JP2017107658A - 貫通端子台及び電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子ネジや導体,配線の絶縁性を確保しつつ、内部用基台部に配置される端子ネジに接続する内部配線の配線長を最短にしかつ外部用基台部の端子ネジに対する外部配線の接続作業性を向上させた貫通端子台及び電気機器を提供する。【解決手段】貫通端子台は、壁によって一以上の端子部に区画される内部用基台部と、内部用基台部と対をなす、壁によって一以上の端子部に区画される外部用基台と、を有する絶縁性を有する基台と、基台に内部用基台部と外部用基台部との対応する端子部同士を繋ぐように取り付けられる貫通導体と、内部用基台部及び外部用基台部の端子部ごとにそれぞれ配置される、貫通導体に螺合される端子ネジと、を備える。内部用基台部は、前面において開放される開口と、前面と対向する背面に立設される壁と、を有する。外部用基台は、前面に立設される壁と、背面において開放される開口と、を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、貫通端子台及び貫通端子台を備える電気機器に関する。
従来、貫通端子台が知られている(例えば、特許文献1参照)。貫通端子台は、絶縁材料を素材とする端子台本体と、端子金具である貫通導体と、貫通導体に螺合される端子ネジと、を備えている。この端子台本体は、上下に分かれた対をなす上部本体部と下部本体部とを有している。上部本体部及び下部本体部はそれぞれ、壁によって区画される端子部を有している。また、貫通導体は、端子台本体に上部本体部と下部本体部との対応する端子部同士を繋ぐように取り付けられている。端子ネジは、上部本体部及び下部本体部の端子部ごとにそれぞれ配置されており、貫通導体に螺合されている。従って、かかる貫通端子台によれば、下部本体部に配設される端子ネジに接続される電気回路と、上部本体部に配設される端子ネジに接続される外部機器と、を貫通導体を介して接続させることができる。
実公平7−35311号公報
ところで、上記の貫通端子台において、各本体部それぞれの端子部は、一列に並んで複数設けられており、かかる各端子部において、他の端子部と隣接する隣接方向側の面には壁が立設される一方、他の端子部と隣接しない上記の隣接方向とは90°異なる直交方向側の面は何れも開放されており、その直交方向側の面には壁が設けられていない。
貫通端子台は、一般的に、電気回路が収容される筐体の表面近傍に、下部本体部が筐体内に配置されかつ上部本体部が筐体外に配置されて、筐体内で下部本体部と電気回路とが接続されかつ筐体外で上部本体部と外部機器とが接続されるように取り付けされるものである。かかる貫通端子台においては、筐体内では筐体中央側から延びる内部配線が下部本体部に配置される端子ネジに接続されると共に、筐体外では筐体外側から延びる外部配線が上部本体部に配置される端子ネジに接続される。電気回路などから貫通端子台に延びる配線は、貫通端子台の各端子部において壁が立設されていない開口を通じて端子ネジに接続される。
このため、上記した直交方向側の面に壁が設けられていない貫通端子台を電気機器の筐体に取り付けるうえでは、筐体の内部側においては、筐体内壁との間での絶縁性を確保するために端子台本体としての基台をその筐体内壁から離隔させて配置することが必要であり、その配置が制約される。一方、筐体の外部側においては、配線の導体部である裸線や圧着端子を端子部に接続する際に、絶縁性や安全性が損なわれ、或いは、その確保のために導体部が端子部を突き抜けて外側にはみ出さないように接続作業などを適切に行うことが必要となる。従って、これらの欠点を解消するためには、上記した直交方向側の二面のうち一方の面に壁が立設されると共に、他方の面に開口が設けられていることが望ましい。
しかし、貫通端子台において、上記した直交方向側の二面のうち壁が立設される面が、上部本体部と下部本体部とで互いに同じ側であるものとすると、以下に示すことが想定される。具体的には、筐体に対する貫通端子台の取り付けが、端子部において開口が筐体の中央寄りに配置されかつ壁が筐体の外部側に配置されるように行われると、下部本体部の端子部の壁を筐体内壁に近接又は当接させることが可能となるため、筐体に対する貫通端子台の配置の自由度が増す一方で、上部本体部の端子部の開口が筐体中央寄りに向けて空くことになるため、その端子部の端子ネジへの外部配線の接続作業性が損なわれてしまう。また逆に、筐体に対する貫通端子台の取り付けが、端子部において壁が筐体の中央寄りに配置されかつ開口が筐体の外部側に配置されるように行われると、上部本体部の端子部の開口が筐体外部側に向けて空くことになるため、その端子部の端子ネジへの外部配線の接続作業性が良好となる一方、下部本体部の端子部の壁を筐体内壁に近接又は当接させることができないため、絶縁性確保のために配置が制約されてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、筐体内及び筐体外での絶縁性を確保しつつ、筐体に対する貫通端子台の配置の自由度を高めかつ外部配線の接続作業性を向上させることが可能な貫通端子台及び電気機器を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するためになされた本発明の貫通端子台は、壁によって一以上の端子部に区画される内部用基台部と、前記内部用基台部と対をなす、壁によって一以上の端子部に区画される外部用基台部と、を有する、絶縁性を有する基台と、前記基台に前記内部用基台部と前記外部用基台部との対応する端子部同士を繋ぐように取り付けられる一以上の導電金具と、前記内部用基台部及び前記外部用基台部の端子部ごとにそれぞれ配置される、前記導電金具に螺合される端子ネジと、を備える貫通端子台であって、前記内部用基台部は、第1の面において開放される開口と、前記第1の面と対向する第2の面に立設される壁と、を有すると共に、前記外部用基台部は、前記第1の面に立設される壁と、前記第2の面において開放される開口と、を有することを特徴とするものである。
この構成によれば、内部用基台部では、開口が開放される第1の面と対向する第2の面に壁が立設される。このため、貫通端子台を、その内部用基台部の壁が電気機器の筐体の内壁に当接又は近接して配置されるようにその筐体に取り付けてもその筐体内での絶縁性を確保することができ、筐体に対する貫通端子台の配置の自由度を高めることができる。また、外部用基台部では、上記の第2の面に開口が開放されかつ上記の第1の面に壁が立設される。すなわち、内部用基台部の開口が設けられる面と外部用基台部の開口が設けられる面とが互いに逆側であると共に、内部用基台部の壁が立設される面と外部用基台部の壁が立設される面とが互いに逆側である。このため、この貫通端子台を上記の如く第2の面の壁が電気機器の筐体の内壁に当接又は近接して配置されるようにその筐体に取り付けた場合、外部用基台部の端子部の開口が筐体外部側に向けて空くことでその端子部の端子ネジへの外部配線の接続作業性を向上させることができると共に、外部用基台部の端子部の開口から差し込まれた外部配線の裸線や圧着端子などの導体部が反対側の壁に規制されることでその導体部が端子部から突き抜けるのを防止することができ、筐体外での絶縁性を確保することができる。
また、本発明の電気機器は、電気回路と、前記電気回路が収容される筐体と、上記の貫通端子台と、を備え、前記貫通端子台は、前記内部用基台部の端子部が前記筐体の内部に収容されかつ前記外部用基台部の端子部が前記筐体の外部に露出するように、前記筐体に取り付けられると共に、前記内部用基台部の端子部に配置される前記端子ネジと前記電気回路とは、前記筐体の内部において接続されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、内部用基台部の端子部が筐体内部に収容されてその端子ネジと電気回路とが筐体内部において接続されていると共に、外部用基台部の端子部が筐体外部に露出しているため、電気機器の筐体内部において内部用基台部側の端子ネジを電気回路に接続させることができると共に、筐体外部において外部用基台部側の端子ネジを外部配線に接続させることができる。
更に、本発明の電気機器は、貫通端子台は、前記第1の面において開放される前記内部用基台部の開口が前記筐体の前記電気回路が配置される内部空間側に向き、かつ、前記第2の面に立設される前記内部用基台部の壁が前記筐体の何れかの内壁に当接又は近接するように、前記筐体に取り付けられることを特徴とするものである。
この構成によれば、貫通端子台の筐体への取り付けが、内部用基台部の開口が筐体の内部空間側に向き、かつ、内部用基台部の壁が筐体の内壁に当接又は近接するように行われるため、筐体内及び筐体外での絶縁性を確保しつつ、筐体に対する貫通端子台の配置の自由度を高めかつ外部配線の接続作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る貫通端子台及びその貫通端子台を備える電気機器を含む電気機器システムの構成図である。 本実施形態に係る貫通端子台の配線接続前の正面図である。 図2に示す貫通端子台の背面図である。 図2に示す貫通端子台の右側面図である。 図2に示す貫通端子台の左側面図である。 図2に示す貫通端子台の上面図である。 図2に示す貫通端子台の底面図である。 図2に示す貫通端子台のVIII−VIII断面図である。 本実施形態に係る貫通端子台の配線接続後の図8相当の断面図である。 本発明の変形例に係る貫通端子台の正面図である。 図10に示す貫通端子台の上面図である。 図10に示す貫通端子台の右側面図である。
以下、本発明に係る貫通端子台及び電気機器の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る電気機器システム10は、図1に示す如く、電気機器12と、外部機器14と、を備えている。電気機器12は、電気回路16と、筐体18と、を備えている。電気回路16は、例えばスイッチング素子や抵抗などの素子により構成されており、例えばプリント基板などに実装されていればよい。電気回路16は、箱型の筐体18内に収容されている。外部機器14は、筐体18の外側に設けられている。外部機器14は、例えば電気機器12の電気回路16を制御する制御回路や電気回路16に電力を供給する分電盤などである。電気回路16は、外部機器14と配線を介して接続されており、その外部機器14からの電気信号により制御される。
電気機器12は、貫通端子台20を備えている。貫通端子台20は、筐体18に取り付けられる端子台であって、筐体18内に収容される電気回路16と筐体18外に設けられる外部機器14とを接続させるための中継器である。貫通端子台20は、その両端で固定部材21を用いて筐体18に対して固定される。貫通端子台20は、固定部材21として、端部にある壁に設けられる突出した突起状のピンを有する。固定部材21は、黄銅等の金属からなるものであって、その基端側が貫通端子台20の本体の側面壁に埋設固定されかつその先端側がその側面壁から突出したものである。貫通端子台20は、固定部材21が筐体18の内壁やブラケット,プリント基板などに差し込まれること或いはその状態で半田付けされることにより筐体18に固定される。貫通端子台20は、絶縁性を有する基台22と、導電性を有する導電金具24と、を備えている。
基台22は、導電金具24が取り付けられる台座である。基台22は、絶縁性及び耐熱性を有する樹脂などにより構成されている。基台22の材質は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などである。基台22は、図2乃至図9に示す如く、2段に分かれており、一段目にある筐体18内の電気回路16側に対応する基台部26と、二段目にある筐体18外の外部機器14側に対応する基台部28と、を有している。以下、基台部26を内部用基台部26と、基台部28を外部用基台部28と、それぞれ称す。内部用基台部26と外部用基台部28とは、対をなしており、一体で構成されている。
内部用基台部26は、端子部30と、壁32と、を有しており、壁32によって一以上の端子部30に区画されている。端子部30は、導電金具24の一部が載置されるターミナル部であって、複数(各図においては3つ)設けられている。複数の端子部30は、一列に配列されており、壁32を隔てて区画されている。複数の端子部30が並ぶ方向(以下、左右方向Xとする。)は、内部用基台部26と外部用基台部28とが段をなす方向(以下、上下方向Zとする。)に対して直交している。
壁32は、各端子部30の周囲にある四面のうち二面それぞれに立設されている。壁32は、複数の端子部30が並ぶ左右方向Xに端子部30を挟むように複数(各図においては4つ)設けられている。以下、壁32を側面壁32と称し、また、適宜、側面壁32が設けられる面を左面及び右面と称す。側面壁32は、長手方向である左右方向X端にあるものを除いて、その側面壁32を挟んで左右方向Xに隣接する2つの端子部30にとって共用壁である。尚、側面壁32は、左右方向Xに隣接する2つの端子部30上に載置される導電金具24同士の絶縁性を確保するのに必要な厚さを有するものとすればよい。また、内部用基台部26の左右方向X端にある側面壁32は、強度などを確保するため、他の側面壁32の厚さよりも厚くてよい。
外部用基台部28は、端子部34と、壁36と、を有しており、壁36によって一以上の端子部34に区画されている。端子部34は、導電金具24の一部が載置されるターミナル部であって、内部用基台部26の端子部30の数と同数の複数設けられている。端子部30と端子部34とは、一対一で対をなしている。複数の端子部34は、一列に配列されており、壁36を隔てて区画されている。複数の端子部34が並ぶ左右方向Xは、内部用基台部26と外部用基台部28とが段をなす上下方向Zに対して直交している。
壁36は、各端子部34の周囲にある四面のうち二面それぞれに立設されている。壁36は、複数の端子部34が並ぶ左右方向Xに端子部34を挟むように内部用基台部26の側面壁32の数と同数の複数設けられている。以下、壁36を側面壁36と称し、また、適宜、側面壁36が設けられる面を左面及び右面と称す。側面壁36は、長手方向である左右方向X端にあるものを除いて、その側面壁36を挟んで左右方向Xに隣接する2つの端子部34にとって共用壁である。尚、側面壁36は、左右方向Xに隣接する2つの端子部34上に載置される導電金具24同士の絶縁性を確保するのに必要な厚さを有するものとすればよい。また、外部用基台部28の左右方向X端にある側面壁36は、強度などを確保するため、他の側面壁36の厚さよりも厚くてよい。また、側面壁36は、側面壁32と一体で構成され、側面壁32と兼用されるものであればよい。
基台22は、内部用基台部26の端子部30が筐体18の内部に収容されかつ外部用基台部28の端子部34が筐体18の外部に露出するように、筐体18に取り付けられる。基台22は、また、内部用基台部26の端子部30と外部用基台部28の端子部34との間を貫通する貫通孔38を有している。貫通孔38は、対をなす端子部30,34ごとに設けられており、基台22に複数設けられている。貫通孔38は、矩形状に形成された断面を有し、導電金具24の一部が挿入可能となるように形成されている。
導電金具24は、基台22に取り付けられる導電体である。導電金具24は、貫通導体40と、端子ネジ42,44と、を有している。貫通導体40は、端子部30側の端子ネジ42と端子部34側の端子ネジ44とを接続させるものである。端子ネジ42は、螺合により電気回路16からの配線60と貫通導体40とを接続させて固定するものである。端子ネジ44は、螺合により外部機器14からの配線68と貫通導体40とを接続させて固定するものである。
貫通導体40は、内部用基台部26と外部用基台部28との対応する端子部30,34同士を一対一で繋ぐように貫通孔38に挿入されて基台22に取り付けられている。貫通導体40は、対をなす端子部30,34ごとに設けられており、内部用基台部26の端子部30の数(又は、これと同数の外部用基台部28の端子部34の数)と同数だけ設けられている。貫通導体40は、黄銅などの金属により構成されている。
各貫通導体40は、金属の導電板を側面視コの字状又は角張ったC字状に加工したものである。各貫通導体40は、端子ネジ42,44に対応する座部46,48を有している。座部46,48は、貫通孔38の両端にある端子部30,34に露出するように形成されている。座部46,48は、内面に雌ネジが形成された円形の貫通孔50,52を有している。
端子ネジ42は、内部用基台部26の端子部30ごとに配置されるネジである。以下、端子ネジ42を内部用端子ネジ42と称す。内部用端子ネジ42は、内部用基台部26の端子部30の数と同数だけ設けられている。各内部用端子ネジ42は、一の端子部30の大きさに嵌るのに必要な大きさを有している。内部用端子ネジ42は、鉄などの金属により構成されている。
各内部用端子ネジ42は、雄ネジが形成されたネジ本体54と、スプリングワッシャー56と、座金58と、から構成されている。ネジ本体54の雄ネジは、貫通導体40の座部46の貫通孔50の雌ネジに合致する形状を有している。各内部用端子ネジ42は、ネジ本体54の雄ネジと貫通導体40の座部46の貫通孔50の雌ネジとが嵌め合うことにより、対応する貫通導体40に螺合される。内部用端子ネジ42及び貫通導体40は、筐体18内の電気回路16に配線60を介して接続されている。以下、配線60を内部配線60と称す。
端子ネジ44は、外部用基台部28の端子部34ごとに配置されるネジである。尚、端子ネジ44は、上記の内部用端子ネジ42と同一の形状を有するものであればよい。以下、端子ネジ44を外部用端子ネジ44と称す。外部用端子ネジ44は、外部用基台部28の端子部34の数と同数だけ設けられている。各外部用端子ネジ44は、一の端子部34の大きさに嵌るのに必要な大きさを有している。外部用端子ネジ44は、鉄などの金属により構成されている。
各外部用端子ネジ44は、内部用端子ネジ42と同様に、雄ネジが形成されたネジ本体62と、スプリングワッシャー64と、座金66と、から構成されている。ネジ本体62の雄ネジは、貫通導体40の座部48の貫通孔52の雌ネジに合致する形状を有している。各外部用端子ネジ44は、ネジ本体62の雄ネジと貫通導体40の座部48の貫通孔52の雌ネジとが嵌め合うことにより、対応する貫通導体40に螺合される。外部用端子ネジ44は、筐体18外の外部機器14に配線68を介して接続されている。以下、配線68を外部配線68と称す。
尚、端子ネジ42,44は、スプリングワッシャー56,64及び座金58,66を有するものとし、内部用端子ネジ42と貫通導体40との螺合及び外部用端子ネジ44と貫通導体40との螺合は、スプリングワッシャー56,64や座金58,66を挟んで行うものとしている。しかし、端子ネジ42,44がスプリングワッシャー56,64及び座金58,66を有しないものとし、上記の螺合がスプリングワッシャー56,64や座金58,66を挟むことなくネジ本体54,62と貫通導体40とを直接に接続させて行うこととしてもよい。また、座金58,66は、図6及び図7に示す如く、角張った角座金であってもよいが、円形の座金であってもよい。
また、上記した基台22において、内部用基台部26は、開口70と、壁72と、を有している。開口70は、内部用基台部26の各端子部30の周囲にある四面のうちの一面において開放されたものである。具体的には、開口70は、端子部30の中心側から見て他の端子部30と隣接する隣接方向(すなわち、左右方向X)とは90°異なる直交方向(すなわち、前後方向Y)にある対向する二面のうちの一方の面において開放されている。
以下、基台22において内部用基台部26の開口70が設けられる一方の面を前面と称す。この前面は、貫通端子台20が筐体18に取り付けられた際に、その筐体18の外寄りに位置する面に対向する中央寄りに位置する面である。開口70は、左右方向Xに並んだすべての端子部30に対して同じ前後方向Y側の一面に設けられている。開口70は、端子部30に配置される内部用端子ネジ42との内部配線60の接続或いは取り外しを行い易くする役割やその内部配線60を筐体18内で取り回しし易くする役割などを有している。
壁72は、端子部30の中心側から見て他の端子部30と隣接する隣接方向(すなわち、左右方向X)とは90°異なる直交方向(すなわち、前後方向Y)にある対向する二面のうちの他方の面に、すなわち、開口70が設けられた前面に対向する一面に立設されている。壁72の高さは、側面壁32の高さとほぼ一致していてもよいが、異なっていてもよい。壁72は、左右方向Xに並んだすべての端子部30に対して同じ前後方向Y側の一面に設けられている。以下、適宜、基台22において内部用基台部26の壁72が立設される他方の面を背面と称し、また、その壁72を背面壁72と称す。この背面は、貫通端子台20が筐体18に取り付けられた際に、その筐体18の中央寄りに位置する上記前面に対向する外寄りに位置する面である。
内部用基台部26は、各端子部30に対して三方(具体的には、左面と右面と背面との三面)それぞれに立設される壁32,72を有している。背面壁72は、端子部30に配置された内部用端子ネジ42に接続された、筐体18内の電気回路16からの内部配線60(特にその裸線部)が背面側から外部に飛び出すのを防止する役割などを有している。尚、背面壁72は、内部配線60の絶縁性や基台22の強度などを確保するのに必要な厚さを有するものとすればよい。
更に、外部用基台部28は、開口74と、壁76と、を有している。開口74は、外部用基台部28の各端子部34の周囲にある四面のうちの一面において開放されたものである。具体的には、開口74は、端子部34の中心側から見て前後方向Yにある対向する二面のうちの一面(具体的には、内部用基台部26の背面壁72が設けられた背面)において開放されている。開口74は、左右方向Xに並んだすべての端子部34に対して同じ前後方向Y側の一面に設けられている。開口74は、端子部34に配置される外部用端子ネジ44との外部配線68の接続或いは取り外しを行い易くする役割やその外部配線68を筐体18外で取り回しし易くする役割などを有している。
壁76は、端子部34の中心側から見て前後方向Yにある対向する二面のうちの一面(具体的には、内部用基台部26の開口70が設けられた前面)に立設されている。壁76の高さは、側面壁36の高さとほぼ一致していてもよいが、異なっていてもよい。壁76は、左右方向Xに並んだすべての端子部34に対して同じ前後方向Y側の一面に設けられている。以下、壁76を前面壁76と称す。
外部用基台部28は、各端子部34に対して三方(具体的には、左面と右面と前面との三面)それぞれに立設される壁36,76を有している。前面壁76は、端子部34に配置された外部用端子ネジ44に接続された、筐体18外の外部機器14からの外部配線68(特にその裸線部)が前面側から外部に飛び出すのを防止する役割などを有している。尚、前面壁76は、外部配線68の絶縁性や基台22の強度などを確保するのに必要な厚さを有するものとすればよい。
このように貫通端子台20の基台22においては、内部用基台部26が、前面において開放される開口70と、背面に立設される背面壁72と、を有すると共に、外部用基台部28が、前面に立設される前面壁76と、背面において開放される開口74と、を有する。すなわち、内部用基台部26の開口70が設けられる面と外部用基台部28の開口74が設けられる面とが互いに逆側であると共に、内部用基台部26の壁72が立設される面と外部用基台部28の壁76が立設される面とが互いに逆側である。
かかる構造においては、内部用基台部26に背面壁72が立設されていることで、内部用基台部26の開口70から差し込まれる内部配線60の裸線や圧着端子などの導体部が背面壁72に規制されるので、その導体部が端子部30から突き抜けるのを防止することができ、内部配線60及び内部用端子ネジ42の、他の金属導体との絶縁性を確保することができる。また、外部用基台部28に前面壁76が立設されていることで、外部用基台部28の開口74から差し込まれる外部配線68の裸線や圧着端子などの導体部が前面壁76に規制されるので、その導体部が端子部34から突き抜けるのを防止することができ、外部配線68及び外部用端子ネジ44の、他の金属導体との絶縁性を確保することができる。
また、上記の構造においては、配線60,68と金属導体との絶縁性を損なうことなく、貫通端子台20を、電気機器12の筐体18にその筐体18の角部に沿うように取り付けることができる。具体的には、貫通端子台20の筐体18への取り付けを、筐体18内の内部用基台部26の開口70が筐体18内においてその筐体18の中央側ひいては電気回路16が配置される内部空間側に向き、かつ、その背面壁72が筐体18の何れかの内壁に当接又は近接して、筐体18の角部において筐体18外の外部用基台部28の開口74が筐体18に対して筐体18の外部側に向くように行うことができる。
かかる貫通端子台20の取り付け位置によれば、筐体18内での絶縁性を確保しつつ、筐体18に対する貫通端子台20の配置の自由度を高めることができる。また、筐体18内で電気回路16から延びる内部配線60を、貫通端子台20の内部用基台部26の端子部30に配置されている内部用端子ネジ42及び貫通導体40に接続させるのに、筐体18の内壁に沿うように大きく迂回させて配策することは不要であって、筐体18内で内部用端子ネジ42及び貫通導体40に直線状に接続させることができる。このため、筐体18内での内部配線60の取り回しを容易にすると共に、その内部配線60の配線長を短くすることができる。
また、上記した貫通端子台20の取り付け位置によれば、外部用基台部28の端子部34の開口74が筐体18の中央寄りに向けて空くことなくその筐体18の外部側に向けて空くこととなる。この構造によれば、筐体18外で外部機器14から延びる外部配線68を、貫通端子台20の外部用基台部28の端子部34に配置されている外部用端子ネジ44及び貫通導体40に接続させるのに、筐体18の外壁表面に沿って跨ぐように配策させることは不要であるので、その外部配線68の外部用端子ネジ44への取り付け作業時やその外部用端子ネジ44からの取り外し作業時に作業者の手が筐体18の表面に接触し易くなるのを防止することができると共に、外部配線68が無駄に長くなるのを防止することができる。このため、筐体18外の外部配線68の接続作業性を向上させることができると共に、その外部配線68の配線長を短くすることができる。
従って、本実施形態の貫通端子台20及びその貫通端子台20を備える電気機器12によれば、導電金具24の端子ネジ42,44や貫通導体40及び配線60,68の、筐体18内及び筐体18外での絶縁性を確保しつつ、筐体18に対する貫通端子台20の配置の自由度を高めかつ外部配線68の接続作業性を向上させることができる。
ところで、上記の実施形態においては、基台22において内部用基台部26の開口70が設けられる前面が特許請求の範囲に記載した「第1の面」に、基台22において内部用基台部26の壁72が立設される背面が特許請求の範囲に記載した「第2の面」に、それぞれ相当している。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の貫通端子台20は、壁32によって一以上の端子部30に区画される内部用基台部26と、内部用基台部26と対をなす、壁36によって一以上の端子部34に区画される外部用基台部28と、を有する、絶縁性を有する基台22と、基台22に内部用基台部26と外部用基台部28との対応する端子部30,34同士を繋ぐように取り付けられる一以上の貫通導体40と、内部用基台部26及び外部用基台部28の端子部30,34ごとにそれぞれ配置される、貫通導体40に螺合される端子ネジ42,44と、を備える貫通端子台であって、内部用基台部26が、第1の面において開放される開口70と、第1の面と対向する第2の面に立設される壁72と、を有すると共に、外部用基台部28が、第1の面に立設される壁76と、第2の面において開放される開口74と、を有することを特徴とするものである。
この構成によれば、内部用基台部26では、開口70が開放される第1の面と対向する第2の面に壁72が立設される。このため、貫通端子台20を、その内部用基台部26の壁72が電気機器12の筐体18の内壁に当接又は近接して配置されるようにその筐体18に取り付けても、その筐体18内での絶縁性を確保することができ、筐体18に対する貫通端子台20の配置の自由度を高めることができる。また、外部用基台部28では、上記の第2の面に開口74が開放されかつ上記の第1の面に壁76が立設される。すなわち、内部用基台部26の開口70が設けられる面と外部用基台部28の開口74が設けられる面とが互いに逆側であると共に、内部用基台部26の壁72が立設される面と外部用基台部28の壁76が立設される面とが互いに逆側である。このため、貫通端子台20を上記の如く第2の面の壁72が電気機器12の筐体18の内壁に当接又は近接して配置されるようにその筐体18に取り付けた場合、外部用基台部28の端子部34の開口74が筐体18外部側に向けて空くことでその端子部34の端子ネジ44への外部配線68の接続作業性を向上させることができると共に、外部用基台部28の端子部34の開口74から差し込まれた外部配線68の裸線や圧着端子などの導体部が壁76に規制されることでその導体部が端子部34から突き抜けるのを防止することができ、筐体18外での絶縁性を確保することができる。
また、貫通端子台20は、内部用基台部26及び外部用基台部28が、各端子部30,34に対して三方それぞれに立設される壁32,36,72,76を有することを特徴とするものである。
この構成によれば、各端子部30,34に対して三方それぞれに壁が立設されるため、開口70,74から差し込まれた配線60,68の導体部の、他の金属導体との絶縁性を確保することができる。
また、貫通端子台20は、内部用基台部26が複数の端子部30に区画され、外部用基台部28が複数の端子部34に区画されると共に、内部用基台部26の端子部30及び外部用基台部28の端子部34がそれぞれ、第1の面を前面としかつ第2の面を背面としたとき、左右方向に配列されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、内部用基台部26の開口70が前面において開放されかつその壁72が背面に立設され、外部用基台部28の壁76が前面に立設されかつその開口74が背面において開放されると共に、内部用基台部26及び外部用基台部28それぞれの端子部30,34が左右方向Xに配列されるため、筐体18内において内部用基台部26の各端子部30に対して前面側から内部配線60を接続させることができると共に、筐体18外において外部用基台部28の各端子部34に対して背面側から外部配線68を接続させることができる。
また、貫通端子台20は、基台22の左右方向端にある壁の少なくとも一方に固定部材21としての突起状のピンが設けられることを特徴とするものである。この構成によれば、貫通端子台20を固定部材21を介して筐体18に固定することができる。
また、電気機器12は、電気回路16と、電気回路16が収容される筐体18と、貫通端子台20と、を備え、貫通端子台20が、内部用基台部26の端子部30が筐体18の内部に収容されかつ外部用基台部28の端子部34が筐体18の外部に露出するように、筐体18に取り付けられると共に、内部用基台部26の端子部30に配置される端子ネジ42と電気回路16とが、筐体18の内部において接続されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、内部用基台部26の端子部30が筐体18内部に収容されてその端子ネジ42と電気回路16とが筐体18内部において接続されていると共に、外部用基台部28の端子部34が筐体18外部に露出しているため、電気機器12の筐体18内部において内部用基台部26側の端子ネジ42を電気回路16に接続させることができると共に、筐体18外部において外部用基台部28側の端子ネジ44を外部配線68に接続させることができる。
また、電気機器12は、貫通端子台20が、第1の面において開放される内部用基台部26の開口70が筐体18の電気回路16が配置される内部空間側に向き、かつ、第2の面に立設される内部用基台部26の壁72が筐体18の何れかの内壁に当接又は近接するように、筐体18に取り付けられることを特徴とするものである。
この構成によれば、貫通端子台20の筐体18への取り付けが、内部用基台部26の開口70が筐体18の内部空間側に向き、かつ、内部用基台部26の壁72が筐体18の内壁に当接又は近接するように行われるため、筐体18内及び筐体18外での絶縁性を確保しつつ、筐体18に対する貫通端子台20の配置の自由度を高めかつ外部配線68の接続作業性を向上させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、上記の実施形態においては、筐体18内において電気回路16と貫通端子台20の内部用基台部26の各端子部30に配置される内部用端子ネジ42とを内部配線60により接続するものとした。しかし、内部配線60は、電線を用いることに限らず、銅からなるバスバーを用いることとしてもよい。
また、上記の実施形態においては、貫通端子台20を筐体18に固定する固定部材21として、基台22の左右方向X端にある壁表面に突出するピンを用いることとした。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、固定部材21は、例えば、ネジや、ボルトとナットなどであってもよい。例えば、図10乃至図12に示す如く、固定部材21として、基台22の左右方向Xの両側に外方に向けて突設される、取付孔80,82が空いた取付部84,86を設ける。そして、その貫通端子台20を、取付孔80,82に挿入されるネジにより又は取付孔80,82に挿入されるボルトとナットとにより筐体18に締結する。かかる変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。
すなわち、この変形例において、貫通端子台20は、基台22が、左右両側のうち少なくとも一方側に突設される、取付孔80,82が空いた取付部84,86を有することを特徴とするものである。この構成によれば、貫通端子台20を、基台22の取付部84,86の取付孔80,82に挿入されるボルトなどを介して筐体18に固定することができる。
また、上記の実施形態においては、固定部材21を図2及び図3に示す如く基台22の左右方向X端の両側のうち一方のみに設けるものとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、固定部材21を、基台22の左右方向X端の両側のうち少なくとも一方に設けられるものとすればよく、両方に設けられるものとしてもよい。
また、上記の実施形態においては、基台22に設けた貫通孔38を、矩形状に形成された断面を有するものとし、貫通導体40を金属の導電板を側面視コの字状又は角張ったC字状に加工したものとした。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、貫通孔38を円形断面を有するものとし、貫通導体40を円筒状に形成されるものとしてもよい。
更に、上記の実施形態においては、内部用基台部26の端子部30を複数設けると共に、外部用基台部28の端子部34を複数設けるものとした。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、それらの端子部30,34をそれぞれ一以上ずつ設けるものとすればよい。
12 電気機器
14 外部機器
16 電気回路
18 筐体
20 貫通端子台
22 基台
24 導電金具
26 内部用基台部
28 外部用基台部
30,34 端子部
32,36 側面壁
38 貫通孔
40 貫通導体
42 内部用端子ネジ
44 外部用端子ネジ
60 内部配線
68 外部配線
70,74 開口
72 背面壁
76 前面壁

Claims (7)

  1. 壁(32)によって一以上の端子部(30)に区画される内部用基台部(26)と、前記内部用基台部(26)と対をなす、壁(36)によって一以上の端子部(34)に区画される外部用基台部(28)と、を有する、絶縁性を有する基台(22)と、
    前記基台(22)に前記内部用基台部(26)と前記外部用基台部(28)との対応する端子部(30,34)同士を繋ぐように取り付けられる一以上の貫通導体(40)と、
    前記内部用基台部(26)及び前記外部用基台部(28)の端子部(30,34)ごとにそれぞれ配置される、前記貫通導体(40)に螺合される端子ネジ(42,44)と、
    を備える貫通端子台(20)であって、
    前記内部用基台部(26)は、第1の面において開放される開口(70)と、前記第1の面と対向する第2の面に立設される壁(72)と、を有すると共に、
    前記外部用基台部(28)は、前記第1の面に立設される壁(76)と、前記第2の面において開放される開口(74)と、を有することを特徴とする貫通端子台。
  2. 前記内部用基台部(26)及び前記外部用基台部(28)は、各端子部(30,34)に対して三方それぞれに立設される壁(32,36,72,76)を有することを特徴とする請求項1記載の貫通端子台。
  3. 前記内部用基台部(26)が複数の端子部(30)に区画され、
    前記外部用基台部(28)が複数の端子部(34)に区画されると共に、
    前記内部用基台部(26)の端子部(30)及び前記外部用基台部(28)の端子部(34)はそれぞれ、前記第1の面を前面としかつ前記第2の面を背面としたとき、左右方向に配列されていることを特徴とする請求項1又は2記載の貫通端子台。
  4. 前記基台(22)の左右方向端にある壁の少なくとも一方に固定用突起部(21)が設けられることを特徴とする請求項3記載の貫通端子台。
  5. 前記基台(22)は、左右両側のうち少なくとも一方側に突設される、取付孔(80,82)が空いた取付部(84,86)を有することを特徴とする請求項3記載の貫通端子台。
  6. 電気回路(16)と、
    前記電気回路(16)が収容される筐体(18)と、
    請求項1乃至5の何れか一項記載の貫通端子台(20)と、
    を備え、
    前記貫通端子台(20)は、前記内部用基台部(26)の端子部(30)が前記筐体(18)の内部に収容されかつ前記外部用基台部(28)の端子部(34)が前記筐体(18)の外部に露出するように、前記筐体(18)に取り付けられると共に、
    前記内部用基台部(26)の端子部(30)に配置される前記端子ネジ(42)と前記電気回路(16)とは、前記筐体(18)の内部において接続されていることを特徴とする電気機器。
  7. 前記貫通端子台(20)は、前記第1の面において開放される前記内部用基台部(26)の開口(70)が前記筐体(18)の前記電気回路(16)が配置される内部空間側に向き、かつ、前記第2の面に立設される前記内部用基台部(26)の壁(72)が前記筐体(18)の何れかの内壁に当接又は近接するように、前記筐体(18)に取り付けられることを特徴とする請求項6記載の電気機器。
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