JP2001254529A - 3縦列型昇降式駐車装置 - Google Patents

3縦列型昇降式駐車装置

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JP2001254529A
JP2001254529A JP2000069782A JP2000069782A JP2001254529A JP 2001254529 A JP2001254529 A JP 2001254529A JP 2000069782 A JP2000069782 A JP 2000069782A JP 2000069782 A JP2000069782 A JP 2000069782A JP 2001254529 A JP2001254529 A JP 2001254529A
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parking
space
entrance
auxiliary
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JP2000069782A
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Setsuo Matsunuma
世津雄 松沼
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IHI Corp
IHI Transport Machinery Co Ltd
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IHI Corp
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車を入庫又は出庫させる際に、運転者が
昇降式駐車装置の奥まで行く必要がなく、運転者と乗員
が共に手前側の駐車装置において、自動車に容易かつ迅
速に乗降車する。 【解決手段】 縦方向に縦列された手前側A、中央B、奥
側Cの3基の昇降式駐車装置から成り、各昇降式駐車装置
はパレット横送り装置7を内蔵し、昇降路2内を昇降する
主リフト3と、3階以上の昇降路2を挟んで多段に設けら
れた駐車棚4とを備え、主リフト3と各駐車棚4との間で
パレット5に載せた自動車6を幅方向に横送りして受け渡
しする3縦列型昇降式駐車装置であって、1階部分は、手
前側Aが入出庫スペース10になり、中央Bの主リフト3の
下部が補助入出庫スペース9になり、2階部分には、昇降
路2を挟んで両側の手前側Aと自動車6を奥側Cにパレット
縦送り装置20をそれぞれ配置し、補助入出庫スペース9
と入出庫スペース10間に、この間を往復移動する移動台
車25を設け、パレット5を載せると共に、パレット横送
り装置27を内蔵したターンテーブル28を装備した横行旋
回装置24を、移動台車25上に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、昇降式駐車装置
を縦方向に3列に並べた3縦列型昇降式駐車装置に係
り、特にパレットに載せた自動車へ運転者が迅速かつ安
全に乗降することができる3縦列型昇降式駐車装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建屋内に形成した上下方向の
昇降路内を昇降する主リフトと、この昇降路に沿ってそ
の両側に多段に設けられた駐車棚とを有し、主リフトに
よりパレットを介して自動車を搬送し、各駐車棚に格納
する昇降式駐車装置が提案されている。この昇降式駐車
装置の駐車台数を増加するため、縦方向(自動車の長手
方向)に複数並べて配置する縦列型昇降式駐車装置があ
る。
【0003】例えば、A棟、B棟、C棟から成る3縦列
型の昇降式駐車装置では、図5の1階平面図に示すよう
に、その中央のB棟の1階部分には、自動車の入出庫口
扉8を有する、運転手等が自動車に乗降車するためのス
ペースとなる入出庫スペースbが設けられている。ま
た、B棟の手前側(この図で左側)はA棟の駐車装置で
あり、1階部分は全面が前面空地aになっており、そこ
にはターンテーブル11が設けられている。このターン
テーブル11により出庫の際に、自動車の向きを変える
ようになっている。
【0004】自動車を入庫又は出庫させるときは、一階
の入出庫スペースbの両側に設けた補助リフト13を1
階と2階との間を昇降させることにより行う。先ず、1
階に位置する補助リフト13から入出庫スペースbに空
のパレットを横送りする。同時に、2階に位置する補助
リフト13には空のパレットを載せる。
【0005】次に、自動車が入出庫スペースbに進入し
て、パレット上に載ると、この自動車を載せたパレット
を、一階に位置する補助リフト13の横送り用レール上
を横行させ、この補助リフト13を2階まで上昇させ
る。これと同時に2階に位置する補助リフト13を下降
させ、入出庫スペースbに空のパレットを横送り用レー
ル上を横送りさせる。このように、2つの補助リフト1
3は並行して作動し、横行、昇降の2ステップで、入出
庫スペースbにおける入庫及び出庫を連続して円滑に行
うことができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の3縦列型昇降式駐車装置では、自動車はA棟の前面
空地aを通って、入出庫口扉8から奥にあるB棟の入出
庫スペースbに位置するパレット上に乗り上げないと自
動車を入庫させることができなかった。そこで、自動車
を入庫させるときには、先ず、A棟の前面空地aにおい
て運転者以外の乗員が降車し、運転者のみが入出庫口扉
8から奥に位置するパレット上に自動車を乗り上げ、降
車してから徒歩で前面空地aを通って、更にA棟の駐車
装置の入口まで戻らなければならないという問題があっ
た。
【0007】同様に、自動車を出庫させるときにも、運
転者のみが入出庫スペースbまで行き、ここで乗車して
自動車を前面空地aで一旦止め、ターンテーブル11で
自動車の向きを変えてから、ここで他の乗員を乗せて自
動車を発車させなければならず、自動車への乗降車が大
変煩雑であるという問題があった。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、自
動車を入庫又は出庫させる際に、運転者が昇降式駐車装
置の奥まで行く必要がなく、運転者と乗員が共に手前側
の駐車装置において、自動車に容易かつ迅速に乗降車す
ることができる3縦列型昇降式駐車装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、縦方向
に縦列された手前側(A)、中央(B)、奥側(C)の
3基の昇降式駐車装置から成り、各昇降式駐車装置はパ
レット横送り装置(7)を内蔵し、昇降路(2)内を昇
降する主リフト(3)と、3階以上の昇降路(2)を挟
んで多段に設けられた駐車棚(4)とを備え、前記主リ
フト(3)と各駐車棚(4)との間でパレット(5)に
載せた自動車(6)を幅方向に横送りして受け渡しする
3縦列型昇降式駐車装置であって、1階部分は、手前側
(A)が入出庫スペース(10)になり、中央(B)の
主リフト(3)の下部が補助入出庫スペース(9)にな
り、2階部分には、昇降路(2)を挟んで両側の手前側
(A)と自動車(6)を奥側(C)にパレット縦送り装
置(20)をそれぞれ配置し、前記補助入出庫スペース
(9)と前記入出庫スペース(10)間に、この間を往
復移動する移動台車(25)を設け、前記パレット
(5)を載せると共に、パレット横送り装置(27)を
内蔵したターンテーブル(28)を装備した横行旋回装
置(24)を、前記移動台車(25)上に設けたこと、
を特徴とする3縦列型昇降式駐車装置が提供される。
【0010】前記移動台車(25)は、前記補助入出庫
スペース(9)と前記入出庫スペース(10)との間に
形成した溝部(22)に長手方向に敷いた移動用レール
(23)上を走行するものである。
【0011】上記発明の構成では、先ず、自動車(6)
を入庫させるときは、一方の補助リフト(13)を1階
に位置させる。一階の補助入出庫スペース(9)に位置
する横行旋回装置(24)のパレット横送り装置(2
0)により、1階に位置する補助リフト(13)から、
この横行旋回装置(24)に空のパレット(5)が横送
りされる。
【0012】次に、この横行旋回装置(24)をパレッ
ト(5)と共に、移動台車(25)で入出庫スペース
(10)に移動させる。この位置でパレット(5)に自
動車(6)を乗せ、横行旋回装置(24)を補助入出庫
スペース(9)に戻し、補助入出庫スペース(9)にお
いて、自動車(6)を載せたパレット(5)ごと一階に
位置する補助リフト(13)上に横行させ、この補助リ
フト(13)を2階まで上昇させる。これと同時に2階
に位置する補助リフト(13)が下降し、補助入出庫ス
ペース(9)に位置する横行旋回装置(24)のパレッ
ト横送り装置(21)により空のパレット(5)が補助
入出庫スペース(9)に横送りされる。従って、2つの
補助リフト(13)は並行して作動し、横行、昇降の2
ステップのみで、補助入出庫スペース(9)における入
庫を連続して円滑に行うことができる。
【0013】逆に、出庫を連続的に行う場合も同様であ
り、更に、入庫と出庫が同時に行われる場合も、横行旋
回装置(24)を補助入出庫スペース(9)と前記入出
庫スペース(10)との間を移動台車(25)で往復動
させ、空のパレット(5)が出庫予定の自動車(6)を
載せたパレット(5)において代わる点を除き、同様で
ある。
【0014】B棟に駐車する場合には、2階に位置する
補助リフト(13)からB棟の主リフト(3)上にパレ
ット(5)を移載し、主リフト(3)が上昇して、B棟
の所定の駐車棚(4)に自動車(6)を載せたパレット
(5)を移載して入庫が完了する。更に、B棟に入庫す
る場合には、別の駐車棚(4)から空のパレット(5)
を主リフト(3)上に移載し、2階まで下降して2階に
位置する補助リフト(13)上に空のパレット(5)を
移載する。
【0015】A棟又はC棟に駐車する場合には、補助リ
フト(13)上のパレット縦送り装置(14)と、A棟
又はC棟のパレット縦送り装置(20)とを連動させ
て、2階に位置する補助リフト(13)から予めA棟又
はC棟にパレット(5)を縦送りする。その後の作動順
序は、B棟の場合と同様である。また、入庫を続けて行
う場合及び出庫する場合も、2階に位置する補助リフト
(13)上においてパレット縦送り装置(14)により
パレット(5)を縦送りする必要がある点を除き、B棟
の場合と同様である。
【0016】特に、補助入出庫スペース(9)と入出庫
スペース(10)との間には、自動車(6)を載せたパ
レット(5)を移動させる横行旋回装置(24)が移動
台車(25)で、入出庫スペース(10)において、自
動車(6)はパレット(5)と共に補助入出庫スペース
(9)まで移動させることができるので、運転者及び乗
員は入出庫スペース(10)まで乗り入れれば良いた
め、昇降式駐車装置への入出庫を容易かつ迅速に行うこ
とができる。
【0017】更に、本発明の3縦列型昇降式駐車装置
は、前記入出庫スペース(10)の溝部(22)の開口
部(29)に開閉蓋(30)を設け、前記パレット
(5)と共に前記横行旋回装置(24)が前記入出庫ス
ペース(10)にないときに、前記開閉蓋(30)が前
記開口部(29)を閉塞するように構成したものであ
る。また、前記入出庫スペース(10)の入口に入出庫
口扉(31)を設け、前記パレット(5)と共に前記横
行旋回装置(24)が前記入出庫スペース(10)に位
置するときに、前記入出庫口扉(31)が開閉するよう
に構成したものである。
【0018】このように、横行旋回装置(24)が入出
庫スペース(10)に移動していないときは 溝部(2
2)の開口部(29)を開閉蓋(30)で閉塞するの
で、運転者と乗員が共に入出庫スペースにおいて自動車
に安全に乗降車することができる。同様に、入出庫口扉
(31)は、横行旋回装置(24)が入出庫スペース
(10)に位置するときにのみ開閉するようになり、パ
レット(5)或いは自動車(6)が入出庫スペース(1
0)にないときは駐車装置(A)内に入ることができな
いので、運転者等は自動車に安全に乗降車することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通の
部材には同一の符号を付し重複した説明を省略する。図
1は本発明の3縦列型昇降式駐車装置を示す全体側断面
図である。図2は図1のII−II線矢視図である。図
3は駐車装置の1階部分(a),2階部分(b)、及び
3階以上(c)を示す平面図である。3縦列型昇降式駐
車装置は、縦方向(図1では紙面の左右方向)に縦列し
た手前側のA棟、中央のB棟、奥側のC棟の3基の昇降
式駐車装置からなる。この昇降式駐車装置は、建屋1内
に形成した上下方向の昇降路2内を昇降する主リフト3
と、この昇降路2に沿ってその両側に多段に設けた駐車
棚4とを有し、主リフト3によりパレット5を介して自
動車6を搬送し、各駐車棚4に格納するものである。こ
の昇降式駐車装置の駐車台数を増加させるため、縦方向
(自動車6の長手方向)に複数並べて配置してある。各
昇降式駐車装置、即ち手前側のA棟、中央のB棟及び奥
側のC棟は、パレット横送り装置7を内蔵した主リフト
3と駐車棚4との間でパレット5に載せた自動車6を幅
方向(図1では紙面に直交方向)に横送りして受け渡し
するようになっている。
【0020】主リフト3は、昇降路2内を昇降するケー
ジ3aと、このケージ3aをワイヤーロープ3bを介し
て吊り下げるリフト昇降装置3cとから成る。なお、ケ
ージ3aの上にはパレット横送り装置7を設けている。
このパレット横送り装置7は、図2に示すように、先端
にローラの突起7aを有するアーム7bを旋回させて、
この突起7aをパレット5の長手方向の側面に下方に開
いた溝内に挿入し、更にアーム7bを旋回させることに
より、パレット5を横行させるものである。パレット5
は駐車棚4の長手方向の両端に設けられたレール4a上
と、ケージ3aの長手方向の両端に設けられたレール3
dの上との間で横行する(図3(c)参照)。3縦列型
昇降式駐車装置の中央のB棟の1階部分には、図3
(a)に示すように、補助入出庫スペース9を設け、ま
た、B棟の1階部分には、全面が入出庫スペース10に
なっている。
【0021】中央のB棟の補助入出庫スペース9の両側
には、1階と2階との間を昇降する補助リフト13を設
けている。この補助リフト13は、パレット縦送り装置
14を内蔵すると共に、長手方向に縦送り用レール15
が設けてある。2階床部に補助リフト13が通過する吹
抜け開口部16を設けている。更に補助リフト13は一
体に昇降する天井部13aを有し、この天井部13aに
より1階停止時に吹抜け開口部16を閉鎖するようにな
っている(図2参照)。また、補助リフト13は側面視
略コの字状のケージであり、支柱に沿ってチェーン等の
昇降手段18によって昇降するようになっている。この
天井部13aにより、1階停止時に吹抜け開口部16が
閉鎖されるので、利用者の安全性を更に高めることがで
きる。
【0022】2階部分には昇降路2を挟んで両側の手前
側のA棟と奥側のC棟にパレット縦送り装置20が配置
されている。このパレット縦送り装置20は、パレット
5の長手方向に延び、かつ上下移動可能な縦送り用レー
ル20aと、このレール20aに取り付けられた鍔付ロ
ーラ20bとからなり、補助リフト13と共に縦送り用
レール15を上昇させると、鍔付ローラ20bにパレッ
ト5が載り同時にパレット5の車輪5aが、後述する横
行旋回装置24の横送り用レール12から外れて、鍔付
ローラ20bの回転によりパレット5を縦方向に移動さ
せることができる。逆に補助リフト13と共に縦送り用
レール15を下降させると、鍔付ローラ20bがパレッ
ト5から離れ同時にパレット5の車輪5aが横送り用レ
ール17上に乗って、パレット横送り装置7,21によ
りパレット5を横方向に移動させることができる。
【0023】図4は本発明の横行旋回装置と移動台車を
示す説明図である。補助入出庫スペース9と入出庫スペ
ース10には、両方に連結するように溝部22を形成
し、この溝部22に長手方向に延びる移動用レール23
を敷いてある。このレール23に、本発明の横行旋回装
置24を設けた移動台車25のローラ26で走行移動さ
せる。この横行旋回装置24は、パレット横送り装置2
7を内蔵したターンテーブル28を設けてある。更に、
このパレット横送り装置27を挟むように横送り用レー
ル12を設けてある。
【0024】上述した3縦列型昇降式駐車装置では、自
動車6を入庫又は出庫させるときは、一方の補助リフト
13を1階に位置させ、一階の補助入出庫スペース9に
移動台車25で横行旋回装置24を移動させ、この横行
旋回装置24に内蔵したパレット横送り装置26によ
り、補助リフト13上のパレット5を横行旋回装置24
に移載させる。次に、この横行旋回装置24は、パレッ
ト5と共にレール23上を入出庫スペース10に移動さ
せる。移動台車25の駆動手段としては、例えばモータ
等の駆動装置(図示していない)に連結したチェーン等
で移動台車25を走行させる方法がある。この入出庫ス
ペース10の位置において、パレット5に自動車6を乗
せ、運転者と乗員全員は降車する。その後、横行旋回装
置24は、移動台車25で自動車6と共に補助入出庫ス
ペース9に自動的に移動させられる。補助入出庫スペー
ス9において自動車6を載せたパレット5ごと一階に位
置する補助リフト13上に横行させ、この補助リフト1
3が2階まで上昇する。これと同時に2階に位置する補
助リフト13が下降し、補助入出庫スペース9に位置す
る横行旋回装置24のパレット横送り装置27により空
のパレット5が補助入出庫スペース9に横送りされる。
【0025】本発明の3縦列型昇降式駐車装置では、入
出庫スペース10の溝部22の開口部29に開閉蓋30
を設けてある。この開閉蓋30は、パレット5と共に横
行旋回装置24が前記入出庫スペース10にないとき
に、溝部22の開口部29を閉塞するようになってい
る。この開閉蓋30は、例えばシャッター状の部材がス
ライドするように構成したものである。このように、横
行旋回装置24が入出庫スペース10に移動していない
ときは、開閉蓋30で開口部29を閉塞することによ
り、運転者と乗員が共に入出庫スペース10上を安全に
歩行することができる。
【0026】更に、この開口部29の開閉蓋30に代え
て、入出庫スペース10の入口に入出庫口扉31を設け
ることもできる。この入出庫口扉31は、パレット5と
共に横行旋回装置24が入出庫スペース10に位置する
ときにのみ、入出庫口扉31が開閉し、自動車6を入庫
できるようになっている。このように、入出庫口扉31
は、横行旋回装置24が入出庫スペース10に位置する
ときにのみ開閉し、自動車6を進出させることができる
ので、自動車6を安全に入出庫させることができる。
【0027】この入出庫スペース10の入口に設けた入
出庫口扉31の他に、更に入出庫スペース10と補助入
出庫スペース9との間、即ちA棟の昇降式駐車装置とB
棟の昇降式駐車装置との間にも、同様な構成の入出庫口
扉32を設け、より安全に自動車6を入出庫させること
ができる(図1参照)。
【0028】なお、本発明は上記の実施形態にのみ限定
されるものではなく、横行旋回装置24の移動台車25
は、レール23上をチェーンで移動させる実施の形態に
ついて説明してあるが、このチェーンに代えて、ギヤそ
の他の機構により横行旋回装置24を移動するように構
成することも可能であり、そのため本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明の3縦列型昇降
式駐車装置は、横行旋回装置をパレットと共に入出庫ス
ペースと補助入出庫スペース間を移動台車で往復移動さ
せることができるので、この手前側の駐車装置の入出庫
スペースに自動車を乗り入れれば、その後、横行旋回装
置を自動車と共に補助入出庫スペースに自動的に移動さ
せ、自動車を駐車棚に入庫させることができる。そこ
で、運転者と乗員全員は、入出庫スペースにおいて降車
することができるので、従来のように運転者のみが奥に
ある補助入出庫スペース(従来の入出庫スペース)まで
歩いていく必要がない。
【0030】一方、運転者が自動車に乗車するときは、
駐車棚から自動車を補助入出庫スペースから入出庫スペ
ースまで自動的に移動させることができるので、運転者
と乗員は、この入出庫スペースにおいて自動車に容易か
つ迅速に乗車することができる、等の優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3縦列型昇降式駐車装置を示す全体側
断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】駐車装置の1階部分(a),2階部分(b)、
及び3階以上(c)を示す平面図である。
【図4】本発明の横行旋回装置と移動台車を示す説明図
である。
【図5】従来の3縦列型昇降式駐車装置の1階部分を示
す平面図である。
【符号の説明】
2 昇降路 3 主リフト 4 駐車棚 5 パレット 6 自動車 9 補助入出庫スペース 10 入出庫スペース 12 横送り用レール(横行旋回装置側) 13 補助リフト 17 横送り用レール(補助リフト側) 20 パレット縦送り装置 22 溝部 23 レール 24 横行旋回装置 25 移動台車 27 パレット縦送り装置 28 ターンテーブル 29 開口部 30 開閉蓋 31 入出庫扉 32 入出庫扉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に縦列された手前側(A)、中央
    (B)、奥側(C)の3基の昇降式駐車装置から成り、
    各昇降式駐車装置はパレット横送り装置(7)を内蔵
    し、昇降路(2)内を昇降する主リフト(3)と、3階
    以上の昇降路(2)を挟んで多段に設けられた駐車棚
    (4)とを備え、前記主リフト(3)と各駐車棚(4)
    との間でパレット(5)に載せた自動車(6)を幅方向
    に横送りして受け渡しする3縦列型昇降式駐車装置であ
    って、1階部分は、手前側(A)が入出庫スペース(1
    0)になり、中央(B)の主リフト(3)の下部が補助
    入出庫スペース(9)になり、2階部分には、昇降路
    (2)を挟んで両側の手前側(A)と自動車(6)を奥
    側(C)にパレット縦送り装置(20)をそれぞれ配置
    し、前記補助入出庫スペース(9)と前記入出庫スペー
    ス(10)間に、この間を往復移動する移動台車(2
    5)を設け、前記パレット(5)を載せると共に、パレ
    ット横送り装置(27)を内蔵したターンテーブル(2
    8)を装備した横行旋回装置(24)を、前記移動台車
    (25)上に設けたこと、を特徴とする3縦列型昇降式
    駐車装置。
  2. 【請求項2】 前記移動台車(25)が、前記補助入出
    庫スペース(9)と前記入出庫スペース(10)との間
    に形成した溝部(22)に長手方向に敷いた移動用レー
    ル(23)上を走行するものであること、を特徴とする
    請求項1の3縦列型昇降式駐車装置。
  3. 【請求項3】 前記入出庫スペース(10)の溝部(2
    2)の開口部(29)に開閉蓋(30)を設け、前記パ
    レット(5)と共に前記横行旋回装置(24)が前記入
    出庫スペース(10)にないときに、前記開閉蓋(3
    0)が前記開口部(29)を閉塞するように構成したこ
    と、を特徴とする請求項2の3縦列型昇降式駐車装置。
  4. 【請求項4】 前記入出庫スペース(10)の入口に入
    出庫口扉(31)を設け、前記パレット(5)と共に前
    記横行旋回装置(24)が前記入出庫スペース(10)
    に位置するときに、前記入出庫口扉(31)が開閉する
    ように構成したこと、を特徴とする請求項2の3縦列型
    昇降式駐車装置。
JP2000069782A 2000-03-14 2000-03-14 3縦列型昇降式駐車装置 Pending JP2001254529A (ja)

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