JP2000017921A - 車両用ドアロックアクチュエータ - Google Patents

車両用ドアロックアクチュエータ

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JP2000017921A
JP2000017921A JP18379898A JP18379898A JP2000017921A JP 2000017921 A JP2000017921 A JP 2000017921A JP 18379898 A JP18379898 A JP 18379898A JP 18379898 A JP18379898 A JP 18379898A JP 2000017921 A JP2000017921 A JP 2000017921A
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勝稔 福永
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淳 鈴村
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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    • E05B77/22Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
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    • E05B77/28Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like for anti-theft purposes, e.g. double-locking or super-locking
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    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/16Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on locking elements for locking or unlocking action

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動する連結ピンを廃止したダブルロック機
能付の車両用ドアロックアクチュエータを提供するこ
と。 【解決手段】 ダブルロック機構を、第1作動レバー6
0に揺動自在に支持され第2作動レバー65と係脱可能
な連結レバー61と、連結レバー61に連係され且つ駆
動源となるモータ53に連係され連結レバー61を第2
作動レバー65から第1作動レバー60へロック・アン
ロック操作力を伝達可能とする連結位置と第2作動レバ
ー65から第1作動レバー60へロック・アンロック操
作力を第2作動レバー65の空振りで伝達不能とするダ
ブルロック位置とに切り換えるダブルロックレバー66
とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアロック
アクチュエータに関するものであって、詳しくは、車室
内のロック操作部材を操作してもドアロック装置が施錠
状態から解錠状態とならないようにするダブルロック機
能を有する車両用ドアロックアクチュエータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のダブルロックアクチュエ
ータとしては、特開平9−195601号公報に示され
るものが知られている。これは、ドアロック装置を解錠
状態とするアンロック位置と施錠状態とするロック位置
とに作動される第1作動レバーと、室内ロック操作部材
の操作力が伝達される第2作動レバーと、第1作動レバ
ーと第2作動レバーとの間に配設され第2作動レバーか
ら第1作動レバーへロック・アンロック操作力を伝達可
能及び伝達不能に切換連係するダブルロック機構とを有
するものである。
【0003】この従来装置では、ダブルロック機構を、
第1作動レバーに回動自在に支持された連結レバーと、
第2作動レバーに形成された異形長穴と、連結レバーに
形成された円弧長穴と、異形長穴及び円弧長穴に挿通さ
れた連結ピンと、連結ピンに連係され且つ駆動源となる
モータに連係されたダブルロックレバーとを有して構成
していた。
【0004】このように構成された従来装置では、ダブ
ルロックレバーをモータの駆動により回動させて、連結
ピンを円弧長穴に沿って異形長穴内で移動させること
で、連結ピンを第2作動レバーから第1作動レバーへロ
ック・アンロック操作力を伝達可能とする連結位置と第
2作動レバーから第1作動レバーへロック・アンロック
操作力を第2作動レバーの空振りで伝達不能とするダブ
ルロック位置とに切り換えている。これにより、車室内
のロック操作部材を操作してもドアロック装置が施錠状
態から解錠状態とならないようにするダブルロック機能
を成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、連結ピンをダブルロック位置及び連結位
置に移動させているので、第1作動レバーがアンロック
位置にある際には連結ピンがダブルロック位置とならな
いようにするためにダブルロックレバーと連結ピンとが
切り離される構成となっている。このため、第1作動レ
バーを回動させて連結ピンをダブルロック位置から連結
位置へと移動させる場合、ダブルロックレバーは回動せ
ず、後から、モータを駆動してダブルロックレバーを回
動させなければならない。又、モータが故障等してダブ
ルロックレバーの回動が途中で停止してしまうと、連結
ピンとダブルロックレバーとが干渉して第1作動レバー
をロック位置からアンロック位置及びアンロック位置か
らロック位置へ移動させることが困難となる恐れがあ
る。
【0006】故に、本発明は、移動する連結ピンを廃止
したダブルロック機能付の車両用ドアロックアクチュエ
ータを提供することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術液課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ダブルロ
ック機構を、第1作動レバーに揺動自在に支持され第2
作動レバーと係脱可能な連結レバーと、該連結レバーに
連係され且つ駆動源となるモータに連係され前記連結レ
バーを前記第2作動レバーから前記第1作動レバーへロ
ック・アンロック操作力を伝達可能とする連結位置と前
記第2作動レバーから前記第1作動レバーへロック・ア
ンロック操作力を前記第2作動レバーの空振りで伝達不
能とするダブルロック位置とに切り換えるダブルロック
レバーとを有して構成した、ことである。
【0008】この技術的手段によれば、モータを駆動し
てダブルロックレバーを回動させることにより、連結レ
バーが揺動して連結位置とダブルロック位置とに切り換
えられる。よって、従来必要であった移動する連結ピン
を廃止し得る。
【0009】より好ましくは、前記連結レバーを、前記
ダブルロック位置において前記第1作動レバーから前記
第2作動レバーへロック・アンロック操作力が伝達可能
とする、と良い。
【0010】より好ましくは、前記ダブルロック機構
を、前記第1作動レバーのロック位置からアンロック位
置への作動により前記ダブルロック位置にある前記揺動
レバーと当接して前記揺動レバーを前記ダブルロック位
置から前記連結位置に切り換える解除部材を有して構成
する、と良い。
【0011】より好ましくは、前記第2作動レバーの先
端に形成された第1連結ピン部と、前記連結レバーに形
成され前記連結レバーが連結位置にある際において前記
第1連結ピン部が受け入れられ前記第2作動レバーの回
動による前記第1連結ピン部の移動軌跡上に位置して前
記ピン部と係合する壁部分を備えた第1カム溝と、該第
1カム溝と連続して前記連結レバーに形成され前記連結
レバーがダブルロック位置にある際において前記第2作
動レバーの回動による前記第1連結ピン部の前記連結レ
バーに対する相対移動を許容する第2カム溝と、前記連
結レバーの先端に形成された第2連結ピン部と、前記ダ
ブルロックレバーに形成され前記第2連結ピン部が受け
入れられるガイド溝とを有する、と良い。
【0012】より好ましくは、前記ドアロック装置を施
錠状態から解錠状態とする前記第2作動レバーの回動に
より前記第2作動レバーを付勢するスプリングを有す
る、と良い。
【0013】
【発明の実施の形態】車両のドア(図示せず)に設けら
れたドアロック装置1は、図1に示されるように、ベー
スプレート2,ラッチ機構3,レバー機構4及びロッキ
ングアクチュエータ5(図3示)を有して構成されてい
る。
【0014】ベースプレート2は、L字状を呈するもの
であって、水平壁21及び垂直壁22を備えている。
【0015】図2に示されるように、ラッチ機構3は、
ボディ31,ポール32及びラッチ33よりなるもので
ある。ボディ31は、ベースプレート2の水平壁21の
裏面に固定され、ポール32及びラッチ33を収容す
る。又、このボディ31には、ドア(図示せず)の開閉
動作に応じて車両のボディ(図示せず)に設けられたス
トライカ34が出入するための挿通溝31aが形成され
ている。ポール32及びラッチ33は、夫々、ピン32
a,33aによりボディ31に回転自在に支持されてい
る。又、ラッチ33の外周面には、ボディ31の挿通溝
31aに進入したストライカ34を受け入れるU字溝3
3b及びポール32と係脱可能な係合爪33cが形成さ
れている。ポール32は、その回転動作によりラッチ3
3の係合爪33cと係合するようになっている。このよ
うに構成されたポール32及びラッチ33において、ス
トライカ34がラッチ33のU字溝33b内に受け入れ
られた状態でポール32とラッチ33の係合爪33cが
係合してラッチ33の回転動作がポール32によって規
制されることでドアを閉状態で保持する。又、ポール3
2を回転動作してラッチ33の係合爪33cとの係合を
解除することでドアが開可能状態となる。
【0016】図1に示されるように、レバー機構4は、
リフトレバー41,オープンレバー42,ロッキングレ
バー43,スライドブッシュ45及びキーレバー47か
らなるものである。
【0017】リフトレバー41は、ベースプレート2の
水平壁21の表面上に配置され、ラッチ機構3のポール
32を支持するピン32aに回転自在に支持されてい
る。このリフトレバー41は、その一方の腕部分に形成
された嵌合フランジ部41aによりポール32に嵌合し
てポール32と一体に回転動作する。又、リフトレバー
41の他方の腕部分には、係合フランジ41cが形成さ
れている。
【0018】オープンレバー42は、リフトレバー41
と同様に水平壁21の表面上に配置されピン32aに回
動自在に支持されている。このオープンレバー42は、
その一方の腕部分でドアの室外側に設けられたアウトサ
イドハンドル(図示せず)にロッド(図示せず)を介し
て連結されており、又、他方の腕部分と対向して延在す
る脚部分42aでドアの室内側に設けられたインサイド
ハンドル(図示せず)にベースプレート2の垂直壁22
に回動自在に支持されたインサイドレバー(図示せず)
を介して連結されている。
【0019】ロッキングレバー43は、水平壁21の表
面上に配置され、ピン43aによりベース部21に回動
自在に支持されている。このロッキングレバー43は、
後述するロッキングアクチュエータ5の出力レバー55
に連結されると共にこの出力レバー55及び後述するノ
ブレバー64を介してドアの室内側に設けられたロック
ノブ(図示せず)に連結され、さらに、キーレバー47
を介してドアの室外側に設けられたキーシリンダ機構
(図示せず)に連結されている。又、ロッキングレバー
43の他方の腕部分には、ピン32aを中心とした円弧
状の長穴43bが形成されている。
【0020】スライドブッシュ45は、オープンレバー
42の他方の腕部分にスライド自在に支持されている。
このスライドブッシュ45には、ピン部45aが形成さ
れており、ロッキングレバー43の長穴43bに摺動自
在に挿通されている。又、スライドブッシュ45には、
オープンレバー42の回動動作でリフトレバー41の係
合フランジ41cと係脱自在な係合突起45bが形成さ
れている。このように構成されたスライドブッシュ45
は、ロッキングレバー43の回動動作で長穴43bとピ
ン部45aとの挿通を介してオープンレバー42の他方
の腕部分に対してスライド動作させられ、これにより、
係合突起45bは、リフトレバー41の係合フランジ4
1cとの係合軌跡上に位置したり係合軌跡上からはずれ
たりする。結果、ドアの施錠状態及び解錠状態を作り出
す。尚、ロッキングレバー43は、この施錠状態及び解
錠状態を維持すべくロッキングレバー43とベースプレ
ート2との間に配設されたターンオーバースプリング
(図示せず)により施錠位置及び解錠位置に付勢保持さ
れる。
【0021】キーレバー47は、水平壁21の表面上に
配置され、ピン43aによりベース部21に回動自在に
支持されている。このキーレバー47には、係合突起4
7aが形成されており、この係合突起47aは、ロッキ
ングレバー43に形成された切り欠き43cに受けられ
ている。これにより、キーレバー47の回動動作により
切り欠き43cの壁部と係合突起47aとの当接により
キーレバー47の回動動作がロッキングレバー43に伝
達されることとなる。
【0022】次に本実施の形態における前述した基本構
成の作動について説明する。
【0023】図1は、ドアの解錠状態を示す。この状態
において、アウトサイドハンドル又はインサイドハンド
ルを操作してオープンレバー42を図1示反時計方向
(開操作方向)に回動動作させると、スライドブッシュ
45の係合突起45bがリフトレバー41の係合フラン
ジ41cと係合してリフトレバー41がオープンレバー
42と同方向(開操作方向)に回動する。これにより、
ポール32が回動して閉状態にあるドアが開可能状態と
なる。
【0024】図1において、ロックノブ、キーシリンダ
機構又はロッキングアクチュエータ5を操作してロッキ
ングレバー43を図1示時計方向(施錠操作方向)に回
動動作させ、ロッキングレバー43を施錠位置とする
と、スライドブッシュ45がオープンレバー42に対し
てスライドさせられる。これにより、スライドブッシュ
45の係合突起45bがリフトレバー41の係合フラン
ジ41cとのオープンレバー42を回動動作させた際の
係合軌跡上から外れ、オープンレバー42とリフトレバ
ー41とは空振りする状態となる。結果、解錠状態にあ
るドアが施錠状態となる。
【0025】図3ないし図8に示されるように、ロッキ
ングアクチュエータ5は、駆動源としてハウジング51
内に収容された2つのモータ52、53を備えるもので
あって、ベースプレート2の垂直壁22(図1示)にブ
ラケット(図示せず)を介して支持されている。このロ
ッキングアクチュエータ5の一方のモータ52に連係さ
れる出力軸54は、ハウジング51を貫通して外部に延
在しており、この延在部位には、ハウジング51外に配
置された出力レバー55が一体成形されている。この出
力レバー55は、その先端部分がロッキングレバー43
に形成された係止孔43d(図1示)に挿通されて連結
されている。モータ52の回転軸52aには、ウォーム
ギヤ56が一体回転するように固着されている。ハウジ
ング51内には、ピニオンギヤ57がピン68により回
転自在に支持されており、このピニオンギヤ57周りに
は、ウォームギヤ56と噛合するホイールギヤ58が同
軸で一体回転するようにピニオンギヤ57の歯を利用し
てセレーション結合されている。又、出力軸54のハウ
ジング51内部位には、中間レバー59が相対回転自在
に支持されており、先端に形成されたセクタギヤ部59
aでピニオンギヤ57と噛合している。更に、出力軸5
4のハウジング51内部位には、第1作動レバー60が
一体回転するように固着されており、中間レバー59と
長穴59b及び凸部60aの嵌挿を介して連係してい
る。このような構成において、モータ52を駆動してウ
ォームギヤ56、ホイールギヤ58及びピニオンギヤ5
7を介して中間レバー59を回動させることにより凸部
60aの長穴59b内への嵌挿により、第1作動レバー
60がドアを解錠状態とするアンロック位置(図3及び
図9示)及びドアを施錠状態とするロック位置(図10
示)に切り換えられる(第1作動レバー60は出力軸5
4により出力レバー55と一体であるので、出力レバー
55も同様に切り換えられる)。
【0026】第1作動レバー60には、腕部分60bが
延在形成されている。この腕部分60bの先端には、連
結レバー61が腕部分60bに一体に立設されたピン部
62により揺動自在に支持されている。ハウジング51
外には、ハウジング51内に延在する回転軸63に一体
成形されたノブレバー64が、回転軸63によりハウジ
ング51に回動自在に支持されて配置されている。この
ノブレバー64は、ロッドやワイヤ(図示せず)を介し
てロックノブ(図示せず)に連結されている。又、回転
軸63のハウジング51内部位には、第2作動レバー6
5が一体回転するように固着されている。この第2作動
レバー65の先端には、連結ピン部65aが一体で立設
されている。連結レバー61の先端側の表面には、一端
で互いに連続した第1カム溝61a及び第2カム溝61
bが形成されている。第2作動レバー65の連結ピン部
65aは、連結レバー61の第1カム溝61a及び第2
カム溝61bに受け入れられている。又、連結レバー6
1の先端側の裏面には、連結ピン部61cが一体で立設
されている。尚、第1作動レバー60の腕部分60bに
は、出力軸54を中心とした円弧状の長穴60cが形成
されており、この長穴60cでピニオンギヤ57を受け
入れ、第1作動レバー60の回動を許容し且つピニオン
ギヤ57をハウジング51で両持ち支持している。
【0027】ハウジング51内には、このロッキングア
クチュエータ5の他方のモータ53に連係されるダブル
ロックレバー66がピン69により回動自在に支持され
ている。このダブルロックレバー66の一端側には、セ
クタギヤ部66aが形成されている。モータ53の回転
軸53aには、ウォームギヤ67が一体回転するように
固着されており、このウォームギヤ67は、ダブルロッ
クレバー66のセクタギヤ66aと噛合している。又、
ダブルロックレバー66の他端側には、ガイド溝66b
が形成されており、このガイド溝66bには、連結レバ
ー61の連結ピン部61cが受け入れられている。この
ような構成において、モータ53を駆動してダブルロッ
クレバー66を回動させることにより、連結ピン部61
cのガイド溝66bへの受け入れにより、連結レバー6
1がドアをダブルロック解除状態とする連結位置(図
3、図9及び図10示)及びドアをダブルロック状態と
するダブルロック位置(図11示)に切り換えられる。
【0028】連結レバー61の第1カム溝61aは、ピ
ン部62を中心とした円弧状で、連結レバー61の第2
カム溝61bは、第1カム溝61aと略直交して連結レ
バー61の長手方向に延びている。この第1カム溝61
aは、連結レバー61の長手方向において第2作動レバ
ー65の連結ピン部65aと略同じ幅を有しており、第
2作動レバー65の回動で連結ピン部65aと係合する
対の壁部分61d、61eを備えている。ダブルロック
レバー66のガイド溝66bは、連結レバー61の第2
カム溝61bと同様に、連結レバー61の長手方向に延
び、連結レバー61がダブルロック解除位置に位置する
際において回転軸63を中心とした円弧状となる形状を
呈している。又、連結レバー61の側面には、傾斜面6
1fが形成されており、ハウジング51には、傾斜面6
1fと当接可能なストッパ突部70が立設されている。
更に、回転軸63周りには、一端が第2作動レバー65
に係止され且つ他端が連結レバー61に係止されたスプ
リング71が配設されている。
【0029】次に本発明の主要構成における作動につい
て説明する。
【0030】図9は、ドアの解錠状態及びダブルロック
解除状態時のロッキングアクチュエータ5を示し、第2
作動レバー65の連結ピン部65aは、連結レバー61
の第1カム溝61aに位置して第1カム溝61aの両壁
部分61d、61eと対向している。この状態で、モー
タ52を駆動して、前述したように、第1作動レバー6
0を介して出力レバー55をアンロック位置からロック
位置へと図9における時計方向に回動させると、図10
に示されるように、出力レバー55に連結されたロッキ
ングレバー43(図1示)が図1示時計方向(施錠操作
方向)に回動して前述したようにロッキングレバー43
が解錠位置から施錠位置へと切り換わり、ドアが施錠状
態となる。この時、連結レバー61は、図9における左
方に押され、図10に示されるように、連結レバー61
の第1カム溝61aの壁部分61eと第2作動レバー6
5の連結ピン部65aとが係合により、第2作動レバー
65が、図10に示されるように、図9における時計方
向に回動して、回転軸63を介してノブレバー64を施
錠方向へと回動させ、ロックノブを施錠操作位置へと移
行させる。又、ロックノブを解錠操作位置から施錠操作
位置へと操作してノブレバー64を、図9における時計
方向に回動させると、図10に示されるように、回転軸
63を介して第2作動レバー65がノブレバー64と一
体に回動して、連結ピン部65aが第1カム溝61aの
壁部分61dと係合し、連結レバー61を、図9におけ
る左方に押す。これにより、第1作動レバー60が図9
における時計方向に回動して、出力レバー55がアンロ
ック位置からロック位置へと切り換わる。この時、第1
作動レバー60の凸部60aは、中間レバー59の長穴
59a内を移動するのみで第1作動レバー60の回動で
中間レバー59が回動することはなく、モータ52が引
きずり作動することはない。尚、連結レバー61の移動
は、ダブルロックレバー66のガイド溝66b内に連結
レバー61の連結ピン部61cが受け入れられているこ
とで、このガイド溝66bに沿ってなされ、連結レバー
61の不必要な回動が規制されている。
【0031】図10において、モータ53を駆動してダ
ブルロックレバー66を、図10における時計方向に回
動させると、前述したように、連結レバー61が図10
における時計方向に揺動して、図11に示されるよう
に、連結レバー61が連結位置からダブルロック位置へ
と切り換わり、ドアがダブルロック状態となる。この
時、第2作動レバー65の連結ピン部65aは、第1カ
ム溝61aから第2カム溝61bに位置するようにな
る。これにより、ロックノブを施錠操作位置から解錠操
作位置へと操作してノブレバー64、回転軸63及び第
2作動レバー65を回動させても、図12に示されるよ
うに、第2作動レバー65の連結ピン部65aは第2カ
ム溝61b内を移動するのみで壁部分61d、61eを
押さず、連結レバー61に対して空振りする。よって、
第1作動レバー60が回動して出力レバー55が施錠位
置から解錠位置へと切り換わることがない。この時、ス
プリング63は、第2作動レバー65の回動でたわまさ
れるので、ロックノブの解錠操作位置への操作が解除さ
れれば、ロックノブは、スプリング71の付勢力で第2
作動レバー65、回転軸63及びノブレバー64を介し
て施錠操作位置へと復帰する。
【0032】図9において、モータ53を駆動してダブ
ルロックレバー66を図9における時計方向に回動し
て、連結レバー61を連結位置から図11に示されるダ
ブルロック位置に揺動させようとすると、ハウジング5
1のストッパ突部70(図3示)が連結レバー61の傾
斜面61fと当接して連結レバー61の揺動を規制す
る。これにより、ドアの解錠状態におけるダブルロック
状態への移行が防止される。
【0033】図11において、キーシリンダ機構を操作
してキーレバー47(図1示)を介してロッキングレバ
ー43(図1示)を施錠位置から解錠位置とする。これ
により、出力レバー55も図11における反時計方向に
回動して、図9に示されるように、ロック位置からアン
ロック位置となる。この際、第1作動レバー60は、出
力軸54を介して出力レバー55と共に図11における
反時計方向に回動して連結レバー61を図11示右方に
引っ張る。この結果、連結レバー61の傾斜面61fが
ストッパ突部70(図3示)と当接し、この当接により
連結レバー61が揺動して、図9に示されるように、連
結レバー61がダブルロック位置から連結位置となる。
これにより、キーシリンダ機構の操作でドアのダブルロ
ック状態から解錠状態におけるダブルロック解除状態へ
メカ的に移行される。この時、ダブルロックレバー66
は、連結レバー61の連結ピン部61cのダブルロック
レバー66のガイド溝66bへの受け入れにより、図1
1における反時計方向に回動する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、連結レバーの揺動でド
アのダブルロック状態及びダブルロック解除状態を切り
換えるようにしたので、従来必要であった移動する連結
ピンを廃止することができ、部品点数を削減して低コス
ト化を図ることができると共に第1作動レバーを回動さ
せてダブルロック位置から連結位置へと移動させる場合
やモータが故障等してダブルロックレバーの回動が途中
で停止してしまった場合等における作動不具合を解消す
ることができ、簡素なロッキングアクチュエータとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における車両用ドアロックアクチュエー
タが採用される車両用ドアロック装置の正面図である。
【図2】本発明における車両用ドアロックアクチュエー
タが採用される車両用ドアロック装置のラッチ機構の正
面図である。
【図3】本発明に係る車両用ドアロックアクチュエータ
の正面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】図3のC−C線断面図である。
【図7】図3のD−D線断面図である。
【図8】図3のE−E線断面図である。
【図9】本発明に係る車両用ドアロックアクチュエータ
の作動を示すドアの解錠状態における説明図である。
【図10】本発明に係る車両用ドアロックアクチュエー
タの作動を示すドアの施錠状態における説明図である。
【図11】本発明に係る車両用ドアロックアクチュエー
タの作動を示すドアのダブルロック状態状態における説
明図である。
【図12】本発明に係る車両用ドアロックアクチュエー
タの作動を示すドアのダブルロック状態での空振りを説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 ドアロック装置 53 モータ 60 第1作動レバー 61 連結レバー 65 第2作動レバー 66 ダブルロックレバー 70 ストッパ突部(解除部材) 71 スプリング 61a 第1カム溝 61b 第2カム溝 61c 第2連結ピン部 61d、61e 壁部分 65a 第1連結ピン部 66b ガイド溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック装置を解錠状態とするアンロ
    ック位置と施錠状態とするロック位置とに作動される第
    1作動レバーと、室内ロック操作部材の操作力が伝達さ
    れる第2作動レバーと、前記第1作動レバーと前記第2
    作動レバーとの間に配設され前記第2作動レバーから前
    記第1作動レバーへロック・アンロック操作力を伝達可
    能及び伝達不能に切換連係するダブルロック機構とを有
    する車両用ドアロックアクチュエータにおいて、前記ダ
    ブルロック機構を、前記第1作動レバーに揺動自在に支
    持され前記第2作動レバーと係脱可能な連結レバーと、
    該連結レバーに連係され且つ駆動源となるモータに連係
    され前記連結レバーを前記第2作動レバーから前記第1
    作動レバーへロック・アンロック操作力を伝達可能とす
    る連結位置と前記第2作動レバーから前記第1作動レバ
    ーへロック・アンロック操作力を前記第2作動レバーの
    空振りで伝達不能とするダブルロック位置とに切り換え
    るダブルロックレバーとを有して構成した、車両用ドア
    ロックアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記連結レバーは、前記ダブルロック位
    置において前記第1作動レバーから前記第2作動レバー
    へロック・アンロック操作力が伝達可能である、請求項
    1記載の車両用ドアロックアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記ダブルロック機構を、前記第1作動
    レバーのロック位置からアンロック位置への作動により
    前記ダブルロック位置にある前記揺動レバーと当接して
    前記揺動レバーを前記ダブルロック位置から前記連結位
    置に切り換える解除部材を有して構成した、請求項2記
    載の車両用ドアロックアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記第2作動レバーの先端に形成された
    第1連結ピン部と、前記連結レバーに形成され前記連結
    レバーが連結位置にある際において前記第1連結ピン部
    が受け入れられ前記第2作動レバーの回動による前記第
    1連結ピン部の移動軌跡上に位置して前記第1連結ピン
    部と係合する壁部分を備えた第1カム溝と、該第1カム
    溝と連続して前記連結レバーに形成され前記連結レバー
    がダブルロック位置にある際において前記第2作動レバ
    ーの回動による前記第1連結ピン部の前記連結レバーに
    対する相対移動を許容する第2カム溝と、前記連結レバ
    ーの先端に形成された第2連結ピン部と、前記ダブルロ
    ックレバーに形成され前記第2連結ピン部が受け入れら
    れるガイド溝とを有する、請求項1記載の車両用ドアロ
    ックアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記ドアロック装置を施錠状態から解錠
    状態とする前記第2作動レバーの回動により前記第2作
    動レバーを付勢するスプリングを有する、請求項1記載
    の車両用ドアロックアクチュエータ。
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