JP2000000017U - 水分除去モジュ―ル - Google Patents

水分除去モジュ―ル

Info

Publication number
JP2000000017U
JP2000000017U JP007039U JP703999U JP2000000017U JP 2000000017 U JP2000000017 U JP 2000000017U JP 007039 U JP007039 U JP 007039U JP 703999 U JP703999 U JP 703999U JP 2000000017 U JP2000000017 U JP 2000000017U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
water vapor
fiber
effective
transmission rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP007039U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2607527Y2 (ja
Inventor
ティー フリーセン ドゥエイン
ジェイ レイ ラダリク
ディー ニューボルド デビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEND RESEARCH, INCORPORATED
Original Assignee
BEND RESEARCH, INCORPORATED
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BEND RESEARCH, INCORPORATED filed Critical BEND RESEARCH, INCORPORATED
Publication of JP2000000017U publication Critical patent/JP2000000017U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607527Y2 publication Critical patent/JP2607527Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/26Drying gases or vapours
    • B01D53/268Drying gases or vapours by diffusion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/22Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by diffusion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/031Two or more types of hollow fibres within one bundle or within one potting or tube-sheet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2319/00Membrane assemblies within one housing
    • B01D2319/04Elements in parallel

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ガス中の水分除去を効率良く実施でき、また
構成が簡単で、また低コストで操作の容易な、ガスの水
分除去モジュールを提供する。 【解決手段】 (a)供給端、精製ガス出口端及び供給
端の近傍の透過流ポート16を有するチャンバと、
(b)実質的に互いに平行に且つ比較的均一に該チャン
バ内に分散して配列された複合中空繊維状の薄膜の束で
あって、それぞれの薄膜が33×10-4cm3 /cm2 ・sec
・cmHg (200SCFH/ft2・100psi) より大きい実効水蒸
気透過率と、少なくとも30の実効供給ガス透過率に対
する実効水蒸気透過率の比を有し、(c)中空繊維状薄
膜18の束を取り囲むプレナムと、(d)中空繊維状薄
膜の束を供給端及び精製ガス出口端においてチャンバの
壁に固定してシールし、供給ガスを中空繊維状薄膜の内
腔に流体的に連通可能にしたシール手段20とを具え、
透過流ポートはプレナムを介して中空繊維状薄膜の外側
に連通している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水分除去モジュール、特にガス中の水分除去のためのモジュールに 関する。
【0002】
【従来の技術】
中空繊維状薄膜に基づく水分除去は公知である。例えば、米国特許4,783,201 、4,725,359 、4,718,921 、4,497,640 、4,583,996 及び 3,511,031を参照され たい。しかし、種々の理由によって、公知の従来技術では、低コストで簡単な構 成によって高い効率を得ることは不可能であった。この理由は、ガスからの水分 除去の理論は明らかに簡単であるが、中空繊維による分離用薄膜を使用する場合 には、選択透過性層の抵抗と透過率、支持繊維の抵抗、選択性及び透過率、モジ ュールの抵抗等の非常に多くの因子が関与して来るので、実際には問題が非常に 複雑になることが判っているからである。その上、これらの抵抗の相対値、供給 ガス、透過ガス及び清掃ガスの方向も、透過する種々のフラックスに強い影響を 与え、したがってモジュールの全体的性能に大きな影響を与える。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、ガスの水分除去のための効率のよい装置を提供することにあ る。 本考案の別の目的は、清掃ガスが不要な簡単な構成のガスの水分除去装置を提 供することにある。 本考案の更に他の目的は、低コストで操作の容易なガスの水分除去モジュール を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は新規なガスの水分除去装置を含み、その装置は、供給端の近傍に透過 流ポートを有するチャンバ又はモジュール内に互いに平行に配列された内腔側供 給タイプの薄膜複合中空繊維の束で構成され、この複合繊維は非常に高い透過率 の支持体と繊維の内側即ち内腔側に設けられた緻密なコーティングとを有し、透 過成分は供給ガス流に対して反対方向に流れる。
【0005】 水分除去のための好ましい薄膜プロセスは三つの基本的特性を有する。第一に 、このプロセスは供給ガスから所望の露点になるまで水蒸気を除去可能なことが 必要である。第二に、透過成分中への供給ガスの損失ができる限り少なくなるよ うに、水蒸気分離が行なわれることである。実際、薄膜による効率的な水分除去 のための理論的な最小のガス損失が存在している。これは、薄膜モジュールから 透過成分として放出されるガス中の水蒸気の分圧は、薄膜に入ってくる供給ガス 中の水蒸気の分圧を超えることはできないと云う事実に由来するものである。水 分除去のための効率的な薄膜プロセスにおける供給ガスの損失は、この理論的最 小値に近いものである。第三に、このプロセスは、この分離を経済的に行なうこ とが必要であり、換言すれば、所与の水蒸気分離を行なうのに要する薄膜表面積 はできるだけ小さくなければならない。
【0006】 これらの原理に適合させるために、中空繊維による効率的な水分除去装置には キー (key)となる二つのエレメントがある。即ち(1)乾燥対象の供給ガス中の 水蒸気に対して選択性を有する薄膜と、(2)供給ガスを過剰に失うことなく水 蒸気を除去可能なモジュール構成である。本考案の発端は、これらのキーとなる エレメントを組み合わせる方法を発見したことにある。
【0007】 薄膜を通過する水蒸気分圧を運ぶための駆動力は、この薄膜の両側の分圧の差 である。複合中空繊維モジュールの場合には、ガス流に対する支持繊維の内腔上 のコーティングの抵抗と、ガス流に対する薄膜の内腔側の気相境界層と支持繊維 自体の抵抗及び繊維の入っているチャンバ又はモジュールの抵抗の和とに大きな 差があると、この駆動力は最大になる。複合薄膜を通過する水分フラックスは、 上述のすべての抵抗、即ちコーティング、気相境界層、支持繊維及びモジュール の抵抗の和に反比例するので、高い水分フラックスを得るには、水蒸気の透過に 対するコーティングの抵抗(及び他の抵抗)を小さくすることが必要である。し かし、同時に、高い水分選択性を維持するためには、乾燥対象のガスの流れに対 する抵抗の間の関係は、コーティングの抵抗が気相境界層、支持繊維及びモジュ ールの抵抗の和よりも大きいことが必要である。これは、乾燥対象のガス中の水 分に対するプロセス全体の選択性は、水分に対するすべての搬送抵抗の和とガス に対するすべての搬送抵抗の和の比で決まるからである。従来から、薄膜によっ て高い選択性を以て分離を行なう際の唯一の因子は薄膜の選択透過性層の選択性 であり、支持体、モジュール及び境界層の特性はあまり重要ではないと信じられ ている。この従来からの常識に反して、高い水分フラックスと選択性を制御する 重要な速度限定因子は、中空繊維複合材料薄膜の支持体の抵抗であることが見出 された。この発見を演繹して、内面即ち内腔に薄い緻密なコーティングを有する 高い透過率を有する支持繊維を使用することによって、効率の良い水分除去が可 能なことが判った。この高い透過率を有する支持体は水分フラックスを良好に通 過させ、支持体上の薄い緻密なコーティングは、乾燥対象のガスの透過速度を水 分の透過速度に比して低い値に調節することを可能にし、しかも全く驚くべきこ とに、このコーティングの水分透過性が低過ぎて支持体の透過率に近くならない 限り、この支持体を通過する水分フラックスに重大な影響を与えることはない。
【0008】 多くの場合、飽和状態のガス中の水蒸気の分圧は非常に低い。したがって、水 蒸気を搬送するための分圧駆動力は次の三つの方法、即ち(1)外部のガス源か らの乾燥ガスを薄膜の透過面の近傍から清掃する清掃法、(2)薄膜の透過面側 に真空を付与する真空法、及び(3)透過成分は例えば大気圧に保たれるが、少 量の供給ガスは薄膜を透過して透過成分の水蒸気の含量を希釈することのできる 希釈法のいずれか一つによって提供される。三つの場合のすべてにおいて、供給 ガス中の水蒸気を透過させるための駆動力は、供給側と透過面側の間の水蒸気分 圧の大きな差によって提供される。
【0009】 前記透過法及び希釈法は、薄膜を透過する水蒸気を希釈する必要のあるガスの 分布が良好になって高い駆動力が得られると共に供給ガスの損失が少なくなるの で、ガス流の水分除去のためには清掃法よりも効率的であることが判っている。 しかし、多くの場合、真空を使用することは、就中、システム(例えば遠隔地の 油田で生産されたガスの水分除去システム等)に動力を供給する場合の経済性、 このプロセスの付加コスト及び複雑性、及び真空ポンプを使用する場合に往々に して生じる信頼性の低下等の理由によって実用的ではない。こうした場合には、 希釈法が最も簡単で効率的で且つ経済的である。
【0010】 希釈法を実用的なものとするためには、薄膜を水蒸気に対しては高い透過率を 有するが、供給ガスに対してはむしろ不透過性にする必要がある。供給ガスに対 して限定された透過率を薄膜に持たせることによって、丁度適正な量の供給ガス 、即ち薄膜を通過して水蒸気を搬送するのに必要な最少量のガスが薄膜を透過し て、透過成分の希釈がうまく行なわれる。
【0011】 本考案の中空繊維の複合材料からなる内腔側供給型薄膜は、適正な選択透過性 となるように容易に「同調」させることができる。この薄膜を通過しての水蒸気 の搬送状態は、高透過性支持繊維の水蒸気の透過に対する抵抗によって決められ 、一方、乾燥対象のガスの搬送状態は、繊維の内腔側の選択的コーティングのガ ス搬送に対する抵抗によって決められる。
【0012】 上述のように、中空繊維による水分除去システムの開発を成功させる第2のキ ーとなるエレメントは、モジュールの構成である。このモジュールは充分な薄膜 面積を具えて所望の分離を効率的に行うと共に、薄膜の透過面側に、透過成分の 流れの方向と性質及び透過成分流に対する抵抗に関する適正な水力学的特性を有 することが必要である。
【0013】
【考案の実施の形態】
モジュールの透過面側では少なくとも二つの一般的な流れのパターンが可能で ある。即ち交差流 (cross-flow) と向流 (counter-flow) である。図1に示され る交差流においては、透過成分は薄膜の選択透過性層を通過し、次いでモジュー ルを出て行く。透過成分流を希釈するのに要するすべてのガスは、供給ガスから 到来する。交差流においては、薄膜の所与のセクションの透過面側におけるガス (水蒸気と乾燥対象のガス)は、このセクションを透過したガスである。こうし て、このガスは薄膜の他のセクションを透過したガスとは混じらず、当該セクシ ョンを透過した成分に影響は無い。交差流においては薄膜の透過面側の境界層は 充分に大きく、図1の下部に示されているように透過ガスの主流が供給流と反対 方向に流れていても、この薄膜の透過に際して透過成分中のガスの組成による影 響を受けることはなく、この構成においては、水蒸気が供給流から除去されて水 蒸気分圧が小さくなるにつれて、薄膜を透過する必要のある供給ガスの量は非常 に多くなる。
【0014】 本考案によれば、熱移転用の駆動力を大きくするために熱交換器に多く使用さ れている図2に示す向流を利用した構成に、薄膜の透過面側にチャンネリング( 「プラグ流(plug flow」と呼ばれる)を生じることのない均一な速度と抵抗の少 ない中空繊維状の支持体を得ることのできるモジュール構成を組み合わせること によって、供給ガスの損失を少なくし得ることが判った。向流式の構成では、透 過成分は薄膜を通過し、薄膜の透過面と接触する水蒸気分圧を低下させるように モジュールの精製ガス出口端からの透過ガスと混合され、供給流と反対方向にモ ジュールを出て行く。モジュールの乾燥(精製ガス出口)端において薄膜を透過 するガスは、薄膜を透過した後にモジュールの湿潤(供給)端の方へ移動する。 薄膜の所与のセクションの透過面側のガスがこのセクションを透過したガスであ る交差流式の構成とは異なり、向流式の構成においては、モジュールの精製ガス 出口端からの透過乾燥ガスは、薄膜の所与のセクションを透過したガスと混合さ れ、希釈を助ける。このようにして、透過成分を希釈するのに供給流からの少量 のガスで足り、供給ガスの損失が少なくなる。プラグ流が無く、結果として供給 ガスの損失の少ない真の向流を得ることは難しいことに留意すべきである。高い 透過率の支持体を具えた本考案の中空繊維複合材料の薄膜を,向流式の供給/透 過流と組み合わせて使用すれば、高い選択性を有する効率的なガス乾燥を行なう ことができる。
【0015】 ガス乾燥用薄膜モジュール内に真の向流を得るには、少なくとも三つの条件を 満たすことが必要である。第一は、透過流は供給流の方向と反対方向に流れなけ ればならない。これによって、モジュールの乾燥端における透過成分によって、 モジュールの湿潤端における透過成分を希釈することが可能になる。第二に、薄 膜の透過面側の境界層を充分に小さくして、(a)既に透過して繊維の外に出た バルク(主流)・ガスを(b)薄膜の所与のセクションを透過しつつあるガスに 混合できるようにすることが必要である。これは、薄膜の透過面側でのチャンネ リングを起こさずに均一な比較的高い直線速度を得ることのできるモジュールの 構成によって得られる。このような均一で高い直線速度は、(1)高い繊維充填 密度(好ましくは40%以上)と(2)均一に分布した繊維とによって得られる 。第三に、支持薄膜の抵抗を充分に小さくして、(a)バルク・ガス透過成分を 薄膜を透過しつつあるガスに混合することが必要である。これらの三つの条件は 、本考案の内腔側供給型の中空繊維製の薄膜複合材料モジュールを使用すること によって、最も容易に満たされる。
【0016】 ここで「実効」透過率とは、薄膜のテストされる実験条件に対して標準化され たフラックスが得られる場合として定義される。この実効透過率は、一つの成分 のフラックスをその成分のための対数平均分圧駆動力で割り算することによって 計算された。したがって、この実効透過率は、供給ガス流、精製ガス流及び透過 成分流の温度、露点及び圧力や、透過ガスとモジュールの精製ガス出口端からの 乾燥ガスとの混合割合等の種々の作業変数の影響を受ける。特に断らない限り、 ここに述べるすべての例においては、空気又は水分透過率又はその比に対する基 準は、供給ガス流の場合には100psi(786kPa)の圧力、35℃の露 点、37℃の乾球温度;精製ガス流の場合には100psi(786kPa)の 圧力、−2℃の露点、37℃の乾球温度;透過成分流の場合には大気圧、23℃ の乾球温度の標準状態で得られた実効透過率に対するものである。
【0017】 本考案によれば、供給ガスから水蒸気を除去するための水分除去モジュールが 提供され、このモジュールは、(a)供給端、精製ガス出口端及び前記供給端の 近傍の透過流ポートを有するチャンバと、(b)実質的に互いに平行に且つ比較 的均一に該チャンバ内に分散して配列された薄い複合中空繊維状の薄膜の束であ って、その充填密度は好ましくは40〜90%であり、それぞれの薄膜が33× 10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (200SCFH/ft2・100psi) 、好ましくは83×10 -4 cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (500SCFH/ft2・100psi) より大きい実効水蒸気透 過率と、少なくとも30、好ましくは少なくとも100の実効供給ガス透過率に 対する実効水蒸気透過率の比を有し、(i)33×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg ( 200SCFH/ft2・100psi) 、好ましくは165×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg ( 1000SCFH/ft2・100psi) 、最も好ましくは330×10-4cm3 /cm2 ・sec ・ cmHg (2000SCFH/ft2・100psi) より大きい実効空気透過率と、2よりも小さ い実効空気透過率に対する実効水蒸気透過率の比(水蒸気選択性)とを有する透 過性の高い支持繊維と、(ii) 前記支持繊維の内腔側に設けられ、少なくとも3 0、好ましくは少なくとも100の実効供給ガス透過率に対する実効水蒸気透過 率の比を有するコーティングとを具えた複合中空繊維状薄膜の束と、(c)前記 中空繊維状薄膜の束を前記供給端及び精製ガス出口端において前記チャンバの壁 に固定してシールし、前記供給ガスを前記中空繊維状薄膜の内腔に流体的に連通 可能にしたシール手段とを具え、前記透過流ポートは前記中空繊維状薄膜の外側 に連通している。
【0018】 更に、本考案は、(a)水蒸気を含んだ供給ガスを、チャンバ内に実質的に互 いに平行に配列された薄い複合中空繊維状の薄膜の内腔に接触させ、それぞれの 薄膜は33×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (200SCFH/ft2・100psi) 、好まし くは83×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (500SCFH/ft2・100psi) より大きい 実効水蒸気透過率と、少なくとも30、好ましくは少なくとも100の実効供給 ガス透過率に対する実効水蒸気透過率の比を有し、(i)33×10-4cm3 /cm2 ・ sec ・cmHg (200SCFH/ft2・100psi) 、好ましくは165×10-4cm3 /cm2 ・ sec ・cmHg (1000SCFH/ft2・100psi) 、最も好ましくは330×10-4cm3 / cm2 ・sec ・cmHg (2000SCFH/ft2・100psi) より大きい実効空気透過率と、 2よりも小さい実効空気透過率に対する実効水蒸気透過率の比(水蒸気選択性) とを有する透過性の高い支持繊維と、(ii) 前記支持繊維の内腔側に設けられ、 少なくとも30、好ましくは少なくとも100の実効供給ガス透過率に対する実 効水蒸気透過率の比を有するコーティングとを具えており、(b)前記供給ガス 中の水分を前記内腔から前記中空繊維状薄膜の外側へ透過させ、(c)前記チャ ンバの供給端の近傍において透過した水分をチャンバから除去する各ステップを 含むガスの水分除去方法を提供する。
【0019】 図3は、供給ポート12、精製ガス・ポート14、透過流ポート16、互いに 実質的に平行に配列された複合材料の中空繊維状薄膜18、及び熱可塑性又は熱 硬化性ポリマーの封止材料のプラグ等のシール手段20を具えたチャンバ即ちモ ジュール10の模式的側断面図を示し、前記シール手段はモジュールの両端に設 けられ、前記中空繊維の束18をモジュールの両端に固定し、中空繊維状薄膜の 内部即ち内腔と供給ガスを流体的に連通させている。乾燥対象の供給ガスは中空 繊維の内部即ち内腔に供給され、供給ガス中の水蒸気は内腔を透過して各繊維の 外側に出るが、この透過流は繊維の外側と連通している透過流ポート16の方に 向かって、図3に示すように供給ガスの流れの方向に逆らって流れる。このよう な構成により、モジュールの精製ガス取り出し端における透過流からの比較的乾 燥したガスは、モジュールの供給端における透過流からの比較的湿ったガスに混 ぜられ、これが本考案のモジュールの構成及び高い透過率を有する支持体と組み 合わされて、前述したように水分の駆動力を増強する。
【0020】 図4a〜図4cは、例えば界面重合等による薄いフィルム状複合材料薄膜の形 成を示す概念図である。図4aは高い透過性と多孔性を有する非対称の高分子の 中空繊維状支持体30の壁の一部の拡大断面図であり、谷32と突起34が交互 に形成されている。この支持繊維がプレポリマーの水溶液に接触せしめられると 、図4bに示すように、プレポリマーは層36として突起34に付着し、支持体 中に短い距離だけ延在する。次に図4cに示すように、このプレポリマー層36 は架橋結合又は共重合によって薄い緻密な選択透過性フィルム38になり、中空 繊維状複合材料薄膜40の内腔からその外側に向かって図示の方向に水蒸気を透 過させる。
【0021】 前述のように、この支持繊維は空気に対して高い透過性を有し、33×10-4cm 3 /cm2 ・sec ・cmHg (200SCFH/ft2・100psi) 、好ましくは165×10-4cm 3 /cm2 ・sec ・cmHg (1000SCFH/ft2・100psi) 、最も好ましくは330× 10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (2000SCFH/ft2・100psi) より大きい実効空気 透過率を持ち、且つ2よりも小さい実効空気透過率に対する実効水蒸気透過率の 比(水蒸気選択性)とを有する必要がある。公知の方法によってこの支持繊維を 形成するのに適したポリマー材料は、ポリプロピレン、ポリ弗化ビニリデン、ポ リエーテルイミド、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフ ェニールスルホン等である。この支持繊維に適した無機材料は、ガラス、セラミ ック、金属の多孔性チューブ等である。
【0022】 支持繊維上のコーティング38は少なくとも30の水蒸気選択性を有する任意 の相溶性重合体組成物であればよいが、好ましいタイプの組成物はシリコン含有 ポリマー又はコポリマーである。特に好ましいシリコン含有ポリマーは、ポリシ ロキサン、ポリ(ジアルキルシロキサン)、ポリメチルヒドロシロキサン、アル キルシリル、アルコキシシリル、アリールシリル及びアリールオキシシリルであ る。
【0023】 このようなシリコン含有ポリマー(又はプレポリマー)は、先ず縮合反応にお いて重合し得る官能基を添加することにより任意の相溶性共重合可能化合物、例 えば酸ハロゲン化物、ハロゲン化スルホニル、イソシアネート、ホスホニル又は ホスホリルハライド、アミドカルボニルハライド、アミン、アルコール及びチオ ールと共重合可能にするのが良い。対応するコーティングは、シリコン含有ポリ マーと、例えばポリアミド(官能基がアミンと酸ハロゲン化物である場合)、ポ リスルホンアミド(官能基がアミンとスルホニルハロゲン化物である場合)、ポ リウレア(官能基がアミンとイソシアネートである場合)、ポリホスホエステル (官能基がアルコールおよびホスホニル若しくはホスホリルハライド)、ポリエ ステル(官能基がアルコール、酸ハロゲン化物である場合)、ポリチオエステル (官能基が酸ハロゲン化物とチオールである場合)、及びポリウレタン(官能基 がアルコールとイソシアネートである場合)とのコポリマーを含む。シリコン含 有ホモポリマーに比べるとコポリマーの方が好ましい。なぜならば、コポリマー は乾燥対象のガス中の水分に対して高い選択性を持つ傾向があるからである。
【0024】 得られた複合材料の中空繊維状薄膜は、33×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg ( 200SCFH/ft2・100psi) 、好ましくは83×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (5 00SCFH/ft2・100psi) より大きい実効水蒸気透過率と、少なくとも30、好ま しくは少なくとも100の実効供給ガス透過率に対する実効水蒸気透過率の比( 水蒸気選択性)を有する。ガスの損失を少なくしたい場合には、乾燥対象のガス に対するよりも水蒸気に対して高い選択性を持つことが好ましく、それは低いガ ス透過率を有するコーティングを使用することによって得られる。最良の効果を 得るには、図3に示すように、複合繊維を互いに実質的に平行に配列する必要が ある。更に、繊維の透過面側での軸方向の分散効果即ち向流に逆らっての水蒸気 の拡散が最小になるように繊維同士の間の間隔を選ぶ必要がある。多くの用途に おいて、チャンバ即ちモジュールの横断面積の40〜90%の充填密度が適当で ある。
【0025】 供給ガスは任意の濃度の水蒸気を含んだ凝縮可能な又は凝縮不能な任意のガス で構成されている。代表的な用途としては、空気、一分子当たりに1〜3個の炭 素原子を含む低炭化水素、及び二酸化炭素、二酸化硫黄、アンモニア等の酸性ガ スの除湿がある。
【0026】 作業の際には、水蒸気を含んだ供給ガスが、透過流ポート16における圧力よ りも高い圧力、好ましくは少なくとも0.5気圧(51kPa)、最も好ましく は少なくとも1気圧(101kPa)で供給ポート12を通じて繊維束18の中 空繊維状薄膜の内腔に供給される。透過成分の圧力を供給ガスの圧力よりも低く するために、透過流ポート16に真空を付与してもよい。水蒸気は、先ず、複合 材料の中空繊維状薄膜40の内腔側に設けられた供給ガスに対しては半透性であ る薄い選択性コーティングを優先的に透過し、次に高い透過性を有する支持壁を 図4cに示された方向に透過する。繊維の配列とモジュールの構造によって、透 過水蒸気成分は供給ガスの流れと反対方向に流れ、透過流ポート16を通じてモ ジュールを出る。乾燥した供給ガスは精製ガス・ポート14を通じて排出される 。
【0027】例1 25重量%のポリ弗化ビニリデン(PVDF)、10重量%のシクロヘキサノ ン、5重量%のポリビニルピロリデン(PVP)のすべてをジメチルアセトアミ ド(DMAC)に溶解した注型用溶液から、微細な多数の孔の空いた壁で構成さ れた高い透過性を有する中空の支持繊維が23℃で準備された。この注型用溶液 は圧搾ヘリウム・ガスによって15psi(203kPa)まで圧縮され、25 0ミクロンの針内径と1300ミクロンのオリフィス外径を有する紡糸口金に約 1.5g/min の流量で押し出された。この口金の先端は15℃の新鮮な水の入っ た沈澱浴の上方1cmの位置にあった。30容積%のDMACからなる内腔形成水 溶液が同時に口金に供給され、流量はニードル・バルブによって調整された。
【0028】 紡出された繊維は沈澱浴内に平均して20秒間滞留させられ、沈澱と同時にテ ークアップ・ロールに引き上げられ、次いで第2の水浴に浸漬され、そこで20 ℃で数時間洗浄された後、室温で24時間風乾された。こうして形成された中空 繊維状支持体は、450ミクロンの平均内径、724ミクロンの平均外径、13 7ミクロンの平均壁厚を持つものであった。
【0029】 代表的な中空繊維を選び、この繊維をループ状にしてその両端を静水圧弁の上 の共通の取付け具に接続し、次にこの繊維の内部を毎秒約10psi(69kP a)の速度で繊維が破裂するまで加圧することによって、内部加圧による破裂強 度を求めた。前述のようにして準備されたこの中空繊維状支持体は、292ps i(2000kPa)の平均破裂強度を持っていた。
【0030】 この中空繊維状支持体を束にして実質的に図3に示したようなモジュールに組 み込み、二液タイプのポリウレタン・ベースの封止コンパウンドを用い、酸素に よって中空繊維の内部を加圧し、この酸素の透過速度を計測し、次に空気透過率 を計算したところ、約1.3×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(8SCFH/ft2・100p si)であった。実効空気透過率に対する実効水蒸気透過率の比は1.3であった 。
【0031】例2 22重量%のポリエーテルスルホン(PES)、10重量%のn−プロパノー ル(NPr)、5重量%の水のすべてをDMACに溶解して調製された注型用溶 液から、多数の微細孔を有する透過性の高い壁で構成された中空支持繊維の別の バッチが、注記した事項を除いて例1で述べた手順にしたがって30℃で準備さ れた。紡糸口金への注型溶液の流量は約2.0g/min であった。内腔形成用水溶 液は60%のDMACで調製された。針の内径は405ミクロンであった。沈澱 浴の温度は25℃であり、沈澱した繊維は平均して15秒間の滞留させられた。
【0032】 こうして調製された中空の支持繊維は、20℃の温度で数時間洗浄された後、 90℃の水中に60分間浸漬され、ついで室温で24時間風乾された。得られた 繊維は、600ミクロンの平均内径、820ミクロンの平均外径、110ミクロ ンの平均壁厚、300psi(2100kPa)の平均破裂強度、約250×10 -4 cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(1500SCFH/ft2・100psi) の実効空気透過率を持 っていた。実効空気透過率に対する実効水蒸気透過率の比は1.3であった。
【0033】例3〜12 表1に挙げられた注型用溶液から、例1と実質的に同じやり方で、表1に注記 された他のパラメーターを変えながら多数の微細孔を有する透過性の高い壁で構 成された別の中空支持繊維が準備された。例3〜11の場合には注型用溶液の温 度は30℃であり、実施例12の場合には50℃であった。こうして調製された 繊維は、表2に示すような平均破裂圧力、寸法、実効空気透過率を持っていた。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】例13 3重量%のポリエチレンイミン(PEI)の水溶液を、室温で2分間繊維の内 腔に強制注入することによって、例2の支持繊維の内面即ち内腔側に選択性のコ ーティング又はフィルムを形成した。次に、このPEI溶液は繊維から排出され 、次に、ジカルボキシプロピル酸クロリドを末端基とする3重量%のポリジメチ ルシロキサン(DISAC)をヘキサンに溶解した第2の溶液が室温で2分間繊 維内腔に強制注入された。この第2溶液は繊維内腔から2分間で排出された。こ のコーティングの手順が繰り返された。こうして準備された中空支持繊維は、室 温で繊維の内腔を通じて空気を強制流通させて15時間乾かされた。
【0037】 このPEI−DISACでコーティングされた微細孔中空支持繊維は、0.0 74m2(0.8ft2 )の束にまとめられて、ポリウレタンの封止コンパウンドに よって図3に示されたものと実質的に同じ構成のモジュール内に組み込まれ、次 に繊維内腔を通じて34℃の露点を有する湿潤空気流を100psi(786k Pa)の圧力で流通させ、供給流量(透過成分と精製ガスの流量の和)を調節し て−1.6℃の露点を有する精製ガス流を生産した。実効水蒸気透過率は341 ×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(2080SCFH/ft2・100psi) 、実効空気透過率 は1.1×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(6.7SCFH/ft2・100psi) であり、そ の結果、310の水蒸気選択性が得られた。100×〔透過成分流量/供給ガス 流量〕で計算される供給ガス流から透過成分への空気損失の割合は、12.4% であり、理論値10.1に近いものであった。
【0038】 比較のために、コーティングされていない例2と4の微細孔中空支持繊維が同 じ空気流を用いてテストされ、供給流量を調節して−2.5℃の露点を有する精 製ガス流を生産した。100×〔透過成分流量/供給ガス流量〕で計算される供 給ガス流から透過成分への空気損失の割合は、85%であり、コーティングされ た繊維の場合よりもほぼ7倍大きかった。
【0039】例14〜18 例13に述べたコーティング技術を使用して、例11のPES支持繊維の内腔 面に選択性を有するPEI/DISACコーティングを形成した。但し、表3に 注記したようにコーティングの組成とコーティングの数は変更した。表3及びす べての表の「水分/空気」の項目は、乾燥のために使用される複合中空繊維状薄 膜の実効供給ガス透過率に対する実効水蒸気透過率の比の値(水蒸気選択性)を 示す。すべての複合繊維は15時間乾かされ、0.074m2(0.8ft2)のモジ ュール内に組み込まれた。
【0040】
【表3】
【0041】例19 繊維の内腔に4%のPEI溶液を室温で1分間強制注入して、例3の支持繊維 の内腔側に選択性コーティングを形成した。このPEI溶液は、次に4重量%の DISACをヘキサンに溶解した第2溶液を強制注入することによって繊維内腔 から排出された。30秒間の接触時間を経た後に、残っているDISAC/ヘキ サン溶液は、圧搾窒素によって約30秒間かけて置き換えられた。次に、0.1 %のトリメソイルクロリド(TMC)をヘキサンに溶解した溶液が繊維内腔に強 制注入され、直ちに排出された。PEI−DISAC−TMCでコーティングさ れた繊維は、次に、繊維内腔を通じて室温の空気を15時間強制通風することに よって乾かされた。
【0042】 得られたコーティング繊維は、次に内腔を通じて25℃の露点を有する湿潤空 気流を流すことによって、例13の述べたのと同じやり方でテストされ、供給流 量を調節して表4に載せられた精製ガスを生産した。透過側の圧力が0.23p si(0.11kPa)のテストの場合には、透過面側に真空ポンプが使用され た。
【0043】
【表4】
【0044】例20 0.5重量%のポリトリメチルシリルプロピン(PTMSP)をシクロヘキセ ンに溶解した溶液を室温で約2分間繊維の内腔を通じて強制注入することによっ て、例4の支持繊維の内腔側に選択性コーティングを形成した。このPTMSP 溶液は圧搾窒素を用いて内腔から押し出され、次にコーティングは80℃のオー ブン中で、熱風を内腔を通じて30分間循環させることによって加熱硬化された 。室温で2分間繊維壁の外側に真空を付与しながら内腔を通じてPTMSP溶液 を再び強制注入し、次に窒素によってPTMSP溶液を搬出することによって、 同じPTMSP溶液の第2のコーティングが形成された。残ったシクロヘキセン は、繊維の端から出て来る空気中にシクロヘキセンが検出されなくなるまで、内 腔に2時間にわたって空気を強制注入することによって除去された。この繊維は 、熱風を内腔を通じて強制注入しながら80℃のオーブン中で再び30分間加熱 硬化された。
【0045】 次に、このPTMSPでコーティングされた繊維は、内腔を通じて34℃の露 点を有する湿潤空気流を流通させ、供給流量を調節することによって、例13で 述べたやり方でテストされ、−1.6℃の露点を有する精製ガス流が生産された 。実効水蒸気透過率は37×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(223SCFH/ft2・10 0psi)であり、実効空気透過率は10×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(62SCFH /ft2・100psi)であって、3.6の水蒸気選択性が得られ、これは好適値である 少なくとも30よりも小さかった。供給ガス流から透過成分中への空気の損失は 49%と高く、好ましい値ではなかった。
【0046】例21 4重量%のPEI水溶液を室温で約2分間繊維の内腔を通じて強制注入するこ とによって、実施例4の支持繊維の内腔側に選択性コーティングを形成し、次に 0.5重量%のトルエン−2,4−ジイソシアネート(TDI)をヘキサンに溶 解した第2の溶液を内腔を通じて強制注入して架橋結合を開始させた。30秒の 接触時間が経過した後、圧搾窒素によってTDI/ヘキサン溶液の残部が除去さ れ、繊維は100℃のオーブン中で30分間、熱風を内腔を通じて強制循環させ ることによって加熱硬化されて、架橋結合が完了した。
【0047】 架橋結合されたPEIでコーティングされた繊維に、内腔を通じて25℃の露 点を有する湿潤空気流を流通させ、供給流量を調節することによって実施例13 で述べたやり方でテストを行い、表5に記載された露点を有する精製ガスを生産 した。透過面側には真空ポンプを使用して、0.39psi(0.18kPa) の透過側圧力を得た。
【0048】
【表5】
【0049】例22 0.02ミクロンの孔と400ミクロンの内径を有する微細孔壁で構成された ポリプロピレンの中空支持繊維(CELGARD X-20)を、ノースカロライナ州、Charlo tte のHoechst Celanese Corporationから入手した。先ず、内腔に3重量%のP EI水溶液を2分間導入して、選択性コーティングをこの支持繊維の内腔側に形 成した。次に、このPEI溶液は、3重量%のDISACをヘキサンに溶解した 第2の溶液を内腔に強制注入することによって押し出された。DISAC溶液に よるPEI溶液の置換の時間は60秒であった。60秒の接触時間が経過した後 、残りのDISAC/ヘキサン溶液を圧搾空気によって除去した。このコーティ ングの手順を繰り返し、室温で繊維内腔を通じて空気を強制注入することによっ て、繊維は15時間乾燥された。
【0050】 PEI/DISACでコーティングされたこの繊維は、35℃の露点を有する 湿潤空気流を供給流量を調節しながら内腔を通じて流すことによって、実施例1 3で述べたやり方でテストされ、−2.3℃の露点を有する精製ガス流を生産し た。実効水蒸気透過率は44×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(270SCFH/ft2・ 100psi)、実効空気透過率は0.57×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(3.5SC FH/ft2・100psi)であり、77の水蒸気選択性が得られた。供給流からの透過成 分への空気の損失は15.5%であった。
【0051】 比較のために、コーティングを施さない同じ繊維を含むモジュールが準備され 、同じ供給流を使用して同じ精製ガス露点となるように同様なテストが行われた 。透過成分流への空気の損失は100%に近かった。
【0052】例23 例22において述べたコーティングの手順を用いて、例1の支持繊維の内腔側 に選択的コーティングを形成した。 35℃の露点を有する供給流と−2.4℃の露点を有する精製ガス流によって 、例13に述べたのと同じやり方でPEI/DISACでコーティングされた繊 維がテストされた。実効水蒸気透過率は5.9×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg( 36SCFH/ft2・100psi)、実効空気透過率は0.15×10-4cm3 /cm2 ・sec ・ cmHg(0.9SCFH/ft2・100psi)であり、40の水蒸気選択性が得られた。供給 流から透過成分への空気の損失は18%であった。
【0053】 比較のために、コーティングされない支持繊維を用いて30℃の露点を有する 供給流と−2℃の露点に調節された精製ガス流によってテストが行われた。供給 ガスの流量は0.13cm3 /cm2 (0.26SCFM/ft2)、実効水蒸気透過率は4 .6×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(28SCFH/ft2・100psi)であり、空気透過 率に対する水蒸気透過率の比は3.8、空気損失は46%であった。
【0054】例24 例22において述べたコーティングの手順を用いて、例11の支持繊維の内腔 側に選択的コーティングを形成した。 PEI/DISACでコーティングされた繊維が、例13で述べたのと同じや り方で、−20℃の露点を有する精製ガス流を用いてテストされた。実効水蒸気 透過率は163×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(1020SCFH/ft2・100psi)、 実効空気透過率は0.28×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(1.7SCFH/ft2・10 0psi)であり、600の水蒸気選択性が得られた。供給流への空気損失は16. 3%であった。
【0055】例25 例22において述べたコーティングの手順を用いて、例12の支持繊維の内腔 側に選択的コーティングを形成した。 PEI/DISACでコーティングされた繊維が、例13で述べたのと同じや り方で、35℃の露点を有する供給流と−20℃の露点を有する精製ガス流を用 いてテストされた。実効水蒸気透過率は119×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg( 725SCFH/ft2・100psi)、実効空気透過率は2.1×10-4cm3 /cm2 ・sec ・ cmHg(13SCFH/ft2・100psi)であり、58の水蒸気選択性が得られた。供給流 への空気損失は22%であった。
【0056】例26 DISAC溶液によって内腔からPEI溶液を押し出す時間を10秒に調整し た以外は例22において述べたコーティングの手順を用いて、例11の支持繊維 の内腔側に選択的コーティングを形成した。 PEI/DISACでコーティングされた繊維が、実施例13で述べたのと同 じやり方でテストされた。その結果を表6に示す。
【0057】
【表6】
【0058】例27〜31 これらの実施例は、本考案の薄い複合中空繊維状薄膜の実効水蒸気透過率は、 コーティングされていない支持繊維の空気透過率を大きくすることによって増大 することを示している。 例6〜10で述べたように、微細孔を有する壁で構成された中空支持繊維が準 備された。こうして準備された中空繊維状支持体は、例13で述べたのと同じや り方で0.093m2(1ft2)のモジュールに組み込まれた。
【0059】 モジュールに入ったこれらの中空支持繊維の内部を加圧し、モジュールの透過 流ポートに接続されたガス流量計によって中空繊維壁を通過する窒素の流量を計 測することによって、窒素透過率を求めた。こうして求められた窒素透過率から 計算された実効空気透過率が表7に載せられている。 例14で述べたコーティングの手順を用いて、各支持繊維の内腔側にPEI/ DISACの選択性コーティングを形成した。
【0060】 次に、このコーティングされた繊維の内腔を通じて22.6±2.7℃の露点 を有する75psi(517kPa)の圧力の水蒸気を含んだ空気流を供給流量 を調節しながら流すことによって、供給流から透過成分流への水蒸気透過率と空 気損失が調べられた。このテスト・データも表7に載せられ、中空支持繊維の空 気透過率が増加するとこの複合された即ちコーティングされた中空支持繊維の実 効水蒸気透過率が高くなることを示している。
【0061】
【表7】
【0062】例32 この例は、交差流式との比較によって、向流式の供給/透過成分流の重要性を 示している。 例13で述べたコーティングの手順と例14のコーティング組成を用いて、支 持繊維の内腔側にPEI/DISACの選択性コーティングを形成した。このコ ーティングされた中空支持繊維は0.042m2(0.45ft2)の束にまとめられ て、二液タイプのポリウレタン・ベースの封止コンパウンドをプラグとして用い てモジュールの内部に両端を固定された。このモジュールの構成は、図3に示す ように、透過流ポートがモジュールの各端部の封止プラグの直ぐ内側に設けられ ている。ここで、透過流ポート16の下流側の第2透過流ポートは点線でエレメ ント25として表されている。
【0063】 次にコーティングされた中空繊維のモジュールは、図3に示されたのと同じ方 向に繊維内腔を通じて34℃の露点を有する100psi(786kPa)の湿 潤空気流を通過させることによってテストされた。先ず、下流側の透過流ポート 25を閉じ、上流側の透過流ポート16を開いて向流タイプの構成となし、供給 流量を調節して−22.3℃の露点を有する精製ガス流を生産した。次に、上流 側の透過流ポート16を閉じ、下流側の透過流ポート25を開いて交差流タイプ の構成となし、供給流量はそのままとした。精製ガスの露点は17.7℃に上昇 し、乾燥効率が52%失われたことを示した。最後に、下流側の透過流ポート2 5を再び閉じ、上流側の透過流ポート16を開いて向流タイプの構成となし、供 給流量はそのまま変えなかった。精製ガスの露点は−22.7℃に低下した。こ れら三つのテストのすべての場合の水蒸気と空気の透過率及び空気損失は表8に 載っている。
【0064】
【表8】
【0065】例33 この例は、高い高度空及び宇宙船内等での負圧の空気から水蒸気を除去する場 合の本考案の有効性を示すものである。例9のPES中空繊維を、例21で述べ た技術を使用して、架橋結合されたPEIによってコーティングした。これらの 繊維を用いて0.69m2(7.4ft2)の活性薄膜表面積を有する実質的に図3に 示す構造のモジュールを製作した。このモジュールによって23℃の露点を有す る空気流を8psi(3.8kPa)の供給圧力で処理した。供給流量は0.1 7cm3 /cm2 ・sec (0.33 SCFM/ft2)に設定され、9℃の露点を有する精製 ガスを生産した。実効水分透過率は48×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(292 SCFH/ft2・100psi)、空気透過率に対する水分透過率は5930、空気損失は2 .4%であり、負圧であっても高い効率でガスの水分除去が可能なことを示した 。
【0066】例34〜36 例19と同じやり方でPEI−DIAC−TMCのコーティングを具えた複合 中空繊維状薄膜を製造し、これを例13で述べたのと同じやり方で0.093m2 (1ft2)の三つのモジュールに組み込み、水蒸気を含んだメタンガスを500p si(3500kPa)の正圧で供給ガスとして入口ポートに供給して、テスト を行った。供給ガスの組成、流量及び結果は表9に示されている。
【0067】
【表9】
【0068】比較例 例13で述べたタイプの複合材料薄膜モジュール(モジュール「A」と称する )の作用を、米国特許4,783,201 の例6の均質な非対称薄膜(モジュール「B」 と称する)の作用と比較した。テストは向流モードで行われ、その結果は表10 に示されている。
【0069】
【表10】
【0070】
【発明の効果】
以上より、本考案の複合材料薄膜モジュール(モジュールA)は、次のように 、均質な非対称薄膜(モジュールB)よりもはるかに効率的に乾燥作業を行うこ とができる。(1)非常に低い空気損失でより多くの水蒸気を除去する。(モジ ュールBの場合の27%に対して、モジュールAの場合には12%であって理論 値である10%に近い。)(2)薄膜の単位表面積当たりで生産される乾燥ガス の流量は5倍以上多かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中空繊維薄膜内の向流モードの透過成分流を
示す模式図である。
【図2】 中空繊維薄膜内の交差流モードの透過成分流
を示す模式図である。
【図3】 本考案の一例の模式図である。
【図4】 aは、本考案の中空繊維薄膜の断面部分の概
念的模式図である。bは、本考案の中空繊維薄膜の断面
部分の概念的模式図である。cは、本考案の中空繊維薄
膜の断面部分の概念的模式図である。
【符号の説明】
10 モジュール 12 供給ポート 14 精製ガスポート 16 透過流ポート 18 中空繊維状薄膜 20 シール手段 30 中空繊維状支持体 32 谷部 34 突起部 36 プレポリマー層 38 選択透過性フィルム(または被膜) 40 中空繊維状複合材料薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコード(参考) B01D 71/64 B01D 71/64 71/66 71/66 71/68 71/68 // D01D 5/24 D01D 5/24 C D01F 6/00 D01F 6/00 B D06M 15/643 D06M 15/643 (72)考案者 ラダリク ジェイ レイ アメリカ合衆国 オレゴン州 97701 ベ ンド エヌ ダブリュー カスケード ビ ュー 2157 (72)考案者 デビッド ディー ニューボルド アメリカ合衆国 オレゴン州 97701 ベ ンド ツマーロ リム コート 19615

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ガスから水蒸気を除去するための水
    分除去モジュールであって、(a)供給端、精製ガス出
    口端及び前記供給端の近傍の透過流ポートを有するチャ
    ンバと、(b)実質的に互いに平行に且つ比較的均一に
    該チャンバ内に分散して配列された複合中空繊維状の薄
    膜の束であって、その充填密度は好ましくは40〜90
    %であり、それぞれの薄膜が33×10-4cm3 /cm2 ・se
    c ・cmHg (200SCFH/ft2・100psi) 、好ましくは83
    ×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (500SCFH/ft2・100p
    si) より大きい実効水蒸気透過率と、少なくとも30、
    好ましくは少なくとも100の実効供給ガス透過率に対
    する実効水蒸気透過率の比を有し、 (i)33×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (200SCFH/f
    t2・100psi) 、好ましくは165×10-4cm3 /cm2 ・se
    c ・cmHg (1000SCFH/ft2・100psi) 、最も好ましく
    は330×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cmHg (2000SCFH
    /ft2・100psi)より大きい実効空気透過率と、2よりも
    小さい実効空気透過率に対する実効水蒸気透過率の比
    (水蒸気選択性)とを有する透過性の高い支持繊維と、 (ii) 前記支持繊維の内腔側に設けられ、少なくとも3
    0、好ましくは少なくとも100の実効供給ガス透過率
    に対する実効水蒸気透過率の比を有するコーティングと
    を具えた複合中空繊維状薄膜の束と、(c)前記中空繊
    維状薄膜の束を取り囲むプレナムと、(d)前記中空繊
    維状薄膜の束を前記供給端及び精製ガス出口端において
    前記チャンバの壁に固定してシールし、前記供給ガスを
    前記中空繊維状薄膜の内腔に流体的に連通可能にしたシ
    ール手段とを具え、前記透過流ポートは前記プレナムを
    介して前記中空繊維状薄膜の外側に連通している、水分
    除去モジュール。
  2. 【請求項2】 前記複合中空繊維状薄膜が、83×10-4
    cm3 /cm2 ・sec ・cmHg(500SCFH/ft2・100psi) よ
    りも大きい実効水蒸気透過率と、少なくとも100の実
    効供給ガス透過率に対する実効水蒸気透過率の比とを有
    し、前記支持繊維が165×10-4cm3 /cm2 ・sec ・cm
    Hg (1000SCFH/ft2・100psi) よりも大きい実効空気
    透過率を有し、前記支持繊維の内腔側の前記コーティン
    グが、少なくとも100の実効供給ガス透過率に対する
    実効水蒸気透過率の比とを有している請求項1に記載の
    水分除去モジュール。
  3. 【請求項3】 前記支持繊維が、330×10-4cm3 /cm
    2 ・sec ・cmHg (2000SCFH/ft2・100psi) よりも大
    きい実効空気透過率を有している請求項2に記載の水分
    除去モジュール。
  4. 【請求項4】 前記薄い複合中空繊維状薄膜の支持繊維
    が、ポリプロピレン、ポリ弗化ビニリデン、ポリエーテ
    ルイミド、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエーテルス
    ルホン、ポリフェニルスルホン、多孔性ガラス、多孔性
    セラミック、多孔性金属から選ばれている請求項1に記
    載の水分除去モジュール。
  5. 【請求項5】 前記支持繊維の内腔側のコーティング
    が、シリコン含有ポリマーで構成されている請求項1に
    記載の水分除去モジュール。
  6. 【請求項6】 前記シリコン含有ポリマーが、ポリシロ
    キサン、ポリ(ジアルキルシロキサン)、ポリメチルヒ
    ドロシロキサン、アルキルシリル、アルコキシシリル、
    アリールシリル、アリールオキシシリルから選ばれてい
    る請求項5に記載の水分除去モジュール。
  7. 【請求項7】 前記シリコン含有ポリマーが、先ず、適
    合性共重合可能化合物と共重合せしめられる請求項5に
    記載の水分除去モジュール。
  8. 【請求項8】 前記適合性共重合可能化合物が、酸ハロ
    ゲン化物、ハロゲン化スルホニル、イソシアネート、ハ
    ロゲン化ホスホリル、ハロゲン化アミドカルボニル、ア
    ミン、アルコール及びチオールから選ばれている請求項
    7に記載の水分除去モジュール。
  9. 【請求項9】 前記シール手段が、熱可塑性ポリマー及
    び熱硬化性ポリマーから選ばれたポリマーのプラグで構
    成されている請求項1に記載の水分除去モジュール。
JP1999007039U 1989-09-19 1999-09-14 水分除去モジュール Expired - Lifetime JP2607527Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/409,428 US5002590A (en) 1989-09-19 1989-09-19 Countercurrent dehydration by hollow fibers
US07/409428 1989-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000000017U true JP2000000017U (ja) 2000-02-18
JP2607527Y2 JP2607527Y2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=23620451

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2189576A Pending JPH03118824A (ja) 1989-09-19 1990-07-19 ガス脱水法および脱水モジュール
JP1999007039U Expired - Lifetime JP2607527Y2 (ja) 1989-09-19 1999-09-14 水分除去モジュール

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2189576A Pending JPH03118824A (ja) 1989-09-19 1990-07-19 ガス脱水法および脱水モジュール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5002590A (ja)
EP (1) EP0419007B1 (ja)
JP (2) JPH03118824A (ja)
CA (1) CA2021133C (ja)
DE (1) DE69029307T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014012273A (ja) * 2008-02-27 2014-01-23 Toray Ind Inc 加湿用中空糸膜および加湿用膜モジュール
CN112808036A (zh) * 2020-12-30 2021-05-18 中国科学院过程工程研究所 一种气体除湿膜及其制备方法和应用

Families Citing this family (91)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5108464A (en) * 1989-09-19 1992-04-28 Bend Research, Inc. Countercurrent dehydration by hollow fibers
US5342432A (en) * 1989-12-23 1994-08-30 Hoechst Aktiengesellschaft Composite membrane, process for its production and its use
US5084073A (en) * 1990-10-11 1992-01-28 Union Carbide Industrial Gases Technology Corporation Membrane drying process and system
US5236474A (en) * 1991-09-13 1993-08-17 Bend Research, Inc. Membrane-based removal of condensable vapors
SE502780C2 (sv) * 1991-09-25 1996-01-08 Siemens Elema Ab Avfuktningsanordning
US5226932A (en) * 1991-10-07 1993-07-13 Praxair Technology, Inc. Enhanced meambrane gas separations
US5160514A (en) * 1991-12-12 1992-11-03 Bend Research, Inc. Sweep valve for dehydration valve
US5259869A (en) * 1992-05-06 1993-11-09 Permea, Inc. Use of membrane separation to dry gas streams containing water vapor
US5368786A (en) * 1992-09-30 1994-11-29 Wisconsin Alumni Research Foundation Apparatus and methods for humidity control
AU5914994A (en) * 1993-04-21 1994-10-27 Bend Research, Inc. Plasma polymerization and surface modification inside hollow micro-substrates
US5356459A (en) * 1993-06-30 1994-10-18 Praxair Technology, Inc. Production and use of improved composite fluid separation membranes
US5348569A (en) * 1993-06-30 1994-09-20 Praxair Technology, Inc. Modified poly(phenylene oxide) based membranes for enhanced fluid separation
US5364454A (en) * 1993-06-30 1994-11-15 Praxair Technology, Inc. Fluid separation composite membranes prepared from sulfonated aromatic polymers in lithium salt form
US5383956A (en) * 1993-10-12 1995-01-24 Praxair Technology, Inc. Start-up and shut down processes for membrane systems and membrane systems useful for the same
US5401300A (en) * 1993-10-25 1995-03-28 Membrane Technology And Research, Inc. Sour gas treatment process including dehydration of the gas stream
US5411662A (en) * 1994-02-25 1995-05-02 Praxair Technology, Inc. Fluid separation assembly having an purge control valve
CA2158236A1 (en) * 1994-09-14 1996-03-15 Dwayne T. Friesen Organic and inorganic vapor permeation by countercurrent condensable sweep
IL111162A (en) * 1994-10-04 1998-01-04 Irad Technologies Ltd Filtering device utilizable with gas monitors
US5525143A (en) * 1994-10-17 1996-06-11 Air Products And Chemicals, Inc. Hollow fiber membrane dryer with internal sweep
US5632805A (en) * 1995-06-05 1997-05-27 Newport News Shipbuilding And Dry Dock Company Semipermeable membrane dryer for air compressor system
US5753008A (en) * 1995-07-12 1998-05-19 Bend Research, Inc. Solvent resistant hollow fiber vapor permeation membranes and modules
US5575835A (en) * 1995-08-11 1996-11-19 W. L. Gore & Associates, Inc. Apparatus for removing moisture from an environment
GB2308988A (en) * 1996-01-12 1997-07-16 Neils Richard Stewart Hansen Sample conditioning flue gas probe
US5964923A (en) * 1996-02-29 1999-10-12 Membrane Technology And Research, Inc. Natural gas treatment train
US5753009A (en) * 1996-05-14 1998-05-19 New Jersey Institute Of Technology Method and apparatus for selectively removing a component from a multicomponent gas/vapor mixture
US5993515A (en) * 1996-05-14 1999-11-30 New Jersey Institute Of Technology Apparatus and process for selectively removing a component from a multicomponent aqueous solution by pervaporation
ZA977245B (en) * 1996-08-14 1998-02-16 Bend Res Inc Vapor permeation system.
US6059857A (en) * 1996-08-14 2000-05-09 Bend Research, Inc. Ultrapurification of organic solvents
DE19800562A1 (de) 1997-01-13 1998-07-16 Eberhard Prof Dr Med Stennert Druckausgleichsvorrichtung als prothetischer Ersatz für eine Eustachische Röhre
US8527026B2 (en) 1997-03-04 2013-09-03 Dexcom, Inc. Device and method for determining analyte levels
US6001067A (en) 1997-03-04 1999-12-14 Shults; Mark C. Device and method for determining analyte levels
DE19722731A1 (de) * 1997-04-10 1998-10-15 Beko Kondensat Technik Gmbh Trocknungsvorrichtung für Druckluft
DE19739144C2 (de) * 1997-09-06 2002-04-18 Geesthacht Gkss Forschung Vorrichtung zur Entfernung von Wasserdampf aus unter Druck befindlichen Gasen oder Gasgemischen
DE19804682A1 (de) * 1998-02-06 1999-08-12 Peter Weisshaar Gmbh Ing Vorrichtung zur Durchführung eines kombinierten Kälte-/Membranabsorptionsverfahrens zur Trocknung von Luft und technischen Gasen
US6042634A (en) * 1998-04-22 2000-03-28 Bacharach, Inc. Moisture extractor system for gas sampling
JP2000179963A (ja) * 1998-12-16 2000-06-30 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP3876561B2 (ja) * 1999-03-15 2007-01-31 宇部興産株式会社 ガス分離膜モジュールおよびガス分離方法
AU1364501A (en) * 1999-11-12 2001-06-06 Porous Media Corporation Compressed gas systems utilizing a variable pressure membrane air drier, and method of operation thereof
US6539728B2 (en) 2000-12-04 2003-04-01 Amos Korin Hybrid heat pump
US6739142B2 (en) 2000-12-04 2004-05-25 Amos Korin Membrane desiccation heat pump
US6585808B2 (en) * 2000-12-08 2003-07-01 Porous Media Corporation Membrane air dryer with integral diffuser and method of manufacture thereof
US6517607B2 (en) 2001-06-04 2003-02-11 Gas Technology Institute Method and apparatus for selective removal of a condensable component from a process stream with latent heat recovery
US20030032874A1 (en) 2001-07-27 2003-02-13 Dexcom, Inc. Sensor head for use with implantable devices
US10022078B2 (en) 2004-07-13 2018-07-17 Dexcom, Inc. Analyte sensor
US7613491B2 (en) 2002-05-22 2009-11-03 Dexcom, Inc. Silicone based membranes for use in implantable glucose sensors
US8364229B2 (en) 2003-07-25 2013-01-29 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US7828728B2 (en) 2003-07-25 2010-11-09 Dexcom, Inc. Analyte sensor
US7226978B2 (en) * 2002-05-22 2007-06-05 Dexcom, Inc. Techniques to improve polyurethane membranes for implantable glucose sensors
US6764529B2 (en) 2002-07-01 2004-07-20 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc Membrane gas dehydrating apparatus for gas controlled and powered systems
US6881245B2 (en) * 2002-10-18 2005-04-19 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc Membrane air dryer and method of mounting a membrane dryer to a vehicle
US6923845B2 (en) * 2002-10-18 2005-08-02 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc Membrane air dryer for vehicle air brake system
JP4708342B2 (ja) 2003-07-25 2011-06-22 デックスコム・インコーポレーテッド 埋設可能な装置に用いる酸素増大膜システム
US9763609B2 (en) 2003-07-25 2017-09-19 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US7294174B2 (en) * 2003-08-13 2007-11-13 Generon Igs, Inc. Air dehydration membrane
US7920906B2 (en) 2005-03-10 2011-04-05 Dexcom, Inc. System and methods for processing analyte sensor data for sensor calibration
US20050090607A1 (en) * 2003-10-28 2005-04-28 Dexcom, Inc. Silicone composition for biocompatible membrane
US9247900B2 (en) 2004-07-13 2016-02-02 Dexcom, Inc. Analyte sensor
AU2004296144B2 (en) * 2003-12-15 2011-06-16 Teijin Limited Humidifying device and oxygen concentrating system
US8277713B2 (en) 2004-05-03 2012-10-02 Dexcom, Inc. Implantable analyte sensor
US7654956B2 (en) 2004-07-13 2010-02-02 Dexcom, Inc. Transcutaneous analyte sensor
KR20080003789A (ko) * 2005-03-09 2008-01-08 더 리전츠 오브 더 유니버시티 오브 캘리포니아 나노복합체막 및 이의 제조 및 사용 방법
US8744546B2 (en) 2005-05-05 2014-06-03 Dexcom, Inc. Cellulosic-based resistance domain for an analyte sensor
DE602006004043D1 (de) * 2006-08-25 2009-01-15 Alcatel Lucent Digitalsignalempfänger mit Q-Faktorüberwachung
US8029857B2 (en) * 2006-10-27 2011-10-04 The Regents Of The University Of California Micro-and nanocomposite support structures for reverse osmosis thin film membranes
US20200037875A1 (en) 2007-05-18 2020-02-06 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US20100224555A1 (en) * 2007-09-21 2010-09-09 Hoek Eric M V Nanocomposite membranes and methods of making and using same
US8682408B2 (en) 2008-03-28 2014-03-25 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US8583204B2 (en) 2008-03-28 2013-11-12 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US11730407B2 (en) 2008-03-28 2023-08-22 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US8177978B2 (en) * 2008-04-15 2012-05-15 Nanoh20, Inc. Reverse osmosis membranes
EP2326944B1 (en) 2008-09-19 2020-08-19 Dexcom, Inc. Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors
DE102009017840A1 (de) 2009-04-17 2010-10-28 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Kondensation von Wasser
KR20120012990A (ko) * 2009-05-18 2012-02-13 디포인트 테크놀로지스 인크. 엔탈피 교환 및 다른 적용들을 위한 코팅 막
WO2011008549A2 (en) * 2009-06-29 2011-01-20 NanoH2O Inc. Improved hybrid tfc ro membranes with nitrogen additives
JP5936071B2 (ja) * 2010-03-05 2016-06-15 エヌエックス・フィルトレーション・ホールディング・ビー.ブイ.NX Filtration Holding B.V. 中空ファイバー膜
JP5968328B2 (ja) 2010-11-10 2016-08-10 ナノエイチツーオー・インコーポレーテッド 非金属添加剤を含む改良された混成tfcro膜
AU2011350543B2 (en) * 2010-12-27 2016-02-04 Asahi Kasei Chemicals Corporation Adsorption/separation membrane module, method for producing adsorption/separation membrane module, and partition member
US20140157985A1 (en) * 2011-05-03 2014-06-12 University Of Mississippi Dehumidification Systems and Methods Thereof
JP5835937B2 (ja) * 2011-05-09 2015-12-24 日立造船株式会社 Co2のゼオライト膜分離回収システム
TW201311338A (zh) * 2011-07-14 2013-03-16 Dow Corning 藉由經膜除濕空氣之乾燥材料的方法
US20150083126A1 (en) * 2012-04-27 2015-03-26 Draeger Medical Systems, Inc. Breathing Circuit Humidification System
JP2014024025A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Ube Ind Ltd 除湿システムおよび乾燥空気の製造方法
CN104661726B (zh) 2012-09-26 2017-08-08 道康宁公司 使用与有机硅流体接触的至少一个膜分离气体的方法
KR102098641B1 (ko) * 2015-06-22 2020-04-08 코오롱인더스트리 주식회사 중공사막 모듈
US9861940B2 (en) 2015-08-31 2018-01-09 Lg Baboh2O, Inc. Additives for salt rejection enhancement of a membrane
US9737859B2 (en) 2016-01-11 2017-08-22 Lg Nanoh2O, Inc. Process for improved water flux through a TFC membrane
US10155203B2 (en) 2016-03-03 2018-12-18 Lg Nanoh2O, Inc. Methods of enhancing water flux of a TFC membrane using oxidizing and reducing agents
SK288817B6 (sk) 2016-06-17 2021-01-13 Ekom Spol. S R.O. Sušič stlačeného vzduchu s prídavným oplachom a jeho zapojenie do pneumatického systému
US10969124B2 (en) * 2018-09-13 2021-04-06 University Of Mississippi Vacuum sweep dehumidification system
CN109529562A (zh) * 2018-12-30 2019-03-29 广州超级龙节能科技有限公司 基于渗透蒸发的压缩空气干燥器
JP7475186B2 (ja) * 2020-04-14 2024-04-26 Nok株式会社 ポリスルホン系中空糸膜および中空糸膜モジュール

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3511031A (en) * 1968-03-19 1970-05-12 Little Inc A Apparatus for removing water vapor from gases
US3735559A (en) * 1972-02-02 1973-05-29 Gen Electric Sulfonated polyxylylene oxide as a permselective membrane for water vapor transport
US4230463A (en) * 1977-09-13 1980-10-28 Monsanto Company Multicomponent membranes for gas separations
JPS53145343A (en) * 1977-05-25 1978-12-18 Teijin Ltd Method of dehumidifying air
JPS546345A (en) * 1977-06-17 1979-01-18 Teijin Ltd Moisture-proof method
US4214020A (en) * 1977-11-17 1980-07-22 Monsanto Company Processes for coating bundles of hollow fiber membranes
JPS54152679A (en) * 1978-05-23 1979-12-01 Asahi Chem Ind Co Ltd Steam separating method from steam mixed gas
US4276249A (en) * 1979-09-26 1981-06-30 Monsanto Company Processes for sealing hollow fiber membranes arranged in the form of a bundle
FR2540396B1 (fr) * 1983-02-04 1988-09-23 Petroles Cie Francaise Procede de deshydratation de gaz
JPS59154106A (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 Toshinobu Higashimura 気体分離膜
JPS59160506A (ja) * 1983-02-28 1984-09-11 Kuraray Co Ltd 複合中空糸分離膜およびその製造法
US4568579A (en) * 1983-11-03 1986-02-04 Owens-Illinois, Inc. Asymmetrical layered structures of polyalkylene sulfone resins
US4666644A (en) * 1983-11-03 1987-05-19 Owens-Illinois, Inc. Method of making asymmetrical layered structures from polyalkylene sulfone resins
JPS6099328A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 凝縮性ガス分離装置
JPS60183025A (ja) * 1984-03-02 1985-09-18 Mitsubishi Chem Ind Ltd 水蒸気分離法
JPS60244307A (ja) * 1984-05-18 1985-12-04 Nitto Electric Ind Co Ltd 流体分離装置
DE3650465T2 (de) * 1985-02-09 1996-09-12 Asahi Chemical Ind Durchlässige Polymer-Membran für die Gastrocknung
US4725359A (en) * 1985-02-25 1988-02-16 Bend Research, Inc. Potable water from internal combustion engines
JPS61229830A (ja) * 1985-04-05 1986-10-14 Asahi Chem Ind Co Ltd アセチレンの精製方法
US4734106A (en) * 1985-05-08 1988-03-29 A/G Technology Corporation Gas separating
JPS6257630A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 Nippon Kokan Kk <Nkk> 向流式パ−ミエ−タ
US4687578A (en) * 1985-12-12 1987-08-18 Monsanto Company Fluid separation membranes
FR2593721B1 (fr) * 1986-02-05 1988-05-20 Rhone Poulenc Rech Fibre creuse composite pour enlever de la vapeur d'eau a de l'air ou a du gaz carbonique
JPS62241527A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Daicel Chem Ind Ltd 空気の除湿方法
US4781733A (en) * 1986-07-23 1988-11-01 Bend Research, Inc. Semipermeable thin-film membranes comprising siloxane, alkoxysilyl and aryloxysilyl oligomers and copolymers
EP0263212B1 (en) * 1986-10-08 1990-12-27 Ube Industries, Ltd. Method for removing water vapor from water vapor-containing gas
US4871461A (en) * 1987-01-22 1989-10-03 The General Director Of The Agency Of Industrial Science And Technology Polymer composite membrane
JPS63209731A (ja) * 1987-02-26 1988-08-31 Ube Ind Ltd 計装用及び空気駆動装置用加圧空気の製造法
JPS63236517A (ja) * 1987-03-24 1988-10-03 Ube Ind Ltd 混合ガスの除湿方法
US4758251A (en) * 1987-05-26 1988-07-19 Allied-Signal Inc. Separation of gases through gas enrichment membrane composites
JPS6470124A (en) * 1987-09-11 1989-03-15 Ube Industries Vapor-phase membrane separation
US4857081A (en) * 1987-10-15 1989-08-15 Separation Dynamics, Inc. Separation of water from hydrocarbons and halogenated hydrocarbons
US4871378A (en) * 1987-12-11 1989-10-03 Membrane Technology & Research, Inc. Ultrathin ethylcellulose/poly(4-methylpentene-1) permselective membranes
US4793830A (en) * 1987-12-28 1988-12-27 Murphy Milton K Process for producing high quality gas for instrumentation application using gas separation membranes
US4783201A (en) * 1987-12-28 1988-11-08 Rice Arthur W Gas dehydration membrane apparatus
JPH01194927A (ja) * 1988-01-27 1989-08-04 Japan Gore Tex Inc 水蒸気選択透過膜
US4863496A (en) * 1988-04-13 1989-09-05 E. I. Du Pont De Nemours And Co. Reactive posttreatment for gas separation membranes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014012273A (ja) * 2008-02-27 2014-01-23 Toray Ind Inc 加湿用中空糸膜および加湿用膜モジュール
CN112808036A (zh) * 2020-12-30 2021-05-18 中国科学院过程工程研究所 一种气体除湿膜及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
CA2021133A1 (en) 1991-03-20
CA2021133C (en) 2000-09-19
EP0419007B1 (en) 1996-12-04
US5002590A (en) 1991-03-26
JPH03118824A (ja) 1991-05-21
DE69029307D1 (de) 1997-01-16
EP0419007A1 (en) 1991-03-27
JP2607527Y2 (ja) 2001-11-12
DE69029307T2 (de) 1997-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2607527Y2 (ja) 水分除去モジュール
US5108464A (en) Countercurrent dehydration by hollow fibers
JP2887527B2 (ja) ポリイミドを含有する中空繊維膜
EP0337000B1 (en) Reactive posttreatment for gas separation membranes
US5525143A (en) Hollow fiber membrane dryer with internal sweep
US4882223A (en) Hollow fibers production method thereof and their applications particularly in the field of membrane-type separations
JP2571841B2 (ja) ガス脱水方法
US5228994A (en) Composite microporous membranes
US6464755B2 (en) Gas separation membrane and method for its use
CA1333028C (en) Continuous process for making coated composite hollow fiber membranes
KR20140082532A (ko) 복합막 모듈의 제조방법
US5258202A (en) Methods of making and using improved microporous hollow fibers, the improved hollow fibers and tube bundles constructed of the improved fibers
Puri Fabrication of hollow fibre gas separation membranes
JP2000325765A (ja) 耐溶剤性微孔質ポリベンゾイミダゾール薄膜
Chen et al. Preparation and gas permeation properties of silicone-coated dry polyethersulfone membranes
US5320754A (en) Pan composite membranes
JP3385937B2 (ja) ポリエーテルイミド除湿膜
JP4702277B2 (ja) ガス分離膜および分離方法
KR101998628B1 (ko) 중공사막 및 이를 이용한 산소 농축을 위한 분리막 시스템
KR101971154B1 (ko) 산소 농축에 이용되는 중공사막의 제조방법
EP0336999A2 (en) Reactive posttreatment for gas separation membranes
JPH06346A (ja) 複合半透膜及びスパイラル型膜分離装置
JPH0194904A (ja) ガス分離用中空複合膜の製造方法
JPH01184018A (ja) 耐熱性気体分離用複合膜
KR20160006154A (ko) 복합막 모듈의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term