JP2000016364A - サドル - Google Patents

サドル

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JP2000016364A
JP2000016364A JP10180664A JP18066498A JP2000016364A JP 2000016364 A JP2000016364 A JP 2000016364A JP 10180664 A JP10180664 A JP 10180664A JP 18066498 A JP18066498 A JP 18066498A JP 2000016364 A JP2000016364 A JP 2000016364A
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JP
Japan
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saddle
cover
base
saddle base
saddle cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP10180664A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Matsuda
哲郎 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OGK Co Ltd
Original Assignee
OGK Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的大きなクッション作用を有すると同時
にサドルの座席面がいびつな形状に変形することがなく
て、座り心地がよくなるようにする。 【解決手段】 下側の硬質のサドルベース2と上側の硬
質のサドルカバー3とを備え、サドルベース2に対して
サドルカバー3が上下移動動自在に嵌合され、サドルカ
バー3とサドルベース2との間にクッション材21が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車や一輪車等
のサドルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車や一輪車等のサドルには、
硬質合成樹脂によってサドル本体を形成し、そのサドル
本体の上面にクッション体装着部を凹設すると共に、ク
ッション体装着部に、クッション材の表面を可撓性を有
するシートで被覆してなるクッション体を収納保持する
ようにしたものがある(例えば実公平6−50299
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサドル
の場合、サドルの座席面は、クッション材の表面を可撓
性を有するシートで被覆してなるものであるため、クッ
ション材の弾性変形によってサドルの座席面も変形し、
このためサドルへの体重の掛け方によってサドルの座席
面がいびつな形状に変形してしまい座り心地が悪くなる
という問題があった。また、サドルの座席面がいびつな
形状に変形するのを防止するため、クッション材を硬く
形成すると、クッション作用が弱くなり、この点から座
り心地が悪くなるという問題が生じた。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、比較的大き
なクッション作用を有すると同時にサドルの座席面がい
びつな形状に変形することがなくて、座り心地がよくな
るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術手段は、下側の硬質のサドルベース2と
上側の硬質のサドルカバー3とを備え、サドルベース2
に対してサドルカバー3が上下移動動自在に嵌合され、
サドルカバー3とサドルベース2との間にクッション材
21が設けられている点にある。
【0006】従って、サドル1に人が座ると、人の重み
によってクッション材21が縮小し、サドルカバー3の
全体がクッション材21のクッション作用によって上下
に移動する。このとき、サドルカバー3は硬質であるた
め、クッション材21の変形に伴ってカバー3自体が変
形することはなくなり、このため、比較的大きなクッシ
ョン作用を有すると同時にサドル3への体重の掛け方に
よってサドル3の座席面がいびつな形状に変形するよう
なことがなくなる。
【0007】また、他の本発明の技術手段は、前記サド
ルベース2は、底壁5と底壁5の外周壁から上方突出し
た側壁6とを有する上端が開口した箱状に形成され、前
記サドルカバー3は、天壁11と天壁11の外周部から
下方突出した側壁12とを有する下端が開口した箱状に
形成され、前記クッション材21がサドルカバー3及び
サドルベース2の両方に亘って収納されている点にあ
る。
【0008】従って、サドルベース2の高さやサドルカ
バー3の高さよりも相当厚いクッション材21をサドル
ベース2とサドルカバー3との間に設けることが可能に
なり、この点からもクッション材21のクッションスト
ロークを大にしてより大きなクッション作用を得ること
が可能になる。また、他の本発明の技術手段は、前記サ
ドルベース2に対してサドルカバー3が上下移動自在に
外嵌され、サドルベース2の側壁6の外面側に案内凹部
17が設けられ、サドルカバー3の側壁12の内面側
に、前記案内凹部17に上下移動自在に嵌合する案内凸
部18が設けられている点にある。
【0009】従って、案内凹部17と案内凸部18との
嵌合によって、サドルベース2に対してサドルカバー3
が上下方向に案内され、サドルカバー3がクッション材
21のクッション作用によってガタ付くおそれなくスム
ーズに上下に案内される。また、他の本発明の技術手段
は、前記案内凹部17の上端部に、案内凹部17から案
内凸部18が上方に抜脱するのを規制する抜止部19が
設けられている点にある。従って、サドルベース2に対
するサドルカバー3の外嵌が、クッション材21による
サドルカバー3に対する上方押圧等によって、サドルカ
バー3がサドルベース2から不測に外れるのを確実に防
止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3において、1は幼児用
の自転車のサドルで、下側の硬質のサドルベース2と上
側の硬質のサドルカバー3とを備える。サドルベース2
及びサドルカバー3は、夫々ポリプロピレン、ABS樹
脂、ポリカーボネイト、ナイロン等の硬質合成樹脂や金
属等により構成され、人が座っても変形不能な程度の剛
性を有している。サドルベース2は、底壁5と底壁5の
外周部から上方突出した側壁6とを有する上端が開口し
た箱状に形成され、サドルベース2は、サドルポスト8
の上端に固定されている。
【0011】なお、サドルベース2のサドルポスト8上
端への固定は、ボルトナット等の締結具による固定であ
ってもよいし、またサドルポスト8をインサートしてサ
ドルベース2を成形することによるインサート成形によ
って、サドルベース2をサドルポスト8上端に固定する
ようにしてもよい。サドルカバー3は、天壁11と天壁
11の外周部から下方突出した側壁12とを有する下端
が開口した箱状に形成されている。サドルカバー3はサ
ドルベース2と略同一の箱状であって、サドルベース2
よりもやや大きく形成され、サドルカバー3の側壁12
がサドルベース2の側壁6に対して略全周に亘って密接
状とされて、サドルカバー3がサドルベース2に対して
上下移動動自在に外嵌されている。
【0012】なお、サドルカバー3及びサドルベース2
の表面に亀裂が生じるのを防ぐために、サドルカバー3
及びサドルベース2の表面に塩化ビニルのコーティング
を施すようにすることが好ましい。サドルベース2の側
壁6の外面側に案内凹部17が設けられている。この案
内凹部17は、サドルベース2の前端部と後端部と前後
方向中央の左右両側との4箇所に上下方向に形成されて
いる。サドルカバー3の側壁6の内面側に、前記案内凹
部17に上下移動自在に嵌合する鉤形の案内凸部18が
内方突設されている。この案内凸部18は、前記案内凹
部17に対応してサドルカバー3の前端部と後端部と前
後方向中央の左右両側との4箇所に形成され、各案内凸
部18はサドルベース2の各案内凹部17に上下移動自
在に嵌合されている。前記各案内凹部17の上端部に、
該案内凹部17から案内凸部18が上方に抜脱するのを
規制する抜止部19が設けられている。
【0013】サドルカバー3とサドルベース2との間に
クッション材21が設けられている。このクッション材
21の下部はサドルベース2内に収納されて、クッショ
ン材21の上部はサドルベース2に上端開口から上方突
出されて、サドルカバー3内に収納されており、従って
クッション材21はサドルカバー3及びサドルベース2
の両方に亘って収納されている。
【0014】なお、クッション材21は、サドルカバー
3又はサドルベース2のいずれか一方に接着固定するよ
うにしてもよいし、また接着せずに単にクッション材2
1をサドルベース2とサドルカバー3との間で挟持する
ようにしてもよい。上記実施の形態によれば、サドル1
に人が座る前は、図2に示すようにクッション材21は
サドルベース2とサドルカバー3との間で膨らんだ状態
になっており、サドルカバー3がサドルベース2に対し
て上方移動し、各案内凸部18が案内凹部17の上端部
に移動して抜止部19に下側から係合し、これによりサ
ドルカバー3がサドルベース2に対して上方に抜脱しな
いようになっている。
【0015】サドル1に人が座ると、図4に示すように
人の重みによってクッション材21が縮小してサドルカ
バー3がサドルベース2に対して上方移動する。このと
き、各案内凸部18が案内凹部17の下端よりも下方に
移動して案内凹部17から下方に抜けるが、サドルカバ
ー3がサドルベース2に対してサドルカバー3の側壁1
2がサドルベース2の側壁6に対して略全周が密嵌状に
外嵌しているため、サドルカバー3は前後左右に揺動す
ることはなく、サドルカバー3の全体がクッション材2
1のクッション作用によって上下に安定して移動する。
また、サドルカバー3は硬質であるため、クッション材
21の変形に伴ってカバー3自体が変形することはな
く、このためサドル3への体重の掛け方によってサドル
3の座席面がいびつな形状に変形するようなこともなく
なる。
【0016】また、サドルベース2とサドルカバー3と
が別体に構成されて、互いに嵌合されているため、サド
ルベース2とサドルカバー3とを互いに異なる色に着色
することも簡単にでき、これによりツートンカラーにし
て、外観上の体裁をよくすることも可能になる。また、
上記実施の形態によれば、サドルベース2とサドルカバ
ー3との間に設けたクッション材21等が古くなってク
ッション作用が弱くなった場合等には、サドルカバー3
の側壁12を工具等で強制的に広げて、各案内凸部18
の案内凸部18への嵌合を外して、サドルカバー3をサ
ドルベース2から取り外し、これにより、クッション材
21を新しいものに簡単に取り代えることもでき、非常
に便利である。
【0017】図5は他の実施の形態を示し、クッション
材21を、前クッション21aと後クッション21bと
に別個に設け、これら前クッション21aと後クッショ
ン21bとをサドルカバー3とサドルベース2との間に
前後に分けて別々に収納するようにしたものである。そ
の他の点は前記実施の形態と同様の構成である。なお、
前記実施の形態によれば、本発明を幼児用自転車のサド
ルに適用しているが、本発明は幼児用自転車のサドルに
限定されず、大人用の自転車のサドル、三輪車のサドル
或いは一輪車のサドルにも適用実施することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、比較的大きなクッショ
ン作用を有すると同時にサドル3の座席面がいびつな形
状に変形するようなことがなくなり、座り心地がよくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す斜視図である。
【図2】同側面断面図である。
【図3】同分解斜視図である。
【図4】同クッション動作を示す側面断面図である。
【図5】他の実施形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 2 サドルベース 3 サドルカバー 5 底壁 6 側壁 11 天壁 12 側壁 15 クッション材 17 案内凹部 18 案内凸部 19 抜止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側の硬質のサドルベース(2)と上側
    の硬質のサドルカバー(3)とを備え、サドルベース
    (2)に対してサドルカバー(3)が上下移動動自在に
    嵌合され、サドルカバー(3)とサドルベース(2)と
    の間にクッション材(21)が設けられていることを特
    徴とするサドル。
  2. 【請求項2】 前記サドルベース(2)は、底壁(5)
    と底壁(5)の外周壁から上方突出した側壁(6)とを
    有する上端が開口した箱状に形成され、前記サドルカバ
    ー(3)は、天壁(11)と天壁(11)の外周部から
    下方突出した側壁(12)とを有する下端が開口した箱
    状に形成され、前記クッション材(21)がサドルカバ
    ー(3)及びサドルベース(2)の両方に亘って収納さ
    れていることを特徴とするサドル。
  3. 【請求項3】 前記サドルベース(2)に対してサドル
    カバー(3)が上下移動自在に外嵌され、サドルベース
    (2)の側壁(6)の外面側に案内凹部(17)が設け
    られ、サドルカバー(3)の側壁(12)の内面側に、
    前記案内凹部(17)に上下移動自在に嵌合する案内凸
    部(18)が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のサドル。
  4. 【請求項4】 前記案内凹部(17)の上端部に、案内
    凹部(17)から案内凸部(18)が上方に抜脱するの
    を規制する抜止部(19)が設けられていることを特徴
    とする請求項4に記載のサドル。
JP10180664A 1998-06-26 1998-06-26 サドル Pending JP2000016364A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014061179A1 (ja) * 2012-10-17 2014-04-24 株式会社マルイ 自転車用サドル
TWI501894B (zh) * 2013-07-24 2015-10-01 Marui Kk Bicycle saddle

Cited By (3)

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US9446808B2 (en) 2012-10-17 2016-09-20 Marui Co., Ltd. Bicycle saddle
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