JP2000018227A - 二重ボルト及び位置調整用具 - Google Patents

二重ボルト及び位置調整用具

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JP2000018227A
JP2000018227A JP10188366A JP18836698A JP2000018227A JP 2000018227 A JP2000018227 A JP 2000018227A JP 10188366 A JP10188366 A JP 10188366A JP 18836698 A JP18836698 A JP 18836698A JP 2000018227 A JP2000018227 A JP 2000018227A
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Japan
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bolt
double
screwed
screw hole
diameter
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JP10188366A
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English (en)
Inventor
Shigemi Matsuoka
成美 松岡
Hiroshi Iwashita
広志 岩下
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Japan Life Co Ltd
Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
Japan Life Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的に小型であるため納まりが良好であ
り、後付け部材の固定作業の施工性を向上させることが
できる位置調整用具を提供すること。 【解決手段】 二重ボルト1が小径ボルト10と大径ボ
ルト20とからなり、大径ボルトは小径ボルトよりも大
径に形成し、且つ、大径ボルトの軸部21には軸方向に
貫通する螺子孔22を設け、小径ボルトは螺子孔に螺設
されている。そして、この二重ボルトと、二重ボルトの
第一のボルトが螺合可能であって先付け部材32に設け
られた二重ボルト支持具35と、二重ボルトの第二のボ
ルト10が螺合可能であって後付け部材30に設けられ
たボルト受け部材33,34とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト、及び、先
付け部材に対する後付け部材の固定位置を調整するため
の位置調整用具に関する。
【0002】
【従来の技術】建築工事において、所定の位置関係で前
後して固定する二つの部材、例えば、プレキャストコン
クリート版、ALC版またはサッシ等では、先付け部材
に対する後付け部材の水平方向の位置を調整するため
に、図4に示したような位置調整用具を使用している。
この位置調整用具では、先付け部材32にボルト固定具
41が固定され、このボルト固定具41は、切欠き41
aが形成された平面部41bと、ナット45が固定され
た曲折端41cとからなり、このナット45には押しボ
ルト44が螺合され、また前記切欠き41aには調整板
42が螺合された引きボルト43が嵌設される。一方、
後付け部材30には、インサート(図示せず)と鋼板4
0が埋設され、このインサートに連通する螺子孔40a
が鋼板40に形成されている。
【0003】上記位置調整用具を用いて、後付け部材3
0を取り付ける場合には、予め押しボルト44をナット
45に螺合しておき、クレーン等の揚重機(図示せず)
で後付け部材30を吊り上げて所定位置で停止させ、押
しボルト44をその先端が後付け部材30の鋼板40に
当接するように調節し、引きボルト43を後付け部材3
0の螺子孔40aに螺合し、引きボルト43の調整板4
2を回転させて、ボルト固定具41に当接するまで移動
する。そして、最後に引きボルト43を矢印A2方向へ
捩じ込むことにより、後付け部材30を矢印A1方向に
引き寄せ、押しボルト44を矢印A3方向に捩じ込み、
その先端を鋼板40に圧着させて微調整を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の位置調整用
具では、横方向に離隔する引きボルト43と押しボルト
44との2本のボルトを備えているため、ボルト固定具
41自体が横方向に大きくなって納まりが悪く、また、
後付け部材の位置調整作業のための作業スペースの確保
が、設計および施工上の問題点になっている。
【0005】本発明は上記従来の技術の問題点に着目
し、これを解決せんとしたものであり、その課題は、比
較的に小型であるため納まりが良好で、また後付け部材
の固定作業の施工性を向上させることができる位置調整
用具を提供することにある。
【0006】また本発明の別の課題は、先付け部材(部
品)に対する後付け部材(部品)の固定位置を調整する
ために使用することができる、汎用のボルトを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するために、本発明は、第一のボルトと第二のボルトと
からなり、該第一のボルトは第二のボルトよりも大径か
つ短く形成され、且つ、軸部において軸方向に貫通する
螺子孔を備え、前記第二のボルトは該螺子孔に螺設され
たことを特徴とする二重ボルトを提供する。本発明の二
重ボルトでは、第一のボルトが第二のボルトよりも大径
かつ短く形成されているため、第二のボルトは、その先
端が第一のボルトの先端よりも前方に突き出た状態で、
第一のボルトに螺合することができる。この螺合時の第
一及び第二のボルトの先端位置の違いにより、二重ボル
トは異なる二つの部材を同一平面配置で所定長離隔した
位置関係に保持することが可能になった。
【0008】また本発明では、先付け部材を固定した
後、該先付け部材に対応した所定位置に後付け部材を固
定するために用いる位置調整用具であって、前記二重ボ
ルトと、該二重ボルトの第一のボルトが螺合可能であり
前記先付け部材に設けられた二重ボルト支持具と、該二
重ボルトの第二のボルトが螺合可能であり前記後付け部
材に設けられたボルト受け部材とを備えたことを特徴と
する位置調整用具を提供する。本発明の位置調整用具で
は二重ボルトを使用し、この二重ボルトが、異なる二つ
の部材を同一平面配置で、離隔した位置関係に保持する
ことが可能であり、この離隔距離を適宜調整することが
できるため、従来の位置調整用具と比較すると小型で納
まりが良く、さらに後付け部材の固定作業の施工性も向
上させることが可能になった。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて実施例を説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。図1にお
いて、二重ボルト1は小径ボルト10と大径ボルト20
とからなり、大径ボルト20の軸部21は小径ボルト1
0の軸部11よりも大径に形成し、大径ボルト20の軸
部21には軸方向に貫通する螺子孔22を設け、この螺
子孔22は小径ボルト10を螺合可能に形成する。また
小径ボルト10の軸部11は、大径ボルト20の螺子孔
22に螺合したとき、図1に示したように、その先端が
大径ボルト20の先端よりも前方に突き出るように、大
径ボルト20の軸部よりも充分に長く形成する。
【0010】また図2では、本発明の位置調整用具によ
り、後付け部材30を先付け部材32の位置に合わせて
取付ける工程を一部断面図で示しており、図3では、後
付け部材30を所定の取付け位置に固定した後の状況を
示している。図2及び図3において、位置調整用具は、
二重ボルト1と、二重ボルト支持具35と、ボルト受け
部材としての埋設板34とインサート33とを備えてい
る。
【0011】ここで、前記インサート33としては、小
径ボルト10を螺合することができる螺子孔(図示せ
ず)を備えたものを使用し、後付け部材30の下端に埋
設する。このインサート33の螺子孔の深さと、小径ボ
ルト10の軸部11の長さとは、図3のように二重ボル
ト1で後付け部材30を固定した際に、小径ボルト10
の先端がインサート33の螺子孔の底に達し、この時、
小径ボルト10の後端が、なお大径ボルト20から充分
に突き出るように定める。また前記埋設板34には小径
ボルト10を挿入するための貫通孔34aを形成し、こ
の埋設板34の貫通孔34aとインサート33の螺子孔
とが連通する配置で、埋設板34を後付け部材30の下
端に埋設する。
【0012】また、前記二重ボルト支持具35は一端に
螺子孔35aを備え、この螺子孔35aは二重ボルト1
の大径ボルト20を螺合することができるように形成す
る。そして、二重ボルト支持具35は、その螺子孔35
aが、後付け部材30のインサート33に対向する配置
で先付け部材32に固定する。
【0013】次に、上記本発明の位置調整用具を用いて
後付け部材30を取付ける方法について、図2及び図3
により説明する。先付け部材32は、後付け部材30の
取付け作業に先行して予め固定されており、ここに後付
け部材30をクレーン等の揚重機(図示せず)で吊り上
げる。この吊り上げた後付け部材30は、先付け部材3
2との間に所定長のクリアランス31を保持し、そのイ
ンサート33が、先付け部材32の二重ボルト支持具3
5の螺子孔35aに対向するような位置で停止させる。
そして、二重ボルト支持具35の螺子孔35aに、二重
ボルトの大径ボルト20をねじ入れて、その先端21a
が、先付け部材32の表面とほぼ同じ位置になるように
調節する。次いで、大径ボルト20を回転しないように
抑制しながら、小径ボルト10の先端を、埋設板34の
貫通孔34aからインサート33にねじ入れる。このよ
うに小径ボルト10を図2の矢印X5方向にねじ入れる
と、小径ボルト10の先端がインサート33の螺子孔の
底に達するまでは、後付け部材30は矢印X2方向に引
き寄せられて、埋設板34の表面が大径ボルト20の先
端21aに当接し、ここで後付け部材30は停止して図
3に示したように固定される。
【0014】この停止の後に、後付け部材30の位置を
矢印X1方向に移動するように微調整するためには、小
径ボルト10の先端をインサート33の螺子孔の底に達
した状態として、小径ボルト10をX5方向に廻すと、
後付け部材30はX1方向に押し出される。そして、大
径ボルト20をX3方向に廻して、その先端位置を調整
した後に、小径ボルト10をX6方向に締め付けると、
大径ボルト20の先端に埋設板34の表面が当接するま
で、後付け部材30は移動して、位置の微調整がなされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重ボルトの外観を示す図である。
【図2】本発明の位置調整用具と、これにより取付け位
置を調整中の後付け部材を示す一部断面図である。
【図3】本発明の位置調整用具と、これにより取付け位
置を調整した後の後付け部材を示す一部断面図である。
【図4】従来の位置調整用具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 二重ボルト 10 小径ボルト(第二のボルト) 20 大径ボルト(第一のボルト) 21 軸部(第一のボルトの軸部) 22 螺子孔 30 後付け部材 32 先付け部材 35 二重ボルト支持具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のボルトと第二のボルトとからな
    り、該第一のボルトは第二のボルトよりも大径かつ短く
    形成され、且つ、軸部において軸方向に貫通する螺子孔
    を備え、前記第二のボルトは該螺子孔に螺設されたこと
    を特徴とする二重ボルト。
  2. 【請求項2】 先付け部材を固定した後、該先付け部材
    に対応した所定位置に後付け部材を固定するために用い
    る位置調整用具であって、前記二重ボルトと、該二重ボ
    ルトの第一のボルトが螺合可能であり前記先付け部材に
    設けられた二重ボルト支持具と、該二重ボルトの第二の
    ボルトが螺合可能であり前記後付け部材に設けられたボ
    ルト受け部材とを備えたことを特徴とする位置調整用
    具。
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