JP2000003104A - 画像形成方法及びその装置 - Google Patents

画像形成方法及びその装置

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JP2000003104A
JP2000003104A JP10181638A JP18163898A JP2000003104A JP 2000003104 A JP2000003104 A JP 2000003104A JP 10181638 A JP10181638 A JP 10181638A JP 18163898 A JP18163898 A JP 18163898A JP 2000003104 A JP2000003104 A JP 2000003104A
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toner charge
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English (en)
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Masanori Kawasumi
正則 川隅
Atsushi Shinozaki
淳 篠崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー帯電量低下時には、所望の極性に帯電
させたトナーを接触転写部材から像担持体に転移させる
クリーニング用バイアスを該接触転写部材に印加する時
間を短くすることで、接触転写部材へのトナー付着を防
止し、記録材の裏汚れを防止し得る画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 嵩密度を検知することでトナー濃度を検
知するTセンサー32を用いて、トナー帯電量を検出
し、メイン制御部に設けた判別手段によって該トナー帯
電量が所定の閾値よりも低下したか否かを判別したとき
には、転写用バイアスとは逆極性すなわちトナーと同極
性のクリーニング用バイアスを転写ローラ41に印加す
る時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成方法及びその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、像担持体上に形成された潜像
を所望の極性に帯電させたトナーを含む現像剤を用いて
現像する現像手段と、記録材に接触する接触転写部材を
有する接触式転写装置とを有する画像形成装置が知られ
ている。このような画像形成装置において、像担持体と
しての感光体上に、記録材の大きさよりも大きなトナー
像が形成されているような場合には、該トナー像が上記
接触転写部材に付着し、次の記録材の裏側を汚すことに
なる。
【0003】これを防止するために、感光体と上記接触
転写部材との間に記録材が存在している時間以外の時間
に、上記所望の極性に帯電させたトナーを上記接触転写
部材から上記像担持体に転移させるようなバイアス、例
えば転写時のバイアスとは逆極性のバイアスすなわちト
ナーと同極性のバイアスを上記接触転写部材に印加し
て、該接触転写部材に付着したトナーを感光体へもどす
画像形成装置が知られている(例えば、特開平2−53
092号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記所望の
極性に帯電させたトナーを上記接触転写部材から上記像
担持体に転移させるようなバイアスを上記接触転写部材
に印加した場合、上記接触転写部材に付着しているトナ
ーのうち、上記所望の極性のトナーは感光体に戻るが、
該所望の極性とは逆極性に帯電したトナーは積極的に該
接触転写部材上に付着されることとなる。従って、上記
逆極性に帯電したトナーが多いと、やはり裏汚れが発生
してしまうという問題点があった。
【0005】図6は、現像剤中のトナーの帯電量の分布
を示す説明図である。図6(a)は、現像剤のトナー帯
電量の平均値が所定の範囲内にあるときのトナーの帯電
量の分布を示し、図6(b)は、トナー帯電量の平均値
が図6(a)よりも低下しているときのトナーの帯電量
の分布を示している。図1から判るように、上記逆極性
に帯電したトナーは、トナー帯電量の平均値が低下して
いるときに増加する傾向がある。このため、トナー帯電
量の平均値が低下しているときには上記逆極性に帯電し
たトナーが、接触転写部材に多く付着して、上記裏汚れ
の原因となりやすくなる。
【0006】また、現像剤のトナー帯電量を検出し、該
トナー帯電量が低下したときに、該トナー帯電量を上昇
させるために記録材への転写が終了してから上記現像剤
攪拌部材による上記現像剤の攪拌を終了するまでの転写
後攪拌時間を、通常の画像形成時に比して長い時間に設
定するような制御を行う画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置において、該転写後撹拌時間の
延長とともに上記トナーと同極性のバイアスを上記接触
転写部材に印加する時間を延長すると、上記接触転写部
材へのトナー付着及び該トナー付着による上記裏汚れが
発生しやすくなってしまう。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、上記接触転写部材へのトナー付着を防止し、
記録材の裏汚れを防止し得る画像形成装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成された潜像を
所望の極性に帯電させたトナーを含む現像剤を用いて現
像する現像工程と、記録材に接触する接触転写部材を有
する接触式転写装置を用い、該接触転写部材に所定の転
写用バイアスを印加して上記像担持体上のトナー像を記
録材上に転写する転写工程と、該接触転写部材に、少な
くとも、上記所望の極性に帯電させたトナーを上記接触
転写部材から上記像担持体に転移させるクリーニング用
バイアスを印加して、該接触転写部材のクリーニングを
行うクリーニング工程とを有する画像形成方法におい
て、上記現像剤のトナー帯電量を検出し、該トナー帯電
量の検出結果に基づいて、上記クリーニング用バイアス
を上記接触転写部材に印加する時間を制御することを特
徴とするものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の画像形成方
法において、上記トナー帯電量の検出結果に基づいて該
トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否かを判別
し、該トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別
したときには、上記クリーニング用バイアスを上記接触
転写部材に印加する時間を、通常の画像形成時に比して
短い時間に設定することを特徴とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の画像形成方
法において、上記通常の画像形成時に比して短い時間
が、20sec以下の時間であることを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項4の発明は、現像剤収容器内に収容
された現像剤を用いて上記現像工程を実行する請求項2
又は3の画像形成方法において、所定のタイミングで上
記現像剤収容器内の嵩密度を検出し、該嵩密度の検出値
と前回の嵩密度の検出値との差が所定値以上である場合
に、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判
別することを特徴とするものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項2又は3の画像
形成方法において、像担持体上に基準潜像を形成し、該
基準潜像を顕像化した基準トナー像のトナー付着量を検
出し、該トナー付着量の検出値が所定値以上である場合
に、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判
別することを特徴とするものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項2、3、4、又
は、5の画像形成方法において、上記トナー帯電量が所
定の閾値よりも低下したと判別して上記クリーニング用
バイアスを上記接触転写部材に印加する時間を、通常の
画像形成時に比して短い時間に設定した後のトナー帯電
量の増加量を求め、該トナー帯電量の増加量に応じて、
上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加
する時間を、上記通常の画像形成時に比して短い時間よ
りも長い時間に再設定することを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項7の発明は、現像剤を収容する現像
剤収容器内の現像剤を現像剤攪拌部材で攪拌しながら、
該現像剤攪拌部材で攪拌した現像剤を用いて上記現像工
程を実行する請求項1、2、3、4、5、又は、6の画
像形成方法において、上記トナー帯電量の検出結果に基
づいて、転写工程が終了してから上記現像剤攪拌部材に
よる上記現像剤の攪拌を終了するまでの転写後攪拌時間
を制御することを特徴とするものである。 (以下、余白)
【0015】請求項8の発明は、上記トナー帯電量が所
定の閾値よりも低下したか否かを判別し、該トナー帯電
量が所定の閾値よりも低下したと判別したときには、上
記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加す
る時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定す
る請求項7の画像形成方法において、上記トナー帯電量
が所定の閾値よりも低下したと判別したときには、上記
転写後攪拌時間を、通常の画像形成時に比して長い時間
に設定することを特徴とするものである。
【0016】請求項9の発明は、請求項8の画像形成方
法において、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下
したと判別して上記転写後攪拌時間を、通常の画像形成
時に比して長い時間に設定した後のトナー帯電量の増加
量を求め、該トナー帯電量の増加量に応じて、上記転写
後撹拌時間を、上記通常の画像形成時に比して長い時間
よりも短い時間に再設定することを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項10の発明は、像担持体上に形成さ
れた潜像を所望の極性に帯電させたトナーを含む現像剤
を用いて現像する現像工程と、記録材に接触する接触転
写部材を有する接触式転写装置を用い、該接触転写部材
に所定の転写用バイアスを印加して上記像担持体上のト
ナー像を記録材上に転写する転写工程と、該接触転写部
材に、少なくとも、上記所望の極性に帯電させたトナー
を上記接触転写部材から上記像担持体に転移させるクリ
ーニング用バイアスを印加して、該接触転写部材のクリ
ーニングを行うクリーニング工程とを有し、上記現像剤
のトナー帯電量を検出し、該トナー帯電量の検出結果に
基づいて、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下し
たか否かを判別し、上記トナー帯電量が所定の閾値より
も低下したと判別したときには、上記転写工程が終了し
てから上記現像剤攪拌部材による上記現像剤の攪拌を終
了するまでの転写後攪拌時間を、通常の画像形成時に比
して長い時間に設定する画像形成方法において、上記転
写後攪拌時間を上記通常の画像形成時に比して長い時間
に設定した後の上記クリーニング用バイアスを上記接触
転写部材に印加する時間を20sec以下とし、かつ、上
記転写後攪拌時間を上記通常の画像形成時に比して長い
時間に設定した後は、該転写後撹拌時間のうち、上記ク
リーニング工程を実行する時間以外の時間は、上記像担
持体から上記接触転写部材への所望の極性に帯電したト
ナー及び該所望の極性と逆極性に帯電したトナーのいず
れの転移も起こらない程度のバイアスを上記接触転写部
材に印加することを特徴とするものである。
【0018】請求項11の発明は、像担持体上に形成さ
れた潜像を所望の極性に帯電させたトナーを含む現像剤
を用いて現像する現像手段と、記録材に接触する接触転
写部材を有する接触式転写装置と、上記像担持体上のト
ナー像を記録材上に転写するときには、該接触転写部材
に所定の転写用バイアスを印加し、該接触転写部材のク
リーニングを行うときには、該接触転写部材に、少なく
とも、上記所望の極性に帯電させたトナーを上記接触転
写部材から上記像担持体に転移させるクリーニング用バ
イアスを印加するバイアス印加手段とを有する画像形成
装置において、上記現像剤のトナー帯電量を検出するト
ナー帯電量検出手段と、該トナー帯電量検出手段による
検出結果に基づいて、上記クリーニング用バイアスを上
記接触転写部材に印加する時間を制御する制御手段とを
設けたことを特徴とするものである。
【0019】請求項12の発明は、請求項11の画像形
成装置において、上記トナー帯電量検出手段による検出
結果に基づいてトナー帯電量が所定の閾値よりも低下し
たか否かを判別する判別手段と、上記トナー帯電量が所
定の閾値よりも低下したと上記判別手段によって判別し
たときには、上記クリーニング用バイアスを上記接触転
写部材に印加する時間を、通常の画像形成時に比して短
い時間に設定するクリーニング時間設定手段とを用いて
上記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
【0020】請求項13の発明は、請求項12の画像形
成装置において、上記通常の画像形成時に比して短い時
間が、20sec以下の時間であることを特徴とするもの
である。
【0021】請求項14の発明は、上記現像手段が、現
像剤収容器内に収容された現像剤を用いて現像を行う請
求項12又は13の画像形成装置において、上記トナー
帯電量検出手段として、所定のタイミングで上記現像剤
収容器内の嵩密度を検出する嵩密度検出手段を用い、該
嵩密度の検出値と前回の嵩密度の検出値との差が所定値
以上である場合に、上記トナー帯電量が所定の閾値より
も低下したと判別するように上記判別手段を構成したこ
とを特徴とするものである。
【0022】請求項15の発明は、請求項12又は13
の画像形成装置において、上記トナー帯電量検出手段と
して、像担持体上に形成された基準潜像を顕像化した基
準トナー像のトナー付着量を検出するトナー付着量検出
手段を用い、該トナー付着量の検出値が所定値以上であ
る場合に、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下し
たと判別するように上記判別手段を構成したことを特徴
とするものである。
【0023】請求項16の発明は、請求項12、13、
14、又は、15の画像形成装置において、上記トナー
帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判別手段が判
別して、上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部
材に印加する時間を、通常の画像形成時に比して短い時
間に上記クリーニング時間設定手段が設定した後のトナ
ー帯電量の増加量を求める手段と、該トナー帯電量の増
加量に応じて、上記クリーニング用バイアスを上記接触
転写部材に印加する時間を、上記通常の画像形成時に比
して短い時間よりも長い時間に再設定するクリーニング
時間再設定手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0024】請求項17の発明は、現像剤を収容する現
像剤収容器内の現像剤を攪拌する現像剤攪拌部材を有
し、上記現像剤を該現像剤攪拌部材で攪拌しながら、上
記現像手段が、該現像剤攪拌部材で攪拌した現像剤を用
いて現像を行う請求項11、12、13、14、15、
又は、16の画像形成装置において、上記トナー帯電量
検出手段による検出結果に基づいて、上記接触式転写装
置による上記像担持体上のトナー像の記録材上への転写
が終了してから上記現像剤攪拌部材による上記現像剤の
攪拌を終了するまでの転写後攪拌時間を制御する撹拌時
間制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0025】請求項18の発明は、上記トナー帯電量が
所定の閾値よりも低下したか否かを判別する判別手段
と、該トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記
判別手段によって判別したときには、上記クリーニング
用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間を、通常
の画像形成時に比して短い時間に設定する設定手段とを
有する請求項17の画像形成装置において、上記トナー
帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判別手段によ
って判別したときには、通常の画像形成時に比して長い
時間に上記転写後撹拌時間を設定する撹拌時間設定手段
を用いて、上記撹拌時間制御手段を構成したことを特徴
とするものである。
【0026】請求項19の発明は、請求項18の画像形
成装置において、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも
低下したと上記判別手段が判別し、上記撹拌時間設定手
段が上記転写後攪拌時間を通常の画像形成時に比して長
い時間に設定した後のトナー帯電量の増加量を求める手
段と、該トナー帯電量の増加量に応じて、上記転写後攪
拌時間を、上記通常の画像形成時に比して長い時間より
も短い時間に再設定する撹拌時間再設定手段とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0027】請求項20の発明は、像担持体上に形成さ
れた潜像を所望の極性に帯電させたトナーを含む現像剤
を用いて現像する現像手段と、記録材に接触する接触転
写部材を有する接触式転写装置と、上記像担持体上のト
ナー像を記録材上に転写するときには、該接触転写部材
に所定の転写用バイアスを印加し、該接触転写部材のク
リーニングを行うときには、該接触転写部材に、少なく
とも、上記所望の極性に帯電させたトナーを上記接触転
写部材から上記像担持体に転移させるクリーニング用バ
イアスを印加するバイアス印加手段と、上記現像剤のト
ナー帯電量を検出するトナー帯電量検出手段と、該トナ
ー帯電量検出手段による検出結果に基づいて、上記トナ
ー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否かを判別する
判別手段と、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下
したと上記判別手段によって判別したときには、上記接
触式転写装置による上記像担持体上のトナー像の記録材
上への転写が終了してから上記現像剤攪拌部材による上
記現像剤の攪拌を終了するまでの転写後攪拌時間を、通
常の画像形成時に比して長い時間に設定する撹拌時間設
定手段とを有する画像形成装置において、上記撹拌時間
設定手段によって、上記転写後攪拌時間を上記通常の画
像形成時に比して長い時間に設定した後の、上記クリー
ニング用バイアスを接触転写部材に印加する時間を20
sec以下とし、かつ、上記転写後攪拌時間を上記通常の
画像形成時に比して長い時間に設定した後は、該転写後
撹拌時間のうち、上記接触転写部材のクリーニングを行
う時間以外の時間は、上記像担持体から上記接触転写部
材への所望の極性に帯電したトナー及び該所望の極性と
逆極性に帯電したトナーのいずれの転移も起こらない程
度のバイアスを上記接触転写部材に印加するように、上
記バイアス印加手段を構成したことを特徴とするもので
ある。
【0028】請求項1乃至9の発明においては、上記現
像時のトナー帯電量を検出し、該トナー帯電量の検出結
果に基づいて、上記クリーニング用バイアスを上記接触
転写部材に印加する時間を制御する。具体的には、上記
トナー帯電量が比較的低いことが検出されたときには、
上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加
する時間を短くするように制御する。これにより、上記
トナー帯電量が比較的低下していて、所望の極性と逆極
性に帯電しているトナーが増加していると考えられると
きに、上記クリーニング用バイアスの上記接触転写部材
への印加によって上記逆極性に帯電しているトナーが上
記像担持体から上記接触転写部材に向かうような力を受
ける時間を短くして、該力によって上記接触転写部材に
転移するトナーの量を減少させることができる。
【0029】請求項2の発明においては、上記トナー帯
電量の検出結果に基づいて、該トナー帯電量が所定の閾
値よりも低下したか否かを判別し、該トナー帯電量が所
定の閾値よりも低下したと判別したときには、上記クリ
ーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間
を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定する。こ
れにより、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下し
ていて、所望の極性と逆極性に帯電しているトナーが増
加していると考えられるときに、上記クリーニング用バ
イアスの上記接触転写部材への印加によって上記逆極性
に帯電しているトナーが上記像担持体から上記接触転写
部材に向かうような力を受ける時間を短くして、該力に
よって上記接触転写部材に転移するトナーの量を減少さ
せることができる。
【0030】請求項3の発明においては、上記トナー帯
電量の検出結果に基づいて、該トナー帯電量が所定の閾
値よりも低下したと判別したときには、上記クリーニン
グ用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間を、2
0sec以下の時間に設定する。これにより、上記トナー
帯電量が所定の閾値よりも低下していて、所望の極性と
逆極性に帯電しているトナーが増加していると考えられ
るときに、上記クリーニング用バイアスの上記接触転写
部材への印加によって上記逆極性に帯電しているトナー
が上記像担持体から上記接触転写部材に向かうような力
を受ける時間が20sec以下となり、該逆極体に帯電し
ているトナーが上記接触転写部材に付着する量が、十分
に許容できる程度にまで減少する。
【0031】請求項4の発明においては、所定のタイミ
ングで上記現像剤収容器内の嵩密度を検出する。現像剤
のトナー帯電量が低下すると、トナー間の反発力が働か
なくなるので、嵩密度が上昇する。このことから、該嵩
密度の検出値と前回の嵩密度の検出値との差が所定値以
上である場合、具体的には、前回の嵩密度よりも今回の
嵩密度の検出値が上記所定値分以上大きい場合には、該
嵩密度の所定値分に相当するトナー帯電量分だけ、トナ
ー帯電量が低下した値になったと考えられる。この発明
においては、このときに、上記トナー帯電量が上記所定
の閾値よりも低下したと判別する。
【0032】請求項5の発明においては、像担持体上に
基準潜像を形成し、該基準潜像を顕像化した基準トナー
像のトナー付着量を検出する。現像剤のトナー帯電量が
低下すると、上記トナー付着量は、増加する。そして、
上記トナー付着量の検出値が所定値以上である場合に
は、該トナー付着量の検出値の所定値に相当するトナー
帯電量の値よりもトナー帯電量が低下していると考えら
れる。この発明においては、このときに、上記トナー帯
電量が上記所定の閾値よりも低下したと判別する。
【0033】請求項6の発明においては、上記トナー帯
電量が所定の閾値よりも低下したと判別して上記クリー
ニング用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間
を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定した後の
トナー帯電量の増加量を求める。このトナー帯電量の増
加量は、推測、算出、又は、検知といった方法によって
求めることができる。そして、求められたトナー帯電量
の増加量に応じて、上記クリーニング用バイアスを上記
接触転写部材に印加する時間を、上記通常の画像形成時
に比して短い時間よりも長い時間に再設定する。放置な
どにより、トナー帯電量が低下して所望の極性と逆極性
に帯電したトナーが現像剤中に増加した場合でも、その
後該トナー帯電量が増加して上記逆極性に帯電したトナ
ーが減少すれば、上記クリーニング用バイアスを上記接
触転写部材に印加したときに上記像担持体から該接触転
写部材に転移するトナーは少なくなる。また、所望の極
性に帯電したトナーは上記クリーニング用バイアスの印
加によって上記接触転写部材から上記像担持体へと向か
う力を受けることとなる。従って、これらの発明におい
ては、上記トナー帯電量の増加量に応じて、具体的に
は、該トナー帯電量の増加量が増えるのにともなって上
記クリーニング用バイアスの印加時間を長くすることに
より、上記接触転写部材へ付着するトナーを減少させる
ことができる。
【0034】請求項7の発明においては、上記トナー帯
電量の検出結果に基づいて、転写工程が終了してから上
記現像剤攪拌部材による上記現像剤の攪拌を終了するま
での時間を制御する。具体的には、上記トナー帯電量が
比較的低いことが検出された場合には、上記時間を長く
して、上記現像剤の攪拌を行う時間を長くするように制
御する。これにより、上記トナー帯電量が低下している
ときに上記攪拌によって該トナー帯電量を上昇させ、所
望の極性と逆極性に帯電したトナーや、弱帯電のトナー
を、所望の極性に摩擦帯電させることができる。
【0035】請求項8の発明においては、上記トナー帯
電量が所定の閾値よりも低下したと判別したときには、
上記転写工程が終了してから上記現像剤攪拌部材による
上記現像剤の攪拌を終了するまでの時間を、通常の画像
形成時に比して長い時間に設定する。これにより、上記
トナー帯電量が低下しているときに上記攪拌によって該
トナー帯電量を上昇させ、所望の極性と逆極性に帯電し
たトナーや、弱帯電のトナーを、所望の極性に摩擦帯電
させることができる。
【0036】ここで、放置などにより、トナー帯電量が
低下して所望の極性と逆極性に帯電したトナーが現像剤
中に増加した場合でも、その後該トナー帯電量が増加す
れば上記逆極性に帯電したトナーは減少する。また、現
像剤のトナー帯電量があまり上昇しすぎると、画像濃度
不足の原因となるおそれがある。
【0037】そこで、請求項9の発明においては、上記
トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別して上
記転写工程が終了してから上記現像剤攪拌部材による上
記現像剤の攪拌を終了するまでの時間を、通常の画像形
成時に比して長い時間に設定した後のトナー帯電量の増
加量を求める。このトナー帯電量の増加量は、推測、算
出、又は、検知といった方法によって求めることができ
る。そして、求められたトナー帯電量の増加量に応じ
て、上記転写工程が終了してから上記現像剤攪拌部材に
よる上記現像剤の攪拌を終了するまでの時間を、上記通
常の画像形成時に比して長い時間よりも短い時間に再設
定する。これにより、上記トナー帯電量が高くなりすぎ
るのを防止することができる。例えば、上記トナー帯電
量の増加量が増えるのにともなって、上記時間を長く再
設定するようにしてもよいし、上記トナー帯電量の増加
量が所定値に達して、現像剤のトナー帯電量が低下前の
値にまで回復した場合に上記時間を通常の画像形成時の
値に再設定するようにしてもよい。
【0038】請求項10の発明においては、上記転写後
攪拌時間を上記通常の画像形成時に比して長い時間に設
定した後の上記クリーニング用バイアスを上記接触転写
部材に印加する時間を20sec以下とし、かつ、上記転
写後攪拌時間を上記通常の画像形成時に比して長い時間
に設定した後は、該転写後撹拌時間のうち、上記クリー
ニング工程を実行するとき以外は、上記像担持体から上
記接触転写部材への所望の極性に帯電したトナー及び該
所望の極性と逆極性に帯電したトナーのいずれの転移も
起こらない程度のバイアスを印加する。これにより、上
記トナー帯電量が低下しているときに、上記クリーニン
グ用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間が20
secよりも長い時間にされる場合とは異なり、上記逆極
性に帯電したトナーが上記接触転写部材に転移すること
による該接触転写部材へのトナー付着量を十分に許容で
きる程度に減少させることができる。さらに、上記クリ
ーニング工程を実行する時間以外の時間は、上記像担持
体から上記接触転写部材への所望の極性に帯電したトナ
ー及び該所望の極性と逆極性に帯電したトナーのいずれ
の転移も起こらない。よって、接触転写部材へのトナー
付着を良好に防止することができる。
【0039】請求項11乃至19の発明においては、上
記トナー帯電量検出手段によって上記現像時のトナー帯
電量を検出し、該トナー帯電量検出手段による検出結果
に基づいて、上記制御手段により、上記クリーニング用
バイアスを上記接触転写部材に印加する時間を制御す
る。具体的には、上記トナー帯電量が比較的低いことが
検出されたときには、上記クリーニング用バイアスを上
記接触転写部材に印加する時間を短くするように制御す
る。これにより、上記トナー帯電量が比較的低下してい
て、所望の極性と逆極性に帯電しているトナーが増加し
ていると考えられるときに、上記クリーニング用バイア
スの上記接触転写部材への印加によって上記逆極性に帯
電しているトナーが上記像担持体から上記接触転写部材
に向かうような力を受ける時間を短くして、該力によっ
て上記接触転写部材に転移するトナーの量を減少させる
ことができる。
【0040】請求項12の発明においては、上記判別手
段により、上記トナー帯電量検出手段による検出結果に
基づいて、該トナー帯電量が所定の閾値よりも低下した
か否かを判別し、該トナー帯電量が所定の閾値よりも低
下したと該判別手段によって判別したときには、上記ク
リーニング用バイアス設定手段により、上記クリーニン
グ用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間を、通
常の画像形成時に比して短い時間に設定する。これによ
り、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下してい
て、所望の極性と逆極性に帯電しているトナーが増加し
ていると考えられるときに、上記クリーニング用バイア
スの上記接触転写部材への印加によって上記逆極性に帯
電しているトナーが上記像担持体から上記接触転写部材
に向かうような力を受ける時間を短くして、該力によっ
て上記接触転写部材に転移するトナーの量を減少させる
ことができる。
【0041】請求項13の発明においては、上記判別手
段により、上記トナー帯電量検出手段による検出結果に
基づいて、該トナー帯電量が所定の閾値よりも低下した
と該判別手段によって判別したときには、上記クリーニ
ング用バイアス設定手段により、上記クリーニング用バ
イアスを上記接触転写部材に印加する時間を、20sec
以下の時間に設定する。これにより、上記トナー帯電量
が所定の閾値よりも低下していて、所望の極性と逆極性
に帯電しているトナーが増加していると考えられるとき
に、上記クリーニング用バイアスの上記接触転写部材へ
の印加によって上記逆極性に帯電しているトナーが上記
像担持体から上記接触転写部材に向かうような力を受け
る時間が20sec以下となり、該逆極性に帯電している
トナーが上記接触転写部材に付着する量が、十分に許容
できる程度にまで減少する。
【0042】請求項14の発明においては、上記嵩密度
検出手段により、上記所定のタイミングで上記現像剤収
容器内の嵩密度を検出する。現像剤のトナー帯電量が低
下すると、トナー間の反発力が働かなくなるので、嵩密
度が上昇する。このことを利用して、これらの発明にお
いては、嵩密度検出手段を、上記トナー帯電量検出手段
として用いる。そして、該嵩密度検出手段による検出結
果に基づいて上記判別手段による判別を行う。具体的に
は、該嵩密度の検出値と前回の嵩密度の検出値との差が
所定値以上である場合、すなわち前回の嵩密度よりも今
回の嵩密度の検出値が上記所定値分以上大きい場合に
は、該嵩密度の所定値分に相当するトナー帯電量分だ
け、トナー帯電量が低下した値になったと考えられる。
これらの発明においては、このときに、上記トナー帯電
量が上記所定の閾値よりも低下したと判別する。
【0043】請求項15の発明においては、上記トナー
付着量検出手段により、像担持体上に基準潜像を形成
し、該基準潜像を顕像化した基準トナー像のトナー付着
量を検出する。該トナー付着量は、現像剤のトナー帯電
量が低下すると、増加する。このことを利用して、これ
らの発明においては、上記トナー付着量検出手段を、上
記トナー帯電量検出手段として用いる。そして、該トナ
ー付着量検出手段による検出結果に基づいて上記判別手
段による判別を行う。具体的には、上記トナー付着量の
検出値が所定値以上である場合には、該トナー付着量の
検出値の所定値に相当するトナー帯電量の値よりもトナ
ー帯電量が低下していると考えられる。これらの発明に
おいては、このときに、上記トナー帯電量が上記所定の
閾値よりも低下したと判別する。
【0044】請求項16の発明においては、上記トナー
帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判別手段が判
別して、上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部
材に印加する時間を、通常の画像形成時に比して短い時
間に上記クリーニング時間設定手段が設定した後のトナ
ー帯電量の増加量を求める手段によって該トナー帯電量
を求める。このトナー帯電量の増加量は、推測、算出、
又は、検知といった方法によって求めることができる。
そして、求められたトナー帯電量の増加量に応じて、上
記クリーニング時間再設定手段により、上記クリーニン
グ用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間を、上
記通常の画像形成時に比して短い時間よりも長い時間に
再設定する。放置などにより、トナー帯電量が低下して
所望の極性と逆極性に帯電したトナーが現像剤中に増加
した場合でも、その後該トナー帯電量が増加して上記逆
極性に帯電したトナーが減少すれば、上記クリーニング
用バイアスを上記接触転写部材に印加したときに上記像
担持体から該接触転写部材に転移するトナーは少なくな
る。また、所望の極性に帯電したトナーは上記クリーニ
ング用バイアスの印加によって上記接触転写部材から上
記像担持体へと向かう力を受けることとなる。従って、
これらの発明においては、上記トナー帯電量の増加量に
応じて、上記クリーニング用バイアスの印加時間を長く
することにより、上記接触転写部材へ付着するトナーを
減少させることができる。例えば、上記トナー帯電量の
増加量が増えるのにともなって、上記印加時間を長く再
設定するようにしてもよいし、上記トナー帯電量の増加
量が所定値に達して、現像剤のトナー帯電量が低下前の
値にまで回復した場合に上記印加時間を通常の画像形成
時の値に再設定するようにしてもよい。
【0045】請求項17の発明においては、上記トナー
帯電量検出手段による検出結果に基づいて、上記撹拌時
間制御手段により、上記接触式転写装置による上記像担
持体上のトナー像の記録材上への転写が終了してから上
記現像剤攪拌部材による上記現像剤の攪拌を終了するま
での時間を制御する。具体的には、上記トナー帯電量が
比較的低いことが検出された場合には、上記時間を長く
して、上記現像剤の攪拌を行う時間を長くするように制
御する。これにより、上記トナー帯電量が低下している
ときに上記攪拌によって該トナー帯電量を上昇させ、所
望の極性と逆極性に帯電したトナーや、弱帯電のトナー
を、所望の極性に摩擦帯電させることができる。
【0046】請求項18の発明においては、上記トナー
帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判別手段によ
って判別したときには、上記撹拌時間設定手段により、
上記接触式転写装置による上記像担持体上のトナー像の
記録材上への転写が終了してから上記現像剤攪拌部材に
よる上記現像剤の攪拌を終了するまでの時間を、通常の
画像形成時に比して長い時間に設定する。これにより、
上記トナー帯電量が低下しているときに上記攪拌によっ
て該トナー帯電量を上昇させ、所望の極性と逆極性に帯
電したトナーや、弱帯電のトナーを、所望の極性に摩擦
帯電させることができる。
【0047】ここで、前述のように、放置などにより、
トナー帯電量が低下して所望の極性と逆極性に帯電した
トナーが現像剤中に増加した場合でも、その後該トナー
帯電量が増加すれば上記逆極性に帯電したトナーは減少
する。また、現像剤のトナー帯電量があまり上昇しすぎ
ると、画像濃度不足の原因となるおそれがある。
【0048】そこで、請求項19の発明においては、上
記上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記
判別手段が判別して、上記接触式転写装置による上記像
担持体上のトナー像の記録材上への転写が終了してから
上記現像剤攪拌部材による上記現像剤の攪拌を終了する
までの時間を、通常の画像形成時に比して長い時間に上
記撹拌時間設定手段が設定した後のトナー帯電量の増加
量を求める手段によって該トナー帯電量を求める。この
トナー帯電量の増加量は、推測、算出、又は、検知とい
った方法によって求めることができる。そして、求めら
れたトナー帯電量の増加量に応じて、上記接触式転写装
置による上記像担持体上のトナー像の記録材上への転写
が終了してから上記現像剤攪拌部材による上記現像剤の
攪拌を終了するまでの時間を、上記通常の画像形成時に
比して長い時間よりも短い時間に再設定する。この発明
においては、上記トナー帯電量の増加量に応じて、上記
接触式転写装置による上記像担持体上のトナー像の記録
材上への転写が終了してから上記現像剤攪拌部材による
上記現像剤の攪拌を終了するまでの時間を短くすること
により、上記トナー帯電量が高くなりすぎるのを防止す
ることができる。具体的には、例えば、上記トナー帯電
量の増加量が増えるのにともなって、上記時間を短く再
設定するようにしてもよいし、上記トナー帯電量の増加
量が所定値に達して、現像剤のトナー帯電量が低下前の
値にまで回復した場合に上記時間を通常の画像形成時の
値に再設定するようにしてもよい。
【0049】請求項20の発明においては、上記撹拌時
間設定手段によって、上記転写後攪拌時間を上記通常の
画像形成時に比して長い時間に設定した後の、上記クリ
ーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加する時間
を20sec以下とし、かつ、上記転写後攪拌時間を上記
通常の画像形成時に比して長い時間に設定した後は、該
転写後撹拌時間のうち、上記接触転写部材のクリーニン
グを行う時間以外の時間は、上記像担持体から上記接触
転写部材への所望の極性に帯電したトナー及び該所望の
極性と逆極性に帯電したトナーのいずれの転移も起こら
ない程度のバイアスを上記接触転写部材に印加する。こ
れにより、上記トナー帯電量が低下しているときに、上
記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加す
る時間が20secよりも長い時間にされる場合とは異な
り、上記逆極性に帯電したトナーが上記接触転写部材に
転移することによる該接触転写部材へのトナー付着量を
十分に許容できる程度に減少させることができる。さら
に、上記クリーニング工程を実行するとき以外には、上
記像担持体から上記接触転写部材への所望の極性に帯電
したトナー及び該所望の極性と逆極性に帯電したトナー
のいずれの転移も起こらない。よって、接触転写部材へ
のトナー付着を良好に防止することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一
実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る複
写機の概略構成図である。図1において、像担持体とし
てのドラム状の感光体1の周囲には、該感光体1回転方
向で順に感光体1の表面を一様に帯電せしめる帯電器
2、原稿の光像を感光体1の表面に結像して静電潜像を
形成する露光装置(図示せず)、感光体1上に形成され
た静電潜像にトナーを供給して現像を行ない顕像を得る
現像装置3、この得られた顕像を記録材としての転写紙
に転写せしめる接触式転写装置4、像の転写後に感光体
1上に残留するトナーを掻き落す感光体クリーニング装
置5等が夫々近接あるいは接触するようにして配設され
している。更に、該現像装置3の下方には、記録材とし
ての転写紙を、上記感光体1と上記接触式転写装置4の
接触転写部材としての転写ローラ41との間に搬送する
給紙装置6が設けられている。
【0051】上記現像装置3は、トナーとキャリアとを
含む現像剤を収容する現像剤収容器としてのケーシング
31、該ケーシング31内に収容された現像剤のトナー
濃度を検出するトナー濃度検出手段としてのTセンサー
32、該該Tセンサー32からの検出結果に基づいて駆
動されることで、該ケーシング31内にトナーを補給す
るトナー補給ローラ33、ケーシング内の現像剤を攪拌
する現像剤攪拌部材としての攪拌ローラ34、攪拌ロー
ラ34で攪拌され、所望の極性に帯電したトナー(以
下、正規帯電トナーという)を含む現像剤を表面に担持
して上記感光体1表面に搬送する現像剤担持体としての
現像スリーブ35などを有している。
【0052】上記転写ローラ41は、感光体1に接触す
るように設けられており、感光体1表面と順方向に回転
している。該転写ローラ41の固有抵抗は106〜10
10Ω・cm程度となっている。
【0053】また、この複写機は、所定のタイミングで
感光体1表面に所定の基準潜像パターンを形成し、該基
準潜像パターンを前記現像装置3で現像して得られる基
準トナー像のトナー付着量を検出するトナー付着量検出
手段としての光学センサ8と、前記Tセンサ32による
検出結果と該光学センサ8による検出結果とに基づいて
上記トナー補給ローラ33の駆動を制御する補給制御回
路81とを有している。この補給制御回路81による制
御によって、上記ケーシング31内の現像剤のトナー濃
度が所定の範囲内に保たれる。
【0054】この複写機において、上記感光体1表面
は、帯電器2により一様に帯電された後、図示しない露
光装置から画像情報により強度変調された露光用の光7
が照射されて露光されることで画像情報が書き込まれ、
静電潜像が形成される。この静電潜像は、感光体1の右
側方に設けられた現像装置3にて、現像バイアスが印加
されている現像スリーブ35上のトナーが付着してトナ
ー像化される。トナー像が作られた感光体1は回転移動
し、給紙装置6より転写紙上の画像形成位置先端部が画
像先端部と転写ローラ41との対向部で一致するような
タイミングで搬送されてきた転写紙に、転写ローラ41
によってトナー像が転写される。トナー像が転写された
転写紙は、図示しない分離チャージャにより感光体1か
ら分離され、図示しない定着部に送られて、熱と圧力に
よってトナーが転写紙へ融着され、コピー紙として機外
に排出される。一方、転写後の感光体1上に残ったトナ
ーはクリーニング装置5によって除去されて、次の画像
形成に備えられる。
【0055】この複写機において、感光体1と転写ロー
ラ41との間に転写紙が存在しないときには、感光体1
と転写ローラ41とが接触するため、感光体1上にトナ
ーが付着していると該トナーが上記転写ローラ41に付
着してしまい、該付着したトナーによって、次の画像形
成時に転写紙の裏側が汚れてしまうこととなる。
【0056】このような転写ローラ41へのトナー付着
を防止するために、この複写機においては、感光体1と
転写ローラ41との間に転写紙が存在している時間以外
の時間にトナーと同極性のバイアス(以下、クリーニン
グ用バイアスという)を転写ローラ41に印加して、該
転写ローラ41に付着したトナーを感光体1に戻すこと
で、該転写ローラ41のクリーニングを行う。
【0057】しかし、前述のように、転写ローラ41に
付着したトナー中に上記所望の極性と逆極性に帯電した
トナー(以下、逆帯電のトナーという)が多く混入して
いると、転写ローラ41へのトナー付着が積極的に行わ
れてしまい、上記裏汚れの原因となってしまう。
【0058】そこで、本実施形態にかかる複写機におい
ては、現像剤のトナー帯電量を検出する検出手段と、該
トナー帯電量の検出結果に基づいて、上記クリーニング
用バイアスを上記転写ローラ41に印加する時間を制御
する制御手段とを設けた構成を採用している。具体的に
は、上記トナー帯電量検出手段による検出結果に基づい
てトナー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否かを判
別する判別手段と、上記トナー帯電量が所定の閾値より
も低下したと上記判別手段によって判別したときには、
上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加
する時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定
するクリーニング時間設定手段とを用いて上記制御手段
を構成している。本複写機においては、図示しないメイ
ン制御部が、該制御手段としての機能を有する。以下、
この構成及び動作について詳しく説明する。本実施形態
に係る複写機においては、上記現像剤のトナー帯電量を
検出する検出手段として、前記Tセンサー32を用いて
いる。該Tセンサー32は、現像剤のトナー濃度と透磁
率との関係からトナー濃度を検知するセンサーである。
このセンサーは、センサ上部の所定範囲内に存在する現
像剤の透磁率を測定して、上記トナー濃度を検知する。
複写機が長い間使用されずに特に高温高湿の環境下(夏
季休暇等で)に放置されると、トナーの帯電量が低下
し、現像剤の反発力がなくなったり、現像剤中の空気が
抜けたりすることで、該現像剤の嵩が低下し、嵩密度が
高くなる。嵩密度が高くなると、磁性体であるキャリア
の密度が大きくなり、トナー濃度は変わらないにもかか
わらず、上記所定範囲内に存在する現像剤の透磁率が、
トナー濃度低下時の値に近くなってしまい、トナー濃度
が低くなったという検出結果が出力される。このため、
図2に示すように、放置後の作像動作開始時においては
Tセンサー32出力が、放置前の値に比して低いトナー
濃度値に対応する値、具体的には放置前の値に比して高
い値となることがある。本来Tセンサー32の出力Vt
は、トナーの消費によって変化するものであるが、ここ
での上昇変化はトナー消費によるものでなく、放置によ
るトナー帯電量の低下によるものである。従って、この
Tセンサー32の出力値の増加を検知することによっ
て、トナーの帯電量の変化を検出することが可能であ
る。
【0059】この複写機において、図示しないメイン制
御部は、前記判別手段と前記クリーニング時間設定手段
とを有している。また、該メイン制御部は、所定のタイ
ミングで上記Tセンサー32から出力される出力値を記
憶する記憶手段と、Tセンサー32から今回出力された
出力値と、上記記憶手段に記憶された前回のTセンサー
32からの出力値との差を算出する算出手段とを有し、
該算出手段によって算出された算出値が所定値以上であ
る場合に、トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと
判別するように、上記判別手段を構成している。
【0060】この複写機においては、画像形成を開始す
る時に図示しないメインSWをONすると、図示しない
メイン制御部の上記記憶手段に記憶されている画像形成
動作終了時のTセンサー出力値Vt1の呼び出しが行わ
れるとともに、上記現像装置3が駆動される。そして、
今回のTセンサー32初期出力値Vt2が読み込まれ
る。その後、上記メイン制御部の上記算出手段によっ
て、今回のTセンサー32初期出力値Vt2と前回画像
形成終了時のTセンサー32出力値Vt1との差が算出
され、この算出値が、所定値例えば0.5V以上である
か否かが判別される。そして、該算出値が0.5V以上
であると判別された場合には、上記判別手段により、ト
ナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別される。
【0061】そして、トナー帯電量が所定の閾値よりも
低下したと、上記判別手段によって判別された場合に
は、上記クリーニング時間設定手段により、上記クリー
ニング用バイアスを上記転写ローラ41に印加する時間
が、通常の画像形成時に比して短い時間に設定される。
【0062】ここで、上記転写ローラ41へのバイアス
印加について、図3を用いて説明する。この複写機にお
いては、図示しないバイアス印加手段により、図3
(a)に示すように、通常の画像形成時には、感光体1
と上記転写ローラ41との間に転写紙が存在している間
は上記感光体1上のトナー像を転写紙上に転写するべ
く、該転写ローラ41に所定の転写用バイアスが印加さ
れる。
【0063】一方、感光体1と上記転写ローラ41との
間を転写紙が通過すると、すなわち、転写が終了する
と、所定時間t1sec経過後に、上記転写ローラ41の
クリーニングを行うべく、まず、上記転写用バイアスと
は逆極性すなわちトナーと同極性のクリーニング用バイ
アスが上記転写ローラ41に印加される。そして、この
クリーニング用バイアスによって、上記転写ローラ41
上に付着したトナーのうち、正規帯電トナーは転写ロー
ラ41から感光体1へと向かうような力を受け、上記感
光体1上に転移する。これにより、転写ローラ41上に
付着した上記正規帯電トナーが除去されることとなる。
次に、転写ローラ41に付着している逆帯電のトナーを
除去するための、逆帯電クリーニング用バイアスが該転
写ローラ41に印加される。この逆帯電クリーニング用
バイアスは、上記転写用バイアスと同極性のバイアスで
あり、該転写用バイアスよりも小さい値に設定されてい
る。この逆帯電クリーニング用バイアスの上記転写ロー
ラ41への印加により、転写ローラ41上に付着した逆
帯電トナーが除去されることとなる。このようにして、
上記クリーニング用バイアスの印加及び、上記逆帯電ク
リーニング用バイアスの印加により、転写ローラ41が
クリーニングされることとなる。そして、上記転写終了
してからTsec後に現像装置の駆動がOFFされるとと
もに転写ローラ41へのバイアス印加もOFFされて、
一連の画像形成動作が終了することとなる。
【0064】本複写機において、上記転写ローラ41へ
の上記クリーニング用バイアスを印加している間、上記
転写ローラ41上に付着したトナーのうち、逆帯電トナ
ーは感光体1から上記転写ローラ41へと向かうような
力を受けるので、積極的に転写ローラ41へと付着して
しまう。そして、転写ローラ41に逆帯電トナーが多量
に付着してしまうと、上記逆帯電クリーニング用バイア
スの印加のみでは上記転写ローラ41上のトナーを除去
するのには不十分となり、前述の裏汚れが発生してしま
うこととなる。本複写機においては、トナー帯電量が低
下して、上記転写ローラ41上に付着したトナーに逆帯
電のトナーが多量に混入している場合には、上記クリー
ニング用バイアスを印加する時間(以下、クリーニング
用バイアス印加時間という)を通常の画像形成時に比し
て短い時間に設定することで、上記逆帯電のトナーの転
写ローラ41への付着を防止する。
【0065】上記トナー帯電量が低下したときの上記ク
リーニング用バイアス印加時間は、例えば以下のように
設定すればよい。図4は、トナー帯電量が低下したとき
のクリーニング用バイアス印加時間と前述の裏汚れとの
関係を示す説明図である。なお、実験は、図1の装置に
おいて、転写紙幅が300mm、感光体線速90mm/se
c、転写電流3μAに設定して行った。裏汚れランクが
高いほど、裏汚れが発生しにくくなっていることを表し
ている。実験によれば、上記クリーニング用バイアス印
加時間を20sec以下とすれば、裏汚れの発生しにく
くなることが判った。また、15sec以下とすれば、
裏汚れランクが3以上となり、更に良好に裏汚れの発生
を防止することができることが判った。このような実験
結果から、上記トナー帯電量が低下したときの上記クリ
ーニング用バイアス印加時間は、20sec以下、好ま
しくは、15sec以下に設定するのが望ましい。
【0066】本複写機において、上記転写ローラ41へ
の上記クリーニング用バイアスを印加している間、上記
転写ローラ41上に付着したトナーのうち、逆帯電トナ
ーは感光体1から上記転写ローラ41へと向かうような
力を受けるので、積極的に転写ローラ41へと付着して
しまう。そして、転写ローラ41に逆帯電トナーが多量
に付着してしまうと、上記逆帯電クリーニング用バイア
スの印加のみでは上記転写ローラ41上のトナーを除去
するのには不十分となり、前述の裏汚れが発生してしま
うこととなる。本複写機においては、トナー帯電量が低
下して、上記転写ローラ41上に付着したトナーに逆帯
電のトナーが多量に混入している場合には、上記クリー
ニング用バイアスを印加する時間(以下、クリーニング
用バイアス印加時間という)を通常の画像形成時に比し
て短い時間に設定することで、上記逆帯電のトナーの転
写ローラ41への付着を防止する。
【0067】上記トナー帯電量が低下したときの上記ク
リーニング用バイアス印加時間は、例えば以下のように
設定すればよい。図4は、トナー帯電量が低下したとき
のクリーニング用バイアス印加時間と前述の裏汚れとの
関係を示す説明図である。なお、実験は、図1の装置に
おいて、転写紙幅が300mm、感光体線速90mm/se
c、転写電流3μAに設定して行った。裏汚れランクが
高いほど、裏汚れが発生しにくくなっていることを表し
ている。実験によれば、上記クリーニング用バイアス印
加時間を20sec以下とすれば、裏汚れの発生しにく
くなることが判った。また、15sec以下とすれば、
裏汚れランクが3以上となり、更に良好に裏汚れの発生
を防止することができることが判った。このような実験
結果から、上記トナー帯電量が低下したときの上記クリ
ーニング用バイアス印加時間は、20sec以下、好ま
しくは、15sec以下に設定するのが望ましい。
【0068】本複写機においては、前記判別手段によ
り、トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別さ
れた場合には、クリーニング用バイアス印加時間を以上
のようにして設定した値に設定する。具体的には、上記
転写が終了してから上記現像装置の駆動がOFFされる
までの時間(以下、現像装置駆動時間という)Tのう
ち、上記クリーニング用バイアスの印加時間が20sec
以下となるようにする。例えば、上記現像装置駆動時間
Tのうち、上記(T−20)sec以上の時間は、上記感
光体1から転写ローラ41への正規帯電トナー及び逆帯
電トナーのいずれの転移も起こらないようなバイアス、
具体的には転写ローラ41から感光体1へと流れる電流
が−3μAより大きく3μA未満となるようなバイア
ス、例えば0Vを該転写ローラ41に印加すればよい。
このようにすれば、上記転写ローラ41のクリーニング
を行う時間t3が20sec以下となるので、上記クリー
ニング用バイアスの印加時間t4は20sec以下とな
る。また、より良好に裏汚れを防止するには、上記クリ
ーニング用バイアスへの印加時間が15sec以下になる
ようにするのが望ましい。例えば、上記感光体1から転
写ローラ41へのトナーの転移及び上記転写ローラ41
から感光体1へのトナーの転移のいずれも起こらないよ
うなバイアスを印加する時間は、(T−15)sec以上
に設定すればよい。このようにすれば、上記転写ローラ
41のクリーニングを行う時間t3が15sec以下とな
るので、上記クリーニング用バイアスの印加時間t4は
15sec以下となる。図示の装置においては、図3
(b)に示すように、上記転写が終了してからt2=
(T−15)sec経過後に、上記クリーニング用バイア
スを上記転写ローラ41に印加する。これにより、上記
転写ローラ41のクリーニングを行う時間t3は15se
cとなる。図示の装置においては上記逆極性クリーニン
グ用バイアスを印加するので、上記クリーニングを行う
時間t3のうちの上記クリーニング用バイアス印加時間
t4は、15sec未満となる。よって、トナー帯電量が
低下して、逆帯電トナーが増加している場合に、上記転
写ローラ41へのトナー付着を防止して、上記裏汚れの
発生を防止し、良好な画像形成を行うことができる。
【0069】上記トナー帯電量が低下した状態で画像形
成動作を行うと、上記裏汚れの発生原因となるのみなら
ず、地汚れの発生原因になる可能性もある。現像剤のト
ナー帯電量は、現像装置が駆動され、上記攪拌ローラ3
4で攪拌されることによって上昇する。従って、現像装
置駆動時間を長くすれば、ケーシング31内での現像剤
攪拌時間が長くなり、トナー帯電量は上昇することとな
る。
【0070】そこで、本複写機においては、上記トナー
帯電量の検出結果に基づいて、上記転写が終了してから
上記攪拌ローラ34による上記現像剤の攪拌を終了する
までの時間(以下、転写後撹拌時間という)を制御する
撹拌時間制御手段を設けた構成を採用している。具体的
には、上記判別手段によってトナー帯電量が所定の閾値
よりも低下したと判別された場合には、上記転写後撹拌
時間、図示の装置の場合には、上記現像装置駆動時間T
を、通常の画像形成時に比して長く設定する撹拌時間設
定手段を上記メイン制御部に設けている。これにより、
上記トナー帯電量が低下したときには、上記クリーニン
グ用バイアス印加時間を短縮するのみならず、上記転写
後撹拌時間を延長することとなる。
【0071】このように、上記転写後撹拌時間を通常の
画像形成時に比して長くすることにより、現像装置のケ
ーシング31内のトナーの帯電量を上昇させ、上記逆帯
電トナーの発生を抑えて上記裏汚れの発生をより良好に
防止すると共に、トナー帯電量の低下による地汚れ発生
をも防止することができる。
【0072】更に、本複写機においては、上記判別手段
が上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別
して、上記クリーニング用バイアス印加時間の設定及び
上記転写後撹拌時間の設定がされた後の上記トナー帯電
量の増加量を求める手段と、該トナー帯電量の増加量に
応じて、上記クリーニング用バイアス印加時間及び上記
転写後撹拌時間を、上記通常の画像形成時の値あるいは
上記設定後の値に比して該通常の画像形成時の値に近い
値に再設定する再設定手段とを前記メイン制御部に設け
ている。図示の装置においては、上記トナー帯電量が所
定の閾値よりも低下したと上記判別手段が判別して、上
記クリーニング用バイアス印加時間を、通常の画像形成
時に比して短い時間に上記クリーニング時間設定手段が
設定した後に、上記トナー帯電量が回復したか否かを判
別する回復判別手段と、該回復判別手段によって、該ト
ナー帯電量が所定の範囲の値に回復したと判別したとき
には、上記クリーニング用バイアス印加時間を、通常の
画像形成時の値に再設定するクリーニング時間再設定手
段とを、メイン制御部に設けている。また、上記トナー
帯電量が所定の範囲の値に回復したと上記回復判別手段
によって判別したときには、上記転写後撹拌時間を、通
常の画像形成時の値に再設定する撹拌時間再設定手段
も、上記メイン制御部に設けている。
【0073】図示の装置においては、上記トナー帯電量
が回復したか否かを、上記現像装置の連続駆動時間によ
って判別する。現像装置が駆動して上記攪拌ローラ34
による現像剤の攪拌が行われることで、放置等の要因に
よって低下したトナー帯電量は上昇する。そして、上記
現像装置の連続駆動時間によって、上記トナー帯電量の
増加量を推測することができる。従って、該トナー帯電
量が放置前の通常状態に回復するのに必要な時間に達し
たか否かによって、上記トナー帯電量の増加量が所定量
に達してトナー帯電量が放置前の通常状態に回復したか
否かを判別することができる。そこで、この装置におい
ては、トナー帯電量と上記攪拌ローラ34による撹拌時
間との関係を実験などによって予め求めておき、上記現
像装置の連続駆動時間が、該トナー帯電量が放置前の通
常状態に回復するのに必要な時間に達したか否かによっ
て、上記トナー帯電量が回復したか否かを上記回復判別
手段によって判別する。そして、該トナー帯電量が回復
したと判別されたときには、上記クリーニング用バイア
ス印加時間及び転写後撹拌時間のそれぞれを、通常の画
像形成時の値にもどす。
【0074】上記トナー帯電量が放置前の通常状態に回
復するのに必要な時間は、上記トナー帯電量と上記攪拌
ローラ34による撹拌時間との関係から求める方法以外
に、例えば上記Tセンサー34の今回の出力値と前回の
出力値との差と上記トナー帯電量が放置前の通常状態に
回復するのに必要な時間との関係を予め実験などによっ
て求めておき、この関係と、上記Tセンサーの今回の出
力値と前回の出力値との差とを用いて求めるようにして
もよい。
【0075】このように、トナー帯電量が回復すると、
上記逆帯電のトナー量は減少しており、上記転写ローラ
41に付着するトナーのうちの大部分を、正規帯電トナ
ーが占める状態となる。この状態では、上記クリーニン
グ用バイアスを印加することによって、上記転写ローラ
41に積極的に付着してしまうトナーは少ないので、上
記クリーニング用印加時間を上記通常の画像形成時の値
に戻すことで上記転写ローラ41へのトナー付着を良好
に防止することができる。
【0076】さらに、トナー帯電量が回復した後にも現
像装置駆動時間Tを上記通常の画像形成時の値よりも長
い値に設定したままだと、必要以上にトナーを帯電させ
ることとなり、画像濃度不足などの不具合が発生するお
それがある。従って、この複写機のように、上記トナー
帯電量が回復し次第、上記現像装置駆動時間Tを通常の
画像形成時の値に戻して上記攪拌時間を通常の画像形成
時の値に戻すことは、上記不具合の発生を防止する点で
好ましい。
【0077】なお、このようにトナー帯電量の増加量
は、実験結果などに基づいて、上記現像装置の連続駆動
時間から推測して求める方法のみならず、上記実験結果
から、上記トナー帯電量の増加量と上記連続駆動時間と
の関係を例えば近似式などで近似し、上記連続駆動時間
と近似式とを用いて上記増加量を算出して求めるように
してもよい。
【0078】また、上記トナー帯電量を直接的に、ある
いは該トナー帯電量と所定の関係にある量を検出するこ
とによって間接的に検出することで、求めるようにして
もよい。例えば、前述のTセンサー32の出力値から求
めることもできる。以下、該Tセンサー32を用いた方
法の一例を説明する。上記トナー帯電量が急激に低下し
た場合には、攪拌ローラ32によって攪拌するとはじめ
のうちは大幅にトナー帯電量が上昇し、徐々に上昇幅が
小さくなっていく。すなわち、該トナー帯電量が増加す
るほど、上記上昇幅が小さくなる。これにより、前述の
Tセンサー32の出力値と、前述の記憶手段に記憶され
た前回の出力値との差は、徐々に小さくなっていく。こ
のことから、前述のTセンサー32出力値と、前述の記
憶手段に記憶された前回のTセンサー32出力値との差
が小さくなるほど、上記トナー帯電量は高くなったとい
える。従って、上記差を算出した算出値が所定の値以下
となったか否かによって、上記トナー帯電量の増加量が
所定量に達してトナー帯電量が放置前の通常状態に回復
したか否かを判別することができる。すなわち、上記算
出値が所定の値以下となったときに、上記トナー帯電量
の増加量が所定量に達してトナー帯電量が放置前の通常
状態に回復したと判別することができる。また、装置電
源がOFFされる直前の上記Tセンサー32からの出力
値を記憶する記憶手段と、Tセンサー32から出力され
た出力値と、上記記憶手段に記憶された装置電源OFF
直前のTセンサー32からの出力値との差を算出する算
出手段とを設け、該算出手段によって算出された算出値
が所定値以下となったときに、トナー帯電量が放置前の
通常状態に回復したと判別するようにしてもよい。
【0079】また、上記トナー帯電量が回復したか否か
を判別して、トナー帯電量が回復したときに上記クリー
ニング用バイアス印加時間や上記転写後撹拌時間を通常
の画像形成時の値に一度に戻すのではなく、上記トナー
帯電量の回復量の増加に応じて段階的に戻すようにして
もよい。
【0080】以上、上記実施形態によれば、嵩密度を検
知することでトナー濃度を検知する上記Tセンサー32
を用いて、上記トナー帯電量を検出し、上記判別手段に
よって該トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否
かを判別したときには、上記クリーニング用バイアス印
加時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定す
ることで、該クリーニング用バイアスの印加によって上
記転写ローラ41に付着する逆帯電トナーを減少させる
ことができる。よって、上記転写ローラ41へのトナー
付着を防止して、上記裏汚れの発生を防止し、良好な画
像形成を行うことができる。
【0081】なお、上記トナー帯電量検出結果に基づく
クリーニング用バイアス印加時間の制御は、上記実施形
態で説明した上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下
したか否かによって2段階に設定するものには限定され
ず、3段階以上の多段階的にあるいは連続的に設定する
ようにしてもよい。例えば、トナー帯電量と適切なクリ
ーニング用バイアス時間との関係を示す例えば制御テー
ブルあるいは近似式を予め実験などで求めておいて、上
記トナー帯電量と該制御テーブルあるいは近似式とか
ら、該トナー帯電量に対応する適切なクリーニング用バ
イアス印加時間を設定するようにすればよい。但し、上
記実施形態で説明した2段階に設定する方法は、制御が
簡単である点で好ましい。
【0082】また、上記実施形態においては、所定のタ
イミングで上記Tセンサー32から出力される出力値を
記憶する記憶手段と、Tセンサー32から今回出力され
た出力値と、上記記憶手段に記憶された前回のTセンサ
ー32からの出力値との差を算出する算出手段とをメイ
ン制御部が有し、該算出手段によって算出された算出値
が所定値以上である場合に、トナー帯電量が所定の閾値
よりも低下したと判別するように、上記判別手段を構成
した例であるが、装置電源がOFFされる直前の上記T
センサー32からの出力値を記憶する記憶手段と、Tセ
ンサー32から出力された出力値と、上記記憶手段に記
憶された装置電源OFF直前のTセンサー32からの出
力値との差を算出する算出手段とをメイン制御部が有
し、該算出手段によって算出された算出値が所定値以上
である場合に、トナー帯電量が所定の閾値よりも低下し
たと判別するように、上記判別手段を構成しても同様の
効果が得られる。
【0083】また、上記トナー帯電量の検出は、上記T
センサー32のように嵩密度を検出する検出手段を用い
て行うものには限定されるものではない。例えば、前記
トナー付着量検出手段としての前記光学センサ8を上記
トナー帯電量検出手段として用いることもできる。すな
わち、前記基準トナー像のトナー付着量は、現像剤のト
ナー帯電量が低下すると増加するので、このことを利用
して光学センサ8の検出結果からトナー帯電量を検出す
ることができる。該光学センサ8を上記トナー帯電量検
出手段として用いる場合には、例えば、前述のトナー帯
電量の所定の閾値に相当する光学センサ8からの出力値
を予め求めておく。トナー帯電量が上記所定の閾値より
も低下した場合には、上記光学センサ8からの検出値が
上記出力値以上となるので、該光学センサ8からの検出
値が上記出力値以上になったときにトナー帯電量が所定
の閾値よりも低下したと判別するように、上記メイン制
御部の判別手段を構成すればよい。
【0084】また、放置などにより、トナー帯電量が低
下して逆帯電トナーが現像剤中に増加した場合でも、そ
の後該トナー帯電量が増加して上記逆帯電トナーが減少
すれば、上記クリーニング用バイアスを上記転写ローラ
41に印加したときに上記感光体1から該転写ローラ4
1に転移するトナーは少なくなる。また、正規帯電トナ
ーは上記クリーニング用バイアスの印加によって上記転
写ローラ41から上記感光体1へと向かう力を受けるこ
ととなるので、上記逆帯電トナーが減少したときには、
上記クリーニング用バイアスを印加する時間は長い方が
好ましい。上記実施形態によれば、上記トナー帯電量が
所定の閾値よりも低下したと判別して上記クリーニング
用バイアス印加時間を、通常の画像形成時に比して短い
時間に設定した後のトナー帯電量の増加量を求め、該ト
ナー帯電量の増加量に応じて、上記クリーニング用バイ
アス印加時間を、上記通常の画像形成時に比して短い時
間よりも長い時間に再設定する。これにより、上記転写
ローラ41へ付着するトナーを減少させることができる
ので、転写ローラ41へのトナー付着を良好に防止し
て、上記裏汚れの発生を良好に防止することができる。
よって、より良好に画像形成を行うことができる。
【0085】また、上記実施形態によれば、上記Tセン
サー32を用いて、上記トナー帯電量を検出し、上記判
別手段によって該トナー帯電量が所定の閾値よりも低下
したか否かを判別したときには、転写ローラ41から転
写紙への転写が終了してから上記攪拌ローラ34による
上記現像剤の攪拌を終了するまでの時間、図示の例で
は、現像装置の駆動をOFFするまでの現像装置駆動時
間を、通常の画像形成時に比して長い時間に設定するこ
とで、上記トナー帯電量が低下しているときに上記攪拌
によって該トナー帯電量を上昇させ、上記逆帯電トナー
や、弱帯電のトナーを、所望の極性に摩擦帯電させるこ
とができる。よって、上記逆帯電トナーを減少させて、
上記クリーニング用バイアス印加時の上記逆帯電トナー
の転写ローラ41への転移による上記裏汚れの発生を防
止すると共に、トナー帯電量低下による地汚れの発生を
防止し、更に良好に画像形成を行うことができる。
【0086】なお、上記トナー帯電量検出結果に基づく
上記転写後撹拌時間の制御は、上記実施形態で説明した
上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否かに
よって2段階に設定するものには限定されず、3段階以
上の多段階的にあるいは連続的にに設定するようにして
もよい。例えば、トナー帯電量と適切な転写後撹拌時間
との関係を示す例えば制御テーブルあるいは近似式を予
め実験などで求めておいて、上記トナー帯電量と該制御
テーブルあるいは近似式とから、該トナー帯電量に対応
する適切な転写後撹拌時間を設定するようにすればよ
い。但し、上記実施形態で説明した2段階に設定する方
法は、制御が簡単である点で好ましい。
【0087】また、上記実施形態によれば、上記トナー
帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別して、上記攪
拌時間を、通常の画像形成時に比して長い時間に設定し
た後のトナー帯電量の増加量を求め、該トナー帯電量の
増加量に応じて、上記通常の画像形成時に比して長い時
間よりも短い時間に上記攪拌時間を再設定する。これに
より、上記トナー帯電量が高くなりすぎるのを防止する
ことができるので、トナー帯電量が高くなりすぎて画像
濃度不足の不具合が生じるのを防止することができる。
よって、より良好に画像形成を行うことができる。 (以下、余白)
【0088】次に、他の実施形態に係る複写機について
説明する。本実施形態に係る複写機の基本的な構成及び
動作は、図1の複写機と同様であるので、説明を省略す
る。この複写機においては、図1の複写機と同様に、上
記現像剤のトナー帯電量を検出するトナー帯電量検出手
段と、該トナー帯電量検出手段による検出結果に基づい
て、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否
かを判別する判別手段と、上記トナー帯電量が所定の閾
値よりも低下したと上記判別手段によって判別したとき
には、上記接触式転写装置4による上記感光体1上のト
ナー像の転写紙上への転写が終了してから上記攪拌ロー
ラ34による上記現像剤の攪拌を終了するまでの転写後
攪拌時間を、通常の画像形成時に比して長い時間に設定
する撹拌時間設定手段とを有した構成を採用している。
具体的には、図1の複写機と同様、上記トナー帯電量検
出手段としてはTセンサー32を用い、上記判別手段及
び上記撹拌時間設定手段としての機能を図示しないメイ
ン制御部に持たせている。そして、本実施形態に係る複
写機においては、上記撹拌時間設定手段によって、上記
転写後攪拌時間を上記通常の画像形成時に比して長い時
間に設定した後の、上記クリーニング用バイアスを転写
ローラ41に印加するクリーニング用バイアス印加時間
を20sec以下とし、かつ、上記転写後攪拌時間を上記
通常の画像形成時に比して長い時間に設定した後は、該
転写後撹拌時間のうち、上記転写ローラ41のクリーニ
ングを行う時間以外では、上記像担持体から上記接触転
写部材への正規帯電トナー及び逆帯電トナーのいずれの
転移も起こらない程度のバイアスを上記転写ローラ41
に印加するように、上記バイアス印加手段が構成されて
いる。以下、図5を用いて詳しく説明する。
【0089】図5は、本実施形態に係る複写機における
転写ローラ41へのバイアス印加を示す説明図である。
図5(a)が、通常の画像形成時のバイアス印加を示す
説明図である。この複写機においては、通常の画像形成
時の現像装置駆動時間Tは数秒に設定されている。すな
わち、通常の画像形成時には、転写ローラ41による転
写が終了すると、数秒で現像装置の駆動がOFFされる
こととなる。そして、この現像装置の駆動OFFまでの
数秒の間に、図示しないバイアス印加手段により、転写
ローラ41へのクリーニング用バイアスの印加及び、逆
帯電クリーニング用バイアスの印加がされる。
【0090】そして、前記判別手段により、トナー帯電
量が所定の閾値よりも低下したと判別された場合には、
図5(b)に示すように上記転写後撹拌時間、例えば図
1の装置と同様に上記現像装置駆動時間Tを、通常の画
像形成時に比して長く、例えば30秒程度に設定する。
このとき上記転写ローラ41へのクリーニング用バイア
スの印加及び逆帯電クリーニング用バイアスの印加を行
って上記転写ローラ41のクリーニングを行う時間t3
は通常の画像形成時の長さから変化させず、かつ、該ク
リーニングを行う時間t3のうち、上記クリーニング用
バイアスを転写ローラ41に印加する時間や上記逆帯電
クリーニング用バイアスを転写ローラ41に印加する時
間も通常の画像形成時の長さから変化させない。従っ
て、上記クリーニング用バイアスを転写ローラ41に印
加する時間t4は、20secよりも短い時間のままとな
る。また、該クリーニングを行う時間t3以外の時間t
2は、上記感光体1から転写ローラ41への正規帯電の
トナー及び逆帯電のトナーのいずれの転移も起こらない
ようなバイアス、具体的には転写ローラ41から感光体
1へと流れる電流が−3μAより大きく3μA未満とな
るようなバイアス、例えば0Vを該転写ローラ41に印
加する。前出の図4を用いて説明したように、上記クリ
ーニング用バイアス印加時間を20sec以下とすれば、
裏汚れは発生しにくく、15sec以下とすれば、更に良
好に裏汚れの防止をすることができる。従って、この装
置においては、上記トナー帯電量が低下したときに、上
記現像装置駆動時間Tの延長にともなって、上記クリー
ニング用バイアスを印加する時間が20secよりも長い
時間に延長される場合とは異なり、上記逆帯電トナーが
上記転写ローラ41へ転移することによる該転写ローラ
41へのトナー付着量を十分に許容できる程度に減少さ
せることができる。さらに、上記クリーニングを行う時
間t3以外の時間t2では、上記感光体1から上記転写
ローラ41への正規帯電のトナー及び該逆帯電のトナー
のいずれの転移も起こらない。よって、接触転写部材へ
のトナー付着を良好に防止することができ、裏汚れを良
好に防止することができる。
【0091】また、図5(c)に示すように上記現像装
置駆動時間Tの延長にともなって上記クリーニング用バ
イアスを印加する時間t4を通常の画像形成時に比して
長い時間に設定する場合でも、上記クリーニング用バイ
アスを印加する時間t4を20sec以下の時間に設定す
るのであれば、上記裏汚れの発生は良好に防止し得る。
【0092】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、上記接
触転写部材へのトナー付着を低減し、記録材の裏汚れを
防止し得るという優れた効果がある。
【0093】また、請求項3の発明によれば、上記接触
転写部材へのトナー付着を更に低減し、記録材の裏汚れ
を良好に防止し得るという優れた効果がある。
【0094】また、請求項6の発明によれば、更に良好
に上記接触転写部材へのトナー付着を防止し、記録材の
裏汚れを防止し得るという優れた効果がある。
【0095】また、請求項7の発明によれば、更に良好
に上記接触転写部材へのトナー付着を防止し、記録材の
裏汚れを防止し得ると共に、トナー帯電量の低下による
地汚れの発生を防止することができるという優れた効果
がある。
【0096】また、請求項9の発明によれば、トナー帯
電量が高くなり過ぎることによる、画像濃度不足を防止
することができるという優れた効果がある。
【0097】また、請求項10の発明によれば、上記接
触転写部材へのトナー付着を更に低減し、記録材の裏汚
れを良好に防止し得るという優れた効果がある。
【0098】また、請求項11乃至19の発明によれ
ば、上記接触転写部材へのトナー付着を低減し、記録材
の裏汚れを防止し得るという優れた効果がある。
【0099】また、請求項13の発明によれば、上記接
触転写部材へのトナー付着を更に低減し、記録材の裏汚
れを良好に防止し得るという優れた効果がある。
【0100】また、請求項16の発明によれば、更に良
好に上記接触転写部材へのトナー付着を防止し、記録材
の裏汚れを防止し得るという優れた効果がある。
【0101】また、請求項17の発明によれば、更に良
好に上記接触転写部材へのトナー付着を防止し、記録材
の裏汚れを防止し得ると共に、トナー帯電量の低下によ
る地汚れの発生を防止することができるという優れた効
果がある。
【0102】また、請求項19の発明によれば、トナー
帯電量が高くなり過ぎることによる、画像濃度不足を防
止することができるという優れた効果がある。
【0103】特に、請求項20の発明によれば、上記接
触転写部材へのトナー付着を更に低減し、記録材の裏汚
れを良好に防止し得るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電子写真複写機の概略構成を示
す正面図。
【図2】トナー帯電量の変化によるTセンサー32出力
の時間変化を示す説明図。
【図3】(a)及び(b)は、同複写機における転写ロ
ーラ41へのバイアス印加の説明図。
【図4】トナー帯電量が低下したときのクリーニング用
バイアス印加時間と裏汚れとの関係を示す説明図。
【図5】(a)、(b)、及び、(c)は、他の実施形
態に係る複写機における転写ローラ41へのバイアス印
加の説明図。
【図6】(a)及び(b)は、現像剤中のトナーの帯電
量分布を示す説明図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 現像装置 4 転写装置 41 転写ローラ 5 感光体クリーニング装置 6 給紙装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA10 DA50 DD07 DD08 DE02 DE04 EA18 ED24 ED27 2H032 AA05 BA30 CA02 CA12 CA15 2H034 AA00 2H077 AB00 DA03 DA20 DA24 DA42 DA47 DA52 DA62 DB15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された潜像を所望の極性
    に帯電させたトナーを含む現像剤を用いて現像する現像
    工程と、記録材に接触する接触転写部材を有する接触式
    転写装置を用い、該接触転写部材に所定の転写用バイア
    スを印加して上記像担持体上のトナー像を記録材上に転
    写する転写工程と、該接触転写部材に、少なくとも、上
    記所望の極性に帯電させたトナーを上記接触転写部材か
    ら上記像担持体に転移させるクリーニング用バイアスを
    印加して、該接触転写部材のクリーニングを行うクリー
    ニング工程とを有する画像形成方法において、 上記現像剤のトナー帯電量を検出し、該トナー帯電量の
    検出結果に基づいて、上記クリーニング用バイアスを上
    記接触転写部材に印加する時間を制御することを特徴と
    する画像形成方法。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成方法において、 上記トナー帯電量の検出結果に基づいて該トナー帯電量
    が所定の閾値よりも低下したか否かを判別し、該トナー
    帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別したときに
    は、上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に
    印加する時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に
    設定することを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成方法において、 上記通常の画像形成時に比して短い時間が、20sec以
    下の時間であることを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】現像剤収容器内に収容された現像剤を用い
    て上記現像工程を実行する請求項2又は3の画像形成方
    法において、 所定のタイミングで上記現像剤収容器内の嵩密度を検出
    し、該嵩密度の検出値と前回の嵩密度の検出値との差が
    所定値以上である場合に、上記トナー帯電量が所定の閾
    値よりも低下したと判別することを特徴とする画像形成
    方法。
  5. 【請求項5】請求項2又は3の画像形成方法において、 像担持体上に基準潜像を形成し、該基準潜像を顕像化し
    た基準トナー像のトナー付着量を検出し、該トナー付着
    量の検出値が所定値以上である場合に、上記トナー帯電
    量が所定の閾値よりも低下したと判別することを特徴と
    する画像形成方法。
  6. 【請求項6】請求項2、3、4、又は、5の画像形成方
    法において、 上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別し
    て上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印
    加する時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に設
    定した後のトナー帯電量の増加量を求め、該トナー帯電
    量の増加量に応じて、上記クリーニング用バイアスを上
    記接触転写部材に印加する時間を、上記通常の画像形成
    時に比して短い時間よりも長い時間に再設定することを
    特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】現像剤を収容する現像剤収容器内の現像剤
    を現像剤攪拌部材で攪拌しながら、該現像剤攪拌部材で
    攪拌した現像剤を用いて上記現像工程を実行する請求項
    1、2、3、4、5、又は、6の画像形成方法におい
    て、 上記トナー帯電量の検出結果に基づいて、転写工程が終
    了してから上記現像剤攪拌部材による上記現像剤の攪拌
    を終了するまでの転写後攪拌時間を制御することを特徴
    とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下
    したか否かを判別し、該トナー帯電量が所定の閾値より
    も低下したと判別したときには、上記クリーニング用バ
    イアスを上記接触転写部材に印加する時間を、通常の画
    像形成時に比して短い時間に設定する請求項7の画像形
    成方法において、 上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別し
    たときには、上記転写後攪拌時間を、通常の画像形成時
    に比して長い時間に設定することを特徴とする画像形成
    方法。
  9. 【請求項9】請求項8の画像形成方法において、 上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別し
    て上記転写後攪拌時間を、通常の画像形成時に比して長
    い時間に設定した後のトナー帯電量の増加量を求め、該
    トナー帯電量の増加量に応じて、上記転写後撹拌時間
    を、上記通常の画像形成時に比して長い時間よりも短い
    時間に再設定することを特徴とする画像形成方法。
  10. 【請求項10】像担持体上に形成された潜像を所望の極
    性に帯電させたトナーを含む現像剤を用いて現像する現
    像工程と、記録材に接触する接触転写部材を有する接触
    式転写装置を用い、該接触転写部材に所定の転写用バイ
    アスを印加して上記像担持体上のトナー像を記録材上に
    転写する転写工程と、該接触転写部材に、少なくとも、
    上記所望の極性に帯電させたトナーを上記接触転写部材
    から上記像担持体に転移させるクリーニング用バイアス
    を印加して、該接触転写部材のクリーニングを行うクリ
    ーニング工程とを有し、上記現像剤のトナー帯電量を検
    出し、該トナー帯電量の検出結果に基づいて、上記トナ
    ー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否かを判別し、
    上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと判別し
    たときには、上記転写工程が終了してから上記現像剤攪
    拌部材による上記現像剤の攪拌を終了するまでの転写後
    攪拌時間を、通常の画像形成時に比して長い時間に設定
    する画像形成方法において、 上記転写後攪拌時間を上記通常の画像形成時に比して長
    い時間に設定した後の上記クリーニング用バイアスを上
    記接触転写部材に印加する時間を20sec以下とし、か
    つ、上記転写後攪拌時間を上記通常の画像形成時に比し
    て長い時間に設定した後は、該転写後撹拌時間のうち、
    上記クリーニング工程を実行する時間以外の時間は、上
    記像担持体から上記接触転写部材への所望の極性に帯電
    したトナー及び該所望の極性と逆極性に帯電したトナー
    のいずれの転移も起こらない程度のバイアスを上記接触
    転写部材に印加することを特徴とする画像形成方法。
  11. 【請求項11】像担持体上に形成された潜像を所望の極
    性に帯電させたトナーを含む現像剤を用いて現像する現
    像手段と、記録材に接触する接触転写部材を有する接触
    式転写装置と、上記像担持体上のトナー像を記録材上に
    転写するときには、該接触転写部材に所定の転写用バイ
    アスを印加し、該接触転写部材のクリーニングを行うと
    きには、該接触転写部材に、少なくとも、上記所望の極
    性に帯電させたトナーを上記接触転写部材から上記像担
    持体に転移させるクリーニング用バイアスを印加するバ
    イアス印加手段とを有する画像形成装置において、 上記現像剤のトナー帯電量を検出するトナー帯電量検出
    手段と、該トナー帯電量検出手段による検出結果に基づ
    いて、上記クリーニング用バイアスを上記接触転写部材
    に印加する時間を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項11の画像形成装置において、 上記トナー帯電量検出手段による検出結果に基づいてト
    ナー帯電量が所定の閾値よりも低下したか否かを判別す
    る判別手段と、上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低
    下したと上記判別手段によって判別したときには、上記
    クリーニング用バイアスを上記接触転写部材に印加する
    時間を、通常の画像形成時に比して短い時間に設定する
    クリーニング時間設定手段とを用いて上記制御手段を構
    成したことを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項12の画像形成装置において、 上記通常の画像形成時に比して短い時間が、20sec以
    下の時間であることを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】上記現像手段が、現像剤収容器内に収容
    された現像剤を用いて現像を行う請求項12又は13の
    画像形成装置において、 上記トナー帯電量検出手段として、所定のタイミングで
    上記現像剤収容器内の嵩密度を検出する嵩密度検出手段
    を用い、該嵩密度の検出値と前回の嵩密度の検出値との
    差が所定値以上である場合に、上記トナー帯電量が所定
    の閾値よりも低下したと判別するように上記判別手段を
    構成したことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】請求項12又は13の画像形成装置にお
    いて、 上記トナー帯電量検出手段として、像担持体上に形成さ
    れた基準潜像を顕像化した基準トナー像のトナー付着量
    を検出するトナー付着量検出手段を用い、該トナー付着
    量の検出値が所定値以上である場合に、上記トナー帯電
    量が所定の閾値よりも低下したと判別するように上記判
    別手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】請求項12、13、14、又は、15の
    画像形成装置において、 上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判
    別手段が判別して、上記クリーニング用バイアスを上記
    接触転写部材に印加する時間を、通常の画像形成時に比
    して短い時間に上記クリーニング時間設定手段が設定し
    た後のトナー帯電量の増加量を求める手段と、該トナー
    帯電量の増加量に応じて、上記クリーニング用バイアス
    を上記接触転写部材に印加する時間を、上記通常の画像
    形成時に比して短い時間よりも長い時間に再設定するク
    リーニング時間再設定手段とを設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  17. 【請求項17】現像剤を収容する現像剤収容器内の現像
    剤を攪拌する現像剤攪拌部材を有し、上記現像剤を該現
    像剤攪拌部材で攪拌しながら、上記現像手段が、該現像
    剤攪拌部材で攪拌した現像剤を用いて現像を行う請求項
    11、12、13、14、15、又は、16の画像形成
    装置において、 上記トナー帯電量検出手段による検出結果に基づいて、
    上記接触式転写装置による上記像担持体上のトナー像の
    記録材上への転写が終了してから上記現像剤攪拌部材に
    よる上記現像剤の攪拌を終了するまでの転写後攪拌時間
    を制御する撹拌時間制御手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  18. 【請求項18】上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低
    下したか否かを判別する判別手段と、該トナー帯電量が
    所定の閾値よりも低下したと上記判別手段によって判別
    したときには、上記クリーニング用バイアスを上記接触
    転写部材に印加する時間を、通常の画像形成時に比して
    短い時間に設定する設定手段とを有する請求項17の画
    像形成装置において、 上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判
    別手段によって判別したときには、通常の画像形成時に
    比して長い時間に上記転写後撹拌時間を設定する撹拌時
    間設定手段を用いて、上記撹拌時間制御手段を構成した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】請求項18の画像形成装置において、 上記トナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判
    別手段が判別し、上記撹拌時間設定手段が上記転写後攪
    拌時間を通常の画像形成時に比して長い時間に設定した
    後のトナー帯電量の増加量を求める手段と、該トナー帯
    電量の増加量に応じて、上記転写後攪拌時間を、上記通
    常の画像形成時に比して長い時間よりも短い時間に再設
    定する撹拌時間再設定手段とを設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  20. 【請求項20】像担持体上に形成された潜像を所望の極
    性に帯電させたトナーを含む現像剤を用いて現像する現
    像手段と、記録材に接触する接触転写部材を有する接触
    式転写装置と、上記像担持体上のトナー像を記録材上に
    転写するときには、該接触転写部材に所定の転写用バイ
    アスを印加し、該接触転写部材のクリーニングを行うと
    きには、該接触転写部材に、少なくとも、上記所望の極
    性に帯電させたトナーを上記接触転写部材から上記像担
    持体に転移させるクリーニング用バイアスを印加するバ
    イアス印加手段と、上記現像剤のトナー帯電量を検出す
    るトナー帯電量検出手段と、該トナー帯電量検出手段に
    よる検出結果に基づいて、上記トナー帯電量が所定の閾
    値よりも低下したか否かを判別する判別手段と、上記ト
    ナー帯電量が所定の閾値よりも低下したと上記判別手段
    によって判別したときには、上記接触式転写装置による
    上記像担持体上のトナー像の記録材上への転写が終了し
    てから上記現像剤攪拌部材による上記現像剤の攪拌を終
    了するまでの転写後攪拌時間を、通常の画像形成時に比
    して長い時間に設定する撹拌時間設定手段とを有する画
    像形成装置において、 上記撹拌時間設定手段によって、上記転写後攪拌時間を
    上記通常の画像形成時に比して長い時間に設定した後
    の、上記クリーニング用バイアスを接触転写部材に印加
    する時間を20sec以下とし、かつ、上記転写後攪拌時
    間を上記通常の画像形成時に比して長い時間に設定した
    後は、該転写後撹拌時間のうち、上記接触転写部材のク
    リーニングを行う時間以外の時間は、上記像担持体から
    上記接触転写部材への所望の極性に帯電したトナー及び
    該所望の極性と逆極性に帯電したトナーのいずれの転移
    も起こらない程度のバイアスを上記接触転写部材に印加
    するように、上記バイアス印加手段を構成したことを特
    徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6823152B2 (en) * 2001-09-14 2004-11-23 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with transferring device
JP2007256567A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Oki Data Corp 画像形成装置
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JP2012128200A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Canon Inc 画像形成装置

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