JP2000019615A - 撮影タイミング表示装置 - Google Patents

撮影タイミング表示装置

Info

Publication number
JP2000019615A
JP2000019615A JP10183430A JP18343098A JP2000019615A JP 2000019615 A JP2000019615 A JP 2000019615A JP 10183430 A JP10183430 A JP 10183430A JP 18343098 A JP18343098 A JP 18343098A JP 2000019615 A JP2000019615 A JP 2000019615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emission
main
flash
flash device
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10183430A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Miyauchi
洋一 宮内
Haruhiko Suzuki
治彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP10183430A priority Critical patent/JP2000019615A/ja
Publication of JP2000019615A publication Critical patent/JP2000019615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】同一の主閃光装置を用いてプリ照射を行う際
に、簡易な方法でプリ発光中であること、或いは本発光
タイミングを確実に視認させることが出来る撮影タイミ
ング表示装置を提供する。 【解決手段】ストロボ回路2の主閃光装置の発光前に赤
目軽減のために同じ主閃光装置によりプリ発光させる発
光制御回路6と、この赤目軽減のためのプリ発光と撮影
のための本発光とを被写体に識別させるために、プリ発
光と本発光の間において、前記主閃光装置により前記プ
リ発光よりも小さい光量で複数回発光させて本発光を予
告するストロボ発光予告LED 表示回路7と、全体を制御
するCPU1とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閃光撮影時の赤目
現象を軽減させるモードをもつカメラに関し、特に撮影
タイミングを表示する撮影タイミング表示装置。
【0002】
【従来の技術】従来から閃光撮影時の赤目現象が問題と
なっており、赤目現象とは、ストロボを用いた人物撮影
において、閃光が人間の網膜に反射し、人間の眼が赤く
光る写真になってしまうことをいう。従って原理的に、
ストロボの発光部と人間の網膜とカメラのテイキングレ
ンズとを結ぶ角度が小さい場合は、閃光の反射光が直接
テイキングレンズに入射し、赤目現象が発生しやすい。
暗い所では瞳孔が開いているため閃光が入射しやすく、
また写真として写る眼の赤目範囲が広く目立ちやすい。
【0003】一方、カメラの小型化、焦点距離の長焦点
化はますます進んでおり、上記の問題を解決すべく、ス
トロボ発光部をテイキングレンズから離すことは非常に
困難になっているのが現状である。そこで上記の瞳孔を
事前にできるだけ収縮させておく方法が各種提案されて
おり、大別すると次の2通りがある。
【0004】Aの方法は、ランプやLED、或いは赤目
軽減専用のXe管を用いて閃光撮影の前に照射して瞳孔
を収縮させる方法である。Bの方法は、主閃光装置を用
いて赤目軽減発光を行う、すなわち赤目軽減装置を主閃
光装置と共用する方法である。前記Aの方法では別の部
材でプリ発光を行うので、被写体はプリ発光中であるこ
とは判断できるが、撮影者自身がプリ発光中であること
が判らない。そこで、ファインダー内のバックライトを
点滅させて知らしめる技術(特開平06−35043)
やまた、赤目軽減ランプを点灯開始する時、いったん撮
影準備完了LEDを消灯し、赤目軽減効果に十分な時間
経過後再度撮影準備完了LEDを点灯させるといった技
術(特開平08−286241)が開示されている。さ
らには、赤目軽減ランプをセルフ表示と兼用して効率化
を図る一方、カウントダウン点滅の際、シャッターが切
れる直前に輝度を上げてタイミングを知らしめる、さら
に赤目軽減モードが加わった際は直前を点灯に変えてタ
イミングを知らしめるといった技術(特開平06−51
379)が開示されている。
【0005】一方Bの方法では、同一の閃光装置でプリ
発光を行うので、被写体および撮影者双方ともプリ発光
中であることが判らない。そこで、プリ発光前に撮影者
と被写体に事前にプリ発光が何回発光するかLEDで表
示して知らせる技術が開示されている(特開平02−1
54239)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記Aの方法である主
閃光装置以外でプリ照射する方法は、被写体が本発光で
はないことを容易に認識できるため、プリ発光を複数回
行うか、或いは第1レリーズSW(測光SW)の間は照
射し続ける等、瞳孔縮小の効果を上げる手法が採りやす
い。しかしながら、ランプ等別の赤目軽減装置が必要と
なるためコストアップや、スペース上の問題がある。さ
らには被写体にとって重要であるシャッタータイミング
が判らない。
【0007】また、特開平06−51379で開示され
ているセルフとの兼用では、余分な部材が不要である
上、被写体へのシャッタータイミングの通知も行える
が、同じセルフモードであるにも拘わらず、シャッター
タイミングの通知時期に点滅または点灯と異なるため混
乱し、被写体に十分有効にシャッタータイミングを知ら
せられない恐れがある。またセルフモードでない場合に
赤目軽減動作を行う際は、機能的には結び付かないセル
フ表示素子を点灯させるため、セルフ動作したものと誤
って判断し予想外のタイミングでシャッターが切れてし
まう恐れがある。
【0008】一方Bの方法では、主閃光装置と共用する
方法でプリ照射する方法では、撮影者と被写体に事前に
通知は可能であるが、シャッタータイミング自体は判ら
ないといった問題がある。
【0009】本発明の目的は、同一の主閃光装置を用い
てプリ照射を行う際に、簡易な方法でプリ発光中である
こと、或いは本発光タイミングを確実に視認させること
が出来る撮影タイミング表示装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、被写体照明用の照射光を照射する主閃光装
置と、前記主閃光装置の発光前に赤目軽減のために前記
主閃光装置を用いて被写体の瞳孔を縮小せしめるに足る
光量をプリ発光させるプリ発光手段と、前記プリ発光と
前記被写体照明用の本発光とを被写体に識別させるため
に、前記プリ発光と前記本発光の間において前記主閃光
装置を用いて前記プリ発光よりも小さい光量を複数回発
光させて本発光を予告する本発光予告表示手段とを具備
したことを特徴とする撮影タイミング表示装置を提供す
る。
【0011】また、上記撮影タイミング表示装置におい
て、前記本発光予告表示手段の本発光予告表示用の発光
に同期するかまたは非同期にセルフLEDを点滅させる
ことを特徴とする請求項1記載の撮影タイミング表示装
置を提供する。
【0012】また、上記撮影タイミング表示装置におい
て、前記本発光予告表示手段の本発光予告表示用の発光
に同期するかまたは非同期にファインダー内乃至近傍に
設けたLEDを点滅させることを特徴とする請求項1記
載の撮影タイミング表示装置を提供する。
【0013】上記構成によれば、撮影者は、同一の主閃
光装置を用いたプリ照射を行った後に少ない光量で複数
回発光されるのを見て、本発光へのカウントダウンが行
え、さらに、セルフLEDの点滅やファインダー内或い
は近傍のLEDをセルフLEDと同様に点滅させること
で本発光への喚起を促す。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明によるカメラのストロ
ボ回路及び表示回路のブロック図であり、図2は図1の
装置の動作を示すフローチャートであり、図3は図1の
装置における動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【0015】図1は、CPU 1を中心にストロボ回路2と
表示回路3から構成されている。ここで、ストロボ回路
は、充電回路4と充電完了検出回路5と発光制御回路6
からなる。信号SG1は充電制御信号であり、アクティブ
にすれば充電を開始し、ノンアクティブにすれば充電は
終了する。信号SG2は充電完了信号であり、アクティブ
になればストロボの充電完了したことを示す。信号SG3
は発光制御信号であり、アクティブにすれば発光を開始
し、ノンアクティブにすれば発光を途中停止できる。
【0016】また、表示回路3は、ストロボ発光警告LE
D 表示回路7とSELF LED点灯表示回路8からなる。信号
SG4はSELF LED点灯信号であり、アクティブにすればSE
LF LEDが点灯し、ノンアクティブにすればSELF LEDは消
灯する。また、SG5はストロボ発光警告信号で、アクテ
ィブにすればファインダ近傍のLEDが点灯し、ノンア
クティブにすれば消灯する。
【0017】次に、タイミングチャートで動作の説明を
する。予め発光用のコンデンサには充電されており、赤
目軽減モードの状態で、図示しないレリーズボタンを押
されて、ストロボ発光シーケンスが始まるところから説
明する。
【0018】まず、発光制御信号SG3をアクティブのH
出力し、赤目軽減効果が十分に働く時間30μsをタイ
マ1に、待ち時間200msをタイマ2に設定し、カウ
ントダウンをスタートさせる(ステップ1)。
【0019】次に、タイマ1がアンダーフローした時、
SG3をノンアクティブのL出力する。充電信号SG1をH
出力し、充電完了信号SG2が所定のモニタ電圧になるま
で充電する。充電が完了し、SG2が所定の電圧になれ
ば、その時点でSG1をL出力し、充電を停止する(ステ
ップ2)。
【0020】次に、タイマ2がアンダーフローした時
に、まだ充電が完了しておらず、充電中であっても充電
信号SG1を強制的にL出力し、充電は終了させる(ステ
ップ3)。
【0021】さらに、赤目軽減モードの予備閃光であり
本発光はまだ存在することを、閃光により警告表示する
ために、発光制御信号SG3をアクティブのHにして、出
力警告発光時間10μsをタイマ1に、待ち時間を15
0msをタイマ2に設定する。
【0022】また、さらにSELF LED点灯信号SG4とファ
インダ横のストロボ発光警告LED 点灯信号SG5を双方と
もアクティブのH出力する。LED 点灯時間75msをタ
イマ3に設定し、カウントダウンをスタートさせる(ス
テップ4)。
【0023】次に、タイマ1がアンダーフローした時
に、発光制御信号SG3をノンアクティブのL出力する。
充電制御信号SG1をH出力し、充電完了信号SG2が所定
のモニタ電圧になるまで充電する。充電が完了し、SG2
が所定の電圧になれば、その時点で充電制御信号SG1を
L出力し、充電を停止する(ステップ5)。
【0024】次に、タイマ3がアンダーフローした時
に、SELF LED点灯信号SG4とファインダ横のストロボ発
光警告LED 点灯信号SG5を双方ともノンアクティブのL
出力する(ステップ6)。
【0025】次に、タイマ2がアンダーフローした時
に、まだ充電が完了しておらず、充電中であっても充電
信号SG1を強制的にノンアクティブのL出力し、充電を
終了させる(ステップ7)。
【0026】以下、ステップ4〜ステップ7を2回繰り
返す。そして、撮影のシャッタシーケンスに入り、所定
のタイミングでストロボを発光させるとき、所定の発光
制御時間をタイマ1に設定し、SG3をアクティブのH出
力し、発光させる(ステップ8)。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、同一の
主閃光装置を用いてプリ照射を行うにも拘わらず、被写
体にも簡易な方法でプリ発光中、或いは本発光タイミン
グを確実に知らしめることができる。
【0028】また、同時にセルフLEDやファインダー
内或いは近傍のLEDが小光量の閃光を用いたカウント
ダウンと同期或いは非同期に点滅するので、被写体によ
り警告感を与えられると同時に、撮影者自身にもプリ発
光中であることを視認させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラのストロボ回路及び表示回
路のブロック図
【図2】図1の装置の動作を示すフローチャート
【図3】図1の装置における動作を説明するためのタイ
ミングチャート
【符号の説明】
1 CPU 2 発光回路 3 表示回路 4 充電回路 5 充電完了検出回路 6 発光制御回路 7 ストロボ発光予告LED 表示回路 8 SELF LED点灯表示回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体照明用の照射光を照射する主閃光装
    置と、前記主閃光装置の発光前に赤目軽減のために前記
    主閃光装置を用いて被写体の瞳孔を縮小せしめるに足る
    光量をプリ発光させるプリ発光手段と、前記プリ発光と
    前記被写体照明用の本発光とを被写体に識別させるため
    に、前記プリ発光と前記本発光の間において前記主閃光
    装置を用いて前記プリ発光よりも小さい光量を複数回発
    光させて本発光を予告する本発光予告表示手段とを具備
    したことを特徴とする撮影タイミング表示装置。
  2. 【請求項2】前記本発光予告表示手段の本発光予告表示
    用の発光に同期するかまたは非同期にセルフLEDを点
    滅させることを特徴とする請求項1記載の撮影タイミン
    グ表示装置。
  3. 【請求項3】前記本発光予告表示手段の本発光予告表示
    用の発光に同期するかまたは非同期にファインダー内乃
    至近傍に設けたLEDを点滅させることを特徴とする請
    求項1記載の撮影タイミング表示装置。
JP10183430A 1998-06-30 1998-06-30 撮影タイミング表示装置 Pending JP2000019615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10183430A JP2000019615A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 撮影タイミング表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10183430A JP2000019615A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 撮影タイミング表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000019615A true JP2000019615A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16135648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10183430A Pending JP2000019615A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 撮影タイミング表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000019615A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047544A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Fujifilm Holdings Corp ストロボ装置
JP2007180630A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Samsung Techwin Co Ltd カメラ
JP2017201619A (ja) * 2016-04-15 2017-11-09 ロトライト リミテッド 照明制御装置、照明システム、照明装置の制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047544A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Fujifilm Holdings Corp ストロボ装置
JP2007180630A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Samsung Techwin Co Ltd カメラ
JP4649550B2 (ja) * 2005-12-27 2011-03-09 三星電子株式会社 カメラ
JP2017201619A (ja) * 2016-04-15 2017-11-09 ロトライト リミテッド 照明制御装置、照明システム、照明装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000019615A (ja) 撮影タイミング表示装置
JP3055215B2 (ja) ワイヤレスフラッシュ撮影可能なカメラシステム及びフラッシュ
JPH07218994A (ja) 赤目軽減機能を有するセルフタイマカメラ
JP2502801B2 (ja) ストロボ内蔵カメラ
JP2001174884A (ja) ストロボ撮影装置
JP2532739B2 (ja) ストロボ内蔵カメラ
JP2837891B2 (ja) 撮影装置
JP2507313B2 (ja) 補助照明装置を有する電子閃光装置もしくは電子閃光装置を内蔵する撮影機器
JPH04289831A (ja) 赤目緩和発光装置内蔵カメラ
JP4109459B2 (ja) 一眼レフカメラのストロボ制御方式
JPH0534789A (ja) セルフ撮影機能付きカメラ
JP4476523B2 (ja) ストロボ内蔵カメラ
JPH08160492A (ja) カメラ
JP2003222947A (ja) カメラ
JP3495840B2 (ja) カメラ
JPH0777733A (ja) カメラ用セルフタイマー装置
JPH0990483A (ja) カメラ
JPH09120092A (ja) ワイヤレス・ストロボシステム
JPH0651379A (ja) カメラ
JP3002057U (ja) 赤目防止装置を有するカメラ
JPH06130447A (ja) 赤目軽減機能を有するセルフタイマカメラ
JPH0712980Y2 (ja) 赤目防止制御装置
JP3049832B2 (ja) ワイヤレスフラッシュ撮影可能なカメラシステム及びフラッシュ
JPH04242731A (ja) 予備発光機能を有したフラッシュ装置
JP2595186Y2 (ja) カメラの赤目防止制御装置