JP2000016094A - 建設機械の冷却装置 - Google Patents

建設機械の冷却装置

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JP2000016094A
JP2000016094A JP10187683A JP18768398A JP2000016094A JP 2000016094 A JP2000016094 A JP 2000016094A JP 10187683 A JP10187683 A JP 10187683A JP 18768398 A JP18768398 A JP 18768398A JP 2000016094 A JP2000016094 A JP 2000016094A
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air
cooling device
heat exchanger
construction machine
cover
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JP10187683A
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English (en)
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Sakae Takeda
栄 竹田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲環境への騒音を抑制しつつ、熱交換器への
流入空気を均一化し熱交換器の冷却効率を向上する。 【解決手段】旋回体1を覆うカバー21内に配置したラ
ジエータ、オイルクーラ等の熱交換器15及びエンジン
8を、冷却ファン14で生起する空気流Pで冷却する建
設機械の冷却装置において、空気流P1,P2をカバー2
1内に導入する上・下吸気孔24,25をカバー21の
上面及び下面にそれぞれ設け、上・下吸気孔24,25
から導入された空気流P1,P2を熱交換器15の前面へ
それぞれ導く上・下導風ダクト29,30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の冷却装
置に係わり、さらに詳しくは、熱交換器の冷却効率を十
分に向上できる建設機械の冷却装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建設機械、例えば油圧ショベルの旋回体
は、通常、カバーで覆われており、旋回体の後部に載置
されるエンジン及びこのエンジンに関連する補機は、こ
のカバー内の閉空間に配置されている。この種の建設機
械では、前記エンジン及び前記補機の冷却を行うため
に、前記カバーの一方側に設けた吸気孔から導入した空
気を、冷却ファンによりラジエータ、オイルクーラ等の
熱交換器に通過させた後、更に前記エンジン及び前記油
圧ポンプの側方を通過させ、前記エンジンカバーの他方
側及び前記旋回体下部のフレームに設けた排気孔から外
部に排出している。
【0003】前記の冷却ファンとしては、通常、軸流フ
ァンが用いられ、前記のカバー内の閉空間に回転軸が略
水平方向となるように配置されている。そのため、本来
であれば、前記の吸気孔を前記カバーの側面に設けて軸
流ファンの略水平方向上流側から空気を導入することが
円滑な空気流れという観点からは自然である。しかし、
カバー内にある前記エンジン及び補機等は動作時に騒音
を発生するため、カバーの側面に開口部を設けるとこの
音が周囲環境へ直接放射されることとなって著しい騒音
を生じ好ましくない。したがって、吸気孔はカバーの上
面に設け、この吸気孔から空気を下方に向かって導入す
るのが一般的である。この場合、吸気孔から下方に導入
された空気は略水平方向に方向を変えて熱交換器へ流入
することになるため、例えば実開平4−86523号公
報に記載のように、吸入ダクトを設けてこの空気流れを
円滑にガイドする構成が提唱されている。この従来技術
では、この吸入ダクト内の空間をさらに複数の導風板で
仕切ることにより、複数の空気通路に分割している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、吸
気孔から導入された空気流れをガイドする吸入ダクトを
設けるとともに、そのダクト内を複数の空気通路に分割
することにより、冷却空気を熱交換器へ均一に導入する
ものである。しかし、上記従来技術では、周囲環境への
騒音抑制の配慮から吸気孔がカバーの上面のみに設けら
れているためダクトは側断面略L字形状となる。そのた
め、特に、複数の空気通路のうち最も上方側の空気通路
と、最も下方側の空気通路とで、その流れ方向流路長さ
に著しい格差が生じる。流路長さが長いほど流路抵抗が
大きくなることから、最も上方側の空気通路と最も下方
側の空気通路とで流路抵抗が著しく異なることとなり、
その結果、吸気孔から導入された空気は流路抵抗の小さ
い上方側の空気通路に偏って導かれる。そのため、熱交
換器の下方側にはあまり空気が流入しなくなり、熱交換
器の冷却効率が低下するという問題がある。
【0005】一方、旋回体に設けられるものではない
が、建設機械の一種であるホイール式クレーンのエンジ
ン冷却装置として、例えば特開平8−118969号公
報に記載のように、エンジン及び補機等を覆うカバーの
上面のみならず下面にも吸気孔を設けたものがある。こ
の従来技術ではさらに、カバー側面のうち周囲環境へ配
慮すべき側(後方側)に遮音板を設けつつその反対側に
も吸入孔を設けており、このように吸気孔の数を増やし
て多量の空気を取り入れることで、周囲環境への騒音を
抑制しつつ熱交換器を通過する風量を増加させ、特に大
馬力を必要とする前進走行時の冷却能力を向上させてい
る。しかし、この従来技術では、各吸気孔から導入され
た空気流れをガイドする手段が設けられていないため、
例えば熱交換器の周囲部(縁付近)からは多量の空気を
吸入するが中央部付近は空気量が不足する等、流入空気
の偏りが生じやすく、上記同様、熱交換器の冷却効率が
低下するという憾みがある。
【0006】本発明の目的は、周囲環境への騒音を抑制
しつつ、熱交換器への流入空気を均一化し熱交換器の冷
却効率を向上できる建設機械の冷却装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、旋回体を覆うカバー内に配置したラジ
エータ、オイルクーラ等の熱交換器及びエンジンを、フ
ァンで生起する空気流で冷却する建設機械の冷却装置に
おいて、前記空気流を前記カバー内に導入する上・下吸
気孔を前記カバーの上面及び下面にそれぞれ設け、前記
上・下吸気孔から導入された空気流を前記熱交換器の前
面へそれぞれ導く上・下導風ダクトを設けたことを特徴
とする建設機械の冷却装置にある。建設機械の冷却装置
では、空気流を生起するファンとして軸流ファンを用
い、かつその回転軸が略水平方向となるように配置する
ことが多い。このとき、その略水平方向の流れ方向に沿
うように吸気孔をカバーの側面に設けるとエンジン等の
騒音が周囲環境へ直接放射されやすくなって好ましくな
いが、本発明においては、カバーの上面及び下面に上・
下吸気孔を設けることにより、周囲環境への騒音を抑制
することができる。また、上・下吸気孔からの空気流を
上・下導風ダクトによって熱交換器の前面へそれぞれ導
くとき、空気流は上・下吸気孔からそれぞれ下・上方へ
むかって流入した後、方向を略水平方向に変えて熱交換
器へ流入することになるため、上・下導風ダクトはそれ
ぞれ側断面形状が略L字形状及び略逆L字形状となる。
このとき、それぞれの導風ダクト内において、インコー
ス側ほど熱交換器へ達するまでの流路長さが短くアウト
コース側ほど流路長さが長いため、空気流れは流路抵抗
の小さいインコース側へ偏って流れようとする。ここ
で、従来構造のように吸気孔をカバー上面にのみ設けて
1つの略L字形状の導風ダクトで空気流を導く場合、最
もインコース側である上方側と最もアウトコース側であ
る下方側の流路長さが極めて大きくなるため、空気流れ
は著しく上方側に偏って流れることとなる。本発明にお
いては、吸気孔を上・下2つ設けてそれらからの空気流
を上・下導風ダクトで熱交換器へ導くようにすることに
より、各導風ダクト内におけるインコース側・アウトコ
ース側の流路長さ差はある程度残存するものの、その差
は上記従来構造よりも縮小される。したがって、空気流
れの偏りも低減され、熱交換器へ流入する空気流れの均
一化が図られる。また、以上のような各導風ダクトごと
の作用に加え、2つの導風ダクトどうしを考えた場合、
上吸気孔及び上導風ダクトの構造と、下吸気孔及び下導
風ダクトの構造をなるべく上・下対称に近い構造とする
ことで、全体の空気流れを上・下対称に近い状態にする
ことができる。これにより、熱交換器の上半分に流入す
る空気流と下半分に流入する空気流とを上・下対称に近
い状態にすることができ、これによっても空気流れの均
一化が図られる。以上2つの作用により、熱交換器への
流入空気を従来構造よりも均一化できるので、熱交換器
の冷却効率を向上することができる。
【0008】好ましくは、前記導風ダクト内を流れ方向
に複数個の通路に分割する仕切壁を設けたことを特徴と
する建設機械の冷却装置にある。これにより、各導風ダ
クト内における空気流れを整流し、乱れを抑制すること
ができる。
【0009】また好ましくは、前記上吸気孔及び上導風
ダクトと、前記下吸気孔及び下導風ダクトとは、互いに
略上・下対称となるように構成されていることを特徴と
する建設機械の冷却装置にある。
【0010】さらに好ましくは、前記複数個の通路の1
つおきに、当該通路内の仕切壁又は導風ダクトの表面に
吸音材を取り付けたことを特徴とする建設機械の冷却装
置にある。一般に、吸音材は、音響インピーダンスが金
属と大幅に異なる性質を備えている。そのため、吸音材
に沿って音波が伝搬するときには、金属板に沿って音波
が伝搬するときに比べてそのエネルギがより大きく吸収
されて減衰し、位相が変化する。したがって、吸音材の
材質や厚み等を適宜選定することにより、仕切壁または
導風ダクトの出口端で、金属板に沿って音波が伝搬する
ときに比べちょうど位相が半波長ずれるように設定する
ことが可能である。本発明においては、この吸音材を複
数個の通路の1つおきに取り付け、吸音材付きの通路と
そうでない通路とを交互に配置することにより、仕切壁
または導風ダクトの出口端において、隣接する通路どう
しで例えば互いに半波長ずれた音波を干渉させて打ち消
しあわせることができる。これにより、カバー内のエン
ジンや他の機器の動作音等がカバー外へ漏れるのを抑制
し、周囲環境への騒音を低減することができる。
【0011】また好ましくは、前記仕切壁の前記熱交換
器側の先端部形状を略くさび状としたことを特徴とする
建設機械の冷却装置にある。仕切壁の先端が通常の板端
形状のエッジである場合、仕切壁に沿って流れてきた空
気流がそのエッジ面で剥離しこれが周期的に重畳して比
較的大規模な渦を生じるが、本発明においては、仕切壁
先端部を厚みが徐々に薄肉となる略くさび状とすること
により、空気流は剥離することなく仕切壁表面に沿って
流れる。これにより、渦による気流音の発生を低減する
ことができる。
【0012】さらに好ましくは、前記略くさび状の仕切
壁先端部を、該先端部より反熱交換器側の根元部分に対
し首振自在に接続したことを特徴とする建設機械の冷却
装置にある。これにより、先端部は、その両側の通路の
圧力差に応じて自在に回動するので、空気流をさらに滑
らかに表面に沿って通過させることができる。したがっ
て、さらに確実に空気流の剥離を防止し気流音を低減す
ることができる。
【0013】また好ましくは、前記仕切壁の先端部近傍
に、前記空気流との接触面積を増大し該空気流の乱流性
を小さくする突起を設けたことを特徴とする建設機械の
冷却装置にある。仕切壁の先端が通常の板端形状のエッ
ジである場合、仕切壁に沿って流れてきた空気流がエッ
ジ面で剥離しこれが周期的に重畳して比較的大規模な渦
を生じるが、本発明においては、突起で接触面積を増大
させてその後部でごく小規模な渦を生起させることで上
記の周期性を破壊し、大規模な渦の発生を抑制して乱流
性を小さくし流れを層流化することができる。これによ
り、気流音の発生を低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を油圧ショベルに適
用した場合の実施の形態を図面を用いて説明する。ま
ず、本発明の一実施の形態を図1及び図2により説明す
る。
【0015】図1は、本発明を適用する油圧ショベルを
示すもので、この図1において、1は走行体、2は走行
体1上に旋回可能に設けた旋回体、3は旋回体2の前方
左側に設けた運転室、4は前記旋回体2上に横置きに配
置したエンジン室、5は前記旋回体2の後部に設けたカ
ウンタウエイト、6は前記旋回体2の前部に設けられ、
ブーム6a、アーム6b、及びバケット6cからなる多
関節型のフロント装置である。
【0016】前記の走行体1は、左右に無限軌道履帯1
aを備えている。この無限軌道履帯1aは、それぞれ走
行用のモータ1bの駆動力によって駆動される。前記の
運転室3、エンジン室4、カウンタウェイト5、及び多
関節型のフロント装置6等を備えた旋回体2は、旋回体
2の中心部に設けた旋回用のモータ(図示せず)により
前記走行体1に対して旋回される。前記の多関節型のフ
ロント装置6を構成するブーム6a、アーム6b、及び
バケット6cは、それらにそれぞれ設けた各シリンダ7
a,7b,7cによって駆動動作される。前述したシリ
ンダ7a,7b,7c、旋回モータ、走行用のモータ1
b等の駆動機器(アクチュエータ)は、運転室3内の操
作者によって操作される操作レバーの操作に応動して、
エンジン8(後述する)で駆動される油圧ポンプ18
(後述する)からの圧油を制御する制御弁装置(図示せ
ず)からの圧油より駆動される。
【0017】図2は、本発明の冷却装置の一実施の形態
が適用されるエンジン室4の内部構造を示す図1中のII
−II矢視による断面図で、この図2において、図1と同
符号のものは同一部分又は相当する部分を示す。図2に
おいて、8は旋回体2の基礎下部構造をなすメインフレ
ーム9上に振動減衰装置10を介して設置されたエンジ
ン、11はエンジン8のクランク軸、12はベルト13
を介してクランク軸11に連結された補助回転軸、14
は補助回転軸12に設けた冷却ファンで、この冷却ファ
ン14には通常軸流ファンが用いられている。前述した
補助回転軸12の他方には、後述するラジエータにエン
ジン冷却水を循環させる水ポンプ(図示せず)が連結さ
れている。15は前記冷却ファン14の前段(上流側)
に配置した熱交換器で、この熱交換器15はエンジン8
の冷却水が循環供給されているラジエータ、油圧ポンプ
(後述)から前記アクチュエータに供給された油を冷却
するオイルクーラ、また必要に応じてエンジン8への燃
焼用空気を予冷するために設置されるインタークーラ、
エアコンのコンデンサで構成される。16は熱交換器1
5の上方を塞ぐ仕切部材、17は熱交換器15の下流側
に固定されたシュラウド、18は図示しない歯車機構を
介しエンジン8に連結され、エンジン8の駆動力によっ
て駆動される油圧ポンプ、19はエンジン8の排気ガス
が導かれてその消音を行うマフラ、20はマフラ19の
排気ガス管、21は前述したエンジン8、冷却ファン1
4、熱交換器15、油圧ポンプ18、マフラ19等の機
器を覆うカバーで、このカバー21は前部エレメント2
1a、後部エレメント21b(図1を参照)、側部エレ
メント21c、上部エレメント21d、及び下部エレメ
ント21eで構成されている。前述した上部エレメント
21dは、その一方端がヒンジ22によって開閉可能に
側部エレメント21cに取付けられ、他方端には、その
開閉側を側部エレメント21cに掛け止めるための係止
具23が設けられている。
【0018】前述した冷却ファン14は、図2に示すよ
うに回転軸である補助回転軸12が略水平方向となるよ
うに配置されている。
【0019】前述した側部エレメント21cの熱交換器
15側上面21c1及び下部エレメント21eの熱交換
器15側下面21e1には、冷却ファン14が生起する
空気流P1,P2を導入する上吸気孔24及び下吸気孔2
5がそれぞれ設けられ、また上部エレメント21dのエ
ンジン8上方に位置する上面21d1、側部エレメント
21cの油圧ポンプ18側の上面21c2、及び下部エ
レメント21eの油圧ポンプ18側の下面21e2に
は、冷却ファン14から流出する空気流Pを外部に排出
する排気孔26,27,28がそれぞれ設けられてい
る。また、上吸気孔24及び下吸気孔25の下流側に
は、これら吸気孔24,25から導入された空気流P
1,P2を熱交換器15へ導く上導風ダクト29及び下導
風ダクト30がそれぞれ設けられている。これら導風ダ
クト29,30内には、内部を空気流P1,P2の流れ方
向に複数個(この実施の形態では3個)の通路33a〜
33c及び通路34a〜34cに分割し、導風ダクト2
9,30内の空気流P1,P2を整流し乱れを抑制する仕
切壁31a,31b及び仕切壁32a,32bがそれぞ
れ設けられている。またこれら導風ダクト29,30
は、図2に示すように断面形状が角部の丸い略L字形状
及び逆L字形状となっており、仕切壁31a,31b及
び仕切壁32a,32bは、それらダクト内の空間を幅
方向にほぼ等しく3分割するように取り付けられてい
る。さらに、これら上・下導風ダクト29,30の後端
縁部29a,30aの位置は熱交換器15前面より若干
上流側にあって熱交換器15との間には空間が形成され
ており、これによって後端縁部29a,30aで渦が発
生した場合にもその影響が熱交換器15へ流入する流れ
に及ばないように図られている。また、これら上導風ダ
クト29、仕切壁31a,31b、及び上吸気孔24
と、下導風ダクト30、仕切壁32a,32b、及び下
吸気孔25とは、略上・下対称構造となるように構成さ
れている。
【0020】なお、上記構成において、カバー側部エレ
メント21cの熱交換器15側上面21c1、カバー上
部エレメント21d、及びカバー側部エレメント21c
の油圧ポンプ18側上面21c2がカバー上面を構成
し、カバー側部エレメント21cの熱交換器15側上面
21c1に設けた上吸気孔24がカバー上面に設けた上
吸気孔を構成する。
【0021】次に、前述した本発明の騒音低減装置の一
実施の形態の動作を説明する。エンジン8を駆動する
と、クランク軸11の回転がベルト13を介して補助回
転軸12に伝達され、補助回転軸12が回転する。この
補助回転軸12の回転により、冷却ファン14が回転す
る。この冷却ファン14の回転により、上・下吸気孔2
4,25からカバー21外の空気が吸入されて空気流P
1,P2が生起され、この空気流P1,P2が上・下導風ダ
クト29,30を介して熱交換器15の前面へ導かれて
熱交換器15を冷却する。
【0022】このとき、上・下導風ダクト29,30は
前述のようにそれぞれ側断面形状が略L字形状及び略逆
L字形状であるため、各導風ダクト29,30内におい
て、インコース側ほど熱交換器15へ達するまでの流路
長さが短くアウトコース側ほど流路長さが長くなり、空
気流P1,P2は流路抵抗の小さいインコース側(例えば
通路33cや通路34c)へ偏って流れようとする。こ
こで、従来構造のように吸気孔をカバー上面にのみ設け
て1つの略L字形状の導風ダクトで空気流を導く場合、
最もインコース側である上方側と最もアウトコース側で
ある下方側の流路長さが極めて大きくなるため、空気流
は著しく上方側に偏って流れることとなる。これに対
し、本実施の形態においては、上・下2箇所の吸気孔2
4,25からの空気流P1,P2を上・下導風ダクト2
9,30で熱交換器15へ導くようにすることにより、
各導風ダクト29,30内におけるインコース側・アウ
トコース側の流路長さの差(例えば通路33a,34a
と通路33c,34cとの差)はある程度残存するもの
の、その差は上記従来構造よりも縮小される。したがっ
て、空気流P1,P2における偏りもその分低減され、熱
交換器15へ流入する空気流の均一化が図られる。ま
た、以上のような各導風ダクト29,30ごとの作用に
加え、上吸気孔24、上導風ダクト29、及び仕切壁3
1a,31bの構造と、下吸気孔25、下導風ダクト3
0、及び仕切壁32a,32bの構造を略上・下対称構
造とすることにより、図2に示すように熱交換器15の
上半分に流入する空気流P1と下半分に流入する空気流
P2とを略上・下対称にすることができ、これによって
も空気流の均一化が図られる。
【0023】熱交換器15を通過した空気流Pは、冷却
ファン14に流入した後に冷却ファン14の下流側に流
出し、エンジン8及び油ポンプ18等を冷却して、排気
孔26,27,28より外部に放出される。
【0024】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、熱交換器15への流入空気を従来構造よりも均一化
できるので、熱交換器15の冷却効率を向上することが
できる。またこのとき、吸気孔24,25をカバー側部
エレメント21cの側面に設けることなく側部エレメン
ト21cの上面及び下部エレメント21eの下面に設け
るので、エンジン室4内のエンジン8、油圧ポンプ1
8、冷却ファン14等の騒音が周囲環境へ直接放射され
るのを抑制することができる。
【0025】図3は、本発明の冷却装置の他の実施の形
態が適用されるエンジン室4の内部構造を表す断面図
で、上記本発明の冷却装置の一実施の形態を示した図2
に相当する図である。この図3において、図2と同符号
のものは同一部分又は相当する部分を示す。この実施の
形態における上・下導風ダクト29,30は、図3に示
すように側断面形状がより直線的になるとともに、その
後端縁部29a,30aの位置をより上流側(図3中左
側)に後退させている。そして、これにより、上・下導
風ダクト29,30内の通路33a〜33c及び34a
〜34cはそれぞれ、下流側ほど流路横断面積が大きく
なるいわゆる末広がり形状を実現している。またこのと
き、アウトコース側の通路ほど(通路33c,34cよ
りも通路33b,34bのほうが、さらにこれらより通
路33a,34aのほうが)その流路横断面積の増加率
(末広がりの割合)が小さく、空気流P1,P2の流速が
あまり低下しないようになっている。これにより、上・
下導風ダクト29,30の後端縁部29a,30aにお
いて空気流P1,P2の流速をなるべく等しくし、流速分
布の均一化をさらに図れるようになっている。また、上
・下吸気孔24,25には、上・下導風ダクト29,3
0の壁面及び仕切壁31a,31b,32a,32bに
連続するようにルーバ42a〜d,35a〜dがそれぞ
れ設けられ、空気が円滑に導入されるとともに、エンジ
ン室4内のエンジン8、油圧ポンプ18、冷却ファン1
4等の騒音が周囲環境へ直接放射されるのをさらに確実
に抑制するように図られている。
【0026】この実施の形態によれば、前述した本発明
の一実施の形態と同様、エンジン室4内の騒音が周囲環
境へ直接放射されるのを抑制しつつ、熱交換器15への
流入空気を従来構造よりも均一化し、熱交換器15の冷
却効率を向上することができる。
【0027】図4は、本発明の冷却装置のさらに他の実
施の形態が適用されるエンジン室4の内部構造を表す断
面図で、上記図2や図3に相当する図である。この図4
において、図2及び図3と同符号のものは同一部分又は
相当する部分を示す。
【0028】この実施の形態では、図4に示すように、
上・下導風ダクト29,30内に3つの仕切壁31a〜
c及び仕切壁32a〜cをそれぞれ設けて内部をそれぞ
れ4つの通路33a〜33d及び通路34a〜34dに
分割し、またこれに合わせて上・下吸気孔24,25も
それぞれ4箇所ずつ設けている。また、それら4つの通
路33a〜d,34a〜dの1つおきに、当該通路内の
仕切壁31,32又は導風ダクト29.30の内壁面に
吸音材36,37,38,39を取り付けている。すな
わち、上導風ダクト29においては、4つの通路33a
〜dのうち通路33aと通路33cの内周面に吸音材3
6,37をそれぞれ取り付けており、下導風ダクト30
においては、4つの通路34a〜dのうち通路34aと
通路34cの内周面に吸音材38,39をそれぞれ取り
付けている。
【0029】吸音材36,37,38,39は、音響イ
ンピーダンスが金属と大幅に異なる例えばウレタンフォ
ーム等から構成する。これにより、これら吸音材36〜
39に沿って音波が伝搬するときには、金属板である仕
切壁31a〜c,32a〜cや導風ダクト29,30の
内壁面に沿って音波が伝搬するときに比べてそのエネル
ギがより大きく吸収されて減衰し、位相が変化する。し
たがって、これら吸音材36〜39の材質や厚み等を適
宜選定することで、エンジン室4で発生する騒音のうち
吸音材36〜39に沿って伝搬する音波Xが上・下吸気
孔24,25に到達したとき、騒音のうち仕切壁31a
〜c,32a〜cや導風ダクト29,30の内壁面に沿
って伝搬する音波Yに比べて、ちょうど位相が半波長ず
れるように設定することができる。そして、このような
吸音材36,37付きの通路33a,33c,34a,
34cとそうでない通路33b,33d,34b,34
dとを交互に配置することにより、吸気孔24,25に
おいて隣接する通路どうしで互いに半波長ずれた音波
X,Yを干渉させて打ち消しあわせることができる。こ
れにより、カバー21内のエンジン8ほかの機器の動作
音がカバー21外へ漏れるのを抑制し、周囲環境への騒
音を低減できる。
【0030】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、前述した本発明の一実施の形態と同様、熱交換器1
5への流入空気を従来構造よりも均一化し、熱交換器1
5の冷却効率を向上することができる。そしてこのと
き、エンジン室4内の音による周囲環境への騒音をさら
に低減することができる。
【0031】図5は、本発明の冷却装置のさらに他の実
施の形態が適用されるエンジン室4の内部構造を表す断
面図で、上記図2〜図4に相当する図である。この図5
において、図2〜図4と同符号のものは同一部分又は相
当する部分を示す。
【0032】この実施の形態では、図5に示すように、
図2と略同形状の上・下導風ダクト29,30におい
て、導風ダクト29,30の内壁面及び仕切壁31a,
31b,32a,32bの一部(本実施の形態では各通
路33a,33b,33c,34a,34b,34cの
アウトコース側のみ)に吸音材40を取り付けるととも
に、仕切壁31a,31b,32a,32b及びこれら
に取り付けた吸音材40の先端部の形状を略くさび状と
している。それらの一例として、仕切壁31a先端部近
傍の拡大構造を表す図5中A部拡大図を図6に示す。な
お、他の仕切壁31b,32a,32bの先端部につい
ても同様の構造である。
【0033】仕切壁31a,31b,32a,32b及
び吸音材40の先端が通常の板端形状のエッジであった
場合には、図7に示すように、仕切壁及び吸音材に沿っ
て流れてきた空気流Qがそのエッジ面で剥離しこれが周
期的に重畳して比較的大規模な渦を生じるが、本実施の
形態においては、仕切壁31a,31b,32a,32
b及び吸音材40の先端部を厚みが徐々に薄肉となる略
くさび状とすることにより、図8に示すように、空気流
Qは剥離することなく仕切壁及び吸音材の表面に沿って
流れる。これにより、渦による気流音の発生を低減する
ことができる。
【0034】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、前述した本発明の一実施の形態と同様、熱交換器1
5への流入空気を従来構造よりも均一化し、熱交換器1
5の冷却効率を向上することができる。また、エンジン
室4内における気流音の発生を低減するので、周囲環境
への騒音をさらに低減することができる。
【0035】なお、先端部形状に関する変形例として、
例えば仕切壁31a先端部近傍の拡大構造を例にとって
図9に示すように、略くさび状の仕切壁・吸音材先端部
31aA,40Aを根元部分31aB,40Bと別体に
構成し、その先端部31aA,40Aを根元部分31a
B,40Bに対し図示しないピン結合等を介し首振自在
(矢印参照)に接続してもよい。この場合、先端部31
aA,40Aは、その両側の通路(図9の場合は33
a,33b)の圧力差に応じて自在に回動し流れ方向を
補正するので、空気流P1をさらに滑らかに表面に沿っ
て通過させることができる。したがって、さらに確実に
空気流P1の剥離を防止し気流音を低減することができ
る。また他の仕切壁31b,32a,32bについても
同様の構造とすることで同様の効果を得ることができ
る。
【0036】図10は、本発明の冷却装置のさらに他の
実施の形態が適用されるエンジン室4の内部構造を表す
断面図で、上記図2〜図4及び図5に相当する図であ
る。この図10において、図2〜図4及び図5と同符号
のものは同一部分又は相当する部分を示す。
【0037】この実施の形態では、図10に示すよう
に、図2と略同形状の上・下導風ダクト29,30にお
いて、仕切壁31a,31b,32a,32b及びこれ
らに取り付けた吸音材40の先端部近傍にそれぞれ突起
(トリッピングプレート)41を設けている。その一例
として、仕切壁31a先端部近傍の拡大構造を表す図1
0中B部拡大図を図11に示す。なお、他の仕切壁31
b,32a,32bについても同様の構造である。
【0038】前述したように、仕切壁31a及び吸音材
40の先端が通常の板端形状のエッジであった場合には
仕切壁及び吸音材に沿って流れてきた空気流Qがそのエ
ッジ面で剥離しこれが周期的に重畳して比較的大規模な
渦を生じるが(図7参照)、本実施の形態においては、
仕切壁31a及び吸音材40の先端部近傍に突起41を
設けることにより、図11に示すように、仕切壁31a
及び吸音材40に沿って流れてきた空気流が突起41に
よって接触面積が増大しその突起41の後部でごく小規
模な渦Rを生起する。これにより、上記した剥離の周期
性を破壊して大規模な渦の発生を抑制し、乱流性を小さ
くして流れを層流化することができる。したがって、気
流音の発生を低減することができる。
【0039】なおこのとき、突起41は、図12に示す
ように、仕切壁31a,31b,32a,32bの幅方
向の略全域にわたる1つのプレートとして構成してもよ
いし、図13に示すように、幅方向に複数個に分割した
プレートで構成しても良い。また、突起41の横断面形
状も三角形に限られず、四角形(すなわち平板形状)で
あっても良い。
【0040】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、前述した本発明の一実施の形態と同様、熱交換器1
5への流入空気を従来構造よりも均一化し、熱交換器1
5の冷却効率を向上することができる。また、エンジン
室4内における気流音の発生を低減するので、周囲環境
への騒音をさらに低減することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、各導風ダクト内におけ
る流路長さ差が従来構造よりも縮小される。また、両導
風ダクト及び両吸気孔の構造をなるべく上・下対称に近
い構造とすることで全体の空気流れを上・下対称に近い
状態にすることができる。したがって、熱交換器への流
入空気を従来構造よりも均一化し、熱交換器の冷却効率
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する油圧ショベルを示す外観斜視
図である。
【図2】本発明の冷却装置の一実施の形態が適用される
エンジン室の内部構造を示す図1中のII−II矢視による
断面図である。
【図3】本発明の冷却装置の他の実施の形態が適用され
るエンジン室の内部構造を表す断面図である。
【図4】本発明の冷却装置のさらに他の実施の形態が適
用されるエンジン室の内部構造を表す断面図である。
【図5】本発明の冷却装置のさらに他の実施の形態が適
用されるエンジン室の内部構造を表す断面図である。
【図6】図5に示す実施の形態に備えられた仕切壁の先
端部近傍の拡大構造を表す図5中A部拡大図である。
【図7】通常の仕切壁先端部構造の場合に空気流が剥離
する様子を説明する説明図である。
【図8】図5に示す実施の形態に備えられた仕切壁先端
部の構造における空気流の様子を説明する説明図であ
る。
【図9】図5に示す実施の形態における仕切壁先端部構
造についての変形例を示す図である。
【図10】本発明の冷却装置のさらに他の実施の形態が
適用されるエンジン室の内部構造を表す断面図である。
【図11】図10に示す実施の形態に備えられた仕切壁
の先端部近傍の拡大構造を表す図10中B部拡大図であ
る。
【図12】図10に示す実施の形態に備えられた突起部
の構造の一例を示す図である。
【図13】図10に示す実施の形態に備えられた突起部
の構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
2…旋回体、8…エンジン、14…冷却ファン(ファ
ン)、15…熱交換器、21…カバー、21a…前部エ
レメント、21b…後部エレメント、21c…側部エレ
メント、21c1…側部エレメントの熱交換器側上面
(カバー上面)、21d…上部エレメント、21e…下
部エレメント、24…上吸気孔、25…下吸気孔、29
…上導風ダクト、30…下導風ダクト、31a〜c…仕
切壁、31aA…仕切壁先端部、31aB…仕切壁根元
部分、32a〜c…仕切壁、33a〜c…通路、34a
〜c…通路、40…吸音材、40A…吸音材先端部、4
0B…吸音材根元部分。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回体を覆うカバー内に配置したラジエー
    タ、オイルクーラ等の熱交換器及びエンジンを、ファン
    で生起する空気流で冷却する建設機械の冷却装置におい
    て、 前記空気流を前記カバー内に導入する上・下吸気孔を前
    記カバーの上面及び下面にそれぞれ設け、 前記上・下吸気孔から導入された空気流を前記熱交換器
    の前面へそれぞれ導く上・下導風ダクトを設けたことを
    特徴とする建設機械の冷却装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械の冷却装置におい
    て、前記導風ダクト内を流れ方向に複数個の通路に分割
    する仕切壁を設けたことを特徴とする建設機械の冷却装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の建設機械の冷却装置
    において、前記上吸気孔及び上導風ダクトと、前記下吸
    気孔及び下導風ダクトとは、互いに略上・下対称となる
    ように構成されていることを特徴とする建設機械の冷却
    装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の建設機械の冷却装置におい
    て、前記複数個の通路の1つおきに、当該通路内の仕切
    壁又は導風ダクトの表面に吸音材を取り付けたことを特
    徴とする建設機械の冷却装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の建設機械の冷却装置におい
    て、前記仕切壁の前記熱交換器側の先端部形状を略くさ
    び状としたことを特徴とする建設機械の冷却装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の建設機械の冷却装置におい
    て、前記略くさび状の仕切壁先端部を、該先端部より反
    熱交換器側の根元部分に対し首振自在に接続したことを
    特徴とする建設機械の冷却装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の建設機械の冷却装置におい
    て、前記仕切壁の先端部近傍に、前記空気流との接触面
    積を増大し該空気流の乱流性を小さくする突起を設けた
    ことを特徴とする建設機械の冷却装置。
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