JPS6221186Y2 - - Google Patents

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JPS6221186Y2
JPS6221186Y2 JP1981119754U JP11975481U JPS6221186Y2 JP S6221186 Y2 JPS6221186 Y2 JP S6221186Y2 JP 1981119754 U JP1981119754 U JP 1981119754U JP 11975481 U JP11975481 U JP 11975481U JP S6221186 Y2 JPS6221186 Y2 JP S6221186Y2
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JP
Japan
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valve
pipe
flow
flow rate
branch
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JP1981119754U
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JPS5824572U (ja
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば、都市ガス・水道等の埋設流
体本管から各家庭などへの分岐配管工事において
前記本管の所要分岐取出部に接続設置して使用さ
れるバルブチーで、詳しくは、埋設流体本管の分
岐取出部に対する接続部を有する第1流路管部分
と分岐管に対する接続部を有する第2流路管部分
とから成るチー本体内に、前記第1流路管部分に
対する手動開閉弁を備えさせてある分岐取出用バ
ルブチーの改良に関する。
上記のような分岐管を有する埋設流体本管にお
いて、分岐管側の工事、例えば、分岐管先端弁の
取替、移設、分岐管自体の延長、更には、それら
工事後や定期的、不定期的な分岐管の気密テスト
にあたつては、前記バルブチーの所で流路遮断す
る必要があり、このような場合、従来では、バル
ブチー自身が本来備えている前記手動開閉弁を閉
操作することで流路遮断していたが、これによる
と、バルブチー設置箇所の道路面を掘削する必要
があつて、工事が大掛りとなり、多大な費用を要
するとともに、道路交通への影響面で多大な不利
を伴なうものであつた。又、実開昭52−150821号
公報に提案されているガスコツクでは流路の90゜
屈曲部位に弁座とボール弁とからなるヒユーズ弁
部材が配設されているので、ガスの流動エネルギ
ーを有効に利用しえず作動不確実のおそれが潜在
していた。
さらに上記ガスコツクには上方の弁座しかな
く、ボール弁がこれを収納した筒状の部材の底穴
を塞いでも側部の孔からガスは流れるので、逆流
を阻止できない、という問題もあつた。
本考案は、かかる実情に鑑み、分岐管側の種々
工事及び、気密水密テストにあたつて、道路面の
掘削を不要化して、それら工事、及び、テスト
を、非常に経済的、能率的に、かつ、道路交通面
でも有利に実施でき、加えて、分岐管の管理面で
も有用で作動確実なものを提供する点に目的を有
する。
本考案による分岐取出用バルブチーは冒頭詳記
のものにおいて、前記第1流路管部分と同芯状で
これに一体の開放管部分の内部に、流体流れ方向
に適当間隔を隔てた二箇所に弁座を有する筒状部
材を位置固定状態に設けるとともに、この筒状部
材内に、分岐管側への流体流量が設定流量範囲内
にあるときは前記両弁座間の中間部に位置保持さ
れ、かつ、前記設定流量範囲の上限値を超えた流
量になつたとき、前記の下流側弁座に接当密着し
て流路を自動遮断し、また、流量がゼロのとき、
および前記第2流路管部分側から逆圧を加えたと
き、前記の上流側弁座に接当密着して流路を自動
遮断するヒユーズ弁を挿入させてある事を特徴と
する。
即ち、チー本体の第1流路管部分に同芯状に連
設の開放管部分の内部に挿入したヒユーズ弁が、
通常一般の分岐流体流量範囲内では前記両弁座間
の中間部に位置保持されて需要先への流体供給に
何等支障がないものでありながら、分岐管側の
種々工事に際しては、先端弁を取外すことによつ
て、分岐管に前記設定流量範囲の上限値を超えた
流量を流して、つまり、過流量状態を現出させて
前記ヒユーズ弁を下流側弁座に自動的に接当密着
させることができるから、分岐管側の種々工事施
工に際して必要な流路遮断を、前記手動開閉弁に
頼る要がない。また、分岐管側の種々工事後にお
いて、その工事の信頼度をチエツキングするため
一般的に行なわれる気密水密テスト、或いは、分
岐管側工事とは切り離して定期的、又は不定期的
に分岐管の気密水密テストを行なう際、分岐管側
から逆圧を加えることにより、前記ヒユーズ弁を
上流側弁座に自動的に接当密着させることができ
るから、このような気密水密テストにあたつて必
要な流路遮断も前記手動開閉弁に頼る必要がな
い。従つて、前述の分岐管側の種々工事、並び
に、気密水密テストの何れにおいても、前記手動
開閉弁を開閉操作するための動路面掘削といつた
大掛りで非能率、不経済な作業が不要で、所期の
工事、テストを非常に能率的経済的に、かつ、道
路交通への悪影響の少ない状態で効果的に実施で
きるに至つたのであり、加えて、分岐管が腐食、
破損するとか、接合不良が発生するなど、過流量
現象が生じた場合は、ヒユーズ弁の動きで流路を
自動遮断することができるから、流体の外部噴出
による危険防止と、破損等が発生した事実を流体
使用者等に即座に報知することができ、分岐管の
安全管理面においても効果的に機能させることが
できるのである。
以下本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
ると、第1図で示すように埋設流体本管P1の分岐
取出部である雌ねじ孔又はサドルに対して螺合接
続可能な雄ねじ接続部1aを有する第1流路管部
分1Aと分岐管P2一端に形成の雌ねじ部に対して
螺合接続可能な雄ねじ接続部1bを有する第1流
路管部分1BとをL字形に一体形成してなるチー
本体1内で、前記第1流路管部分1A内周面と、
それと同芯状態で一体に突出形成の開放管部分1
C内周面とに亘つて一連に形成された雌ねじ部1
cに、それら両管部分1A,1Cの管軸線方向に
沿つての移動により第1流路管部分1Aを開閉す
る手動開閉弁2を螺嵌させてある分岐取出用バル
ブチーにおいて、前記第1流路管部分1Aにつづ
く開放管部分1Cの中に、流体流れ方向に適当間
隔を隔てた二箇所に夫々弁座3a,3bを有する
筒状部材3をそれの外周面に形成の雄ねじ部3c
と前記雌ねじ部1cとの螺合をもつて位置固定状
態に設けるとともに、この筒状部材3内には、通
常状態、つまり、分岐管P2側への流体流量が設定
流量範囲内にあるときは、前記両弁座3a,3b
間の中間部に第2図実線の如く位置保持される状
態の樹脂製球状ヒユーズ弁4が挿入されている。
尚、前記の設定流量範囲の最大設定流量は、流体
の種類によりヒユーズ弁4の重さに応じてヒユー
ズ弁と筒状部材3との隙間の大きさを決めること
により設定することができるものである。
そして、前記ヒユーズ弁4は、分岐管P2側の先
端弁V取替工事や移設工事等にあたつての先端弁
Vの取外しに伴ない、分岐管P2内の流量が前記設
定流量範囲の上限値を超えた流量になつたとき、
つまり、過流量になつたとき、第2図仮想線で示
すように下流側の弁座3bに接当密着して流路を
自動遮断するように、また、分岐管P2側での前記
のような工事完了後、或いは、定期的、不定期的
に分岐管P2内の漏洩検査(気密水密テスト)を行
なうために分岐管P2の先端弁V側から圧力を加え
たとき、ヒユーズ弁4が第2図仮想線で示すよう
に上流側の弁座3aに接当密着して流路の自動遮
断するように構成されているのであつて、具体的
には、通常の分岐流量の変動範囲を考慮した上
で、ヒユーズ弁4の形状、大きさ、材質等を決定
する。
尚、第1図中6は、前記開放管部分1Cの開口
端部に螺着されたプラグであり、また、前記筒状
部材3を、チー本体1と一体構造に構成しても良
い。
以上のように、ヒユーズ弁4は本管P1から第1
流路管部分1Aを経て開放管部分1Cへと続く直
線状流路の中に配置されているので、分岐管P2
異常流量のガス等が流れたときその流動エネルギ
ーをまともに受けて浮上し、上方の弁座3bへ確
実に接当するから流路の自動遮断が保証されるの
であり、この点において冒記の従来技術よりも格
段に優れたものとなつているのである。
さらに、前述の実開昭52−150821号公報のガス
コツクとは異なり、上方の弁座3bのほかに下方
にも弁座3aを設けてあるから、先端弁Vの方か
ら逆圧をかけてもガスの逆流はヒユーズ弁4が下
方の弁座3aを閉塞することで阻止される。従つ
て本考案は安全のための過流阻止と洩れテストの
ための逆流防止、という2つの機能を兼ね備え、
実用上の価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る分岐取出用バルブチーの実
施の態様を例示し、第1図は縦断面図、第2図は
第1図−線横断面図、第3図は設置使用例の
全体概略図である。 1……チー本体、1A……第1流路管部分、1
B……第2流路管部分、1C……開放管部分、2
……手動開閉弁、3a,3b……弁座、3……筒
状部材、4……ヒユーズ弁、P1……本管、P2……
分岐管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 埋設流体本管P1の分岐取出部に対する接続部
    1aを有する第1流路管部分1Aとこれに対し
    同芯かつ一体形成の開放管部分1Cと、分岐管
    P2に対する接続部1bを有し第1流路管部分に
    対し直角の第2流路管部分1Bとから成るチー
    本体1内に、前記第1流路管部分1Aに対する
    手動開閉弁2を備えていると共に、同じくチー
    本体1内に、流体流れ方向に適当間隔を隔てた
    上下二箇所に弁座3a,3bを有する筒状部材
    3を位置固定状態に設けてあり、この筒状部材
    3内に分岐管P2側への流体流量が設定流量範囲
    内にあるときは前記両弁座3a,3b間の中間
    部に位置保持され、かつ、前記設定流量範囲の
    上限値を超えた流量になつたときは前記上方の
    弁座3bに接当密着して流路を自動遮断し、ま
    た流量がゼロのとき及び前記第2流路管部分1
    B側から逆圧を加えたときは前記下方の弁座3
    aに接当密着して流路を自動遮断するヒユーズ
    弁4を挿入してあると共に、前記筒状部材3が
    前記開放管部分1Cに配置されていることを特
    徴とする分岐取出用バルブチー。 前記手動開閉弁2が前記開放管部分1Cの内
    部で、前記筒状部材3に近接して第1流路管部
    分1Aを閉止する位置と、筒状部材3から離隔
    して第1流路管部分1Aを開放する位置とを選
    択的にとらせられる構成の実用新案登録請求の
    範囲第項に記載の分岐取出用バルブチー。
JP11975481U 1981-08-11 1981-08-11 分岐取出用バルブチ− Granted JPS5824572U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11975481U JPS5824572U (ja) 1981-08-11 1981-08-11 分岐取出用バルブチ−

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JP11975481U JPS5824572U (ja) 1981-08-11 1981-08-11 分岐取出用バルブチ−

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Publication Number Publication Date
JPS5824572U JPS5824572U (ja) 1983-02-16
JPS6221186Y2 true JPS6221186Y2 (ja) 1987-05-29

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ID=29913791

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JP11975481U Granted JPS5824572U (ja) 1981-08-11 1981-08-11 分岐取出用バルブチ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178708U (ja) * 1984-10-30 1986-05-26
JPH0617894Y2 (ja) * 1985-03-31 1994-05-11 小糸工業株式会社 衛生洗浄装置における給水ソケツトの構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS592362Y2 (ja) * 1976-05-12 1984-01-23 大阪瓦斯株式会社 過大流量防止装置付ガスコツク

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JPS5824572U (ja) 1983-02-16

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