JP2589635Y2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JP2589635Y2 JP2589635Y2 JP1993010683U JP1068393U JP2589635Y2 JP 2589635 Y2 JP2589635 Y2 JP 2589635Y2 JP 1993010683 U JP1993010683 U JP 1993010683U JP 1068393 U JP1068393 U JP 1068393U JP 2589635 Y2 JP2589635 Y2 JP 2589635Y2
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- JP
- Japan
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- casing
- compressor
- cylinder block
- discharge passage
- discharge
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は，冷凍空調機等に用いら
れる圧縮機に関し，特にシール構造や位置決め構造を改
良した圧縮機に関する。
れる圧縮機に関し，特にシール構造や位置決め構造を改
良した圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，冷凍空調機用の圧縮機としては斜
板式圧縮機がよく用いられている。斜板式圧縮機は回転
軸に一定角度傾斜して固定された斜板と，回転軸に平行
に設けられたシリンダ内に嵌挿されたピストンとを含
み，斜板の回転によってピストンが往復動させられ，シ
リンダ内に気体が導入され，圧縮されるようになってい
る。
板式圧縮機がよく用いられている。斜板式圧縮機は回転
軸に一定角度傾斜して固定された斜板と，回転軸に平行
に設けられたシリンダ内に嵌挿されたピストンとを含
み，斜板の回転によってピストンが往復動させられ，シ
リンダ内に気体が導入され，圧縮されるようになってい
る。
【０００３】斜板式圧縮機のシリンダブロックは，たと
えばフロント側シリンダブロックとリア側シリンダブロ
ックとが接続されて構成されている。各シリンダブロッ
クの接続部は，金属面同志の接触であり，必要に応じて
Ｏリングによるシールが行われている。また，フロント
側とリア側のシリンダブロックの位置決めは，一方のシ
リンダブロックに圧入された位置決めピンを他方のシリ
ンダブロックに嵌合させることにより行っている。
えばフロント側シリンダブロックとリア側シリンダブロ
ックとが接続されて構成されている。各シリンダブロッ
クの接続部は，金属面同志の接触であり，必要に応じて
Ｏリングによるシールが行われている。また，フロント
側とリア側のシリンダブロックの位置決めは，一方のシ
リンダブロックに圧入された位置決めピンを他方のシリ
ンダブロックに嵌合させることにより行っている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来の圧縮機において
は，フロント側とリア側のシリンダブロックが金属平面
同志により接続されていたため，シール性が充分でな
く，その接続部から高圧圧縮ガスが低圧側に漏れ易く，
その結果，圧縮能力の低下を招いていた。この場合，Ｏ
リングによりシール性を向上しようとすると，部品数お
よび加工工程の増加により製造コストが増大する。ま
た，Ｏリングを装着する必要があるため，組付け性を悪
化させる原因となる。
は，フロント側とリア側のシリンダブロックが金属平面
同志により接続されていたため，シール性が充分でな
く，その接続部から高圧圧縮ガスが低圧側に漏れ易く，
その結果，圧縮能力の低下を招いていた。この場合，Ｏ
リングによりシール性を向上しようとすると，部品数お
よび加工工程の増加により製造コストが増大する。ま
た，Ｏリングを装着する必要があるため，組付け性を悪
化させる原因となる。
【０００５】そこで，上記の事情を考慮して，本考案の
技術的課題は，製造コストを増大させたり，組付け性を
悪化させたりすることなく，シール性を向上させて性能
を向上させることができる圧縮機を提供することにあ
る。
技術的課題は，製造コストを増大させたり，組付け性を
悪化させたりすることなく，シール性を向上させて性能
を向上させることができる圧縮機を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために，本考案に係る圧縮機は，複数個のケーシング
部品を軸方向に隣接配置して形成したケーシングと，前
記ケーシングの内部に配されて圧縮ガスを得る圧縮機構
と，前記ケーシングの前記軸方向における両端部に夫々
形成され，前記圧縮ガスの吐出経路の一部となる２つの
吐出室と，前記ケーシングの壁部に形成され，前記２つ
の吐出室間を結合させた吐出通路とを有する圧縮機にお
いて，前記複数個のケーシング部品の相互の境界部分で
は前記吐出通路に中空ピンを設けたことを特徴とするも
のである。
るために，本考案に係る圧縮機は，複数個のケーシング
部品を軸方向に隣接配置して形成したケーシングと，前
記ケーシングの内部に配されて圧縮ガスを得る圧縮機構
と，前記ケーシングの前記軸方向における両端部に夫々
形成され，前記圧縮ガスの吐出経路の一部となる２つの
吐出室と，前記ケーシングの壁部に形成され，前記２つ
の吐出室間を結合させた吐出通路とを有する圧縮機にお
いて，前記複数個のケーシング部品の相互の境界部分で
は前記吐出通路に中空ピンを設けたことを特徴とするも
のである。
【０００７】また，本考案に係る圧縮機は，前記圧縮機
において，前記中空ピンは前記複数個のケーシング部品
の相互の軸回り方向の位置決めを行う位置決めピンの一
つとして使用されていることを特徴とするものである。
において，前記中空ピンは前記複数個のケーシング部品
の相互の軸回り方向の位置決めを行う位置決めピンの一
つとして使用されていることを特徴とするものである。
【０００８】また，本考案に係る圧縮機は，前記圧縮機
において，前記複数個のケーシング部品の相互の境界部
分では，一方のケーシング部品に，前記吐出通路に連通
した孔をもつ凸部を設け，他方のケーシング部品に前記
吐出通路に引続く凹部を設け，前記凸部と前記凹部とを
相互に嵌合させていることを特徴とするものである。
において，前記複数個のケーシング部品の相互の境界部
分では，一方のケーシング部品に，前記吐出通路に連通
した孔をもつ凸部を設け，他方のケーシング部品に前記
吐出通路に引続く凹部を設け，前記凸部と前記凹部とを
相互に嵌合させていることを特徴とするものである。
【０００９】更に，本考案に係る圧縮機は，前記圧縮機
において，前記凸部は，前記複数個のケーシング部品の
相互の軸回り方向の位置決めを行う位置決めピンの一つ
として使用されていることを特徴とするものである。
において，前記凸部は，前記複数個のケーシング部品の
相互の軸回り方向の位置決めを行う位置決めピンの一つ
として使用されていることを特徴とするものである。
【００１０】
【作用】ケーシング部品相互の境界部分で，吐出通路を
中空ピンで接続したから，境界部分から高圧圧縮ガスが
漏れることを防止することができ，圧縮機の性能を向上
させることができる。また，ケーシング部品相互を接続
する際に，中空ピンを位置決めピンの一つとして用いる
ことにより，組立て性を向上させることができる。
中空ピンで接続したから，境界部分から高圧圧縮ガスが
漏れることを防止することができ，圧縮機の性能を向上
させることができる。また，ケーシング部品相互を接続
する際に，中空ピンを位置決めピンの一つとして用いる
ことにより，組立て性を向上させることができる。
【００１１】
【実施例】以下，本考案に係る圧縮機の一実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
て添付図面を参照して説明する。
【００１２】本考案は冷凍空調機用斜板式圧縮機に好適
に用いられ，図１に示すように，シリンダブロック１１
がフロント側シリンダブロック１３とリア側シリンダブ
ロック１５とから構成される。フロント側シリンダブロ
ック１３にはフロント側シリンダヘッド１７が固定さ
れ，リア側シリンダブロック１５にはリア側シリンダヘ
ッド１９が固定される。
に用いられ，図１に示すように，シリンダブロック１１
がフロント側シリンダブロック１３とリア側シリンダブ
ロック１５とから構成される。フロント側シリンダブロ
ック１３にはフロント側シリンダヘッド１７が固定さ
れ，リア側シリンダブロック１５にはリア側シリンダヘ
ッド１９が固定される。
【００１３】シリンダブロック１３，１５には，図２に
示すように，複数個（本実施例では５個）のシリンダボ
ア２１が軸方向に貫通して形成される。また，シリンダ
ブロック１３，１５には，複数個（本実施例では５個）
の吸入通路２３および一個の吐出通路２５が軸方向に貫
通して設けられる。さらに，シリンダブロック１３，１
５には，フロント側とリア側とを接続するために，複数
個（本実施例では５個）のボルト通し穴２７が軸方向に
貫通して形成される。符号２９はフロント側シリンダブ
ロック１３とリア側シリンダブロック１５との回転方向
の位置決めをするための位置決めピンを示す。シリンダ
ブロック１３，１５の中央部にはシャフト穴３１が形成
され，このシャフト穴３１にシャフト３３が挿通され
る。
示すように，複数個（本実施例では５個）のシリンダボ
ア２１が軸方向に貫通して形成される。また，シリンダ
ブロック１３，１５には，複数個（本実施例では５個）
の吸入通路２３および一個の吐出通路２５が軸方向に貫
通して設けられる。さらに，シリンダブロック１３，１
５には，フロント側とリア側とを接続するために，複数
個（本実施例では５個）のボルト通し穴２７が軸方向に
貫通して形成される。符号２９はフロント側シリンダブ
ロック１３とリア側シリンダブロック１５との回転方向
の位置決めをするための位置決めピンを示す。シリンダ
ブロック１３，１５の中央部にはシャフト穴３１が形成
され，このシャフト穴３１にシャフト３３が挿通され
る。
【００１４】シャフト３３は，図１に示すように，ジャ
ーナル軸受３５を介して，シリンダブロック１３，１５
に回転自在に支持される。シャフト３３のフロント側に
は，フロント側シリンダヘッド１７とシャフト３３との
間のシールを行うメカニカルシール３７，３９が設けら
れている。
ーナル軸受３５を介して，シリンダブロック１３，１５
に回転自在に支持される。シャフト３３のフロント側に
は，フロント側シリンダヘッド１７とシャフト３３との
間のシールを行うメカニカルシール３７，３９が設けら
れている。
【００１５】フロント側シリンダヘッド１７には，シリ
ンダブロック１３，１５に形成された吸入通路２３に連
通する吸入室４１が形成されるとともに，吐出通路２５
に連通する吐出室４３が形成される。吸入室４１および
吐出室４３は各シリンダボア２１にそれぞれ連通してい
る。
ンダブロック１３，１５に形成された吸入通路２３に連
通する吸入室４１が形成されるとともに，吐出通路２５
に連通する吐出室４３が形成される。吸入室４１および
吐出室４３は各シリンダボア２１にそれぞれ連通してい
る。
【００１６】リア側シリンダヘッド１９にも同様に，吸
入通路２３に連通する吸入室４１および吐出通路２５に
連通する吐出室４３が形成され，これら吸入室４１およ
び吐出室４３はそれぞれシリンダボア２１に連通してい
る。
入通路２３に連通する吸入室４１および吐出通路２５に
連通する吐出室４３が形成され，これら吸入室４１およ
び吐出室４３はそれぞれシリンダボア２１に連通してい
る。
【００１７】各シリンダボア２１にはピストン４５が軸
方向に摺動自在に収容され，このピストン４５の両端部
にはピストンヘッド４７が形成される。これらのピスト
ンヘッド４７とシリンダボア２１によりそれぞれ圧縮室
４９が隔成される。圧縮室４９はバルブシート５１，５
３を介してそれぞれ吐出室４３および吸入室４１と連通
されている。
方向に摺動自在に収容され，このピストン４５の両端部
にはピストンヘッド４７が形成される。これらのピスト
ンヘッド４７とシリンダボア２１によりそれぞれ圧縮室
４９が隔成される。圧縮室４９はバルブシート５１，５
３を介してそれぞれ吐出室４３および吸入室４１と連通
されている。
【００１８】ピストン４５の中央部には一対の摺動子５
５を介して，シャフト３３に固定された斜板５７の外周
部が係合される。斜板５７はシリンダブロック１３，１
５内に形成されたクランク室５８内に回転自在に収容さ
れ，シリンダブロック１３，１５にスラスト軸受５９を
介して支持される。
５を介して，シャフト３３に固定された斜板５７の外周
部が係合される。斜板５７はシリンダブロック１３，１
５内に形成されたクランク室５８内に回転自在に収容さ
れ，シリンダブロック１３，１５にスラスト軸受５９を
介して支持される。
【００１９】フロント側シリンダブロック１３とリア側
シリンダブロック１５との間の接合面６１にはシールを
行うためのＯリング６３が設けられる。また，フロント
側シリンダブロック１３とフロント側シリンダヘッド１
７との間はＯリング６５によりシールされ，リア側シリ
ンダブロック１５とリア側シリンダヘッド１９との間は
Ｏリング６７によりシールされる。
シリンダブロック１５との間の接合面６１にはシールを
行うためのＯリング６３が設けられる。また，フロント
側シリンダブロック１３とフロント側シリンダヘッド１
７との間はＯリング６５によりシールされ，リア側シリ
ンダブロック１５とリア側シリンダヘッド１９との間は
Ｏリング６７によりシールされる。
【００２０】フロント側シリンダブロック１３とリア側
シリンダブロック１５との間の接合部には，図４に示す
ように，中空ピン６９が設けられる。中空ピン６９は，
フロント側シリンダブロック１３に形成された嵌合穴７
１にその半分が嵌合される一方，リア側シリンダブロッ
ク１５に形成された嵌合穴７３に他方の半分が嵌合され
る。
シリンダブロック１５との間の接合部には，図４に示す
ように，中空ピン６９が設けられる。中空ピン６９は，
フロント側シリンダブロック１３に形成された嵌合穴７
１にその半分が嵌合される一方，リア側シリンダブロッ
ク１５に形成された嵌合穴７３に他方の半分が嵌合され
る。
【００２１】中空ピン６９は，図５（ａ）および（ｂ）
に示すように，円筒形状のチューブ構造を為し，内部に
中空穴７５を有する。中空穴７５は，中空ピン６９が，
フロント側シリンダブロック１３とリア側シリンダブロ
ック１５の境界部分の吐出通路２５に配設されることに
より，フロント側シリンダブロック１３の吐出通路２５
と，リア側シリンダブロック１５の吐出通路２５とを連
絡する連絡通路を構成する。なお，図１において符号７
７は吐出通路２５に連通する吐出路７７を示す。
に示すように，円筒形状のチューブ構造を為し，内部に
中空穴７５を有する。中空穴７５は，中空ピン６９が，
フロント側シリンダブロック１３とリア側シリンダブロ
ック１５の境界部分の吐出通路２５に配設されることに
より，フロント側シリンダブロック１３の吐出通路２５
と，リア側シリンダブロック１５の吐出通路２５とを連
絡する連絡通路を構成する。なお，図１において符号７
７は吐出通路２５に連通する吐出路７７を示す。
【００２２】このように構成された斜板式圧縮機におい
て，シャフト３３が回転すると，ピストン４５はシリン
ダボア２１内を往復動し，吸入室４１からガスを圧縮室
４９内に吸引し，吸引したガスを圧縮室４９内で圧縮し
て，吐出室４３へ吐出する。吐出室４３へ吐出された高
圧の圧縮ガスは，吐出通路２５を通って吐出路７７から
外部へ送り出される。
て，シャフト３３が回転すると，ピストン４５はシリン
ダボア２１内を往復動し，吸入室４１からガスを圧縮室
４９内に吸引し，吸引したガスを圧縮室４９内で圧縮し
て，吐出室４３へ吐出する。吐出室４３へ吐出された高
圧の圧縮ガスは，吐出通路２５を通って吐出路７７から
外部へ送り出される。
【００２３】この場合，フロント側シリンダブロック１
３とリア側シリンダブロック１５との接合部分の吐出通
路２５が，中空ピン６９により接続されているため，シ
ール性が大幅に向上され，接合面６１からの低圧側への
高圧圧縮ガスの漏洩が確実に防止される。
３とリア側シリンダブロック１５との接合部分の吐出通
路２５が，中空ピン６９により接続されているため，シ
ール性が大幅に向上され，接合面６１からの低圧側への
高圧圧縮ガスの漏洩が確実に防止される。
【００２４】また，フロント側シリンダブロック１３と
リア側シリンダブロック１５とを組み付ける際には，図
２および図３に示すように，位置決めピン２９と同様
に，中空ピン６９が回転方向の位置決めピンとして機能
し，フロント側シリンダブロック１３とリア側シリンダ
ブロック１５との組付けをさらに容易にし，組立て性を
向上させることができる。
リア側シリンダブロック１５とを組み付ける際には，図
２および図３に示すように，位置決めピン２９と同様
に，中空ピン６９が回転方向の位置決めピンとして機能
し，フロント側シリンダブロック１３とリア側シリンダ
ブロック１５との組付けをさらに容易にし，組立て性を
向上させることができる。
【００２５】さらに，中空ピン６９を設けることによ
り，Ｏリングの個数を減少させることができ，部品点数
削減により製造コストを低減することができるととも
に，Ｏリングを設置するための凹部を形成する必要がな
いため，加工工程削減により製造コストの低減を図るこ
とができる。
り，Ｏリングの個数を減少させることができ，部品点数
削減により製造コストを低減することができるととも
に，Ｏリングを設置するための凹部を形成する必要がな
いため，加工工程削減により製造コストの低減を図るこ
とができる。
【００２６】なお，上記実施例においては，中空ピン６
９をシリンダブロック１３，１５とは別部品として設
け，嵌合穴７１および７３に嵌合する場合について説明
したが，本考案はこれに限定されず，中空ピン６９をフ
ロント側シリンダブロック１３またはリア側シリンダブ
ロック１５と一体に形成し，相手側に形成された嵌合穴
７１または７３に嵌合させるようにしてもよい。この場
合においても，前記実施例と同様の作用効果がある。
９をシリンダブロック１３，１５とは別部品として設
け，嵌合穴７１および７３に嵌合する場合について説明
したが，本考案はこれに限定されず，中空ピン６９をフ
ロント側シリンダブロック１３またはリア側シリンダブ
ロック１５と一体に形成し，相手側に形成された嵌合穴
７１または７３に嵌合させるようにしてもよい。この場
合においても，前記実施例と同様の作用効果がある。
【００２７】
【考案の効果】以上説明したように，本考案に係る圧縮
機は複数個のケーシング部品の相互の境界部分の吐出通
路に中空ピンを設けたから，シール性を大幅に向上さ
せ，圧縮機の性能を向上させることができるとともに，
部品点数削減，加工工程削減により製造コストの低減を
図ることができ，さらに組立て性を向上させることがで
きる。
機は複数個のケーシング部品の相互の境界部分の吐出通
路に中空ピンを設けたから，シール性を大幅に向上さ
せ，圧縮機の性能を向上させることができるとともに，
部品点数削減，加工工程削減により製造コストの低減を
図ることができ，さらに組立て性を向上させることがで
きる。
【図１】本考案に係る圧縮機の一実施例を示すもので，
図２おけるＩ−Ｉ線矢視断面図である。
図２おけるＩ−Ｉ線矢視断面図である。
【図２】図１におけるII−II線矢視図である。
【図３】図１における III−III 線矢視図である。
【図４】図１における中空ピン近傍を示す拡大断面図で
ある。
ある。
【図５】図４における中空ピンを示すもので，（ａ）は
正面図，（ｂ）は側面図である。
正面図，（ｂ）は側面図である。
１１ シリンダブロック １３ フロント側シリンダブロック １５ リア側シリンダブロック １７ フロント側シリンダヘッド １９ リア側シリンダヘッド ２１ シリンダボア ２３ 吸入通路 ２５ 吐出通路 ２９ 位置決めピン ３１ シャフト穴 ３３ シャフト ４１ 吸入室 ４３ 吐出室 ４５ ピストン ４７ ピストンヘッド ４９ 圧縮室 ５７ 斜板 ６１ 接合面 ６３ Ｏリング ６９ 中空ピン ７１，７３ 嵌合穴 ７５ 中空穴 ７７ 吐出路
Claims (4)
- 【請求項１】 複数個のケーシング部品を軸方向に隣接
配置して形成したケーシングと，前記ケーシングの内部
に配されて圧縮ガスを得る圧縮機構と，前記ケーシング
の前記軸方向における両端部に夫々形成され，前記圧縮
ガスの吐出経路の一部となる２つの吐出室と，前記ケー
シングの壁部に形成され，前記２つの吐出室間を結合さ
せた吐出通路とを有する圧縮機において，前記複数個の
ケーシング部品の相互の境界部分では前記吐出通路に中
空ピンを設けたことを特徴とする圧縮機。 - 【請求項２】 請求項１記載の圧縮機において，前記中
空ピンは前記複数個のケーシング部品の相互の軸回り方
向の位置決めを行う位置決めピンの一つとして使用され
ていることを特徴とする圧縮機。 - 【請求項３】 請求項１記載の圧縮機において，前記複
数個のケーシング部品の相互の境界部分では，一方のケ
ーシング部品に，前記吐出通路に連通した孔をもつ凸部
を設け，他方のケーシング部品に前記吐出通路に引続く
凹部を設け，前記凸部と前記凹部とを相互に嵌合させて
いることを特徴とする圧縮機。 - 【請求項４】 請求項３記載の圧縮機において，前記凸
部は，前記複数個のケーシング部品の相互の軸回り方向
の位置決めを行う位置決めピンの一つとして使用されて
いることを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993010683U JP2589635Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993010683U JP2589635Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669375U JPH0669375U (ja) | 1994-09-30 |
| JP2589635Y2 true JP2589635Y2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=11757068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993010683U Expired - Lifetime JP2589635Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589635Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP1993010683U patent/JP2589635Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0669375U (ja) | 1994-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981028 |