JPH027108Y2 - - Google Patents

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JPH027108Y2
JPH027108Y2 JP1984186834U JP18683484U JPH027108Y2 JP H027108 Y2 JPH027108 Y2 JP H027108Y2 JP 1984186834 U JP1984186834 U JP 1984186834U JP 18683484 U JP18683484 U JP 18683484U JP H027108 Y2 JPH027108 Y2 JP H027108Y2
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JP
Japan
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seat
cowl
seat part
double
seats
Prior art date
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JP1984186834U
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JPS61101081U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シートバツク付二輪車用シートに係
り、特に適宜にダブルシート(二人乗りの座席)
のシートバツクを一人乗、二人乗のときに応じて
移動できるようにしたシートバツク付二輪車用シ
ートに関するものである。
[従来の技術] 従来、シートバツク付の二輪車用シートには、
取外し自在の別物をシートバツクとして使用する
もの、最初から座席部と一体に形成・固定され、
変換不可能なもの等があつた。取外し自在のシー
トバツクについては、取外したシートバツクの収
納場所がない等の不都合があり、また固定して形
成されたシートバツクにおいては、二人乗りのと
きに邪魔になる等、通常、運転者の好みのときに
シートバツクを設ける形式のシートとしては、不
向きであつた。このため、実公昭52−24908号公
報等の可変シートが提案されている。すなわち、
第6図で示されるように、前席部Fと後席部Rと
からなるダブルシートにおいて、前席部Fと後席
部Rとをフルリクライニンングできるリクライナ
ー30で結合して、伸縮機構を設けている。
この従来例における伸縮機構としては、長穴3
3の周縁にモール32を設け、アーム31に設け
られたボルト34をこの長穴33に沿つてすべら
せて、一人乗り、二人乗りに応じて、仮想線
R′の位置との間を第6図矢線のように可動でき
るようにするものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上述したような従来例においては、次のような
問題があつた。つまり、リクライナーがシート側
部に設けられており、着座者の足に干渉して、乗
心地を悪くする。また、外観の上でも問題があ
る。さらに、このような提案技術においては、後
席部、前席部のシートバツクの代わりにするため
に、後席部にシートバツクを用いることができな
い等の不都合が生じていた。
本考案は、上記不都合を解決することを技術的
課題とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記技術的課題を解決するためにな
されたものであり、本考案のシートバツク付二輪
車用シートは、前席部と後席部とからなる二輪車
用ダブルシートにおいて、前記一方の座席にはシ
ートバツクが形成されると共に他方の座席を覆う
カウルが取着され、前記前席部と後席部とが交換
可能に構成されていることを技術的解決の手段と
する。
[作用] 本考案は上記したように、前席部と後席部とか
らなる二輪車用ダブルシートにおいて、前記一方
の座席にはシートバツクが形成されると共に他方
の座席を覆うカウルが取着され、前記前席部と後
席部とが交換可能に構成されているので、一人乗
りのときは、シートバツク及びカウルを備えた座
席を前方に配置して前席とすることにより、後席
を覆うことができ、雨天走行時に後席を濡らすこ
とがない。また二人乗りの時には、カウルが取着
された座席を後席側に位置させることにより、ダ
ブルシートとすることができる。このように、前
後の座席を交換することにより、カウル等の収納
箇所を考慮せず且つ複雑な機構を用いずに、シー
トバツク付二輪車において、一人乗り、二人乗り
に、いつでも容易に対応することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に基
づき説明する。但し、当然のことではあるが、以
下の説明例に記載しまたは図示している構成部品
その他の部材および配置は、本考案を限定する趣
旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
第1図乃至第3図は、シートバツク付二輪車用
シートの一実施例を示し、第1図及び第2図は前
席部と後席部の移動を示す側面図、第3図は本例
におけるカウルの取付を示す部分断面図、第4図
及び第5図はシートの固着を説明する図である。
第1図において、本例におけるダブルシートS
は、、シートバツクAを備えた前席部Fと、後席
部Rとから成り、これらを構成するクツシヨン体
は、表皮材H、クツシヨン材K、ボトムプレート
18等から構成されている。そしてダブルシート
Sは、図示しないフレームによつて支持されてい
る。本例においては、カウル15と、シートバツ
クAを備えた前席部Fの後部とを固着して一体と
している。本例におけるカウル15と前席部Fの
固着手段は、第3図に示されるような構成であ
り、ボルト16によつて、カウル15、表皮材
H、クツシヨン材K、ボトムプレート18をそれ
ぞれ貫通したナツト20を用いて螺合して固着す
る。なお、符号19はワツシヤである。このよう
なシートバツクAを備えた前席部Fと後席部Rの
位置を、第2図で示すように交換する。つまり、
後席部Rを前席部R′とし、前席部Fを後席部F′と
する。このようにすると、ボトムプレートを共通
にすることができ、前後のシート取付を共通化で
きることになる。また一人乗りの場合には、第1
図のようにすることで、カウル後部に荷物等搭載
の場所を確保できるし、雨天の場合にはカウル内
に荷物を収容することで、荷物の水濡れを防止で
きる。このように、シートバツクを座席の側部と
無関係にしているので、着座者の脚に干渉するこ
とがない。
第4図および第5図は、交換できる前席部Fと
後席部Rを、それぞれフレームあるいは、ボトム
プレートに固着するときの一例を示す図である。
ダブルシートSは、第4図で示されるようにフレ
ーム25によつて支持されている。そして、座席
の前部裏側に設けられた図示しない突起部と、フ
レーム等に設けられた図示しない嵌合凹部とを嵌
合し、その後、第5図で示されるような座席の後
部に設けられたシートロツク26により固着され
る。つまり、前席部Fおよび後席部Rの後部両側
端には、突起部28が設けられており、この突起
部28の欠切部28aとシートロツク26に設け
られている嵌合孔29の中にある係合部(図示せ
ず)とが嵌合して、シートSは固着される。シー
トを外すには、レバー27により嵌合孔29の中
に設けられている係合部(図示せず)を解除する
ようになつている。そして、前後のシートを交換
する(仮想線参照、カウルは省略)。
なお、本例におけるシートロツクは、フレーム
の側部に設けられているが、シートの底部に嵌合
孔を設けて構成してもよく、シートを固着する手
段は公知・周知のものを用いることができる。
[考案の効果] 本考案は、上記のように構成されているので、
次のような効果がある。つまり、前後の座席を交
換することにより、カウル等の収納箇所を考慮せ
ず且つ複雑な機構を用いずに、シートバツク付二
輪車において、一人乗り、二人乗りに、いつでも
容易に対応することができる。またシートバツク
を座席の側部と無関係にしたので、着座者の足に
干渉することなく、乗り心地を良くし、外観にお
いても良好なシートとなる。さらにカウルで後席
部を覆うことができるため、雨天走行時に後席部
を濡らすことがない。
なお、当然のことであるが、本考案は図示の説
明例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本考案に係るシートバツ
ク付二輪車用シートの一実施例を示し、第1図及
び第2図は前席部と後席部の移動を示す側面図、
第3図は本例におけるカウルの取付を示す部分断
面図、第4図及び第5図はシートのロツクを説明
する図、第6図は従来例である。 15……カウル、12……嵌合突起、16……
ボルト、18……ボトムプレート、25……フレ
ーム、26……シートロツク、27……レバー、
28……突起部、29……嵌合孔、A……シート
バツク、F……前席部、R……後席部、S……ダ
ブルシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前席部と後席部とからなる二輪車用ダブルシー
    トにおいて、前記一方の座席にはシートバツクが
    形成されると共に他方の座席を覆うカウルが取着
    され、前記前席部と後席部とが交換可能に構成さ
    れていることを特徴とするシートバツク付二輪車
    用シート。
JP1984186834U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPH027108Y2 (ja)

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JP1984186834U JPH027108Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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JP1984186834U JPH027108Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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JPS61101081U JPS61101081U (ja) 1986-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6023542B2 (ja) * 2012-10-17 2016-11-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の後部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849565A (ja) * 1981-09-19 1983-03-23 本田技研工業株式会社 自動2輪車におけるシ−ト装置

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