JP2000004355A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000004355A
JP2000004355A JP10168930A JP16893098A JP2000004355A JP 2000004355 A JP2000004355 A JP 2000004355A JP 10168930 A JP10168930 A JP 10168930A JP 16893098 A JP16893098 A JP 16893098A JP 2000004355 A JP2000004355 A JP 2000004355A
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image
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取手段で読み取られた全ての画像に対
して実行する必須の画像処理手段以外の特別に指定され
た場合に実行する特別画像処理である特別画像処理に関
する管理及び操作手順を確立し、作業効率の向上を図
る。 【解決手段】 様々な画像処理に関して、総括的に管理
し、予め同時プリント/再注文の利用形態、複数コマ表
示/1コマ表示の画面モード、設定有効期間、オン時の
設定値及びオン・オフ切り替えの方法(例えば、プルダ
ウン方式カ、ファンクションキー方式か)を定めてお
き、これらが整合しない場合には、処理を無効とするよ
うにしたため、適正な状態で画像処理を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れた画像をデジタル的に読み取る画像読取装置を備え、
前記読み取ったデジタル画像データに所定の画像処理を
施して出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年で
は、ネガフィルムに記録されたコマ画像をCCD等の読
取センサによって光電的に読み取り、該読み取りによっ
て得られたデジタル画像データに対し拡大縮小や各種補
正等の画像処理を実行し、画像処理済のデジタル画像デ
ータに基づき変調したレーザ光により記録材料へ画像を
形成する技術が知られている。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読取条件でコ
マ画像を再度読み取っていた(いわゆるファインスキャ
ン)。
【0004】また、ファインスキャン画像データにおい
ては、オートセットアップと称される読取画像に対して
必ず行う画像処理が実行され、最終的に出力画像データ
が生成されるようになっている。
【0005】ここで、上記オートセットアップに含まれ
る画像処理以外に、オペレータの指示により実行される
画像処理が存在する。例えば、画像の構造的な効果を測
る画像処理としては、シャープネス処理、粒状処理、撮
影レンズ色収差処理、撮影レンズ歪曲処理等があり、色
再現性を向上するための画像処理としては、全画像に対
する色再現、人物の顔等特定領域に対する色再現、空間
周波数領域に対する色再現(ハイパートーン)等があ
り、原画像に対して特殊な効果を施すための画像処理と
しては、モノトーン処理、人物の体系を変更すべく縦横
比を変更する縦横比変更処理、赤目処理、クロスフィル
タ合成処理等がある。なお、以後これらを総称する場
合、特別画像処理という。
【0006】このような特別画像処理は、全ての画像に
対して実施するものではなく、オペレータの判断や顧客
からの要望によって実施される画像処理である。すなわ
ち、顧客がモノトーン画像を望む場合には、その旨を注
文用紙に記入することにより、オペレータはこの注文内
容に従って処理を行う。
【0007】しかしながら、上記特別画像処理には、上
記の如く複数種類存在し、中には、同一の画像に対して
互いに相反する処理となるもの、すなわち、ハード構成
上無理な組み合わせや無意味な処理となる組み合わせが
存在する。例えば、シャープネス処理に含まれるハイパ
ーシャープネス処理が画像を鮮明にして所謂硬い画像を
生成するのに対し、ソフトフォーカス処理が意図的に画
像をぼかして所謂軟らかい画像を生成するため、これら
を同時に処理することはできず、また、順次処理したと
しても無意味な処理となる。
【0008】このように、特別画像処理が増加すればす
るほど、その設定の管理等が必要であるが、この点、特
別画像処理の管理及び操作手順に関して明確に確立して
おらず、無駄な操作が増え、作業効率の低下を招くこと
になる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、画像読取手段
で読み取られた全ての画像に対して実行する必須の画像
処理手段以外の特別に指定された場合に実行する特別画
像処理である特別画像処理に関する管理及び操作手順を
確立し、作業効率の向上を図ることができる画像処理装
置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、記録媒体に記録された画像をデジタル的に読み取る
画像読取装置を備え、前記読み取ったデジタル画像デー
タに所定の画像処理を施して出力する画像処理装置であ
って、前記画像読取手段で読み取られた全ての画像に対
して実行する必須画像処理手段と、前記画像読取装置で
読み取られた画像の内、特別に指定された場合に実行す
る特別画像処理手段と、前記特別画像処理手段による画
像処理を指示する指示手段と、を有している。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、画像読取
装置で読み取られた画像は、必須画像処理手段によっ
て、読み取られた画像全てが画像処理される。この必須
画像処理手段で処理された画像処理は、オートセットア
ップと称され、コマ画像の濃度や色味等をより原画像に
近い画像とするための処理であり、画像読取装置におけ
る読取時間や読み取った画像に対して色、濃度補正等を
実行される。
【0012】これに対して、特別画像処理は、オペレー
タの判断によって実行されるものであり、指示手段によ
り指示されることにより実行される。
【0013】すなわち、少なくとも必須画像処理と特別
画像処理とを区別しておくことにより、指示手段で何ら
指示がない場合には、自動的にオートセットアップが実
行され、効率よく画像を処理していくことができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記指示手段が、顧客毎に設けら
れ注文内容が記録された記録媒体の記録内容に基づいて
指示されることを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、指示手段
として、注文内容が記録された記録媒体を準備する。例
えば、最初の受付のときに顧客カードを発行し、この顧
客カードに当該顧客の好み(例えば、鮮明な画像を希望
する等)を入力しておき、その都度、指示がなくても特
別画像処理として、顧客の好みに合う処理を実行するこ
とができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前記特別画像処理手
段が、少なくとも画像全体の構造的補正を目的とする像
構造効果、画像の色味の補正を目的とする色再現効果、
前記画像読取手段で読み取られた画像に基づいて、構造
や色味等の様々な特殊な処理を施すことを目的とする特
殊効果を含む、画像処理であることを特徴としている。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、特別画像
処理手段として、像構造効果、色再現効果、特殊効果の
少なくも3つの効果を含んでる。
【0018】像構造効果には、シャープネス処理、粒状
処理、撮影レンズ色収差処理、撮影レンズ歪曲処理の各
処理がある。また、色再現効果には、前記画像に対する
色再現処理、特定領域に対する色再現処理、空間周波数
に対する色再現処理の各処理がある。さらに、特殊効果
には、モノトーン処理、縦横比経項処理、赤目修正処
理、クロスフィルタ処理の各処理がある。
【0019】これらの処理を予め、その処理内容に基づ
いて分類しておくことにより、指示手段による指示があ
った場合の操作手順が容易となる。
【0020】請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求3の何れか1項記載の発明において、前記指示手
段で指示された複数の特別画像処理手段の組み合わせに
おいて、互いに相反する或いは無意味な不適組み合わせ
処理同士は、同一の画像に対して、前記特別画像処理手
段の一部をキャンセルすることを特徴としている。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、特別画像
処理手段の中の画像処理の間には、ハード構成上無理、
或いは意味のない組み合わせが存在する。このような組
み合わせがあった場合、整合する組み合わせとなるよう
に一部の画像処理をキャンセルすることにより、装置が
停止するような不具合はない。
【0022】請求項5に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記指示手段による特別画像処理
の指示において、前記不敵組み合わせ処理が発生した場
合に、最も新しく指示された特別画像処理を優先し、最
も古く指示された特別画像処理をキャンセルすることを
特徴としている。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、前記請求
項4のキャンセルにおいて、最も古い時期に指示された
特別画像処理からキャンセルしていくことにより、最新
の指示に順次更新させることができる。
【0024】請求項6に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求5の何れか1項記載の発明において、前記特別画
像処理手段の中で、実際に指示手段で指示されている処
理内容をオペレータへ通知する通知手段をさらに有する
ことを特徴としている。
【0025】請求項6に記載の発明によれば、特別画像
処理手段が複数指示されると、その指示内容を管理する
必要がある。この管理の1つとちえ、オペレータに指示
内容を通知する通知手段を備える。例えば、読み取った
画像を表示するモニタがある場合には、このモニタ上に
表示したり、読み取った画像データに基づいて写真プリ
ントを作成する場合には、この写真プリントの余白(裏
面を含む)に印字する。これにより、読み取られた画像
がどのような画像処理が施されたかを確認することがで
きる。
【0026】請求項7に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求6の何れか1項記載の発明において、前記画像読
取手段が、読み取った画像を1コマ毎或いは複数コマ毎
を含む複数種の表示形態で表示するモニタを備え、前記
指示手段で指示したによる前記特別画像処理手段の処理
内容と、前記モニタの表示形態と、が予め定められた組
み合わせとにマッチングしたときのみ、前記指示手段の
指示を有効することを特徴としている。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、画像読取
手段がモニタを備えており、このモニタには、読み取っ
た画像が1コマ毎或いは複数コマ毎を含む複数種の表示
形態で表示される。ここで、例えばモノトーン処理の場
合、画像コマ毎にモノトーンをする/しないの指示が可
能であるため、複数コマ表示がなされていても、処理さ
れる画像は1コマ毎であるため、画像処理内容と表示形
態とがマッチングしない。そこで、予め各画像処理とマ
ッチングする表示形態とを定めておき、指示手段で指示
された特別画像処理手段の種類と、モニタの表示形態と
がマッチングしたときのみ指示手段の指示を有効とす
る。これにより、モニタの表示形態を切り替える等、対
応が迅速に行える。
【0028】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本実施形態に
係るディジタルラボシステム10の概略構成が示されて
いる。
【0029】図1に示すように、このディジタルラボシ
ステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部
16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を
含んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画
像処理部16は、図2に示す入力部26として一体化さ
れており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20
は、図2に示す出力部28として一体化されている。
【0030】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ライ
ンCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
ラインCCD30で読み取り、A/D変換部32におい
てA/D変換した後、画像データを画像処理部16へ出
力する。
【0031】なお、本実施の形態では、240サイズの
写真フィルム(APSフィルム)68を適用した場合の
ディジタルラボシステム10として説明する。
【0032】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラットベット型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記録された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等(以下、これらをファ
イル画像データと総称する)を外部から入力することも
可能なように構成されている。
【0033】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0034】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。
これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0035】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図1に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、写真フィルム68に光を照射
する光源66を備えており、光源66の光射出側には、
写真フィルム68に照射する光を拡散光とする光拡散板
72が配置されている。
【0036】写真フィルム68は、光拡散板72が配設
された側に配置されたフィルムキャリア74によって、
コマ画像の画面が光軸と垂直になるように搬送される。
【0037】写真フィルム68を挟んで光源66と反対
側には、光軸に沿って、コマ画像を透過した光を結像さ
せるレンズユニット76、ラインCCD30が順に配置
されている。なお、レンズユニット76として単一のレ
ンズのみを示しているが、レンズユニット76は、実際
には複数枚のレンズから構成されたズームレンズであ
る。なお、レンズユニット76として、セルフォックレ
ンズを用いてもよい。この場合、セルフォックレンズの
両端面をそれぞれ、可能な限り写真フィルム68及びラ
インCCD30に接近させることが好ましい。
【0038】ラインCCD30は、複数のCCDセル搬
送される写真フィルム68の幅方向に沿って一列に配置
され、かつ電子シャッタ機構が設けられたセンシング部
が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けられてお
り、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色分解フ
ィルタの何れかが各々取付けられて構成されている(所
謂3ラインカラーCCD)。ラインCCD30は、各セ
ンシング部の受光面がレンズユニット76の結像点位置
に一致するように配置されている。
【0039】また、図示は省略するが、ラインCCD3
0とレンズユニット76との間にはシャッタが設けられ
ている。 (画像処理部16の制御系の構成)図3には、図1に示
す画像処理部16の主要構成である画像メモリ44、色
階調処理46、ハイパートーン処理48、ハイパーシャ
ープネス処理50の各処理を実行するための詳細な制御
ブロック図が示されている。
【0040】ラインCCDスキャナ14から出力された
RGBの各デジタル信号は、データ処理部200におい
て、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング補正等の
所定のデータ処理が施された後、Log 変換器202によ
ってデジタル画像データ(濃度データ)に変換され、プ
レスキャンデータはプレスキャンメモリ204に記憶さ
れ、メインスキャンデータはメインスキャンメモリ20
6に記憶される。
【0041】プレスキャンメモリ204に記憶されたプ
レスキャンデータは、画像データ処理部208と画像デ
ータ変換部210とで構成されたプレスキャン処理部2
12に送出される。一方、メインスキャンメモリ206
に記憶されたメインスキャンデータは、画像データ処理
部214と画像データ変換部216とで構成されたメイ
ンスキャン処理部218へ送出される。
【0042】画像データ処理部208、216では、カ
ラーバランス調整、コントラスト調整(色階調処理)、
明るさ補正、彩度補正(ハイパートーン処理)、ハイパ
ーシャープネス処理等が、LUTやマトリクス(MT
X)演算等の周知の方法で実行されるようになってい
る。
【0043】また、画像データ処理部208、216で
は、画像の周辺(背景)の光量を補正する周辺光量補正
も実行される。
【0044】なお、上記調整、補正の各画像処理は、後
述するように大きく分けて2つに分類されており、その
1つは、画像読取に際して必ず実行される画像処理(必
須画像処理)であり、他の1つはオペレータの判断(顧
客からの要望を含む)により実行するか否かを決める画
像処理(特別画像処理)である。この分類の詳細につい
ては、後述する。
【0045】プレスキャン側の画像データ変換部210
では、画像データ処理部208によって処理された画像
データを3D−LUTに基づいてモニタ16Mへ表示す
るためのディスプレイ用画像データに変換している。一
方、メインスキャン側の画像データ変換部216では、
画像データ処理部214によって処理された画像データ
を、3D−LUTに基づいてレーザプリンタ部18での
プリント用画像データに変換している。なお、上記ディ
スプレイ用の画像データと、プリント用画像データと
は、表色系が異なるが、以下のような様々な補正によっ
て一致を図っている。
【0046】すなわち、プレスキャン処理部212及び
メインスキャン処理部218には、条件設定部224が
接続されている。
【0047】条件設定部224は、セットアップ部22
6、キー補正部228、パラメータ統合部230とで構
成されている。
【0048】セットアップ部226は、プレスキャンデ
ータを用いて、メインスキャンの読取条件を設定し、ラ
インCCDスキャナ14に供給し、また、プレイスキャ
ン処理部212及びメイスキャン処理部218の画像処
理条件を演算し、パラメータ統合部230に供給してい
る。
【0049】キー補正部228は、キーボード16Kに
設定された濃度、色、コントラスト、シャープネス、彩
度等を調整するキーやマウスで入力された各種の指示等
に応じて、画像処理条件の調整量を演算し、パラメータ
統合部230へ供給している。
【0050】パラメータ統合部230では、上記セット
アップ部226及びキー補正部228から受け取った画
像処理条件をプレスキャン側及びメインスキャン側の画
像データ処理部208,214へ送り、画像処理条件を
補正あるいは再設定する。この再設定された画像処理条
件に基づいてプレスキャン側ではモニタ表示し、ファイ
ンスキャン側ではプリント用画像データとして出力す
る。
【0051】上記が本装置における通常モードの処理内
容であり、この場合、入力されたカラー画像データに対
して適正な補正を施し、結果としてカラー画像データを
出力する。
【0052】ここで、前述の画像処理の種類について説
明する。必須画像処理に含まれる画像処理としてが、カ
ラーバランス調整、コントラスト調整(色階調処理)、
明るさ補正等が挙げられる。これらの処理は、ラインC
CDスキャナ14により読み取られた全ての画像に対し
て処理される。
【0053】一方、特別画像処理は、画像毎にオペレー
タの指示によって実行(オン)されるようになってい
る。
【0054】図4(A)に示される如く、オペレータ
は、顧客毎に発行している顧客カード300に基づい
て、特別画像処理の中から適当な画像処理を指示、選択
するようになっている。顧客カード300は、ICメモ
リ302を備えており、このICメモリ302に顧客の
住所、氏名等顧客管理情報はもちろん、顧客特有の好み
(例えば、画像の鮮明さ、色味等)が記録されているよ
うになっている。また、この顧客特有の好みは、当該顧
客からの注文に対して全て実行するもの、注文毎に要望
するものとに区別されており、ラボ側ではこれらを全て
読取り、画像コマ毎、或いはフィルム毎かを判別するよ
うになっている。なお、図4(B)に示される如く、顧
客カード304として、上記ICメモリ302に限ら
ず、カード表面(裏面でもよい)に磁気テープ306を
貼り付け、この磁気テープ306に情報を磁気記録する
タイプであってもよい。さらに、図4(C)に示される
如く、顧客カード308に、バーコード等の識別符号3
10のみを付与し、情報自体はラボ側のデータベースに
記憶させておき、ラボ側で識別符号識別符号(バーコー
ド)310を読取り、情報を引き出すようにしてもよ
い。
【0055】表1には、本実施の形態の画像処理部16
における、CCDラインスキャナ14によって読み取ら
れた画像に対する特別画像処理の一覧が示されている。
【0056】
【表1】 なお、表1中のA,B,Cは、以下の内容を意味する。 A:次の設定値変更時まで前回の設定が有効。 B:ソート(例えば、1オーダ分の終了)されるまで、
前回の設定が有効。 C:対象コマのみ有効。
【0057】表1の画像処理では、利用できる形態が存
在する。すなわち、同時プリント時に実行可能なものと
再注文時にのみ実行可能なものとに分類され、処理すべ
き画像コマが何れの利用形態かを判断し、照合する。
【0058】さらに、モニタ16Mに表示するモードに
よっても、各画像処理が分類される。すなわち、図5に
示される如く、モニタ16Mには、複数コマ(例えば、
6コマ毎)に表示するモード(図5(A)参照)と、1
コマ毎に表示するモード(図5(B)参照)とがあり、
各画像処理毎に、適応する表示モードが存在する。例え
ば、1コマ表示モードでしか処理できな画像処理とし
て、細め仕上げ(画像の縦横比を変えて、体系を細くす
る処理)、ポートレート仕上げ(主被写体をくっきりさ
せ、周辺画像をぼかす処理)、赤目修正処理、クロスフ
ィルタ(ソフト)仕上げが挙げられ、これらが指示され
た場合には、モニタ16Mの表示画面モードとのマッチ
ングを判断する必要がある。なお、各表示モードにおい
て、画像表示と共に処理可能な画像処理内容が表示さ
れ、かつそれぞれの画像処理を立ち上げる(オンする)
ためのファンクションキー番号が表示されている。
【0059】ここで、本実施の形態では、指示された画
像処理内容と、表示モードとがマッチングした場合に
は、指示された画像処理を有効とし、画像処理内容と、
表示モードがマッチングしない場合には、指示された画
像処理を無効とする処置を行っている。すなわち、画像
と共に表示されていないファンクションキーを操作して
も無効になる。
【0060】設定有効期間とは、オペレータが所望の画
像処理を指示し有効な場合(オン)、この有効である期
間をいつまで保持するかを決めている。また、オン時の
設定値とは、それぞれの画像処理がオンしたときの初期
設定値をクリア(表1では横線で示している)にする
か、前回の最終設定値とするか、デフォルト値にするか
を決めている。
【0061】上記表1の各処理間には、組み合わせるこ
とによりハード構成上処理が不可能な場合、処理を行っ
ても無意味な場合が存在する。以下の表2にこの各画像
処理の組み合わせの適否を示す。
【0062】なお、表2の中の各記号は、以下の内容を
示す。 HS:ハイパーシャープネス HT:ハイパートーン FU:顔表現向上 LF:LFレンズ補正 RP:RP仕上げ BU:輝き感アップ MT:モノトーン仕上げ TB:細め仕上げ RE:赤目修正 XF:クロスフィルタ SF:ソフト仕上げ
【0063】
【表2】 この表2の中で、OK(○)は、組み合わせが可能であ
り、NG(×)は、組み合わせが不可能であることを示
しており、本実施の形態においては、組み合わせ不可能
なものとしては、ハイパーシャープネスとポートレート
仕上げ、ハイパーシャープネスとソフト仕上げ、ハイパ
ートーンとソフト仕上げ、ポートレイト仕上げとソフト
仕上げの4種類を挙げている。なお、表2で示した不可
能の設定の組み合わせは、事実上不可能なものであり、
ユーザ毎にオペレータによって設定可能であり、また、
3種類以上の組み合わせにおいても設定可能である。す
なわち、ユーザのハード環境等により自由に設定するこ
とが可能である。
【0064】それぞれの画像処理がオペレータによって
指示され、有効となるとモニタ16Mには、それぞれ独
立した処理画面(詳細設定画面)が表示されるようにな
っている。なお、オペレータによる指示には、所謂プル
ダウン、プルアップ、ファンクションキー等、一般的な
パーソナルコンピュータの操作に依存する。
【0065】図6乃至図15には、表1に示す画像処理
に対して処理の実行の指示があった場合に表示される詳
細設定画面を示す。
【0066】図6は、ハイパーシャープネス画面312
であり、設定内容としては、ハイパーシャープネス設定
の有無を確認する確認部(×印がある場合には設定済)
314、強度(弱、やや弱、標準、やや強、強)の設定
部316と、肌部粒状抑制及び空部粒状抑制の実施/不
実施の選択部318とが設けられている。
【0067】図7は、ハイパートーン画面320であ
り、設定内容としては、ハイパートーン設定の有無を確
認する確認部(×印がある場合には設定済)322、モ
ード(標準、ストロボ、逆光)の設定部324が設けら
れている。
【0068】図8は、顔表現向上画面326であり、設
定内容としては、顔表現向上設定の有無を確認する確認
部(×印がある場合には設定済)328、明るさ階調、
カラーバランス階調、濃度シフトの各設定部330、3
32、334が設けられている。
【0069】図9は、LFレンズ補正画面336であ
り、設定内容としては、LFレンズ補正の設定の有無を
確認する確認部(×印がある場合には設定済)338が
設けられている。
【0070】図10は、RP調(風景)仕上げ画面34
0であり、設定内容としては、RF仕上げの設定の有無
を確認する確認部(×印がある場合には設定済)34
2、階調補正(オフ、弱、標準、強)を設定する設定部
344、色相変更(オフ、弱、標準、強)を設定する設
定部346が設けられている。
【0071】図11は、輝き度アップ画面348であ
り、設定内容としては、輝き度アップの設定の有無を確
認する確認部(×印がある場合には設定済)350が設
けられている。
【0072】図12は、モノトーン仕上げ画面352で
あり、設定内容としては、モノトーンの設定の有無を確
認する確認部(×印がある場合には設定済)354、色
調(白黒調、セピア調、登録1、登録2)の設定部35
6、各色をゲージ操作で設定するゲージ操作設定部35
8が設けられている。なお、このモノトーン仕上げ設定
部358には、色味登録用サブ画面(図示省略)が設け
られ、白黒、セピア以外のモノトーンの色設定が可能と
なっている。
【0073】図13は、細め仕上げ画面360であり、
設定内容としては、細め仕上げの設定の有無を確認する
確認部(×印がある場合には設定済)362、強度(強
い、標準、弱い)を設定する設定部364、TBD設定
部366が設けられている。
【0074】図14は、ポートレート仕上げ画面368
であり、設定内容としては、ポートレート仕上げの設定
の有無を確認する確認部(×印がある場合には設定済)
370、強度(弱、標準、強)を設定する設定部37
2、顔サイズ(小、中、大)を設定する設定部374が
設けられている。
【0075】図15は、赤目修正画面376であり、修
正前と修正後の画像が一度に見られるように2個の表示
部378、380が併設されている。また、この表示部
378、380の隣接して、テンプレート382(図1
6参照)が設けられている。図16に示される如く、テ
ンプレート382には、矩形領域選択、楕円形領域選
択、拡大、色相彩度調整を含む複数のコマンドボタンが
設けられている。
【0076】なお、上記赤目修正画面376は、クロス
フィルタ画面及びソフト仕上げ画面と共通に適用するこ
とができる。
【0077】すなわち、前記テンプレート382には、
赤目修正、クロスフィルタ、ソフトの何れかを選択する
コマンドボタンが設けられ、マウスポインタ384で指
示した後クリック操作を行うことにより、設定を変更す
ることができる。
【0078】以下に、本実施の形態の作用を説明する。 (通常モード)オペレータがフィルムキャリア74に写
真フィルム68を挿入し、画像処理部16のキーボード
16Kによりコマ画像読取開始を指示すると、フィルム
キャリア74では、写真フィルム22を搬送開始する。
この搬送により、プレスキャンが実行される。すなわ
ち、写真フィルム68を比較的高速で搬送しながら、ラ
インCCDスキャナ14によって、画像コマのみなら
ず、写真フィルムの68の画像記録領域外の各種データ
を含めて、読み取っていく。
【0079】次に磁気(光学)情報を読取り、コマ画像
のサイズを認識し、例えば、パノラマサイズのコマ画像
である場合には、パノラマサイズの画像特有の素抜け部
分(写真フィルムの幅方向両端側)を遮光する。
【0080】次に、撮影画像の画像処理パラメータであ
る、カラー補正量、濃度補正量、歪曲収差補正量等(以
上、必須画像処理)を算出し、次いでファインスキャン
時の読取条件(絞り)を算出する。
【0081】その後、ファインスキャンが実行され、撮
影画像の画像処理パラメータをセットし、撮影画像の補
正を実行する。補正されたファインスキャン画像データ
は、写真プリント作成の場合には、RGBの表色系に変
換され、印画紙への焼付(ここでは、レーザプリンタに
よる走査露光)処理が行われる。
【0082】上記では、必須画像処理についてのみ実行
される形態を示しており、同時プリント等で処理を迅速
に行う場合には、最も作業効率の良い形態である。
【0083】この最迅速処理に対して、例えば、LFに
より撮影された場合には、LFレンズによる周辺画像の
光量低下を補正するため、特別画像処理としてLFレン
ズ補正を設定しておく。この設定は、表示1に示される
如く、一度設定しておけば次にオペレータが操作するま
で設定が維持されるため、上記必須画像処理に混じって
全ての画像コマに対して処理(補正)が実行される。
【0084】また、同時プリント時に設定可能な特別画
像処理としては、表1に示される如く、ハイパーシャー
プネス処理、ハイパートーン処理、顔表現向上処理、R
P仕上げがあり、オペレータの指示により上記必須画像
処理と共に実行される。
【0085】この特別画像処理の設定は、オペレータの
判断による場合の他、顧客カード300(或いは30
4、308)に記憶された顧客の要望によるところが多
い。
【0086】すなわち、顧客が同時プリントを依頼する
ときに、顧客カード300を提示する。この顧客カード
300のICメモリ302(図4(A)参照)には、当
該顧客の趣向が予め記憶されている。例えば、顧客によ
っては輪郭がくっきりと表現されるシャープネスを強調
してほしいとか、画像の色味をはっきりさせてほしいと
か、の様々な要望が記憶されている。ラボ側では、この
ような顧客特有の要望を受付の度にに聞かなくても、顧
客カード300のICメモリ302から情報を読み出す
ことにより、迅速かつ正確に認識することができる。ま
た、受付の際に新たな要望があった場合には、その旨を
ICメモリ302に記録しておけば、次の受付時の問い
合わせ項目として残しておくことができる。すなわち、
前回はRP調仕上げとしたが、今回はどうするかといっ
た質問をすることができる。
【0087】なお、上記画像処理は、同時プリントのと
きを例にとり説明したが、再注文のときでも実行可能で
ある。また、再注文のときのみに有効なものとして、以
下の特別画像処理の設定が可能である。この再注文時の
特別画像処理には、表1に示される如く、モノトーン仕
上げ、輝き度アップ、細め仕上げ、ポートレート仕上
げ、赤め修正、クロスフィルタ、ソフト仕上げがあり、
受付時に顧客から要望される項目を選択することができ
る。また、上記特別画像処理においては、1コマ毎に設
定するものもあり(表1参照)、このような詳細な注文
は、顧客カード300のICメモリ302に記憶してお
くことにより、ラボ側で間違えた処理を行うことがな
い。
【0088】また、上記特別画像処理及び特別画像処理
では、組み合わせが不可能な処理が存在する。表2に示
される如く、初期設定では、ハイパーシャープネスとポ
ートレート仕上げ、ハイパーシャープネスとソフト仕上
げ、ハイパートーンとソフト仕上げ、ポートレイト仕上
げとソフト仕上げの4種類が組み合わせ不可能とされ、
これらの組み合わせが設定された場合には、先に設定さ
れた項目(画像処理)がキャンセルされ、後から設定し
た項目が有効となる。
【0089】さらに、表1に示される如く、それぞれの
画像処理には、モニタ16Mに表示する形態が定められ
ている。すなわち、LFレンズ補正、ハイパーシャープ
ネス、ハイパートーン、顔表現向上、RP仕上げ、モノ
トーン仕上げ、輝き感アップは、モニタ16Mには複数
コマ(例えば、6コマ)毎に表示するモードであっても
処理が可能である(図5(B)参照)。上記以外の処理
では、1コマ表示のモードでなければ処理ができないた
め、画像処理内容と表示モードとが整合していない場合
には、指定された画像処理が無効となる。
【0090】本実施の形態によれば、様々な画像処理に
関して、総括的に管理し、予め同時プリント/再注文の
利用形態、複数コマ表示/1コマ表示の画面モード、設
定有効期間、オン時の設定値及びオン・オフ切り替えの
方法(例えば、プルダウン方式カ、ファンクションキー
方式か)を定めておき、これらが整合しない場合には、
処理を無効とするようにしたため、適正な状態で画像処
理を行うことができる。
【0091】また、不適当な組み合わせ、すなわち、ハ
ード構成上処理が不可能な組み合わせや、互いに相反す
る処理のため無意味な組み合わせに関しても、予め表2
の如く設定しておき、上記組み合わせがあった場合に、
最先の指示を優先するようにしたため、ハード構成上処
理が不可能にも拘らず処理が実行され制御系が暴走した
り、互いに相反する処理を行って結局元の画像に戻って
しまうようなことを未然に防止することができる。
【0092】なお、上記特別画像処理として、複数の画
像処理を挙げたが、この他にも、例えば、鏡像(左右、
上下)処理、ネガ・ポジ判反転処理、色鉛筆風、ポスタ
ー風、張り紙風等の各種レタッチ処理、背景交換処理、
レイヤー透明処理等、様々な画像処理を後から導入する
ことも可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像処理
装置は、画像読取手段で読み取られた全ての画像に対し
て実行する必須の画像処理手段以外の特別に指定された
場合に実行する特別画像処理である特別画像処理に関す
る管理及び操作手順を確立し、作業効率の向上を図るこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタルラボシス
テムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】本実施の形態に係る画像処理部の制御ブロック
図である。
【図4】本実施の形態に係る顧客カードの正面図であ
る。
【図5】本実施の形態に係るモニタ表示画面の正面図で
ある。
【図6】画像処理モード詳細設定画面の正面図である。
【図7】画像処理モード詳細設定画面の正面図である。
【図8】画像処理モード詳細設定画面の正面図である。
【図9】画像処理モード詳細設定画面の正面図である。
【図10】画像処理モード詳細設定画面の正面図であ
る。
【図11】画像処理モード詳細設定画面の正面図であ
る。
【図12】画像処理モード詳細設定画面の正面図であ
る。
【図13】画像処理モード詳細設定画面の正面図であ
る。
【図14】画像処理モード詳細設定画面の正面図であ
る。
【図15】画像処理モード詳細設定画面の正面図であ
る。
【図16】図15の詳細設定画面におけるテンプレート
の拡大図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 16 画像処理部 16M モニタ 66 光源部 68 写真フィルム 152 画像分離部 156 プレ露光画像メモリ 168、170 画像合成部 200 データ処理部 202 log 変換器 204 プレスキャンメモリ 206 メインスキャンメモリ 208 画像データ処理部 212 プレスキャン処理部 214 画像データ処理部 218 メインスキャン処理部 300 顧客カード 302 ICメモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H110 BA03 BA10 BA16 CB25 CB35 CB61 CE02 5B050 AA09 BA15 CA07 DA04 EA06 EA09 EA15 EA16 FA02 FA03 FA05 GA04 5B057 AA11 AA20 BA02 BA24 BA25 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE02 CE03 CE04 CE05 CE06 CE11 CE17 5C062 AA01 AA05 AB03 AB17 AB20 AB22 AB23 AB46 AC21 AE03 AF00 BA00 5C077 LL19 MP08 PP31 PP41 PQ08 SS05 SS07 TT10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された画像をデジタル的
    に読み取る画像読取装置を備え、前記読み取ったデジタ
    ル画像データに所定の画像処理を施して出力する画像処
    理装置であって、 前記画像読取手段で読み取られた全ての画像に対して実
    行する必須画像処理手段と、 前記画像読取装置で読み取られた画像の内、特別に指定
    された場合に実行する特別画像処理手段と、 前記特別画像処理手段による画像処理を指示する指示手
    段と、を有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段が、顧客毎に設けられ注文
    内容が記録された記録媒体の記録内容に基づいて指示さ
    れることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記特別画像処理手段が、少なくとも画
    像全体の構造的補正を目的とする像構造効果、画像の色
    味の補正を目的とする色再現効果、前記画像読取手段で
    読み取られた画像に基づいて、構造や色味等の様々な特
    殊な処理を施すことを目的とする特殊効果を含む、画像
    処理であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記指示手段で指示された複数の特別画
    像処理手段の組み合わせにおいて、互いに相反する或い
    は無意味な不適組み合わせ処理同士は、同一の画像に対
    して、前記特別画像処理手段の一部をキャンセルするこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段による特別画像処理の指示
    において、前記不敵組み合わせ処理が発生した場合に、
    最も新しく指示された特別画像処理を優先し、最も古く
    指示された特別画像処理をキャンセルすることを特徴と
    する請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記特別画像処理手段の中で、実際に指
    示手段で指示されている処理内容をオペレータへ通知す
    る通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項5の何れか1項記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像読取手段が、読み取った画像を
    1コマ毎或いは複数コマ毎を含む複数種の表示形態で表
    示するモニタを備え、前記指示手段で指示したによる前
    記特別画像処理手段の処理内容と、前記モニタの表示形
    態と、が予め定められた組み合わせとにマッチングした
    ときのみ、前記指示手段の指示を有効することを特徴と
    する請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の画像処理
    装置。
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