JP2000002332A - ピストン - Google Patents
ピストンInfo
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- JP2000002332A JP2000002332A JP10185583A JP18558398A JP2000002332A JP 2000002332 A JP2000002332 A JP 2000002332A JP 10185583 A JP10185583 A JP 10185583A JP 18558398 A JP18558398 A JP 18558398A JP 2000002332 A JP2000002332 A JP 2000002332A
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- piston
- lid member
- opening
- peripheral surface
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- Pending
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Abstract
を低減する。 【解決手段】 ピストン本体71の開口部71aを蓋部
材72の一端部72aの外周面にかしめることによって
ピストン7を製造するので、溶接によって製造される従
来のピストン7に較べ、予熱・冷却が不要になり、また
余分な溶接肉を除去したり、溶接による変形を元の形に
戻したりする工程も不要になり、ピストン7の製造が容
易になる。
Description
特に製造コストを抑制できる可変容量型斜板式圧縮機の
ピストンとして好適な中空のピストンに関する。
するための図であって、図4(a)は製造完了前のピス
トンを示す断面図、図4(b)は製造完了後のピストン
を示す断面図である。
体と、このピストン本体部の開口部に固定される蓋部材
とで構成される。
71の開口部271aと蓋部材272の一端部272a
の外周面との間にろう275を入れ、そのろう275を
溶融させてピストン本体271の開口部271aと蓋部
材272の一端部272aの外周面とを接合する。
う275(溶接肉)を除去する。このようにして可変容
量型斜板式圧縮機用の中空のピストン207が完成す
る。
07によれば、高速高負荷時等で発生するサージング状
態(制御できない状態)を防ぐことができる。
与え、溶接の後には冷却を行う必要であるので、ピスト
ンの完成までに多くの時間を要するという問題があっ
た。
とがあり、また溶接工程の後、余分な溶接肉を除去する
工程が必要であるという問題があった。
たもので、その課題はピストンの製造を容易にし、その
製造コストを低減することができるピストンを提供する
ことである。
め請求項1の発明のピストンは、有底円筒状のピストン
本体と、このピストン本体部の開口部に固定される蓋部
材とで構成されるピストンにおいて、前記ピストン本体
の開口部が蓋部材の一端部の外周面に塑性変形によって
固定されていることを特徴とする。
外周面に塑性変形(例えばかしめ)によって固定させた
ので、溶接によって製造される従来のピストンに較べ、
予熱・冷却が不要になり、また余分な溶接肉を除去した
り、溶接による変形を元の形に戻したりする工程も不要
になる。
発明のピストンにおいて、前記ピストン本体の開口部の
内周面に形成された段差部に、前記蓋部材の一端面を突
き当たっていることを特徴とする。
によって、蓋部材の位置決めが行われるので、蓋部材と
ピストン本体との芯合せが容易になる。
のピストン本体と、このピストン本体部の開口部に固定
される蓋部材とで構成されるピストンにおいて、前記蓋
部材の外周面に凹部が設けられ、その凹部に前記ピスト
ン本体の開口部が塑性変形によって固定されていること
を特徴とする。
口部を塑性変形によって固定させたので、ピストン本体
の開口部の内周面に段差部を形成する必要がなくなり、
ピストン本体の肉厚を小さくすることができる。
面に基づいて説明する。
ンを備えた可変容量型斜板式圧縮機を示す縦断面図であ
る。
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。シリンダブロック1には、シャフト5を中
心にして周方向に所定間隔おきに複数のシリンダボア6
が配設されている。これらのシリンダボア6内にはそれ
ぞれ中空のピストン7が摺動可能に収容されている。
有底円筒状のピストン本体71と、このピストン本体7
1の開口部71aに固定される蓋部材72とで構成され
る。
0の凸面を転動可能に支持する凹面部72bが、空間を
介して互いにピストン移動方向に対向するように設けら
れている。
成され、このクランク室8内には斜板10が収容されて
いる。斜板10はシャフト5に摺動かつ傾斜可能に装着
されている。
してピストン7に連結されている。シュー50の平面
は、斜板10のフロント側の摺動面10c及びリヤ側の
摺動面10aに対して相対回転可能にピストン7の蓋部
材72によって支持されている。
出室12の周囲に位置する吸入室13とが形成されてい
る。リヤヘッド3には図示しない蒸発器の出口へ通じる
吸入口3aが設けられている。
5の回転を斜板10に伝達するためのスラストフランジ
40が固定され、このスラストフランジ40はスラスト
軸受33を介してフロントヘッド4の内壁面に回転可能
に支持されている。スラストフランジ40と斜板10と
はリンク機構41を介して連結され、斜板10はシャフ
ト5と直角な面に対して傾斜可能である。
ンの製造過程の一部を説明するための図であり、図1
(a)はかしめる前のピストンを示す断面図、図1
(b)はかしめた後のピストンを示す断面図である。
1の開口部71aの内周面に形成された段差部73に、
蓋部材72の一端面を突き当て、ピストン本体71に対
して蓋部材72を位置決めする。
本体71の開口部71aを蓋部材72の一端部72aの
外周面にかしめる(塑性変形)。
72が固定され、ピストン7が完成する。
を説明する。
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、リンク機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
斜板10の摺動面10a,10c上を相対回転するの
で、斜板10からの回転力はピストン7の直線往復運動
に変換される。ピストン7はシリンダボア6内を往復運
動し、その結果シリンダボア6内の圧縮室の容積が変化
し、この容積変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐
出が順次行なわれ、斜板10の傾斜角に応じた容量の高
圧冷媒ガスが吐出される。吸入時、吸入弁21が開き、
吸入ポート15を介して吸入室13からシリンダボア6
内の圧縮室29へ低圧の冷媒ガスが吸入され、吐出時、
吐出弁17が開き、吐出ポート16を介して圧縮室29
から吐出室12へ高圧の冷媒ガスが吐出される。
部材72に加わる荷重をピストン本体71の段差部73
が受ける。
トン本体71の開口部71aを蓋部材72の一端部72
aの外周面にかしめることによって製造されているの
で、溶接によって製造された従来のピストン7に較べ、
ピストン7の製造が容易であり、その製造コストを低減
することができる。
ピストンの完成までの時間が短縮される。また、余分な
溶接肉を除去したり、溶接による変形を元の形に戻した
りする(例えば真円度の低下を是正する)工程が不要に
なるので、ピストンの製造が簡単になる。
るピストンの製造過程の一部を説明するための図であ
り、図3(a)はかしめる前のピストンを示す断面図、
図3(b)はかしめた後のピストンを示す断面図であ
る。
に周方向に沿う溝(凹部)174が設けられ、その溝1
74にピストン本体171の開口部171aがかしめに
よって固定されている。
周面の溝174にピストン本体171の開口部171a
をかしめるようにし、ピストン本体171の開口部17
1aの内周面に段差部を形成する必要がなくなったの
で、ピストン本体171の肉厚を小さくすることがで
き、ピストンの軽量化を図ることができる。
2の外周面に全周に亙って溝174を設けたが、変形例
として、溝174に代えて、蓋部材172の外周面に周
方向に一定間隔おきに穴(図示せず)を設けるようにし
てもよい。
果に加え、ピストン本体171の中心軸回りの回転を確
実に阻止できる。
トンを可変容量型斜板式圧縮機に用いた場合について述
べたが、本願発明を揺動板式圧縮機や固定容量型斜板式
圧縮機等の各種の往復式圧縮機のピストンとして用いる
こともできるし、内燃エンジンのピストンやポンプのピ
ストンとして用いることもできる。
ストンによれば、溶接によって製造される従来のピスト
ンに較べ、ピストンの製造が容易になり、その製造コス
トを低減することができる。
材の一端面を段差部に突き当てることによって、蓋部材
の位置決めが行われるので、蓋部材とピストン本体との
芯合せが容易になる。
材の外周面の凹部にピストン本体の開口部を塑性変形に
よって固定させたので、ピストン本体の開口部の内周面
に段差部を形成する必要がなくなり、ピストン本体の肉
厚を小さくすることができ、ピストンの軽量化を図るこ
とができる。
製造過程の一部を説明するための図であり、図1(a)
はかしめる前のピストンを示す断面図、図1(b)はか
しめた後のピストンを示す断面図である。
備えた可変容量型斜板式圧縮機を示す縦断面図である。
の製造過程の一部を説明するための図であり、図3
(a)はかしめる前のピストンを示す断面図、図3
(b)はかしめた後のピストンを示す断面図である。
めの図であって、図4(a)は製造完了前のピストンを
示す断面図、図4(b)は製造完了後のピストンを示す
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 有底円筒状のピストン本体と、このピス
トン本体部の開口部に固定される蓋部材とで構成される
ピストンにおいて、 前記ピストン本体の開口部が蓋部材の一端部の外周面に
塑性変形によって固定されていることを特徴とするピス
トン。 - 【請求項2】 前記ピストン本体の開口部の内周面に形
成された段差部に、前記蓋部材の一端面が突き当たって
いることを特徴とする請求項1記載のピストン。 - 【請求項3】 有底円筒状のピストン本体と、このピス
トン本体部の開口部に固定される蓋部材とで構成される
ピストンにおいて、 前記蓋部材の外周面に凹部が設けられ、 その凹部に前記ピストン本体の開口部が塑性変形によっ
て固定されていることを特徴とするピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10185583A JP2000002332A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10185583A JP2000002332A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | ピストン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000002332A true JP2000002332A (ja) | 2000-01-07 |
JP2000002332A5 JP2000002332A5 (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=16173354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10185583A Pending JP2000002332A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000002332A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001330149A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-11-30 | Sauer Danfoss Inc | 閉鎖キャビティ油圧ピストンおよびその製造方法 |
FR2839909A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-11-28 | Sanden Corp | Procede de fabrication d'un piston ayant une tete de piston creuse |
KR100780379B1 (ko) | 2006-06-14 | 2007-11-29 | 학교법인 두원학원 | 압축기용 피스톤 |
KR100803613B1 (ko) * | 2006-12-08 | 2008-02-19 | 학교법인 두원학원 | 왕복동 사판식 압축기의 피스톤 자전방지 구조 |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP10185583A patent/JP2000002332A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001330149A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-11-30 | Sauer Danfoss Inc | 閉鎖キャビティ油圧ピストンおよびその製造方法 |
FR2839909A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-11-28 | Sanden Corp | Procede de fabrication d'un piston ayant une tete de piston creuse |
DE10313880B4 (de) * | 2002-03-28 | 2007-06-14 | Sanden Corp., Isesaki | Verfahren zur Herstellung eines Kolbens mit hohlem Kolbenkopf |
KR100780379B1 (ko) | 2006-06-14 | 2007-11-29 | 학교법인 두원학원 | 압축기용 피스톤 |
KR100803613B1 (ko) * | 2006-12-08 | 2008-02-19 | 학교법인 두원학원 | 왕복동 사판식 압축기의 피스톤 자전방지 구조 |
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A977 | Report on retrieval |
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