の前記車両に対する課金情報を生成すると共に、
    生成した課金情報の課金履歴を作成する作成手段と、 前記生成手段で生成された課金情報の課金履歴を地上側
    へ送信する送信手段と、 を備えた対車両用課金処理装置。
  2. 【請求項2】 前記作成手段は、複数存在する課金対象
    領域の各々について課金情報を生成する生成手段と、生
    成された課金情報の各々を課金履歴として順次蓄積する
    蓄積手段とから構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の対車両用課金処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、衛星からの衛星信号を
    用いて前記位置情報を検出することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の対車両用課金処理装置。
  4. 【請求項4】 前記作成手段は、予め定めた地図情報と
    前記位置情報とを対応させる対応手段と、前記対応手段
    の対応結果に基づいて前記地図情報内の予め定めた課金
    対象領域に前記車両が少なくとも進入したか否かを表す
    進入状態を決定する決定手段と、をさらに備え、前記決
    定手段の決定結果に基づいて、前記課金情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
    記載の対車両用課金処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記
    載の対車両用課金処理装置を備え、前記送信手段は入力
    された送信要求に対応して課金履歴を送信する車載用通
    信手段と、 前記送信要求を行う要求手段と、予め定めた処理領域で
    かつ送信された課金履歴に基づいて課金決済処理する処
    理手段と、を有する路上側通信手段と、 を備えた課金処理システム。
  6. 【請求項6】 前記路上側通信手段に、前記処理領域に
    到着するまでの時間に基づいて課金決済金額を変更する
    変更手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記
    載の課金処理システム。
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