JP2000007930A - 繊維反応染料混合物ならびにヒドロキシル含有および/またはカルボキシアミド含有材料を染色するためのその使用 - Google Patents

繊維反応染料混合物ならびにヒドロキシル含有および/またはカルボキシアミド含有材料を染色するためのその使用

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JP2000007930A
JP2000007930A JP11145003A JP14500399A JP2000007930A JP 2000007930 A JP2000007930 A JP 2000007930A JP 11145003 A JP11145003 A JP 11145003A JP 14500399 A JP14500399 A JP 14500399A JP 2000007930 A JP2000007930 A JP 2000007930A
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Stefan Ehrenberg
エーレンベルグ ステファン
Werner Dr Russ
ラス ヴェルナー
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    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0046Mixtures of two or more azo dyes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維反応染料混合物ならびにヒドロキシル含
有および/またはカルボキシアミド含有材料を染色する
ためのその使用方法を提供する。 【解決手段】 【構成】 本発明は、式(1A)および(1B) 【化1】 【化2】 (式中、FBは水溶性有機染料のラジカルであり、Bは
直接共有結合または橋であり、BはBについて定義し
た通りであり、Xは、2,4−ジフルオロピリミジン
−6−イル基であり、Xは、4,6−ジフルオロピリ
ミジン−2−イル基であり、Zは、もう1つの複素環式
繊維反応性基または複素環式繊維反応ラジカルを含む
基、またはXまたはXで定義した通りであり、
、Rおよびnは請求項1で定義した通りである)で
表される染料の混合物と、ヒドロキシル−含有および/
またはカルボキシアミド含有材料を染色するためのその
使用とに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維反応染料混合
物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ドイ
ツ特許出願公開第41 25 266号には、ヒドロキ
シル含有および/またはカルボキシアミド含有材料、特
に繊維材料に、十分に優れた品質の染色を施す繊維反応
染料が開示されている。
【0003】それにもかかわらず、染料プラントで染料
生成物に要求されることに鑑みると、わずかであるとは
いえ今日の経済での要件からみて重要な実用面での利点
が得られる他の生成物を探す必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、式(1
A)の染料1種またはそれ以上、例えば2種、3種また
は4種と、式(1B)の染料1種またはそれ以上、例え
ば2種、3種または4種と、を含む繊維反応染料の混合
物が得られる。
【0005】
【化26】
【0006】
【化27】 (式中、
【0007】FBは、水溶性有機染料、好ましくは、ト
リスアゾ染料などのスルホ含有モノアゾ、ジスアゾ、ト
リスアゾまたはポリアゾ染料のラジカル、スルホ含有
1:1銅、1:2クロムおよび1:2コバルトモノア
ゾ、ジスアゾまたはトリスアゾ染料またはスルホ含有ア
ントラキノン、フタロシアニン、銅フタロシアニン、ニ
ッケルフタロシアニン、コバルトフタロシアニン、ホル
マザン、銅ホルマザン、アゾメチン、ジオキサジン、ト
リフェンジオキサジン、フェナジン、スチルベン、トリ
フェニルメタン、キサンテン、チオキサンテン、ニトロ
アリール、ナフトキノン、パイレンキノンまたはペリレ
ンテトラカルボイミド染料のラジカルであり、
【0008】Bは、直接結合または芳香族炭素環ラジカ
ルの環形成炭素原子にまたはFBの芳香族複素環式ラジ
カルの環形成炭素原子または窒素原子に結合する橋であ
り、好ましくは直接結合であり、
【0009】Rは、水素または例えば塩素などのハロゲ
ン、ヒドロキシル、アセチルオキシ、カルボキシル、ス
ルホ、ホスファトまたはスルファトからなる群から選択
される置換基によって任意に置換されていてもよい、炭
素数1〜4個のアルキルであり、
【0010】Bは、Bについて定義した通りであり、
【0011】Rは、Rについて定義した通りであり、
【0012】nは、1または2、好ましくは1であり、
【0013】繊維反応ラジカルとしてのXは、2,4
−ジフルオロピリミジン−6−イル基であり、
【0014】繊維反応ラジカルとしてのXは、4,6
−ジフルオロピリミジン−2−イル基であり、
【0015】Zは、もう1つの複素環式繊維反応性基ま
たは複素環式繊維反応ラジカルを含む基、またはX
たはXで定義した通りである。)
【0016】
【発明の実施の形態】式(1A)および(1B)ならび
に以下の式の各々において、式の個々のラジカルは、い
ずれかの式における指定が同一であろうと異なっていよ
うと、それぞれの定義範囲内で互いに同一または異なる
意味を有することができる。
【0017】スルホ、カルボキシル、ホスファトおよび
スルファトの基は、いずれも上記の定義にて定めた通り
および以下に定める通りであり、それぞれの酸および塩
基の形態をも含む。したがって、スルホ基は式SO
の基であり、カルボキシル基は式−COOMの基であ
り、ホスファト基は式−OPOの基であり、スル
ファト基は式−OSOMの基である。(式中、
【0018】Mは、水素または、ナトリウム、ふっ化ジ
ルコニウムカリウムまたはリチウムなどのアルカリ金
属、またはモル当量のカルシウムなどのアルカリ土類金
属であり、好ましくは水素またはアルカリ金属であ
る。)
【0019】本発明の混合物が、式(1A)の染料2種
またはそれ以上、例えば2種、3種または4種を含む場
合、前記染料は、ラジカルB、R、B、RおよびZ
に関して異なっていてもよく、かつインデックスnに関
して異なっていてもよく、特に、ラジカルFBの発色団
に関して異なっていてもよい。同様に、式(1B)の染
料のうち2種またはそれ以上が混合物中に存在する場
合、これらの染料は、化学的な構成に関して互いに異な
っていてもよい。しかしながら、本発明の好ましい実施
例では、ラジカルFBの染料発色団またはラジカルFB
自体が同一であり、特に、式(1A)および(1B)の
染料において互いに同一である染料混合物が得られ、式
(1A)の染料1種と式(1B)の染料1種とを含む本
発明の染料混合物、またはZがXおよび/またはX
であり、前記染料がラジカルXおよびXに関しての
み異なる場合には、必要であれば式(1A)の混合物2
種かつ必要であれば式(1B)の混合物2種を含む本発
明の染料混合物に重きをおくものとする。
【0020】式(1A)および(1B)の染料の全混合
物は、1種または複数の式(1A)の前記染料を、90
〜30重量%、好ましくは85〜50重量%の比率で含
み、1種または複数の式(1B)の前記染料を10〜7
0重量%、好ましくは15〜50重量%の比率で含む。
【0021】橋BおよびBの例としては、式(a)〜
(l)の基が挙げられる。
【0022】
【化28】
【0023】
【化29】
【0024】
【化30】 (式中、アスタリスクは、FBに結合する部位を示し、
【0025】Rは上記にて定義した通りであり、
【0026】Alkは、炭素数1〜6個のアルキレン、
または1個または2個の、NH、N、OまたはSなどの
ヘテロ基によってまたは1、2または3個のヘテロ基を
含む1個または2個の基によって中断されている炭素数
2〜8個、好ましくは2〜6個のアルキレンであり、
【0027】Arは、フェニレンまたはナフチレンまた
はビフェニルまたはスチルベンのラジカルであり、これ
らのラジカルArは、例えばフッ素、塩素、臭素、炭素
数1〜4個のアルキル、炭素数1〜4個のアルコキシ、
カルボキシおよびスルホからなる群から選択される置換
基によって芳香核において置換されていてもよく、
【0028】Lは、AlkまたはArについて定義し
た通りであるか、または式
【0029】
【化31】 (式中、AlkおよびArは上記にて定義した通りであ
る)で示される基であり、
【0030】Lは、フッ素、塩素、臭素、置換されてい
てもよいアミノ、ヒドロキシル、炭素数1〜4個のアル
コキシ、置換されていてもよいフェノキシまたは(C
−C アルキル)チオである。
【0031】ここおよび以下における「アルキレン」
は、直鎖状でも分岐状でもよい。
【0032】特に好適な繊維反応性ラジカルZは、5ま
たは6員の芳香族複素環、例えばモノアジン、ジアジン
またはトリアジン環、特にピリジン、ピリミジン、ピリ
ダジン、ピラジン、チアジン、オキサジンまたは非対称
または対称トリアジン環に、または1個またはそれ以上
の融合された芳香族炭素環を有する環システム、例えば
キノリン、フタラジン、シノリン、キナゾリン、キノキ
サリン、アクリジン、フェナジンまたはフェナンスリジ
ン環システムに結合された少なくとも1個の反応性置換
基を含む繊維反応性ラジカルである。
【0033】複素環上の反応性置換基の例としては、ハ
ロゲン(Cl、BrまたはF)、ヒドラジニウムを含む
アンモニウム、ピリジニウム、ピコリニウム、カルボキ
シピリジニウム、スルホニウム、スルホニル、アジド
(N)、チオシアナト、チオエーテル、オキシエーテ
ル、スルフィン酸およびスルホン酸が挙げられる。
【0034】その他の繊維反応ラジカルZの例として
は、2,4−ジクロロ−6−トリアジニルおよびモノハ
ロ−対称トリアジニルラジカル、特にモノクロロトリア
ジニルおよびモノフルオロトリアジニルラジカルであ
り、これらのラジカルはアルキル、アーリル、アミノ、
モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アラルキルア
ミノ、アリールアミノ、モルホリノ、ピペリジノ、ピロ
リジノ、ピペラジノ、アルコキシ、アリールオキシ、ア
ルキルチオおよびアリールチオから選択される置換基に
より置換され、ここで、アルキルは好ましくは置換され
ていてもよいC−Cアルキルであり、アラルキルは
好ましくは置換されていてもよいフェニルC −C
ルキルであり、アリールは好ましくは置換されていても
よいフェニルまたはナフチルであり、ここでアルキルの
好ましい置換基は、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ビ
ニルスルホニル、置換アルキルスルホニル、ジアルキル
アミノ、モルホリノ、C−Cアルコキシ、ビニルス
ルホニルC−Cアルコキシ、置換アルキルスルホニ
ルC−Cアルコキシ、カルボキシル、スルホまたは
スルファトであり、フェニルまたはナフチルの好ましい
置換基は、スルホ、C−Cアルキル、C−C
ルコキシ、カルボキシル、ハロゲン、アシルアミノ、ビ
ニルスルホニル、置換アルキルスルホニル、ヒドロキシ
ルおよびアミノである。
【0035】ラジカルZの具体例としては、2−アミノ
−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−メチルアミノ
−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−エチルアミノ
−4−フルオロト−6−トリアジニル、2−イソプロピ
ルアミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−ジメ
チルアミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−ジ
エチルアミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−
β−メトキシエチルアミノ−4−フルオロ−6−トリア
ジニル、2−β−ヒドロキシエチルアミノ−4−フルオ
ロ−6−トリアジニル、2−ジ(β−ヒドロキシエチル
アミノ)−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−β−
スルホエチルアミノ−4−フルオロ−6−トリアジニ
ル、2−β−スルホエチルメチルアミノ−4−フルオロ
−6−トリアジニル、2−カルボキシメチルアミノ−4
−フルオロ−6−トリアジニル、2−ジ(カルボキシメ
チルアミノ)−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−
スルホメチルメチルアミノ−4−フルオロ−6−トリア
ジニル、2−β−シアノエチルアミノ−4−フルオロ−
6−トリアジニル、2−ベンジルアミノ−4−フルオロ
−6−トリアジニル、2−β−フェニルエチルアミノ−
4−フルオロ−6−トリアジニル、2−ベンジルメチル
アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(4’
−スルホベンジル)アミノ−4−フルオロ−6−トリア
ジニル、2−シクロヘキシルアミノ−4−フルオロ−6
−トリアジニル、2−(o−、m−、p−メチルフェニ
ル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−
(o−、m−、p−スルホフェニル)アミノ−4−フル
オロ−6−トリアジニル、2−(2’、5’−ジスルホ
フェニル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、
2−(o−、m−、p−クロロフェニル)アミノ−4−
フルオロ−6−トリアジニル、2−(o−、m−、p−
メトキシフェニル)アミノ−4−フルオロ−6−トリア
ジニル、2−(2’−メチル−4’−スルホフェニル)
アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(2’
−メチル−5’−スルホフェニル)アミノ−4−フルオ
ロ−6−トリアジニル、2−(2’−クロロ−4’−ス
ルホフェニル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニ
ル、2−(2’−クロロ−5’−スルホフェニル)アミ
ノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(2’−メ
トキシ−4’−スルホフェニル)アミノ−4−フルオロ
−6−トリアジニル、2−(o−、m−、p−カルボキ
シフェニル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニ
ル、2−(2’,4’−ジスルホフェニル)アミノ−4
−フルオロ−6−トリアジニル、2−(3’,5’−ジ
スルホフェニル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジ
ニル、2−(2’−カルボキシ−4’−スルホフェニ
ル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−
(2’−カルボキシ−5’−スルホフェニル)アミノ−
4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(6’−スルホ
ナフト−2’−イル)アミノ−4−フルオロ−6−トリ
アジニル、2−(4’,8’−ジスルホナフト−2’−
イル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−
(6’,8’−ジスルホナフト−2’−イル)アミノ−
4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(N−メチル−
N−フェニル)アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニ
ル、2−(N−エチル−N−フェニル)アミノ−4−フ
ルオロ−6−トリアジニル、2−(N−β−ヒドロキシ
エチル−N−フェニル)アミノ−4−フルオロ−6−ト
リアジニル、2−(N−イソプロピル−N−フェニル)
アミノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−モルホ
リノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−ピペリジ
ノ−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(4’,
6’,8’−トリスルホナフト−2’−イル)アミノ−
4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(3’,6’,
8’−トリスルホナフト−2’−イル)アミノ−4−フ
ルオロ−6−トリアジニル、2−(3’,6’−ジスル
ホナフト−1’−イル)アミノ−4−フルオロ−6−ト
リアジニル、N−メチル−N−(2,4−ジクロロトリ
アジニル)カルバミル、N−メチル−N−(2−メチル
アミノ−4−クロロ−6−トリアジニル)カルバミル、
N−メチル−N−(2−ジメチルアミノ−4−クロロ−
6−トリアジニル)カルバミル、N−メチルおよびN−
エチル−N−(2,4−ジクロロ−6−トリアジニル)
アミノアセチル、2−メトキシ−4−フルオロ−6−ト
リアジニル、2−エトキシ−4−フルオロ−6−トリア
ジニル、2−フェノキシ−4−フルオロ−6−トリアジ
ニル、2−(o−、m−またはp−スルホフェノキシ)
−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−(o−、m−
またはp−メチル−またはメトキシフェノキシ)−4−
フルオロ−6−トリアジニル、2−β−ヒドロキシエチ
ルメルカプト−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−
フェニルメルカプト−4−フルオロ−6−トリアジニ
ル、2−(4’−メチルフェニル)メルカプト−4−フ
ルオロトリアジニル、2−(2’,4’−ジニトロフェ
ニル)メルカプト−4−フルオロ−6−トリアジニル、
2−メチル−4−フルオロ−6−トリアジニル、2−フ
ェニル−4−フルオロ−6−トリアジニルおよびこれら
に対応する4−クロロトリアジニルおよび4−ブロモト
リアジニルラジカルおよびトリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、ジメチル−β−ヒドロキシエチルアミン、ト
リエタノールアミン、N,N−ジメチルヒドラジン、ピ
リジン、α−,β−またはγ−ピコリン、ニコチン酸お
よびイソニコチン酸などの第3級塩基によるかまたはス
ルフィン酸塩、特にベンゼンスルフィン酸または重亜硫
酸塩によるハロゲン交換によって得られるこれらに対応
するラジカルが挙げられる。
【0036】ハロトリアジニルラジカルは、第2のハロ
トリアジニルラジカルまたはハロジアジニルラジカル
に、あるいは1個またはそれ以上のビニルスルホニルま
たはスルファトエチルスルホニルラジカルに、例えば式
(m)〜(o)
【0037】
【化32】
【0038】
【化33】 で示される橋によって結合することができ、あるいは、
スルファトエチルスルホニルまたはビニルスルホニル基
に結合する場合には、式(p)または(q)
【0039】
【化34】 (式中、Rα、Rβ、Mおよびmは上記または以下にお
いて定義する通りである)で示される橋によって結合す
ることができる。
【0040】したがって、さらに他のラジカルZの例
は、式(aa)〜(ar)
【0041】
【化35】
【0042】
【化36】
【0043】
【化37】
【0044】
【化38】
【0045】
【化39】
【0046】
【化40】
【0047】
【化41】
【0048】
【化42】
【0049】
【化43】
【0050】
【化44】
【0051】
【化45】
【0052】
【化46】
【0053】
【化47】
【0054】
【化48】
【0055】
【化49】
【0056】
【化50】
【0057】
【化51】 (式中、
【0058】Mは上記にて定義した通りであり、
【0059】mは1または2であり、
【0060】Rαは、水素または例えば塩素、フッ素お
よび臭素などのハロゲン、例えばエチル、特にメチルな
どの炭素数1〜4のアルキル、または例えばエトキシ、
特にメトキシなどの炭素数1〜4個のアルコキシであ
り、
【0061】Rβは、水素または例えばハロゲン、ヒド
ロキシ、カルボキシル、スルファトまたはスルホによっ
て置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキルであ
る)で示される基である。
【0062】さらに他のラジカルの例としては、2,4
−ジクロロ−6−ピリミジニル、2,4,5−トリクロ
ロ−6−ピリミジニル、2,4−ジクロロ−5−ニトロ
−または−5−メチルまたは−5−カルボキシメチル−
または−5−カルボキシ−または−5−シアノ−または
−5−ビニル−または−5−スルホ−または−5−モノ
−、ジ−またはトリクロロメチル−または−5−カルボ
アルコキシ−6−ピリミジニル、2,6−ジクロロピリ
ミジン−4−カルボニル、2,4−ジクロロピリミジン
−5−カルボニル、2−クロロ−4−メチルピリミジン
−5−カルボニル、2−メチル−4−クロロピリミジン
−5−カルボニル、2−メチルチオ−4−フルオロピリ
ミジン−5−カルボニル、6−メチル−2,4−ジクロ
ロピリミジン−5−カルボニル、2,4,6−トリクロ
ロピリミジン−5−カルボニル、2,4−ジクロロピリ
ミジン−5−スルホニル、2−クロロキノキサリン−3
−カルボニル、2−または3−モノクロロキノキサリン
−6−カルボニル、2−または3−モノクロロキノキサ
リン−6−スルホニル、2,3−ジクロロキノキサリン
−5−または−6−カルボニル、2,3−ジクロロキノ
キサリン−5−または−6−スルホニル、1,4−ジク
ロロフタラジン−6−スルホニルまたは−6−カルボニ
ル、2,4−ジクロロキナゾリン−7−または−6−ス
ルホニルまたは−カルボニル、2−または3−または4
−(4’,5’−ジクロロ−6’−ピリダゾン−1’−
イル)フェニルスルホニルまたはカルボニル、β−
(4’,5’−ジクロロ−6’−ピリダゾン−1’イ
ル)エチルカルボニル、N−メチル−N−(2,3−ジ
クロロキノキサリン−6−スルホニル)アミノアセチル
およびN−メチル−N−(2,3−ジクロロキノキサリ
ン−6−カルボニル)アミノアセチル、および、上記の
塩素置換された複素環ラジカルの対応する臭素およびフ
ッ素誘導体、例えば2−フルオロ−4−ピリミジニル、
2,6−ジフルオロ−4−ピリミジニル、2,6−ジフ
ルオロ−5−クロロ−4−ピリミジニル、2−フルオロ
−5,6−ジクロロ−4−ピリミジニル、2,6−ジフ
ルオロ−5−メチル−4−ピリミジニル、2−フルオロ
−5−メチル−6−クロロピリミジニル、2−フルオロ
−5−ニトロ−6−クロロ−4−ピリミジニル、5−ブ
ロモ−2−フルオロ−4−ピリミジニル、2−フルオロ
−5−シアノ−4−ピリミジニル、2−フルオロ−5−
メチル−4−ピリミジニル、2,5,6−トリフルオロ
−4−ピリミジニル、5−クロロ−6−クロロメチル−
2−フルオロ−4−ピリミジニル、5−クロロ−6−ジ
クロロメチル−2−フルオロ−4−ピリミジニル、5−
クロロ−6−トリクロロメチル−2−フルオロ−4−ピ
リミジニル、5−クロロ−2−クロロメチル−6−フル
オロ−4−ピリミジニル、5−クロロ−2−ジクロロメ
チル−6−フルオロ−4−ピリミジニル、5−クロロ−
2−トリクロロメチル−6−フルオロ−4−ピリミジニ
ル、5−クロロ−2−フルオロジクロロメチル−6−フ
ルオロ−4−ピリミジニル、2,6−ジフルオロ−5−
ブロモ−4−ピリミジニル、2−フルオロ−5−ブロモ
−6−メチル−4−ピリミジニル、2−フルオロ−5−
ブロモ−6−クロロメチル−4−ピリミジニル、2,6
−ジフルオロ−5−クロロメチル−4−ピリミジニル、
2,6−ジフルオロ−5−ニトロ−4−ピリミジニル、
2−フルオロ−6−メチル−4−ピリミジニル、2−フ
ルオロ−5−クロロ−6−メチル−4−ピリミジニル、
2−フルオロ−5−クロロ−4−ピリミジニル、2−フ
ルオロ−6−クロロ−4−ピリミジニル、6−トリフル
オロメチル−5−クロロ−2−フルオロ−4−ピリミジ
ニル、6−トリフルオロメチル−2−フルオロ−4−ピ
リミジニル、2−フルオロ−5−トリフルオロメチル−
4−ピリミジニル、2−フルオロ−5−フェニル−また
は−5−メチルスルホニル−4−ピリミジニル、2−フ
ルオロ−5−カーボンアミド−4−ピリミジニル、2−
フルオロ−5−カルボメトキシ−4−ピリミジニル、2
−フルオロ−5−ブロモ−6−トリフルオロメチル−4
−ピリミジニル、2−フルオロ−6−カーボンアミド−
4−ピリミジニル、2−フルオロ−6−カルボメトキシ
−4−ピリミジニル、2−フルオロ−6−フェニルピリ
ミジニル、2−フルオロ−6−シアノ−4−ピリミジニ
ル、5−クロロ−6−フルオロ−2−メチル−4−ピリ
ミジニル、5,6−ジフルオロ−4−ピリミジニル、5
−クロロ−6−フルオロ−2−ジクロロフルオロメチル
−4−ピリミジニル、2−フルオロ−5−クロロピリミ
ジン−4−イル、2−メチル−4−フルオロ−5−メチ
ルスルホニル−6−ピリミジニル、2,6−ジフルオロ
−5−メチルスルホニル−4−ピリミジニル、2,6−
ジクロロ−5−メチルスルホニル−4−ピリミジニル、
2−フルオロ−5−スルホンアミド−4−ピリミジニ
ル、2−フルオロ−5−クロロ−6−カルボメトキシ−
4−ピリミジニルおよび2,6−ジフルオロ−5−トリ
フルオロメチル−4−ピリミジニルを含み、2,4−ビ
ス(フェニルスルホニル)−6−トリアニジル、2−
(3’−カルボキシフェニル)−4−スルホニル−6−
クロロトリアジニル、2−(3’−スルホフェニル)ス
ルホニル−4−クロロ−6−トリアジニルおよび2,4
−ビス(3’−カルボキシフェニルスルホニル)−6−
トリアジニルなどのスルホニル含有トリアジンラジカ
ル、2−カルボキシメチルスルホニル−4−ピリミジニ
ル、2−メチルスルホニル−6−メチルピリミジニル、
2−メチルスルホニル−6−エチル−4−ピリミジニ
ル、2−フェニルスルホニル−5−クロロ−6−メチル
−4−ピリミジニル、2,6−ビスメチルスルホニル−
4−ピリミジニル、2,6−ビスメチルスルホニル−5
−クロロピリミジニル、2,4−ビスメチルスルホニル
ピリミジン−5−スルホニル、2−メチルスルホニル−
4−ピリミジニル、2−フェニルスルホニル−4−ピリ
ミジニル、2−トリクロロメチルスルホニル−6−メチ
ル−4−ピリミジニル、2−メチルスルホニル−5−ク
ロロ−6−メチル−4−ピリミジニル、2−メチルスル
ホニル−5−ブロモ−6−メチル−4−ピリミジニル、
2−メチルスルホニル−5−クロロ−6−エチル−4−
ピリミジニル、2−メチルスルホニル−5−クロロ−6
−クロロメチル−4−ピリミジニル、2−メチルスルホ
ニル−4−クロロ−6−メチルピリミジン−5−スルホ
ニル、2−メチルスルホニル−5−ニトロ−6−メチル
−4−ピリミジニル、2,5,6−トリスメチルスルホ
ニル−4−ピリミジニル、2−メチルスルホニル−5,
6−ジメチル−4−ピリミジニル、2−エチルスルホニ
ル−5−クロロ−6−メチル−4−ピリミジニル、2−
メチルスルホニル−6−クロロ−4−ピリミジニル、
2,6−ビス−メチルスルホニルスルホニル−5−クロ
ロピリミジニル、2−メチルスルホニル−6−カルボキ
シ−4−ピリミジニル、2−メチルスルホニル−5−ス
ルホ−4−ピリミジニル、2−メチルスルホニル−6−
カルボメトキシ−4−ピリミジニル、2−メチルスルホ
ニル−5−カルボキシ−4−ピリミジニル、2−メチル
スルホニル−5−シアノ−6−メトキシ−4−ピリミジ
ニル、2−メチルスルホニル−5−クロロ−4−ピリミ
ジニル、2−β−スルホエチルスルホニル−6−メチル
−4−ピリミジニル、2−メチルスルホニル−5−ブロ
モ−4−ピリミジニル、2−フェニルスルホニル−5−
クロロ−4−ピリミジニル、2−カルボキシメチルスル
ホニル−5−クロロ−6−メチル−4−ピリミジニル、
2−メチルスルホニル−6−クロロピリミジニル−4−
および−5−カルボニル、2,6−ビス(メチルスルホ
ニル)ピリミジン−4−または−5−カルボニル、2−
エチルスルホニル−6−クロロピリミジン−5−カルボ
ニル、2,4−ビス(メチルスルホニル)ピリミジン−
5−スルホニル、2−メチルスルホニル−4−クロロ−
6−メチルピリミジン−5−スルホニルまたは−カルボ
ニル、2−クロロベンゾチアゾール−5−または−6−
カルボニルまたは−5−または−6−スルホニル、2−
メチルスルホニル−または2−エチルスルホニル−ベン
ゾチアゾール−5−または−6−スルホニルまたは−カ
ルボニル、2−フェニルスルホニルベンゾチアゾール−
5−または−6−スルホニルまたは−カルボニルおよび
融合されたベンゼン環中のスルホ基を含む、対応する2
−スルホニルベンゾチアゾール−5−または−6−カル
ボニルまたは−スルホニル誘導体などの2−アリールス
ルホニル−またはアルキルスルホニル−ベンゾチアゾー
ル−5−または−6−カルボニルまたは−5−または−
6−スルホニル、などのスルホニル含有ピリミジンラジ
カル、2−クロロベンズオキサゾール−5−または−6
−カルボニルまたは−スルホニル、2−クロロベンズイ
ミダゾール−5−または−6−カルボニルまたは−スル
ホニル、2−クロロ−1−メチルベンズイミダゾール−
5−または−6−カルボニルまたは−スルホニル、2−
クロロ−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボ
ニルまたは−4−または−5−スルホニル、または4−
クロロまたは4−ニロトキノリン−5−カルボニルのN
−オキサイドである。
【0063】好ましい染料は、FBがモノアゾまたはジ
スアゾ染料のラジカルであるか、または金属錯体アゾ染
料のラジカルである式(1)の染料である。
【0064】これらの染料において、ラジカル−B−N
(R)−Xおよび−B−N(R)−Z(式中、1つ
の染料におけるXはXについて定義した通りであり、
もう1つの染料おけるXはXについて定義した通りで
ある)は、出発成分の異なるラジカルまたは同一のラジ
カル、すなわちジアゾ成分およびカップリング成分のラ
ジカルに結合する。ラジカル−B−N(R)−Xおよび
−B−N(R)−Zは、好ましくは各々1つの成分
すなわちジアゾ成分またはカップリング成分と結合す
る。この場合、本発明の混合物の染料は、例えば式(1
a)、(1b)、(1c)または(1d)
【0065】
【化52】
【0066】
【化53】
【0067】
【化54】
【0068】
【化55】 (式中、
【0069】Xは、それぞれの場合において一方の染料
でX基、同一の式で表される他方の染料においてX
基であり、
【0070】Zは上記にて定義した通りであり、よって
またはXであることができ、
【0071】D、DおよびDは、それぞれベンゼン
またはナフタレンシリーズのジアゾ成分のラジカルであ
り、
【0072】Kは、ベンゼン、ナフタレン、アセトアセ
タリライド(acetoacetarylide)また
は複素環シリーズのカップリング成分のラジカルであ
り、複素環シリーズのうち好ましくはピラゾロンラジカ
ルまたはピリドンラジカルであり、
【0073】BおよびBは、互いに同一であっても異
なっていてもよく、各々上記にて定義した通りであり、
【0074】RおよびRは、互いに同一であっても異
なっていてもよく、各々上記にて定義した通りであり、
【0075】Kは、二重カップリングのカップリング
成分のラジカルである)で表される。
【0076】式(1a)の染料例を用いると、染料(1
a)の本発明による混合物には、式(1a−A1)およ
び(1a−B1)の染料が含まれ、ZがラジカルX
たはXである場合には、式(1a−A3)、(1a−
B3)、(1a−B4)および(1a−A4)
【0077】
【化56】
【0078】
【化57】
【0079】
【化58】
【0080】
【化59】
【0081】
【化60】
【0082】
【化61】 (式中、式のラジカルは上記にて定義した通りである)
の染料が含まれる。(A3)、(B3)、(B4)およ
び(A4)による染料は、通常、100%を基準とした
混合物の重量比(%)で約(70〜60):(18〜1
3):(18〜13):(8〜2)で存在する。
【0083】2個のラジカル−B−N(R)−Xおよび
−B−N(R)−Zが出発成分DまたはKの同一の
ラジカルに結合している場合には、これは特にカップリ
ング成分Kのラジカルである。この場合、染料は式(1
e)
【0084】
【化62】 (式中、D、K、B、B、R、R、XおよびZは式
(1a)〜(1d)にて定義した通りである)で表され
る。
【0085】前記ラジカルD、DおよびDは、さら
にアゾ基によって置換されていてもよく、あるいはアゾ
基を含むラジカルによって置換されていてもよく、式
(1)のラジカルFBについて上記にて列挙したものと
同様に、X、Z、B、B、RおよびRは上記にて定
義した通りである。
【0086】D、DおよびDの例としては、好まし
くはスルホ、クロロ、C−Cアルキル、カルボアル
コキシまたはスルホンアミドで置換されていてもよいフ
ェニルまたはフェニレン、スルホ、クロロ、C−C
アルコキシまたはC−Cアルキルで置換されていて
もよいナフチルまたはナフチレン、スルホ置換されてい
てもよい4−(フェニルアゾ)フェニルおよびスルホ置
換されていてもよいビフェニレンが挙げられる。
【0087】Kは、例えばヒドロキシベンゼン、ヒドロ
キシナフタレン、アミノベンゼン、アミノナフタレンま
たはアミノヒドロキシナフタレンシリーズのカップリン
グ成分のラジカル、あるいは5−ヒドロキシ−3−メチ
ル−または−カルボキシ−ピラゾロン、6−ヒドロキシ
−2−ピリドンラジカルまたは環未置換またはC−C
アルキル−またはC−Cアルコキシ−環置換アセ
トアセタリライドラジカルである。
【0088】ラジカルKは、通例の置換基、特にスルホ
基を有していてもよい。
【0089】本発明の染料混合物において利点が得られ
るさらに他の染料としては、ラジカルD、D、D
よびKが反応性ラジカルをさらに含むことができる式
(1a)〜(1e)に示すものが挙げられる。したがっ
て、トリ反応染料およびテトラ反応染料も同様に包含さ
れるが、この場合は反応性ラジカルのうち少なくとも1
個がXまたはX基である。DまたはKに含まれる、
ZおよびXのようなさらに別の反応性ラジカルは、アミ
ノ基または他の方法、例えば直接結合によってDまたは
Kに結合できる。上記の条件は、式(1)および(1
a)〜(1e)で示されるモノアゾ染料およびジスアゾ
染料の金属錯体にも適用される。
【0090】特に好ましい本発明の混合物は、Zが式
(2)
【0091】
【化63】 (式中、RおよびRは、各々互いに独立して、水素
または例えばハロゲン、シアノ、C−Cアルコキ
シ、ヒドロキシル、カルボキシ、スルホおよびスルファ
トからなる群から選択される置換基によって置換されて
いてもよいC−C アルキルであるか、または、ベン
ジル、フェネチル、シクロヘキシル、フェニルまたは式
−CH−CH−SO−Wで示される基〔式中、W
はビニルまたは式−CH−CH−Vで示される基
(式中、Vはアルカリ消失可能なラジカルである)また
は例えばハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチ
ル、スルファモイル、カルバモイル、C−Cアルキ
ル、C−Cアルコキシ、C−Cアルカノイルア
ミノ、ベンゾイルアミノ、ウレイド、ヒドロキシル、カ
ルボキシル、スルホメチルおよびスルホからなる群から
選択される置換基によって置換されていてもよいフェニ
ル、または例えばハロゲン、ニトロ、C−Cアルコ
キシ、C−Cアルカノイルアミノ、ヒドロキシル、
カルボキシルおよびスルホからなる群から選択される置
換基によって置換されていてもよいナフチルである〕で
あるか、または−NRが、モルホリノ、ピペリジ
ノまたはピペラジノラジカルであり、Yは、塩素、フッ
素または置換されていてもよいピリジニウムラジカルで
ある)で示される一般式(1A)および(1B)または
(1a)〜(1e)の染料を含む混合物である。
【0092】好ましくは、YがFである染料である。Y
がClである染料のうち、好ましくは−NRがス
ルホフェニルアミノ以外の上記にて定義した通りのもの
である。
【0093】さらに、特に好ましくは、いずれの場合も
ZがXおよび/またはXを有する染料を含む本発明
の混合物である。
【0094】好ましくは、ラジカル−B−N(R
−Zが式(2a)
【0095】
【化64】 (式中、
【0096】Rγは、炭素数1〜4個のアルキルまたは
好ましくは水素であり、
【0097】Yは、塩素、フッ素、ピリジニウムまたは
置換ピリジニウム、例えば、炭素数1〜4個のアルキ
ル、カルボキシル、スルホ、シアノまたはカルバモイル
によって置換されたピリジニウムであり、
【0098】Wは、ビニルまたは式−CH−CH
Vで示される基(式中、Vはアルカリ消失可能なラジカ
ル、例えばスルファト、チオスルファト、アセチルオキ
シ、ホスファト、メチルスルホニルオキシ、ウレイド、
メチルスルホニルアミノ、塩素、臭素、フッ素、ベンゾ
イルオキシ、例えば炭素数1〜4個のアルキル、カルボ
キシル、スルホ、シアノまたはカルバモイルによって置
換されていてもよいフェニルスホニルオキシである)で
あり、
【0099】Rは、水素、塩素、臭素、炭素数1〜4
個のアルキル、炭素数1〜4個のアルコキシ、カルボキ
シルまたはスルホである)で示される場合の式(1A)
および(1B)の染料を含む混合物が包含される。
【0100】好ましくは式(10)および(11)
【0101】
【化65】
【0102】
【化66】 (式中、
【0103】Mは上記にて定義した通りであり、
【0104】ラジカルAはXであるか、または一方のA
がXであり、他方のAがZであって、Zは上記式(1)
にて定義した通りであり、同一の式におけるXは1番目
がX 、2番目がXであり、
【0105】Rは、水素、メチルまたはエチルであ
り、
【0106】ベンゼン環Eは必要であればさらに置換さ
れていてもよく、
【0107】rは1または2であり、
【0108】sは0または1であり、
【0109】pは0または1であり、式(10)および
(11)におけるベンゼン環Eは好ましくはそれ以上置
換されていない)で示される染料を含む混合物である。
【0110】さらに好ましくは、式(12)
【0111】
【化67】 (式中、M、Aおよびrは上記にて定義した通りであ
る)で示される染料を含む混合物である。
【0112】本発明によるその他の価値ある混合物とし
ては、各々式(13)〜(42)で表される式(1A)
および(1B)の染料を含むものが挙げられる。
【0113】
【化68】
【0114】
【化69】
【0115】
【化70】
【0116】
【化71】
【0117】
【化72】
【0118】
【化73】
【0119】
【化74】
【0120】
【化75】
【0121】
【化76】
【0122】
【化77】
【0123】
【化78】
【0124】
【化79】
【0125】
【化80】
【0126】
【化81】
【0127】
【化82】
【0128】
【化83】
【0129】
【化84】
【0130】
【化85】
【0131】
【化86】
【0132】
【化87】
【0133】
【化88】
【0134】
【化89】
【0135】
【化90】
【0136】
【化91】
【0137】
【化92】
【0138】
【化93】
【0139】
【化94】
【0140】
【化95】
【0141】
【化96】
【0142】
【化97】 (式中、
【0143】A、M、R、K、E、p、rおよびsは上
記にて定義した通りであり、
【0144】Rは、水素、メチルおよびエチルなどの
炭素数1〜4個のアルキル、メトキシおよびエトキシな
どの炭素数1〜4個のアルコキシ、プロピオニルアミノ
およびアセチルアミノなどの炭素数2〜5個のアルカノ
イルアミノ、C−Cアルキルスルホニルアミノ、ア
ミノカルボニルアミノ、塩素、臭素または置換されてい
てもよいフェニルカルボニルアミノであり、
【0145】Rは、水素、メチルおよびエチルなどの
炭素数1〜4個のアルキル、メトキシおよびエトキシな
どの炭素数1〜4個のアルコキシ、ヒドロキシルまたは
スルホであり、
【0146】Rは、メチルまたはカルボキシルであ
り、
【0147】Rは、プロピオニルおよびアセチルなど
の炭素数2〜4個のアルカノイル、またはアミノカルボ
ニルであり、
【0148】Rは、シアノ、アミノカルボニル、スル
ホメチル、スルホまたは水素であり
【0149】tは、2または3であり、
【0150】kは、1、2または3であり、
【0151】式(22)、(25)、(29)および
(37)中の1つの−SOM基は、それぞれの式中の
8−ヒドトキシナフタレンラジカルの3位または4位に
結合する)で示されるもの、
【0152】また、式(43)または式(44)
【0153】
【化98】
【0154】
【化99】 (式中、
【0155】M、A、R、p、rおよびsは上記にて定
義した通りである,
【0156】PCは、銅またはニッケルフタロシアニン
のラジカルであり、
【0157】R10は、水素または例えば塩素および臭
素などのハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシル、スル
ホおよびスルファトによって置換されていてもよい炭素
数1〜4個のアルキルであり、
【0158】R11は、水素または、例えば塩素および
臭素などのハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシル、ス
ルホおよびスルファトによって置換されていてもよい炭
素数1〜4個のアルキルであり、
【0159】aは、1または2であり、
【0160】bは、1または2であり、
【0161】cは、0、1または2であり、
【0162】dは、0または1であるが、ただし、(a
+b+c+d)の合計は4以下であり、且つ(a+b)
の合計は少なくとも2である)で示される染料を含むも
のが挙げられ、
【0163】さらに、一般式(45)〜(48)
【0164】
【化100】
【0165】
【化101】
【0166】
【化102】
【0167】
【化103】 (式中、
【0168】A、R、RβおよびMは上記にて定義した
通りであり、
【0169】Tは、いずれの場合においても、塩素、臭
素またはメトキシであり、好ましくは塩素であり、
【0170】Gは、例えば炭素数2〜6個、好ましくは
炭素数2〜4個のアルキレン、または1個または2個の
ヘテロ基、例えば−NH−、−O−、−NH−CO−ま
たは−CO−NH−によって中断されている炭素数3〜
8個のアルキレンなどの脂肪族橋であり、
【0171】Alkは、炭素数1〜4個のアルキレンで
ある)のうち1つで示される染料を含むものが挙げられ
る。
【0172】ベンゼン核Eを有するジアゾ成分の例とし
ては、1,3−フェニレン−4−スルホン酸、1,4−
フェニレンジアミン−2−スルホン酸、1,4−フェニ
レンジアミン−2,5−ジスルホン酸および1,3−フ
ェニレンジアミンジスルホン酸が挙げられる。式(1
0)におけるラジカルRは、特に水素、メチルまたは
エチルである。
【0173】式(10)〜(48)で示される染料にお
いて、1つのラジカルAは、好ましくは一般式(3)
【0174】
【化104】 (式中、Qは、アミノ、モルホリノ、N−β−ヒドロキ
シエチルアミノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルア
ミノ、β−スルホエチルアミノ、またはフェニル核にお
いて、例えば塩素、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、アセチルアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ス
ルホメチルおよびスルホからなる群から選択される置換
基によって置換されていてもよいフェニルアミノである
か、またはフェニル核において、例えば塩素、メチルお
よびエチルからなる群から選択される置換基によって置
換されていてもよいN−(C−Cアルキル)−N−
フェニルアミノ、または、フェニル核において、例えば
塩素、メチルおよびエチルからなる群から選択される置
換基によって置換されていてもよいN−スルホ−(C
−Cアルキル)−N−フェニルアミノ、または、N−
ヒドロキシ−C−C アルキル−N−フェニルアミノ
またはスルホナフチルアミノである)で表されるラジカ
ルであり、第2の反応性ラジカルAは、XまたはX
基である。
【0175】本発明の混合物におけるこの種の染料とし
ては、例えば、式(49)
【0176】
【化105】 (式中、M、R、Qおよびsは上記にて定義した通りで
あり、1つの染料におけるラジカルXはXについて定
義した通りであり、もう1つの染料おけるラジカルXは
について定義した通りである)で示される染料が挙
げられる。
【0177】好ましくは、両方のラジカルAがXである
染料(10)〜(48)である。ここで、同一の染料中
で異なっていてもよい1ラジカルAがXであり、他のラ
ジカルが上記式(2a)で示されるラジカルである染料
である。
【0178】本発明はさらに、式(5)
【0179】
【化106】 (式中、FB、B、B、R、Rおよびnは上記にて
定義した通りである)で示される化合物、またはその対
応する染料先駆物質と、化合物4,5,6−トリフルオ
ロピリミジン1〜2モルおよび必要に応じて式(6)
【0180】
【化107】 (式中、Halは、塩素、臭素またはフッ素であり、Z
は上記にて定義した通りである)で示される化合物の1
〜2モルとを反応させ、染料先駆物質を使用している場
合には、続いてこれらの先駆物質を所望の最終染料に変
換し、そして任意にさらに変換反応させることによって
染料(1)を調製するための方法も提供する。
【0181】好ましいアゾ染料を調製するためには、ジ
アゾ成分およびカップリング成分はいずれもアミノ基−
N(R)Hを2個を含まなければならず、必要であれ
ば、アシル化可能なアミノ基を含んでいなければならな
い。必要があれば、対応するアセチルアミノまたはニト
ロ化合物を使用し、ハロトリアジン、ハロピリミジン等
との縮合の前に、アセチルアミノまたはニトロ基を加水
分解または還元によってそれぞれNH基に変換する。
染料またはアシル化可能なアミノ基を含む染料先駆物質
と、繊維反応性ハロゲン化アシル化試薬との縮合によっ
て、反応性ラジカルXおよびZを導入する。先駆物質か
ら最終染料の調製するにあたり、反応は大抵の場合はア
ゾ染料を生じるカップリング反応である。
【0182】上記にて示した個々のプロセス工程は様々
な順序で実施可能であるため、プロセスを様々な形に変
更することが可能である。通常、反応は、個々の反応成
分間の単一の反応シーケンスが、特定の条件ごとに有利
となる範囲で導入される連続工程で実施される。特定の
条件でハロトリアジンまたはハロピリミジンラジカル等
の加水分解が起こるため、アセチルアミノ基を含む中間
体を加水分解し、アミノジフルオロトリアジンまたはト
リフルオロトリアジン等との縮合の前にアセチル基を除
去しなければならない。さらに適した変換反応として
は、例えば、その後に行われるジハロトリアジニルラジ
カルとアミンとの反応が挙げられる。式HNR
(式中、RおよびRは上記にて定義した通りであ
る)、2,4,6−トリハロ−s−トリアジンおよびジ
アミノベンゼンスルホン酸からの二次縮合生成物の調
製、トリハロトリアジンとアミンとのまたはジアミノベ
ンゼンスルホン酸との縮合生成物の調製において、どの
反応を最初に実施すると最も良いかは様々であり、特
に、反応に関与するアミノ化合物の溶解性およびアシル
化されるアミノ基の塩基性によって変化する。プロセス
の製法の最も重要な形は実施例において説明する。
【0183】本発明による式(1)で示されるモノアゾ
染料またはポリアゾ染料を調製するための適した出発化
合物としては、例えば以下のものが挙げられる。
【0184】ジアゾ成分(D、DおよびD)とし
て:
【0185】1,3−ジアミノベンゼン、1,4−ジア
ミノベンゼン、1,3−ジアミノ−4−クロロベンゼ
ン、1,3−ジアミノ−4−メチルベンゼン、1,3−
ジアミノ−4−エチルベンゼン、1,3−ジアミノ−4
−メトキシベンゼン、1,3−ジアミノ−4−エトキシ
ベンゼン、1,4−ジアミノ−2−メチルベンゼン、
1,4−ジアミノ−2−メトキシベンゼン、1,4−ジ
アミノ−2−エトキシベンゼン、1,4−ジアミノ−2
−クロロベンゼン、1,4−ジアミノ−2,5−ジメチ
ルベンゼン、1,4−ジアミノ−2,5−ジエチルベン
ゼン、1,4−ジアミノ−2−メチル−5−メトキシベ
ンゼン、1,4−ジアミノ−2,5−ジメトキシベンゼ
ン、1,4−ジアミノ−2,5−ジエトキシベンゼン、
2,6−ジアミノナフタレン、1,3−ジアミノ−2,
4,6−トリメチルベンゼン、1,4−ジアミノ−2,
3,5,6−テトラメチルベンゼン、1,3−ジアミノ
−4−ニトロベンゼン、4,4’−ジアミノスチルベ
ン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−
ジアミノビフェニル(ベンジジン)、3,3’−ジメチ
ルベンジジン、3,3’−ジメトキシベンジジン、3,
3’−ジクロロベンジジン、3,3’−ジカルボキシベ
ンジジン、3,3’−ジカルボキシメトキシベンジジ
ン、2,2’−ジメチルベンジジン、4,2’−ジアミ
ノビフェニル(ジフェニリン)、2,6−ジアミノナフ
タレン−4,8−ジスルホン酸、1,4−ジアミノベン
ゼン−2−スルホン酸、1,4−ジアミノベンゼン−
2,5−ジスルホン酸、1,4−ジアミノベンゼン−
2,6−ジスルホン酸、1,3−ジアミノベンゼン−4
−スルホン酸、1,3−ジアミノベンゼン−4,6−ジ
スルホン酸、1,4−ジアミノ−2−クロロベンゼン−
5−スルホン酸、1,4−ジアミノ−2−メチルベンゼ
ン−5−スルホン酸、1,5−ジアミノ−6−メチルベ
ンゼン−3−スルホン酸、1,3−ジアミノ−6−メチ
ルベンゼン−4−スルホン酸、3−(3’−または4’
−アミノベンゾイルアミノ)−1−アミノベンゼン−6
−スルホン酸、1−(4’−アミノベンゾイルアミノ)
−4−アミノベンゼン−2,5−ジスルホン酸、1,4
−ジアミノベンゼン−2−カルボン酸、1,3−ジアミ
ノベンゼン−4−カルボン酸、1,2−ジアミノベンゼ
ン−4−カルボン酸、1,3−ジアミノベンゼン−5−
カルボン酸、1,4−ジアミノベンゼン−2−メチルベ
ンゼン、4,4’−ジアミノジフェニルオキサイド、
4,4’−ジアミノジフェニルウレア−2,2’−ジス
ルホン酸、4,4’−ジアミノジフェニルオキシエタン
−2,2’−ジスルホン酸、4,4−ジアミノスチルベ
ン−2,2’−ジスルホン酸、2−アミノ−5−アミノ
メチルナルタレン−1−スルホン酸、2−アミノ−5−
アミノメチルナフタレン−1,7−ジスルホン酸および
1−アミノ−4−メトキシ−5−アミノメチルベンゼン
−6−スルホン酸;
【0186】使用するジアゾ化合物がジアミンではな
く、プロセスの変形に関連した説明で述べたように、加
水分解によってアセチル基が消失するアミノアセチルア
ミノ化合物である場合には、上記のジアゾ成分のモノア
セチル化合物が考慮され、例えば、1−アセチルアミノ
−3−アミノベンゼン−4−スルホン酸および1−アセ
チルアミノ−4−アミノベンゼン−3−スルホン酸が好
適である。
【0187】カップリング成分Kとして:
【0188】1−アミノ−3−メチルベンゼン、1−ア
ミノ−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、1−アミノ
−2,5−ジメチルベンゼン、3−アミノフェニルウレ
ア、1−アミノ−3−アセチルアミノベンゼン、1−ア
ミノ−3−ヒドロキシアセチルアミノベンジル、1,3
−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸、1−アミノナフ
タレン−6−または−8−スルホン酸、1−アミノ−2
−メトキシナフタレン−6−スルホン酸、2−アミノナ
フタレン−5,7−ジスルホン酸、1−アミノ−8−ヒ
ドロキシナフタレン−6−スルホン酸、1−アミノ−8
−ヒドロキシナフタレン−2,4−ジスルホン酸、2−
ヒドロキシ−3−アミノナフタレン−5,7−ジスルホ
ン酸、1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−2,
4,6−トリスルホン酸、1−ヒドロキシ−8−アセチ
ルアミノナフタレン−3−スルホン酸、1−ベンゾイル
アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−または−
4,6−ジスルホン酸、2−ベンゾイルアミノ−5−ヒ
ドロキシナフタレン−7−スルホン酸、2−アミノ−5
−ヒドロキシナフタレン−7−スルホン酸、2−メチル
−または2−エチルアミノ−5−ヒドロキシナフタレン
−7−スルホン酸、2−(N−アセチル−N−メチルア
ミノ)−5−ヒドロキシナフタレン−7−スルホン酸、
2−アセチルアミノ−5−ヒドロキシナフタレン−7−
スルホン酸、2−アミノ−5−ヒドロキシナフタレン−
1,7−ジスルホン酸、2−アミノ−8−ヒドロキシナ
フタレン−6−スルホン酸、2−メチル−または2−エ
チルアミノ−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン
酸、2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)−8−ヒ
ドロキシナフタレン−6−スルホン酸、2−アセチルア
ミノ−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸、2
−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスル
ホン酸、2−アセチルアミノ−8−ヒドロキシナフタレ
ン−3,6−ジスルホン酸、1−アミノ−5−ヒドロキ
シナフタレン−7−スルホン酸、1−アミノ−8ヒドロ
キシナフタレン−3,6−または−4,6−ジスルホン
酸、1−アセチルアミノ−8−ヒドロキシナフタレン−
3,6−および−4,6−ジスルホン酸、1−(4’−
アミノベンゾイルアミノ)−8−ヒドロキシナフタレン
−3,6−および−4,6−ジスルホン酸、1−(4’
−ニトロベンゾイルアミノ)−8−ヒドロキシナフタレ
ン−3,6−および−4,6−ジスルホン酸、1−
(3’−アミノベンゾイルアミノ)−8−ヒドロキシナ
フタレン−3,6−および4,6−ジスルホン酸、1−
(3’−ニトロベンゾイルアミノ)−8−ヒドロキシナ
フタレン−3,6−および4,6−ジスルホン酸、2−
(4’−アミノ−3’−スルホフェニルアミノ)−5−
ヒドロキシナフタレン−7−スルホン酸、1−アミノ−
8−ヒドロキシナフタレン−4−スルホン酸、2,4,
6−トリアミノ−3−シアノピリジン、1−β−アミノ
エチル−3−シアノ−4−メチル−6−ヒドロキシ−2
−ピリドン、1−γ−アミノプロピル−3−スルホメチ
ル−4−メチル−6−ヒドロキシ−2−ピリドンおよび
1,3−ジアミノベンゼン。
【0189】式(1)中の2つのラジカル−B−N
(R)−Xおよび−B−N(R)−Zが、同一の成分、
例えば上述したカップリング成分に結合する場合、ジア
ゾ化対象となるアミノ基の他に、アシル化可能なアミノ
基を含まないジアゾ成分を使用することができる。この
ジアゾ成分としては、例えば、アミノベンゼン、1−ア
ミノ−2−,−3−または−4−メチルベンゼン、1−
アミノ−2−,−3−または−4−メトキシベンゼン、
1−アミノ−2−,−3−または−4−クロロベンゼ
ン、1−アミノ−2,5−ジクロロベンゼン、1−アミ
ノ−2,5−ジメチルベンゼン、1−アミノ−3−メチ
ル−6−メトキシベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ
−4−ニトロベンゼン、1−アミノビフェニル、1−ア
ミノベンゼン−2−,−3−または−4−カルボン酸、
2−アミノジフェニルエーテル、1−アミノベンゼン−
2−,−3−または−4−スルホンアミド、1−アミノ
ベンゼン−2−,−3−または−4−スルホン酸、1−
アミノベンゼン−2,4−および−2,5−ジスルホン
酸、1−アミノ−4−メチルベンゼン−2−スルホン
酸、1−アミノ−3−メチルベンゼン−6−スルホン
酸、1−アミノ−6−メチルベンゼン−3−または−4
−スルホン酸、1−アミノナフタレン、2−アミノナフ
タレン、1−アミノナフタレン−2−,−4−,−5
−,−6−,−7−または−8−スルホン酸、2−アミ
ノナフタレン−1−,−3−,−4−,−5−,−6
−,−7−または−8−スルホン酸、1−アミノナフタ
レン−3,6−または−5,7−ジスルホン酸、2−ア
ミノナフタレン−1,5−,−1,7−,−3,6−,
−5,7−,−4,8−または−6,8−ジスルホン
酸、1−アミノナフタレン−2,5,7−トリスルホン
酸、2−アミノナフタレン−1,5,7−,−3,6,
8−または−4,6,8−トリスルホン酸、4−アミノ
ベンゼン−3,4’−ジスルホン酸および3−メトキシ
−4−アミノ−6−メチルアゾベンゼン−2’,5’−
ジスルホン酸を用いることもできる。
【0190】通常、ジアゾ成分またはジアゾ化可能なア
ミノ基を含む中間体は、鉱酸水溶液中の亜硝酸の低温で
の作用による反応に関する従来の方法によってジアゾ化
される。カップリング成分へのカップリングも同様に、
カップリング成分のタイプに応じて強酸性または弱酸性
から弱アルカリ性pHでの従来の方法によって行われ
る。反応性成分と、ジアゾ成分およびカップリング成
分、アミンまたはアシル化可能なモノアゾまたはジスア
ゾ中間体、またはアミノ含有染料との縮合は、好ましく
は水溶液中または懸濁液中で低温にて弱酸性、中性のp
Hで行われる。有利には、縮合の過程において放出され
るハロゲン化水素を、アルカリ金属水酸化物、炭酸塩ま
たは炭酸水素塩水溶液の添加によって継続して中和す
る。
【0191】本発明の混合物は、天然および合成のヒド
ロキシ含有および/またはアミド含有材料、特にセルロ
ースおよびポリアミドからなる材料の染色およびプリン
トに非常に有用である。これらの混合物は、吸尽プロセ
スおよびコールドパディングプロセスによるセルロース
材料の染色、綿およびビスコースレーヨンのプリントに
特に有用である。染色物は良好なビルドアップキャパシ
ティおよび高固定率で得られ、そして良好でオールラウ
ンドな堅牢性、特に湿潤堅牢度を有する。
【0192】以下、実施例によって本発明を具体的に説
明する。部および%は、特に明記しない限り重量部およ
び重量%である。重量部はリットルに対するキログラム
としての容量部に関連する。
【0193】式を用いて実施例に記載されている化合物
は、遊離酸の形で示されている。これらの化合物は通
常、リチウム塩、ナトリウム塩またはカリウム塩などの
アルカリ金属塩の状態で調製・単離され、その塩の状態
で染色に用いられる。同様に、遊離酸の状態での出発化
合物および以下の実施例、特に表に挙げる実施例にて記
載する成分は、そのまままたは塩、好ましくはアルカリ
金属塩の状態で合成に用いることができる。
【0194】本発明の混合物における各染料に対して報
告された可視領域での吸収極大(λ max)は、そのア
ルカリ金属塩の水溶液で測定したものである。Xおよ
びX のみが異なる式(1A)および(1B)の染料は
通常、同一のλmax値を有する。
【0195】染色方法1 本発明の混合物2部を水100部に溶解する。溶液を冷
水1900部に加え、塩化ナトリウム60部を添加し、
この染浴に綿布帛100部を入れる。温度を60℃まで
上昇させ、30分後に無水炭酸ナトリウム40部を添加
し、さらに塩化ナトリウム60部を添加する。温度を3
0分間60℃に維持し、次いで染色物をすすぎ、0.3
%強度の非イオン性洗剤の沸騰溶液で15分間洗浄し、
再度すすいで乾燥させる。
【0196】染色方法2 本発明の混合物4部を水50部に溶解する。1リットル
あたり水酸化ナトリウム5gおよび無水炭酸ナトリウム
10gを含む溶液50部を添加する。得られた溶液を用
いて、重量に対して70%の湿潤含浸量で綿布帛をパデ
ィングした後、パディングした布帛をローラに巻き上
げ、室温にて3〜12時間放置する。その後、染色され
た材料をすすぎ、非イオン性洗剤を含む沸騰水浴中で1
5分間洗浄し、再度すすいで乾燥させる。
【0197】
【実施例】
【0198】実施例1 a)1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−
ジスルホン酸0.2モルを水350mlに溶解したpH
6.5の溶液を、氷350gの氷と混合する。フッ化ナ
トリウム3.4gを加えた後、十分に攪拌しながら2,
4,6−トリフルオロ−1,3,5−トリアジン(フッ
化シアヌル)0.21モルを急激に添加し、0℃にて5
分間反応を継続する。次いでモルホリン0.2モルを添
加し、炭酸ナトリウム水溶液でpHを7に調整する。し
ばらく攪拌を継続し、その間に温度を約10℃まで上昇
させる。
【0199】b)2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸
のリチウム塩0.22モルを水200mlに溶解したp
H7の水溶液に、炭酸水素ナトリウム20gを添加す
る。この溶液を10℃まで冷却し、2,4,6−トリフ
ルオロピリミジン0.23モルを1時間かけて添加す
る。この間は温度を10℃に維持する。約2時間攪拌を
継続し、その間に混合物を徐々に30℃まで加熱する。
沈殿したフッ化リチウムを濾過して取り除き、濾過液と
5N硝酸ナトリウム水溶液40.2mlとを混合する。
次に、得られた混合物を、水200mlと、氷200g
と、31%強度の塩酸50mlとの混合物中に攪拌しな
がら添加し、次いで反応混合物を0〜5℃でさらに約1
時間攪拌する。その後、スルファミン酸を用いて定法で
過剰の亜硝酸を分解し、混合物をa)で調製したカップ
リング成分の溶液に攪拌しながら添加する。pH6.5
〜7.0、温度15〜20℃でカップリングを行う。
【0200】カップリング終了後、遊離酸の形で表現す
ると式(A)および(B)で表される2種類の染料
【0201】
【化108】 (λmax=515および532nm)および
【0202】
【化109】 (λmax=515および532nm)をアルカリ金属
塩として塩析し、モル比約3.6:1で染料(A)およ
び(B)を含む本発明の混合物を単離し、乾燥させ、粉
砕する。この染料は、繊維反応染料で周知の染色技術に
よって綿を例えば明るい赤の色合いに染色する。
【0203】実施例2
【0204】a)1,4−ジアミノベンゼン−2,5−
ジスルホン酸0.2モルを水約550mlに溶解した中
性溶を50℃まで加熱し、十分に攪拌しながら2,4,
6−トリフルオロピリミジン0.3モルを加える。この
間、炭酸ナトリウム水溶液を用いてpHを7に維持す
る。約3時間攪拌を継続した後、混合物を0℃まで冷却
し、30%強度の塩酸55mlを加える。続いて、0〜
5℃で30分かけて、30%強度の亜硝酸ナトリウム水
溶液47mlを添加する。さらに約30分間混合物を攪
拌し、スルファミン酸を用いて過剰の亜硝酸塩を分解す
る。
【0205】b)6−アミノ−1−ナフトール−3−ス
ルホン酸のリチウム塩0.2モルを水約650mlに溶
解したpH7〜7.5の溶液に、攪拌しながらフッ化シ
アヌル0.21モルを30分かけて徐々に混合する。こ
の間、11%強度の水酸化リチウム水溶液を用いてpH
を3.7〜4.1に維持する。次いで混合物をさらに約
5分間攪拌し、モルホリン0.2モルを加える。pHを
7、温度5〜8℃で反応を終了する。次に、この混合物
にa)で調製したジアゾニウム塩溶液を添加し、pH
5.5〜6.5、温度約15℃でカップリング反応を実
施する。
【0206】カップリング終了後、式
【0207】
【化110】 (式中、Xは一方の染料でラジカルX、他方の染料
でXである)で表される2種類の染料からなる染料混
合物を単離する。本発明の混合物中にはモル比約3.
5:1でXおよびXを含む2種類の染料が存在す
る。本発明の染料混合物は、繊維反応材料で一般に用い
られる染色およびプリント技術によって、綿などの先に
述べた材料を赤い色合いに染色する。
【0208】実施例3 モルホリンの代わりに、等量のジ(β−ヒドロキシエチ
ル)アミンを用いること以外は実施例2で説明した以下
の手順を用いて本発明の染料混合物を調製する。これに
よって、式
【0209】
【化111】 (式中、Xは一方の染料でラジカルX、他方の染料
でXである)で表される2種類の染料からなる染料混
合物が得られる。本発明の染料混合物は、例えば綿を強
い赤の色合いに染色する。
【0210】実施例4〜31 以下の表に列挙する実施例において、式(C)
【0211】
【化112】 の染料を含む本発明のさらに他の染料混合物をそれらの
成分に基づいて説明する。Dはジアゾ成分のラジカル、
Kはカップリング成分のラジカル、式のラジカルX
一方の染料でラジカルX、他方の染料でXで定義さ
れる。これらは本発明の手順のうちいずれかを用いて調
製可能であり、例えば上記実施例の1つと同様に、繊維
反応染料で一般に用いられている染色およびプリント技
術で、以下に記載する具体的な材料、特に綿に対して表
に列挙する実施例それぞれに示す色合いが強く染まった
プリントが得られる。
【0212】
【表1】
【0213】
【表2】
【0214】
【表3】
【0215】
【表4】
【0216】
【表5】
【0217】
【表6】
【0218】
【表7】
【0219】
【表8】
【0220】
【表9】
【0221】
【表10】
【0222】実施例32 1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジス
ルホン酸0.2モルを水約400mlに溶解したpH8
〜9の溶液に、十分に攪拌しながら2,4,6−トリフ
ルオロピリミジン0.22モルを添加し、上記のpH範
囲で35〜40℃の温度で反応を実施する。次いで、実
施例1b)に従って調製した反応混合物をジアゾニウム
塩と混合し、本願明細書で説明した方法でカップリング
反応を実施する。
【0223】このようにして得られた、式(D)
【0224】
【化113】 の染料4種類を含む混合物をアルカリ金属塩の形で単離
する。式(D)において、第1の染料におけるラジカル
10およびX20はラジカルXであり、第2の染料
におけるラジカルX10はラジカルXであり、ラジカ
ルX20はラジカルXであり、第3の染料ではラジカ
ルX10がラジカルX、ラジカルX20がラジカルX
、第4の染料では、2個のラジカルX10およびX
20がラジカルXである。この染料は、上記の順で約
13:3:3:1の比率で染料混合物中に存在する。
【0225】例えば綿に対して、本発明の染料混合物は
強い赤の色合いを生む。
【0226】実施例33 8−(4’−アミノベンゾイルアミノ)−1−ナフトー
ル−3,6−ジスルホン酸のナトリウム塩0.2モルを
水約800mlに溶解した溶液を、塩酸を用いてpH
4.5に調整し、十分に攪拌しながら2,4,6−トリ
フルオロピリミジン2.2モルを添加する。この混合物
を30°Cまで加熱し、pH4.5〜6で約4時間かけ
て反応を完了させる。
【0227】次に、得られたカップリング成分を、実施
例1に記載の情報に基づいて、pH7.5〜8、温度約
15°Cで実施例1b)に従って得られたジアゾニウム
塩化合物と反応させる。
【0228】例えば塩析などによって、本発明の染料混
合物を単離する。これは式(E)
【0229】
【化114】 の染料4種類を含む染料混合物である。式中、第1の染
料におけるラジカルX およびX20はラジカル
、第2の染料におけるラジカルX10はラジカルX
、ラジカルX20はラジカルX、第3の染料におけ
るラジカルX10はラジカルX、ラジカルX20はラ
ジカルX、第4の染料における2個のラジカルX10
およびX20はラジカルXである。この染料は、上記
の順で約13:3:3:1の比率で染料混合物中に存在
する。
【0230】例えば綿に対して、本発明の染料混合物は
強い赤の色合いを生む。
【0231】実施例34〜68 以下の表に列挙する実施例は、式(50)
【0232】
【化115】 (式中、XはラジカルXまたはX、Dはジアゾ成
分のラジカル、Kはこれらの一般式の染料の成分を用い
たカップリング成分のラジカルである)の染料を含む本
発明の染料混合物をさらに説明するものである。染料混
合物中の染料は、式(50a)および(50b)で表さ
れ、ラジカルZがXである場合には、ラジカルX
たはXは式(50c)、(50d)、(50e)およ
び(50f)で表される。
【0233】 X − D − N = N − K − Z (50a) X − D − N = N − K − Z (50b) X − D − N = N − K − X (50c) X − D − N = N − K − X (50d) X − D − N = N − K − X (50e) X − D − N = N − K − X (50f) これらの染料は、例えば実施例32および33に対する
類似の形など、上記の説明と詳細を同様にして調製可能
であり、例えば綿を優れた堅牢度で表記の色合いに染色
する。
【0234】
【表11】
【0235】
【表12】
【0236】
【表13】
【0237】
【表14】
【0238】
【表15】
【0239】
【表16】
【0240】
【表17】
【0241】
【表18】
【0242】
【表19】
【0243】
【表20】
【0244】
【表21】
【0245】
【表22】
【0246】実施例69 1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジス
ルホン酸0.2モルを水約680mlに溶解したpH
6.5の溶液を35℃まで加熱する。pHを6〜7に維
持しつつ、十分に攪拌しながら2,3−ジクロロキノキ
サリン−6−カルボキシルクロリド0.21モルを添加
する。表記の反応条件を確認しながら約6時間かけて反
応を完了させ、次いで得られたカップリング成分を、実
施例1で説明したようにして、化合物4,6−ジフルオ
ロ−2−(3’−アミノ−4’−スルホフェニル)アミ
ノピリミジンおよび2,6−ジフルオロ−4−(3’−
アミノ−4’−スルホフェニル)アミノピリミジンのモ
ル比約3.5:1のジアゾニウム塩の等量混合物とカッ
プリングする。
【0247】例えば塩化ナトリウムを用いた塩析などの
従来の方法によって、得られた本発明の染料混合物を単
離する。この混合物は、式(F)
【0248】
【化116】 (式中、一方の染料では、ラジカルXが染料混合物の
約77%のラジカルX、他方の染料ではラジカルX
が染料混合物の約23%のラジカルXである)で表さ
れる2種類の染料のアルカリ金属塩(ナトリウム塩)を
含有している。
【0249】これらの染料混合物は、極めて優れた着色
特性を有し、例えば綿を赤い色合いに染色する。
【0250】実施例70〜80 以下の表に列挙する実施例は、式(51)
【0251】
【化117】 で表される染料を含む本発明の染料混合物をそれらの成
分に基づいてさらに説明するものである。Dはジアゾ成
分のラジカル、Kはカップリング成分のラジカル、Z
は2,3−ジクロロキノキサリン−6−カルボニルラジ
カルであり、式のラジカルXは、一方の染料では定義
、他方の染料では定義Xを意味する。これらは本
発明の手順のうちいずれかにおいて調製可能であり、例
えば上記実施例の1つと同様に、繊維反応染料で一般に
用いられている染色およびプリント方法で、以下に記載
する具体的な材料、特に綿に対して表に列挙する実施例
それぞれに示す色合いの強い色のプリントが得られる。
【0252】
【表23】
【0253】
【表24】
【0254】実施例81 3−(β−スルファトエチルスルホニル)アニリン0.
26モルを水約200mlに溶解した中性溶液を氷25
0部と混合し、pHを4〜5に維持しつつ十分に攪拌し
ながらフッ化シアヌル0.27モルを確実に添加する。
この混合物を約10分間攪拌した後、依然として十分に
攪拌しながら8−(4’−アミノベンゾイルアミノ)−
1−ナフトール−3,6−ジスルホン酸0.2モルのリ
チウム塩水溶液約350mlを添加し、温度を0℃から
約10℃にゆっくりと上昇させながら、pH6.5〜7
で反応を実施する。その後、2,4−ジアミノベンゼン
スルホン酸および2,4,6−トリフルオロピリミジン
の反応生成物から得られたジアゾニウム塩2種類からな
る実施例1b)において調製した混合物0.2モルを添
加する。この間、20%強度の炭酸ナトリウム水溶液を
用いてpHを7.5〜8に維持する。数時間攪拌を継続
した後、本発明の染料混合物を単離する。この混合物
は、式
【0255】
【化118】 (式中、一方の染料におけるラジカルXは4,6−ジ
フルオロピリミジン−2−イルラジカルであり、他方の
染料におけるラジカルは2,4−ジフルオロピリミジン
−6−イルラジカルであり、これらはモル比約1:3.
6で混合物中に存在する)で表される。
【0256】本発明によるこの染料混合物は極めて優れ
た染色特性を有し、例えば綿の強い赤の染色物を生む。
【0257】実施例81a〜90 以下の表に列挙する実施例は、式(C)
【0258】
【化119】 で表される染料を含む本発明の染料混合物をそれらの成
分に基づいてさらに説明するものである。Dはジアゾ成
分のラジカル、Kはカップリング成分のラジカル、式の
ラジカルXは、一方の染料では定義X、他方の染料
では定義Xを意味する。これらは本発明の手順のうち
いずれかにおいて調製可能であり、例えば上記実施例の
1つと同様に、繊維反応染料で一般に用いられている染
色およびプリント技術で、以下に記載する具体的な材
料、特に綿に対して表に列挙する実施例それぞれに示す
色合いの強いプリントが得られる。
【0259】
【表25】
【0260】
【表26】
【0261】
【表27】
【0262】
【表28】
【0263】実施例91 2−アミノ−4−(アミノメチル)ベンゼンスルホン酸
0.2モルを水約500mlに溶解したpH8の溶液
を、pH8〜8.5、温度30〜40°Cに維持しつ
つ、11%強度の水酸化リチウム水溶液を同時に添加し
て十分に攪拌しながら2,4,6−トリフルオロピリミ
ジン0.25モルと混合する。次いでこの混合物を0°
Cに冷却し、30%強度の塩酸溶液56mlを添加し、
得られた化合物を亜硝酸ナトリウム溶液の添加によって
ジアゾ化する。
【0264】別の調製工程で、1−アミノ−8−ヒドロ
キシナフタレン−4,6−ジスルホン酸0.2モルを、
水300mlと氷300gとの混合物中でpH4〜4.
5にて従来の方法で塩化シアヌル0.21モルと反応さ
せる。次に4−クロロアニリンを水約200mlに溶解
した中性溶液0.2モルを添加し、この混合物を20〜
30°Cまで加熱し、pH6〜7で反応を完了させる。
次いでこの混合物を10℃まで冷却し、pHを7〜7.
5に維持しつつ、ジアゾニウム塩を含む上述したバッチ
を十分に攪拌しながら添加する。
【0265】カップリング反応が終了すると式
【0266】
【化120】 (式中、Xは一方の染料で2,4−ジフルオロピリミ
ジン−6−イルラジカルであり、他方の染料で4,6−
ジフルオロピリミジン−2−イルラジカルであり、モル
比約3.2:1で含まれる)で表される染料混合物が得
られる。
【0267】本発明のこの染料混合物は、繊維反応染料
で一般に用いられている染色方法に従って、例えば綿を
強い赤の色合いに染色する。
【0268】実施例92〜111 以下の表に列挙する実施例は、式(C)
【0269】
【化121】 で表される染料を含む本発明の染料混合物をそれらの成
分に基づいてさらに説明するものである。Dはジアゾ成
分のラジカル、Kはカップリング成分のラジカル、式の
ラジカルXは、一方の染料では定義X、他方の染料
では定義Xを意味する。本発明の染料混合物は、繊維
反応染料で一般に用いられている染色およびプリント技
術で、以下に記載する具体的な材料、特に綿に対して表
に列挙する実施例それぞれに示す色合いの強いプリント
を生む。
【0270】
【表29】
【0271】
【表30】
【0272】
【表31】
【0273】
【表32】
【0274】
【表33】
【0275】
【表34】
【0276】
【表35】
【0277】実施例112 2−アミノナフタレンスルホン酸0.2モルを氷/水混
合物約550部に溶解したリチウム塩の中性溶液を、p
H約4に維持しつつ、十分に攪拌しながらフッ化シアヌ
ル0.21モルに添加する。次に、得られた懸濁液に
2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸の中性溶液を添加
し、pHを7〜7.5まで上昇させる。20°Cで反応
を完了させ、バッチを0°Cまで冷却し、塩酸を添加し
た後、亜硝酸ナトリウム溶液を用いてpH2〜2.2で
従来の方法にてジアゾ化する。スルファミン酸を用いて
過剰の亜硝酸ナトリウムを分解し、得られたジアゾニウ
ム塩懸濁液を、pH7〜8、温度10〜15℃で、本願
明細書に開示のカップリング成分を用いて実施例32の
詳細に沿ってカップリングする。
【0278】得られた本発明の染料混合物tを例えば塩
析などの従来の方法で単離する。この混合物は、式
【0279】
【化122】 (式中、Xは一方の染料で2,4−ジフルオロピリミ
ジン−6−イルラジカルであり、他方の染料で4,6−
ジフルオロピリミジン−2−イルラジカルであり、モル
比3.2:1で含まれる)の2種類の染料(遊離酸の形
で示す)を含んでいる。
【0280】当該技術分野で一般的な染色技術に従っ
て、本発明の染料混合物は例えば綿を強い赤の色合いに
染色する。
【0281】実施例113〜124 以下の表に列挙する実施例は、式(52)
【0282】
【化123】 で表される染料を含む本発明の染料混合物をそれらの成
分に基づいてさらに説明するものである。Dはジアゾ成
分のラジカル、Kはカップリング成分のラジカル、式の
ラジカルXは、一方の染料では定義X、他方の染料
では定義Xを意味する。これらは本発明の手順のうち
いずれかにおいて調製可能であり、例えば上記実施例の
1つと同様に、繊維反応染料で一般に用いられている染
色およびプリント技術で、以下に記載する具体的な材
料、特に綿に対して表に列挙する実施例それぞれに示す
色合いが強く染まったプリントが得られる。
【0283】
【表36】
【0284】
【表37】
【0285】
【表38】
【0286】
【表39】
【0287】実施例125 N−エチルアニリン0.22モルを水200mlおよび
氷200gに溶解したpH7の溶液を、十分に攪拌しな
がら塩化シアヌル0.24モルと徐々に混合する。この
間、例えば20%強度の炭酸ナトリウム水溶液などによ
ってpHを6〜7の値に維持する。約1時間攪拌を継続
した後、2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸0.2モ
ルを水250mlに溶解したナトリウム塩溶液を攪拌し
ながら添加し、pH6〜7、温度25〜35℃で反応を
完了させた。次いでこの混合物を0℃まで冷却し、30
%強度の塩酸溶液56mlを添加し、これに30%強度
の亜硝酸ナトリウム溶液47mlを添加することによっ
て従来の方法でジアゾ化した。スルファミン酸を用いて
過剰な亜硝酸塩を分解した後、この反応混合物を実施例
32に従って調製したカップリング成分混合物に攪拌し
ながら加え、pH7〜8、温度10〜15°Cでカップ
リング反応を完了させた。
【0288】従来の方法で単離した本発明の染料混合物
は、式
【0289】
【化124】 (式中、ラジカルXは一方の染料で2,4−ジフルオ
ロピリミジン−6−イルラジカルであり、他方の染料で
4,6−ジスルホピリミジン−2−イルラジカルであ
り、モル比3.4:1で含まれる)の2種類の染料(遊
離酸の形で示す)を含んでいる。
【0290】当該技術分野で一般的な染色技術に従っ
て、本発明の染料混合物は例えば綿を強い赤の色合いに
染色する。
【0291】本発明の染料混合物は、例えば綿を強い赤
の色合いに染色する。
【0292】実施例126〜131 以下の表に列挙する実施例は、式(52)
【0293】
【化125】 で表される染料を含む本発明の染料混合物をそれらの成
分に基づいてさらに説明するものである。Dはジアゾ成
分のラジカル、Kはカップリング成分のラジカル、式の
ラジカルXは、一方の染料では定義X、他方の染料
では定義Xを意味する。これらは本発明の手順のうち
いずれかにおいて調製可能であり、例えば上記実施例の
1つと同様に、繊維反応染料で一般に用いられている染
色およびプリント技術で、以下に記載する具体的な材
料、特に綿に対して表に列挙する実施例それぞれに示す
色合いが強く染まったプリントが得られる。
【0294】
【表40】
【0295】
【表41】
【0296】実施例132〜143 以下の表に列挙する実施例は、式(53)
【0297】
【化126】 (式中、A’および/またはA”は、Dはジアゾ成分の
ラジカル、Kはこれらの一般式の染料の成分を用いたカ
ップリング成分のラジカルである)の染料を含む本発明
の染料混合物をさらに説明するものである。染料混合物
中の染料は、それぞれ式(53a−1)および(53a
−2)、(53b−1)および(53b−2)で表され
る。あるいは、A’およびA”がいずれもXである場
合には、染料は式(53c)、(53d)、(53e)
および(53f)で表される。 X − D − N = N − K − A” (53a−1) X − D − N = N − K − A” (53a−2) A’ − D − N = N − K − X (53b−1) A’ − D − N = N − K − X (53b−2) X − D − N = N − K − X (53c) X − D − N = N − K − X (53d) X − D − N = N − K − X (53e) X − D − N = N − K − X (53f)
【0298】これらの染料は、例えば上記の実施例のう
ちいずれかに対する類似の形など、上記の説明と詳細を
同様にして調製可能であり、例えば綿を優れた堅牢度で
表記の色合いに染色する。
【0299】
【表42】
【0300】
【表43】
【0301】
【表44】
【0302】
【表45】
【0303】実施例144〜169 以下に記載の内容は、各試料の一般式によって本発明の
染料混合物をさらに説明するものである。式中、ラジカ
ルXは上記XおよびXにて定義した通りであり、
染料混合物は、XおよびXによって区別される個々
の染料2種類からなるものであってもよく、例えば染料
分子中にラジカルXが2個存在する場合には、例えば
34〜68に詳細に説明した通り、式(50c)〜(5
0f)で表される4種類の染料で構成されるものとする
こともできる。
【0304】
【表46】
【0305】
【表47】
【0306】
【表48】
【0307】
【表49】
【0308】
【表50】
【0309】
【表51】
【0310】
【表52】
【0311】
【表53】
【0312】
【表54】
【0313】
【表55】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 62/51 C09B 62/51 A C D06P 3/24 D06P 3/24 C 3/66 3/66 B (72)発明者 ヴェルナー ラス ドイツ連邦共和国、D−65439 フロルシ ェイム−ヴェイルバッハ、ヴィンゲルトス トッラッセ 8 エー

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1A)および(1B) 【化1】 【化2】 (式中、 FBは、水溶性有機染料、好ましくは、スルホ含有モノ
    アゾ、ジスアゾ、トリスアゾまたはポリアゾ染料のラジ
    カル、1:1銅、1:2クロムおよび1:2コバルトモ
    ノアゾ、ジスアゾまたはトリスアゾ染料またはスルホ含
    有アントラキノン、フタロシアニン、金属フタロシアニ
    ン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサジン、トリフェ
    ンジオキサジン、フェナジン、スチルベン、トリフェニ
    ルメタン、キサンテン、チオキサンテン、ニトロアリー
    ル、ナフトキノン、パイレンキノンまたはペリレンテト
    ラカルボイミド染料のラジカルであり、 Bは、直接共有結合または芳香族炭素環ラジカルの環形
    成炭素原子にまたはFBの芳香族複素環式ラジカルの環
    形成炭素原子または窒素原子に結合する橋であり、 Rは、水素または置換されていてもよい炭素数1〜6個
    のアルキルであり、 Bは、Bについて定義した通りであり、 Rは、Rについて定義した通りであり、 nは、1または2であり、 Xは、2,4−ジフルオロピリミジン−6−イル基で
    あり、 Xは、4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル基で
    あり、 Zは、もう1つの複素環式繊維反応性基または複素環式
    繊維反応ラジカルを含む基、またはXまたはXで定
    義した通りである)で表される染料を含む混合物。
  2. 【請求項2】 式(1a)〜(1e) 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 (式中、 Xは、それぞれの場合において、1つのXが式(1A)
    に適したXであり、他のXが式(1B)に適したX
    であり、 Zは請求項1にて定義した通りであり、 D、DおよびDは、それぞれベンゼンまたはナフタ
    レンシリーズのジアゾ成分のラジカルであり、 Kは、ベンゼン、ナフタレン、アセトアセタリライドま
    たは複素環シリーズのカップリング成分のラジカルであ
    り、 BおよびBは、互いに同一であっても異なっていても
    よく、各々請求項1にて定義した通りであり、 RおよびRは、互いに同一であっても異なっていても
    よく、各々請求項1にて定義した通りであり、 Kは、二重カップリングのカップリング成分のラジカ
    ルである)のうちいずれか1つで表される染料の請求項
    1に記載の混合物。
  3. 【請求項3】 染料(1A)が式(10A) 【化8】 で表される染料であり、染料(1B)が式(10B) 【化9】 で表される染料であるか、または染料(1A)が式(1
    1A) 【化10】 で表される染料であり、染料(1B)が式(11B) 【化11】 で表される染料である(式中、 Mは水素またはアルカリ金属であり、 AはXと同一であり、Zは請求項1で定義した通りであ
    り、1つのXがXであり、他のXがXであるか、ま
    たはZがXであり、 Rは、水素、メチルまたはエチルであり、 ベンゼン環Eは必要であればさらに置換されていてもよ
    く、 rは1または2であり、 sは0または1であり、 pは0または1である)請求項1に記載の混合物。
  4. 【請求項4】 染料(1A)が式(12A) 【化12】 の染料であり、染料(1B)が式(12B) 【化13】 の染料である(式中、 Mは水素またはアルカリ金属であり、 AはXと同一であり、Zは請求項1で定義した通りであ
    り、1つのXがXであり、他のXがXであるか、ま
    たはZがXであり、 rは、それぞれの場合において互いに同一であっても異
    なっていてもよく、1または2である)請求項1に記載
    の混合物。
  5. 【請求項5】Zが式(2) 【化14】 (式中、RおよびRは、各々互いに独立して、水素
    または置換されていてもよいC−Cアルキルである
    か、または、ベンジル、フェネチル、シクロヘキシル、
    フェニルまたは式−CH−CH−SO−Wで示さ
    れる基〔式中、Wはビニルまたは式−CH−CH
    Vで示される基(式中、Vはアルカリ消失可能なラジカ
    ルである)または置換されていてもよいフェニル、また
    は置換されていてもよいナフチルである〕であるか、ま
    たは−NRが、モルホリノ、ピペリジノまたはピ
    ペラジノラジカルであり、Yは、塩素、フッ素または置
    換されていてもよいピリジニウムラジカルである)のラ
    ジカルである請求項1乃至4のいずれか1項に記載の混
    合物。
  6. 【請求項6】 式(1A)におけるZが2,4−ジフル
    オロピリミジン−6−イル基であり、式(1B)におけ
    るZが4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル基であ
    る請求項1乃至4のいずれか1項に記載の混合物。
  7. 【請求項7】 ラジカル−B−N(R)−Zが、式
    (2a) 【化15】 (式中、 Rγは、水素または炭素数1〜4個のアルキルであり、 Yは、塩素、フッ素、ピリジニウムまたは置換ピリジニ
    ウムであり、 Wは、ビニルまたは式−CH−CH−Vで示される
    基(式中、Vはアルカリ消失可能なラジカル)であり、 Rは、水素、塩素、臭素、炭素数1〜4個のアルキ
    ル、炭素数1〜4個のアルコキシ、カルボキシルまたは
    スルホである)のラジカルである請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載の混合物。
  8. 【請求項8】 Bおよび/またはBが、直接共有結合
    である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の混合物。
  9. 【請求項9】 Bおよび/またはBが、式(a)〜
    (l) 【化16】 【化17】 【化18】 (式中、アスタリスクは、FBに結合する部位を示し、 Rは、水素、例えば塩素などの例えばハロゲン、ヒドロ
    キシル、アセチルオキシ、カルボキシル、スルホ、ホス
    ファトまたはスルファトからなる群から選択される置換
    基で置換されていてもよい炭素数1〜4個のアルキルで
    あり、 Alkは、炭素数1〜6個のアルキレン、または1個ま
    たは2個のヘテロ基によってまたは1、2または3個の
    ヘテロ基を含む1個または2個の基によって中断されて
    いる炭素数2〜8個のアルキレンであり、 Arは、芳香核において置換されていてもよい、フェニ
    レンまたはナフチレンまたはビフェニルまたはスチルベ
    ンのラジカルであり、 Lは、AlkまたはArについて定義した通りである
    か、または式 【化19】 (式中、AlkおよびArは上記にて定義した通りであ
    る)で示される基であり、 Lは、フッ素、塩素、臭素、置換されていてもよいアミ
    ノ、ヒドロキシル、炭素数1〜4個のアルコキシ、置換
    されていてもよいフェノキシまたは(C−C アルキ
    ル)チオである)の基である請求項1乃至6のいずれか
    1項に記載の混合物。
  10. 【請求項10】 RおよびRが、互いに同一であって
    も異なっていてもよく、各々メチル、エチルまたは水素
    である請求項1乃至9のいずれか1項に記載の混合物。
  11. 【請求項11】 RおよびRがいずれも水素である請
    求項1乃至9のいずれか1項に記載の混合物。
  12. 【請求項12】 nが1である請求項1乃至11のいず
    れか1項に記載の混合物。
  13. 【請求項13】 Wがビニルまたはβ−スルファトエチ
    ルである請求項7に記載の混合物。
  14. 【請求項14】 Yがフッ素である請求項5または7に
    記載の混合物。
  15. 【請求項15】 1つのラジカルAが式(3) 【化20】 (式中、 Qは、アミノ、モルホリノ、N−β−ヒドロキシエチル
    アミノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ、β
    −スルホエチルアミノ、またはフェニル核において置換
    されていてもよいフェニルアミノであるか、またはフェ
    ニル核において置換されていてもよいN−(C−C
    アルキル)−N−フェニルアミノ、または、フェニル核
    において置換されていてもよいN−スルホ−(C−C
    アルキル)−N−フェニルアミノ、または、N−ヒド
    ロキシ−C−Cアルキル−N−フェニルアミノまた
    はスルホナフチルアミノである)で表されるラジカルで
    あり、第2の反応性ラジカルAは、XまたはX基で
    ある請求項3または4に記載の混合物。
  16. 【請求項16】 式(49) 【化21】 (式中、 Xは、1つのXがXであり、他のXがXであり、 Mは、水素またはアルカリ金属であり、 sは、0または1であり Rは、水素、メチルまたはエチルであり、 Qは、アミノ、モルホリノ、N−β−ヒドロキシエチル
    アミノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ、β
    −スルホエチルアミノ、またはフェニル核において置換
    されていてもよいフェニルアミノであるか、またはフェ
    ニル核において置換されていてもよいN−(C−C
    アルキル)−N−フェニルアミノ、または、フェニル核
    において置換されていてもよいN−スルホ−(C−C
    アルキル)−N−フェニルアミノ、または、N−ヒド
    ロキシ−C−Cアルキル−N−フェニルアミノまた
    はスルホナフチルアミノである)の染料を含む請求項1
    に記載の混合物。
  17. 【請求項17】 Zが、もう1つの複素環式繊維反応性
    基またはXおよびXとして複素環式繊維反応性ラジ
    カルを含む基であり、式(1A)の1種または複数の染
    料が90〜30重量%の比率で存在し、式(1B)の1
    種または複数の染料が10〜70重量%の比率で存在す
    る、式(1A)および(1B)の染料の請求項1に記載
    の混合物。
  18. 【請求項18】 式(1−A3)、(1−B3)、(1
    −B4)および(1−A4) 【化22】 【化23】 【化24】 【化25】 (式中、X、X、R、B、FB、BおよびR
    請求項1で定義した通りである)で表される染料の混合
    物であって、(1−A3)、(1−B3)、(1−B
    4)および(1−A4)の染料が、100%を基準とし
    た混合物の重量比(%)で(70〜60):(18〜1
    3):(18〜13):(8〜2)で混合される請求項
    1に記載の混合物。
  19. 【請求項19】 ヒドロキシル−含有および/またはカ
    ルボキシアミド含有材料、特に繊維材料を染色するため
    の請求項1に記載の混合物の使用。
  20. 【請求項20】 素材に染料を施して熱またはアルカリ
    またはその両方によって固定する、ヒドロキシル−含有
    および/またはカルボキシアミド含有材料、特に繊維材
    料を染色するための方法であって、使用する染料が、請
    求項1に記載の混合物を含むかまたは請求項1に記載の
    染料(1A)および(1B)を一緒に含む染色方法。
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