JP2000008636A - エレベータ式駐車設備 - Google Patents
エレベータ式駐車設備Info
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract
り収容台数を1台増加することができるエレベータ式駐
車設備を提供する。 【解決手段】 入庫時には台車38が自動車35をパレ
ット3ごと1階の奥の駐車スペース34まで走行し、格
納棚に移載する。駐車スペース34の格納棚に収容され
た自動車を出庫する時は、台車38が格納棚の自動車3
5をパレット3ごと受け取り、ターンテーブル39上ま
で走行した後、ターンテーブル39が台車38の貫通穴
40を通ってパレット3ごと自動車35を押し上げた状
態で180度旋回させることにより、台車38自体を旋
回させずに自動車35の向きを反転させる。この結果運
転者は従来の位置で乗降でき、かつ前進入出庫すること
ができるので1階奥の駐車スペース34を利用するのが
容易となる。
Description
設備に関する。
らによって提案されたエレベータ式駐車設備の説明図で
あり、図3(a)は1階平面図を示し、図3(b)は2
階平面図を示し、図3(c)は3階以上の階層の平面図
を示している。
(図の下側)には自動車の向きを180度旋回させるタ
ーンテーブル(破線)2が設けられ、1階中央部には自
動車を搬送するためのパレット3が配置されている。パ
レット3の両側(図では左右)には2基の補助リフタ
4、5が設けられており、1階と2階(待機階層)との
間でパレット3を自動車ごと昇降させるようになってい
る。補助リフタ4、5には横送り装置(図示せず)が設
けられており、自動車をパレット3ごと矢印6、7方向
に移動させるようになっている。1階奥の左側の部屋は
消火剤ボンベが多数収容されたボンベ室8であり、1階
奥の右側の部屋は制御装置等が収容された電気室9であ
る。中央のフロアと入口フロア1との間はドア10及び
壁で仕切られている(図3(a))。
トごと最上階層まで昇降させる自動車用エレベータ(以
下「エレベータ」という)11〜13が前後(図では上
下)方向に三縦列した状態で設けられており、中央のエ
レベータ12の両側の補助リフタ4、5の前後(待機階
層の四隅)には自動車を載置したパレットを一時的に待
機させる待機棚14〜17が4台設けられている。補助
リフタ4、5と待機棚14〜17との間には、パレット
を矢印18〜27方向に移載させる横送り装置と縦送り
装置(図示せず)がそれぞれ設けられている(図3
(b))。
タ11〜13の両側に自動車格納棚28〜33がそれぞ
れ設けられている。すなわち、3階以上の各階には自動
車を6台ずつ収容できるようになっている(図3
(c))。
11〜13のエレベータケージは、2階の待機階層で自
動車をやりとりし、さらに2階の待機階層と入出庫部が
ある1階の入出庫階層との間で自動車のやりとりを行う
ようになっている。
ンベ室8と電気室9との間には破線で示す駐車スペース
34があり、この駐車スペース34にも1台の自動車を
収容することができる。この場合、入庫させるには台車
でパレットごと自動車を奥まで移動させるか或いはパレ
ット3の位置から奥まで走行させる必要があり、出庫さ
せるには運転手が奥まで歩行して乗車する必要がある。
この場合、運転者の乗降スペースや通路が必要となる。
また、台車にはモータやケーブル等があるため旋回させ
るのが困難であり、通常は出庫時は後退出庫となるので
出庫に時間がかかる。そのため、1階奥の駐車スペース
34を利用しにくいという問題があった。
し、入出庫時の運転者の負担を軽くすることにより収容
台数を1台増加することができるエレベータ式駐車設備
を提供することにある。
に本発明は、複数段で複数列の自動車格納棚と、自動車
格納棚に隣接して設けられパレットに搭載された自動車
を昇降させる自動車用エレベータと、自動車用エレベー
タの近傍に設けられパレットごと自動車を移動させて自
動車格納棚に収容する移載装置とを有するエレベータ式
駐車設備であって、中央に貫通穴が形成されると共にパ
レットごと自動車を自動車用エレベータの入口前から奥
の駐車スペースまで運搬する入出庫台車と、自動車用エ
レベータの入口前に設けられ、入出庫台車が自動車用エ
レベータの入口前に待機しているときに貫通穴を通して
パレットを自動車ごと押し上げた後旋回させることによ
り自動車の向きを変える昇降式ターンテーブルとを備え
たものである。
のパレットまで前進入庫させて停止して降車した後、パ
レット上の自動車ごと台車が1階の奥の駐車スペースま
で走行し、格納棚に移載することにより入庫が完了す
る。1階の奥の格納棚に収容された自動車を出庫する時
は、台車が1階奥の格納棚の自動車をパレットごと受け
取りターンテーブル上まで走行し停止した後、昇降式タ
ーンテーブルが台車の貫通穴を通ってパレットごと自動
車を押し上げて180度旋回させることにより、台車自
体を旋回させずに自動車の向きを反転させることができ
る。自動車の向きが反転した後、昇降式ターンテーブル
を降下させて台車上にパレットを戻すことにより、運転
者は1階の奥まで行くことなく従来の位置で乗降できパ
レット上の自動車に乗車して前進出庫することができ
る。この結果、1階奥の駐車スペースを利用するのが容
易となる。
図面に基づいて詳述する。
実施の形態を示す部分側面図である。図2は図1に示し
たエレベータ式駐車設備の1階平面図である。
各階層は前述した従来例と同様の構造となっているので
省略する。また、図3に示した従来例と同様の部材には
共通の符号を用いた。
ア1にはターンテーブル2(図3参照)は無いが、少な
くとも1台の自動車35が待機できる駐車スペースが確
保されているのが好ましい。1階の中央には、パレット
3を載置した状態で前後(矢印36、37方向)に移動
自在な入出庫台車(以下「台車」という)38が配置さ
れている。台車38の両側(図では左右)には2基の補
助リフタ4、5が設けられており、1階と2階(待機階
層)との間でパレット3を自動車35ごと昇降させるこ
とができるようになっている。1階中央のフロアの床に
は昇降式ターンテーブル(以下「ターンテーブル」とい
う)39が設けられている。ターンテーブル39は、通
常は台車38の走行に影響がないように床下に収納され
ている。ターンテーブル39の外径は台車38の幅より
小さく形成されている。
車スペース34にはパレット3ごと自動車35を受け渡
しできる移載装置と自動車格納棚(図示せず)とが設け
られている。
タの駆動で前後(矢印36、37方向)に移動できるよ
うになっている。台車38の中央には円形の貫通穴40
が形成されている。貫通穴40の内径は、ターンテーブ
ル39の外径よりわずかに大きく形成されている。この
中抜きの台車38上に載置されるパレット3は台車38
と略同じサイズに設定されている。ターンテーブル39
は、パレット3ごと自動車35を押し上げた状態で矢印
41方向に旋回させることができるようになっている
(旋回方向は矢印41方向に限定されない)。破線42
はパレット3を旋回させたときの角部の軌跡であり、パ
レット3を旋回してもボンベ室8、電気室9及びドア1
0のいずれにも接触しないようになっている。
上に載置されているため、自動車35と1階中央部の床
との間が高くなっているので、1階の入口フロア1の床
とパレット3との間に段差が生じないように、1階中央
のフロアの床が入口フロア1より低く形成されており、
かつ運転手らが乗降時に落下しないように、台車38の
両側には運転者の歩行用通路(図示せず)が形成されて
いる。
スペースに駐車させる場合の動作について図1及び図2
を参照して説明する。
に示す位置(ドア10付近)で待機しており、操作者が
スイッチ43を操作するとドア10が開き、運転者が自
動車35をパレット3まで前進入庫させて停止して降車
すると、操作者がスイッチ43を操作してドア10が閉
まる。台車38はパレット3ごと自動車35を1階の奥
の駐車スペース34まで矢印37方向に移載する。台車
38が駐車スペース34に到達するとパレット3ごと自
動車格納庫に格納し、元の位置まで矢印36方向に移動
し移載装置によりパレットを台車38の上に載置するこ
とにより入庫動作が完了する。
自動車35を出庫する時は、操作者がスイッチ43を操
作すると、台車38にパレットが搭載されている場合は
移載装置により一時的に昇降リフト4(5)にパレット
をわたした後1階奥の自動車格納棚まで矢印37方向に
走行し、台車38にパレットが搭載されていない場合は
そのまま1階奥の自動車格納棚まで矢印37方向に走行
し、移載装置によりパレット3ごと自動車35を受け取
り、元の位置まで矢印37方向に走行する。台車38が
元の位置に到着すると、ターンテーブル39が矢印44
方向に上昇して台車38の貫通穴40を通過し、パレッ
ト3ごと自動車35を上昇させる。台車38とパレット
3とが離れた状態で矢印41方向に180度旋回させる
ことにより、台車38自体を旋回させずに自動車35の
向きを反転させることができる。ターンテーブル39を
矢印45方向に降下させて台車38上にパレット3が戻
ることにより自動車35の方向反転が終了する。自動車
35の方向反転が終了すると、ドア10が開き、運転者
は1階の奥の駐車スペース34まで行くことなく1階中
央、すなわち従来の乗降位置で乗車することができ、し
かも前進出庫することができる。
収容された自動車を出庫するときも自動車をパレットご
とターンテーブルで180度旋回させることにより前進
出庫することができる。また、本実施の形態では3階か
ら最上階までの自動車収納棚の数が6台の場合で説明し
たが、これに限定されるものではない。
な優れた効果を発揮する。
トをターンテーブルで自動車ごと押し上げて旋回させる
ことにより、自動車の向きを変えることができるので、
1階奥の駐車スペースに自動車を駐車させることが容易
となり、その結果、入出庫時の運転者の負担が軽くなっ
て収容台数を1台増加することができるエレベータ式駐
車設備の提供を実現することができる。
を示す部分側面図である。
図である。
提案されたエレベータ式駐車設備の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数段で複数列の自動車格納棚と、該自
動車格納棚に隣接して設けられパレットに搭載された自
動車を昇降させる自動車用エレベータと、該自動車用エ
レベータの近傍に設けられパレットごと自動車を移動さ
せて上記自動車格納棚に収容する移載装置とを有するエ
レベータ式駐車設備であって、中央に貫通穴が形成され
ると共にパレットごと自動車を上記自動車用エレベータ
の入口前から奥の駐車スペースまで運搬する入出庫台車
と、上記自動車用エレベータの入口前に設けられ、上記
入出庫台車が上記自動車用エレベータの入口前に待機し
ているときに上記貫通穴を通して上記パレットを自動車
ごと押し上げた後旋回させることにより上記自動車の向
きを変える昇降式ターンテーブルとを備えたことを特徴
とするエレベータ式駐車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17143998A JP3936072B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | エレベータ式駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17143998A JP3936072B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | エレベータ式駐車設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000008636A true JP2000008636A (ja) | 2000-01-11 |
JP3936072B2 JP3936072B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=15923152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17143998A Expired - Fee Related JP3936072B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | エレベータ式駐車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3936072B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-18 JP JP17143998A patent/JP3936072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3936072B2 (ja) | 2007-06-27 |
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