JP2000001881A - 消火栓用t字管 - Google Patents
消火栓用t字管Info
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- JP2000001881A JP2000001881A JP18143698A JP18143698A JP2000001881A JP 2000001881 A JP2000001881 A JP 2000001881A JP 18143698 A JP18143698 A JP 18143698A JP 18143698 A JP18143698 A JP 18143698A JP 2000001881 A JP2000001881 A JP 2000001881A
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Abstract
ないT字管を提供する。 【解決手段】 消火栓9を使用するときに弁体を操作し
て本管2の流水路2dの下流側を閉止し、本管2の上流
側の流水路2dと分岐管3の分岐路3bに通水を行うこ
とができるので、下流側で水道が使用されても消火栓9
の上流側の水量が変化することはないので水圧の低下が
起こることがない。したがって消火作業に支障をきたす
ことがなくなる。また、分岐管3の分岐路3bを閉止
し、本管2の流水路2dだけに通水することができるの
で、水道管11の流れを止めることなく消火栓9の点
検、補修、交換等のメンテナンスを行うことができる。
Description
ン上に消火栓を設けるために用いられるT字管に関す
る。
設ける場合は図4に示す方法が取られており、同図にお
いて、Aは消火栓Eを設置するための分岐管Bが設けら
れたフランジ付T字管、Cは両端にフランジが設けられ
たフランジ短管、Dは消火栓Eへの通水を止める補修
弁、Eは消火用ホースが接続される消火栓、Fは水道管
を示している。
続される水道管Fの挿口部を内嵌する受口部A1が形成
され、他方の端部には接続される水道管Fの受口部に挿
入する挿口部A2が形成されている本管A3と、本管A
3にほぼ垂直で鉛直方向に突出し、その先端にフランジ
B1が形成された分岐管Bとで構成されている。本管A
3の内部には流水路A4が形成され、分岐管Bには流水
路A4に連通した分岐路B2が形成されている。
続口E1と、接続口E1への通水を遮断する栓の開閉を
行う操作軸E2とで構成されている。
を布設するときに消火栓Eを設置する所定の場所にフラ
ンジ付T字管Aをその本管A3の両端に水道管Fを接続
して配管する。次に、分岐管BのフランジB1に消火栓
Eの埋設深さを調整するために両端にフランジC1、C
2が形成された所定長さのフランジ短管CのフランジC
1を接合しする。次に、消火栓Eの点検、修理や交換の
際に閉じて使用される補修弁DをフランジC2に接合
し、最後に消火栓Eが補修弁Dに接合される。
式の蓋が形成されたたマンホールが設置され、そのまわ
りに掘削された土が埋戻しされて設置工事が完了する。
Eを点検するときや清掃するときにに閉じられ、点検で
不良個所が発見されれば修理が行われる。修理が不可能
な場合には補修弁Dを閉じた状態で消火栓Eを取り外し
新しい消火栓Eと交換される。
接続口E1に消火用ホースが接続され、操作軸E2を回
転して栓を開放し、水道管Fの水が消火用ホースを通し
て放水されて消火作業が行われる。
管Aでは、消火作業時にフランジ付T字管Aの下流側で
水道が使用されると、フランジ付T字管Aは本管A3の
流水路A4に分岐管Bの分岐路B2が連通して設けられ
ているだけなので、本管A3を通って水道水が下流側に
も流れていき、フランジ付T字管Aの上流側の水道管F
を流れる水量は消火用水量と下流側での使用水量との和
になっていた。したがって、水道管Fを流れる水量が増
加するために水道管F内の摩擦損失の増大に伴って消火
栓Eでの水圧が低下することになり、水圧が低くなるこ
とによって消火作業に支障をきたす場合があるという問
題点を有していた。
題を解決するためになされたもので、消火作業時に消火
栓での水圧の低下が起こらないT字管を提供する点にあ
る。
は、水道管に接続され内部に流水路が形成される本管
に、前記流水路に連通した分岐路が内部に形成され下流
側に消火栓が設置される分岐管が設けられたT字管であ
って、前記T字管の流水路と分岐路の交差部に弁体が設
けられ、少なくとも、本管の流水路のみに通水できる状
態と、本管の流水路の分岐路を境にした一方を閉止し本
管の他方の流水路と分岐管の分岐路とに通水できる状態
とを選択できることを特徴としている。この特徴によ
り、消火栓を使用するときに弁体を操作して本管の流水
路の下流側を閉止し、本管の上流側の流水路と分岐管の
分岐路に通水を行うことができるので、下流側で水道が
使用されても消火栓の上流側の水量が変化することはな
いので水圧の低下が起こることがない。したがって消火
作業に支障をきたすことがなくなる。また、分岐管の分
岐路を閉止し、本管の流水路だけに通水することができ
るので、水道管の流れを止めることなく消火栓の点検、
補修、交換等のメンテナンスを行うことができる。
岐路の双方に通水できる状態と、本管の流水路のみに通
水できる状態と、本管の流水路の分岐路を境にした一方
を閉止し本管の他方の流水路と分岐管の分岐路とに通水
できる状態とを選択できるのが好ましい。このようにす
ることで、消火作業時においても事情によりT字管の下
流側を断水することのできない場合には、弁体の操作で
本管の流水路と分岐管の分岐路との双方に通水できる状
態にすることができるので、T字管の下流側を断水せず
に通水しながら消火作業時を行うことができる。
れ、弁体を操作する操作軸が分岐管とほぼ平行で上向き
に設けられているのが好ましい。このようにすること
で、消火栓を本管上に設けられるので占用面積を小さく
することができる。また、弁体の操作が消火栓の近傍で
行うことができるので作業性がよくなる。
づいて説明する。
ており、消火栓用T字管1は、接続される水道管の挿口
部が挿入される一方の端部の受口部2aと、接続される
水道管の受口部に挿入する他方の端部の挿口部2bとが
同一直線状に形成された本管2と、本管2にほぼ垂直で
鉛直方向に突出した分岐管3とで構成され、本管2の内
部には流水路2dが形成され、分岐岐管3の内部には流
水路2dに連通した分岐路3bが形成され、その端部に
はフランジ3aが設けられている。
4(弁体)が回転可能に内部に配置される拡径部2c
と、分岐管3とが設けられた受口部本管2eと、前記挿
口部2bと、その反対側の端部に設けられた弁体押部2
fとでなる挿口部本管2gと、拡径部2cに弁体押部2
fを固定するボルト2hと、ボール弁体4をシールする
シールパッキン5とで構成されている。
を回転させる軸6が突出して設けられ、軸6を回転させ
てボール弁体4を操作するスピンドル7が分岐管3とほ
ぼ平行に軸6に変向機構8を介して係合し設置されてい
る。
が、かさ歯車等の回転の方向を変更する機構を用いても
よい。
aが設けられた球形をしており、軸6を固定する凹部4
bが形成されている。連通孔4aは、ボール弁体4を回
転することにより本管2の流水路2dと分岐管3の分岐
路3bの双方に通水できる状態と、本管2の流水路2d
のみに通水できる状態と、本管2の流水路2dの分岐路
3bを境にした一方を閉止し本管2の他方の流水路2d
と分岐管3の分岐路3bとに通水できる状態とが設定で
きるように形成されている。
部本管2eの拡径部2c内部から外側に向かって軸6を
設置し、シールパッキン5を拡径部2cの奥に配し、ボ
ール弁体4を拡径部2c内に凹部4bに軸6を係合させ
て配置する。次に、挿口部本管2gの弁体押部2fでシ
ールパッキン5をボール弁体4に当接させ、ボルト2h
により拡径部2cに挿口部本管2gを固定する。次に、
軸6に変向機構8を係合させ、スピンドル7を分岐管3
に平行に変向機構8に係合させて設置する。
すことによって行われ、スピンドル7を水平面で回転さ
せると変向機構8によって垂直面での回転に変換されて
軸6が回され、軸6に固定されているボール弁体4が回
転し、ボール弁体4の連通孔4aの向きによって流水路
2d、分岐路3bの開閉が行われる。
火用ホースが接続される接続口9aと、接続口9aへの
通水を遮断する栓の開閉を行う操作軸9bとで構成され
た消火栓9を設置するには、消火栓用T字管1の本管2
の両端に水道管11を接続し、消火栓9の埋設深さを調
整するための両端にフランジ10a、10bが形成され
たフランジ短管10のフランジ10aを分岐管3のフラ
ンジ3aに接合し、フランジ10bに消火栓9を取付け
て行われる。
蓋が設けられたマンホールを設置し、その周りを埋戻し
て設置工事は終了する。
には、水道管11に水密に覆おうケースを取付け、水道
管11の一部を切り取り、ボール弁体4を分岐路3bが
閉止される位置に配置した消火栓用T字管1を取付ける
不断水工法で行ってもよい。
管2の流水路2dと分岐管3の分岐路3dとの双方に通
水できる位置にボール弁体4を配置して使用され、火災
時において消火栓用T字管1に取付けられた消火栓9を
使用して消火作業を行うときには、本管2の流水路2d
の下流側を閉止し、上流側の流水路2dと分岐管3の分
岐路3dとに通水できる位置にボール弁体4を配置して
使用される。
できない場合には、通常時のままで流水路2dと分岐路
3dとの双方に通水できる位置にボール弁体4を配置し
て消火栓9を使用することができる。
管2の上流側の流水路2dと分岐管3の分岐路3dに通
水し消火栓9を使用するので、下流側で水道が使用され
ても消火栓9の上流側の水量が変化することはないので
水圧の低下が起こることがない。したがって消火作業に
支障をきたすことがなくなる。
管2の流水路2dだけに通水することができるので、水
道管11の流れを止めることなく消火栓9の点検、補
修、交換等のメンテナンスを行うこてができる。
はない。
が形成されているが、両端部を受口部に形成したり挿口
部に形成してもよい。
が、水平方向に設け、鉛直方向に向きを変えてもよい。
向から見て円弧状に形成し、流水路または分岐路を閉止
できるものとしてもよい。
ていたが、弁体をスライドさせて開閉してもよい。
に弁体を操作して本管の流水路の下流側を閉止し、本管
の上流側の流水路と分岐管の分岐路に通水を行うことが
できるので、下流側で水道が使用されても消火栓の上流
側の水量が変化することはないので水圧の低下が起こる
ことがない。したがって消火作業に支障をきたすことが
なくなる。また、分岐管の分岐路を閉止し、本管の流水
路だけに通水することができるので、水道管の流れを止
めることなく消火栓の点検、補修、交換等のメンテナン
スを行うことができる。
いても事情によりT字管の下流側を断水することのでき
ない場合には、弁体の操作で本管の流水路と分岐管の分
岐路との双方に通水できる状態にすることができるの
で、T字管の下流側を断水せずに通水しながら消火作業
時を行うことができる。
に設けることができるので占用面積を小さくすることが
できる。また、弁体の操作が消火栓の近傍で行うことが
できるので作業性がよくなる。
(b)は側面図である。
−II断面図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 水道管に接続され内部に流水路が形成さ
れる本管に、前記流水路に連通した分岐路が内部に形成
され下流側に消火栓が設置される分岐管が設けられたT
字管であって、前記T字管の流水路と分岐路の交差部に
弁体が設けられ、少なくとも、本管の流水路のみに通水
できる状態と、本管の流水路の分岐路を境にした一方を
閉止し本管の他方の流水路と分岐管の分岐路とに通水で
きる状態とを選択できることを特徴とする消火栓用T字
管。 - 【請求項2】 前記T字管は、本管の流水路と分岐管の
分岐路の双方に通水できる状態と、本管の流水路のみに
通水できる状態と、本管の流水路の分岐路を境にした一
方を閉止し本管の他方の流水路と分岐管の分岐路とに通
水できる状態とを選択することのできる請求項1に記載
の消火栓用T字管。 - 【請求項3】 前記T字管は、鉛直方向に分岐管が設け
られ、弁体を操作する操作軸が分岐管とほぼ平行で上向
きに設けられている請求項1または2に記載の消火栓用
T字管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18143698A JP2000001881A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 消火栓用t字管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18143698A JP2000001881A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 消火栓用t字管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000001881A true JP2000001881A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16100751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18143698A Pending JP2000001881A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 消火栓用t字管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000001881A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011219964A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Daiyu Freeze:Kk | フランジ管の保全工法 |
JP2013091993A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Cosmo Koki Co Ltd | 分岐管装置 |
JP2013096136A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Cosmo Koki Co Ltd | 分岐管装置 |
JP2013151951A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Cosmo Koki Co Ltd | 制流弁装置 |
JP2014114826A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Cosmo Koki Co Ltd | 弁装置を有する分岐管 |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP18143698A patent/JP2000001881A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011219964A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Daiyu Freeze:Kk | フランジ管の保全工法 |
JP2013091993A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Cosmo Koki Co Ltd | 分岐管装置 |
JP2013096136A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Cosmo Koki Co Ltd | 分岐管装置 |
JP2013151951A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Cosmo Koki Co Ltd | 制流弁装置 |
JP2014114826A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Cosmo Koki Co Ltd | 弁装置を有する分岐管 |
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Legal Events
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Effective date: 20080115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080409 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090623 |