JP2000016095A - クリップ構造 - Google Patents

クリップ構造

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JP2000016095A
JP2000016095A JP10201309A JP20130998A JP2000016095A JP 2000016095 A JP2000016095 A JP 2000016095A JP 10201309 A JP10201309 A JP 10201309A JP 20130998 A JP20130998 A JP 20130998A JP 2000016095 A JP2000016095 A JP 2000016095A
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JP
Japan
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clip
elastic locking
square hole
substrate
locking legs
Prior art date
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Pending
Application number
JP10201309A
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English (en)
Inventor
Ikuo Hasegawa
育生 長谷川
Hideo Motomi
英雄 本美
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体等に付設する部品類の取付けに用いるク
リップのガタツキを防止し、部品類を安定させること。 【解決手段】 相対向する一対の弾性係止脚43a,4
3bを備えたクリップ4Aの該弾性係止脚43a,43
bを相手部材5に形成した角穴6に対向方向に撓ませつ
つ挿入して上記弾性係止脚43a,43bをその反力で
上記角穴6の対向する開口縁61a,61bに係止せし
めるようになしたクリップ構造において、上記両弾性係
止脚43a,43bの外側面にそれぞれ、上記角穴6の
対角をなす隅角60a,60bの両側の開口縁61a,
61b,62a,62bに当接する係合面45,46を
形成する。弾性係止脚43a,43bの各係合面45,
46をそれぞれ角穴6の上記両隅角60a,60bの両
側の開口縁61a,61b,62a,62bに当接せし
めて角穴6の縦横両方向に反力規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体などに付設す
る部品類の取付けに用いるクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアダクトを例にとると、図2
および図3に示すように、エンジンルーム内には、ヘッ
ドランプ1の後方位置にエアダクト2の先端開口が配設
されたものがある。この種のエアダクト2は、ヘッドラ
ンプ1の後方から取りはずし取付けするバルブ10の交
換作業性を考慮して、エアダクト本体部21の先端に、
吸気口20を備えたキャップ22を着脱自在に嵌着し、
キャップ22を取りはずしてバルブ10を交換するよう
にしている。
【0003】エアダクト2のキャップ22は、その背面
から上方に延出させた合成樹脂のステー3を介し、該ス
テー3の先端に一体に形成したクリップ4を車体のラジ
エーターサポートパネル(以下、サポートパネルとい
う)5に係止して固定している。
【0004】図4および図5に示すように、クリップ4
は、水平面としたステー3の先端を基板40とし、該基
板40のほぼ中央の下面から下方に突出する突出壁41
と、突出壁41の先端から反転して突出壁41の両面に
沿うように上方へ延び、基板40に形成した開口42を
貫通して基板40の上方へ延出する一対の弾性係止脚4
3とを備えている。そして、クリップ4は、サポートパ
ネル5の頂面に形成した長方形状の角穴6に上方から両
弾性係止脚43を対向方向に撓ませつつ挿入して、基板
40をサポートパネル5の頂面に重ねるとともに、角穴
6の開口縁を弾性係止脚43に形成した係止段部44で
支持せしめ、各弾性係止脚43の反力により圧接係止せ
しめて取付けている。また、各弾性係止脚43の先端を
摘んで各弾性係止脚43を対向方向に撓ませて弾性係止
脚43と角穴6との係合を解除して取りはずすことがで
きるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サポートパ
ネル5の角穴6はクリップ4の着脱作業性を考慮して弾
性係止脚43の幅よりも余裕のある大きさに形成されて
いる。そして、クリップ4は角穴6の一方の方向(図例
では横方向)にのみ反力規制しているから、クリップ4
は角穴6の他の方向(縦方向)にガタツキが生じるおそ
れがある。特に、エアダクト2は、車両の振動や、取り
込む空気の脈動によって振動し易く、従来のクリップ4
による取付けでは安定せず、かつ、ガタ音が発生するお
それがある。
【0006】そこで本発明は、着脱作業性が良好で、か
つ、ガタツキなく部品を固定することのできるクリップ
構造を実現することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対向する一
対の弾性係止脚を備えたクリップの該弾性係止脚を相手
部材に形成した角穴に対向方向に撓ませつつ挿入して上
記弾性係止脚をその反力で上記角穴の対向する開口縁に
係止せしめるようになしたクリップ構造において、上記
両弾性係止脚の外側面にそれぞれ、上記角穴の互いに対
角をなす隅角の両側の開口縁に当接係合する係合面を形
成した(請求項1)。クリップは、両弾性係止脚の各係
合面をそれぞれ対角をなす隅角の両側の開口縁に当接係
合させることで角穴の縦方向および横方向に反力規制さ
れガタツキなく係止することがでる。
【0008】上記クリップは合成樹脂製で、上記相手部
材と結合される部材と一体に成形した基板の下方へ突出
する突出壁の先端から反転して上記突出壁の両面に沿っ
て上方へ延び先端部が上記基板に形成した開口を貫通し
て上方へ延出する上記一対の弾性係止脚を備える。上記
一対の弾性係止脚の外側面には、上記基板の底面に重ね
合わせた上記相手部材の角穴の開口縁をその下から受け
る係止段部を形成し、かつ、上記係止段部の上方位置に
上記隅角の両側の開口縁に当接する上記係合面を形成す
る(請求項2)。相手部材はクリップの基板と重ね合わ
された状態でガタツキなく基板に係止される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明をエアダクトのキャップを
車体のサポートパネルに着脱自在に係止固定するクリッ
プ構造に適用した実施の形態を図1ないし図3に基づい
て説明する。図2、図3に示すように、吸気口20を備
えたキャップ22は、ヘッドランプ1の後方位置で、エ
アダクト本体部21の先端に嵌合してある。キャップ2
2にはその背面から上方へ向かって延出する合成樹脂の
ステー3が設けてあり、ステー3の上端水平部にはクリ
ップ4Aが一体成形してある。一方、断面ハット形をな
す車体のサポートパネル5の頂面には長方形状の角穴6
が形成してあり、該角穴6にステー3のクリップ4Aを
着脱可能に係合してキャップ22を支持するようになっ
ている。
【0010】図1に示すように、クリップ4Aは合成樹
脂よりなるステー3の上端水平部に一体に成形してあ
り、該上端水平部がクリップ4Aの基板40を形成して
いる。基板40のほぼ中央位置には下方に向かって突出
する突出壁41が設けてある。また、基板40には突出
壁41の左右位置にそれぞれ、突出壁41を挟んで五角
形状の開口42が一対形成してある。
【0011】突出壁41の下端の左右両側には、下端か
ら突出壁41に対して反転するように突出壁41の側面
に沿って上方へ延びる一対の弾性係止脚43a,43b
が延設してある。各弾性係止脚43a,43bの先端は
それぞれ、基板40の各開口42を貫通して基板40の
上方に突出せしめてある。
【0012】弾性係止脚43a,43bの外側面にはそ
れぞれ、上下方向ほぼ中間で基板40の底面よりも若干
下方位置に係止段部44が設けてある。弾性係止脚43
a,43bの幅は、サポートパネル5の角穴6の相対向
する開口長縁62a,62b間の開口幅(短径)よりも
かなり狭く、短径の1/2〜2/3程度としてある。ま
た、弾性係止脚43a,43bは、これらの外側面間の
間隔が上記角穴6の相対向する開口短縁61a,61b
間の開口幅(長径)よりも若干大きくなるように形成し
てある。
【0013】弾性係止脚43a,43bの外側面には各
係止段部44よりも上方にそれぞれ、前後の角部を面取
りした第1の係合面45および第2の係合面46が形成
してある。図1(C)に示すように、これら第1および
第2の係合面45,46は、一方の弾性係止脚43aが
角穴6の隅角60aに対向し、他方の弾性係止脚43b
が隅角60aと対角をなす隅角60bに対向するように
クリップ4Aを角穴6に挿入したときに、係合面45,
46が隅角60a,60bに合致当接するように形成し
てある。即ち、弾性係止脚43aでは第1の係合面45
が角穴6の開口短縁61aと合致し、第2の係合面46
が開口長縁62aと合致する。また、弾性係止脚43b
では第1の係合面45が角穴6の開口短縁61bと合致
し、第2の係合面46が開口長縁62bと合致する。第
1の係合面45と第2の係合面46間の角度は隅角60
a,60bの角度と同じ(図例では90°)としてあ
る。なお、クリップ4Aの弾性係止脚43a,43b
は、基板40をサポートパネル5に取付けるときに角穴
6の両隅角60a,60b間を結ぶ対角線に沿うように
基板40に対して傾斜した方向に形成してある。
【0014】クリップ4Aを角穴6に係合するには、ク
リップ4Aの弾性係止脚43a,43bを角穴6にその
上方から、角穴6の対角をなす隅角60a,60bと対
向させて角穴6に押し込む。
【0015】クリップ4Aを押し込むことで、弾性係止
脚43a,43bはそれぞれ対向方向内側に撓みながら
角穴6内へ侵入して、クリップ4Aの基板40がサポー
トパネル5に当接する。この時、角穴6の開口短縁61
a,61bは弾性係止脚43a,43bの各係止段部4
4と基板40の底面とで挟み込まれる。同時に、弾性係
止脚43a,43bはそれらの反力により、係合面4
5,46を形成した外側面が角穴6の隅角60a,60
bに圧接係止される。
【0016】従って、クリップ4Aの弾性係止脚43
a,43bの反力はサポートパネル5の角穴6の短径方
向および長径方向の両方向に作用するから基板40とサ
ポートパネル5とはガタツキなく係止される。
【0017】また、クリップ4Aは、基板40の上方に
突出した弾性係止脚43a,43bの先端を摘んで弾性
係止脚43a,43bを内側に撓ませ、角穴6との係合
を解除して、上方に引き上げることで容易に取りはずす
ことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、クリップは取付け角穴
に対して一対の弾性係止脚により角穴の縦方向および横
方向に反力規制したからガタツキなく係止することがで
き、もって、車体等に付設する部品類の取付けに好適に
用いることができ、部品類の振動およびガタ音の発生を
抑えた安定した取付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリップ構造を示すもので、図1
(A)はクリップの斜視図、図1(B)は取付け状態の
クリップの縦断面図、図1(C)は取付け状態のクリッ
プの平面図である。
【図2】キャップがクリップにより車体に取付けられた
エアダクトの斜視図である。
【図3】クリップにより車体に取付けたエアダクトのキ
ャップの側面図である。
【図4】従来のクリップ構造の斜視図である。
【図5】図1(C)に対応する従来のクリップの取付け
状態の平面図である。
【符号の説明】
4A クリップ 40 基板 41 突出壁 42 開口 43a,43b 弾性係止脚 44 係止段部 45,46 係合面 5 相手部材 6 角穴 60a,60b 隅角 61a,61b,62a,62b 開口縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する一対の弾性係止脚を備えたク
    リップの該弾性係止脚を相手部材に形成した角穴に対向
    方向に撓ませつつ挿入して上記弾性係止脚をその反力で
    上記角穴の対向する開口縁に係止せしめるようになした
    クリップ構造において、上記両弾性係止脚の外側面にそ
    れぞれ、上記角穴の互いに対角をなす隅角の両側の開口
    縁に当接係合する係合面を形成したことを特徴とするク
    リップ構造。
  2. 【請求項2】 上記クリップは合成樹脂製で、上記相手
    部材と結合される部材と一体に成形した基板の下方へ突
    出する突出壁の先端から反転して上記突出壁の両面に沿
    って上方へ延び先端部が上記基板に形成した開口を貫通
    して上方へ延出する上記一対の弾性係止脚を備え、か
    つ、上記一対の弾性係止脚の外側面には、上記基板の底
    面に重ね合わせた上記相手部材の角穴の開口縁をその下
    から受ける係止段部を形成し、かつ、上記係止段部の上
    方位置に上記隅角の両側の開口縁に当接する上記係合面
    を形成した請求項1記載のクリップ構造。
JP10201309A 1998-06-30 1998-06-30 クリップ構造 Pending JP2000016095A (ja)

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