JP3414101B2 - ドアロック装置用アクチュエータ - Google Patents

ドアロック装置用アクチュエータ

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JP3414101B2
JP3414101B2 JP00858996A JP858996A JP3414101B2 JP 3414101 B2 JP3414101 B2 JP 3414101B2 JP 00858996 A JP00858996 A JP 00858996A JP 858996 A JP858996 A JP 858996A JP 3414101 B2 JP3414101 B2 JP 3414101B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドアロック
装置用アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアロック装置用アクチュエー
タの中には、例えば特開平7−150842号公報、特
公平6−39860号公報に示されているように、ドア
ロック装置を車外からロック作動させると、車室内のロ
ックノブを不正にロック解除操作してもこれを空振りさ
せて、ドアロック装置の不正解錠を防止する所謂スーパ
ーロック機能をもつドアロック装置用アクチュエータが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のドアロック
装置用アクチュエータは、何れもスーパーロックモータ
によるドアロック装置のアンロック,ロックおよびスー
パーロックを可能としたもので、これらの作動切換えは
スイッチ機構によってアクチュエータ内の主駆動軸の回
転角度を変えて行なうようにしているため、アクチュエ
ータ内にスイッチ回路を組込む必要があって構造が複雑
になってしまう。
【0004】そこで、本発明はドアロック装置をアンロ
ック作動およびロック作動するアクチュエータのロック
作動レバーをスーパーロックモータから独立して作動す
るようにして、構造の単純化を図ると共に作動制御が容
易なドアロック装置用アクチュエータを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、ド
アロック装置をアンロックするロック解除位置とドアロ
ック装置をロックするロック位置とに作動されるロック
作動レバーと、ロックノブの操作力が伝達されるフリー
レバーと、ロック作動レバーとフリーレバーのロック・
ロック解除操作力を相互に伝達可能な連結レバーと、ス
ーパーロックモータにより作動されて、フリーレバーと
連結レバーとを連結する連結ピンを、これらフリーレバ
ーとロック作動レバーのロック・ロック解除操作力の相
互伝達を行える連結位置と、ロック作動レバーからフリ
ーレバーへのロック解除操作力の伝達は行えるが、フリ
ーレバーからロック作動レバーへのロック解除操作力の
伝達は該フリーレバーが空振りして行えなくするスーパ
ーロック位置とに切換えるスーパーロックレバーと、を
備えていて、前記連結レバーは連結ピンを挿通して該連
結ピンを上止端の連結位置と下止端のスーパーロック位
置とに移動規制する縦長のピンガイド孔を備えている一
方、 フリーレバーは連結ピンを挿通して該連結ピンが連
結位置にあると該連結ピンに係合するピン連結溝と、連
結ピンがスーパーロック位置にあると該連結ピンに対し
てフリーレバーのロック解除方向の空振り回転を自由に
する空振り溝とを有するピンガイド孔を備え、 また、ス
ーパーロックレバーは連結ピンを捕捉して該連結ピンを
連結位置からスーパーロック位置への移動を可能とする
フック溝と、連結ピンがスーパーロック位置にある状態
でロック作動レバーがロック解除位置に作動されると該
連結ピンの連結位置への移動を許容するリリース開口と
を有するピンガイド溝を備え、 更に、連結ピンはリター
ンスプリングによって連結位置への復帰力を付勢してあ
ること、を特徴としている。
【0006】
【0007】
【0008】請求項にあっては、請求項に記載の連
結レバーはフリーレバーの一側縁に係合して、ロック作
動レバーのロック解除方向への回動にフリーレバーの同
方向の回動を同期させるフランジを備えていることを特
徴としている。
【0009】請求項にあっては、請求項1又は2に記
載のロック作動レバーをロック解除位置とロック位置と
に回動するドアロックモータを備えていることを特徴と
している。
【0010】請求項にあっては、請求項に記載のド
アロックモータはその駆動伝達系に、ドアロックモータ
の駆動力をロック作動レバーに伝達するが、ロック作動
レバーからの操作力はドアロックモータに非伝達とする
遠心クラッチを備えていることを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】請求項1によれば、スーパーロックモー
タは連結ピンを連結位置からスーパーロック位置へ切換
えるスーパーロックレバーを作動させるのみで、ロック
作動レバーを該スーパーロックモータから独立して作動
するようにしてあるため、複雑なスイッチ回路が不要と
なって構造を簡単にすることができると共に、スーパー
ロックモータの作動制御を容易にすることができる。
【0012】また、連結ピンの連結位置とスーパーロッ
ク位置への切換え機構と、該連結ピンのリリース機構と
を、連結レバー,フリーレバーのピンガイド孔と、スー
パーロックレバーのピンガイド溝およびリターンスプリ
ングによって構成できて構造を簡単にすることができ
る。
【0013】請求項によれば、請求項の効果に加え
て、フリーレバーをロック作動レバーと同期してロック
解除方向に回動することができるから、フリーレバーと
連結レバーの各ピンガイド孔縁間で連結ピンが膠着する
ことがなく、連結ピンのリリース動作を円滑に行わせて
作動不良を回避することができ、品質感および信頼性を
高めることができる。
【0014】請求項によれば、請求項1,2の効果に
加えて、ロック作動レバーをドアロックモータで作動す
ることができるため、リヤドアのドアロック装置用アク
チュエータに用いた場合に、リヤドアにロック作動レバ
ーを車外側から操作するためのドアキーシリンダを設け
る必要がなく、コスト的に有利になることは勿論、フロ
ントドアとリヤドアのドアロック装置用アクチュエータ
の集中ロック制御を行えると共に、スーパーロックのリ
リースをスーパーロックモータ,ドアロックモータおよ
びフロントドアのドアキーシリンダの操作の何れかで行
えて操作性を向上することができる。
【0015】また、万一リヤドアのドアロック装置用ア
クチュエータのスーパーロックモータもしくはその電気
回路が故障した場合でも前記ドアロックモータによって
スーパーロックのリリースを行えて信頼性を高めること
ができる。
【0016】請求項によれば、請求項の効果に加え
て、ドアロックモータの駆動伝達系に遠心クラッチを備
えているため、特にフロントドアのドアロック装置用ア
クチュエータに用いてロック作動レバーをドアキーシリ
ンダで作動できるように構成した場合に、該ドアキーシ
リンダの操作でロック作動レバーを作動した際に作動抵
抗を小さくできて操作力を軽減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0018】図1〜3において、1は図外のドアロック
装置に取付けられるアクチュエータで、ケーシング2に
ロック作動レバー3,連結レバー4,フリレバー5,ス
ーパーロックレバー6、スーパーロックモータ7等の主
要構成部品を組付けてある。
【0019】ロック作動レバー3は支軸8を介してケー
シング2に回動自在に軸支してあり、該支軸8の一端は
ケーシング2を貫通して外部へ突出し、この突出端にド
アロック装置をロック,アンロック作動させるロックレ
バー9を連結固定してある。
【0020】フロントドアのドアロック装置用アクチュ
エータとして用いられる場合は、このロックレバー9と
図外のドアキーシリンダとが図外のロッドで連結され
て、ドアキーシリンダの操作力が伝達される。
【0021】この実施形態にあっては、前記ロック作動
レバー3をドアロックモータ10によってドアロック装
置をアンロックするロック解除位置と、ドアロック装置
をロックするロック位置とに作動できるようにしてあ
る。
【0022】ドアロックモータ10はケーシング2に固
定してあり、先端がケーシング2に突設した軸受11に
軸支されたモータシャフト12には第1ギヤ13を遊転
自在配置してあると共に、ドアロックモータ10の駆動
時にのみ該第1ギヤ13をモータシャフト12に直結す
る遠心クラッチ14を配置してある。
【0023】ケーシング2に突設した軸受15,15に
回転自在に軸支したウォームシャフト16には、前記第
1ギヤ13に噛合する第2ギヤ17を固設してある。
【0024】ウォームシャフト16にはウォームナット
18を螺装配置してあり、このウォームナット18のフ
ォーク係合ピン19に、前記ロック作動レバー3の端部
に形成したフォーク3aを係合して、ドアロックモータ
10の駆動力がロック作動レバー3に伝達されるように
してある。
【0025】フリーレバー5は支軸20を介してケーシ
ング2に回動自在に軸支してあり、該支軸20の一端は
ケーシング2を貫通して外部へ突出し、この突出端に図
外のロックノブによりロッドを介して作動されるノブレ
バー21を連結固定してある。
【0026】連結レバー4はその一端を長孔22を介し
て前記ロック作動レバー3の一側面に突設したピン23
に連結してあり、該連結レバー4の他端は連結ピン24
によって前記フリーレバー5に連結してあって、ロック
作動レバー3とフリーレバー5のロック・ロック解除操
作力を相互に伝達し得るようにしてある。
【0027】フリーレバー5は図1において連結レバー
4の他端の上側に配置してあり、該連結レバー4の他端
には連結ピン24を挿通して該連結ピン24を上止端の
連結位置と、下止端のスーパーロック位置とに移動規制
する縦長の弧状のピンガイド孔25を設けてある。
【0028】他方、フリーレバー5には連結ピン24を
挿通して該連結ピン24が前記連結レバー4のピンガイ
ド孔25の上止端の連結位置にあると該連結ピン24に
係合するピン連結溝27と、連結ピン24がこのピンガ
イド孔25の下止端のスーパーロック位置にあると該連
結ピン24に対してフリーレバー5のロック解除方向の
空振り回転を自由にする空振り溝28とを有するピンガ
イド孔26を設けてある。
【0029】連結ピン24はその中間部に円盤状の大径
の第1フランジ24aを備えると共に、一端に小径の第
2フランジ24bとを備え、第1フランジ24aを連結
レバー4とフリーレバー5との間に介在させると共に、
第2フランジ24bをフリーレバー5のピンガイド孔2
6の孔縁に係合して抜止めされている。
【0030】また、この実施形態では前記連結レバー4
の他端末に、フリーレバー5の一側縁に係合してロック
作動レバー3のロック解除方向への回動にフリーレバー
5の同方向の回動を同期させるフランジ29を折曲成形
してあり、更にケーシングには連結レバー4の一端を
係合して、該連結レバー4の上下方向の振れ動きを規制
するガイド溝30を設けてある。
【0031】スーパーロックレバー6は図1において連
結レバー4の下側で支軸31を介してケーシング2に回
動自在に軸支してあり、この支軸31には一端が連結ピ
ン24の下側に係合して該連結ピン24に常時前記連結
位置への復帰力を付勢するリターンスプリング32を装
着してある。
【0032】このスーパーロックレバー6は連結ピン2
4を捕捉して該連結ピン24を前記連結位置からスーパ
ーロック位置への移動を可能とするフック溝34と、連
結ピン24がスーパーロック位置にある状態でロック作
動レバー3がロック解除位置に作動されると該連結ピン
24の連結位置への移動を許容するリリース開口35と
を有するピンガイド溝33を設けてある。
【0033】スーパーロックモータ7はケーシング2に
固定してあり、先端がケーシング2に突設した軸受37
に軸支された該スーパーロックモータ7のウォームシャ
フト36にはウォームナット38を螺装し、該ウォーム
ナット38のフォーク係合ピン39に、前記スーパーロ
ックレバー6の端部に形成したフォーク40を係合し
て、スーパーロックモータ7の駆動力がスーパーロック
レバー6に伝達されるようにしてある。
【0034】41はケーシング2に一体に設けられて、
ドアロックモータ10およびスーパーロックモータ7に
給電する図外の電源側ハーネスコネクタを着脱自在に係
合する固定コネクタを示す。
【0035】アクチュエータ1はフロントドアおよびリ
ヤドアの各ドアロック装置に取付けられ、フロントドア
のドアキーシリンダを旋,解錠操作するとオン,オフ作
動する図外のキーシリンダスイッチの出力信号により、
およびキーレスエントリーのリモコン操作による送信機
からの信号を受けて出力する図外のコントローラの出力
信号によって、各アクチュエータ1のドアロックモータ
10およびスーパーロックモータ7がそれぞれ連動する
モータ制御回路が組まれている。
【0036】次に以上の実施形態の構造よりなるアクチ
ュエータ1の作動について説明する。
【0037】図3に示すように連結ピン24が連結位置
にあってスーパーロックが解除されている状態では、ド
アロックモータ10をロック方向又はアンロック方向に
回動することによって、ウォームシャフト16の回転に
よりウォームナット18が図3の左右方向に移動して、
ロック作動レバー3を図3のロック解除位置又は図4の
(a)に示すロック位置に回動させて図外のドアロック
装置をアンロック又はロックすることができる。
【0038】乗員が降車後、ドアロック装置をスーパー
ロックする場合は、図4の(a)に示すようにドアロッ
クモータ10をロック方向に駆動し、ロック作動レバー
3をロック位置に回動すると、連結ピン24はスーパー
ロックレバー6のピンガイド溝33を左方向に摺動して
フック溝34に係合,捕捉される。
【0039】この状態でスーパーロックモータ7をセッ
ト方向に駆動すると、ウォームシャフト36の回転によ
りウォームナット38が図3の下方向に移動し、スーパ
ーロックレバー6を図4の(b)に示すように反時計方
向に回動する。
【0040】これにより、前記フック溝14に捕捉され
た連結ピン24がスーパーロック位置に移動してスーパ
ーロック状態となる。
【0041】従って、このスーパーロック状態で車外側
から不正にロックノブをロック解除操作しても、フリー
レバー5の空振り溝28が連結ピン24に対して滑って
該フリーレバー5が空振りするのみで、ロック作動レバ
ー3にはロック解除操作力が伝達されず、ロック装置の
ロック状態が維持されて該ドアロック装置の不正解錠を
防止する。
【0042】次に、このようにスーパーロックされたド
アロック装置をアンロックする場合、図4の(b)に示
すスーパーロック状態からドアロックモータ10をアン
ロック方向に駆動し、あるいは、図外のドアキーシリン
ダをキー操作によってアンロック方向に回動する。
【0043】ドアロックモータ10の駆動による場合
は、図4の(b)に示す状態からウォームシャフト16
の回転でウォームナット18が右方向に移動し、ロック
作動レバー3がロック解除位置方向へ回動すると、この
回動過程で連結レバー4によって連結ピン24がスーパ
ーロックレバー6のフック溝34から引き出され、これ
と同時に該連結ピン24はリターンスプリング23の付
勢力によって図4の(c)に示すようにリリース開口3
5を抜けて連結位置に速かに復帰してスーパーロックが
リリースされると共に、図4の(d)に示すようにロッ
ク作動レバー3がロック解除位置に回動してドアロック
装置をアンロックする。
【0044】このロック作動レバー3のロック解除方向
の回動に際しては、連結レバー4の端部のフランジ29
がフリーレバー5の側縁に係合して、該フリーレバー5
をロック作動レバーと同期してロック解除方向に回動
させるため、該フリーレバー5と連結レバー4の各ピン
ガイド孔26,25の孔縁間で連結ピン24が膠着する
ことがなく、連結ピン24のリリース動作を円滑に行わ
せて作動不良を回避することができる。
【0045】ドアキーシリンダを解錠操作した場合は、
図4の(b)に示す状態からロックレバー9がロック解
除方向に回動されてロック解除操作力がロック作動レバ
ー3に伝達され、前述と同様に図4の(c)の状態を経
て図4の(d)に示すようにアンロック作動される。
【0046】この際、ドアロックモータ10の駆動伝達
系には遠心クラッチ14を介装してあるから、ロック作
動レバー3からウォームナット18、ウォームシャフト
16,第2ギヤ17を介して第1ギヤ13に操作力が伝
達されると、該第1ギヤ13は遊転するのみでドアロッ
クモータ10には操作力が伝達されないため、ロック作
動レバー3の作動抵抗は小さく、従って、軽い操作力で
ドアキーシリンダを操作することができる。
【0047】このようにして、ロック装置をアンロック
した後、スーパーロックモータ7をリリース方向に駆動
すれば、ウォームシャフト36の回転によりウォームナ
ット38が上方へ移動し、スーパーロックレバー6が図
4の(d)に示す状態から時計方向に回動して、図3に
示す元のフルリリース状態となる。
【0048】ここで、前述のようにアクチュエータ1の
スーパーロックモータ7は、連結ピン24を連結位置か
らスーパーロック位置へ切換えるスーパーロックレバー
6を作動させるのみで、ロック作動レバー3を該スーパ
ーロックモータ7から独立して作動するようにしてある
ため、複雑なスイッチ回路が不要となって構造を簡単に
することができると共に、スーパーロックモータ7の作
動制御を容易にすることかできる。
【0049】また、連結ピン24の連結位置とスーパー
ロック位置への切換え機構と該連結ピン24のリリース
機構とを、連結レバー4およびフリーレバー5の各ピン
ガイド孔25,26と、スーパーロックレバー6のピン
ガイド溝33と、リターンスプリング32とによって構
成しているため、構造を簡単にすることができる。
【0050】とりわけ、本実施形態によればロック作動
レバー3をドアロックモータ10で作動できるようにし
てあるため、アクチュエータ1をリヤドアのドアロック
装置用として用いた場合に、ドアにロック作動レバーを
車外側から操作するためのドアキーシリンダを設ける必
要がなく、コスト的に有利になることは勿論、フロント
ドアとリヤドアのアクチュエータ1の集中ロック制御を
行えると共に、スーパーロックのリリースをスーパーロ
ックモータ、ドアロックモータおよびフロントドアのド
アキーシリンダの操作の何れかで行えて操作性を向上す
ることができる。
【0051】また、万一リヤドアのドアロック装置用の
アクチュエータ1のスーパーロックモータ7もしくはそ
の電気回路が故障した場合も、ドアロックモータ10に
よってスーパーロックのリリースを行えて信頼性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図。
【図2】同実施形態の主要レバー部品を分解して示す側
面図。
【図3】同実施形態の略示的透視側面図。
【図4】同実施形態の主要レバー部品を透視して示した
作動説明図。
【符号の説明】
1 アクチュエータ 3 ロック作動レバー 4 連結レバー 5 フリーレバー 6 スーパーロックレバー 7 スーパーロックモータ 10 ドアロックモータ 14 遠心クラッチ 24 連結ピン 25 連結レバーのピンガイド孔 26 フリーレバーのピンガイド孔 27 ピン連結溝 28 空振り溝 29 連結レバーのフランジ 32 リターンスプリング 33 スーパーロックレバーのピンガイド溝 34 フック溝 35 リリース開口

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック装置をアンロックするロック
    解除位置とドアロック装置をロックするロック位置とに
    作動されるロック作動レバーと、 ロックノブの操作力が伝達されるフリーレバーと、 ロック作動レバーとフリーレバーのロック・ロック解除
    操作力を相互に伝達可能な連結レバーと、 スーパーロックモータにより作動されて、フリーレバー
    と連結レバーとを連結する連結ピンを、これらフリーレ
    バーとロック作動レバーのロック・ロック解除操作力の
    相互伝達を行える連結位置と、ロック作動レバーからフ
    リーレバーへのロック解除操作力の伝達は行えるが、フ
    リーレバーからロック作動レバーへのロック解除操作力
    の伝達は該フリーレバーが空振りして行えなくするスー
    パーロック位置とに切換えるスーパーロックレバーと、 を備えていて、前記連結レバーは連結ピンを挿通して該
    連結ピンを上止端の連結位置と下止端のスーパーロック
    位置とに移動規制する縦長のピンガイド孔を備えている
    一方、 フリーレバーは連結ピンを挿通して該連結ピンが連結位
    置にあると該連結ピンに係合するピン連結溝と、連結ピ
    ンがスーパーロック位置にあると該連結ピンに対してフ
    リーレバーのロック解除方向の空振り回転を自由にする
    空振り溝とを有するピンガイド孔を備え、 また、スーパーロックレバーは連結ピンを捕捉して該連
    結ピンをその連結位置からスーパーロック位置への移動
    を可能とするフック溝と、連結ピンがスーパーロック位
    置にある状態でロック作動レバーがロック解除位置に作
    動されると該連結ピンの連結位置への移動を許容するリ
    リース開口とを有するピンガイド溝を備え、 更に、連結ピンはリターンスプリングによって連結位置
    への復帰力を付勢してあること、を特徴とするドアロッ
    ク装置用アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 連結レバーはフリーレバーの一側縁に係
    合して、ロック作動レバーのロック解除方向への回動に
    フリーレバーの同方向の移動を同期させるフランジを備
    えていることを特徴とする請求項記載のドアロック装
    置用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 ロック作動レバーをロック解除位置とロ
    ック位置とに回動するドアロックモータを備えているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のドアロック装置
    用アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 ドアロックモータはその駆動伝達系に、
    ドアロックモータの駆動力をロック作動レバーに伝達す
    るが、ロック作動レバーからの操作力はドアロックモー
    タに非伝達とする遠心クラッチを備えていることを特徴
    とする請求項記載のドアロック装置用アクチュエー
    タ。
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