JP2000012117A - 貫通型端子台 - Google Patents
貫通型端子台Info
- Publication number
- JP2000012117A JP2000012117A JP10182264A JP18226498A JP2000012117A JP 2000012117 A JP2000012117 A JP 2000012117A JP 10182264 A JP10182264 A JP 10182264A JP 18226498 A JP18226498 A JP 18226498A JP 2000012117 A JP2000012117 A JP 2000012117A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- terminal
- hole
- piece
- locked
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が容易な貫通型端子台を提供する。
【解決手段】 合成樹脂製のボディ１の貫通孔２に組み
込む貫通端子３を備えた貫通型端子台である。前記貫通
端子３は、両端面にナット収納凹部４を形成した合成樹
脂製のブロック５と、前記ナット収納凹部４に収めたナ
ット６と、前記ブロック５の一側面を覆う側片７を有す
るとともに、前記ナット６とともに前記ブロック５の両
端面を覆う折曲片８を前記側片７の両端に形成した金属
製の端子片９と、前記折曲片８に形成した孔１０に通さ
れて前記ナット６に螺合されるねじ１１とを備え、前記
ブロック５において前記側片７が位置しない他の側面に
形成した被係止部１２，１３が前記貫通孔２の内側面に
形成した係止部１４に係止されている。
込む貫通端子３を備えた貫通型端子台である。前記貫通
端子３は、両端面にナット収納凹部４を形成した合成樹
脂製のブロック５と、前記ナット収納凹部４に収めたナ
ット６と、前記ブロック５の一側面を覆う側片７を有す
るとともに、前記ナット６とともに前記ブロック５の両
端面を覆う折曲片８を前記側片７の両端に形成した金属
製の端子片９と、前記折曲片８に形成した孔１０に通さ
れて前記ナット６に螺合されるねじ１１とを備え、前記
ブロック５において前記側片７が位置しない他の側面に
形成した被係止部１２，１３が前記貫通孔２の内側面に
形成した係止部１４に係止されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通型端子台に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】合成樹脂製のボディの貫通孔に組み込む
貫通端子を備えた貫通型端子台においては、前記貫通端
子は、前記ボディの多数の貫通孔に相当する部分に多数
の筒状金具をそれぞれインサート成形して、各筒状金具
の両端にねじを螺合して多連の端子台を一挙に製造する
タイプがある。
貫通端子を備えた貫通型端子台においては、前記貫通端
子は、前記ボディの多数の貫通孔に相当する部分に多数
の筒状金具をそれぞれインサート成形して、各筒状金具
の両端にねじを螺合して多連の端子台を一挙に製造する
タイプがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、筒状金具に切
削加工が必要なことと筒状金具のボディへのインサート
成形が必要なため、その切削加工や成形工数面で製造に
難点があり経済的に不利であるという解決すべき課題が
あることに着目されるべきである。本発明はこのような
解決すべき課題を鑑み、製造が容易な貫通型端子台を提
供することを目的とする。
削加工が必要なことと筒状金具のボディへのインサート
成形が必要なため、その切削加工や成形工数面で製造に
難点があり経済的に不利であるという解決すべき課題が
あることに着目されるべきである。本発明はこのような
解決すべき課題を鑑み、製造が容易な貫通型端子台を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項に示した通りであ
る。
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
【０００６】図示の実施形態は、合成樹脂製のボディ１
の貫通孔２に組み込む貫通端子３を備えた貫通型端子台
である。前記貫通端子３は、両端面にナット収納凹部４
を形成した合成樹脂製のブロック５と、前記ナット収納
凹部４に収めたナット６と、前記ブロック５の一側面を
覆う側片７を有するとともに、前記ナット６とともに前
記ブロック５の両端面を覆う折曲片８を前記側片７の両
端に形成した金属製の端子片９と、前記折曲片８に形成
した孔１０に通されて前記ナット６に螺合されるねじ１
１とを備え、前記ブロック５において前記側片７が位置
しない他の側面に形成した被係止部１２，１３が前記貫
通孔２の内側面に形成した係止部１４に係止されてい
る。なお、被係止部１２，１３の間の凹部１５に係止部
１４が嵌め込まれる。また、被係止部１２の一端には傾
斜面があり、貫通端子３を貫通孔２に挿入する際は、そ
の傾斜面側から貫通孔２に挿入する。さらに述べると、
ブロック５の中間部には一側面から対向側面に貫通する
肉盗み孔１６が被係止部１２の背面側に位置するように
形成される。図示しない電線はねじ１１と折曲片８の間
にねじ１１により締付けられる。この時、ナット６はナ
ット収納凹部４に回転不可能に収められているため、ナ
ット６は回転しないから、ねじ１１の締付けは容易に行
える。また、ねじ１１は金属製の押え板１７に通されて
ナット６に螺合され、前記電線は押え板１７と折曲片８
の間に締付けられる。
の貫通孔２に組み込む貫通端子３を備えた貫通型端子台
である。前記貫通端子３は、両端面にナット収納凹部４
を形成した合成樹脂製のブロック５と、前記ナット収納
凹部４に収めたナット６と、前記ブロック５の一側面を
覆う側片７を有するとともに、前記ナット６とともに前
記ブロック５の両端面を覆う折曲片８を前記側片７の両
端に形成した金属製の端子片９と、前記折曲片８に形成
した孔１０に通されて前記ナット６に螺合されるねじ１
１とを備え、前記ブロック５において前記側片７が位置
しない他の側面に形成した被係止部１２，１３が前記貫
通孔２の内側面に形成した係止部１４に係止されてい
る。なお、被係止部１２，１３の間の凹部１５に係止部
１４が嵌め込まれる。また、被係止部１２の一端には傾
斜面があり、貫通端子３を貫通孔２に挿入する際は、そ
の傾斜面側から貫通孔２に挿入する。さらに述べると、
ブロック５の中間部には一側面から対向側面に貫通する
肉盗み孔１６が被係止部１２の背面側に位置するように
形成される。図示しない電線はねじ１１と折曲片８の間
にねじ１１により締付けられる。この時、ナット６はナ
ット収納凹部４に回転不可能に収められているため、ナ
ット６は回転しないから、ねじ１１の締付けは容易に行
える。また、ねじ１１は金属製の押え板１７に通されて
ナット６に螺合され、前記電線は押え板１７と折曲片８
の間に締付けられる。
【０００７】本実施形態によれば、ナット収納凹部４や
被係止部１２，１３のあるブロック５を合成樹脂で容易
に成形でき、ブロック５と組み合わせた端子片９などか
らなる貫通端子３をボディ１の貫通孔２に挿入係止する
ことにより貫通型端子台を容易に製造できる。また、肉
盗み孔１６を被係止部１２の背面側に設けているため、
被係止部１２付近が背面側に弾性的に撓みやすくなるた
め、貫通端子３をボディ１の貫通孔２に挿入する際に被
係止部１２が係止部１４を容易に乗り越えられ、乗り越
えた後は弾性復元力により被係止部１２が係止部１４に
確実に係止される。
被係止部１２，１３のあるブロック５を合成樹脂で容易
に成形でき、ブロック５と組み合わせた端子片９などか
らなる貫通端子３をボディ１の貫通孔２に挿入係止する
ことにより貫通型端子台を容易に製造できる。また、肉
盗み孔１６を被係止部１２の背面側に設けているため、
被係止部１２付近が背面側に弾性的に撓みやすくなるた
め、貫通端子３をボディ１の貫通孔２に挿入する際に被
係止部１２が係止部１４を容易に乗り越えられ、乗り越
えた後は弾性復元力により被係止部１２が係止部１４に
確実に係止される。
【図１】本発明の実施形態を示す一部分解斜視図
【図２】同要部分解斜視図
【図３】同組立平面図
【図４】同縦断面図
【図５】同一部の縦断面図で図４とは直交する断面で示
される
される
１ ボディ ２ 貫通孔 ３ 貫通端子 ４ ナット収納凹部 ５ ブロック ６ ナット ７ 側片 ８ 折曲片 ９ 端子片 １０ 孔 １１ ねじ １２，１３ 被係止部 １４ 係止部 １６ 肉盗み孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 武人 東京都品川区西五反田１丁目33番10号 キ ムラ電機株式会社内 (72)発明者 宮下 英高 東京都品川区西五反田１丁目33番10号 キ ムラ電機株式会社内 Ｆターム(参考） 5E086 CC41 CC46 DD05 DD33 DD38 DD39 DD49 JJ03 LL13
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂製のボディの貫通孔に組み込む
貫通端子を備えた貫通型端子台において、前記貫通端子
は、両端面にナット収納凹部を形成した合成樹脂製のブ
ロックと、前記ナット収納凹部に収めたナットと、前記
ブロックの一側面を覆う側片を有するとともに、前記ナ
ットとともに前記ブロックの両端面を覆う折曲片を前記
側片の両端に形成した金属製の端子片と、前記折曲片に
形成した孔に通されて前記ナットに螺合されるねじとを
備え、前記ブロックにおいて前記側片が位置しない他の
側面に形成した被係止部が前記貫通孔の内側面に形成し
た係止部に係止された貫通型端子台。 - 【請求項２】 請求項１において、ブロックの一側面か
ら対向側面に貫通する肉盗み孔を被係止部の背面側に位
置するように形成した貫通型端子台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10182264A JP2000012117A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 貫通型端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10182264A JP2000012117A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 貫通型端子台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000012117A true JP2000012117A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16115225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10182264A Pending JP2000012117A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 貫通型端子台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000012117A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001286039A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用電気接続ボックス |
| JP2010183794A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Honda Motor Co Ltd | 回転電機装置及びその製造方法 |
| JP2017107658A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社オサダ | 貫通端子台及び電気機器 |
| JP2017224563A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | エムデン無線工業株式会社 | 端子台 |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP10182264A patent/JP2000012117A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001286039A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用電気接続ボックス |
| JP2010183794A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Honda Motor Co Ltd | 回転電機装置及びその製造方法 |
| JP2017107658A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社オサダ | 貫通端子台及び電気機器 |
| JP2017224563A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | エムデン無線工業株式会社 | 端子台 |
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