JP2010122928A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの使用環境および使用頻度に応じて各種機能を起動させるためのユーザインタフェースを好適に変化させる携帯端末を提供する。
【解決手段】表示手段23と、機能を実行させる実行手段と、機能が実行された時刻を取得する取得手段と、時刻に基づき所定単位で区切られた時間帯毎に機能が実行された回数に関する情報を、機能単位で累積的に記憶する記憶手段と、記記憶手段に記憶された情報を機能単位で参照し、時間帯毎における機能が実行された回数が、機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であるかを判定する判定手段と、該当する時間帯が存在すると判定された場合、該当する時間帯が到来した場合、機能を実行させるためのアイコン71〜78を生成する生成手段と、生成されたアイコン71〜78を表示手段23の所定画面に表示させる制御手段とを備えた。
【選択図】 図15

Description

本発明は、携帯端末に係り、特にユーザの使用環境および使用頻度に応じてユーザインタフェースを変化させる携帯端末に関する。
近年、携帯電話機を代表とする携帯端末は、音声通話機能、電子メール機能のみならず、動画データや音楽データなどの再生機能、ワンセグ放送の視聴・録画機能、電子マネー機能などの多種多様な機能が設けられ、多機能化・高機能化が著しい。
これらの機能は、携帯電話機のメニュー画面を表示させ、その中からユーザが所望する機能を選択した後に起動されるようになっている。
携帯電話機の利用シーンや利用目的はユーザ個々で異なるといえる。そのため、メニュー画面を介して所望の機能を起動する際には、ユーザによっては不必要な機能と必要な機能が混在している場合がある。
従来、ユーザの機能の使用状況を反映したメニュー表示を行う技術が開示されている。例えば、特許文献1は、各機能が使用された曜日や時間帯に関連付けられた使用頻度に基づいてメニューを作成し、ユーザに対して表示するものであった。また、特許文献2は、ユーザの実行する業務の順序を記憶し、業務実行パターンを分析することにより、メニューを自動生成するものであった。
特開2006−39615号公報 特開2002−92003号公報
携帯電話機などの携帯端末には、所定の機能の起動が割り当てられた操作キーが専用に配置されることにより、メニュー画面を介すことなく簡易に所望の機能を起動させることもできるようになっている。さらに、このような操作キーには、短押しや長押しによる入力の受付を区別することにより、異なる機能を起動させることもできるようになっている。
しかし、携帯端末の高機能化に伴い、操作キー数が増加し、また操作キーの操作方法が記載された操作マニュアルが増大し、ユーザにとっては操作負荷が生じているという傾向がある。これに対して、携帯端末の機能のうち不要な機能を削除すると、商品価値が低下してしまう。また、ユーザ層に合わせて必要と考えられる機能のみを備えた携帯端末を製造することも考えられるが、コストパフォーマンスが低下してしまう。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、ユーザの使用環境および使用頻度に応じて各種機能を起動させるためのユーザインタフェースを好適に変化させる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末は、上述した課題を解決するために、表示手段と、複数の機能を実行させる実行手段と、前記実行手段により前記機能が実行されると、前記機能が実行された場所に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記場所に関する情報に基づき、前記場所毎に前記機能が実行された回数に関する情報を、前記機能単位で、累積的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報を前記機能単位で参照し、前記場所毎における前記機能が実行された回数が、前記機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記場所毎における前記機能が実行された回数が、前記実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定された場合、前記機能が実行された回数が所定の割合以上の回数である前記場所に到達した場合、前記機能を実行させるためのユーザインタフェースを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記ユーザイタンフェースを前記表示手段の所定画面に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る携帯端末は、表示手段と、複数の機能を実行させる実行手段と、前記実行手段により前記機能が実行されると、前記機能が実行された時刻に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記時刻に関する情報に基づき、所定単位で区切られた時間帯毎に前記機能が実行された回数に関する情報を、前記機能単位で、累積的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報を前記機能単位で参照し、前記時間帯毎における前記機能が実行された回数が、前記機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記時間帯毎における前記機能が実行された回数が、前記機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定された場合、前記機能が実行された回数が所定の割合以上の回数である前記時間帯が到来した場合、前記機能を実行させるためのユーザインタフェースを生成する生成手段と、フェースを前記表示手段の所定画面に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、ユーザの使用環境および使用頻度に応じて各種機能を起動させるためのユーザインタフェースを好適に変化させることができる。
本発明に係る携帯端末の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る携帯端末の一例である折りたたみ式の携帯電話機1の外観の構成を示す図である。図1(A)は、携帯電話機1を約180度に開いた開状態のときの正面から見た外観の構成を示し、図1(B)は、携帯電話機1を開状態としたときの側面から見た外観の構成を示す。
図1(A)および(B)に示されるように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第一の筐体12と第二の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図3のアンテナ31)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第一の筐体12には、その表面に「0」から「9」の数字や「あ」行から「わ」行のかな、「A」から「Z」のアルファベットの入力が可能な数字キー15や、上下左右方向キーを備えた十字キー16、確定キー17、メールキー18、メニューキー19などで構成される操作キー14が設けられる。
十字キー16は、上下左右方向に操作されることによりメインディスプレイ23に表示されたカーソルなどを上下左右方向に移動させることができる。また、確定キー17が押下されることにより、種々の処理の確定処理が実行される。確定キー17には、メインディスプレイ23の下部に設けられた確定キー機能表示部23aに表示される処理も割り当てられる。
さらに、第一の筐体12の十字キー16および確定キー17の上部には、左ソフトキー20および右ソフトキー21が設けられる。第一の筐体12の側面には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー22が設けられる。左ソフトキー20、右ソフトキー21およびサイドキー22は、第一の筐体12の内部方向に押下されることによって、それぞれ所定の処理が割り当てられている。特に左ソフトキー20および右ソフトキー21は、メインディスプレイ23の下部に設けられた左ソフトキー機能表示部23bおよび右ソフトキー機能表示部23cに表示される処理が割り当てられる。
第一の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン24が設けられており、マイクロフォン24によって通話時のユーザの音声を集音する。
なお、第一の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーが押下されてオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第二の筐体13には、その大部分の面積を占めるメインディスプレイ23が設けられており、電波の受信状態、電池残量の他、電子メールの内容、簡易ホームページなどを表示することができる。なお、メインディスプレイ23は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイにより構成されるディスプレイである。メインディスプレイ23は、表示手段として機能する。
第二の筐体13のメインディスプレイ23の上部の所定の位置にはレシーバ(受話器)25が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。なお、携帯電話機1の所定の位置には、レシーバ25以外の音声出力部としてのスピーカ(図示せず)も設けられている。
図2は、本発明に係る携帯端末の一例である折りたたみ式の携帯電話機1の他の外観の構成を示す図である。図2の携帯電話機1は、図1の携帯電話機1の状態から矢印X方向に回動させた閉状態を構成する。図2(A)は、携帯電話機1が閉状態のときの正面から見た外観の構成を示し、図2(B)は、携帯電話機1が閉状態のときの側面から見た外観の構成を示す。
第二の筐体13の上部には、CCDカメラ26が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮影することができる。CCDカメラ26の下部には、例えばLCDで構成されるサブディスプレイ27が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機1の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
図3は、本実施形態における携帯電話機1の内部の構成を示す図である。図示せぬ基地局から送信されてきた無線信号は、アンテナ31で受信された後、アンテナ共用器(DUP)32を介して受信回路(RX)33に入力される。受信回路33は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)34から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波数信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、受信回路33は、このダウンコンバートされた中間周波数信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号の周波数は、制御部41から出力される制御信号SYCによって指示される。
受信回路33からの受信ベースバンド信号は、CDMA信号処理部36に入力される。CDMA信号処理部36は、図示せぬRAKE受信機を備える。このRAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれの拡散符号(すなわち、拡散された受信信号の拡散符号と同一の拡散符号)で逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号は、位相が調停された後、コヒーレントRake合成される。Rake合成後のデータ系列は、デインタリーブおよびチャネル復号(誤り訂正復号)が行われた後、2値のデータ判定が行われる。これにより、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、CDMA信号処理部36から出力された受信パケットデータを図示せぬ多重分離部によりメディアごとに分離し、分離されたメディアごとのデータに対してそれぞれ復号処理を行う。例えば通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれる通話音声などに対応するオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、例えばテレビ電話モードなどのように、受信パケットデータに動画像データが含まれていれば、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、受信パケットデータがダウンロードコンテンツであれば、このダウンロードコンテンツを伸張した後、伸張されたダウンロードコンテンツを制御部41に出力する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCMコーデック38に供給される。PCMコーデック38は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号し、PCM復号後のアナログオーディオデータ信号を受話増幅器39に出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器39にて増幅された後、レシーバ25により出力される。
圧縮伸張処理部37によりビデオコーデックにて復号されたディジタル動画像信号は、制御部41に入力される。制御部41は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタル動画像信号に基づく動画像を、図示せぬビデオRAM(例えばVRAMなど)を介してメインディスプレイ23に表示させる。なお、制御部41は、受信された動画像データだけでなく、CCDカメラ26により撮像された動画像データに関しても、図示せぬビデオRAMを介してメインディスプレイ23に表示させることも可能である。
また、圧縮伸張処理部37は、受信パケットデータが電子メールである場合、この電子メールを制御部41に供給する。制御部41は、圧縮伸張処理部37から供給された電子メールを記憶部42に記憶させる。そして、制御部41は、ユーザによる入力部としての操作キー14の操作に応じて、記憶部42に記憶されているこの電子メールを読み出し、読み出された電子メールをメインディスプレイ23に表示させる。
一方、通話モードにおいて、マイクロフォン24に入力された話者(ユーザ)の音声信号(アナログオーディオ信号)は、送話増幅器40により適正レベルまで増幅された後、PCMコーデック38によりPCM符号化される。このPCM符号化後のディジタルオーディオ信号は、圧縮伸張処理部37に入力される。また、CCDカメラ26から出力される動画像信号は、制御部41によりディジタル化されて圧縮伸張処理部37に入力される。さらに、制御部41にて作成されたテキストデータである電子メールも、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、PCMコーデック38から出力されたディジタルオーディオ信号を所定の送信データレートに応じたフォーマットで圧縮符号化する。これにより、オーディオデータが生成される。また、圧縮伸張処理部37は、制御部41から出力されたディジタル動画像信号を圧縮符号化して動画像データを生成する。そして、圧縮伸張処理部37は、これらのオーディオデータや動画像データを図示せぬ多重分離部で所定の伝送フォーマットに従って多重化した後にパケット化し、パケット化後の送信パケットデータをCDMA信号処理部36に出力する。なお、圧縮伸張処理部37は、制御部41から電子メールが出力された場合にも、この電子メールを送信パケットデータに多重化する。
CDMA信号処理部36は、圧縮伸張処理部37から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、スペクトラム拡散処理後の出力信号を送信回路(TX)35に出力する。送信回路35は、スペクトラム拡散処理後の信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式などのディジタル変調方式を使用して変調する。送信回路35は、ディジタル変調後の送信信号を、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換(アップコンバート)する。そして、送信回路35は、制御部41により指示される送信電力レベルとなるように、このアップコンバートにより生成された無線信号を高周波増幅する。この高周波増幅された無線信号は、アンテナ共用器32を介してアンテナ31に供給され、このアンテナ31から図示せぬ基地局に向けて送信される。また、携帯電話機1には、現在の正確な時刻や所定の時間を測定する時計回路45が設けられている。
制御部41は、CPU(central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部42からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。また、制御部41はビデオRAMも備え、メインディスプレイ23に表示される映像に関する情報が一時的に格納される。
記憶部42は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部41のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。電源回路44は、バッテリ43の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。
ワンセグ放送受信部48は、図示せぬ放送局からの地上波ディジタルワンセグ放送波や地上波ディジタルラジオ放送波を受信し、受信された地上波ディジタルワンセグ放送波や地上波ディジタルラジオ放送波に基づくTS(Transport Stream)信号をワンセグ処理部49に供給する。ワンセグ処理部49は、ワンセグ放送受信部48にて地上波ディジタルワンセグ放送波が受信された場合、ワンセグ放送受信部48から供給された地上波ディジタルワンセグ放送波に基づくTS信号から、音声データと映像データに関するES(Elementary Stream)にそれぞれ分離し、分離された音声データをワンセグ処理部49内の音声デコーダ(図示せず)にて所定の復号化方式でデコードするとともに、分離された映像データをワンセグ処理部49内の映像デコーダ(図示せず)にて所定の復号化方式でデコードし、デコード後のディジタル音声信号とディジタル動画像信号を制御部41に供給する。
本実施形態における携帯電話機1には、例えば、通話機能、電子メール送受信機能、Webページ閲覧機能、マナーモード設定・解除機能、ワンセグ放送視聴機能、カメラ撮影機能、アプリケーション実行機能など種々の機能が実行手段として設けられる。
本実施形態における携帯電話機1は、ユーザがこれらの機能をいつ実行したかに関する情報を累積的に取得する。そして、携帯電話機1は、これらの情報に基づきユーザが各機能を実行すると想定される利用シーンに合わせて、ユーザインタフェース(UI)を待ち受け画面などの所定画面に表示させるものである。以下、具体的な各機能を実行させるためのUI表示処理について説明する。
各機能を実行させるためのUIの表示処理に先立って、携帯電話機1の各機能が、いつ実行されたかに関する情報を、機能毎に取得し、累積的に記憶する時刻情報取得処理について説明する。
図4は、本実施形態における携帯電話機により実行される時刻情報取得処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、制御部41は、何らかの機能が実行されたか否かの判定を行う。携帯電話機1に設けられた各機能は、メインディスプレイ23に表示可能なメニュー画面から選択されて起動され、目的の処理が実行される。メニュー画面は、例えば操作キー14のうちメニューキー19が押下されることにより、制御部41の制御に基づきメインディスプレイ23に表示される。メニュー画面に表示される機能は、例えば階層構造になっており、共通する機能が一の大項目に含まれている。そして、携帯電話機1は、その大項目の中から一の項目が選択された後に、その大項目に属する小項目が表示される。ユーザは、この項目の中から所望の機能を探し出すようになっている。
また、各機能は、実行手段としてのメールキー18やサイドキー22など特定の機能を実行させる処理が割り当てられた操作キー14を押下することにより起動され、目的の処理を実行させることもできる。このとき、各操作キー14は、短押しと長押しとを区別することにより、一の操作キー14の押下により異なる機能を起動させることもできる。さらに、各機能は後述するアイコンなどのユーザインタフェースが選択されることによっても実行される。
制御部41により実行の有無が判定される機能の一例としては、例えばある発信先への音声通話発信機能やテレビ電話発信機能、ある送信先への電子メール送信機能、マナーモードの設定および解除機能、ワンセグ放送視聴起動機能、カメラ撮影起動機能、アプリケーション起動機能、Webページの閲覧機能、アラーム設定機能、音楽コンテンツの再生機能など、携帯電話機1に設けられた全ての機能が該当する。
制御部41は、機能が実行されていないと判定した場合、何らかの機能が実行されるまで処理を待機する。
一方、制御部41は何らかの機能が実行されたと判定した場合、ステップS2において、取得手段としての制御部41は、その機能が実行された時刻に関する情報を、時刻情報として取得する。制御部41は、時計回路45を参照し、その機能が実行された時刻を時刻情報として取得する。
ステップS3において、制御部41は、取得した時刻情報を、記憶手段としての記憶部42の記憶領域に記憶する。制御部41は、取得した時刻情報を、累積的に記憶する。このとき、制御部41は、時刻情報取得ステップS2において取得された時刻情報に基づき、所定単位で区切られた時間帯毎に機能が実行された回数に関する情報を、機能単位で累積的に記憶部42に記憶する。
図5(A)は、時間帯毎に機能が実行された回数を記憶する時刻情報テーブルの一例を示す図であり、(B)は、機能Aが実行された回数の時間帯分布を示すグラフである。図5の例では、制御部41は、時刻情報取得ステップS2において取得された時刻情報に基づき、所定単位である1時間単位で区切られた時間帯毎に、各機能が実行された回数を累積的に時刻情報テーブルに記憶する。時刻情報テーブルには、機能A(例えばワンセグ放送視聴機能)、機能B(例えば特定送信先への電子メール送信機能)、機能C(例えばマナーモード設定機能)などの機能毎に実行された時間帯毎の回数が記憶されている。また、図5(A)の時刻情報テーブルに記憶された機能Aの実行回数の時間帯分布は、図5(B)に示すようになっている。図5(B)に示す時間帯分布は、縦軸に実行回数(回)、横軸に時間(H)を示す。
なお、時間を時間帯毎に区切る単位は、1時間単位に限らず3時間単位や、朝、昼、夜などの時間帯で区切ってもよい。また、時間を区切る単位は、携帯電話機1において初期設定された値であってもよいし、任意に設定可能な値であってもよい。
その後、処理は再び実行判定ステップS1に戻り、以降の処理が繰り返される。
次に、図4の時刻情報取得処理で取得した時刻情報テーブルに基づいて、携帯電話機1がユーザインタフェース(UI)を生成するための生成情報を取得する処理について説明する。
図6は、本実施形態における携帯電話機により実行される、時刻情報テーブルに基づくUI生成情報生成処理を説明するフローチャートである。このUI生成情報生成処理において説明に用いる時刻情報テーブルは、図5に一例として示した時刻情報テーブルを用いて説明する。
ステップS11において、制御部41は、時計回路45を参照し、各時間帯の開始時刻が到来したか否かの判定を行う。具体的には、制御部41は、図5に示すように所定時間毎に区切られた時間帯の開始時刻、例えば5時00分、6時00分、7時00が時間帯の開始時刻に該当する。制御部41は、各時間帯の開始時刻が到来していないと判定した場合、到来するまで処理を待機する。
一方、制御部41は、各時間帯の開始時刻が到来したと判定した場合、ステップS12において、記憶部42に記憶された図5に示す時刻情報テーブルのうち到来した時間帯の情報を機能単位で参照する。
ステップS13において、判定手段としての制御部41は、時刻情報テーブルを参照した結果、参照した時間帯における少なくとも一の機能が実行された回数が、機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であるか否かを判定する。例えば、制御部41は、機能が実行された全回数に対して、参照した時間帯の実行回数が75%以上の回数であるか否かを判定する。制御部41による判定の基準となる所定の割合は、携帯電話機1において初期設定された値であってもよいし、任意に設定可能な値であってもよい。この所定の割合が高いほど、後述する機能を実行させるためのUIが生成されにくく、この割合が低いほど、UIは生成されやすくなる。
例えば、制御部41は、8時〜9時の時間帯の開始時刻に該当する8時00分が到来し、時間帯8時〜9時の情報を参照したものとする。図5(A)において、機能A(例えばワンセグ放送視聴機能)は、8〜9時の時間帯における実行回数が100回である。このため、8〜9時の時間帯においては、全実行回数130回に対して、75%以上実行されている。この場合には、参照した時間帯における機能Aが実行された回数が、機能Aが実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定される。また、図5(A)の機能Bおよび機能Cについては、全実行回数115回および106回に対して、8〜9時の時間帯における実行回数が所定の割合(例えば75%)を満たす回数ではない。この場合には、参照した時間帯における機能Bおよび機能Cが実行された回数が、機能Bおよび機能Cが実行された全回数に対して所定の割合以上の回数でないと判定される。制御部41は、いずれの機能も、参照した時間帯における機能が実行された回数が、機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数でないと判定した場合、UI生成情報生成処理を終了する。
一方、制御部41は、参照した時間帯における少なくとも一の機能が実行された回数が、機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数である判定した場合、ステップS14において、UIを生成し表示するためのUI生成情報を生成し、記憶部42の記憶領域に記憶する。図7は、制御部により生成される時刻情報に基づくUI生成情報のデータ構造の一例を示す図である。UI生成情報50は、携帯電話機1に設けられた機能を識別するための機能識別情報51と、UIを生成し表示する時間帯に関するUI生成時間帯情報52からなる。
例えば、制御部41は機能Aとしてのワンセグ放送視聴機能に対して、該当する時間帯が存在すると判定した場合、ワンセグ放送視聴機能を実行させるUIを生成するためのUI生成情報50を生成する。UI生成情報50は、ワンセグ放送視聴機能を識別するための機能識別情報51と、UIを生成し表示する時間帯8〜9時を示すUI生成時間帯情報52からなる。以上で制御部41により実行されるUI生成情報生成処理の説明を終了する。
次に、UI生成情報50に基づき、UIを生成し、メインディスプレイ23に表示させるUI生成・表示処理について説明する。このUI生成・表示処理は、図6のUI生成情報生成処理のUI生成情報生成ステップS14において、UI生成情報50が生成された後に実行される処理である。以下に説明するUI生成・表示処理においては、生成され、メインディスプレイ23に表示されるUIは、アイコンとして説明する。このアイコンは、所定画面としての待ち受け画面に表示され所定の機能をショートカット起動させる。なお、待ち受け画面は、図1の携帯電話機1のメインディスプレイ23の表示画面であり、携帯電話機1のメイン画面である。
図8は、本実施形態における携帯電話機により実行されるUI生成・表示処理を説明するフローチャートである。
ステップS21において、制御部41は、図6のUI生成情報生成処理のUI生成情報生成ステップS14において生成され記憶部42に記憶されたUI生成情報50を参照する。ステップS22において、制御部41は、参照したUI生成情報50の機能識別情報51と一致する機能が、既に実行されているか否かの判定を行う。ユーザにより所定の時間帯に実行されると想定される機能であっても、既に実行されていた場合についてはユーザの機能の実行を容易にするためにアイコンを表示する必要性がないためである。例えば、制御部41は、参照したUI生成情報50の機能識別情報51がワンセグ放送視聴機能であった場合、既にワンセグ放送視聴機能が実行中であった場合には、ワンセグ放送視聴機能をショートカット起動させるアイコンを生成して表示する必要がないといえる。他の例としては、制御部41は、参照したUI生成情報50の機能識別情報51がマナーモード設定機能であった場合、既にマナーモードが設定されていた場合には、マナーモード設定機能をショートカット起動させるアイコンを生成して表示する必要がないといえる。制御部41は、参照したUI生成情報50の機能識別情報51と一致する機能が、既に実行されていると判定した場合、UI生成・表示処理は終了する。
一方、制御部41は、参照したUI生成情報50の機能識別情報51と一致する機能が実行されていないと判定した場合、ステップS23において、生成手段としての制御部41は、機能識別情報51と一致する機能をショートカット起動させるアイコンを生成する。例えば、制御部41は、機能識別情報51と一致する機能がワンセグ放送視聴機能であった場合、ワンセグ放送視聴機能をショートカット起動させるアイコンを生成する。
ステップS24において、制御部41は、アイコン生成ステップS23において生成したアイコンをメインディスプレイ23に表示させる。ステップS25において、制御部41は、UI生成時間帯情報52に基づき、アイコン(UI)を生成し表示する時間帯が経過した場合に通知がなされるよう、時計回路45を利用してタイマを設定する。例えば、制御部41は、アイコンを生成する時間帯8〜9時が経過する時刻である9時に、通知がなされるようにタイマを設定する。
ステップS26において、タイマ設定ステップS24において設定されたタイマがタイムアウトしたか否かを判定する。すなわち、制御部41は、アイコンを生成し表示する時間帯外となったか否かの判定を行う。制御部41は、時計回路45よりタイムアウトした旨の通知を未だ受け取っていない場合、タイムアウトした旨の通知を受け取るまでアイコンの表示を維持する。
一方、制御部41は、時計回路45よりタイムアウトした旨の通知を受け取った場合、ステップS27において、メインディスプレイ23に表示されたアイコンを消滅させる。以上でUI生成・表示処理の説明を終了する。
次に、本実施形態における携帯電話機1は、ユーザがこれらの機能をどこで実行したかに関する情報についても累積的に取得する。そして、携帯電話機1は、ユーザが各機能を実行すると想定される利用シーンに合わせて、各機能を実行させるためのUIを待ち受け画面などの所定画面に表示させることができる。
携帯電話機1が、各機能がどこで実行されたかに関する情報を機能毎に取得し、累積的に記憶する場所情報取得処理について説明する。
図9は、本実施形態における携帯電話機により実行される場所情報取得処理を説明するフローチャートである。図9の場所情報取得処理の説明においては、図4の時刻情報取得処理と対応し、重複する点については、詳細な説明は省略する。
ステップS31において、制御部41は、何らかの機能が実行されたか否かの判定を行う。制御部41は、機能が実行されていないと判定した場合、何らかの機能が実行されるまで処理を待機する。
一方、制御部41は何らかの機能が実行されたと判定した場合、ステップS32において、取得手段としての制御部41は、携帯電話機1が現在位置する場所に関する情報を、場所情報として取得する。制御部41は、この場所情報を、現在の主基地局(図示せず)に割り当てられた識別情報であるセルID(IDentification)を利用して取得する。携帯電話機1は、通信に利用される主基地局のセルIDのみならず、隣接基地局のセルIDについても保持している。制御部41は、隣接基地局のセルIDも主基地局のIDと共に場所情報として取得する。なお、携帯電話機1が、いずれの基地局に対しても圏外である場合には、セルIDを取得することができないので、場所情報の取得は行わずに実行判定ステップS31に戻る。
図10は、場所情報取得処理における場所情報取得ステップS32を概念的に説明する図である。図10の矢印は、携帯電話機1の移動ルートを表わす。また、ハニカム状に区切られた範囲は、各基地局に割り当てられたセルの概念的な範囲を示す。制御部41は、例えば機能Bが地点Cで実行された場合、携帯電話機1が保持する主基地局のセルID(例えばCellC)を場所情報として取得する。その後、携帯電話機1は移動され、機能Aが地点Yで再び実行された場合、制御部41は携帯電話機1が保持する主基地局のセルID(例えばCellY)を場所情報として取得する。このとき、制御部41は、隣接基地局のセルIDも取得する。例えば、制御部41は、主基地局CellCのセルIDが取得された際に、隣接基地局のセルID(例えばCellAやCellB)についても保持していれば、同時に場所情報として取得する。
ステップS33において、制御部41は、取得した場所情報を、記憶手段としての記憶部42の記憶領域に記憶する。制御部41は、取得した場所情報を、累積的に記憶する。このとき、制御部41は、場所情報取得ステップS32において取得された場所情報に基づき、セルID毎に機能が実行された回数に関する情報を、機能単位で累積的に記憶部42に記憶する。制御部41は、場所情報として取得した主基地局のセルIDを、実行回数1回として記憶する。また、制御部41は、主基地局のセルIDと共に取得した隣接基地局のセルIDを、実行回数0.5回として記憶する。携帯電話機1は、通信に利用する主基地局を、通信状態に応じて適宜変更しながら決定していく。このため、現在位置する場所が主基地局のセル内であるとは限らず、携帯電話機1が実際に位置するエリアに相当するセルが割り当てられた基地局と異なる場合が生じ得る。このため、制御部41は、主基地局のセルIDのみならず、隣接基地局のセルIDも取得しておき、主基地局のセルIDのみならず隣接基地局のセルIDに基づいて、これらに優劣をつけて実行回数をカウントし記憶する。なお、主基地局と隣接基地局とに回数カウントに優劣をつけて記憶したが、これに限らず主基地局のみのセルIDを実行回数として記憶してもよい。また、隣接基地局の回数カウントは0.5回に限らず、主基地局より小さければよい。
図11(A)は、セルID毎に機能が実行された回数を記憶する場所情報テーブルの一例を示す図であり、(B)は、機能Bが実行された回数のセルID分布を示すグラフである。図11の例では、制御部41は、場所情報取得ステップS32において取得された場所情報に基づき、セルID毎に、各機能が実行された回数を累積的に場所情報テーブルに記憶する。場所情報テーブルには、機能A(例えばワンセグ放送視聴機能)、機能B(例えば特定送信先への電子メール送信機能)、機能C(例えばマナーモード設定機能)などの機能毎に実行された場所を示すセルID毎に回数が記憶されている。制御部41は、1回機能が実行される毎に、主基地局のセルIDと隣接基地局のセルIDとの両者に優劣をつけて実行回数をカウントするため、実際の実行回数よりも、全実行回数が大きくなっている。また、図11(A)の場所情報テーブルに記憶された機能Bの実行回数の時間帯分布は、図11(B)に示すようになっている。図11(B)に示す時間帯分布は、縦軸に実行回数(回)、横軸にセルIDを示す。
その後、処理は再び実行判定ステップS31に戻り、以降の処理が繰り返される。
次に、図9の場所情報取得処理で取得した場所情報テーブルに基づいて、携帯電話機1がユーザインタフェース(UI)を生成するための生成情報を取得する処理について説明する。
図12は、本実施形態における携帯電話機により実行される、場所情報テーブルに基づくUI生成情報生成処理を説明するフローチャートである。このUI生成情報生成処理において説明に用いる場所情報テーブルは、図11に一例として示した場所情報テーブルを用いて説明する。このUI生成情報生成処理は、図6の時刻情報テーブルに基づくUI生成情報生成処理と対応する。
ステップS41において、制御部41は、図11に示す記憶部42に記憶された場所情報テーブルを参照する。
ステップS42において、判定手段としての制御部41は、場所情報テーブルを機能単位で参照した結果、参照したセルID毎における少なくとも一の機能が実行された回数が、全実行回数に対して所定の割合以上の回数であるか否かを判定する。例えば、制御部41は、機能が実行された全回数に対して60%以上の回数であるセルIDが存在するか否かを判定する。制御部41による判定の基準となる所定の割合は、時刻情報テーブルを参照した判定の際に用いられる割合と同一であってもよいし、異なる値であってもよい。
例えば図11(A)において、機能B(例えば特定送信先への電子メール送信機能)は、セルIDのうちセルYにおける実行回数が80回である。このため、機能Bは、実行された全回数177回に対して、60%以上の実行回数である80回がセルYにおいて実行されている。この場合には、セルYにおいて機能Bが実行された回数が、機能Bが実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定される。また、図11(A)の機能Aおよび機能Cについては、機能Aおよび機能Cの全実行回数120回および110回に対して、所定の割合(例えば60%)以上の実行回数を満たすセルIDがない。この場合には、機能Aおよび機能Cが実行された回数が、機能AおよびCが実行された全回数に対して所定の割合以上の回数でないと判定される。制御部41は、いずれの機能も、実行された回数が、機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数でないと判定した場合、UI生成情報生成処理を終了する。
一方、制御部41は、少なくとも一の機能が実行された回数が、機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定した場合、ステップS43において、UIを生成し表示するためのUI生成情報を生成し、記憶部42の記憶領域に記憶する。図13は、制御部により生成される場所情報に基づくUI生成情報のデータ構造の一例を示す図である。UI生成情報60は、携帯電話機1に設けられた機能を識別するための機能識別情報61と、UIを生成し表示する場所(セルID)に関するUI生成場所情報62からなる。
例えば、制御部41は機能Bとしての特定送信先への電子メール送信機能に対して、該当するセルIDが存在すると判定した場合、特定送信先への電子メール送信機能を実行させるUIを生成するためのUI生成情報60を生成する。UI生成情報は、ワンセグ放送視聴機能を識別するための機能識別情報61と、UIを生成し表示するセルIDを示すUI生成場所情報62からなる。以上で制御部41により実行されるUI生成情報生成処理の説明を終了する。
なお、このUI生成情報生成処理は、図9の場所情報取得処理が実行されるたびに実行してもよいし、1日に所定回数、所定時刻に実行してもよいし、後ほど説明する図14のフローチャートにおけるステップS52においてUI生成情報の参照要求を受けた際に実行するようにしてもよい。
次に、UI生成情報に基づき、UIを生成し、メインディスプレイ23に表示させるUI生成・表示処理について説明する。このUI生成・表示処理は、図12のUI生成情報生成処理においてUI生成情報が生成された後に実行される処理である。このUI生成・表示処理は、図8のUI生成・表示処理と対応し、重複する点については詳細な説明を省略する。
図14は、本実施形態における携帯電話機により実行されるUI生成・表示処理を説明するフローチャートである。
ステップS51において、制御部41は、携帯電話機1の移動などを要因として主基地局の新たなセルIDを取得したか否かの判定を行う。制御部41は、新たなセルIDを取得していない場合、新たなセルIDを取得するまで処理を待機する。
一方、制御部41は、新たなセルIDを取得した場合、ステップS52において、記憶部42に記憶されたUI生成情報60を参照する。
ステップS53において、制御部41は、セルID取得ステップS51において取得したセルIDに対応するUI生成場所情報62を有するUI生成情報60が存在するか否かの判定を行う。制御部41は、UI生成情報60が存在しないと判定した場合、現在の場所でユーザが実行すると想定される機能がないため、UI生成・表示を行わずに処理を終了する。
一方、制御部41は、UI生成情報が存在すると判定した場合、ステップS54において、参照したUI生成情報60の機能識別情報61と一致する機能が、既に実行されているか否かの判定を行う。制御部41は、参照したUI生成情報60の機能識別情報61と一致する機能が、既に実行されていると判定した場合、UI生成・表示処理は終了する。
一方、制御部41は、参照したUI生成情報60の機能識別情報61と一致する機能が実行されていないと判定した場合、ステップS55において、生成手段としての制御部41は、機能識別情報61と一致する機能をショートカット起動させるアイコンを生成する。ステップS56において、制御手段としての制御部41は、アイコン生成ステップS55において生成したアイコンをメインディスプレイ23に表示させる。
ステップS57において、制御部41は、アイコンを生成し表示する場所外となったか否かの判定を行う。制御部41は、基地局より取得するセルIDを参照し、携帯電話機1が保持する主基地局のセルIDが、アイコンを生成させたUI生成情報60のU生成情報62のセルIDと異なるものとなったか否かにより判定を行う。制御部41は、主基地局のセルIDが維持されている場合、セルIDが変化するまでアイコンの表示を維持する。
一方、制御部41は、セルIDが変化した場合、ステップS58において、メインディスプレイ23に表示されたアイコンを消滅させる。以上でUI生成・表示処理の説明を終了する。
図8および14を用いて説明したUI生成・表示処理の実行に伴う、メインディスプレイ23のアイコン表示例について説明する。図15は、メインディスプレイの待ち受け画面におけるアイコンの表示例を示す図である。
図15は、一例として、Aさん(男性、30歳、会社員)により使用される携帯電話機において、待ち受け画面に表示されるアイコン表示の一日の変化例を説明するものである。図15(A)は、Aさんの携帯電話機の午前8時の待ち受け画面の表示例である。Aさんは、出勤を行う午前8時ごろにおいて、マナーモード設定機能を利用して、マナーモードを設定している。また、Aさんは、毎朝特定の駅で電車を待っている間、Webページ閲覧機能を利用して、ニュースを閲覧している。このようなAさんの携帯電話機においては、出勤時刻である午前8時ごろになると、マナーモード設定機能が実行されると想定されるため、マナーモード設定機能のショートカット起動を行うためのアイコン71が待ち受け画面に表示される。また、Aさんの携帯電話機においては、特定の駅に到達すると、Webページ閲覧機能を利用してニュースの閲覧が実行されると想定されるため、ニュースの閲覧機能のショートカット起動を行うためのアイコン72が待ち受け画面に表示される。
図15(B)は、Aさんの携帯電話機の午後1時の待ち受け画面の表示例である。Aさんは、勤務中である午後1時ごろにおいて、通話機能を利用して顧客であるABCさんおよびDEFに通話発信を行う頻度が高い。また、Aさんは、電子メール送受信機能を利用して、GHIさんに電子メールを送信する頻度が高い。このようなAさんの携帯電話機においては、午後1時ごろになるとABCさんおよびDEFさんに対して通話発信機能が実行されると想定されるため、ABCさんおよびDEFさんに対する通話発信機能を実行するためのショートカット起動を行うためのアイコン73、74が待ち受け画面に表示される。また、Aさんの携帯電話機においては、GHIさんに対して電子メール送信機能が実行されると想定されるため、GHIさんに対する電子メール送信機能を実行するためのショートカット起動を行うためのアイコン75が待ち受け画面に表示される。
図15(C)は、Aさんの携帯電話機の午後9時の待ち受け画面の表示例である。Aさんは、帰宅後である午後9時ごろにおいて、通話機能を利用して友人であるJKLさんに通話発信を行う頻度が高い。また、Aさんは、在宅中においては電子メール送受信機能を利用して、MNOさんに電子メールを送信する頻度が高い。さらに、Aさんは、在宅中においてはマナーモード解除機能を利用して、マナーモードの設定を解除している。このようなAさんの携帯電話機においては、午後9時ごろになるとJKLさんに対する通話発信機能が実行されると想定されるため、JKLさんに対する通話発信機能を実行するためのショートカット起動を行うためのアイコン76が待ち受け画面に表示される。また、Aさんの携帯電話機においては、在宅中においてはMNOさんに対する電子メール送信機能が実行されると想定されるため、MNOさんに対する電子メール送信機能を実行するためのショートカット起動を行うためのアイコン77が待ち受け画面に表示される。さらに、Aさんの携帯電話機においては、在宅中においてはマナーモード解除機能が実行されると想定されるため、マナーモード解除機能を実行するためのショートカット起動を行うためのアイコン78が待ち受け画面に表示される。
なお、制御部41は、UI生成情報50、60のUI生成時間帯情報52およびUI生成場所情報62に基づき、時間的に重複してアイコンの生成処理がなされる場合には、UI生成情報50、60のUI生成時間帯情報52およびUI生成場所情報62のいずれか一方を優先してアイコンを生成し表示するのが好ましい。メインディスプレイ23に同時に同一のアイコンを表示させることを回避するためである。また、同一の機能識別情報を有するUI生成情報50、60が生成された場合には、いずれか一方のUI生成情報を優先してUIを生成・表示するようにしてもよい。
本実施形態における携帯電話機1は、図15のように、携帯電話機1に蓄積された時刻情報および場所情報に基づき、ユーザの利用シーンに合わせた機能を実行するためのアイコンが自動的に表示されるようになっている。このため、ユーザにとって利用頻度の高い機能については、メニュー画面や煩雑な操作キー14を用いた操作を行う必要なく、待ち受け画面などの所定画面上のみで携帯電話機1の機能を実行することができる。
また、多機能化した携帯電話機1であっても、ユーザは膨大なメニュー項目や、アドレス帳の登録項目中から、所望の機能や発信先・送信先を選択する操作を大幅に削減することができる。
さらに、携帯電話機1は、待ち受け画面などの所定画面上にユーザが利用すると想定されるアイコンを表示するため、個別の機能が割り当てられた操作キー14の数を削減することができる。これに伴い、各機能の実行をソフトウェア上でカバーできるため、携帯電話機1の機種毎に操作キー14の配置を考慮した設計を行う必要がなく、携帯電話機1の製造コスト削減に対しても有効である。
さらにまた、携帯電話機1の待ち受け画面などの所定画面上には、使用頻度が高い機能を実行させるためのアイコンが常時表示されるのではなく、使用頻度の高い時間帯および場所に応じて表示したり消滅させたりするため、待ち受け画面上には必要な情報のみを表示させることができる。
また、本実施形態における携帯電話機1は、ユーザによる利用頻度が高くなればなるほど、時刻情報および場所情報が蓄積し、事象の発生頻度の高精度化を図ることができる。このため、個々のユーザの期待するアイコンを表示させることができる。さらには、携帯電話機1がユーザの利用シーンに適応していくにつれ、ユーザは携帯電話機1に対して親しみを感じることができ、所有意識を向上させるという心理的効果も有する。
携帯電話機1は、記憶部42に記憶された時刻情報テーブルおよび場所情報テーブルを必要に応じてリセット可能に構成することもできる。また、携帯電話機1は、所定の機能については、UI生成情報50、60が生成されたとしてもUIの生成の有無を設定可能なように構成してもよい。このようにユーザの意図を反映することができる手段を設けることにより、よりユーザの操作性を向上させることができる。
制御部41は、図8および14のUI生成・表示処理のアイコン消滅ステップS27、S58において、アイコンを生成し表示する時間帯外および場所外となった場合にアイコンを消滅するとしたが、時間帯内および場所内であっても、アイコンが選択され、またはメニュー画面を介してアイコンが表示された機能と同一の機能が実行された場合には、アイコンの表示を消滅させてもよい。
また、制御部41は、図4の時刻情報取得処理および図9の場所情報取得処理において、時刻情報テーブルおよび場所情報テーブルにおいて各機能が実行された回数を記憶する際に、より新しい情報が反映されるように考慮して記憶を行ってもよい。例えば、新しい時刻情報(場所情報)が取得された場合には、最古の時刻情報(場所情報)を削除するなどして、より実際の利用シーンが反映されるのが好ましい。また、本実施形態においては、時刻と場所のみを考慮したが、曜日についても考慮することでよりユーザの利用シーンをさらに反映させることができる。
なお、アイコンを表示する所定画面は待ち受け画面に限らず、その他の画面であってもよく、ユーザがアクセスしやすい他の画面(メインメニュー画面)などであってもよい。
また、図9の場所情報取得処理において取得した場所情報は、セルID以外にも、例えばGPSなどを利用して取得することもできる。
さらに、UIはアイコンに限らず、所定の機能が待ち受け画面で実行可能なガジェットであってもよい。
本発明は携帯電話機以外にもPDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の携帯端末にも適用することができる。
さらに、本発明の各実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらにまた、本実施形態では、フローチャートのステップは記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る携帯端末の一例である折りたたみ式の携帯電話機の外観の構成を示す図。 本発明に係る携帯端末の一例である折りたたみ式の携帯電話機の他の外観の構成を示す図。 本実施形態における携帯電話機の内部の構成を示す図。 本実施形態における携帯電話機により実行される時刻情報取得処理を説明するフローチャート。 (A)は時間帯毎に機能が実行された回数を記憶する時刻情報テーブルの一例を示す図、(B)は機能Aが実行された回数の時間帯分布を示すグラフ。 本実施形態における携帯電話機により実行される、時刻情報テーブルに基づくUI生成情報生成処理を説明するフローチャート。 制御部により生成される時刻情報に基づくUI生成情報のデータ構造の一例を示す図。 本実施形態における携帯電話機により実行されるUI生成・表示処理を説明するフローチャート。 本実施形態における携帯電話機により実行される場所情報取得処理を説明するフローチャート。 場所情報取得処理における場所情報取得ステップS32を概念的に説明する図。 (A)はセルID毎に機能が実行された回数を記憶する場所情報テーブルの一例を示す図、(B)は機能Aが実行された回数のセルID分布を示すグラフ。 本実施形態における携帯電話機により実行される、場所情報テーブルに基づくUI生成情報生成処理を説明するフローチャート。 制御部により生成される場所情報に基づくUI生成情報のデータ構造の一例を示す図。 本実施形態における携帯電話機により実行されるUI生成・表示処理を説明するフローチャート。 メインディスプレイの待ち受け画面におけるアイコンの表示例を示す図。
符号の説明
1 携帯電話機
11 ヒンジ部
12 第一の筐体
13 第二の筐体
14 操作キー
18 メールキー
19 メニューキー
22 サイドキー
23 メインディスプレイ
26 カメラ
41 制御部
42 記憶部
45 時計回路
48 ワンセグ放送受信部
49 ワンセグ処理部
50 UI生成情報
51 機能識別情報
52 UI生成時間帯情報
60 UI生成情報
61 機能識別情報
62 UI生成場所情報
71、72、73、74、75、76、77、78 アイコン

Claims (11)

  1. 表示手段と、
    複数の機能を実行させる実行手段と、
    前記実行手段により前記機能が実行されると、前記機能が実行された時刻に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記時刻に関する情報に基づき、所定単位で区切られた時間帯毎に前記機能が実行された回数に関する情報を、前記機能単位で、累積的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記情報を前記機能単位で参照し、前記時間帯毎における前記機能が実行された回数が、前記機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記時間帯毎における前記機能が実行された回数が、前記機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定された場合、前記機能が実行された回数が所定の割合以上の回数である前記時間帯が到来した場合、前記機能を実行させるためのユーザインタフェースを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記ユーザイタンフェースを前記表示手段の所定画面に表示させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御手段は、前記ユーザインタフェースを表示させた後、前記機能が実行された回数が所定の割合以上の回数である前記時間帯外となった場合、前記ユーザインタフェースの表示を終了させる請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記生成手段は、前記時間帯が到来した場合であっても、さらに前記機能が既に実行されているか否かの判定を行い、前記機能が既に実行されていると判定した場合には、前記ユーザインタフェースの生成を行わない請求項1に記載の携帯端末。
  4. 表示手段と、
    複数の機能を実行させる実行手段と、
    前記実行手段により前記機能が実行されると、前記機能が実行された場所に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記場所に関する情報に基づき、前記場所毎に前記機能が実行された回数に関する情報を、前記機能単位で、累積的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記情報を前記機能単位で参照し、前記場所毎における前記機能が実行された回数が、前記機能が実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記場所毎における前記機能が実行された回数が、前記実行された全回数に対して所定の割合以上の回数であると判定された場合、前記機能が実行された回数が所定の割合以上の回数である前記場所に到達した場合、前記機能を実行させるためのユーザインタフェースを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記ユーザイタンフェースを前記表示手段の所定画面に表示させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  5. 前記制御手段は、前記ユーザインタフェースを表示させた後、前記機能が実行された回数が所定の割合以上の回数である前記場所外となった場合、前記ユーザインタフェースの表示を終了させる請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記生成手段は、前記場所に到達した場合であっても、さらに前記機能が既に実行されているか否かの判定を行い、前記機能が既に実行されていると判定した場合には、前記ユーザインタフェースの生成を行わない請求項4に記載の携帯端末。
  7. 基地局と情報の送受信を行い、前記基地局より基地局毎に割り当てられた識別情報を受信する送受信手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記送受信手段により受信された前記基地局毎に割り当てられた前記識別情報を、前記場所に関する情報として取得する請求項4に記載の携帯端末。
  8. 前記取得手段は、前記送受信手段により受信された、主基地局および隣接基地局に割り当てられた前記識別情報を、前記場所に関する情報として取得し、
    前記場所毎に前記機能が実行された回数に関する情報が前記記憶手段に記憶される際、前記主基地局または前記隣接基地局の識別情報であるかに応じて優劣をつけて前記億手段に記憶される請求項7に記載の携帯端末。
  9. 前記記憶手段に記憶された前記情報をリセットするリセット手段をさらに備えた請求項1または4に記載の携帯端末。
  10. 前記生成手段に対して、所定の前記機能を実行させるための前記ユーザインタフェースの生成の有無を設定する設定手段をさらに備えた請求項1または4に記載の携帯端末。
  11. 前記所定画面は、待ち受け画面である請求項1または4に記載の携帯端末。
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