JP2000012567A - ダイボンダの接合材供給方法およびその装置 - Google Patents

ダイボンダの接合材供給方法およびその装置

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JP2000012567A JP10173609A JP17360998A JP2000012567A JP 2000012567 A JP2000012567 A JP 2000012567A JP 10173609 A JP10173609 A JP 10173609A JP 17360998 A JP17360998 A JP 17360998A JP 2000012567 A JP2000012567 A JP 2000012567A
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die
bonding
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axis direction
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Kenichi Muto
健一 武藤
Teruyuki Tomizawa
照亨 富澤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの所望の領域に多量の接合材を正確に
塗着することができるダイボンダの接合材供給方法およ
びその供給装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ダイCを接合するためにワークA上のダ
イ接合部位に接合材Bを供給するダイボンダ1の接合材
供給装置4において、接合材Bを供給する単一の接合材
供給ノズル23と、接合材供給ノズル23を保持すると
共に、ワークAに対し接合材供給ノズル23をX軸方向
およびY軸方向に相対的に移動させる移動手段26と、
接合材供給ノズル23および移動手段26を制御する制
御手段6とを備え、制御手段6は、接合材供給ノズル2
3をX軸方向およびY軸方向に相対的に移動させながら
接合材Bをダイ接合部位に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイボンダにおい
て、基板やヒートシンクなどのワークに半導体チップな
どのダイを接合するために、ワークにはんだなどの接合
材を供給するダイボンダの接合材供給方法およびその供
給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用の基板などで、パワートランジス
タやパワーICにおける熱応力を緩和する目的で、接合
材としてはんだを塗着する従来のはんだ供給装置では、
搬送路上で間欠送りされる基板に、はんだ供給ノズルを
上側から臨ませ、はんだ供給ノズルの先端から基板の所
定の位置に、はんだワイヤを所定長さ連続的に繰り出す
ようにしている。この場合、基板は搬送路を加熱するこ
とで間接的に加熱されており(はんだワイヤもはんだ供
給ノズルにより予熱されている)、はんだ供給ノズルか
ら繰り出されたはんだワイヤは、基板の表面に接触する
ことで溶融し、基板の表面に所定量、円形に広がるよう
に塗着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のはん
だ供給装置では、その性質上はんだの供給量が多いた
め、繰り出されたはんだワイヤが基板に対し斜めに傾い
て接触したり、はんだに対する基板表面のぬれ性が不均
一な場合には、溶融はんだが所望の位置からずれて広が
り、溶融・塗着されてしまう問題がある。かかる場合に
は、ダイを基板にボンダイングしたときに、ダイからは
んだがはみ出したり、はんだのセルフアライメント作用
により、ダイが位置ずれしてボンディングされてしまう
不具合が生ずる。
【0004】本発明は、ワークの所望の領域に多量の接
合材を正確に塗着することができるダイボンダの接合材
供給方法およびその供給装置を提供することをその目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の接合材供給方法
は、ダイを接合するためにワーク上のダイ接合部位に接
合材を供給するダイボンダの接合材供給方法において、
単一の接合材供給ノズルを用い、ワークに対し接合材供
給ノズルをX軸方向およびY軸方向に相対的に移動させ
ながら、接合材をダイ接合部位に供給することを特徴と
する。
【0006】また、本発明の接合材供給装置は、ダイを
接合するためにワーク上のダイ接合部位に接合材を供給
するダイボンダの接合材供給装置において、接合材を供
給する単一の接合材供給ノズルと、接合材供給ノズルを
保持すると共に、ワークに対し接合材供給ノズルをX軸
方向およびY軸方向に相対的に移動させる移動手段と、
接合材供給ノズルおよび移動手段を制御する制御手段と
を備え、制御手段は、接合材供給ノズルをX軸方向およ
びY軸方向に相対的に移動させながら接合材をダイ接合
部位に供給することを特徴とする。
【0007】これらの構成によれば、接合材供給ノズル
をX軸方向およびY軸方向に相対的に移動させながら、
接合材をワーク上のダイ接合部位に供給するため、接合
材の塗着領域を容易に制御することができる。このた
め、ダイ接合部位に対し、接合材を一定の面積をもって
精度良く塗着することができる。また、この方法は、既
存の装置であっても、構造の変更や追加を伴うことな
く、ソフトウエアの変更のみで実現することができ、既
存の装置に容易に適用することができると共に、コスト
アップを抑制することができる。
【0008】本発明の他の接合材供給方法は、ダイを接
合するためにワーク上のダイ接合部位に接合材を供給す
るダイボンダの接合材供給方法において、X軸方向に列
設した複数の接合材供給ノズルを用い、ワークに対し複
数の接合材供給ノズルをY軸方向に相対的に移動させな
がら、接合材をダイ接合部位に供給することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の他の接合材供給装置は、ダ
イを接合するためにワーク上のダイ接合部位に接合材を
供給するダイボンダの接合材供給装置において、それぞ
れが接合材を供給すると共にX軸方向に列設した複数の
接合材供給ノズルと、複数の接合材供給ノズルを保持す
ると共に、ワークに対し複数の接合材供給ノズルをY軸
方向に相対的に移動させる移動手段と、複数の接合材供
給ノズルおよび移動手段を制御する制御手段とを備え、
制御手段は、複数の接合材供給ノズルをY軸方向に相対
的に移動させながら接合材をダイ接合部位に供給するこ
とを特徴とする。
【0010】これらの構成によれば、X軸方向に列設し
た複数の接合材供給ノズルをY軸方向に相対的に移動さ
せながら、接合材をワーク上のダイ接合部位に供給する
ため、接合材の塗着領域を方形になるように容易に制御
することができる。このため、ダイ接合部位に対し、接
合材を一定の面積をもって精度良く塗着することができ
る。また、複数の接合材供給ノズルを用いることによ
り、はんだの供給処理スピードのアップを図ることがで
きる。
【0011】この場合、制御手段は、個々の接合材供給
ノズルにおける接合材の供給を制御可能に構成されてい
ることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、複数の接合材供給ノズ
ルにおける接合材の供給を選択的に制御すれば、塗着領
域のX軸方向の幅に広狭があっても、接合材を正確に塗
着することができる。なお、複数の接合材供給ノズルの
X軸方向の並びに比して、塗着領域の幅が広い場合に
は、接合材の供給を2回に分けて行い、2回目(1回目
でも可)の供給で複数の接合材供給ノズルの選択的な制
御を行うことが、好ましい。
【0013】これら場合、ダイは方形に形成されてお
り、制御手段は、ダイ接合部位に供給された接合材の塗
着領域がダイより幾分小さく且つダイと略相似形になる
ように、接合材供給ノズルを相対移動させることが、好
ましい。
【0014】この構成によれば、方形のダイの形状に合
わせて、ダイ接合部位に接合材を塗着させることがで
き、これにダイをボンディングした場合に、ダイの下面
全域に接合材を適切に行き渡らせることができる。
【0015】これらの場合、ワークは加熱されており、
接合材は、ワークに接触して溶融するはんだワイヤであ
ることが、好ましい。
【0016】この構成によれば、はんだワイヤの溶融を
前提とする接合材供給ノズル(はんだワイヤ)の移動を
簡単に制御することができると共に、塗着領域の外縁を
精度良く形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係る接合材供給方法およびその供給装
置を、はんだを基板に供給するダイボンダのはんだ供給
装置に適用した場合について説明する。このダイボンダ
は、セラミック基板にはんだ(はんだワイヤで供給)を
溶融・塗着し、これに半導体チップをボンディングする
ものであり、主に車載用のベアチップを接合するもので
ある。図1はダイボンダの正面図であり、同図に示すよ
うにこのダイボンダ1は、機台2上に支持した搬送台3
と、搬送台3に上側から臨むはんだ供給装置4およびボ
ンディング装置5とを備えている。また、ダイボンダ1
には、機台2上にコントロールパネル7が、機台1下部
にパソコン8が搭載され、これらによりダイボンダ1の
制御装置(制御手段)6が構成されている。
【0018】搬送台3は、これに組み込んだヒータによ
り加熱されており、図示左端の前方から供給された基板
Aは、加熱されながらはんだ供給装置4の位置に搬送さ
れる。はんだ供給装置4の位置に搬送されてきた基板A
は、ここで位置決め固定される。次に、はんだ供給装置
4から基板Aの所定の位置にはんだワイヤBが供給さ
れ、はんだワイヤBは基板Aに接触して溶融し、これに
塗着される。溶融はんだBaを塗着された基板Aは、更
にボンディング装置5の位置に搬送され、ここで位置決
め固定される。次に、ボンディング装置5が、前方から
トレイ等で供給された半導体チップCを吸着し、これを
溶融はんだBaが塗着された基板Aの所定の位置にボン
ディングする。ボンディング作業が完了すると基板A
は、搬送台3の図示右端から装置外に搬出される。
【0019】次に、図2を参照して、はんだ供給装置4
について説明する。はんだ供給装置4は、機台1上に立
設したフレーム9にベースプレート21を介して支持さ
れている。はんだ供給装置4は、下端に供給ノズル23
を有するはんだ供給ヘッド22と、はんだ供給ヘッド2
2を支持するヘッド支持アーム24と、はんだ供給ヘッ
ド22を上下方向(Z軸方向)に移動させるZ軸移動機
構25と、ヘッド支持アーム24の基部を支持すると共
にヘッド支持アーム24を介してはんだ供給ヘッド22
をX軸方向およびY軸方向に移動させるXYテーブル
(移動手段)26とを有し、XYテーブル26の部分で
ベースプレート21に載置されている。
【0020】XYテーブル26は、ベースプレート21
上に設けた一対のX軸レール31と、X軸レール31に
移動自在に支持されたX軸テーブル32と、X軸テーブ
ル32を移動させるX軸モータ33と、X軸モータ33
の回転をX軸テーブル32のX軸方向の往復動に変換す
るX軸ねじ機構34とを有すると共に、X軸テーブル3
2上に設けたY軸レール35と、Y軸レール35に移動
自在に支持されたY軸テーブル36と、Y軸テーブル3
6を移動させるY軸モータ37と、Y軸モータ37の回
転をY軸テーブル36のY軸方向の往復動に変換するY
軸ねじ機構38とを有している。また、Y軸テーブル3
6上には、ヘッド支持アーム24を回動自在に支持する
支持ブロック39が固定されている。
【0021】ヘッド支持アーム24は、支持ブロック3
9を中心にその基部が水平となる水平位置と、水平位置
から斜め上方に回動した傾斜位置との間で回動自在に構
成されている。水平位置では、はんだ供給ヘッド22の
供給ノズル23が鉛直姿勢となり、且つ基板Aに近接し
てはんだワイヤBが供給可能な状態となる。一方、傾斜
位置では、はんだ供給ヘッド22が大きく上方に回動し
て基板Aから離れ、はんだワイヤBの交換や補充が可能
な状態となる。
【0022】Z軸移動機構25は、後述するはんだ供給
ヘッド22のホルダブロック52を上下方向に移動自在
に支持するZ軸レール41と、ホルダブロック52に連
結された雌ねじブロック42と、雌ねじブロック42に
螺合するボールねじ43と、ボールねじ43にカップリ
ング44を介して連結されたZ軸モータ45とで構成さ
れている。この場合、Z軸レール41はヘッド支持アー
ム24の前面に取り付けられ、雌ねじブロック42およ
びボールねじ43から成るねじ機構と、Z軸モータ45
とは、ヘッド支持アーム24の側面に取り付けられてい
る。Z軸モータ45が正逆回転すると雌ねじブロック4
2が進退し、はんだ供給ヘッド22がZ軸レール41に
案内されて上下動する。
【0023】はんだ供給ヘッド22は、ヘッド本体51
と、ヘッド本体51の背面側に取り付けたホルダブロッ
ク52と、ヘッド本体51の下端部に取り付けた上記の
供給ノズル23と、ヘッド本体51の上端部に取り付け
たはんだ収納ケース54とを有している。はんだ収納ケ
ース54は、ケース本体55と、ケース本体55に開閉
自在に取り付けたケース蓋56とから成り、内部には、
スプール57にコイル状に巻回したはんだワイヤBが収
容されている。ケース本体55はヘッド本体51と連通
しており、ケース本体55から繰り出されたはんだワイ
ヤBは、ケース本体51の内部を通って供給ノズル23
の先端から基板Aに供給される。
【0024】ヘッド本体51の内部には、覗き窓58か
ら視認可能な状態で、駆動ローラ60とテンションロー
ラ61とから成るはんだ供給ローラ59が配設されてい
る。テンションローラは61、ばね62により駆動ロー
ラ60側に付勢された揺動アーム63の先端部に自由回
転可能に取り付けられており、付勢された状態で駆動ロ
ーラ60に転接している。はんだワイヤBは、駆動ロー
ラ60およびテンションローラ61により挟持されてお
り、この状態で供給モータ64が駆動することにより、
駆動ローラ60が回転すると共にテンションローラ61
が連れ回りし、はんだワイヤBがスプール57から繰り
出されると共に、供給ノズル23の先端から吐出する。
この場合、はんだワイヤBの供給量は、はんだワイヤB
の径を加味した長さで規定され、結局これを送り出す供
給モータ64のステップ数で設定される。
【0025】そして、上記のXYテーブル26のX軸モ
ータ33およびY軸モータ36、Z軸移動機構25のZ
軸モータ45およびはんだ供給ヘッド22の供給モータ
64は、上記の制御装置6により制御される。
【0026】一方、本実施形態のはんだ供給では、良好
な熱緩衝を得るために、図3に示すように、ボンディン
グした半導体チップCの下面全域と基板Aとの間におい
て、溶融はんだBaが、隙間を生ずることなく層状に充
填される必要がある。また、半導体チップCが所望のス
タンドオフ高さとなり、且つ溶融はんだBaに良好なフ
ィレットが形成される必要がある。特に、本実施形態で
は、大型の半導体チップCをボンディングするため、基
板A上における1つ半導体チップCに対するはんだの塗
着領域(面積)が広くなる。
【0027】そこで、制御装置6によりXYテーブル2
6およびはんだ供給ヘッド22を制御し、はんだ供給ヘ
ッド22をX軸方向およびY軸方向に移動させながら、
基板A上の塗着領域にはんだワイヤBを供給するように
している。より具体的には、図4(a)に示すように、
基板A上の溶融はんだBaの塗着領域Dの隅部に供給ノ
ズル23を位置合わせした後、はんだワイヤBを吐出さ
せながら供給ノズル23を稲妻状に移動させ、溶融はん
だBaが塗着領域Dの全域に行き渡るようにする。これ
により、溶融はんだBaは、半導体チップCより幾分小
さく且つ略相似形に設定した方形の塗着領域Dの全域
に、塗残し部分を生ずることなく塗着される(併せて図
3(a)参照)。この状態で半導体チップCをボンディ
ングすると、半導体チップCは溶融はんだBaの上に浮
いた状態となり、かつその毛管現象で溶融はんだBaは
半導体チップCの下面全域に均一に行き渡る(図3
(b)参照)。
【0028】なお、供給ノズル23のX・Y軸方向への
移動には、種々の形態が考えられる。例えば、図4
(b)に示すように、供給ノズル23を蛇行状に移動さ
せて、はんだワイヤBを溶融・塗着するもの、或いは供
給ノズル23を方形渦巻状に移動さるものなどがある。
【0029】以上のようにこの実施形態では、供給ノズ
ル23をX軸方向およびY軸方向に移動させながらはん
だワイヤBを供給するようにしているため、半導体チッ
プCより幾分小さく且つ略相似形に設定した塗着領域D
の全域に、溶融はんだBaをむら無く且つ正確に行き渡
らせることができる。このため、ボンディングした半導
体チップCが位置ずれしたり、半導体チップCから溶融
はんだBaがはみ出すことがなく、半導体チップCを基
板Aの所望の位置に正確に且つ適切に接合することがで
きる。また、この供給方法は、制御装置のソフトウエア
を変更するだけで、既存のはんだ供給装置にも適用可能
である。
【0030】次に、図5および図6を参照して、はんだ
供給ヘッド22の他の実施形態について説明する。この
実施形態のはんだ供給ヘッド22には、複数本(6本)
の供給ノズル23が装着されている。はんだ収納ケース
54には、6個のスプール57が各列3個、2列で収容
されており、6個のスプール57からそれぞれはんだワ
イヤBが繰り出されるようになっている。ヘッド本体5
1には横並びに、6本のワイヤガイド66と、6個のは
んだ供給ローラ54と、6本の供給ノズル23が設けら
れられている。6本の供給ノズル23は、Y軸方向に列
設され且つノズルホルダ67を兼用して一体化されてお
り、そのノズル孔68は下端に向かって縮幅するように
形成されている。
【0031】各供給ノズル23は、上記の実施形態と同
様に、駆動ローラ60とテンションローラ61とから成
り、テンションローラ61は、ばね62により付勢され
た揺動アーム63の先端に取り付けられている。この場
合、揺動アーム63には、テンションローラ61を駆動
ローラ60から引き離し、その転接状態を解除するエア
ーシリンダ69が当接している。エアーシリンダ69が
駆動して、テンションローラ61を駆動ローラ60から
引き離すと、テンションローラ61と駆動ローラ60と
によるはんだワイヤBの挟持状態が解かれ、駆動ローラ
60は空回りしはんだワイヤBの送出しが停止する。
【0032】一方、6個の駆動ローラ60は、ギヤ列
(図示省略)を介して単一の供給モータ64で駆動され
るが、上記のエアーシリンダ69により、はんだワイヤ
Bを6本の供給ノズル23から選択的に供給できるよう
になっている。なお、6本の供給ノズル23のピッチ
は、使用するはんだワイヤBの径と供給ノズル23の移
動速度などに基づいて、決定される。また、いうまでも
ないが、供給ノズル23の本数は上記の6本に限定され
るものではなく、複数本であればよい。
【0033】この場合も、制御装置6によりXYテーブ
ル26およびはんだ供給ヘッド(供給モータ64および
各エアーシリンダ69)22を制御し、図7(a)に示
すように、はんだ供給ヘッド22をX軸方向に移動させ
ながら、基板A上の塗着領域DにはんだワイヤBを供給
する。また、同図(b)のように、塗着領域DのY軸方
向の幅が、6本の供給ノズル23の並び幅より広い場合
には、上記の動作を繰り返すと共に、2回目の移動の際
に残り幅からはみ出す供給ノズル23からのはなだワイ
ヤBの供給を停止しておく。もちろん、塗着領域Dの幅
が供給ノズル23の並び幅より狭い場合には、それに合
わせて6本の供給ノズル23のはんだ供給を選択的に制
御する。
【0034】以上にようにこの実施形態によれば、Y軸
方向に列設した複数本の供給ノズル23をX軸方向に移
動させながらはんだワイヤBを供給するようにしている
ため、上記の実施形態と同様に、塗着領域Dの全域に溶
融はんだBaをむら無く且つ正確に行き渡らせることが
できる。したがって、ボンディングした半導体チップC
が位置ずれしたり、半導体チップCから溶融はんだBa
がはみ出すことがなく、半導体チップCを基板Aに正確
に且つ適切に接合することができる。また、はんだワイ
ヤBの供給スピードをアップすることができ、タクトタ
イムを短縮することができる。
【0035】なお、これらの実施形態では、接合材とし
てはんだワイヤを用いた場合について説明したが、クリ
ームはんだ等の各種のはんだはもとより、専用の接着剤
等にも適用できることは、いうまでもない。また、本発
明は、はんだ側ではなく基板側をX・Y軸方向に移動さ
せる装置にも、適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明のダイボンダの接合
材供給方法およびその供給装置によれば、ワーク上のダ
イ接合部位に対し、接合材を一定の面積をもって精度良
く塗着することができるため、ボンディングしたダイか
ら接合材がはみ出したり、ボンディングしたダイが位置
ずれするなどの不具合を防止することができる。したが
って、装置の信頼性を向上させることができる。また、
既存の装置にも容易に適用することができると共に、コ
ストアップを抑制することができる。
【0037】同様に、本発明の他のダイボンダの接合材
供給方法およびその供給装置によれば、ワーク上のダイ
接合部位に対し、接合材を一定の面積をもって精度良く
塗着することができるため、ボンディングしたダイから
接合材がはみ出したり、ボンディングしたダイが位置ず
れするなどの不具合を防止することができる。また、、
必要量の接合材をワークに短時間で塗着することができ
る。したがって、装置の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るはんだ供給装置を搭
載したダイボンダの正面図である。
【図2】第1実施形態に係るはんだ供給装置の構造図で
ある。
【図3】実施形態のダイボンダにより、基板上に塗着し
た溶融はんだとこれにボンディングした半導体チップの
断面図である。
【図4】第1実施形態におけるはんだワイヤの基板への
供給に際し、供給ノズルの移動形態を表した平面図であ
る。
【図5】第2実施形態に係るはんだ供給装置の正面図で
ある。
【図6】第2実施形態に係るはんだ供給装置の側面図で
ある。
【図7】第2実施形態におけるはんだワイヤの基板への
供給に際し、供給ノズルの移動形態を表した平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ダイボンダ 3 搬送台 4 はんだ供給装置 5 ボンディング装置 6 制御装置 22 はんだ供給ヘッド 23 供給ノズル 26 XYテーブル 33 X軸モータ 37 Y軸モータ 64 はんだ供給モータ 69 エアーシリンダ A 基板 B はんだワイヤ C 半導体チップ D 塗着領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイを接合するためにワーク上のダイ接
    合部位に接合材を供給するダイボンダの接合材供給方法
    において、 単一の接合材供給ノズルを用い、前記ワークに対し当該
    接合材供給ノズルをX軸方向およびY軸方向に相対的に
    移動させながら、前記接合材を前記ダイ接合部位に供給
    することを特徴とするダイボンダの接合材供給方法。
  2. 【請求項2】 ダイを接合するためにワーク上のダイ接
    合部位に接合材を供給するダイボンダの接合材供給方法
    において、 X軸方向に列設した複数の接合材供給ノズルを用い、前
    記ワークに対し当該複数の接合材供給ノズルをY軸方向
    に相対的に移動させながら、前記接合材を前記ダイ接合
    部位に供給することを特徴とするダイボンダの接合材供
    給方法。
  3. 【請求項3】 ダイを接合するためにワーク上のダイ接
    合部位に接合材を供給するダイボンダの接合材供給装置
    において、 前記接合材を供給する単一の接合材供給ノズルと、 前記接合材供給ノズルを保持すると共に、前記ワークに
    対し当該接合材供給ノズルをX軸方向およびY軸方向に
    相対的に移動させる移動手段と、 前記接合材供給ノズルおよび前記移動手段を制御する制
    御手段とを備え、 前記制御手段は、前記接合材供給ノズルをX軸方向およ
    びY軸方向に相対的に移動させながら前記接合材を前記
    ダイ接合部位に供給することを特徴とするダイボンダの
    接合材供給装置。
  4. 【請求項4】 ダイを接合するためにワーク上のダイ接
    合部位に接合材を供給するダイボンダの接合材供給装置
    において、 それぞれが前記接合材を供給すると共にX軸方向に列設
    した複数の接合材供給ノズルと、 前記複数の接合材供給ノズルを保持すると共に、前記ワ
    ークに対し当該複数の接合材供給ノズルをY軸方向に相
    対的に移動させる移動手段と、 前記複数の接合材供給ノズルおよび前記移動手段を制御
    する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記複数の接合材供給ノズルをY軸方
    向に相対的に移動させながら前記接合材を前記ダイ接合
    部位に供給することを特徴とするダイボンダの接合材供
    給装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、個々の接合材供給ノズ
    ルにおける接合材の供給を制御可能に構成されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載のダイボンダの接合材供
    給装置。
  6. 【請求項6】 前記ダイは方形に形成されており、 前記制御手段は、前記ダイ接合部位に供給された前記接
    合材の塗着領域が前記ダイより幾分小さく且つ当該ダイ
    と略相似形になるように、前記接合材供給ノズルを相対
    移動させることを特徴とする請求項3、4または5に記
    載のダイボンダの接合材供給装置。
  7. 【請求項7】 前記ワークは加熱されており、 前記接合材は、前記ワークに接触して溶融するはんだワ
    イヤであることを特徴とする請求項3ないし6のいずれ
    かに記載のダイボンダの接合材供給装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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