JP2000013235A - A/d変換装置及びd/a変換装置 - Google Patents

A/d変換装置及びd/a変換装置

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JP2000013235A
JP2000013235A JP17784398A JP17784398A JP2000013235A JP 2000013235 A JP2000013235 A JP 2000013235A JP 17784398 A JP17784398 A JP 17784398A JP 17784398 A JP17784398 A JP 17784398A JP 2000013235 A JP2000013235 A JP 2000013235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 mビットA/D変換装置10において、量子化
ノイズに対する信号比を改善する。 【解決手段】 アナログ入力(Anlalogue I
nput)は、一方では、非反転器12a、ΔΣ変調器13
a、及びデシメーションフィルタ14aを経てデジタル平均
手段15へ送られるとともに、他方では、反転器12b、Δ
Σ変調器13b、及びデシメーションフィルタ14bを経てデ
ジタル平均手段15へ送られる。デジタル平均手段15は、
デシメーションフィルタ14aの出力ととデシメーション
フィルタ14bの出力の反転とを加算して、2で割り、す
なわち平均値をmビットで出力する。ΔΣ変調器13a,1
3bでは、異なる入力に対して量子化を行うことになるの
で、デシメーションフィルタ14a,14bからデジタル平均
手段15へ出力されて来るデジタル信号に含まれる量子化
ノイズには相関がなく、量子化ノイズの影響が抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ΔΣ変調器を有
してオーディオ機器等において装備されるA/D変換装
置及びD/A変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のA/D変換装置64のブロ
ック図である。アナログ入力(Anlalogue I
nput)(=被処理用アナログ信号)は、ローパスフ
ィルタ11、ΔΣ変調器13、及びデシメーションフィルタ
14を経て1ビット又はマルチビットのデジタル出力(D
igital Output)へ変換される。図12は
従来のD/A変換装置66のブロック図である。デジタル
入力(DigitalInput)(=被処理用デジタ
ル信号)はオーバーサンプリングフィルタ33、ΔΣ変調
器34、1ビットD/A変換器35、及びローパスフィルタ
39を経てアナログ出力へ変換される。図13は、図11
のΔΣ変調器13及び図12のΔΣ変調器34の内部のブロ
ック図である。なお、図11のΔΣ変調器13は、入力及
び出力がそれぞれアナログ及びデジタルであるのに対
し、図12のΔΣ変調器34は、入力及び出力が共にデジ
タルである。図13では、ΔΣ変調器13,34の説明のた
めに、所定個所の信号を記号で表しており、上段の記号
はΔΣ変調器13のもの、下段の記号はΔΣ変調器34のも
のである。入力Vin又はx(n)は、加算器70におい
て量子化器72の出力分を減算され、ΔΣ変調部71へ入力
される。量子化器72において量子化ノイズe(n)が混
入する。
【0003】ΔΣ変調器13における出力Doutへの量
子化ノイズe(n)の影響は次の通りである。 Dout=e(n)−H(f)・Dout ∴Dout=e(n)/{1+H(f)} 出力における量子化ノイズNはH(f)のオープンルー
プゲインにより減少する。H(f)の低域では、ハイオ
ープンループにより設定される(通常は積分器が使用さ
れる。)ので、量子化ノイズが減少する。したがって、
周知のように、この量子化ノイズは高域側へ追いやられ
る。次に、後段のデシメーションフィルタ14等により、
ローパスフィルタリングされ、信号である低域のスペク
トラムに影響されないように、高域側の量子化ノイズを
除去している。
【0004】D/A変換装置66における出力y(n)へ
の量子化ノイズe(n)の影響は次の通りである。な
お、X(z),Y(z),H(z),E(z)は、それ
ぞれx(n),y(n),h(n),e(n)のz変換
である。 Y(z)=X(z)+H(z)・E(z)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のA/D変換装置
64及びD/A変換装置66では、並列にn(nは2以上の
自然数)個接続して、それらの出力を加算して、nで割
っても、すなわち平均値を取っても、S/N比を十分に
低減できない。
【0006】この発明の目的は、上述の問題点を克服す
るA/D変換装置及びD/A変換装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のA/D変換装
置(10)(図1に対応)によれば、共通の被処理用アナロ
グ信号を、第1のΔΣ変調器(13a)及び第2のΔΣ変調
器(13b)へそれぞれ非反転及び反転して入力し、第1の
ΔΣ変調器(13a)及び第2のΔΣ変調器(13b)の出力をそ
れぞれ非反転及び反転したものの平均値をデジタル信号
で出力する。
【0008】第1のΔΣ変調器(13a)及び第2のΔΣ変
調器(13b)の出力は、デシメーションフィルタ(14a,14
b)により処理されてから、それぞれ非反転及び反転した
ものの平均値を取ってもよいし、それぞれ非反転及び反
転したものの平均値を取ってから、1個のデシメーショ
ンフィルタにより処理されてもよいし、さらに、デシメ
ーションフィルタによる処理を省略されてもよい。
【0009】こうして、第1のΔΣ変調器(13a)及び第
2のΔΣ変調器(13b)の量子化器(72)では、異なる信号
が量子化されることになるので、第1のΔΣ変調器(13
a)及び第2のΔΣ変調器(13b)の出力における量子化ノ
イズは相関がなく、第1のΔΣ変調器(13a)及び第2の
ΔΣ変調器(13b)の出力をそれぞれ非反転及び反転で加
算して、2で割った平均値は量子化ノイズに対する信号
の比を高めることができる。
【0010】なお、第1のΔΣ変調器(13a)及び第2の
ΔΣ変調器(13b)の出力をそれぞれ非反転及び反転した
ものの平均値を求める代わりに、第1のΔΣ変調器(13
a)及び第2のΔΣ変調器(13b)へそれぞれ非反転及び反
転で入力する被処理用アナログ信号に予め1/2を掛け
ておけば、第1のΔΣ変調器(13a)及び第2のΔΣ変調
器(13b)の出力側では、2で割ることなく、加算するの
みで、平均値を求めるのと同じ結果を得ることができ
る。
【0011】この発明のA/D変換装置(20)(図2と図
3又は図4とに対応)によれば、mビットA/D変換器
(22)が、所定のオフセットのアナログ値を被処理用アナ
ログ信号の値に加算するアナログ加算手段(26)と、アナ
ログ加算手段(26)の出力を入力されるΔΣ変調器(13)
と、ΔΣ変調器(13)の出力から、所定のオフセットのデ
ジタル値を減算するデジタル減算手段(28)とを有してい
る。複数個のmビットA/D変換器(22)が、並列接続さ
れて、共通の被処理用アナログ信号を入力され、各mビ
ットA/D変換器(22)におけるオフセットは、相互に異
なる値に設定されている。デジタル平均手段(23)は各m
ビットA/D変換器(22)の出力の平均値をデジタル信号
で出力する。
【0012】なお、デシメーションフィルタ(14)が、デ
ジタル減算手段(28)の後段に設けられても、ΔΣ変調器
(13)とデジタル減算手段(28)との間に設けられてもよ
い。また、オフセットには、負の値を含む。オフセット
が負である場合は、ΔΣ変調器(13)の前段及び後段のア
ナログ加算手段(26)及びデジタル減算手段(28)では、そ
れぞれ正の値を減算及び加算したことになる。
【0013】この発明のA/D変換装置(20)によれば、
mビットA/D変換器(22)が、所定のオフセットのアナ
ログ値を被処理用アナログ信号の値に加算するアナログ
加算手段(26)と、アナログ加算手段(26)の出力を入力さ
れるΔΣ変調器(13)とを有し、複数個のmビットA/D
変換器(22)が、並列接続されて、共通の被処理用アナロ
グ信号を入力され、各mビットA/D変換器(22)におけ
るオフセットのアナログ値の総和は0に設定されてお
り、デジタル平均手段(23)が各mビットA/D変換器(2
2)の出力の平均値をデジタル信号で出力する。
【0014】各mビットA/D変換器(22)におけるオフ
セットが相互に異なることにより、各mビットA/D変
換器(22)からデジタル平均手段(23)へ出力されて来るデ
ジタル信号に含まれる量子化ノイズは相関を有しない。
したがって、各mビットA/D変換器(22)の出力の平均
値をA/D変換装置(20)の出力とすることにより、量子
化ノイズに対する信号の比を改善することができる。
【0015】この発明のA/D変換装置(20)(図5に対
応)によれば、mビットA/D変換器(22)が、被処理用
アナログ信号を入力されるローパスフィルタ(11)と、ロ
ーパスフィルタ(11)とは別の周波数特性をもつ内蔵ロー
パスフィルタをもちローパスフィルタ(11)からのアナロ
グ信号を入力されるΔΣ変調器(13)とを有し、複数個の
mビットA/D変換器(22)が、並列接続されて、共通の
被処理用アナログ信号を入力され、デジタル平均手段(2
3)が各mビットA/D変換器(22)の出力の平均値をデジ
タル信号で出力する。
【0016】周波数特性には、カットオフ周波数やゲイ
ンを含む。各mビットA/D変換器(22)において、ロー
パスフィルタ(11)とΔΣ変調器(13)の内蔵ローパスフィ
ルタとの周波数特性を相互に異ならせることにより、各
mビットA/D変換器(22)から平均手段へ出力されて来
るデジタル信号に含まれる量子化ノイズは相関を除去さ
れる。したがって、各mビットA/D変換器(22)からの
出力の平均を取ることにより、量子化ノイズに対する信
号の比を改善することができる。
【0017】この発明のD/A変換装置(30)(図6に対
応)は次の(a)〜(e)を有している。共通のmビッ
トの被処理用デジタル信号が、同一のオーバーサンプリ
ング周波数でかつ非反転及び反転で第1のΔΣ変調器(3
4a)及び第2のΔΣ変調器(34b)へ入力し、第1のΔΣ変
調器(34a)及び第2のΔΣ変調器(34b)の出力をそれぞれ
非反転及び反転したものの平均値をアナログ信号で出力
する。
【0018】共通のmビットの被処理用デジタル信号
は、非反転手段(32a)及び反転手段(32b)によりそれぞれ
非反転及び反転されてから、それぞれのオーバーサンプ
リングフィルタ(33a,33b)を経て第1のΔΣ変調器(34a)
及び第2のΔΣ変調器(34b)へ入力されてもよいし、ま
た、共通のオーバーサンプリングフィルタによりオーバ
ーサンプリング処理してから、非反転手段(32a)及び反
転手段(32b)によりそれぞれ非反転及び反転して、第1
のΔΣ変調器(34a)及び第2のΔΣ変調器(34b)へ入力さ
れてもよい。
【0019】こうして、絶対値が同じで相互に反対符号
の被処理用デジタル信号が第1のΔΣ変調器(34a)及び
第2のΔΣ変調器(34b)へ入力され、ΔΣ変調される。
したがって、第1のΔΣ変調器(34a)及び第2のΔΣ変
調器(34b)の量子化器(72)では、異なる信号が量子化さ
れることになるので、第1のΔΣ変調器(34a)及び第2
のΔΣ変調器(34b)の出力における量子化ノイズは相関
がなく、アナログ平均手段(38)から出力されるアナログ
信号における量子化ノイズに対する信号の比を高めるこ
とができる。
【0020】なお、第1のΔΣ変調器(34a)3及び第2
のΔΣ変調器(34b)の出力をそれぞれ非反転及び反転し
たものの平均値を求める代わりに、第1のΔΣ変調器(3
4a)及び第2のΔΣ変調器(34b)への入力を1/2とすれ
ば、第1のΔΣ変調器(34a)及び第2のΔΣ変調器(34b)
の出力側では、平均を求めることなく、加算するのみ
で、平均値を求めるのと同じ結果を得ることができる。
【0021】この発明のD/A変換装置(50)(図7及び
図8に対応)によれば、mビットD/A変換器(52)が、
所定のオフセットのデジタル値をmビットの被処理用デ
ジタル信号に加算するデジタル加算手段(58)と、デジタ
ル加算手段(58)の出力を入力されるΔΣ変調器(34)と、
ΔΣ変調器(34)からの出力から所定のオフセットのデジ
タル値を減算するデジタル減算手段(59)と、デジタル減
算手段(59)の出力をアナログ信号へ変換するD/A変換
手段(35)とを有している。複数個のmビットD/A変換
器(52)が、並列接続されて、共通のmビットの被処理用
デジタル信号を入力され、各mビットD/A変換器(52)
におけるオフセットは、相互に異なるものに設定されて
いる。アナログ平均手段(53)は各mビットD/A変換器
(52)の出力の平均値をアナログ信号で出力する。
【0022】この発明のD/A変換装置(50)(図7及び
図9に対応)によれば、mビットD/A変換器(52)が、
所定のオフセットのデジタル値をmビットの被処理用デ
ジタル信号に加算するデジタル加算手段(58)と、デジタ
ル加算手段(58)の出力を入力されるΔΣ変調器(34)と、
ΔΣ変調器(34)の出力をアナログ信号へ変換するD/A
変換手段(35)と、D/A変換手段(35)からの出力から所
定のオフセットのアナログ値を減算するアナログ減算手
段(61)とを有している。複数個のmビットD/A変換器
(52)が、並列接続されて、共通のmビットの被処理用デ
ジタル信号を入力され、各mビットD/A変換器(52)に
おけるオフセットは、相互に異なるものに設定されてい
る。アナログ平均手段(53)は各mビットD/A変換器(5
2)の出力の平均値をアナログ信号で出力する。
【0023】この発明のD/A変換装置(50)によれば、
mビットD/A変換器(52)が、所定のオフセットのデジ
タル値をmビットの被処理用デジタル信号に加算するデ
ジタル加算手段(58)と、デジタル加算手段(58)の出力を
入力されるΔΣ変調器(34)と、ΔΣ変調器(34)の出力を
アナログ信号へ変換するD/A変換手段(35)とを有して
いる。複数個のmビットD/A変換器(52)が、並列接続
されて、共通のmビットの被処理用デジタル信号を入力
され、各mビットD/A変換器(52)におけるオフセット
は、相互に異なり、かつ総和が0に設定されている。ア
ナログ平均手段(53)は各D/A変換手段(35)の出力の平
均値を出力する。
【0024】オフセットは、正負いずれでもよい。オフ
セットが負の場合の、減算及び加算は、実質的にはそれ
ぞれ加算及び減算となる。
【0025】各mビットD/A変換器(52)におけるオフ
セットが相互に異なることにより、各mビットD/A変
換器(52)からアナログ平均手段(53)へ出力されて来るア
ナログ信号に含まれる量子化ノイズは相関を除去され
る。したがって、各mビットD/A変換器(52)からの出
力の平均を取ることにより、量子化ノイズに対する信号
の比を改善することができる。
【0026】この発明のD/A変換装置(50)によれば、
mビットD/A変換器(52)が、被処理用デジタル信号を
入力されるオーバーサンプリングフィルタ(33)と、オー
バーサンプリングフィルタ(33)とは別の周波数特性をも
つ内蔵ローパスフィルタをもちオーバーサンプリングフ
ィルタ(33)からのデジタル信号を入力されるΔΣ変調器
(34)と、ΔΣ変調器(34)の出力をアナログ信号へ変換す
るD/A変換手段(35)とを有している。複数個のmビッ
トD/A変換器(52)が、並列接続されて、共通のmビッ
トの被処理用デジタル信号を入力される。アナログ平均
手段(53)は各mビットD/A変換器(52)の出力の平均値
をアナログ信号で出力する。
【0027】オーバーサンプリングフィルタ(33)及び内
蔵ローパスフィルタの周波数特性には、カットオフ周波
数やゲインを含む。各mビットD/A変換器(52)におい
て、オーバーサンプリングフィルタ(33)とΔΣ変調器(1
3,34)の内蔵ローパスフィルタとの周波数特性を相互に
異ならせることにより、各mビットD/A変換器(52)か
らアナログ平均手段(53)へ出力されて来るアナログ信号
に含まれる量子化ノイズは相関を除去される。したがっ
て、各mビットD/A変換器(52)からの出力の平均値を
出力とすることにより、量子化ノイズに対する信号の比
を改善することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1はm(この明細書におい
てmは自然数と定義する)ビットA/D変換装置10のブ
ロック図である。アナログ入力(Anlalogue
Input)は、一方では、非反転器12a、ΔΣ変調器1
3a、及びデシメーションフィルタ14aを経てデジタル平
均手段15へ送られるとともに、他方では、反転器12b、
ΔΣ変調器13b、及びデシメーションフィルタ14bを経て
デジタル平均手段15へ送られる。非反転器12a及び反転
器12bは、図11のローパスフィルタ11を含み、アナロ
グ入力(Anlalogue Input)の符号を、
それぞれ反転することなく及び反転するとともに、高域
成分を除去する。ΔΣ変調器13a,13bの詳細は、図13
に示される通りである。デシメーションフィルタ14a,1
4bは、ΔΣ変調器13a,13bからのデジタル信号に含まれ
る高調波成分を除去する。デジタル平均手段15は、デシ
メーションフィルタ14aの出力とデシメーションフィル
タ14bの出力の符号反転したものとの平均値に相当する
デジタル信号をmビットで出力する。ΔΣ変調器13a,1
3bでは、異なる入力に対して量子化を行うことになるの
で、デシメーションフィルタ14a,14bからデジタル平均
手段15へ出力されて来るデジタル信号に含まれる量子化
ノイズには相関がない。デジタル平均手段15において、
デシメーションフィルタ14a,14bの出力値の平均が求め
られることにより、量子化ノイズに対する信号比は図1
1のA/D変換装置64のそれの√2倍になる。
【0029】図2はu(この明細書においてuは自然数
と定義する。uはmと同一でも可。)ビットA/D変換
装置20のブロック図である。A/D変換器並列部21で
は、n(この明細書においてnは自然数と定義する)個
のmビットA/D変換器22a,22b,・・・,22nが、並列に
接続され、共通のアナログ入力(AnlalogueI
nput)を入力されるようになっている。デジタル平
均手段23は、各mビットA/D変換器22a,22b,・・・,2
2nからのmビットのデジタル信号を入力され、それらを
加算してから、nで割って、平均値をuビットデジタル
出力(Digital Output)として出力す
る。
【0030】図3は図2のk番目のmビットA/D変換
器22k(1≦k≦n)のブロック図である。なお、図3〜
図5のmビットA/D変換器22kを相互に区別するため
に、それぞれ符号をmビットA/D変換器22ka,22kb,
22kcとする。mビットA/D変換器22kaでは、所定のオ
フセットが設定される。このオフセットは、他のmビッ
トA/D変換器22a,22b,・・・,22nのオフセットとは相
互に異なる値に設定される。加算器26は、アナログ入力
(Anlalogue Input)とオフセットとを
加算する。ローパスフィルタ11は、加算器26の出力から
高周波成分を除去し、ΔΣ変調器13へ出力する。オフセ
ットVofskは、オフセット用A/D変換器27におい
て所定ビットのデジタル信号に変換され、減算器28は、
ΔΣ変調器13の出力からオフセット用A/D変換器27の
出力を減算される。デシメーションフィルタ14は、減算
器28の出力を間引き演算して、ΔΣ変調器13におけるサ
ンプリング周波数より小さいサンプリング周波数でデジ
タル信号を出力し、これにより、高調波成分を除去し
て、Mビットのデジタル信号を出力する。各mビットA
/D変換器22a,22b,・・・,22nにおけるオフセットは相
互に異なるので、各mビットA/D変換器22a,22b,・・
・,22nからデジタル平均手段23へ出力されて来るデジタ
ル信号に含まれる量子化ノイズには相関がない。したが
って、デジタル平均手段23において、それらの平均が求
められることにより、量子化ノイズに対する信号比は図
11のA/D変換装置64の√n倍になる。
【0031】図4は別のmビットA/D変換器22kのブ
ロック図である。mビットA/D変換器22kaとの相違点
を述べると、このmビットA/D変換器22kbでは、減算
器28は、デシメーションフィルタ14の後段に設けられ、
デシメーションフィルタ14の出力からオフセット用A/
D変換器27の出力を減算して、デジタル平均手段23へ出
力する。
【0032】mビットA/D変換器22ka,22kbにおい
て、オフセットVofskは、他のmビットA/D変換
器22a,22b,・・・,22nのオフセットVofsと別の値と
して設定されているが、mビットA/D変換器22a,22
b,・・・,22nのオフセットの総和が0となるように、各
mビットA/D変換器22a,22b,・・・,22nのオフセット
を設定すれば、加算器26、オフセット用A/D変換器2
7、及び減算器28は省略できる。デジタル平均手段23に
おける加算が、加算器26において加算されたオフセット
を全体で相殺するからである。なお、オフセットVof
sは負の値であってもよい。
【0033】図5はさらに別のmビットA/D変換器22
kcのブロック図である。mビットA/D変換器22ka,22
kbとの相違点を述べると、このmビットA/D変換器22
kcでは、加算器26、オフセット用A/D変換器27、及び
減算器28が省略される。ΔΣ変調器13には、図示されな
い内蔵ローパスフィルタが内蔵されているが、その内蔵
ローパスフィルタとローパスフィルタ11との周波数特性
が相互に異なったものに設定される。すなわち、カット
オフ周波数を相互に異ならせたり、ゲインをわずかに異
ならせたりする。これにより、各mビットA/D変換器
22a,22b,・・・,22nのΔΣ変調器13は、異なる入力に対
して量子化を行うことになるので、各mビットA/D変
換器22a,22b,・・・,22nからデジタル平均手段23へ出力
されて来るデジタル信号に含まれる量子化ノイズには相
関がない。したがって、デジタル平均手段23において、
それらの平均が求められることにより、量子化ノイズに
対する信号比は図11のA/D変換装置64の√n倍にな
る。
【0034】図6はmビットD/A変換器30のブロック
図である。デジタル入力(Digital Inpu
t)は、一方では、非反転器32a、オーバーサンプリン
グフィルタ33a、ΔΣ変調器34a、1ビットD/A変換器
35aを経てアナログ平均手段38へ送られるとともに、他
方では、反転器32b、オーバーサンプリングフィルタ33
b、ΔΣ変調器34b、1ビットD/A変換器35bを経てア
ナログ平均手段38へ送られる。非反転器32a及び反転器3
2bは、デジタル入力(Digital Input)の
符号を、それぞれ非反転及び反転するとともに、高域成
分を除去する。オーバーサンプリングフィルタ33a,33b
は、入力されるデジタル信号の内挿処理により、サンプ
リング周波数を増大する。ΔΣ変調器34a,34bの詳細
は、図13に示される通りである。1ビットD/A変換
器35a,35bは、オーバーサンプリングフィルタ33a,33b
からの1ビットのデジタル信号をアナログ信号へ変換す
る。アナログ平均手段38は、1ビットD/A変換器35a
の出力と、1ビットD/A変換器35bの出力を符号反転
したものとの平均値に相当するアナログ信号を出力す
る。1ビットD/A変換器35a,35bでは、異なる入力に
対して量子化を行うことになるので、1ビットD/A変
換器35a,35bからアナログ平均手段38へ出力されて来る
アナログ信号に含まれる量子化ノイズには相関がない。
アナログ平均手段38において、1ビットD/A変換器35
aの非反転出力と1ビットD/A変換器35bの反転出力と
の和を2で割った値、すなわち平均値がローパスフィル
タ39へ出力される。この平均値は、量子化ノイズに対す
る信号比は従来のD/A変換装置66の√2倍になる。ロ
ーパスフィルタ39は、アナログ平均手段38の出力から高
域成分を除去して、アナログ出力(Anlogue O
utput)する。
【0035】図7はmビットD/A変換装置50のブロッ
ク図である。D/A変換器並列部51では、n個のmビッ
トD/A変換器52が、並列に接続され、共通のデジタル
入力(Digital Input)を入力されるよう
になっている。アナログ平均手段53は、各mビットD/
A変換器52からのアナログ信号を入力され、その平均値
をローパスフィルタ54へ出力する。ローパスフィルタ54
は、アナログ平均手段53からの入力の高域周波数成分を
除去して、アナログ出力として出力する。
【0036】図8は図7のk番目のmビットD/A変換
器52k(1≦k≦n)のブロック図である。なお、図8〜
図10のmビットD/A変換器52kを相互に区別するた
めに、それぞれ符号を52ka,52kb,52kcとする。mビッ
トD/A変換器52kaでは、所定のオフセットOFVkが
設定される。このオフセットOFVkは、他のmビット
D/A変換器52のオフセットOFVとは相互に異なる値
に設定される。デジタル値のオフセットOFVkは、オ
ーバーサンプリングフィルタ33の前段のデジタル加算器
58においてデジタル入力(Digital Inpu
t)に加算され、ΔΣ変調器34と1ビットD/A変換器
35との間のデジタル減算器59においてΔΣ変調器34の出
力から減算される。デジタル減算器59は、減算結果を1
ビットのデジタル信号で1ビットD/A変換器35へ出力
する。1ビットD/A変換器35は、デジタル減算器59か
らの1ビットデジタル信号をアナログ信号へ変換して、
アナログ平均手段53へ出力する。各mビットD/A変換
器52におけるオフセットOFVは相互に異なるので、各
mビットD/A変換器52からアナログ平均手段53へ出力
されて来るデジタル信号に含まれる量子化ノイズには相
関がない。したがって、アナログ平均手段53において、
それらの平均が求められることにより、量子化ノイズに
対する信号比は従来のD/A変換装置66の√n倍にな
る。
【0037】図9は別のmビットD/A変換器52kbのブ
ロック図である。mビットD/A変換器52kaとの相違点
を述べると、このmビットD/A変換器52kbでは、mビ
ットD/A変換器52kaのデジタル減算器59が除去され
て、代わりに、アナログ減算器61が1ビットD/A変換
器35の後段に設けられる。オフセット用D/A変換器60
は、オフセットOFVkをデジタル値からアナログ値へ
変換し、アナログ減算器61において、1ビットD/A変
換器35からのアナログ信号の値よりオフセット用D/A
変換器60からのアナログ信号の値が減算され、減算結果
のアナログ信号がアナログ平均手段53へ出力される。
【0038】mビットD/A変換器52ka,52kbにおい
て、オフセットは、他のmビットA/D変換器22a,22
b,・・・,22nと別の値として設定されているが、全部の
mビットD/A変換器52のオフセットの総和が0となる
ように、各mビットD/A変換器52のオフセットを設定
すれば、デジタル加算器58,59、オフセット用D/A変
換器60、及びアナログ減算器61は省略できる。アナログ
平均手段53における加算が、デジタル加算器58において
加算されたオフセットを全体で相殺するからである。な
お、オフセットOFVは負の値であってもよい。
【0039】図10はさらに別のmビットD/A変換器
52kcのブロック図である。mビットD/A変換器52ka,
52kbとの相違点を述べると、このmビットD/A変換器
52kcでは、デジタル加算器58,デジタル減算器59,オフ
セット用D/A変換器60,アナログ減算器61が省略され
る。ΔΣ変調器34には、図示されないローパスフィルタ
が内蔵されているが、その内蔵ローパスフィルタとオー
バーサンプリングフィルタ33との周波数特性が相互に異
なったものに設定される。すなわち、カットオフ周波数
を相互に異ならせたり、ゲインをわずかに異ならせたり
する。これにより、各mビットD/A変換器52のΔΣ変
調器34は、異なる入力に対して量子化を行うことになる
ので、各mビットD/A変換器52からアナログ平均手段
53へ出力されて来るアナログ信号に含まれる量子化ノイ
ズには相関がない。したがって、アナログ平均手段53に
おいて、それらの平均が求められることにより、量子化
ノイズに対する信号比は従来のD/A変換装置66の√n
倍になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】mビットA/D変換器のブロック図である。
【図2】uビットA/D変換装置のブロック図である。
【図3】図2のk番目のmビットA/D変換器のブロッ
ク図である。
【図4】別のmビットA/D変換器のブロック図であ
る。
【図5】さらに別のmビットA/D変換器のブロック図
である。
【図6】mビットD/A変換器のブロック図である。
【図7】mビットD/A変換装置のブロック図である。
【図8】図7のk番目のmビットD/A変換器のブロッ
ク図である。
【図9】別のmビットD/A変換器のブロック図であ
る。
【図10】さらに別のmビットD/A変換器のブロック
図である。
【図11】従来のA/D変換装置のブロック図である。
【図12】従来のD/A変換装置のブロック図である。
【図13】図11のΔΣ変調器及び図12のΔΣ変調器
の内部のブロック図である。
【符号の説明】
10 mビットA/D変換装置(A/D変換装置) 11 ローパスフィルタ 13 ΔΣ変調器 13a 第1のΔΣ変調器 13b 第2のΔΣ変調器 15 デジタル平均手段 20 uビットA/D変換装置(A/D変換装置) 23 デジタル平均手段 26 加算器 28 減算器 30 mビットD/A変換器(D/A変換装置) 33 オーバーサンプリングフィルタ 34 ΔΣ変調器 34a 第1のΔΣ変調器 34b 第2のΔΣ変調器 35 1ビットD/A変換器(D/A変換手段) 35a 1ビットD/A変換器(第1のD/A変換手
段) 35b 1ビットD/A変換器第2のD/A変換手
段) 38 アナログ平均手段 50 mビットD/A変換装置(D/A変換装置) 58 デジタル加算器(デジタル加算手段) 59 デジタル減算器(デジタル減算手段) 61 アナログ減算器(アナログ減算手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の被処理用アナログ信号を、第1の
    ΔΣ変調器(13a)及び第2のΔΣ変調器(13b)へそれぞれ
    非反転及び反転して入力し、第1のΔΣ変調器(13a)及
    び第2のΔΣ変調器(13b)の出力をそれぞれ非反転及び
    反転したものの平均値をデジタル信号で出力することを
    特徴とするA/D変換装置。
  2. 【請求項2】 mビットA/D変換器(22)が、所定のオ
    フセットのアナログ値を被処理用アナログ信号の値に加
    算するアナログ加算手段(26)と、前記アナログ加算手段
    (26)の出力を入力されるΔΣ変調器(13)と、前記ΔΣ変
    調器(13)の出力から、前記所定のオフセットのデジタル
    値を減算するデジタル減算手段(28)とを有し、複数個の
    mビットA/D変換器(22)が、並列接続されて、共通の
    被処理用アナログ信号を入力され、各mビットA/D変
    換器(22)における前記オフセットは、相互に異なる値に
    設定されており、デジタル平均手段(23)が各mビットA
    /D変換器(22)の出力の平均値をデジタル信号で出力す
    ることを特徴とするA/D変換装置。
  3. 【請求項3】 mビットA/D変換器(22)が、所定のオ
    フセットのアナログ値を被処理用アナログ信号の値に加
    算するアナログ加算手段(26)と、前記アナログ加算手段
    (26)の出力を入力されるΔΣ変調器(13)とを有し、複数
    個のmビットA/D変換器(22)が、並列接続されて、共
    通の被処理用アナログ信号を入力され、各mビットA/
    D変換器(22)における前記オフセットのアナログ値の総
    和は0に設定されており、デジタル平均手段(23)が各m
    ビットA/D変換器(22)の出力の平均値をデジタル信号
    で出力することを特徴とするA/D変換装置。
  4. 【請求項4】 mビットA/D変換器(22)が、被処理用
    アナログ信号を入力されるローパスフィルタ(11)と、前
    記ローパスフィルタ(11)とは別の周波数特性をもつ内蔵
    ローパスフィルタをもち前記ローパスフィルタ(11)から
    のアナログ信号を入力されるΔΣ変調器(13)とを有し、
    複数個のmビットA/D変換器(22)が、並列接続され
    て、共通の被処理用アナログ信号を入力され、デジタル
    平均手段(23)が各mビットA/D変換器(22)の出力の平
    均値をデジタル信号で出力することを特徴とするA/D
    変換装置。
  5. 【請求項5】 共通のmビットの被処理用デジタル信号
    が、同一のオーバーサンプリング周波数でかつ非反転及
    び反転で第1のΔΣ変調器(34a)及び第2のΔΣ変調器
    (34b)へ入力し、第1のΔΣ変調器(34a)及び第2のΔΣ
    変調器(34b)の出力をそれぞれ非反転及び反転したもの
    の平均値をアナログ信号で出力することを特徴とするD
    /A変換装置。
  6. 【請求項6】 mビットD/A変換器(52)が、所定のオ
    フセットのデジタル値をmビットの被処理用デジタル信
    号に加算するデジタル加算手段(58)と、前記デジタル加
    算手段(58)の出力を入力されるΔΣ変調器(34)と、前記
    ΔΣ変調器(34)からの出力から前記所定のオフセットの
    デジタル値を減算するデジタル減算手段(59)と、前記デ
    ジタル減算手段(59)の出力をアナログ信号へ変換するD
    /A変換手段(35)とを有し、複数個のmビットD/A変
    換器(52)が、並列接続されて、共通のmビットの被処理
    用デジタル信号を入力され、各mビットD/A変換器(5
    2)における前記オフセットは、相互に異なるものに設定
    されており、アナログ平均手段(53)が各mビットD/A
    変換器(52)の出力の平均値をアナログ信号で出力するこ
    とを特徴とするD/A変換装置。
  7. 【請求項7】 mビットD/A変換器(52)が、所定のオ
    フセットのデジタル値をmビットの被処理用デジタル信
    号に加算するデジタル加算手段(58)と、前記デジタル加
    算手段(58)の出力を入力されるΔΣ変調器(34)と、前記
    ΔΣ変調器(34)の出力をアナログ信号へ変換するD/A
    変換手段(35)と、前記D/A変換手段(35)からの出力か
    ら前記所定のオフセットのアナログ値を減算するアナロ
    グ減算手段(61)とを有し、複数個のmビットD/A変換
    器(52)が、並列接続されて、共通のmビットの被処理用
    デジタル信号を入力され、各mビットD/A変換器(52)
    における前記オフセットは、相互に異なるものに設定さ
    れており、アナログ平均手段(53)が各mビットD/A変
    換器(52)の出力の平均値をアナログ信号で出力すること
    を特徴とするD/A変換装置。
  8. 【請求項8】 mビットD/A変換器(52)が、所定のオ
    フセットのデジタル値をmビットの被処理用デジタル信
    号に加算するデジタル加算手段(58)と、前記デジタル加
    算手段(58)の出力を入力されるΔΣ変調器(34)と、前記
    ΔΣ変調器(34)の出力をアナログ信号へ変換するD/A
    変換手段(35)とを有し、複数個のmビットD/A変換器
    (52)が、並列接続されて、共通のmビットの被処理用デ
    ジタル信号を入力され、各mビットD/A変換器(52)に
    おける前記オフセットは、相互に異なり、かつ総和が0
    に設定されており、アナログ平均手段(53)が各D/A変
    換手段(35)の出力の平均値を出力することを特徴とする
    D/A変換装置。
  9. 【請求項9】 mビットD/A変換器(52)が、被処理用
    デジタル信号を入力されるオーバーサンプリングフィル
    タ(33)と、前記オーバーサンプリングフィルタ(33)とは
    別の周波数特性をもつ内蔵ローパスフィルタをもち前記
    オーバーサンプリングフィルタ(33)からのデジタル信号
    を入力されるΔΣ変調器(34)と、前記ΔΣ変調器(34)の
    出力をアナログ信号へ変換するD/A変換手段(35)とを
    有し、複数個のmビットD/A変換器(52)が、並列接続
    されて、共通のmビットの被処理用デジタル信号を入力
    され、アナログ平均手段(53)が各mビットD/A変換器
    (52)の出力の平均値をアナログ信号で出力することを特
    徴とするD/A変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006184192A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Shimadzu Corp 電子天びん
JP2009534874A (ja) * 2006-01-11 2009-09-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド オフセットを用いるシグマ−デルタ変調

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