JP2000008495A - 柱脚用ベースプレート固定装置 - Google Patents

柱脚用ベースプレート固定装置

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JP2000008495A JP10196773A JP19677398A JP2000008495A JP 2000008495 A JP2000008495 A JP 2000008495A JP 10196773 A JP10196773 A JP 10196773A JP 19677398 A JP19677398 A JP 19677398A JP 2000008495 A JP2000008495 A JP 2000008495A
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毅 萩野
Tomohide Someya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の過大設計を解消して、合理的かつ経済的
な設計を可能にする柱脚用ベースプレート固定装置を提
供し、柱脚構造全体としての耐力を改善する。 【解決手段】矩形状の鉄骨柱2の周囲に張出す張出し部
3に8個以上のボルト挿通孔4を形成する柱脚用ベース
プレート1において、それらの各ボルト挿通孔4と矩形
状の鉄骨柱2の外面との間の間隔Lを略同一に設定す
る。矩形状の鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設されるボ
ルト挿通孔と同鉄骨柱の外面との間の領域の平均板厚
を、各角部に配設されるボルト挿通孔と同鉄骨柱の外面
との間の領域の平均板厚より小さく設定する。矩形状の
鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設されるアンカーボルト
の耐力を各角部に配設されるアンカーボルトの耐力より
大きく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨造や鉄骨鉄筋
コンクリート造の柱脚構造に関する。より詳しくは、矩
形状からなる鉄骨柱の下部に溶接される柱脚用ベースプ
レートを8本以上のアンカーボルトを使用して基礎コン
クリートに対して固定するための柱脚用ベースプレート
固定装置の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11はこの種の8本以上の
アンカーボルトを使用して矩形状の鉄骨柱を基礎コンク
リートに対して固定する場合に用いられる従来の柱脚用
ベースプレートを示したもので、図10はその平面図、
図11はC−C縦断面図を示したものである。図示のよ
うに、この種の矩形状の鉄骨柱に用いられるベースプレ
ートとして、ベースプレート101と鉄骨柱102との
溶接用の立上がり部103の周囲に張出し部104を張
出し、その張出し部104にそれぞれのアンカーボルト
に対応して例えば8本のボルト挿通孔105を立上がり
部103、すなわち前記鉄骨柱102の外面に沿って矩
形状に配列したものが従来から広く使われている。な
お、図中、106は軽量化を図るため、ベースプレート
101の周囲の板厚を落して形成した段差部である。
【0003】ところで、以上の矩形状の鉄骨柱において
は、その鉄骨柱の形状及び躯体との配置関係から前記鉄
骨柱102に作用する外力によって生じる曲げモーメン
トMに対する強度が重要な問題になる。図10及び図1
1に示した従来例を用いて説明すると、例えば図11に
示したように矢印方向に曲げモーメントMが作用した場
合には、図10の左側に直線上に配設したボルト挿通孔
105のうちのa〜cに挿通される各アンカーボルトに
引張力が作用することになる。その場合、鉄骨柱の左側
の辺の中間部側方に配列されたボルト挿通孔bと鉄骨柱
の外面との間の間隔Lbは、角部に配設されたボルト挿
通孔a,cと鉄骨柱の外面との間の間隔La,cより小
さいことから、板厚が同じであるとすると、前者の鉄骨
柱の辺の中間部側方に配列されたボルト挿通孔bと鉄骨
柱の外面との間の領域の剛性の方が後者の角部の場合の
剛性より大きくなるため、引張応力もそのボルト挿通孔
bに挿通される鉄骨柱の辺の中間部側方に設置されるア
ンカーボルトに偏ることになる。したがって、これらの
各アンカーボルトに作用する引張応力のバラツキの結
果、鉄骨柱に作用する曲げモーメントMが大きくなる
と、ボルト挿通孔bに挿通される鉄骨柱の辺の中間部側
方に設置されたアンカーボルトが先に降伏することにな
る。すなわち、以上の各アンカーボルトに作用する引張
応力のバラツキが原因で、所期の耐力性能を満たす前に
鉄骨柱の辺の中間部側方に位置するアンカーボルトが先
に降伏してしまい、アンカーボルトの径が全て同じであ
れば、その鉄骨柱の辺の中間部側方に位置するアンカー
ボルトの耐力により性能が左右されてしまうという問題
が判った。なお、以上の現象は実験的にも確認されてい
るところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のベースプレート
とアンカーボルトの耐力は、基礎コンクリートからの引
抜耐力も含めて、鋼管等からなる鉄骨柱の耐力より大き
く設定し、躯体が崩壊しても柱脚部は保持されるように
各部の強度を設定しているのが一般的である。そして、
鉄骨柱が座屈等により壊れる際には、ベースプレートに
曲げ変形が生じて全てのアンカーボルトに引張応力が生
じる可能性があるが、その場合、前述のように鉄骨柱の
辺の中間部側方に配設されるアンカーボルトに引張応力
が集中することになるため、角部のアンカーボルトより
先に降伏状態に陥ってしまう。そのため、従来において
は、全体として柱脚部が破壊されないようにするために
は、過大な設計が余儀なくされていた。本発明は、以上
のような観点から、従来の過大な設計から解放され、従
来に比べてより合理的かつ経済的な設計を可能にする柱
脚用ベースプレート固定装置を供給することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、矩形状の鉄骨柱の下端部に溶
接されるベースプレートの前記鉄骨柱の周囲に張出した
張出し部に8個以上のボルト挿通孔を形成し、それらの
各ボルト挿通孔に基礎コンクリートに定着したアンカー
ボルトを挿通して締付け固定する柱脚用ベースプレート
固定装置において、前記各ボルト挿通孔と前記鉄骨柱の
外面との間の間隔を略同一に設定するという技術手段を
採用した。また、請求項2の発明では、前記ボルト挿通
孔を矩形状に配設することを前提として、前記鉄骨柱の
各辺の中間部側方に配設されるボルト挿通孔と同鉄骨柱
の外面との間の領域の平均板厚を、各角部に配設される
ボルト挿通孔と同鉄骨柱の外面との間の領域の平均板厚
より小さく設定するという技術手段を採用した。以上の
請求項1又は2の技術手段の採用により、それぞれのボ
ルト挿通孔に挿通される各アンカーボルトに作用する引
張力の均等化が改善されるので、従来のような過大な設
計ではなく、合理的かつ経済的な設計が可能になる。
【0006】さらに、請求項3の発明では、前記ボルト
挿通孔を矩形状に配設することを前提として、前記鉄骨
柱の各辺の中間部側方に配設されるアンカーボルトの耐
力を各角部に配設されるアンカーボルトの耐力より大き
く設定するという技術手段を採用した。また、請求項4
の発明では、前記鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設され
るアンカーボルトの径を各角部に配設されるアンカーボ
ルトの径より太くすることにより耐力を大きく設定する
という技術手段を採用した。以上の請求項3又は4の技
術手段の採用により、従来のような過大な設計ではな
く、それぞれのアンカーボルトに作用する引張力に応じ
た合理的かつ経済的な設計が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施に当っては、矩形状
の鉄骨柱の周囲に張出す張出し部に8個以上のボルト挿
通孔を有し、鉄骨柱の角部のほかに辺の中間部側方にも
ボルト挿通孔を形成する柱脚用ベースプレートであれ
ば、そのボルト挿通孔、すなわちアンカーボルトの本数
を更に増加したものや、ベースプレートの上面あるいは
下面に必要に応じて軽量化などのために凹凸を形成した
ものにも適用が可能である。また、ベースプレートの具
体的な製造方法に関しても限定されず、鋳造や鍛造等に
より製造されるものにも好適である。なお、ベースプレ
ートと鉄骨柱との結合部の構造に関しては、前記従来例
のように立上がり部を形成して張出し部より上方の位置
で溶接するものでも、立上がり部を設けず、張出し部と
同じ高さの位置に溶接するものでもよい。
【0008】また、鉄骨柱の角部の外面が直角に形成さ
れたものでもアールをとったものでも適用が可能であ
る。その場合、請求項1の発明の実施に当って、例え
ば、角部の外面が直角に形成されたものを基準にベース
プレートの各角部のボルト挿通孔の位置を設定すれば、
同ベースプレートをそのままアールをとったものに適用
した場合にも、その角部のボルト挿通孔と鉄骨柱の外面
との間隔が鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設されるボル
ト挿通孔と鉄骨柱の外面との間隔より小さくなって強度
が低くなることはなく、しかも少なくとも矩形状に配設
された従来例に比べて、それらの間隔の差を小さくでき
る分だけ、各アンカーボルトに作用する引張応力のバラ
ツキを軽減できる効果がある。なお、他の請求項2〜4
の発明においては、それぞれのボルト挿通孔が矩形状に
配設されることを前提としていることから、その鉄骨柱
の角部の外面が直角に形成されたものか、あるいはアー
ルをとったものかによる適用上の影響は少なく、同じベ
ースプレートを共用しやすい。さらに、鉄骨柱自体の板
厚如何、例えば9〜16mm程度の板厚の鉄骨柱を用い
る場合に対しても、同じベースプレートを共用すること
が可能である。
【0009】さらに、それぞれのアンカーボルトの強度
の設定を介して対応することも可能である。すなわち、
前記鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設されるアンカーボ
ルトの耐力を各角部に配設されるアンカーボルトの耐力
より大きく設定することにより、それぞれのアンカーボ
ルトに作用する引張力に応じた合理的な設計を実施する
ことが可能となる。なお、アンカーボルトの耐力を大き
くする手段としては、アンカーボルトの径を太くした
り、材質の選定や焼入れ等の調質による強度アップなど
が可能である。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1〜図3は請求項1に係る本発明の実施例
を示したもので、図1はその第1実施例の平面図、図2
は同部分拡大図、図3はその変形例を示した部分拡大図
である。また、図4は第2実施例の平面図を示したもの
である。図示のように、第1実施例に係るベースプレー
ト1は、前述の従来例と同様に、矩形状の鉄骨柱2の周
囲に張出した張出し部3にアンカーボルトに対応して8
個のボルト挿通孔4a〜hを有している。しかしなが
ら、本実施例においては、図2に示したように、それぞ
れのボルト挿通孔4a〜hと鉄骨柱2の外面との間の間
隔Lを全て略同一に設定した点で全く相違している。す
なわち、前述のように、従来技術においては、各ボルト
挿通孔と鉄骨柱の外面との間隔La,Lbの不一致によ
る耐力状態に与える影響に関しては全く考慮されていな
かったのに対して、本発明では、種々の実験から得られ
たその間隔のバラツキによる全体の耐力に与える欠点に
着目して、各ボルト挿通孔4a〜hと鉄骨柱2の外面と
の間の間隔Lの均等化を図った点で特徴を有するもので
ある。そして、これにより各ボルト挿通孔4a〜hに挿
通されたそれぞれのアンカーボルトには略同一の引張力
が作用するようになることから、従来のように過大な設
計ではなく、より合理的かつ経済的な設計が可能にな
る。なお、本実施例では、図2に示したようにベースプ
レート1の各角部のボルト挿通孔4a,c,e,gの位
置を鉄骨柱2の角部が直角の場合を基準に間隔Lを設定
したが、前述のように、図3に示した鉄骨柱2の角部の
アールをとったものに対して前記ベースプレート1をそ
のまま適用した場合にも、前記間隔の差を低減できる
分、有効である。
【0011】図4に示した第2実施例に係るベースプレ
ート5は、矩形状の鉄骨柱6の周囲に矩形状の張出し部
7を張出し、その張出し部7に16個のボルト挿通孔8
を形成する場合に本発明を適用したもので、前記第1実
施例と同様に、各ボルト挿通孔8と鉄骨柱6の外面との
間の間隔が略同一に設定され、同様の作用効果を奏する
ように構成されている。なお、本実施例では、ボルト挿
通孔8の位置を鉄骨柱6の角部のアール面を基準に設定
した場合を例示している。
【0012】図5〜図8は請求項2に係る本発明の実施
例を示したもので、図5は第3実施例の平面図、図6は
そのA−A拡大断面図、図7はB−B拡大断面図、図8
は第4実施例の平面図を示したものである。図示のよう
に、第3実施例に係るベースプレート9は、矩形状の鉄
骨柱10の周囲に張出した張出し部11にアンカーボル
トに対応して8個のボルト挿通孔12a〜hを矩形状に
配設している。本実施例においては、図示のように、張
出し部11を板厚の大きい部分11aと小さい部分11
bとから構成している。図5に示したように、板厚の大
きい部分11aには角部に配設されるボルト挿通孔12
a,c,e,gが含まれ、また板厚の小さい部分11b
には鉄骨柱10の各辺の中間部側方に配設されるボルト
挿通孔12b,d,f,hが含まれるように形成されて
いる。したがって、図6及び図7の比較から明らかのよ
うに、鉄骨柱10の各辺の中間部側方に配設されるボル
ト挿通孔12b,d,f,hと鉄骨柱10の外面との間
の領域S2の平均板厚が、各角部に配設されるボルト挿
通孔12a,c,e,gと鉄骨柱10の外面との間の領
域S1の平均板厚より小さく設定されることになる。す
なわち、本実施例においては、以上のように、鉄骨柱1
0との間隔が小さい、鉄骨柱10の各辺の中間部側方に
配設されるボルト挿通孔12b,d,f,hとの間の領
域S2の曲げ剛性を平均板厚を介して小さく設定し、当
該アンカーボルトに作用する引張力に応じて適度に抑え
ることにより、各角部のアンカーボルトに作用する引張
応力との均等化を図り、これによって従来のように一部
のアンカーボルトが先に降伏するため全体として過大な
設計をするという問題を解消したものである。
【0013】図8に示した第4実施例に係るベースプレ
ート13は、矩形状の鉄骨柱14の周囲に矩形状の張出
し部15を張出し、その張出し部15に16個のボルト
挿通孔16を形成する場合に本発明を適用したもので、
前記第3実施例と同様に、鉄骨柱14との間隔の小さい
鉄骨柱14の各辺の中間部側方に配設されるボルト挿通
孔16との間の平均板厚を調整して曲げ剛性を小さく設
定することにより、それぞれのアンカーボルトに作用す
る引張応力の均等化を図り、同様の作用効果を奏するよ
うに構成したものである。
【0014】図9は請求項4に係る本発明の第5実施例
を示した平面図である。図示のように、本実施例に係る
ベースプレート17の場合には、その張出し部18に矩
形状に配設されたボルト挿通孔のうち、より大きな引張
力が作用する鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設されるボ
ルト挿通孔19のボルト径を各角部に配設されるボルト
挿通孔20のボルト径より大きく設定している。そし
て、これらのボルト挿通孔19,20に挿通するアンカ
ーボルトも、それらのボルト挿通孔19,20のボルト
径に応じて、鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設されるア
ンカーボルトとして、各角部に配設されるアンカーボル
トより径の太いものを使用し、各アンカーボルト間の耐
力の均等化を図ることにより、合理的かつ経済的な設計
を可能にしている。なお、前述のように、アンカーボル
トの径による調整に代えて、その材質の選定や焼入れ等
の調質により強度を調整することも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ベースプレートに形成
される各ボルト挿通孔と鉄骨柱の外面との間の間隔又は
それらの間の平均板厚を調整することにより、あるいは
アンカーボルト側の耐力を調整することにより、従来の
過大な設計から解放され合理的な設計が可能となり、柱
脚構造全体としての耐力をより経済的に改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】 図1の部分拡大図である。
【図3】 第1実施例の変形例を示した部分拡大図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施例の平面図である。
【図5】 本発明の第3実施例の平面図である。
【図6】 図5中のA−A拡大断面図である。
【図7】 図5中のB−B拡大断面図である。
【図8】 本発明の第4実施例の平面図である。
【図9】 本発明の第5実施例の平面図である。
【図10】 従来の柱脚用ベースプレートを示した平面
図である。
【図11】 図10中のC−C縦断面図である。
【符号の説明】
1…ベースプレート、2…鉄骨柱、3…張出し部、4…
ボルト挿通孔、5…ベースプレート、6…鉄骨柱、7…
張出し部、8…ボルト挿通孔、9…ベースプレート、1
0…鉄骨柱、11…張出し部、12…ボルト挿通孔、1
3…ベースプレート、14…鉄骨柱、15…張出し部、
16…ボルト挿通孔、17…ベースプレート、18…張
出し部、19,20…ボルト挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角屋 治克 千葉県千葉市美浜区真砂1−11−6−210 (72)発明者 山久保 博司 千葉県市川市新井3−7−2 (72)発明者 井田 淳司 東京都足立区花畑7−6−10 (72)発明者 平山 貴章 千葉県市川市広尾1−4−15 (72)発明者 渡辺 亨 千葉県市川市広尾1−4−15 (72)発明者 鈴木 正裕 埼玉県蓮田市西新宿1−99−5 (72)発明者 萩野 毅 茨城県古河市本町4−7−1 (72)発明者 染矢 友英 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 Fターム(参考) 2D046 AA17 2E125 AA04 AA46 AC14 AC30 AG12 BB22 CA04 CA13 DA01 EA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の鉄骨柱の下端部に溶接されるベ
    ースプレートの前記鉄骨柱の周囲に張出した張出し部に
    8個以上のボルト挿通孔を形成し、それらの各ボルト挿
    通孔に基礎コンクリートに定着したアンカーボルトを挿
    通して締付け固定する柱脚用ベースプレート固定装置に
    おいて、前記各ボルト挿通孔と前記鉄骨柱の外面との間
    の間隔を略同一に設定したことを特徴とする柱脚用ベー
    スプレート固定装置。
  2. 【請求項2】 矩形状の鉄骨柱の下端部に溶接されるベ
    ースプレートの前記鉄骨柱の周囲に張出した張出し部に
    8個以上のボルト挿通孔を矩形状に配設し、それらの各
    ボルト挿通孔に基礎コンクリートに定着したアンカーボ
    ルトを挿通して締付け固定する柱脚用ベースプレート固
    定装置において、前記鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設
    されるボルト挿通孔と同鉄骨柱の外面との間の領域の平
    均板厚を、各角部に配設されるボルト挿通孔と同鉄骨柱
    の外面との間の領域の平均板厚より小さく設定したこと
    を特徴とする柱脚用ベースプレート固定装置。
  3. 【請求項3】 矩形状の鉄骨柱の下端部に溶接されるベ
    ースプレートの前記鉄骨柱の周囲に張出した張出し部に
    8個以上のボルト挿通孔を矩形状に配設し、それらの各
    ボルト挿通孔に基礎コンクリートに定着したアンカーボ
    ルトを挿通して締付け固定する柱脚用ベースプレート固
    定装置において、前記鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設
    されるアンカーボルトの耐力を各角部に配設されるアン
    カーボルトの耐力より大きく設定したことを特徴とする
    柱脚用ベースプレート固定装置。
  4. 【請求項4】 前記鉄骨柱の各辺の中間部側方に配設さ
    れるアンカーボルトの径を各角部に配設されるアンカー
    ボルトの径より太くして耐力を大きく設定したことを特
    徴とする請求項3記載の柱脚用ベースプレート固定装
    置。
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