JPH0615783Y2 - オートバイのシート取着構造 - Google Patents
オートバイのシート取着構造Info
- Publication number
- JPH0615783Y2 JPH0615783Y2 JP1987130027U JP13002787U JPH0615783Y2 JP H0615783 Y2 JPH0615783 Y2 JP H0615783Y2 JP 1987130027 U JP1987130027 U JP 1987130027U JP 13002787 U JP13002787 U JP 13002787U JP H0615783 Y2 JPH0615783 Y2 JP H0615783Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- frame
- seat
- striker
- bridge piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、オートバイのシート取着装置に関する。
〔考案の技術的背景と問題点〕 オートバイで大型のものは、運転者の後側に同乗者が乗
ることができるようにしている。シートは、運転者シー
トの後側に一連に同乗者シートを設けたものがあるが、
荷物を積む場合に不便であるので、運転者シートと同乗
者シートが別個に作ってあって、同乗者シートは適宜外
すことができるようにしたものである。このようにセパ
レートタイプのものは、同乗者シートは、単独にフレー
ムに締着している。一方、運転者シートは、錠止めによ
って、着脱できるようにしてあって、運転者シートの下
側に設けたバッテリーなどの点検や、物入れへの品物の
出し入れができるようにしてあって、構造が複雑で、構
造コストが高くついている。例えば実開昭60-50089号公
報参照。
ることができるようにしている。シートは、運転者シー
トの後側に一連に同乗者シートを設けたものがあるが、
荷物を積む場合に不便であるので、運転者シートと同乗
者シートが別個に作ってあって、同乗者シートは適宜外
すことができるようにしたものである。このようにセパ
レートタイプのものは、同乗者シートは、単独にフレー
ムに締着している。一方、運転者シートは、錠止めによ
って、着脱できるようにしてあって、運転者シートの下
側に設けたバッテリーなどの点検や、物入れへの品物の
出し入れができるようにしてあって、構造が複雑で、構
造コストが高くついている。例えば実開昭60-50089号公
報参照。
この考案は、かかる点に鑑み、同乗者シートを運転者シ
ートのキーロック用のストライカーと共にフレームのブ
リッジ片に締着し、部品点数を削減して安価に製作でき
るオートバイのシート取着装置を得ることを目的とす
る。
ートのキーロック用のストライカーと共にフレームのブ
リッジ片に締着し、部品点数を削減して安価に製作でき
るオートバイのシート取着装置を得ることを目的とす
る。
以下、本考案を図面に示す実施例によって説明する。
同乗者シート1は、底板2の上にクッシヨン材3を置
き、表皮4で包んだものである。底板2は合成樹脂を用
いて型成形するもので、底板2の前側に前方突出部5を
一体成形してある。同乗者シート1は、底板2の後部に
設けたフック6をフレーム7の後部ブリッジ片8に差込
んで掛止め、前方突出部5をフレーム7のブリッジ片9
上に重ねる。ストライカー10は、側面に設けたキーロッ
ク11でケーブル12を介して開閉するようになっており、
前方突出部5の上にストライカー10を重ね、ボルト13
で、ブリッジ片9に前方突出部5と共に締着する。運転
者シート14は、同乗者シート1と同様に、底板15の上に
クッシヨン材16を重ねて表皮17で包んだもので、底板15
の前部に設けたフック18をフレーム7の前部ブリッジ片
19に差込んで掛止める。そして、底板15の後部下方に突
設した掛止片20をストライカー10に嵌合せると、キーロ
ック11によって錠止めされる。
き、表皮4で包んだものである。底板2は合成樹脂を用
いて型成形するもので、底板2の前側に前方突出部5を
一体成形してある。同乗者シート1は、底板2の後部に
設けたフック6をフレーム7の後部ブリッジ片8に差込
んで掛止め、前方突出部5をフレーム7のブリッジ片9
上に重ねる。ストライカー10は、側面に設けたキーロッ
ク11でケーブル12を介して開閉するようになっており、
前方突出部5の上にストライカー10を重ね、ボルト13
で、ブリッジ片9に前方突出部5と共に締着する。運転
者シート14は、同乗者シート1と同様に、底板15の上に
クッシヨン材16を重ねて表皮17で包んだもので、底板15
の前部に設けたフック18をフレーム7の前部ブリッジ片
19に差込んで掛止める。そして、底板15の後部下方に突
設した掛止片20をストライカー10に嵌合せると、キーロ
ック11によって錠止めされる。
しかして、同乗者シート1は、底板2に前方突出5が一
体成形してあって、前方突出部5をストライカー10と共
に、フレーム7のブリッジ片9にボルト13で締着するこ
とによって固定できる。そして、運転者シート14は、底
板15の後部の掛止片20をストライカー10に嵌合すること
によって固定でき、キーロック11のキーによる操作で解
錠して外すことができる。こうして、同乗者シート1の
取着部分と、運転者シート14をロックするストライカー
10を同時にフレーム7のブリッジ片9に締着するので、
部品点数が少く構造が簡単で、製造コストが低減でき
る。
体成形してあって、前方突出部5をストライカー10と共
に、フレーム7のブリッジ片9にボルト13で締着するこ
とによって固定できる。そして、運転者シート14は、底
板15の後部の掛止片20をストライカー10に嵌合すること
によって固定でき、キーロック11のキーによる操作で解
錠して外すことができる。こうして、同乗者シート1の
取着部分と、運転者シート14をロックするストライカー
10を同時にフレーム7のブリッジ片9に締着するので、
部品点数が少く構造が簡単で、製造コストが低減でき
る。
以上説明したように、この考案は、同乗者シートの底板
の後部に設けたフックをフレームの後部ブリッジ片に差
込んで掛止めるとともに、上記底板の前側に一体的に形
成した前方突出部を、その前方突出部上に載置されたキ
ーロックのストライカーと共にフレームのブリッジ片に
締着し、底板の前部に設けたフックをフレームの前部ブ
リッジ片に差込んで掛止めた運転者シートの後部下方に
掛止片を突設し、その掛止片をストライカーに嵌合して
キーロックによって着脱できるようにしたので、同乗者
シートの前方突出部は底板と一体に安価にでき、ストラ
イカーと前方突出部を同時にフレームのブリッジ片に締
着できて、部品点数を少く、構造簡単で、製造コストを
低減できる。又、組付け作業も簡単になる。
の後部に設けたフックをフレームの後部ブリッジ片に差
込んで掛止めるとともに、上記底板の前側に一体的に形
成した前方突出部を、その前方突出部上に載置されたキ
ーロックのストライカーと共にフレームのブリッジ片に
締着し、底板の前部に設けたフックをフレームの前部ブ
リッジ片に差込んで掛止めた運転者シートの後部下方に
掛止片を突設し、その掛止片をストライカーに嵌合して
キーロックによって着脱できるようにしたので、同乗者
シートの前方突出部は底板と一体に安価にでき、ストラ
イカーと前方突出部を同時にフレームのブリッジ片に締
着できて、部品点数を少く、構造簡単で、製造コストを
低減できる。又、組付け作業も簡単になる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断側面図、第
2図は部分斜視図である。 1……同乗者シート、2……底板、5……前方突出部、
7……フレーム、9……ブリッジ片、10……ストライカ
ー、11……キーロック、14……運転者シート、20……掛
止片。
2図は部分斜視図である。 1……同乗者シート、2……底板、5……前方突出部、
7……フレーム、9……ブリッジ片、10……ストライカ
ー、11……キーロック、14……運転者シート、20……掛
止片。
Claims (1)
- 【請求項1】同乗者シートの底板の後部に設けたフック
をフレームの後部ブリッジ片に差込んで掛止めるととも
に、上記底板の前側に一体的に形成した前方突出部を、
その前方突出部上に載置されたキーロックのストライカ
ーと共にフレームのブリッジ片に締着し、底板の前部に
設けたフックをフレームの前部ブリッジ片に差込んで掛
止めた運転者シートの後部下方に掛止片を突設し、その
掛止片をストライカーに嵌合してキーロックによって着
脱できるようにしたことを特徴とするオートバイのシー
ト取着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987130027U JPH0615783Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | オートバイのシート取着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987130027U JPH0615783Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | オートバイのシート取着構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6435189U JPS6435189U (ja) | 1989-03-03 |
JPH0615783Y2 true JPH0615783Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31384824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987130027U Expired - Lifetime JPH0615783Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | オートバイのシート取着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615783Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4000189B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2007-10-31 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車用のシートロック取付構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6146074U (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-27 | 日立精工株式会社 | 溶接ト−チ |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP1987130027U patent/JPH0615783Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6435189U (ja) | 1989-03-03 |
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