JP2001271747A - ピストン - Google Patents
ピストンInfo
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- JP2001271747A JP2001271747A JP2000090468A JP2000090468A JP2001271747A JP 2001271747 A JP2001271747 A JP 2001271747A JP 2000090468 A JP2000090468 A JP 2000090468A JP 2000090468 A JP2000090468 A JP 2000090468A JP 2001271747 A JP2001271747 A JP 2001271747A
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- cylindrical portion
- lightening hole
- shoe
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
供する。 【解決手段】 シリンダボア内を摺動する円筒部50
と、この円筒部50のボトム面50aに形成され、一方
のシューを支持する第1の支持部51と、この第1の支
持部51とピストン軸方向に対向し、他方のシューを支
持する第2の支持部52と、両支持部51,52を連結
するブリッジ部53とを備えたピストン7において、円
筒部50に、そのボトム面50aからトップ面50bへ
向かってピストン軸方向に沿って延びる肉抜き穴66を
形成した。
Description
機のピストンに関し、特にシューを介して斜板を挟持す
るタイプのピストンに関する。
量型斜板式圧縮機の縦断面図、図11はピストンの縦断
面図である。
07は、シリンダボア406内を摺動する円筒部450
と、この円筒部450のボトム面450aに形成され、
一方のシュー480を支持する第1の支持部451と、
この第1の支持部451とピストン軸方向に対向し、他
方のシュー481を支持する第2の支持部452と、両
支持部451,452を連結するブリッジ部453とを
備えている。
成されている。
及びブリッジ部453は一体成形されている。有底の円
筒部450と円筒部450以外の部分(第1の支持部4
51、第2の支持部452及びブリッジ部453で構成
される部分)とは別部品である。
筒部450と円筒部450以外の部分とをそれぞれ加工
する。次に、円筒部450の開口縁と第1の支持部45
1の周縁部とを溶接し、両者を一体化させる。最後にピ
ストン407の仕上加工を行う。
にピストン407を製造するときには円筒部450と円
筒部450以外の部分とを全周にわたって溶接しなけれ
ばならないので、ピストン407の製造の工数が多くな
ってピストン407の製造コストが高くなるという問題
があった。
たもので、その課題は、軽量でしかも製造コストを低減
することができるピストンを提供することである。
めに請求項1記載の発明のピストンは、シリンダボア内
を摺動する円筒部と、この円筒部のボトム面に形成さ
れ、一方のシューを支持する第1の支持部と、この第1
の支持部とピストン軸方向に対向し、他方のシューを支
持する第2の支持部と、両支持部を連結するブリッジ部
とを備えたピストンにおいて、前記円筒部に、そのボト
ム面からトップ面へ向かってピストン軸方向に沿って延
びる肉抜き穴が形成されていることを特徴とする。
あるので、ピストンが軽量化される。
で、ピストンの製造コストが低減する。
1記載のピストンにおいて、前記肉抜き穴内にピストン
半径方向に沿ってリブが設けられていることを特徴とす
る。
向に荷重が作用するが、リブによってピストンの変形は
阻止される。
1又は2記載のピストンにおいて、前記円筒部に、その
トップ面からボトム面へ向かってピストン軸方向に沿っ
て延びるトップ側肉抜き穴が形成され、この肉抜き穴の
開口が閉塞されていることを特徴とする。
されているので、ピストンが更に軽量化する。
1、2又は3記載のピストンにおいて、前記第2の支持
部に、ピストン軸方向に貫通するオイル案内孔が形成さ
れていることを特徴とする。
シューに供給されるので、シューに対するオイルの付着
量が増加する。
面に基づいて説明する。
トンを備えた可変容量型斜板式圧縮機の縦断面図、図2
はピストンの斜視図、図3(a)は図2のA矢視図、図
3(b)は同図(a)のIII−III線に沿う断面図であ
る。
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。
を中心にして周方向に所定間隔おきに複数のシリンダボ
ア6が配置されている。
れている。ピストン7は、シリンダボア6内を摺動する
円筒部50と、この円筒部50のボトム面50aに形成
され、一対の半球状のシュー80,81のうち一方のシ
ュー80を支持する第1の支持部51と、この第1の支
持部51とピストン7の中心軸方向に対向し、他方のシ
ュー81を支持する第2の支持部52と、両支持部5
1,52を連結するブリッジ部53とを備えている。
持部51,52はそれぞれシュー80,81を支持する
凹面部51b,52bを備えている。第1、第2の支持
部51,52には円弧部91,92が形成されている。
シュー80,81はそれぞれの凹面部51b,52bに
転動可能に支持されている。両シュー80,81の間に
は後述する斜板10が挟持されている。凹面部51b,
52bの中心はピストン7の中心軸(ピストン軸)上に
位置する。
部51,52のピストン直径方向の幅H1はシュー8
0,81の直径H2よりも小さく、図3(b)に示すよ
うに円弧部91,92の曲率半径R1はシュー80,8
1の曲率半径R2より小さい。
き、シュー81の外周部81aの一部が第2の支持部5
2からはみ出している。また、図3(a)の矢印Bの方
向から見たとき、シュー80,81の外周部80a,8
1aの一部が第1,第2の支持部51,52からはみ出
している。
0のボトム面50aからトップ面50bへ向かってピス
トン軸方向に沿って形成されている(図3(b)参
照)。この肉抜き穴66は第1の支持部51を包囲する
(図3(a)参照)。
中心からピストン中心へ延びるようにリブ59が形成さ
れている。このリブ59は円筒部50のトップ面50b
からボトム面50aまで達している。肉抜き穴66はリ
ブ59によって2つの穴55,56に仕切られている。
リブ59は、ピストン軸と円筒部50のシャフト5の中
心とを結ぶ直線lを基準にしてピストン7の中心角Rが
30度となるように形成されている(図3(a)参
照)。
リンダボア6にオイルを案内するための溝65が形成さ
れている。
る半径方向の外側に位置し、円筒部50の外周面50c
と同様に円弧状に形成されている。更に、ブリッジ部5
3にはピストン7の自転動作を規制する回転止部54が
形成されている。
スラストフランジ40や斜板10等が収容されている。
定され、シャフト5と一体に回転する。また、スラスト
フランジ40はスラスト軸受33を介してフロントヘッ
ド4の内壁面に回転可能に支持されている。斜板10
は、シャフト5に対して摺動かつシャフト5のヒンジボ
ール27を中心に傾斜可能に取り付けられている。
トフランジ40に連結され、スラストフランジ40の回
転につれて一体に回転する。斜板10はシャフト5と直
角な仮想面に対して傾斜可能である。斜板10はピスト
ン7の凹面部51b,52bにシュー80,81を介し
て連結している。シュー80,81はシャフト5の回転
につれて斜板10の摺動面10a,10b上を相対回転
する。
介してフロントヘッド4に回転可能に支持され、シャフ
ト5の他端部はラジアル軸受25及びスラスト軸受24
を介してシリンダブロック1に回転可能に支持されてい
る。
について説明する。
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、リンク機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
ミスト状のオイルが流れ、このオイルがシュー80,8
1に付着する。シュー80,81の外周部80a,81
aの一部が第1,第2の支持部51,52からはみ出し
ているので、シュー80,81のオイル付着量が増加す
る。オイルの付着によりシュー80,81と斜板10と
の潤滑性が得られる。
斜板10の摺動面10a,10b上をそれぞれ相対回転
し、斜板10からの回転力がピストン7の直線往復運動
に変換される。
方向に荷重が作用するが、リブ59によってピストン7
の変形は阻止される。すなわち、ピストン7が上死点に
位置するとき、シャフト5の中心からピストン7のボト
ムへ作用する荷重が最大となるが、リブ59がシャフト
5の中心からピストン中心へ延びるように形成されてい
るので、ピストン7の変形が阻止される。
すると、シリンダボア6内の圧縮室22の容積が変化
し、この容積変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐
出が順次行われ、斜板10の傾斜角度に応じた容量の高
圧の冷媒ガスが斜板式冷媒圧縮機の外部ヘ吐出される。
る。
(鍛造工程)。この工程では、まず、第1、第2の支持
部51,52、ブリッジ部53及び円筒部50等の主な
外形を熱間鍛造により成形(粗成形)する。それに続い
て円筒部50の穴55,56を熱間鍛造により形成す
る。すなわち、粗成形後のピストン7を固定型(図示せ
ず)に収容し、円筒部50のボトム面50aに可動型
(図示せず)の突起を当て、その可動型にピストン軸方
向に打撃を加える。その結果、円筒部50のボトム面5
0aからトップ面50bへ向かってピストン軸方向に沿
って延びる穴55,56が形成される。
上工程)。
5,56を形成することが可能であるので、ピストン7
を軽量化することができる。また、溶接工程をなくすこ
とができたので、ピストン7の製造コストを低減するこ
とができる。
が高くなるので、ピストン7が往復運動するとき、その
半径方向に作用する荷重によって変形したりしない。
トンの斜視図、図5(a)は図4のC矢視図、図5
(b)は同図(a)のV−V線に沿う断面図である。図1
の実施形態と共通する部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。
50aだけに肉抜き穴66を形成したが、この実施形態
ではボトム面150aの肉抜き穴66に加え、円筒部5
0のトップ面150bに、トップ面150bからボトム
面150aへ向かってピストン軸方向に沿って延びる肉
抜き穴(トップ側肉抜き穴)162を形成し、この肉抜
き穴162の開口163に蓋164を圧入して開口16
3を閉塞した。
同種類である。
の突起を当て、この可動型に打撃を加える。その後、蓋
164を圧入する。
トム面150aの肉抜き穴66に加えてトップ面150
bに肉抜き穴162が形成されているので、ピストン1
07が更に軽量化する。
トンの斜視図、図7(a)は図6のD矢視図、図7
(b)は同図(a)のVII−VII線に沿う断面図である。
図4の実施形態と共通する部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
のリブ59を形成した場合について説明したが、この実
施形態では、肉抜き穴266内に、リブ59に加え、リ
ブ260,261を形成した。
1によってそれぞれ4つの穴255,256,257,
258に仕切られている。
方向に荷重が作用するが、リブ59だけでなくリブ26
0,261によってもピストン7の変形は阻止される。
強度を更に高くすることができる。
トンの斜視図、図9(a)は図8のE矢視図、図9
(b)は同図(a)のIX−IX線に沿う断面図である。図
4の実施形態と共通する部分には同一符号を付してその
説明を省略する。
シューを支持する凹面部52bだけを設けた場合につい
て説明したが、この実施形態では、第2の支持部352
に、凹面部352bに加えて、ピストン軸方向に貫通し
てシュー381にオイルを案内するオイル案内孔370
を形成した。
ル案内孔370を通じてシュー381の曲面中央部に供
給される。
するオイルの付着量が増加するので、シュー381の潤
滑性を一層向上させることができる。
トンを片斜板式冷媒圧縮機に適用した場合について説明
したが、本発明はこれに限られず両斜板式冷媒圧縮機に
も適用できる。
のピストンによれば、ピストンを軽量化することができ
るとともにピストンの製造コストを低減することができ
る。
請求項1の発明の効果に加え、ピストンの強度を高くす
ることができる。
一層軽量化することができる。
シューの潤滑性を一層向上させることができる。
を備えた可変容量型斜板式圧縮機の縦断面図である。
の斜視図である。
の斜視図である。
の斜視図である。
斜板式圧縮機の縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダボア内を摺動する円筒部と、こ
の円筒部のボトム面に形成され、一方のシューを支持す
る第1の支持部と、この第1の支持部とピストン軸方向
に対向し、他方のシューを支持する第2の支持部と、両
支持部を連結するブリッジ部とを備えたピストンにおい
て、 前記円筒部に、そのボトム面からトップ面へ向かってピ
ストン軸方向に沿って延びる肉抜き穴が形成されている
ことを特徴とするピストン。 - 【請求項2】 前記肉抜き穴内にピストン半径方向に沿
ってリブが設けられていることを特徴とする請求項1記
載のピストン。 - 【請求項3】 前記円筒部に、そのトップ面からボトム
面へ向かってピストン軸方向に沿って延びるトップ側肉
抜き穴が形成され、この肉抜き穴の開口が閉塞されてい
ることを特徴とする請求項1又は2記載のピストン。 - 【請求項4】 前記第2の支持部に、ピストン軸方向に
貫通するオイル案内孔が形成されていることを特徴とす
る請求項1、2又は3記載のピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000090468A JP2001271747A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000090468A JP2001271747A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001271747A true JP2001271747A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18606072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000090468A Pending JP2001271747A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001271747A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038690A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷媒圧縮機 |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000090468A patent/JP2001271747A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038690A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷媒圧縮機 |
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