JP3479578B2 - 自動ドアの制御情報設定装置 - Google Patents
自動ドアの制御情報設定装置Info
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Description
御情報の設定並びに読み出しを、自動ドア側に入出力イ
ンターフェースを増設することなく、遠隔操作によって
可能とした自動ドアの制御情報設定装置に関する。
ッチ等のドアスイッチによって、人又は物の接近を感知
して、扉を自動開閉する。
た、例えば開閉スピード、開放タイマー時間、動作モー
ド等の各種制御情報に基づいて行われる。この制御情報
は、一般に、自動ドアの開閉制御部に接続された各種設
定用ボリュームやディップスイッチを操作して、設定さ
れる。
置であるドアエンジンとともに、無目や天井等に取付け
られるので、各制御情報を変更しようとすれば、作業者
が脚立等を用いて上方に登り、無目カバーや化粧ケース
等を取り外して行なう必要があり、設定を容易に変える
ことはできなかった。
4号公報は、扉の開閉制御に必要な各種設定を、自動ド
アの開閉制御部から分離したデータ入力装置によって行
えるようにしたものを開示している。
設けた制御情報の記憶部に対して、有線方式又は無線方
式で、制御情報の設定及び読み出し表示を行なうことが
できる。
用いると、制御情報の設定・確認が容易に行なえる。
続ケーブル及びコネクタが必要になり、無線方式の場合
は、専用の送受信器が必要になる。いずれにしても、コ
ネクタ、送受信器といった制御情報専用の入出力インタ
ーフェースを、自動ドア側に設ける必要が生じ、このた
め部品数の増加及び構造の複雑化によるコストアップ、
及び美観上の妨げになるという問題を生じる。
情報の設定・確認を、自動ドア側に新たな入出力インタ
ーフェースを増設することなく行える制御情報の設定装
置を提供することを目的とする。
アの制御情報設定装置は、
開閉路の両側に対向配置された投光器と受光器からなる
投受光部、及びこの投受光部の投受光制御及び光の透過
の有無により人又は物の残留の有無判断を行なう安全ス
イッチ制御部からなる安全スイッチと、制御情報の記憶
部と、この記憶部に記憶された制御情報に基いて扉の開
閉制御を行なう開閉制御部を備えた自動ドアにおいて、
全スイッチの投受光部を通して、制御情報の読み出し及
び書き込みを行わせる制御情報の送受信回路と、
ーを備え、上記安全スイッチの投受光部を通し上記制御
情報の送受信回路に対して、制御情報の読み出し並びに
書き込みを行なう携帯型の設定器と、
受け、閉扉制御期間に入っているとき、安全スイッチの
投受光部を安全スイッチ制御部に接続し、この期間以外
の所定期間中に安全スイッチの投受光部を制御情報の送
受信回路に切り換え接続する切換えスイッチ回路とを具
備したことを特徴とする。
は光によるアンサー信号発生器を備えるものとし、安全
スイッチの受光部を通して設定器から指令を受け取った
とき、指令者にアンサー信号を発して、安全スイッチの
投光器と受光器が左右に分離配置されている場合におけ
る設定器の操作を容易にすることができる。
御情報設定装置1の一実施形態において、2は自動ドア
の開閉制御部で、マイクロコンピュータ等を用いて構成
され、制御情報の記憶部3に設定された情報に従い、ド
アエンジン4を制御して、扉5の開閉制御を行なう。6
は光電スイッチ等によって構成されたドアスイッチで、
上記開閉制御部2に扉の開閉を指令する。
る安全スイッチである。投受光部7aは図2,図3に示
すように、投光器8と受光器9を扉の開閉路の両側の支
柱等に埋め込むようにして対向配置したもので、投光パ
ルスの透過の有無によって人又は物が残留していないこ
とを検出する。安全スイッチ制御部7bは、この投受光
部7aの投受光制御及び残留の有無判断を行なう。
制御情報の記憶部3に対して、制御情報の設定及び確認
を行わせる。これは、安全スイッチ7の投受光部7aを
利用することにより、光信号によって行われる。10a
はアンサー信号発生器で、送受信回路10が外部から設
定又は確認の指令を受け取ったとき音声又は光によるア
ンサー信号を発生して、指令者に知らせる。
a、表示器11b、及び操作キー11cを備え、自動ド
アの安全スイッチ7の投受光部7aに対して、各種制御
情報の設定及び読み出しを行なう。
2が出力する扉制御の現在状態を表す制御状態信号aを
受けて、安全スイッチの投受光部7aを、安全スイッチ
制御部7bと、制御情報の送受信回路10に切り換え接
続する。上記自動ドアの制御情報設定装置1の動作を説
明する。
号を受け、記憶部3に設定された各種制御情報に基づい
て、ドアの開閉制御を行なう。制御情報は、例えば、開
閉速度、閉め終わり時の徐行速度、動作モード、開放タ
イマー時間、セフティ動作選択、省エネルギー用の開き
幅設定である。
とき開放タイマー時間の経過によって閉扉動作を開始す
るタイマー動作と、ドアスイッチから信号が入力される
毎に開扉動作と閉扉動作を交互に行なうラチェット動作
と、開扉・閉扉・停止の各動作毎にドアスイッチを設
け、これに対し1対1の対応でドア制御を行なう単独動
作等がある。また、セフティ動作選択とは、扉に人等が
挟まれたときドアを停止させるか開扉動作をするかの選
択である。
報として、開閉制御部2の動作によって加算される開閉
回数と故障時の自己診断内容が記憶される。開閉回数は
扉の保証動作回数に達したか否かの判断に用いられ、故
障時の自己診断内容は故障時の復旧作業に利用される。
上記自動ドアの開閉制御中において、外部からの制御情
報の設定及び読み出しは次のように行われる。
が出力する制御状態信号aを受けて、投受光部7aを安
全スイッチの制御部7bと制御情報の送受信回路10に
切換え接続する。この切換えは、閉扉制御期間に、投受
光部7aを安全スイッチの制御部7bに接続し、閉扉制
御期間以外の所定の期間に、投受光部7aを制御情報の
送受信回路10に接続するものである。なお、この所定
期間は、例えば、閉扉制御期間以外の全ての期間、ある
いは扉の停止中の期間とする。
が扉を閉方向に走行させようとする期間をいう。この期
間の始点は、動作モードによって異なる。タイマーモー
ドの場合は、開放タイマーがタイムアップしてオフした
時点であり、ラチェット動作の場合は開放状態でドアス
イッチ6から指令があった時点であり、単独動作の場合
は閉扉用のドアスイッチ6から信号から指令があった時
点である。
回路10が、安全スイッチの投受光部7aから切り離さ
れているので、制御情報の設定及び確認の動作は行われ
ない。この期間は、開閉制御部2が、安全スイッチ7に
よって人又は物が残留していないことを確認しながら閉
動作を行ない、人又は物の残留を検出したとき閉扉動作
を停止して、人又は物が扉に挟まれないようにする。
御情報の送受信回路10が安全スイッチの投受光部7a
に接続され、図4に示すような手順で、制御情報の送受
信処理を行なう。
受光器9に指令信号が送られていれば、これを解読し、
アンサー信号発生器10aによって、音声等のアンサー
信号を発して指令者に受信を知らせて、指令を実行す
る。指令が制御情報の設定に関するものであれば、指令
内容に従って制御情報の記憶部3に、その内容を書き込
んだ後、設定した内容を安全スイッチの投光器8を用い
て、設定器11に送信する。この送信は、指令者が設定
器11を投光器8に向ける時間を考慮して、所定時間の
間、複数回に亘り繰り返して行われる。
の確認又は参照に関するものである場合は、その内容を
記憶部3から読みだし、安全スイッチの投光器8を用い
て、設定器11に上記同様に送信する。
御部2に処理中の信号を送ることにより、その応答処理
が完了するまでは、閉扉制御期間に移行しないようにし
ている。
び読み出しは、制御情報の送受信回路10の上記動作に
対応させて、図5に示すように行なう。
送受信項目を選択し、数値を用いる設定の場合は数値入
力を行なう。送受信項目の選択は、設定モードか読み出
しモードかを決め、設定又は読み出す情報の種類を決め
るものである。キースイッチ11cによって選択された
項目及び入力された数値は、表示器11bに表示される
ので、これを確認した後、設定器11を安全スイッチの
受信器9に向けて、送信スイッチを押して送信する。制
御情報の送受信回路10が、これを受信すると音声等で
アンサー信号を返すので、これを確認した後に、設定器
11を投光器8に向ける。設定器11は、返って来る送
信データを受信して、表示器11bに表示させる。この
表示を見ることにより設定ができたことの確認と、記憶
部内の制御情報及びメインテナンス情報を知ることがで
きる。
8と受光器9が扉の開閉路の左右に分離して配置されて
いるので、送信時と受信時に、設定器11を左右に向き
変えして使用する必要があった。しかし、安全スイッチ
の投受光器7aを扉の表裏両面に1対ずつ配置する場合
は、片側の支柱に一方の投光器8と他方の受光器9を配
置することにより、設定器11を片側に向けた状態のま
まで、送信と受信を行なうことができる。この場合は、
制御情報の送受信回路10は、指令を受け取った後、そ
れによる設定結果又は参照内容を直ちに、安全スイッチ
7の投光器8から送信すれば良く、設定器11の受信タ
イミングを計る必要がないので、アンサー信号の発生器
10aを設ける必要はない。
安全スイッチの投受光部を利用して携帯型の設定器によ
り設定・読み出しできるようにしたので、制御情報の遠
隔操作による管理を、自動ドア側に入出力インターフェ
ースを増設することなく行なえ、低コストに制御情報の
設定・確認機能を持たせることができる。
図
す平面方向に見た断面図
示すフローチャート
Claims (2)
- 【請求項1】 扉の開閉を指令するドアスイッチと、 扉の開閉路の両側に対向配置された投光器と受光器から
なる投受光部、及びこの投受光部の投受光制御と光の透
過の有無による人又は物の残留の有無判断を行なう安全
スイッチ制御部からなる安全スイッチと、 制御情報の記憶部と、 この記憶部に記憶された制御情報に基いて扉の開閉制御
を行なう開閉制御部を備えた自動ドアにおいて、 上記制御情報の記憶部に、外部から上記安全スイッチの
投受光部を通して、制御情報の読み出し及び書き込みを
行わせる制御情報の送受信回路と、 送受信用の投受光器、表示器、及び操作キーを備え、上
記安全スイッチの投受光部を通し上記制御情報の送受信
回路に対して、制御情報の読み出し並びに書き込みを行
なう携帯型の設定器と、 上記開閉制御部が発生する制御状態信号を受け、閉扉制
御期間に入っているとき、安全スイッチの投受光部を安
全スイッチ制御部に接続し、この期間以外の所定期間中
に安全スイッチの投受光部を制御情報の送受信回路に切
り換え接続する切換えスイッチ回路とを具備したことを
特徴とする自動ドアの制御情報設定装置。 - 【請求項2】 制御情報の送受信回路が、安全スイッチ
の受光器を通して設定器から指令を受け取ったとき、音
声又は光によるアンサー信号を発するアンサー信号発生
器を備えていることを特徴とする請求項1に記載した自
動ドアの制御情報設定装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33931695A JP3479578B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 自動ドアの制御情報設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33931695A JP3479578B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 自動ドアの制御情報設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09177432A JPH09177432A (ja) | 1997-07-08 |
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Family
ID=18326310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33931695A Expired - Fee Related JP3479578B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 自動ドアの制御情報設定装置 |
Country Status (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-12-26 JP JP33931695A patent/JP3479578B2/ja not_active Expired - Fee Related
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