JP2002354559A - 機器制御システム及びid登録方法 - Google Patents
機器制御システム及びid登録方法Info
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Abstract
御するシステムにおいて、登録専用の装置等を用いるこ
となく簡単に無線通信によりID登録を行う。 【解決手段】 コントロール装置及び無線子機を、所定
の状態変化に対し一定の時間だけ登録可能な状態に移行
させ、その間に無線通信によりシステムID、ノードI
Dを登録する。
Description
などの宅内の電子機器を、無線によりコントロール装置
から集中的に管理・制御するための機器制御システム及
びそのID登録方法に関するものである。
エアコン、給湯機、照明など、リモコンで操作される電
子機器の種類と数が非常に増加してきている。これに伴
い宅内には各電子機器に対応したリモコン装置がいくつ
も備え付けられることになる。そこでこれらを統合し一
つのコントローラから集中的に管理・制御することが求
められている。そのための通信手段として住宅全体をカ
バーできる点、及び施工の容易さから特定小電力無線な
どの無線電波が使用される場合が多い。
住宅に設置される可能性のある別システムとの干渉を避
けるためやセキュリティの面からシステムに固有のID
(システムID)を、またシステム内の個々の無線機を
識別するためのID(ノードID)を集中コントロール
装置及び無線子機に登録する必要がある。
りも、住宅などの使用される場所に設置した後に無線通
信により行うのが施工性や汎用性、システム変更に対す
る柔軟性などの点から好ましい。そこで、無線機それぞ
れに動作モードを通常待機状態から登録状態に移行する
ための操作スイッチが設けられ、これを操作することで
登録を行う方法が知られている。しかしながら、無線機
が天井裏や高所などに設置されている場合には、登録状
態に移行するための操作が行いにくく不便であった。そ
こで専用の登録用送信機を別途準備し、離れた場所から
登録状態にする方法が特開平5−248128として知
られている。(図6)上記発明では、メンテナンス用ワ
イヤレス送信機4からの信号でワイヤレスロビーインタ
ーホンAを登録状態にして、電気錠操作のためのワイヤ
レス送信機13をこれに登録するようにしている。
来の方法では登録を行うために専用の送信機が必要とな
り、ビルなど管理者が限定されている場合には負担が大
きくはないが、住宅など施工業者が多岐に渡る場合には
専用の装置を準備する負担が大きい。
の送信機が把握している必要があるため、登録状態にす
る対象が上記とは逆に未登録状態の無線子機である場合
には原理上使いにくい。本発明はこのような従来の課題
を解決するものであり、メンテナンス用の送信機といっ
た専用の装置を使用することなく、簡単な操作で登録作
業を行うことが可能な機器制御システム及びID登録方
法を提供するものである。
に本発明は、コントロール装置(無線親機)と家庭内の
電子機器群に接続された複数の無線子機から構成され、
コントロール装置は無線子機との間で同一システムであ
ることを識別するためのシステムIDと個々の無線機を
識別するためのノードIDを用いて無線通信を行うこと
で前記電子機器群を管理・制御する機器制御システムに
おいて、コントロール装置及び登録する無線子機は、所
定の状態変化を受けると一定の時間だけ登録可能な状態
に移行し、その間にシステムIDとノードIDの登録を
無線通信により行うようにしたものである。
特定の無線機のみ一時的に登録状態にすることが出来る
ので、登録専用の装置を使用することなく、簡単で確実
にID登録を行うことができる。
図面を参照して説明する。
けるコントロール装置101、及び無線子機111のブ
ロック構成を示すものである。コントロール装置の入力
部103は機器の動作設定を行うための複数の押しボタ
ンスイッチから構成される。また表示部104にはシス
テムに属する機器の動作状態を表示する。記憶部105
にはシステムを識別するためのシステムID、及びシス
テムに登録されている無線子機のノードIDが記憶され
ている。入力部を操作するとそれに対応した無線子機に
対して無線通信部106より無線データが送信される。
無線データにはシステムID、自局のノードID、及び
送信先のノードIDが含まれている。
部115にシステムIDと自局及びコントロール装置の
ノードIDを記憶し、無線通信部116で受信したデー
タのシステムIDと送信先ノードIDが、記憶している
システムID及び自局ノードIDと一致した場合に限
り、制御命令を機器制御部118から機器120に送信
し、機器を制御する。逆に機器側で動作状態が変更され
ると機器通信部に伝えられ、無線通信部から無線データ
としてコントロール装置に送られる。コントロール装置
では受信データのシステムIDとノードIDをチェック
した上で、変更された動作状態を表示部101に反映す
る。
復帰の方法について説明する。コントロール装置は、入
力部103の予め決められた複数のスイッチを同時に押
し続ける(5秒間)ことで登録モードに移行する。登録
モードに移行後の時間はタイマ部(107)で計時さ
れ、所定時間(1分間)を経過するかもしくは登録が成
功すると通常状態に復帰する。無線子機は、電源投入後
自動的に移行する。タイマ部(117)で移行後の時間
を計時し、所定時間(1分間)が経過すると通常状態に
復帰する。
する。登録モードに移行するとまずリモコン装置は登録
専用のチャネルで受信待ちになり(232)、これに対
し無線子機は登録要求を送信する(204)。この際の
システムIDは工場出荷時に書込まれたシリアル番号
を、ノードIDは通常使用しない登録専用の番号をそれ
ぞれ仮のIDとして送信する。コントロール装置は登録
要求を受信すると(233)、仮のシステムIDを格納
し(234)、同じ登録チャネルで登録応答を送信する
(235)。この際のシステムIDは、先に受信した仮
のシステムID及び登録用ノードIDを使用する。この
登録応答のデータ部分で正規のシステムID、及び無線
子機に付与するノードIDを伝える。登録応答を受信し
た無線子機は登録応答に対するACKをコントロール装
置に送信(207)後、記憶部に正規のシステムID、
付与されたノードIDを書込んで(208)通常状態に
復帰する。一方コントロール装置は登録応答に対するA
CKを受信する(236)と付与したノードIDを登録
済のIDとして記憶部に書込み(237)、通常状態に
復帰する(238)。所定の制限時間(例えば1分)経
過して登録モードにある場合には強制的に通常状態に復
帰する。
スイッチ操作と無線子機への電源投入を所定時間内に行
うという簡単な操作で、指定した無線子機を正しく登録
することができる。
(親機機能)を持たせたがこれに限定されるわけではな
く、コントロール装置から無線親機の機能を分離するこ
とも可能である。
ントロール装置、及び無線子機のブロック構成は実施の
形態1と同じで各部分の基本的な動作は同じである。ま
た、登録モードへの移行及び通常状態への復帰の方法に
ついても同様であるが、本実施例においては登録する無
線子機が複数ある場合にはそれらを同時に登録モードに
移行させることを許す。
れを示すフローチャートである。登録モードに移行する
とまず無線子機は登録専用のチャネルで受信待ちになり
(303)、コントロール装置は登録要求を送信する
(333)。この際のシステムIDは正規のシステムI
Dを、ノードIDは通常使用しない登録専用の番号を仮
のIDとして送信する。無線子機は登録要求を受信する
と(233)、工場出荷時に書込まれたシリアル番号に
応じた送信タイミングを待って(305)登録応答1を
送信する(306)。登録応答1のシステムIDは無線
子機のシリアル番号を使用する。コントロール装置は登
録応答1を受信すると(335)登録応答2を送信する
(336)。登録応答2のデータ部分でこの無線子機に
付与するノードIDを指定する。登録応答2を受信した
無線子機は登録応答2に対するACKをコントロール装
置に送信(309)後、記憶部に正規のシステムID、
付与されたノードIDを書込んで(310)通常状態に
復帰する。一方コントロール装置は登録応答に対するA
CKを受信する(236)と付与したノードIDを登録
済のIDとして記憶部に書込み(338)、別の無線子
機からの登録応答1の受信を待つ。所定の制限時間(例
えば1分)経過すると強制的に通常状態に復帰する(3
39)。
合、それらの電源を同時に投入し登録モードに移行させ
ることで一度に登録を行うことができる。なお、上記に
おいては無線子機のシリアル番号に応じて登録応答1の
送信タイミングを決めるものとしたがこれに限定される
ものではなく、ランダムな値を与えるなど個々の無線子
機からの応答が分散させることができるのであれば別の
方法でもよい。
ントロール装置、及び無線子機のブロック構成は実施の
形態1と同じで各部分の基本的な動作は同じである。
は、図5に示すように、無線子機(502、512、5
22)に接続された機器(503、513、523)に
備え付けの個別制御用リモコン(504、514、52
4)の操作により行う。登録時の無線子機の動作を図4
に示す。コントロール装置の動作は図2で示され、登録
モード移行後の動作の流れは実施の形態1と同じであ
る。
モコンで操作された内容をチェックし(402)、予め
決められたパターン(例えばON/OFFを10秒以内
に3回繰り返すなど)が操作された場合に登録モードに
移行する(403)。上記により、既存の個別制御用リ
モコンを操作することによって無線子機を直接操作する
ことなくID登録を行うことができる。
コンを用いたがこれに限定されるものではなく、機器本
体のスイッチを操作するなどの方法を用いることも可能
である。
ントロール装置、及び無線子機のブロック構成は実施の
形態1と同じで各部分の基本的な動作は同じである。
は、無線子機への電源投入後所定時間内に機器備え付け
の個別制御用リモコンで特定の操作を行うことにより実
行される。登録時の無線子機の動作を図6に示す。コン
トロール装置の動作は図2で示され、登録モード移行後
の動作の流れは実施の形態1と同じである。
(例えば30秒)が経過するまでは、個別制御用リモコ
ンで操作された内容をチェックし(603)、予め決め
られたパターン(例えばON/OFFを10秒以内に3
回繰り返すなど)が操作された場合に登録モードに移行
する(604)。電源投入後30秒が経過すると操作パ
ターンが一致しても登録モードには移行させない。
コンの操作パターン一致という2つの条件が成立した場
合にのみ登録モードに移行するので、誤って登録モード
に移行するような誤操作の可能性が低減され、信頼性が
高くなる。
コンを用いたがこれに限定されるものではなく、機器本
体のスイッチを操作するなどの方法を用いることも可能
である。
コントロール装置(無線親機)と家庭内の電子機器群に
接続された複数の無線子機から構成され、コントロール
装置は無線子機との間で同一システムであることを識別
するためのシステムIDと個々の無線機を識別するため
のノードIDを用いて無線通信を行うことで電子機器群
を管理・制御する機器制御システムにおいて、コントロ
ール装置及び無線子機は、所定の状態変化を受けると一
定の時間だけ登録可能な状態に移行し、その間にシステ
ムIDとノードIDの登録を無線通信により行うもので
ある。この方法によれば、コントロール装置、無線子機
の両方を同時に登録状態に移行する操作をしなければ登
録が行われないので、登録作業の信頼性が向上する。
録可能な状態に移行すると登録専用の無線チャネルで登
録要求の受信待ちを行い、無線子機が登録可能な状態に
移行した際に上記登録専用の無線チャネルで送信される
登録要求により登録動作を開始するものである。この方
法によれば、個々の無線子機を順に高い信頼性で登録す
ることができる。
状態に移行すると登録専用の無線チャネルで登録要求の
受信待ちを行い、コントロール装置が登録可能な状態に
移行した際に上記登録専用の無線チャネルで送信する登
録要求により登録動作を開始するものである。
することで登録可能な状態に移行するものである。この
方法によれば、無線子機が直接操作できないような場所
に設置されている場合にも配電盤を操作するなどして簡
単に登録作業を行うことができ、施工性が向上する。
いる電子機器の動作状態を特定のパターンに従って変更
した場合に限り、これに接続される無線子機が登録可能
な状態に移行するものである。この方法によれば、機器
に元々備わった操作入力手段を用いて簡単に登録作業を
行うことができるので、特別な登録専用の装置を準備す
る必要がない。
所定時間内に、接続されている電子機器の動作状態を特
定のパターンに従って設定変更した場合に限り、これに
接続される無線子機が登録可能な状態に移行するもので
ある。この方法によれば、登録可能な状態に移行する条
件が二重に制限されるため誤登録が起こりにくく、登録
作業の信頼性が向上する。
及び無線子機のブロック構成図
ーチャート
ーチャート
ーチャート
図
ーチャート
Claims (12)
- 【請求項1】 コントロール装置(無線親機)と家庭内
の電子機器群に接続された複数の無線子機から構成さ
れ、前記コントロール装置は前記無線子機との間で同一
システムであることを識別するためのシステムIDと個
々の無線機を識別するためのノードIDを用いて無線通
信を行うことで前記電子機器群を管理・制御する機器制
御システムにおいて、前記コントロール装置及び無線子
機は、所定の状態変化を受けると一定の時間だけ登録可
能な状態に移行し、その間に前記システムIDとノード
IDの登録を無線通信により行うことを特徴とするID
登録方法。 - 【請求項2】 コントロール装置は登録可能な状態に移
行すると登録専用の無線チャネルで登録要求の受信待ち
を行い、無線子機が登録可能な状態に移行した際に上記
登録専用の無線チャネルで送信される登録要求により登
録動作が開始されることを特徴とする請求項1に記載の
ID登録方法。 - 【請求項3】 無線子機は登録可能な状態に移行すると
登録専用の無線チャネルで登録要求の受信待ちを行い、
コントロール装置が登録可能な状態に移行した際に上記
登録専用の無線チャネルで送信する登録要求により登録
動作が開始されることを特徴とする請求項1に記載のI
D登録方法。 - 【請求項4】 無線子機は電源を投入することで登録可
能な状態に移行することを特徴とする請求項1から3に
記載のID登録方法。 - 【請求項5】 無線子機が接続されている電子機器の動
作状態を特定のパターンに従って変更した場合に限り、
これに接続される無線子機が登録可能な状態に移行する
ことを特徴とする請求項1から3に記載のID登録方
法。 - 【請求項6】 無線子機の電源投入後所定時間内に、接
続されている電子機器の動作状態を特定のパターンに従
って設定変更した場合に限り、これに接続される無線子
機が登録可能な状態に移行することを特徴とする請求項
1から3に記載のID登録方法。 - 【請求項7】 コントロール装置(無線親機)と家庭内
の電子機器群に接続された複数の無線子機から構成さ
れ、前記コントロール装置は前記無線子機との間で同一
システムであることを識別するためのシステムIDと個
々の無線機を識別するためのノードIDを用いて無線通
信を行うことで前記電子機器群を管理・制御する機器制
御システムであって、前記コントロール装置及び無線子
機は、所定の状態変化を受けると一定の時間だけ登録可
能な状態に移行し、その間に前記システムIDとノード
IDの登録を無線通信により行うことを特徴とする機器
制御システム。 - 【請求項8】 コントロール装置は登録可能な状態に移
行すると登録専用の無線チャネルで登録要求の受信待ち
を行い、無線子機が登録可能な状態に移行した際に上記
登録専用の無線チャネルで送信される登録要求により登
録動作が開始されることを特徴とする請求項7に記載の
機器制御システム。 - 【請求項9】 無線子機は登録可能な状態に移行すると
登録専用の無線チャネルで登録要求の受信待ちを行い、
コントロール装置が登録可能な状態に移行した際に上記
登録専用の無線チャネルで送信する登録要求により登録
動作が開始されることを特徴とする請求項7に記載の機
器制御システム。 - 【請求項10】 無線子機は電源を投入することで登録
可能な状態に移行することを特徴とする請求項7から9
に記載の機器制御システム。 - 【請求項11】 無線子機が接続されている電子機器の
動作状態を特定のパターンに従って変更した場合に限
り、これに接続される無線子機が登録可能な状態に移行
することを特徴とする請求項7から9に記載の機器制御
システム。 - 【請求項12】 無線子機の電源投入後所定時間内に、
接続されている電子機器の動作状態を特定のパターンに
従って設定変更した場合に限り、これに接続される無線
子機が登録可能な状態に移行することを特徴とする請求
項7から9に記載の機器制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001162260A JP4195960B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 機器制御システム及びid登録方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 2001-05-30 JP JP2001162260A patent/JP4195960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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