JP2000008005A - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

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JP2000008005A
JP2000008005A JP10178623A JP17862398A JP2000008005A JP 2000008005 A JP2000008005 A JP 2000008005A JP 10178623 A JP10178623 A JP 10178623A JP 17862398 A JP17862398 A JP 17862398A JP 2000008005 A JP2000008005 A JP 2000008005A
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JP
Japan
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tape
adhesive tape
tacky
pressure
sensitive adhesive
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JP10178623A
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English (en)
Inventor
Etsuo Ueki
悦雄 植木
Hideyuki Kametani
秀幸 亀谷
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Diatex Co Ltd
Original Assignee
Diatex Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】梱包や補修などの際、粘着テープを貼ろうとす
る部位にずれることなく貼ることができるようにする。 【解決手段】粘着テープを貼る際の目安とするために、
粘着テープの中央に中央線1を描くことで、中央線1に
従って貼ろうとする部位に貼り進めることが可能な粘着
テープを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包などの包装用
資材や農業用の補助資材などに用いる粘着テープに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、段ボール箱などの梱包の際、箱の
中央のフラップ合わせ目や褄部の辺に沿って平行にテー
プを延ばして粘着テープを貼る場合には、少しずつずれ
ていき、長いテープだと大きくずれることもあって、貼
り直ししなければいけないことがしばしば起こるという
問題点があった。また、栽培用ビニルハウスではフレー
ムとの接触などにより弱くなった箇所を中心として、大
きい風圧などを受けてかなり長い裂け目が入ることがあ
り、その裂け目を補修するために、裂け目に沿って正確
にあてがうようにテープを貼ることが困難であった。そ
の裂け目防止のために骨材にそって、あらかじめビニル
シート上や骨材自体にテープを貼る際にも、貼る部位が
長くなるため、まっすぐに貼ることが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の粘着
テープは例えば梱包の際、包装しようとする箱の中央の
フラップ合わせ目や褄部の辺に沿ってずれることなくま
っすぐに貼ることができ、また栽培用ビニルハウスに生
じたビニルシートの裂け目に沿ってまっすぐに貼った
り、裂け目ができないように、あらかじめ、骨材に沿っ
て骨材上のビニルシートや骨材自体にまっすぐに貼るこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、接着剤を少な
くとも片面に塗布し、剥離自在に捲着積層してなる粘着
テープにおいて、捲着したテープの長手方向に沿ってテ
ープ幅の中央に中央線を、該テープ上に認識可能に形成
したことを特徴とする。このように形成すれば、例え
ば、包装しようとする箱にテープを貼る際に、中央線を
箱のフラップ合わせ目や褄部の辺にちょうどあてがうよ
うに貼ることによって梱包作業が容易となり、栽培用ビ
ニルハウスに生じた裂け目や、裂け目が生じないよう骨
材上のビニルシートや骨材自体に、中央線を目安として
粘着テープを貼ることができる。
【0005】巻心は、必要に応じて、紙製や合成樹脂製
等の材質のものが用いられる。さらに、テープの色につ
いては特に限定されないが、請求項2記載の発明のよう
に、テープを透明又は半透明にすれば、箱に貼る際に、
テープ上方から確認しながら、テープ上の中央線が箱の
フラップ合わせ目や褄部の辺をなぞるように貼っていく
ことができ、より一層梱包作業が容易となる。また、請
求項3記載の発明によれば、どのような色調のテープで
も、光線透過率が40%以上、好ましくは60%以上で
あるテープを用いることによって、貼り付ける部位を鮮
明に目視することが可能である。
【0006】また、中央線の色については限定されない
が、テープの色に対して、中央線は充分認識可能であ
り、容易に認識できる色が望ましい。中央線について
は、接触、摩擦により容易に消去されない塗料を、例え
ば印刷にて塗色するか、ラミクロスの場合には、クロス
とラミネート層の間に印刷ラインを施したり、中央にテ
ープ基布とは別色の経糸を編み込んだり、綿糸や、紙、
プラスティック、金属などの線をテープ上に強力に接着
してあってもよい。いずれの方法においても、中央線は
接触、摩擦、経時変化に耐えることが望ましい。この中
央線は認識可能であれば、実線や点線を問わない。線の
太さについても、限定されないが、認識が容易でかつ、
中央が正確に把握できる程度の太さにすることが望まし
い。
【0007】一方、本発明による粘着テープの材質は、
プラスティック等のフィルム、割織布やソフと呼ばれる
不織布や、熱可塑性合成樹脂のフラットヤーンで織成し
た基布に、熱可塑性樹脂を少なくとも片面にラミネート
したラミクロスなどが挙げられる。また、本発明は、ハ
サミやカッターにて切断するテープや、経糸の強度を緯
糸の強度より弱くすることでテープの長手方向に対して
緯方向に手切れすることを容易にしたテープ等に適用可
能である。手切れが容易なテープに、本発明による中央
線を描くことで貼ろうとする部位に迅速に貼り、かつ容
易に手切れすることができ、極めて効率よく包装作業、
補修作業等が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の1例に
ついて、図面に基づいて説明する。図1は本発明による
粘着テープの斜視図である。紙製の巻心4に、フラット
ヤーンで織成した透明な基布を用いた粘着テープ6が捲
着積層されてある。粘着テープ6のテープ端線2の中点
3から、テープ全長にわたってテープの長手方向に平行
に、テープ基布とは色相の異なる経糸を少なくとも1本
用いた中央線1が、織り込まれてある。
【0009】テープの透明性を測定するために、黒色箱
体より成る照度計を用い、500mm離れたところにある
人工光源を10000ルクス(lx)に調整し、照度計の1
00mm前面に試料テープを付設し、その試料テープを透
かして測定した照度より透光率を算出した。透光率が6
0%以上のものが段ボール箱のフラップ合わせ目を、テ
ープ上側から目視により確認できた(表1)。
【0010】
【表1】
【0011】本発明による粘着テープを貼る際には、図
2に示すように、テープ端線2からテープを剥がし、該
テープを貼ろうとする段ボール箱などのフラップ合わせ
目5に中点3をあてがう。そして、テープを剥がしなが
ら、中央線1がフラップ合わせ目5になぞるようにしな
がら貼り進める。
【0012】上記粘着テープの製造方法は、例えば、ポ
リプロピレンまたはポリエチレン樹脂などの合成樹脂で
成形したフラットヤーンを経糸緯糸としてテープ基布を
織成し、同時に基布と異なる色相の経糸が織り込まれた
該テープ基布に3工程にわたる加工を施して製品化する
もので、第1工程では、テープ基布の片面に前記フラッ
トヤーンと同質の樹脂で押し出しラミネート加工を行
う。次いで、第2工程を行う。第2工程はテープ基布の
他面に同じくフラットヤーンと同質の樹脂で押し出しラ
ミネート加工を行う。次いで第3工程ではラミネート加
工された層のうち少なくとも一面に接着剤を付着させる
ものである。
【0013】このようにして製造した粘着テープの切断
前の幅広シート7を、図3のごとく、長筒状巻心8に捲
着積層し、図4に示すような捲着積層した粘着テープ
を、製品とする粘着テープの幅9に等間隔で、点線10
で切断することによって、図5に示すような粘着テープ
を製造する。本発明による粘着テープを製造する際に
は、最終的に等間隔で切断した時に中央に来るように、
切断前の幅広シート7にあらかじめ等間隔で、最終的に
中央線1となる直線11が施されてなる。
【0014】本発明による粘着テープは、接着剤を片面
に塗布した片面の粘着テープのみならず、該接着剤を両
面に塗布した両面の粘着テープも含まれる。両面の粘着
テープは、前述の片面粘着テープの接着剤層を他方の面
にも設け、その上に剥離紙を設ければよい。
【0015】本発明による粘着テープの用途としては、
梱包などの包装、農業などの補助資材のほか、仮止め作
業用、警告表示用、宣伝広告用、塗装マスキング用等が
挙げられる。
【0016】
【発明の効果】本発明による粘着テープによれば、中央
線を目印として貼ろうとする部位の直線に平行に貼るこ
とが可能であるので、中央線を境としてテープ幅の左右
を均等に、ずれることなく貼ることができ、テープによ
る貼り付け効果を遺憾なく発揮し、ずれて貼り直したり
することもなく、貼る作業をきわめて容易に且つ迅速に
実施することが可能である。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粘着テープの斜視図である。
【図2】本発明による粘着テープの使用形態を示す図で
ある。
【図3】本発明による粘着テープの製造工程の前半を示
す図である。
【図4】本発明による粘着テープの製造工程の中間を示
す図である。
【図5】本発明による粘着テープの製造工程の後半を示
す図である。
【符号の説明】
1 中央線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤を少なくとも片面に塗布してなるテ
    ープを剥離自在に捲着積層した粘着テープにおいて、捲
    着した該テープ上の長手方向に沿ってテープ幅の中央に
    中央線(1)を、認識可能に設けてあることを特徴とす
    る粘着テープ。
  2. 【請求項2】前記テープは透明又は半透明であることを
    特徴とする請求項1記載の粘着テープ。
  3. 【請求項3】どのような色調でも光線透過率が40%以
    上であることを特徴とする請求項2記載の粘着テープ。
JP10178623A 1998-06-25 1998-06-25 粘着テープ Pending JP2000008005A (ja)

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