JP2000004914A - 腕時計用バンドの連結構造 - Google Patents

腕時計用バンドの連結構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮可能な金属製バンドを提供する。 【解決手段】 連結部としての凸部11及び凹部12を
有する駒と駒とを連結部においてピン17で連結するバ
ンドにおいて、駒とピンとの間に圧縮性を有する弾性部
材15を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計用のバン
ド、特に金属製バンドの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】腕時計の金属製バンドは多数の駒をピン
で連結して構成されている。バンドの形式としては、駒
と駒を直接連結する形式のもの、例えば実開昭52−1
33666号公報、実開昭62−120806号に記載
されたものがある。別の形式としては、実開昭49−1
24076号公報に記載されたもののように、駒と駒を
駒より小形の連結片により連結したものがある。図9は
実開昭49−124076号公報に開示されたバンドの
一部を示す斜視図、図10は連結片の断面図である。こ
のバンドはI字形状の駒1と、断面長円形の環状の連結
片2と、両者を連結するピン3とよりなる。このバンド
は不使用時においては、駒と駒の間の間隙の長さだけは
伸縮できるが、バンドを腕に装着した状態では殆ど伸縮
できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、駒をピンで連結
しなる金属製バンドは伸縮不能である。従って、このよ
うなバンドを腕に装着した場合、例えば、手首を腕に対
して曲げると、バンドによって腕が締め付けられたり、
バンドが手首に食い込んだりして痛みを感じさせること
がある。また、夕方になって、腕がむくんでくると腕を
締め付けられ、苦痛を感ずることがある。更に、金属バ
ンドの場合、バンドの長さ調節が駒を取り外して行われ
るため、バンド長さの微調節ができず、手首にフィット
した装着感が得られないことがある。本発明の目的は、
上記の様な問題点を解決し、簡単構造で伸縮ができ、装
着感の良好な腕時計用バンドを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による腕時計用バ
ンドは、連結部を有する駒と駒とを連結部において連部
材で連結するバンドにおいて、前記駒と前記連結部材と
の間に圧縮性を有する弾性部材を配設したことを特徴と
する。請求項2によるバンド連結構造は、駒と駒を連結
部を互いに係合することにより直接連結することを特徴
とする。請求項3によるバンド連結構造は、駒と駒を断
面長円形を有する連結片により連結することを特徴とす
る。請求項4によるバンド連結構造は、連結部に孔が形
成され、この孔に連結部材を挿入することにより駒と駒
を連結することを特徴とする。
【0005】請求項5によるバンド連結構造は、前記弾
性部材を、ピン、バネ棒、ネジの何れかの連結部材に装
着したことを特徴とする。請求項6によるバンド連結構
造は、前記弾性部材を、前記連結片の内壁に装着したこ
とを特徴とする。請求項7によるバンド連結構造は、前
記弾性部材を、前記駒の孔内に配設したことを特徴とす
る。請求項8によるバンド連結構造は、前記駒の挿入孔
が長孔であることを特徴とする。請求項9によるバンド
連結構造は、前記弾性部材がゴム、樹脂の中の少なくと
も一つであることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明による腕時計用バン
ドの連結構造の第一の実施形態を備えたバンドの一部
で、駒を分離した状態を示す斜視図、図2は隣接する駒
を連結した状態を示す切断平面図である。金属製又は硬
質樹脂製の駒10は連結部としてバンド長手方向の一端
に凸部11と他端に凹部12を有し、凸部11のバンド
短手方向には長円形の長孔13が形成され、凹部12の
一対の突出部には円形の孔14が形成されている。長孔
13の外方端部内には、ゴム、樹脂等の圧縮性を有する
弾性材よりなる円筒形又は円柱形の弾性部材15が係合
され、その弾性部材15の内側に、C形割りパイプ16
が嵌められている。
【0007】隣接する駒10を連結するには、一方の駒
10の凸部11を他方の駒10aの凹部12に嵌め、連
結部材としてのピン17を一方の円形孔14より割りパ
イプ16に通し、図2に示すようにピン17の先端を他
方の円形孔14aに挿入して、両駒が連結される。この
ような構成であるから、バンドの装着時、手首を曲げる
等によりバンドに引張力が作用すると、弾性部材15が
圧縮して、バンドの径が増大し、腕を傷めたりすること
がなく、装着感が良好となる。尚、連結部材として、ピ
ンの他に、バネ棒、ネジ等でもよい。
【0008】図3は、本発明の第二の実施形態を示す斜
視図である。この形態においては、駒18のバンド長手
方向の一端の凸部20に、少し大径の断面円形の孔21
が形成され、その外方端部内に断面三ケ月状の弾性部材
22が係合され、その内側に割りパイプ23が係合され
ている。この形態においても、前例と同様、ピンを割り
パイプ23内に挿入することにより駒と駒が連結され
る。本形態も前例と同じ効果を有するが、凸部20の突
出長さが短くなり、外観の優れたバンドを形成すること
ができる。また、断面が円形であるので長孔より孔の加
工が容易である。
【0009】図4は、第三の実施形態を示す斜視図であ
る。本形態ではバンド長手方向の一端の凸部24に円形
孔25が形成され、その中に環状の弾性部材26が挿入
され、更にその中に割りパイプ27が係合されている。
この例は孔25を更に小径にすることができ、また製
造、組立は、より簡単となる。
【0010】図5は第三の実施形態の変形例を示す斜視
図で、連結ピン30の外周に環状の弾性部材31を直接
嵌合したものである。この例では、割りパイプがないの
で、その分だけ弾性部材31の肉厚を大きくし、バンド
の伸縮量を大きくすることができる。また部品点数が少
なく、製造、組立をより容易とし、コストを下げること
ができる。
【0011】図6は図5の例における連結ピンをバネ棒
30aで置き換えたものである。この例によれば、バネ
棒を外すことにより、駒の増減による長さの調節を容易
に行うことができる。
【0012】図7は第四の実施形態を示す斜視図、図8
は連結片の断面図である。この実施形態は、図9、10
に示した従来技術に本発明を適用したものである。即
ち、駒32を連結する断面長円形の連結片33の両端部
に断面三ケ月形の弾性部材34a、34bを係合し、そ
の内側において、ピン35a、35bにより駒32を連
結したものである。
【0013】この実施形態においては、断面三ケ月形の
弾性部材を使用したが、第一の実施形態で使用した円筒
形又は円柱形の弾性部材に置き換えることも可能であ
る。また、ピンやバネ棒の外周に環状の弾性部材を直接
嵌合したものを使用しても良い。(図5及び図6を参照
のこと)更に、連結片の断面長円形の内面に、断面長円
筒形の弾性部材を配設しても同様の効果が得られる。
【0014】尚、上記の実施携帯においては、2種類の
駒形状で説明したが、他の駒形状にも実施できることは
言うまでもなく、他の連結片又は他の形状の駒と組合わ
せることにより、デザインバリエーションを広げること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、バンドが伸縮するの
で、手首、腕の向き等にバンドの径が順応し、腕を締め
つけられたり痛めたりすることがなく、バンドの装着感
が良い。更に、バンド長さの微調整が不要となる。調節
駒の長さの長いものに特に有効である。また構造簡単で
低コストで容易に製造組立ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連結構造の第一実施形態を備えた
バンドの一部で、駒を分離した状態を示す斜視図であ
る。
【図2】隣接する駒を連結した状態を示す切断平面図で
ある。
【図3】本発明の第二の実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第三の実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施形態の第一の変形例を示す
斜視図である。
【図6】本発明の第三の実施形態の第二の変形例を示す
斜視図である。
【図7】本発明の第四の実施形態を示す斜視図である。
【図8】第四の実施形態の連結片の断面図である。
【図9】従来のバンドの一部を示す斜視図である。
【図10】従来のバンドの連結片の断面図である。
【符号の説明】
1 駒 2 連結片 3 ピン 10、10a 駒 11 凸部 12 凹部 13 長孔 14、14a 円形孔 15 弾性部材 16 割りパイプ 17 ピン 18 駒 20 凸部 21 孔 22 弾性部材 23 割りパイプ 24 凸部 25 円形孔 26 弾性部材 27 割りパイプ 30 連結ピン 30a バネ棒 31 弾性部材 32 駒 33 連結片 34a、34b 弾性部材 35a、35b ピン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結部を有する駒と駒とを連結部におい
    て連結部材で連結するバンドにおいて、前記駒と前記連
    結部材との間に圧縮性を有する弾性部材を配設したこと
    を特徴とする腕時計用バンドの連結構造。
  2. 【請求項2】 駒と駒との連結部を互いに係合すること
    により直接連結するとを特徴とする請求項1記載の腕時
    計用バンドの連結構造。
  3. 【請求項3】 駒と駒を断面長円形を有する連結片によ
    り連結することを特徴とする請求項1記載の腕時計用バ
    ンドの連結構造。
  4. 【請求項4】 連結部に孔が形成され、この孔に連結部
    材を挿入することにより駒と駒を連結することを特徴と
    する請求項1記載の腕時計用バンドの連結構造。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材を、ピン、バネ棒、ネジの
    何れかの連結部材に装着したことを特徴とする請求項1
    記載の腕時計用バンドの連結構造。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材を、前記連結片の内壁に装
    着したことを特徴とする請求項3記載の腕時計用バンド
    の連結構造。
  7. 【請求項7】 前記弾性部材を、前記駒の孔内に配設し
    たことを特徴とする請求項4記載の腕時計用バンドの連
    結構造。
  8. 【請求項8】 前記駒の挿入孔が長孔であることを特徴
    とする請求項7記載の腕時計用バンドの連結構造。
  9. 【請求項9】 前記弾性部材がゴム、樹脂の中の少なく
    とも一つであることを特徴とする請求項1記載の腕時計
    用バンドの連結構造。
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