JP3896571B2 - 建築用開閉装置における遠隔制御装置 - Google Patents

建築用開閉装置における遠隔制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部に配設される建築用開閉装置を遠隔制御するための建築用開閉装置における遠隔制御装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種建築用開閉装置のなかには、これを例えば電動式シャッター装置とした場合、シャッターカーテンを開閉作動させるべく開閉機の駆動制御を遠隔制御装置(所謂リモコン)を用いて、遠隔からの制御ができるようにしたものがある。このものでは、遠隔制御装置を、開閉機の起動、停止の操作をするための操作部と、該操作に対応する起動、停止指令信号を、シャッター装置側の受信装置に送信する送信制御部とを備えて構成し、送信制御部から送信された指令信号が、受信装置を介して電動モータや減速装置等で構成された開閉機を駆動制御するようにしている。
ところで、遠隔制御装置から送信される指令信号としては、従来、微弱電波が用いられていることがあり、このように微弱電波を用いた場合、出力が小さいため建物の構造やシャッター装置自体の構造の影響を受けやすく、信号の到達距離が短くなってしまう部所ができるという問題があるうえ、受信装置を構成するアンテナをシャッター装置の外部に露出させて設けなければならないため、意匠性や施工性に劣ってしまう等の問題があり、使用者の要求に応じられないことがあった。
そこで、微弱電波よりも出力の大きい特定小電力電波を用いて遠隔制御装置からの指令信号を送信することが提唱される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特定小電力電波を用いる場合、電波法により他の無線局にその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならず、このため、一回の送信は予め設定される送信許容時間(例えば5秒)以内に停止するものとし、その後、予め設定される送信禁止時間(例えば2秒)以上のあいだは送信を禁止することが義務づけられている。このため、このような特定小電力電波をシャッター装置の開閉制御をするための遠隔制御装置に用いた場合では、例えば閉鎖操作をするべく、遠隔制御装置の閉鎖操作スイッチを押し操作した直後に、停止操作をするべく停止操作スイッチを押し操作したような場合に、停止指令信号を送信するタイミングが前記送信禁止時間に相当してしまうと、停止指令信号の送信がなされずシャッターカーテンが停止されなくなってしまったり、あるいは、停止が遅れてしまったりするような問題がある。そのうえ、特定小電力を用いた場合では、かなり遠くからでも遠隔操作が可能となることから、実際にシャッターカーテンの作動状態を確認しない状態で遠隔制御装置を操作することも想定され、前述したように停止操作スイッチを押しても停止指令信号が送信禁止時間に相当したような場合では、シャッターカーテンの閉鎖作動を停止させたつもりであるのに停止しないまま全閉姿勢となっている等の操作者の意図とは異なる開閉作動がなされてしまう惧れがあって問題があり、これらに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、建築用開閉装置の開閉機を遠隔で駆動制御するための遠隔制御装置を、開閉機の起動、停止の操作をする操作部と、該操作に対応する起動、停止指令信号を送信する送信制御部とを備えて構成するにあたり、前記送信制御部は、送信が許容される送信許容時間と送信が禁止される送信禁止時間とが予め設定されるものとし、起動指令信号の送信時間は、送信許容時間から送信禁止時間を減じた時間以内に設定され、何れかの指令信号の送信後は、前記送信禁止時間に相当するあいだは押し操作による起動操作信号が入力したとしてもこれを無視して起動指令信号の送信を禁止し、送信禁止時間を経過した場合には次の操作信号を待機する状態に復帰するように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置である。
そして、このようにすることにより、送信が許容される送信許容時間と送信が禁止される送信禁止時間とが予め設定される電波を用いて信号送信する遠隔制御装置において、遠隔制御装置の操作に対応して直ちに停止指令信号を送信でき、速やかに開閉機の駆動停止を行ってシャッターカーテンを停止させることができる。
請求項2の発明は、建築用開閉装置の開閉機を遠隔で駆動制御するための遠隔制御装置を、開閉機の起動、停止の操作をする操作部と、該操作に対応する起動、停止指令信号を送信する送信制御部とを備えて構成するにあたり、前記送信制御部は、送信が許容される送信許容時間と送信が禁止される送信禁止時間とが予め設定されるものとし、起動指令信号の送信時間は、送信許容時間から送信禁止時間を減じた時間以内に設定され、起動指令信号の送信後は、前記送信禁止時間に相当するあいだ停止指令信号の送信のみを許容し、停止指令信号の送信後は、前記送信禁止時間に相当するあいだ少なくとも押し操作による起動操作信号が入力したとしてもこれを無視して起動指令信号の送信を禁止し、送信禁止時間を経過した場合には次の操作信号を待機する状態に復帰するように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置である。
そして、このようにすることにより、送信が許容される送信許容時間と送信が禁止される送信禁止時間とが予め設定される電波を用いて信号送信する遠隔制御装置において、開閉機の駆動状態ではどのタイミングであっても遠隔制御装置の操作に対応して直ちに停止指令信号を送信でき、速やかに開閉機の駆動停止を行ってシャッターカーテンを停止させることができ、もって、停止指令信号が送信不能になったり、シャッターカーテンの停止作動が遅延したりするような不具合がない。さらには、開閉機の停止状態においても、停止指令信号送信後、送信禁止時間に相当するあいだは少なくとも起動指令信号の送信については禁止されるので、停止状態を保持できる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、起動指令信号の送信後、送信禁止時間に相当するあいだの停止指令信号の送信は、操作部の何れかの操作に基づいてなされるように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置である。
そしてこのようにすることで、シャッターカーテンの開閉作動中において、前記作動をさせるべく起動指令信号を送信した後、送信禁止時間に相当するあいだは、開放、閉鎖、停止の何れの操作スイッチを押し操作しても開閉機を駆動停止してシャッターカーテンの作動を停止できる。
請求項4の発明は、請求項3において、操作部の操作は、前記起動指令信号を送信するための操作部操作とは異なる操作に基づいてなされるように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置である。
このようにすることで、シャッターカーテンの開放作動中において、開放の起動指令信号を送信した後、送信禁止時間に相当するあいだは、前記開放作動方向とは異なる操作スイッチ、つまり、閉鎖の操作スイッチまたは停止の操作スイッチの押し操作で、開閉機を駆動停止させシャッターカーテンの開放作動を停止でき、また、シャッターカーテンの閉鎖作動中では、閉鎖の起動指令信号を送信した後、送信禁止時間に相当するあいだは、開放の操作スイッチまたは停止の操作スイッチの押し操作で、開閉機を駆動停止させシャッターカーテンの閉鎖作動を停止できる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図1〜図3の図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部、例えば車庫の出入り口部に設けられた電動式のシャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、開口部上方に配されたシャッターケース2に内装された巻取りドラム(図示せず)に巻装されている。前記巻取りドラムは、シャッターケース2に収納された開閉機3に連動連結されており、該開閉機3の正逆駆動に伴い、シャッターカーテン1の巻出し、巻取りを行うように構成されている。これによって、シャッターカーテン1は、両側縁部が開口部両側に立設されたガイドレール4の移動案内を受ける状態で開口部を上下動し、開口部を閉鎖する全閉姿勢と、開口部を開放する全開姿勢とのあいだを姿勢変姿するように設定されている。
【0006】
5はガイドレール4の屋外側部位に配された操作スイッチであって、該操作スイッチ5には、開放用操作スイッチPBU、閉鎖用操作スイッチPBD、停止用操作スイッチPBSがそれぞれ設けられている。また、シャッターケース2内には、開閉機3を駆動制御するべく開閉機3に接続される開閉制御装置6が設けられるが、該開閉制御装置6には、マイクロコンピュータで構成された開閉制御部6aを備えて構成されている。そして、開閉制御部6aは、前記操作スイッチ5の各操作スイッチPBU、PBD、PBSの押し操作がなされることに基づいて、これら操作に対応する起動指令信号(開放指令信号または閉鎖指令信号)、停止指令信号を開閉機3に出力するように設定されており、これによって、開閉機3は、前記各指令信号に基づいて駆動制御され、シャッターカーテン1を開閉作動するように構成されている。
【0007】
さらに、7は、遠隔操作に基づいてシャッターカーテン1を開閉作動させるべく開閉機3を駆動制御する遠隔制御装置であって、該遠隔制御装置7は、開放操作スイッチPBU、閉鎖操作スイッチPBD、停止操作スイッチPBSが設けられる一方、コンピュータで構成された送信制御部7aが設けられており、前記送信制御部7aは、前記各操作スイッチPBU、PBD、PBSが押し操作されることに基づいて、これら操作に対応する起動指令信号(開放指令信号または閉鎖指令信号)、停止指令信号の各指令信号を、シャッターケース2に内装された受信装置8に送信するように設定されている。
そして、前記受信装置8の受信制御部8aに入力された起動指令信号、停止指令信号は、開閉制御部6aを介して開閉機3に出力され、これによって、開閉機3は、前記各指令信号に基づいて駆動制御され、シャッターカーテン1を開閉作動するように構成されている。
【0008】
さらに、前記開閉制御部6aには、シャッターカーテン1が障害物に当接することに基づいてスイッチ切換えする障害物検知スイッチ9、シャッターカーテン1が全開姿勢になることに基づいてスイッチ切換えする上限検知スイッチ10、シャッターカーテン1が全閉姿勢になることに基づいてスイッチ切換えする下限検知スイッチ11等が接続されている。そして、開閉制御部6aは、前記各検知スイッチ9、10、11のスイッチ切換えに伴い、対応する緊急停止指令信号を開閉機3に出力するように設定されており、これによって、駆動中の開閉機3が緊急停止を行うが、このような開閉制御部6aに基づく開閉機3の制御構成は従来汎用されている制御手順に基づいてなされるように設定されており、ここでの説明は省略する。
【0009】
さて、前記遠隔制御装置7は、特定小電力電波を用いて送信される構成となっており、各操作スイッチPBU、PBD、PBSは、押し操作されることにより対応する操作信号、つまり起動操作信号(開放操作信号、閉鎖操作信号)、停止操作信号を送信制御部7aに出力するように設定されている。そして、送信制御部7aでは、前述したように、これらの操作信号の入力に基づいて対応する起動指令信号(開放指令信号、閉鎖指令信号)、停止指令信号を受信装置8に出力するように設定されている。
【0010】
そして、このものにおいて、送信制御部7aからの送信は電波法に基づいたものに設定される必要があり、所定時間以内の送信許容時間を経過後は、所定時間以上の送信禁止時間を設けなければならない。そして、本実施の形態の場合では、送信制御部7aから出力される起動指令信号は、予め設定される送信が許容される送信許容時間(本実施の形態では5秒)から、送信が禁止される送信禁止時間(本実施の形態では2秒)を減じた時間(送信許容時間と送信禁止時間の差)以下の出力時間、即ち、3秒以下になるように設定されていて、起動指令信号を送信した後、該起動指令信号の送信開始に基づく送信許容時間のターム内に、つぎの指令信号を送信することが可能な時間が形成され、該時間が、少なくとも送信禁止時間以上となるように設定されている。因みに、起動指令信号は、開放、閉鎖操作スイッチPBU、PBDの押し操作状態(操作している時間)にかかわらず、一回の押し操作をしたとき、0.5秒のあいだ出力するように設定されている。
因みに、開放、閉鎖操作スイッチPBU、PBDの何れかを長く押し操作し続けた場合では、0.5秒のあいだ対応する起動指令信号を送信した後、送信禁止時間に相当する2秒のあいだ送信が規制され、該送信禁止時間経過後に、開放、閉鎖操作スイッチPBU、PBDの押し操作がなされている場合、再度0.5秒のあいだ起動指令信号送信するように設定されている。
【0011】
さらに、送信制御部7aには、停止優先手段7bが設けられており、何れかの指令信号が送信された後において、送信禁止時間に相当するあいだ(2秒のあいだ)は、停止操作スイッチPBSが押し操作されて停止操作信号の入力があったときは停止指令信号を出力するが、開放、閉鎖操作スイッチPBU、PBDが押し操作されて起動操作信号の入力があったとしても、これを無視し、起動指令信号の出力を禁止するように設定されている。これによって、送信許容時間から送信禁止時間を差し引いた時間以下の短い送信時間に設定された起動指令信号の送信後、または、停止指令信号の送信後にいまだ送信許容時間2秒以上残っている状態において、送信禁止時間に相当する2秒のあいだについては、起動指令信号の送信を禁止する一方停止指令信号の送信を許容して、該停止指令信号に基づく開閉機3の駆動停止(シャッターカーテン1の停止作動)が実施できるように設定されている。このように構成することにより、停止指令信号の送信は、何らかの指令信号を送信した後では、該指令信号を送信することで開始した送信許容時間のターム内にあることから許容され、また、前記2秒を経過した後では、前記2秒のあいだに停止指令信号の送信がなかったことにより送信禁止時間が経過したことに相当することから、つぎのタームの送信許容時間に対応することになって許容されるように設定されている。因みに、新しいタームでは、停止指令信号だけでなくいかなる指令信号についても送信可能となっている。これによって、送信制御部7aは、開閉機3の駆動中(シャッターカーテン1の作動中)においては、停止指令信号の送信についてはどのようなタイミングであっても出力可能となり、事実上、送信禁止時間がない状態と等しい条件下で開閉機3の駆動制御ができるように設定されている。
尚、停止優先手段7bにおいて、起動指令信号の送信を禁止する時間は、送信禁止時間に相当する時間としているが、これは、送信禁止時間よりも短く設定した場合では、最初の起動指令信号を送信後、送信禁止時間を経過後でも、いまだ送信許容時間が残されていることがあり、このあいだにつぎの起動指令信号が送信されると、該つぎの起動指令信号に対応してシャッターカーテンを作動をさせるが、該つぎの起動指令信号送信後は、すぐに、送信禁止時間に相当していることから、前記つぎの起動指令信号送信後に停止指令信号を送信できなくなることが想定されるからであり、これを回避するべく、起動指令信号の送信を禁止する時間を送信禁止時間に相当する時間に設定している。
【0012】
つぎに、送信制御部7aの制御状態の一例について、図3のフローチャート図に基づいて説明する。
送信制御部7aに電源が投入されて、必要なデータ読み込み等の処理をする初期設定がなされると、送信制御部7aは、開放または閉鎖操作スイッチPBUまたはPBDが押し操作されているか否かが判断される。そして、起動操作信号が入力したと判断された場合では、送信制御部7aは、対応する起動指令信号を受信装置8に対して送信した後、予め設定されたタイマ時間T、即ち、送信禁止時間に相当する時間である2秒を経過したか否かを判断するためのタイマをセットする。これによって、開閉機3には、開閉制御部6aを介して起動指令信号が出力され、シャッターカーテン1の開放または閉鎖作動が開始するように設定されている。この状態となると、送信制御部7aは前記設定されたタイマ時間Tが経過したか否かを判断し、タイマ時間Tが経過したと判断したときは、タイマをリセットして初期設定状態にリターンしてつぎの操作信号を待機する状態に復帰する。
【0013】
一方、タイマ時間Tが経過していないと判断したときは、停止優先手段7bが実施され、起動操作信号の入力については無視するが、停止操作信号の入力があった場合においては、停止指令信号を受信装置8に対して送信するように設定されており、停止指令信号の送信のみが許容されている。そして、このように停止指令信号が送信された場合では、開閉機3に対し、開閉制御部6aを介して停止指令信号が出力され、シャッターカーテン1の作動停止がなされるように設定されている。そして、このように停止指令信号が送信された場合では、送信後にタイマをセットし、予め設定される送信禁止時間に相当するタイマ時間T(2秒)のあいだは、いかなる指令信号も送信しないように設定されている。これによって、タイマ時間Tが経過した状態になると、送信禁止時間が経過したことに相当し、タイマをリセットすることにより初期設定状態にリターンし、つぎの操作信号を待機する状態に復帰できるように設定されている。
【0014】
これに対し、初期設定状態において、起動操作信号の入力がなく、停止操作信号の入力があった場合では、タイマをセットするとともに停止指令信号を受信装置8に対して送信する。そして、予め設定されたタイマ時間T(2秒)を経過した状態、即ち、送信禁止時間が経過した場合では、タイマをリセットすることにより初期設定状態にリターンし、つぎの操作信号を待機する状態に復帰できるように設定されている。因みに、停止指令信号を送信した後は、既に開閉機3は停止状態になっていることから、この状態では停止指令信号を優先させる必要はなく、前述したような手順で制御されている。
【0015】
尚、本実施の形態の停止指令信号は、前記起動指令信号とは異なり、停止操作スイッチPBSの押し操作状態により送信時間が設定されるようになっている。つまり、押し操作して停止操作信号が入力されている時間に対応して、停止指令信号を送信し続けるように設定されており、押し操作が前記送信許容時間を経過すれば自動的に送信が停止され、送信禁止時間が経過したときさらに停止操作信号の入力がある場合に、停止指令信号を受信装置8に送信するように設定されている。これに対し、停止操作スイッチPBSをワンタッチで押し操作した場合では、送信制御部7aは0.5秒のあいだ停止指令信号を受信装置8に送信するように設定されている。
このため、停止指令信号を送信後の制御としては、前述したように、タイマ時間Tのあいだ全ての指令信号の送信をしないように制御することの他に、停止指令信号送信後に前記停止優先手段7bと同様の制御を実施して、タイマ時間Tのあいだは停止指令信号の送信のみを許容する構成とすることもできる。このように制御した場合では、停止操作スイッチPBSをワンタッチ操作したとき、あるいは、停止操作スイッチPBSを長押し操作して停止指令信号の送信後に送信許容時間が2秒以上残されている状態では、停止操作スイッチPBSの操作で停止指令信号の送信がなされるが、停止操作スイッチPBSを長押し操作して停止指令信号の送信後に残された送信許容時間が2秒以下になってしまった状態では、停止操作スイッチPBSを操作しても送信禁止時間に対応して停止指令信号を送信できない時間帯ができることになる。しかしながら、この状態は、既に停止指令信号が送信されて開閉機3は駆動しておらず、シャッターカーテン1は停止状態であり、該停止状態に対しての停止指令信号の送信であるので、仮令、停止指令信号の送信が禁止されても何ら問題になることはない。
【0016】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、シャッターカーテン1を開閉作動せしめる開閉機3は、開閉制御部6aからの指令信号に基づいて開閉駆動制御されるとともに、遠隔制御装置7の送信制御部7aからの指令信号についても、受信装置8、開閉制御部6aを経由して出力することで駆動制御がなされる。このとき、遠隔制御装置7は、特定小電力電波を用いて送信されるため、各指令信号の送信出力を大きくすることができて、信号の到達距離を長くできるばかりでなく、建物の構造やシャッター装置自体の構造の影響を受けることなく安定な送信をすることができる。そのうえ、受信装置8のアンテナは、微弱電波を用いた場合のようにシャッターケースの外部に設けることなく、シャッターケース2内に配設することができ、意匠的にも優れたものにできる。
【0017】
そして、このものでは、送信制御部7aから送信される起動指令信号(開放または閉鎖指令信号)の出力時間が、予め設定される送信が許容される送信許容時間(本実施の形態では5秒)と送信が禁止される送信禁止時間(本実施の形態では2秒)との差以下、即ち、3秒以下になるように設定されているとともに、停止優先手段7bが設けられていて、何れかの指令信号を出力した後において、送信禁止時間に相当する2秒のあいだは、開放、閉鎖操作スイッチPBU、PBDの押し操作による起動操作信号が入力したとしてもこれを無視して起動指令信号の送信は禁止しており、停止操作スイッチPBSの押し操作による停止操作信号の入力があった場合のみ停止指令信号の送信が許容されている。この結果、前述したように、送信許容時間と送信禁止時間の差以下の短い出力時間のあいだ起動指令信号が送信された後に、いまだ残されている送信許容時間のあいだに停止指令信号を送信することができるうえ、この状態で停止操作信号の入力がなければつぎのタームの送信許容時間に対応しており、停止指令信号を含む指令信号の送信が可能となる。従って、シャッターカーテン1が作動している状態では、どのタイミングであっても、停止操作スイッチPBSの操作にあわせて停止指令信号を送信して開閉機3の駆動停止をすることができ、特定小電力電波を用いたものでありながら、微弱電流を用いて遠隔制御装置を構成したときのように、遠隔制御装置7の押し操作にあわせた開閉機3の駆動制御ができて、開閉作動開始直後に停止させるような場合であっても、停止操作スイッチPBSの操作にあわせて速やかにシャッターカーテン1を停止できる。
【0018】
そしてこのものでは、停止操作信号は、停止操作スイッチPBSの押し操作のあいだは出力をし続ける構成として、高い安全性が計られているが、さらにこのものでは、停止操作スイッチPBSの操作により停止操作信号が入力された場合では、停止指令信号の出力後2秒のあいだは何の指令信号についても送信しない構成となっているので、停止指令信号の送信後はつぎのタームの送信許容時間となって、再び何れの指令信号についても操作できる状態となり、操作性に優れたものにできる。
【0019】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、停止優先手段は、起動指令信号の送信後、2秒のあいだは停止指令信号の送信のみを許容する構成とすることができるが、この場合に、停止優先手段を、停止操作信号の入力があったときに停止指令信号を送信してシャッターカーテンの作動停止をするだけでなく、最初の起動操作信号とは逆の起動操作信号(例えば、開閉機3が開放駆動しているときでは、閉鎖操作信号)の入力で、停止指令信号を送信する構成とすることもできる。
【0020】
さらには、停止優先手段として、停止操作信号と、最初の起動操作信号とは逆の起動操作信号との何れか一方の操作信号の入力で停止指令信号を送信するような構成としてもよく、このようにすることによって、作動しているシャッターカーテンを停止させたいときの操作性を向上することができる。
つぎに、前述のような場合を第二の実施の形態とし、送信制御部7aの制御手順について、図4に示したフローチャート図に基づいて説明する。
このものにおいて、遠隔制御装置7の送信制御部7aは、初期設定がなされると、閉鎖操作信号の入力があったか否かを判断する。そして、閉鎖操作信号の入力があった場合、送信制御部7aは、閉鎖指令信号を受信装置8に対して送信した後に、予め設定されたタイマ時間T、即ち、送信禁止時間に相当する時間である2秒を経過したか否かを認識するためのタイマをセットする。これによって、開閉機3には、開閉制御部6aを介して閉鎖指令信号が出力され、シャッターカーテン1の開放または閉鎖作動が開始するように設定されている。この状態となると、送信制御部7aは前記設定されたタイマ時間T(2秒)が経過したか否かを判断し、タイマ時間Tが経過したと判断したときは、タイマをリセットして初期設定状態にリターンして、つぎの操作信号を待機する状態に復帰する。
【0021】
一方、タイマ時間が経過していないと判断したときは、停止優先手段7bにより、前記操作信号と同じ閉鎖操作信号の入力については無視するが、これとは逆の開放操作信号、または、停止操作信号の入力があったときは、停止指令信号を受信装置8に対して送信するように設定されている。これによって、開閉機3には、開閉制御部6aを介して停止指令信号が出力され、シャッターカーテン1の作動停止がなされるようになっている。尚、この場合でも、停止指令信号の出力後、タイマセットされ、前記所定のタイマ時間T(2秒)のが経過するまでは何の指令信号も送信しないように設定されている。
【0022】
これに対し、初期設定後に開放操作信号が入力された場合では、送信制御部7aは、開放指令信号を受信装置8に対して送信した後、予め設定されたタイマ時間Tを経過したか否かを認識するためのタイマをセットする。これによって、開閉機3には、開閉制御部6aを介して閉鎖指令信号が出力され、シャッターカーテン1の開放または閉鎖作動が開始するように設定されている。この状態となると、送信制御部7aは前記設定されたタイマ時間Tが経過したか否かを判断し、タイマ時間Tが経過したと判断したときは、タイマをリセットして初期設定状態にリターンして、つぎの操作信号を待機する状態に復帰する。
【0023】
一方、タイマ時間Tが経過していないと判断したときは、停止優先手段7bにより、前記操作信号と同じ開放操作信号の入力については無視するが、これとは逆の閉鎖操作信号、または、停止操作信号との入力があったときは、停止指令信号を受信装置8に対して送信するように設定されている。これによって、開閉機3には、開閉制御部6aを介して停止指令信号が出力され、シャッターカーテン1の作動停止がなされるようになっている。尚、この場合でも、停止指令信号の出力後、タイマセットされ、前記所定のタイマ時間T(2秒)が経過するまでは何の指令信号も送信しないように設定されている。
このように構成した場合、作動し始めたシャッターカーテン1をあわてて停止させようとした場合、先ほど操作したスイッチとは異なるスイッチであればどれを操作しても、シャッターカーテン1を停止させることができるという利点がある。
【0024】
また、本実施の形態のように起動逆側の操作で停止指令信号を送信する構成の場合、シャッターカーテン1を一旦停止後、該逆側の作動をするように構成することができる。この場合、遠隔制御装置7から送信される停止指令信号の機能部分のアドレスとして、停止及び逆操作したときに同じように設定される停止信号アドレス部と、停止操作と逆操作では異なる設定がなされる逆起動アドレス部とを設定し、これを受信した受信装置8側でこれらアドレス部の読み込みをして、遠隔制御装置7の停止操作がなされたのか逆操作がなされたのかの判別をし、停止操作がなされた場合には開閉機3の駆動停止制御のみを、逆操作がなされた場合には開閉機3の駆動停止制御後、逆起動(逆方向への駆動)させる制御をするように構成することもできる。
【0025】
続いて、第三の実施の形態を説明する。このものは、図5に示されるフローチャート図により、その制御手順の一例が示されている。このものは、何らかの指令信号の送信後、送信禁止時間に相当するあいだにおいて、停止指令信号を送信するための操作として、開放、閉鎖、停止操作スイッチPBU、PBD、PBSの何れの操作スイッチを操作してもよい構成となっている。このため、シャッターカーテンが作動を開始した直後、即ち、起動指令信号送信後、送信禁止時間に相当するあいだにおいては、どの操作スイッチを操作してもシャッターカーテンを停止させることができることになり、この場合でも、停止操作が優先されて操作性が優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、(B)はそれぞれシャッター装置の概略正面図、側面図である。
【図2】開閉機の制御状態を説明するブロック図である。
【図3】送信制御部における制御手順について説明するフローチャート図である。
【図4】第二の実施の形態の送信制御部における制御手順について説明するフローチャート図である。
【図5】第三の実施の形態の送信制御部における制御手順について説明するフローチャート図である。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン
2 シャッターケース
3 開閉機
5 操作スイッチ
6 開閉制御装置
6a 開閉制御部
7 遠隔制御装置
7a 送信制御部
7b 停止優先手段
8 受信装置
8a 受信制御部
9 障害物検知スイッチ

Claims (4)

  1. 建築用開閉装置の開閉機を遠隔で駆動制御するための遠隔制御装置を、開閉機の起動、停止の操作をする操作部と、該操作に対応する起動、停止指令信号を送信する送信制御部とを備えて構成するにあたり、前記送信制御部は、送信が許容される送信許容時間と送信が禁止される送信禁止時間とが予め設定されるものとし、起動指令信号の送信時間は、送信許容時間から送信禁止時間を減じた時間以内に設定され、何れかの指令信号の送信後は、前記送信禁止時間に相当するあいだは押し操作による起動操作信号が入力したとしてもこれを無視して起動指令信号の送信を禁止し、送信禁止時間を経過した場合には次の操作信号を待機する状態に復帰するように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置。
  2. 建築用開閉装置の開閉機を遠隔で駆動制御するための遠隔制御装置を、開閉機の起動、停止の操作をする操作部と、該操作に対応する起動、停止指令信号を送信する送信制御部とを備えて構成するにあたり、前記送信制御部は、送信が許容される送信許容時間と送信が禁止される送信禁止時間とが予め設定されるものとし、起動指令信号の送信時間は、送信許容時間から送信禁止時間を減じた時間以内に設定され、起動指令信号の送信後は、前記送信禁止時間に相当するあいだ停止指令信号の送信のみを許容し、停止指令信号の送信後は、前記送信禁止時間に相当するあいだ少なくとも押し操作による起動操作信号が入力したとしてもこれを無視して起動指令信号の送信を禁止し、送信禁止時間を経過した場合には次の操作信号を待機する状態に復帰するように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置。
  3. 請求項1または2において、起動指令信号の送信後、送信禁止時間に相当するあいだの停止指令信号の送信は、操作部の何れかの操作に基づいてなされるように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置。
  4. 請求項3において、操作部の操作は、前記起動指令信号を送信するための操作部操作とは異なる操作に基づいてなされるように設定されている建築用開閉装置における遠隔制御装置。
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