JP2020007809A - 柱脚 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1〜図13Bを用いて、本発明の第1実施形態に係る柱脚について説明する。
次に、図5を用いて、本実施形態の第1変形例について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、第2変形例に係るセッティングプレート52では、下面54を形成する第1端辺54Aと第2端辺54Bとを結ぶ境界線54C、54Dは、平面視で折れ線状に形成されている。第1端辺54A側に形成された下面54の水平面との境界線としての第1境界線54Cから第1端辺54A側かつ建物上方側へ向けて傾斜部としての第1傾斜部56Aが形成されている。また、第2端辺56B側に形成された下面54の水平面との境界線としての第2境界線56Dから第2端辺56B側かつ建物上方側へ向けて傾斜部としての第2傾斜部56Bが形成されている。これにより、損傷を抑制したい範囲にあわせて傾斜部56A、56Bを形成することができるため、基礎部14の割裂をより効果的に抑制又は防止することができる。
図7に示されるように、第3変形例に係るセッティングプレート62では、下面64を形成する第1端辺64Aと第2端辺64Bとを結ぶ下面64の水平面との境界線64Cは、平面視で円弧状に形成されている。これにより、セッティングプレート62が傾斜した際に、傾斜部66から境界線64Cの周辺に作用する圧力が境界線64Cに沿って均一となるため、基礎部14の割裂をより効果的に抑制又は防止することができる。
図8A及び図8Bに示されるように、第4変形例に係るセッティングプレート72では、セッティングプレート72の傾斜部76は、下面74の内側からセッティングプレート72の角部78かつ建物上方側へ向けて曲面状に形成されている。このため、下面74の水平面と傾斜部76との境界部分は、曲面状に形成されていない。これにより、セッティングプレート72が傾斜した際に、曲面状に形成された傾斜部76と下面74の水平面との境界部分から基礎部14に作用する圧力を低減することができ、基礎部14の割裂をより効果的に抑制又は防止することができる。
図9A及び図9Bに示されるように、第5変形例に係るセッティングプレート82の建物内側端部82Aは、出隅部14C(図2A参照)の上面14Aの形状に合わせて建物内側端部まで延在されている。このため、セッティングプレート82は、平面視で出隅部14Cの上面14Aと同一形状とされている。これにより、柱30及び躯体フレーム16をより安定して設置することができると共に柱30が傾斜した際に基礎部14に作用する圧力を減少させることができ、基礎部14の割裂をより効果的に抑制又は防止することができる。
図10A及び図10Bに示されるように、第6変形例に係るセッティングプレート92の上面94には、略円柱状の突起部98が設けられている。ベースプレート32の突起部98に対応する位置には、図示しない孔部が設けられており、柱30を設置する際には、突起部98が嵌合可能に形成されている。これにより、柱30及び躯体フレーム16を基礎部14に設置する際の位置合わせを容易にすることができるため、基礎部14の割裂を抑制又は防止すると共に施工精度を向上することができる。
図11A及び図11Bに示されるように、第7変形例に係るセッティングプレート102の建物内側部分には、切欠部104が形成されている。これにより、躯体フレーム16の床大梁20やベースプレート32等の一部との干渉を回避することができるため、基礎部14の割裂を抑制又は防止すると共に柱30及び躯体フレーム16をより安定して設置することができる。
図12A及び図12Bに示されるように、第8変形例に係るセッティングプレート112の中心部には、略円筒状の孔部114が形成されている。これにより、セッティングプレート112を軽量化することができるため、基礎部14の割裂を抑制又は防止することができると共に製造コストを抑制又は低減することができる。
図13A及び図13Bに示されるように、第9変形例に係るセッティングプレート122の屋外側の端部から建物下方側に延出して屋外側から基礎部14の出隅部14Cを覆う爪部128A、128Bが設けられている。これにより、柱30の傾斜に伴いセッティングプレート42が傾斜しようとすると、爪部128A、128Bが基礎部14の外周の側面に当接する。これにより、セッティングプレート122の過度の傾斜を抑制すると共に基礎部14の割裂を抑制又は防止することができる。さらに、セッティングプレート122を基礎部14に固定する際の位置合わせを容易にすることができる。
以下、図14を用いて、本発明の第2実施形態に係る柱脚130について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
以下、図15を用いて、本発明の第3実施形態に係る柱脚140について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
12 建物ユニット
14 基礎部
16 躯体フレーム(躯体)
30 柱
32 ベースプレート
32B 外周部
34 取付プレート(固定部)
36 ボルト挿通孔
42 セッティングプレート
42B 角部
44 下面(柱脚底面部)
44A 第1端辺
44B 第2端辺
44C 境界線
46 傾斜部
48 柱脚
52 セッティングプレート
54 下面
54A 第1端辺
54B 第2端辺
54C 第1境界線(境界線)
54D 第2境界線(境界線)
56 傾斜部
56A 第1傾斜部(傾斜部)
56B 第2傾斜部(傾斜部)
62 セッティングプレート
64 下面
64A 第1端辺
64B 第2端辺
64C 境界線
66 傾斜部
72 セッティングプレート
74 下面
76 傾斜部
78 角部
82 セッティングプレート
92 セッティングプレート
102 セッティングプレート
112 セッティングプレート
122 セッティングプレート
130 柱脚
132 セッティングプレート
134 下側プレート
136 傾斜部
138 上側プレート
140 柱脚
142 ベースプレート
144 下面(柱脚底面部)
146 傾斜部
148 角部
Claims (5)
- 地盤上に立設され建物の基礎を形成する基礎部の建物上方側に配置されると共に建物上下方向に延在され前記建物の躯体の一部を構成する柱と、
前記柱の下端部に配置され板厚方向を建物上下方向としかつ略平板状に形成されたベースプレートと、
前記ベースプレートの外周部から前記ベースプレートの外側へ向けて前記ベースプレートの面方向に沿って略平板状に形成され、建物上下方向に沿って貫通するように形成されたボルト挿通孔を介して前記基礎部に固定された固定部と、
前記ベースプレートの建物下方側で角部が前記基礎部の端部に位置されるように前記基礎部の上面に固定され、板厚方向を建物上下方向とする略平板状に形成されると共に柱脚底面部を形成する下面の内側から前記角部かつ建物上方側へ向けて傾斜する傾斜部が形成されたセッティングプレートと、
を含んで構成された柱脚。 - 前記セッティングプレートは、
前記基礎部の上面に配置され、前記柱脚底面部を形成する下面に前記傾斜部が形成された下側プレートと、
前記下側プレートの建物上方側に配置され前記下側プレートよりも高い剛性に形成された上側プレートと、
を含む2枚以上のプレートにより構成された請求項1に記載の柱脚。 - 地盤上に立設され建物の基礎を形成する基礎部の建物上方側に配置されると共に建物上下方向に延在され前記建物の躯体の一部を構成する柱と、
前記柱の下端部に配置されると共に角部が前記基礎部の端部に位置されるように前記基礎部の上面に配置され板厚方向を建物上下方向としかつ略平板状に形成されたベースプレートと、
前記ベースプレートの外周部から前記ベースプレートの外側へ向けて前記ベースプレートの面方向に沿って略平板状に形成され、建物上下方向に沿って貫通するように形成されたボルト挿通孔を介して前記基礎部に固定された固定部と、
柱脚底面部を形成する前記ベースプレートの下面に形成され、当該下面の内側から前記角部かつ建物上方側へ向けて傾斜された傾斜部と、
を含んで構成された柱脚。 - 前記傾斜部は、前記柱脚底面部を形成する一の端辺である第1端辺と前記柱脚底面部を形成しかつ前記第1端辺と交わる他の端辺である第2端辺とを結ぶように形成された前記柱脚底面部の水平面との境界線から前記第1端辺及び前記第2端辺の端部に位置する前記角部かつ建物上方側へ向けて形成された請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の柱脚。
- 前記基礎部の建物上方側に配置された前記柱は、1箇所の前記固定部だけで前記基礎部に固定された請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の柱脚。
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