JP2000017915A - 自動開閉装置用リモコン受信機及びそのidコード登録方法 - Google Patents

自動開閉装置用リモコン受信機及びそのidコード登録方法

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JP2000017915A JP10189558A JP18955898A JP2000017915A JP 2000017915 A JP2000017915 A JP 2000017915A JP 10189558 A JP10189558 A JP 10189558A JP 18955898 A JP18955898 A JP 18955898A JP 2000017915 A JP2000017915 A JP 2000017915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDコードの登録作業の容易化を図りつつ、
許可していない利用者の送信機のIDコードの誤った登
録を防止し得る自動開閉装置用リモコン受信機及びその
IDコード登録方法を提供する。 【解決手段】 自動開閉装置用リモコン受信機は、電波
のIDコードが各々異なる同一系列の複数のリモコン送
信機のIDコードが登録可能なメモリ部を備える。そし
て、そのメモリ部に予め1台目のリモコン送信機(親
機)のIDコードを登録しておき、その登録したリモコ
ン送信機のIDコードを受信した後の一定時間内に、未
登録のリモコン送信機の電波を受信したときその電波の
IDコードを一時的に記憶し(S14)、続いて親機の
電波を再度受信した後に未登録のリモコン送信機の電波
を再度受信し、その電波のIDコードが先に一時的に記
憶した電波のIDコードと一致したときにそのIDコー
ドをメモリ部に登録する(S19)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出入口等を自動的
に開閉する電動シャッターや電動門扉等の自動開閉装置
を遠隔操作するリモコン無線機の受信機に関し、特に送
信機のIDコードを登録するものの改良に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、屋外に面して設けられるシャッタ
ー、あるいは屋外に設置されるチェーンゲートや門扉等
の機器は、電動モータ等のアクチュエータを用いて構成
するとともに、リモコン無線機を用いて遠隔操作により
自動的に開閉するようになっている。この種のリモコン
無線機は、施設の使用者がそれぞれ個別に所持する複数
の送信機と、機器つまり自動開閉装置に内蔵された受信
機とからなる。
【0003】ところで、送信機が発信する電波は、送信
機毎に異なるIDコードと、開放、閉鎖又は停止の動作
を指令する操作コードとを含んでいる。IDコードは1
00万通りぐらいの種類があり、通常、同一系列の送信
機は製造順にそれぞれ異なるコードで製造されている。
この送信機を自動開閉装置用リモコン無線機として任意
の複数で使用する場合には、送信機のそれぞれのIDコ
ードを予め受信機に登録しておき、受信機が登録された
IDコードを受信したときそのIDコードの後に続く開
放、閉鎖又は停止の操作コードを読み取り、リレー等を
駆動して制御対象物である自動開閉装置を遠隔操作する
ようになっている。
【0004】そして、自動開閉装置に内蔵された受信機
に新たに使用する送信機のIDコードを登録する場合、
自動開閉装置のケース等を取り外して受信機に設けられ
たスイッチを操作することなく、登録を容易に行うため
の方法又は装置としては、特開平5−141163号公
報に開示されたものが知られている。この公報のもの
は、親機となる1台目のリモコン送信機のIDコードを
予め登録しておき、この親機からのIDコードを例えば
停止コードと共に所定回数受信したとき通常の動作モー
ドから登録モードに切り替え、この登録モードにおいて
新たに使用する送信機のIDコードを受信するとそのI
Dコードを登録するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
ものでは、親機だけで登録モードに設定でき、その設定
後に受信した未登録のリモコン送信機のIDコードを無
条件で登録しているため、意図しないときに登録モード
に設定され、偶然に許可していない利用者の送信機のI
Dコードを誤って登録してしまう虞れがある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、親機と未登録のリモコ
ン送信機とを適宜組合せて操作したときにのみ未登録の
リモコン送信機のIDコードを登録することにより、I
Dコードの登録作業の容易化を図りつつ、許可していな
い利用者の送信機のIDコードの誤った登録を防止し得
る自動開閉装置用リモコン受信機及びそのIDコード登
録方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、電波のIDコードが各々異
なる同一系列の複数のリモコン送信機からの電波を受信
する自動開閉装置用リモコン受信機のIDコード登録方
法として、上記同一系列の複数のリモコン送信機のID
コードが登録可能なメモリ部を備えることを前提とす
る。そして、そのメモリ部に予め1台目のリモコン送信
機のIDコードを登録しておき、その登録したリモコン
送信機のIDコードを受信した後の一定時間内に、未登
録のリモコン送信機の電波を受信したときその電波のI
Dコードを一時的に記憶し、続いて登録したリモコン送
信機の電波を再度受信した後に未登録のリモコン送信機
の電波を再度受信し、その電波のIDコードが先に一時
的に記憶した電波のIDコードと一致したときにそのI
Dコードを上記メモリ部に登録する構成とする。
【0008】この構成では、IDコードを予め登録した
1台目のリモコン送信機つまり親機だけで未登録のリモ
コン送信機のIDコードが登録可能な登録モードに設定
されるのではなく、親機と未登録のリモコン送信機とを
交互に操作することで登録モードに設定でき、かつその
登録モードで受信した未登録のリモコン送信機のIDコ
ードが登録モードの設定に際し受信した未登録のリモコ
ン送信機のIDコードと一致したときにそのIDコード
を登録しているので、不用意に登録モードに設定する危
険性が少なくなり、許可していない利用者の送信機のI
Dコードを誤って登録することはない。しかも、自動開
閉装置の外部から親機と登録しようとする送信機とを発
信操作するだけでIDコードを登録することができ、そ
の登録作業は容易なものとなる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明のIDコード登録方法を実施するための自動開閉装置
用リモコン受信機を提供するものである。このリモコン
受信機は、同一系列の複数のリモコン送信機のIDコー
ドが登録可能でかつ特定のリモコン送信機のIDコード
を予め登録しているメモリ部と、このメモリ部の登録動
作を制御する登録制御部とを備える。そして、上記登録
制御部は、上記メモリ部に登録されている特定のリモコ
ン送信機(親機)のIDコードを受信した後の一定時間
内に、未登録のリモコン送信機の電波を受信したときそ
の電波のIDコードを一時的に記憶し、続いて特定のリ
モコン送信機の電波を再度受信した後に未登録のリモコ
ン送信機の電波を再度受信し、その電波のIDコードが
先に一時的に記憶した電波のIDコードと一致したとき
にそのIDコードを上記メモリ部に登録するように設け
られている。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2記載の自
動開閉装置用リモコン受信機において、特定のリモコン
送信機のIDコードを最初に受信した後の一定時間内の
うち、少なくとも特定のリモコン送信機の電波を再度受
信した時点から未登録のリモコン送信機の電波を再度受
信するまでの間は受信感度を低下するように上記登録制
御部を設ける構成とする。この構成では、登録モードで
受信感度が低下するので、通常の使用モードではリモコ
ン無線機の遠隔操作性能を良好に維持しながら、許可し
ていない利用者の送信機のIDコードの誤登録をより確
実に防止できることになる。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項2又は3記
載の自動開閉装置用リモコン受信機において、更に、上
記メモリ部に登録されているリモコン送信機のIDコー
ドを削除できる状態にセットする削除スイッチと、この
削除スイッチを第1の態様で操作したとき上記メモリ部
に登録されている全てのリモコン送信機のIDコードを
一括して削除し、削除スイッチを第2の態様で操作した
とき指定したリモコン送信機のIDコードのみを削除す
る削除制御部とを備える構成とする。この構成では、削
除スイッチの操作の仕方(つまり第1の態様による操作
と第2の態様による操作)によってリモコン受信機のメ
モリ部に登録されている送信機のIDコードを選択的に
一括削除あるいは個別削除することができ、使い勝手が
良好なものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
自動開閉装置用リモコン受信機のブロック構成を示す。
このリモコン受信機1は、出入口等を自動開閉する自動
開閉装置(例えば電動シャッターや電動門扉等)のケー
ス内に装備されるもので、施設の管理者や使用者等が各
々所持する複数のリモコン送信機(図示せず)からそれ
ぞれ送信される電波を受信アンテナ2を介して受信する
ようになっている。
【0013】ここで、リモコン受信機1の構成を説明す
るに先立って、リモコン送信機が送信する電波について
簡単に説明する。この電波は、例えば図2に示すよう
に、1フレーム毎に、シンクロ信号(SYNC)に始ま
り、IDコード識別信号(K1〜K19)、機能選択識
別信号(K20)及び操作識別信号(K21,K22)
を有してなる。IDコード識別信号(K1〜K19)
は、リモコン送信機毎に異なるものである。機能選択識
別信号(K20)は各リモコン送信機の機能選択情報を
含み、操作識別信号(K21,K22)は各リモコン送
信機の操作情報つまり開放、閉鎖及び停止の各操作の情
報を含む。
【0014】そして、図1に示すように、上記リモコン
受信機1は、受信アンテナ2に接続されたコントロール
ユニット11と、このコントロールユニット11に各々
接続された3つのスイッチつまり左右切替スイッチ1
2、登録スイッチ13及び削除スイッチ14とを備えて
いる。上記コントロールユニット11は、制御手段とし
てのCPU16と、データの書き込みに用いられるRA
M17と、プログラムや固定データを格納するROM1
8と、電気的に記憶内容を消去できその内容を何度でも
変更可能なフラッシュメモリ19とを有し、自動開閉装
置の制御部(図示せず)に各々接続された開放リレー2
1、閉鎖リレー22及び停止リレー23のON−OFF
切替とブザー24の作動を制御するようになっている。
【0015】上記フラッシュメモリ19は、上述の如く
施設の使用者等がそれぞれ所持しかつIDコード(図2
中のIDコード識別信号)が各々異なる複数のリモコン
受信機のIDコードが登録可能な記憶容量を有し、この
フラッシュメモリ19には、自動開閉装置の施工時に少
なくとも親機としての1台目のリモコン送信機のIDコ
ードが記憶登録され、施工後に後述する方法で他のリモ
コン受信機のIDコードが記憶登録される。
【0016】また、上記左右切替スイッチ12は自動開
閉装置のアクチュエータである電動モータの設置箇所に
応じて配線を切り替えるためのものである。登録スイッ
チ13は、上記フラッシュメモリ19にリモコン送信機
のIDコードを登録できる状態にセットするためのもの
であり、削除スイッチ14は、逆にそのフラッシュメモ
リ19に登録されているリモコン送信機のIDコードを
削除できる状態にセットするためのものである。尚、図
1中、26はリモコン受信機1に接続された交流電源で
ある。
【0017】次に、上記コントロールユニット11によ
るリレー21〜23のON−OFF切替等の制御につい
て、図3ないし図5に示すフローチャートに従って順次
説明する。
【0018】図3はリレー21〜23のON−OFF切
替制御のフローチャートを示す。この図において、スタ
ートした後、先ずステップS1で登録済のIDコードを
連続して2フレーム受信するのを持ち、受信したときに
ステップS2で停止コード(図2中の操作識別信号が停
止を指令するもの)を連続して2フレーム受信したか否
かを判定し、その判定がYESのときにはステップS3
で停止リレー23を所定時間、例えば0.5秒間ONに
切り替える。続いて、ステップS4で登録操作のサブル
ーチン処理(図4参照)を行った後リターンする。
【0019】一方、上記ステップS2の判定がNOのと
き、つまり停止コードを受信しないときには、ステップ
S5で開放コード(図2中の操作識別信号が開放を指令
するもの)を連続して2フレーム受信したか否かを判定
し、その判定がYESのときにはステップS6で開放リ
レー21を所定時間、例えば0.5秒間ONに切り替
え、リターンする一方、判定がNOのときにはステップ
S7で更に閉鎖コード(図2中の操作識別信号が閉鎖を
指令するもの)を連続して2フレーム受信したか否かを
判定する。この判定がYESのときにはステップS8で
閉鎖リレー22を所定時間、例えば0.5秒間ONに切
り替えた後リターンする一方、判定がNOのときにはそ
のままリターンする。
【0020】以上のようなリレー21〜23のON−O
FF切替制御においては、リモコン受信機1のコントロ
ールユニット11のメモリ部であるフラッシュメモリ1
9に登録されているリモコン送信機のIDコードを2フ
レーム以上連続して受信したときには、その信号コード
に合った開放リレー21、閉鎖リレー22又は停止リレ
ー23が所定時間ONに切り替えられることになり、自
動開閉装置の制御部は、その信号に基づいて自動開閉装
置の駆動部に対し開放、閉鎖又は停止の動作を指令す
る。
【0021】図4は上記ステップS4における登録操作
のサブルーチン処理のフローチャートを示す。この図に
おいて、先ずステップS11で受信したIDコードがフ
ラッシュメモリ19に1番目に登録した親機のものか否
かを判定し、その判定がNOときには、直ちに登録操作
のサブルーチン処理を終了し、図3に示すリレー21〜
23のON−OFF切替制御に戻る。
【0022】上記ステップS11の判定がYESのとき
には、ステップS12でタイマー1をスタートさせた
後、ステップS13で未登録のIDコードと停止コード
を2フレーム受信したか否かを判定する。この判定がY
ESの受信したときにはステップS14へ移行する一
方、判定がNOの受信しないときにはステップS22で
タイマー1が2秒を計時するのを待ち、受信しないまま
2秒を計時したときにはステップS21へ移行する。
【0023】ステップS14ではタイマー2をスタート
させるとともに、受信した未登録のIDコードをRAM
17上に一時的に書き込んで記憶する。続いて、ステッ
プS15で親機のIDコードと停止コードを2フレーム
受信したか否かを判定し、その判定がYESの受信した
ときにはステップS16へ移行する一方、判定がNOの
ときにはステップS23でタイマー2が2秒を計時する
のを待ち、受信しないまま2秒を計時したときにはステ
ップS21へ移行する。
【0024】ステップS16ではタイマー3をスタート
させるとともに、ブザー24を連続鳴動させてIDコー
ドが登録可能な登録モードにあることを告知し、ステッ
プS17でリモコン受信機1の受信感度を通常の3割程
度に強制低下させる。続いて、ステップS18で一時的
に記憶したIDコードと停止コードを3フレーム受信し
たか否か、換言すれば未登録のリモコン送信機のIDコ
ードと停止コードを3フレーム受信しかつそのIDコー
ドが先にRAM17上に一時的に記憶したIDコードと
一致するか否かを判定する。この判定がYESの受信し
たときには、ステップS19でRAM17に一時的に記
憶したIDコードをフラッシュメモリ19上に記憶登録
し、RAM17上の一時記憶データであるIDコードを
クリアし、ステップS20でブザー24を1秒休止後1
秒間鳴動させ、未登録のリモコン送信機のIDコードを
登録したことを告知する。しかる後ステップS21へ移
行する。一方、判定がNOの受信しないときには、ステ
ップS24でタイマー3が30秒を計時するのを待ち、
受信しないまま30秒を計時したときにはステップS2
1へ移行する。
【0025】ステップS21ではブザー24の鳴動を停
止するとともに、タイマー1〜3の全て及びリモコン受
信機1の受信感度をリセットし、しかる後に登録操作の
サブルーチン処理を終了し、図3に示すリレー21〜2
3のON−OFF切替制御に戻る。
【0026】以上のようなリレー21〜23のON−O
FF切替制御及び登録操作のサブルーチン処理によれ
ば、フラッシュメモリ19に親機として予め登録されて
いる1台目のリモコン送信機以外の送信機のIDコー
ド、つまり未登録の2台目以降の送信機のIDコードを
フラッシュメモリ19に登録するときには、先ず親機を
操作してそのIDコードと停止コードを含む電波を自動
開閉装置の外部からリモコン受信機1に向けて発信し、
登録操作に移行する(ステップS1〜S4,S11,S
12)。次に、未登録のリモコン送信機を操作してその
IDコード及び停止コードを含む電波をリモコン受信機
1に向けて発信する。このリモコン送信機のIDコード
は、リモコン受信機1のコントロールユニット11のR
AM17上に一時的に記憶される(ステップS13,S
14)。
【0027】続いて、親機を再度操作してそのIDコー
ドと停止コードを含む電波をリモコン受信機1に向けて
発信する(ステップS15〜S17)。この時点で始め
て未登録のリモコン送信機のIDコードが登録可能な登
録モードとなる。しかる後、未登録のリモコン送信機を
再度操作してそのIDコード及び停止コードを含む電波
をリモコン受信機1に向けて発信する。この時リモコン
受信機1に受信される電波のIDコードがRAM17上
に一時的に記憶されているIDコードと一致するときに
そのIDコードが登録されることになる(ステップS1
8,S19)。
【0028】このような登録方法では、自動開閉装置の
外部から親機と未登録の送信機とを発信操作するだけで
未登録の送信機のIDコードを登録することができるの
で、その登録作業の容易化を図ることができる。しか
も、親機だけで未登録のリモコン送信機のIDコードが
登録可能な登録モードに設定されるのではなく、親機と
未登録のリモコン送信機と交互に操作することで登録モ
ードに設定でき、かつその登録モードで受信した未登録
のリモコン送信機のIDコードが登録モードの設定に際
し受信した未登録のリモコン送信機のIDコードと一致
したときにそのIDコードを登録しているので、不用意
に登録モードに設定する危険性が少なくなり、許可して
いない利用者の送信機のIDコードを誤って登録するこ
とはない。
【0029】その上、上記実施形態では、登録モードで
リモコン受信機1の受信感度が通常の3割程度まで強制
低下するので、通常の使用モードにおけるリモコン無線
機の遠隔操作性能を良好に維持しながら、許可していな
い利用者の送信機のIDコードの誤登録をより確実に防
止することができる。また、リモコン受信機1が登録モ
ードになったときにブザー24が連続的に鳴動し、未登
録のリモコン送信機のIDコードを登録したときにブザ
ー24が1秒休止後に1秒間鳴動するので、登録をする
者はその作業状況を容易に確認することができ、登録作
業の円滑化等を図ることができるという利点がある。
【0030】尚、上記実施形態では、リモコン受信機1
に設けられた登録スイッチ13を操作して2台目以降の
リモコン送信機のIDコードを登録することも可能であ
る。すなわち、登録スイッチ13の切り替え操作により
リモコン受信機1を登録操作に移行したときには、例え
ば図4に示すフローチャートのステップS12へ移行
し、それ以下の手順を踏むことにより、2台目以降のリ
モコン送信機のIDコードを登録することができる。
【0031】図5はフラッシュメモリ19に登録されて
いるリモコン送信機のIDコードを削除する削除処理の
フローチャートを示す。この図において、スタートした
後、先ずステップS31で削除スイッチ14が操作され
るのを待つ。そして、削除スイッチ14が操作されたと
きにはステップS32でタイマーAを作動させた後、ス
テップS33でそのタイマーAがタイムアップするまで
の間(約2秒間)に削除スイッチ14の入力が連続した
か、つまり削除スイッチ14が連続してONに切り替え
られたか否かを判定する。
【0032】上記ステップS33の判定がYESのと
き、つまり削除スイッチ14が連続してONに切り替え
られたときには、ステップS34でタイマーBを作動さ
せるとともにブザー24をパターンCで、例えば約0.
2秒間隔で間欠的に鳴らし、ステップS35でタイマー
Bがタイムアップするまでの間(約7秒間)に削除スイ
ッチ14を一旦OFFに切り替えた後再度ONに切り替
える再操作が行われたか否かを判定する。この判定がY
ESのときにはステップS36でタイマーAをリセット
し再作動させた後、ステップS37で再度タイマーAが
タイムアップするまでの間削除スイッチ14の入力が連
続したか否かを判定し、その判定がYESのときにはス
テップS38でフラッシュメモリ19に登録されている
全てのIDコードを一括して削除し、ステップS39で
ブザー24をパターンEで、例えば約2秒間連続して鳴
らし、削除処理を終了する。
【0033】上記ステップS35での判定がNOのとき
つまり削除スイッチ14の再操作がないとき、あるいは
ステップS37での判定がNOのときつまり削除スイッ
チ14の再操作があっても入力が連続しないときには、
いずれもステップS40でブザー24をOFFにした
後、削除処理を終了する。
【0034】一方、上記ステップS33での判定がNO
のとき、つまり削除スイッチ14の入力が連続しないと
きにはステップS41で更にその入力が3回以上断続し
たか、つまり削除スイッチ14が3回以上ON−OFF
切替をされたか否かを判定する。その判定がNOのとき
はそのまま削除処理を終了するが、判定がYESのとき
には、ステップS42でブザー24をパターンDで、例
えば約0.5秒間隔で間欠的に鳴らすとともに、タイマ
ーCを作動させ、またリモコン受信機1の受信感度を強
制低下させる。このタイマーCの設定時間は、一括削除
モードにおけるタイマーBの設定時間と同じく約7秒で
ある。
【0035】続いて、ステップS43でタイマーCがタ
イムアップしない限り、ステップS44で登録済のID
コードを3フレーム受信するのを待つ。そして、受信し
たときには、ステップS45で受信したIDコード1個
だけを削除し、ステップS46でブザー24を一括削除
の場合と同じくパターンEで鳴らし、また受信感度をリ
セットした後、削除処理を終了する。ステップS43の
判定がNOのとき、つまり登録済のIDコードを3フレ
ーム受信することなくタイマーCがタイムアップしたと
きには、ステップS40でブザー24をOFFに、また
受信感度をリセットした後、削除処理を終了する。
【0036】以上のような削除処理によれば、削除スイ
ッチ14を連続してONに切り替えた後、一旦OFFに
切り替え、再度ONに切り替えるという第1の態様によ
る操作によってフラッシュメモリ19に登録されている
全てのIDコードを一括して削除することができ、また
削除スイッチ14を3回以上ON−OFF切替をすると
いう第2の態様により操作した後、IDコードを削除す
るリモコン送信機を操作してその送信機からIDコード
を含む電波を自動開閉装置の外部からリモコン受信機1
に向けて発信するとそのIDコードを個別に削除するこ
とができるので、IDコードの削除を状況に応じて選択
的にかつ適切に行うことができ、使い勝手が良いものと
なる。
【0037】その上、上述したIDコードの登録操作の
場合と同じく、受信機1が一括削除のモードに設定され
た場合と、個別削除のモードに設定された場合と、それ
らのモードでIDコードの削除が実行された場合とでそ
れぞれ別々のパターンでブザー24がなるので、削除を
する者はその作業状況を容易に確認することができ、削
除作業の円滑化等を図ることができる。また、個別削除
のときにリモコン受信機1の受信感度が強制低下するの
で、意図していない送信機のIDコードを誤って削除す
るのを防止できる。
【0038】尚、上記実施形態では、削除スイッチ14
を連続してONに切り替えた後、一旦OFFに切り替
え、再度ONに切り替える操作をしたときにフラッシュ
メモリ19に登録されているIDコードを一括削除する
一方、削除スイッチ14を3回以上ON−OFF切替の
操作をしたときにリモコン送信機の操作により指定した
送信機のIDコードのみを削除するようにしたが、場合
によっては、前者の操作のときに個別削除を、後者の操
作のときに一括削除をそれぞれ行うようにしてもよく、
また、削除スイッチ14のそれ以外の操作のときに一括
操作と個別削除とを分けて行うようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動開閉装置用
リモコン送信機及びそのIDコード登録方法によれば、
親機と未登録のリモコン送信機とを交互に操作すること
で登録モードに設定でき、かつその登録モードで受信し
た未登録のリモコン送信機のIDコードが登録モードの
設定に際し受信した未登録のリモコン送信機のIDコー
ドと一致したときにそのIDコードを登録しているの
で、IDコードの登録作業の容易化を図りながら、不用
意に登録モードに設定する危険性が少なくなり、許可し
ていない利用者の送信機のIDコードの誤登録を防止す
ることができる。
【0040】特に、請求項3に係る発明では、登録モー
ドで受信感度を低下させることにより、通常の使用モー
ドでのリモコン無線機の遠隔操作性能を良好に維持しな
がら、許可していない利用者の送信機のIDコードの誤
登録をより確実に防止することができる。
【0041】また、請求項4に係る発明では、削除スイ
ッチの操作の仕方によってリモコン受信機のメモリ部に
登録されている送信機のIDコードを選択的に一括削除
あるいは個別削除することができるので、使い勝手性を
高めることができるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動開閉装置用リモコ
ン受信機のブロック構成図である。
【図2】自動開閉装置用リモコン送信機の電波のタイム
チャート図である。
【図3】リレーのON−OFF切替制御を示すフローチ
ャート図である。
【図4】登録操作のサブルーチン処理を示すフローチャ
ート図である。
【図5】IDコードの削除処理を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1 リモコン受信機 11 コントロールユニット 14 削除スイッチ 16 CPU(登録・削除制御部) 19 フラッシュメモリ(メモリ部)
フロントページの続き Fターム(参考) 2E042 AA01 CA01 CA15 2E203 AA09 AA10 BB08 BB28 BB65 DD06 EE02 FF24 FF36 GG08 GG13 5K013 BA02 GA02 5K048 AA15 BA01 DA02 DB01 DC01 EA16 EB01 FA04 GC05 HA04 HA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波のIDコードが各々異なる同一系列
    の複数のリモコン送信機からの電波を受信する自動開閉
    装置用リモコン受信機において、 上記同一系列の複数のリモコン送信機のIDコードが登
    録可能なメモリ部を備え、そのメモリ部に予め1台目の
    リモコン送信機のIDコードを登録しておき、その登録
    したリモコン送信機のIDコードを受信した後の一定時
    間内に、未登録のリモコン送信機の電波を受信したとき
    その電波のIDコードを一時的に記憶し、続いて登録し
    たリモコン送信機の電波を再度受信した後に未登録のリ
    モコン送信機の電波を再度受信し、その電波のIDコー
    ドが先に一時的に記憶した電波のIDコードと一致した
    ときにそのIDコードを上記メモリ部に登録することを
    特徴とする自動開閉装置用リモコン受信機のIDコード
    登録方法。
  2. 【請求項2】 電波のIDコードが各々異なる同一系列
    の複数のリモコン送信機からの電波を受信する自動開閉
    装置用リモコン受信機において、 上記同一系列の複数のリモコン送信機のIDコードが登
    録可能でかつ特定のリモコン送信機のIDコードを予め
    登録しているメモリ部と、このメモリ部の登録動作を制
    御する登録制御部とを備え、 上記登録制御部は、上記メモリ部に登録されている特定
    のリモコン送信機のIDコードを受信した後の一定時間
    内に、未登録のリモコン送信機の電波を受信したときそ
    の電波のIDコードを一時的に記憶し、続いて特定のリ
    モコン送信機の電波を再度受信した後に未登録のリモコ
    ン送信機の電波を再度受信し、その電波のIDコードが
    先に一時的に記憶した電波のIDコードと一致したとき
    にそのIDコードを上記メモリ部に登録するように設け
    られていることを特徴する自動開閉装置用リモコン受信
    機。
  3. 【請求項3】 上記登録制御部は、特定のリモコン送信
    機のIDコードを最初に受信した後の一定時間内のう
    ち、少なくとも特定のリモコン送信機の電波を再度受信
    した時点から未登録のリモコン送信機の電波を再度受信
    するまでの間は受信感度を低下するように設けられてい
    る請求項2記載の自動開閉装置用リモコン受信機。
  4. 【請求項4】 上記メモリ部に登録されているリモコン
    送信機のIDコードを削除できる状態にセットする削除
    スイッチと、 この削除スイッチを第1の態様で操作したとき上記メモ
    リ部に登録されている全てのリモコン送信機のIDコー
    ドを一括して削除し、削除スイッチを第2の態様で操作
    したとき指定したリモコン送信機のIDコードのみを削
    除する削除制御部とを備えた請求項2又は3記載の自動
    開閉装置用リモコン受信機。
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