JP2009175227A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サムネイル画像の大小の表示切替を効率的に行い、サムネイル画像表示機能の利便性を向上させる携帯電話機を提供する。
【解決手段】小サムネイル画像表示モード起動時に、優先度設定部69により優先度が設定された所定のデータを記憶手段70からデコーダ71、表示処理部72に順次出力しあらかじめ大サムネイル画像データを生成する。生成された大サムネイル画像データは、サムネイル画像データ記憶部73に一時的に格納され、大サムネイル画像表示モードに切替処理が行われた後に優先度が高い順に効率的に表示される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、携帯端末装置に係り、特にサムネイル画像表示機能を有する携帯端末装置に関する。
携帯電話機などの携帯端末装置には、記憶された画像データなどの各種データの視認性を高めるため、サムネイル画像表示機能を備えている。このサムネイル画像表示機能は、所定のデータがサムネイル画像データとして縮小化、アイコン化されたものを各種データの概略を示すものとして表示することで、複数のデータを一度に表示し、視認スピードの向上を図ることができる。
従来、このサムネイル画像表示機能を用いて、所望のデータの選定を容易に行うことができる撮像装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この撮像装置は、主に動画に係るサムネイル画像に文字列を表示することで、所望のデータを容易に選定するものであった。
特開2007−266661号公報
サムネイル画像表示機能には、精細なサムネイル画像を表示することができるサムネイル画像(大サムネイル画像)、および画質は劣るが多数のサムネイル画像を表示することができるサムネイル画像(小サムネイル画像)を適宜切り替えて表示する機能を容易に想到することができると思われる。
このように、大サムネイル画像および小サムネイル画像の表示切替を行いながら所望のデータを選定することで、ユーザの利便性を向上させることができる。しかし、大小サムネイル表示機能を備えた携帯端末装置を単純に考えたとしても、表示切替を行った際のサムネイル画像の表示速度が遅いなどの理由から、十分に利便性の向上が図れない可能性が高い。
また、特許文献1に示された発明は、サムネイル画像の表示切替を行うことで効率的に所望のデータを選定する技術については開示されていなかった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、サムネイル画像から所望のデータを選定する際、複数のサムネイル画像の表示切替を効率的に行い、サムネイル画像表示機能の利便性、さらにはユーザによる画像選択の効率を向上させることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上述した課題を解決するために、データを格納する記憶手段と、前記記憶手段から出力された前記データを元に第1のサムネイル画像データを生成する第1の生成手段と、前記第1の生成手段により生成された複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく第1のサムネイル画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段により表示された複数の前記第1のサムネイル画像のうちの1つを選択するカーソルを移動させるカーソル移動手段と、前記カーソル移動手段により移動した前記カーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像に応じて、前記記憶手段に格納された前記データに対し優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度設定手段により前記優先度が設定された前記データを元に、前記第1のサムネイル画像データのサイズと異なるサイズを有する第2のサムネイル画像データを生成する第2の生成手段と、前記第2の生成手段により生成された複数の前記第2のサムネイル画像データを記憶する第2のサムネイル画像データ記憶手段と、前記第2のサムネイル画像データに基づく第2のサムネイル画像を表示する指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記第2のサムネイル画像を表示する指示を受け付けた場合に、前記第2のサムネイル画像データ記憶手段に記憶された複数の前記第2のサムネイル画像を、前記優先度が高いデータを元に生成された前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像から順に所定の配列で表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る携帯端末装置は、所定のサイズを有する複数の第1のサムネイル画像を表示する第1のサムネイル画像表示モード起動時に、前記第1のサムネイル画像よりも大きいサイズを有する複数の第2のサムネイル画像を表示する第2のサムネイル画像表示モードを前記第1のサムネイル画像表示モードから切り替えて起動する表示モード切替手段と、データを格納する記憶手段と、前記第1のサムネイル画像表示モード起動時、前記記憶手段から出力された前記データを元に前記第1のサムネイル画像データを生成する第1の生成手段と、前記第1の生成手段により生成された複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく前記第1のサムネイル画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段により表示された複数の前記第1のサムネイル画像のうちの1つを選択するカーソルを移動させるカーソル移動手段と、前記カーソル移動手段により移動した前記カーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像に応じて、前記記憶手段に格納された前記データに対し優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度設定手段により前記優先度が設定された前記データを元に、前記表示モード切替手段により前記第2のサムネイル画像表示モードが起動した場合に表示される前記第2のサムネイル画像の前記第2のサムネイル画像データを生成する第2の生成手段と、前記第2の生成手段により生成された前記第2のサムネイル画像データを記憶する第2のサムネイル画像データ記憶手段と、前記表示モード切替手段により前記第2のサムネイル画像表示モードが起動した後、前記第2のサムネイル画像データ記憶手段に記憶された複数の前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像を、前記優先度が高いデータを元に生成された前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像から順に所定の配列で表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末装置は、サムネイル画像から所望のデータを選定する際、複数のサムネイル画像の切替処理を効率的に行い、サムネイル画像表示機能の利便性、さらにはユーザによる画像選択の効率を向上させることができる。
本発明に係る携帯端末装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る携帯電話機の一例である折りたたみ式の携帯電話機1の外観の構成を表している。なお、図1(A)は、携帯電話機1を約180度に開いた開状態のときの正面から見た外観の構成を表しており、図1(B)は、携帯電話機1を開状態としたときの側面から見た外観の構成を表している。
図1(A)および(B)に示されるように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図3のアンテナ31)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」から「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、およびメニューキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。本実施形態においては、メインディスプレイ17に表示されるサムネイル画像上を移動するカーソルの移動動作などの種々の動作を実行する。また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。本実施形態においては、カーソルが所定のサムネイル画像を選択した場合に確定キーを押下することにより、所定のサムネイル画像に対するデータの個別表示動作などを実行する。
さらに、第1の筐体12には、第1ソフトキー14aおよび第2ソフトキー14bが十字キーと確定キーの上部にそれぞれ設けられている。本実施形態においては、これらの第1ソフトキー14aおよび第2ソフトキー14bが第1の筐体12の内部方向に押下されると、サムネイル画像の大小を切り替える表示切替動作を実行する。
第1の筐体12には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー16が設けられている。サイドキー16は、携帯電話機1が開状態および閉状態のときに第1の筐体12の内部方向に押下されることによって、それぞれ処理が割り当てられている。
第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。
なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面にメインディスプレイ17が設けられており、電波の受信状態、電池残量の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図2のCCDカメラ20)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカード(後述する図3のメモリカード46)に記憶されているコンテンツを表示することができる。なお、メインディスプレイ17は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(ElectroLuminescence Display)、無機ELディスプレイ(inorganic electroLuminescence Display)により構成されるディスプレイである。
また、メインディスプレイ17の上部の所定の位置にはレシーバ(受話器)18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。なお、携帯電話機1の所定の位置には、レシーバ18以外の音声出力部としてのスピーカ(図示せず)も設けられている。
第1の筐体12と第2の筐体13の内部の所定の位置には、携帯電話機1の開閉状態を検知するための磁気センサ19a、19b、19c、および19dが設けられる。
図2は、本発明に係る携帯電話機の一例である折りたたみ式携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図2の携帯電話機1は、図1の携帯電話機1の状態から矢印X方向に回動させた閉状態であり、この状態を第1の筐体12と第2の筐体13とがほぼ重なり合う状態とする。なお、図2(A)は、携帯電話機1が閉状態のときの正面から見た外観の構成を表しており、図2(B)は、携帯電話機1が閉状態のときの側面から見た外観の構成を表している。
第2の筐体13の上部には、CCDカメラ20が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮影することができる。本実施形態における携帯電話機1は、CCDカメラ20で撮影された撮影データの保存時において、各撮影データにカテゴリを付加する機能を備える。カテゴリは、旅行、ビジネス、家族、風景など、撮影データの撮影シーンなどに基づいてユーザが任意に付加することができる。
CCDカメラ20の下部には、例えば液晶ディスプレイにより構成されるサブディスプレイ21が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機1の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
図3は、本実施形態における携帯電話機1の内部の構成を表している。
図示せぬ基地局から送信されてきた無線信号は、アンテナ31で受信された後、アンテナ共用器(DUP)32を介して受信回路(RX)33に入力される。受信回路33は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)34から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波数信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、受信回路33は、このダウンコンバートされた中間周波数信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。
受信回路33からの受信ベースバンド信号は、CDMA信号処理部36に入力される。CDMA信号処理部36は、図示せぬRAKE受信機を備える。このRAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれの拡散符号(すなわち、拡散された受信信号の拡散符号と同一の拡散符号)で逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号は、位相が調停された後、コヒーレントRake合成される。Rake合成後のデータ系列は、デインタリーブおよびチャネル復号(誤り訂正復号)が行われた後、2値のデータ判定が行われる。これにより、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、CDMA信号処理部36から出力された受信パケットデータを図示せぬ多重分離部によりメディアごとに分離し、分離されたメディアごとに対してそれぞれ復号処理を行う。
例えば、圧縮伸張処理部37のビデオコーデックにて復号されたディジタル動画像信号は、制御部41に入力される。制御部41は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタル動画像信号に基づく動画像を、図示せぬビデオRAM(例えばVRAMなど)を介してメインディスプレイ17に表示させる。なお、制御部41は、受信された動画像データだけでなく、CCDカメラ20により撮像された動画像データに関しても、図示せぬビデオRAMを介してメインディスプレイ17に表示させることも可能である。
圧縮伸張処理部37は、制御部41から出力されたディジタル動画像信号を圧縮符号化する。そして、圧縮伸張処理部37は、動画像データを図示せぬ多重分離部で所定の伝送フォーマットに従って多重化した後にパケット化し、パケット化後の送信パケットデータをCDMA信号処理部36に出力する。
CDMA信号処理部36は、圧縮伸張処理部37から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、スペクトラム拡散処理後の出力信号を送信回路(TX)35に出力する。送信回路35は、スペクトラム拡散処理後の信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式などのディジタル変調方式を使用して変調する。送信回路35は、ディジタル変調後の送信信号を、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換(アップコンバート)する。そして、送信回路35は、制御部41により指示される送信電力レベルとなるように、このアップコンバートにより生成された無線信号を高周波増幅する。この高周波増幅された無線信号は、アンテナ共用器32を介してアンテナ31に供給され、このアンテナ31から図示せぬ基地局に向けて送信される。
携帯電話機1は、外部メモリインタフェース45を備えている。この外部メモリインタフェース45は、メモリカード46を着脱することが可能なスロットを備えている。メモリカード46は、NAND型フラッシュメモリカードやNOR型フラッシュメモリカードなどに代表されるフラッシュメモリカードの一種であり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。
さらに、携帯電話機1には、現在の正確な時刻を測定する時計回路(タイマ)49が設けられている。
制御部41は、CPU(central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部42からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
記憶部42は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部41のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。電源回路44は、バッテリ43の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。
この携帯電話機1は、記憶部42やメモリカード46などの記憶手段70(図5参照)に記憶された画像データなどの各種データから所望のデータをディスプレイ17上で選定する際、サムネイル画像を用いて複数のデータを表示し、ここから所望のデータを選定するサムネイル画像表示機能を備える。このサムネイル画像表示機能は、複数の画像データなどの各種データを縮小して表示するため、例えばデータ名など文字情報の一覧リストから所望のデータを選定するのに比べて視認性を高めることができ、所望のデータの選定を容易に行うことができる。なお、本実施形態においては、サムネイル画像表示機能を用いて表示される各種データの一例として、CCDカメラ20により撮影された撮影データを適用して説明する。なお、この各種データには、他にも音楽データ、文書データなど種々のデータが適応できる。また、これらのデータが混合されたものに対しても適用することができることはいうまでもない。
このサムネイル表示機能は、精細なサムネイル画像を表示するサムネイル画像(大サムネイル画像)、および画質は劣るが多数のサムネイル画像を表示する大サムネイル画像より小さいサイズのサムネイル画像(小サムネイル画像)を適宜切り替えて表示する機能を備える。
図4は、第1および第2の表示手段としてのメインディスプレイ17に表示されるサムネイル画像の表示例を示す図であり、(A)は小サムネイル画像60の表示例、(B)は大サムネイル画像61の表示例を示す。また、それぞれのサムネイル画像が表示される位置に付された大文字又は小文字のアルファベットはサムネイル画像が表示される表示位置を説明するために便宜上付したものである。
なお、以下メインディスプレイ17にサムネイル画像が表示されている状態を、サムネイル画像表示モードといい、小サムネイル画像60が表示されている状態を、小サムネイル画像表示モード、大サムネイル画像61が表示されている状態を、大サムネイル画像表示モードという。サムネイル画像表示モードでは、記憶部42やメモリカード46などの記憶手段70に格納された撮影データに対するサムネイル画像が、所定の順序に基づいてメインディスプレイ17に表示される。所定の順序は、サムネイル画像の元となる撮影データに付加された属性情報、例えばデータ名、データの撮影日時、データのサイズ、データの種類など種々の属性情報ごとにデータが配列されたデータリストの配列順序に基づき決定される。
この小サムネイル画像表示モードと大サムネイル画像表示モードは、適宜切替が可能であり、例えばサムネイル画像表示モードの切替処理を受け付ける第1ソフトキー14aと第2ソフトキー14bとを押下することで切り替わる。例えば、小サムネイル画像表示モードにおいて、所定の小サムネイル画像60をカーソル62で選択して第1ソフトキー14aを押下すると、大サムネイル画像表示モードに切り替わる。また、大サムネイル画像表示モードにおいて、所定の大サムネイル画像61をカーソル62で選択して第2ソフトキー14bを押下すると、小サムネイル画像表示モードに切り替わる。なお、大サムネイル画像表示モードから小サムネイル画像表示モードへの切り替えに、第1ソフトキー14aを用いるなど、サムネイル画像表示モードの切替処理を受け付けるキーは、他のキーで構成してもよい。
サムネイル画像表示モードでは、ユーザが所望のデータを選定する際に用いられる上下左右方向に移動するカーソル62が表示される。カーソル62は、カーソル移動手段としての操作キー14の十字キーの上下左右方向に対してユーザが行う操作に基づき、サムネイル画像上を上下左右方向に移動する。また、操作キー14の確定キーが押下されることにより、カーソル62によって選択したデータが個別表示される。図4においては、小サムネイル画像60および大サムネイル画像61が網掛けとなっている箇所(図4(A)の“a”および図4(B)の“A”の位置)が、カーソル62が選択しているデータに該当する。
図4(A)に示す小サムネイル画像表示モードは、例えば待受け画面やメニュー画面が表示されている際に、制御部41が操作キー14を介して小サムネイル画像60を表示させる指示を受け付けた後に起動する。小サムネイル画像表示モードでは、メインディスプレイ17に例えば縦7個×横5個で構成された35個のサムネイル画像がマトリクス状に配列されて表示される。
なお、小サムネイル画像表示モード起動時のカーソル62の位置は、一番左上に表示される小サムネイル画像60(図4(A)の“a”の位置)であってもよいし、その他の小サムネイル画像60(例えば図4(A)の“m”の位置)であってもよい。また、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードに移行した場合においては、カーソル62は、直前の小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62によって選択されていた小サムネイル画像60と同一の撮影データから生成された大サムネイル画像61を選択するようになっている。
図4(B)に示す大サムネイル画像表示モードは、例えば待受け画面やメニュー画面が表示されている際に、制御部41が操作キー14を介して大サムネイル画像61を表示させる指示を受け付けた後に起動する。または、例えば小サムネイル画像表示モード起動時に、第1ソフトキー14a又は第2ソフトキー14bなどの特定の操作キー14によって大サムネイル画像61を表示させる指示を受け付けた後に起動する。大サムネイル画像表示モードでは、メインディスプレイ17に例えば縦3個×横3個で構成された9個のサムネイル画像がマトリクス状に配列されて表示される。
この小サムネイル画像表示モードは、例えば多数のデータに対する小サムネイル画像60を表示しつつ、所望のデータの大まかな位置に目処をつける際に使用される。また、大サムネイル画像表示モードは、その後、より視認性の高い精細な画像である大サムネイル画像61を表示させ、最終的に所望のデータを決定する際に使用される。
図5は、携帯電話機1において、制御部41による制御に基づき実現されるサムネイル画像データを生成する第1および第2のサムネイル画像データ生成手段としての機能を説明する機能ブロック図である。
このサムネイル画像データは、記憶部42およびメモリカード46などの記憶手段70に記憶された撮影データを元に生成される。なお、記憶手段70には、撮影データの他、画像データ、動画データ、音楽データ、文書データなど種々のデータが格納されている。
図6(A)は、記憶部42やメモリカード46などの記憶手段70に格納された各種データおよび属性情報データベース85を概念的に示す図である。上述したように、記憶部42やメモリカード46などの記憶手段70に格納された各種データには種々の属性情報が付加されている。この属性情報の一例としては、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、データの保存時に任意に付加するカテゴリ、GPS情報の有無、GPS情報値、ファイル作成日および著作権の有無がある。また、例えば携帯電話機1の記憶部42には、これら属性情報が付加されたデータの管理領域である属性情報データベース85が構築されており、属性情報ごとに配列されたデータリストを参照することができる。この属性情報データベース85の詳細は、後述する。
図6(B)は、記憶手段70に格納された撮影データが撮影日時に基づいて配列されたデータリストを示す図である。小サムネイル画像データは、このデータリストにおけるデータ番号順に基づいて順次生成される。
図5に示すデコーダ71は、例えば圧縮伸張処理部37のビデオコーデックなどで実現され、撮影データに対しデコード処理を行う。デコード処理が行われた撮影データは、表示処理部72に出力される。デコーダ71に出力される撮影データの一例として、制御部41により実現される優先度設定部69により優先度が設定された撮影データがある。優先度設定部69は、後述するカーソル62が選択した小サムネイル画像60に応じてデコーダ71に出力される撮影データに所定の優先度を設定する。
表示処理部72は、デコード処理が行われた撮影データに対し、所定のサイズに変換処理を行いサムネイル画像データを生成する。小サムネイル画像60の場合は、例えば縦7個×横5個の小サムネイル画像60がメインディスプレイ17に配列可能なサイズに変換される。大サムネイル画像61の場合は、例えば縦3個×横3個の大サムネイル画像61がメインディスプレイ17に配列可能なサイズに変換される。
生成されたサムネイル画像データは、順次メインディスプレイ17に表示またはサムネイル画像データ記憶部73に格納される。サムネイル画像データ記憶部73は、第2のサムネイル画像データ記憶手段であるキャッシュメモリとして設けられ、あらかじめ生成されたサムネイル画像データが一時的に格納される。本実施形態においては、小サムネイル画像表示モードにおいてあらかじめ生成された大サムネイル画像データが格納される。サムネイル画像データ記憶部73に記憶されたサムネイル画像データに基づくサムネイル画像は、制御部41の制御に基づき、所定のタイミングでメインディスプレイ17に表示される。
ここで、図7は、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへのサムネイル画像表示モード切替処理の第1の例を説明する図であり、(A)は小サムネイル画像表示モード、(B)は大サムネイル画像表示モードを示す。
図7(A)の小サムネイル画像表示モード起動時においては、記憶部42やメモリカード46などの記憶手段70に格納された撮影データが所定の順序、例えば撮影データの撮影日時順に配列された図6(B)に示すデータ番号の順番に基づいて、一例である35個の小サムネイル画像データが順次生成される。
生成された小サムネイル画像データに基づく小サムネイル画像60は、生成された順序でメインディスプレイ17に表示される。小サムネイル画像60の表示位置は、データ番号1の撮影データに基づいて生成された小サムネイル画像60は図7(A)の“a”の位置に、データ番号2の撮影データに基づいて生成された小サムネイル画像60は“b”の位置に、データ番号3の撮影データに基づいて生成された小サムネイル画像60は“c”の位置に、というように、メインディスプレイ17の左上から順次決定される。
このとき、カーソル62は、ユーザによる操作キー14を介した入力に基づき任意の小サムネイル画像60を選択可能に構成される。図7(A)では、“h”の位置に表示されたデータ番号8の撮影データに基づいて生成された小サムネイル画像60aがカーソル62によって選択されている状態である。
図7(B)に示す大サムネイル画像表示モードは、図7(A)の小サムネイル画像表示モードにおいて、所定の操作キー14の押下、例えば第1ソフトキー14aの押下に基づき、図7(B)の大サムネイル画像表示モードへの切替処理が行われた場合に制御部41の制御に基づき起動する。大サムネイル画像データは、図6(B)に示すデータリストのデータ番号順に基づいて、例えば9個の大サムネイル画像データがデータ番号1のデータから順次生成される。つまり、図6(B)のデータリストにおけるデータ番号1〜9の撮影データに基づき大サムネイル画像データが生成される。
生成された大サムネイル画像データに基づく大サムネイル画像61は、生成されたものから順次メインディスプレイ17に表示される。大サムネイル画像61の表示位置は、データ番号1の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は図7(B)の“A”の位置に、データ番号2の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は、図7(B)の“B”の位置に、データ番号3の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は、図7(B)の“C”の位置に、というように、メインディスプレイ17の左上から順次決定される。
なお、図7(A)の小サムネイル画像表示モードでカーソル62によって選択されていた小サムネイル画像60aの元となるデータ番号8の撮影データは、図7(B)の大サムネイル画像表示モードにおいては8番目に生成された大サムネイル画像61aとして“H”の位置に表示される。また、大サムネイル画像表示モード起動直後においては、カーソル62は、“A”に位置するデータ番号1の撮影データに基づく大サムネイル画像61bを選択している。
図8は、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへのサムネイル画像表示モード切替処理の第2の例を説明する図であり、(A)は小サムネイル画像表示モード、(B)は大サムネイル画像表示モードを示す。
図8(A)の小サムネイル画像表示モードおよび小サムネイル画像表示モード起動時に行われる処理は、図7(A)の小サムネイル画像表示モードおよび小サムネイル画像表示モード起動時に行われる処理とほぼ同様であるため、説明を省略する。
図8(B)に示す大サムネイル画像表示モードは、図8(A)の小サムネイル画像表示モードにおいて、所定の操作キー14の押下、例えば第1ソフトキー14aの押下に基づき図8(B)の大サムネイル画像表示モードへの切替処理が行われた場合に制御部41の制御に基づき起動する。大サムネイル画像データは、図6(B)に示すデータリストのデータ番号に基づいて、小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62が選択していた小サムネイル画像60cの元となるデータ番号8の撮影データ、およびデータ番号8以降の撮影データに基づき、データ番号順に例えば9個の大サムネイル画像データが生成される。つまり、図6(B)のデータリストにおけるデータ番号8〜16の撮影データに基づき大サムネイル画像データが生成される。
生成された大サムネイル画像データに基づく大サムネイル画像61は、生成されたものから順次メインディスプレイ17に表示される。大サムネイル画像61の表示位置については、データ番号8の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は図8(B)の“A”の位置に、データ番号9の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は“B”の位置に、データ番号10の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は“C”の位置に、というように、データ番号の小さい順にメインディスプレイ17の左上から順次決定される。
なお、図8(A)の小サムネイル画像表示モードでカーソル62によって選択されていた小サムネイル画像60cの元となるデータ番号8の撮影データは、図8(B)の大サムネイル画像表示モードにおいては1番目に生成された大サムネイル画像61cに対応し、“A”の位置に表示される。また、大サムネイル画像表示モード起動直後においては、カーソル62は、小サムネイル画像表示モードでカーソル62によって選択されていた小サムネイル画像60cの元となる“A”に位置するデータ番号8の撮影データに基づく大サムネイル画像61cを選択している。
ここで、サムネイル画像表示機能における小サムネイル画像表示モード起動時には、その後大サムネイル画像表示モードに切替処理が行われることを予測することができる。しかし、上記第1の例および第2の例で説明した小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへの切替処理においては、大サムネイル画像データは、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードに切り替えられた後に生成されることとなる。これに伴い、切替処理後の大サムネイル画像61の表示速度は遅く、効率的な切替処理が行われていない。
また、ユーザは、小サムネイル画像表示モードで所望のデータの大まかな位置に目処をつけ、その後に大サムネイル画像表示モードに切り替えて精細な大サムネイル画像61を確認しながら最終的に所望のデータを決定するために、各サムネイル画像表示モードの切替機能を利用すると考えられる。ユーザは、小サムネイル画像表示モードで所望のデータがあると思われる付近に操作キー14を操作してカーソル62を移動させて、その状態で大サムネイル画像表示モードへの切替操作を行い、そのカーソル62付近の精細なサムネイル画像である大サムネイル画像61を表示して最終的なデータの選定を行うことが考えられる。
しかし、第1の例においては、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル表示モードに切り替わると、小サムネイル画像表示モードにおけるカーソル62の選択位置に関わらずデータ番号1のデータが“A”の位置に表示されることになっているので、効率的な切替処理が行われない。また、第2の例においては、小サムネイル画像表示モードでカーソル62によって選択されていた小サムネイル画像60cの元となる撮影データに基づいて、大サムネイル画像データが生成され、大サムネイル画像61cとして“A”の位置に表示され、それに続くデータ番号を有する撮影データに基づき生成された大サムネイル画像データの大サムネイル画像61が“B”、“C”・・・の位置にそれぞれ表示されるため、第1の例と比較すると効率的な切替処理が行われる。
しかしながら、第2の例においても、切替直前の小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62によって選択されている撮影データより小さいデータ番号を有するデータ(例えば図8(A)の“f”や“g”の位置に表示されていた小サムネイル画像60の元となる撮影データ)については、大サムネイル画像表示モードに切替直後には表示されないため、効率的な切替処理が十分に行われているとはいえなかった。
これに対し以降説明する第3の例における携帯電話機1は、小サムネイル画像表示モード起動時において、カーソル62の選択位置に応じて優先度を設定したデータの大サムネイル画像データを生成しておき、大サムネイル画像表示モード起動時には優先度の高いデータの大サムネイル画像61から順に効率よく表示することができる。
図9を用いて、本実施形態における携帯電話機1で行われるサムネイル画像表示モード切替処理の第3の例を説明する。サムネイル画像表示モード切替処理は、例えば制御部41が操作キー14を介して小サムネイル画像表示モードを起動する指示を受け付けたときに実行される。また、図10は図6(B)に示した記憶手段70に格納された撮影データが撮影日時に基づいて配列されたデータリストの一部を示す図であり、第3の例を説明するために、便宜上、大サムネイル表示位置欄、大サムネイル生成・表示順序欄および大サムネイル表示位置欄が設けられた図である。
また、図11は、本実施形態における携帯電話機1において行われる小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへのサムネイル画像表示モード切替処理の第3の例を説明する図であり、(A)は小サムネイル画像表示モード、(B)は大サムネイル画像表示モードを示す。
ステップS1において、制御部41は、図10のデータリストを参照し、先頭に位置するデータ番号1の撮影データから所定数の小サムネイル画像データを生成する。本実施形態においては、データ番号1〜35の35個の小サムネイル画像データが生成される。
制御部41は、生成された小サムネイル画像データに基づく小サムネイル画像60をメインディスプレイ17上における所定の位置から順次表示する。例えば、図10の小サムネイル表示位置欄に示すように、小サムネイルデータは図11の”a“、”b“、・・・、”ah“、”ai“の位置に、それぞれデータ番号1〜35の撮影データが順次表示される。なお、小サムネイル画像表示モード起動時において、操作キー14を介して画面に表示されていない小サムネイル画像60を表示するためのスクロール操作が行われた場合には、制御部41は、その都度データリストを参照して、”a“の位置に表示された小サムネイル画像60の元となる撮影データのデータ番号以降の撮影データに基づき小サムネイル画像データを生成する。
小サムネイル画像データの生成は、制御部41が記憶部42やメモリカード46である記憶手段70に格納された各種データをデコーダ71、表示処理部72に出力することにより行われる。
この時、小サムネイル画像60には、操作キー14の十字キーの上下左右方向の操作に基づき、サムネイル画像上を上下左右方向に移動するカーソル62が表示される。
ステップS2において、優先度設定部69は、図10のデータリストからカーソル62が選択した小サムネイル画像60のデータ番号を取得する。本実施形態においては、優先度設定部69は、図11(A)に示す小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62が選択している“h”に位置する小サムネイル画像60dのデータ番号8をデータリストから取得する。
ステップS3において、制御部41は、大サムネイル画像表示モードで表示される所定数の大サムネイル画像データを、小サムネイル画像表示モード起動時にあらかじめ生成する。本実施形態においては、9個の大サムネイル画像データが生成される。大サムネイル画像データは、デコード処理を行うデコーダ71、およびデコード処理が行われたデータを所定のサイズに変換する表示処理部72に撮影データが順次出力されて生成される。生成された大サムネイル画像データは、サムネイル画像データ記憶部73に一時的に格納される。
大サムネイル画像データの元となる撮影データは、小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62が選択する小サムネイル画像60の元となる撮影データに応じて、優先度設定部69により優先度が設定された撮影データを元に生成される。優先度設定部69は、撮影データに対して、図10に示すデータリストのデータ番号に基づいて配列順序が後ろのデータ(大きいデータ番号を有するデータ)と、配列順序が前のデータ(小さいデータ番号を有するデータ)とが交互に出力され生成されるように、データ番号が近いデータからから優先度が高くなるように設定する。図10のデータリストの大サムネイル生成・表示順序欄は、優先度が設定された大サムネイル画像データの生成・表示順序を示しており、大サムネイル画像データはデータ番号8、9、7、10、6、11、5、12、4の順に生成される。
図11(A)に示す小サムネイル画像表示モードで表示された小サムネイル画像60に対応させると、小サムネイル画像表示モードにおいて“d”〜“l”に位置する小サムネイル画像60の元となる撮影データから、大サムネイル画像データが上述した所定の順序で生成される。
ステップS4において、制御部41は、カーソル62を移動させる操作を受け付けたか否かの判定を行う。制御部41は、操作キー14を介してカーソル62を移動させる操作を受け付けたと判定した場合、処理はデータ番号取得ステップS2に戻り、優先度設定部69は、図10のデータリストからカーソル62が選択している小サムネイル画像60の元となる撮影データのデータ番号を取得する。以後、処理は大サムネイル画像データ生成ステップS3、カーソル移動判定ステップS4へと進む。
一方、制御部41はカーソル62を移動させる操作を受け付けていないと判定した場合、ステップS5において、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへの切替処理が行われたか否かの判定を行う。制御部41は大サムネイル画像表示モードへの切替処理が行われていないと判定した場合、処理はカーソル移動判定ステップS4に戻る。
一方、制御部41は大サムネイル画像表示モードに切り替える指示を受け付けたと判定した場合、ステップS6において、制御部41はあらかじめ生成されサムネイル画像データ記憶部73に格納された大サムネイル画像データに基づく大サムネイル画像61をメインディスプレイ17に表示する。大サムネイル画像61は、優先度設定部69により設定された優先度に基づき、生成された順序と同様の順序で表示される。つまり、大サムネイル画像61は、図10に示すデータリストにおける大サムネイル生成・表示順序欄に示す順序に基づいて表示される。また、カーソル62は、小サムネイル画像表示モード時にカーソル62が選択していた小サムネイル画像60dと同一の撮影データから生成された大サムネイル画像61dを選択した状態で表示される。
制御部41は、図11(B)に示すように小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62が選択していた小サムネイル画像60dの元となる、データ番号8の撮影データから生成された大サムネイル画像61dが、ほぼ大サムネイル画像61の配列の中心となるように表示する。例えば、大サムネイル画像61dは、図11(B)の“E”の位置に表示される。
また、制御部41は、図10のデータリストにおける大サムネイル生成・表示順序欄に示す順序に基づいて、大サムネイル画像61を“E”の位置の近傍から順に表示する。大サムネイル画像61は、図10の大サムネイル表示位置欄に示す位置にそれぞれ表示される。つまり、データ番号4の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は図11(B)の“A”の位置に、データ番号5の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は“B”の位置に、データ番号6の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は“C”の位置に、というように、撮影データのデータ番号が小さいものからメインディスプレイ17の左上より順次表示される。
以上でサムネイル画像表示切替処理は終了する。
なお、制御部41は、大サムネイル画像データ生成ステップS3において9個の大サムネイル画像データの生成が完了していないうちに、カーソル62を移動させる操作を受け付けたり、大サムネイル画像表示モードへの切替操作を受け付けたりした場合においては、その時点で大サムネイル画像データ生成ステップS3における大サムネイル画像データの生成処理を中止する。さらに、制御部41は、カーソル62を移動させる操作を受け付けた場合においては、カーソル移動判定ステップS4のYES方向へ遷移するように制御し、データ番号取得ステップS2の処理を行う。制御部41は、大サムネイル画像表示モードへの切替操作を受け付けた場合においては、表示モード判定ステップS5のYES方向へ遷移するように制御し、大サムネイル画像表示モードへ移行後も大サムネイル画像データ生成ステップS3の大サムネイル画像データの生成処理を継続するとともに、大サムネイル画像表示ステップS6における大サムネイル画像を表示するように制御するものとする。
この携帯電話機1によれば、小サムネイル画像表示モード起動時において、あらかじめ大サムネイル画像表示モードへの切替が行われることを想定し、大サムネイル画像データを生成しておくことで、実際に大サムネイル画像表示モードへ切り替えられた場合には効率よく大サムネイル画像61を表示することができる。
また、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへ切替処理の直後には、小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62が選択していた小サムネイル画像60で表示されたデータを中心に、その近傍に配列されたデータから生成された大サムネイル画像61が表示されるため、所望のデータが存在する可能性の高いデータが先に表示されより所望のデータの選定を容易に行うことができる。
つまりこの携帯電話機1は、サムネイル画像表示モードを用いて効率よく所望のデータの選定を行うことができ、サムネイル画像表示機能の利便性、さらにはユーザによる画像選択の効率を向上させることができる。
なお、上述した小サムネイル画像表示モードにおける大サムネイル画像61の生成順序、および大サムネイル画像表示モード切替時の表示順序および配列については一例であって、これに限らず他の順序および配列に基づいて行ってもよい。
また、サムネイル画像データは、小サムネイル画像データおよび大サムネイル画像データのそれぞれについてデコーダ71および表示処理部72を経て生成したが、小サムネイル画像データを生成する際、あらかじめ小サムネイル画像データおよび大サムネイル画像データとして適用可能なサムネイル画像データを生成してもよい。具体的には、小サムネイル画像データの元となるデータをデコーダ71でデコード処理した後に表示処理部72で所定のサイズに変換処理を行う際、大サムネイル画像61として用いることができるサイズでデータを変換し、これをサムネイル画像データ記憶部73に格納する。小サムネイル画像60として表示する際には、これを縮小してメインディスプレイ17に表示し、大サムネイル画像61として表示する際には、サムネイル画像データ記憶部73に格納されたサムネイル画像データに対しサイズの変換を行うことなく表示すことができる。これにより、大サムネイル画像表示モードにおける大サムネイル画像データ61の生成処理の効率化を図ることができる。
次に、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへ切替処理が行われた場合の、所望のデータの選定動作を行う携帯電話機1の利便性を向上させる他の処理について説明する。
この処理は、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードに切替処理が行われた場合に表示される大サムネイル画像61に対し、小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62により選択された小サムネイル画像60の元となる撮影データに付加された属性情報に基づき優先度を設定するものである。これにより、大サムネイル画像表示モード起動時に表示されるデータに予測性を持たせ、ユーザが所望するデータの選定を効率的に行うことができる。
上述したように、図6に示す記憶部42やメモリカード46などの記憶手段70に格納された各種データには種々の属性情報が付加されている。この属性情報の一例としては、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、データの保存時に任意に付加するカテゴリ、GPS情報の有無、GPS情報値、ファイル作成日および著作権の有無がある。
また、例えば携帯電話機1の記憶部42には、これら属性情報が付加されたデータの管理領域である属性情報データベース85が構築されており、属性情報ごとに配列されたデータリストを参照することができる。例えば、ファイル名に基づき五十音順でデータが配列されたデータリスト、同一のファイル種別を持ったデータが配列されたデータリスト、データのファイルサイズの順に基づいて配列されたデータリストなどが属性情報データベース85内に格納されている。
図12は、記憶手段70に格納された図6(B)に示すデータが、属性情報毎にリスト化され属性情報データベース85に格納されたデータリストの一例を示す図である。図12(A)は、属性情報のうち撮影データのファイルサイズの順に基づいて配列されたデータリストの一部を示す図、(B)は、撮影データの保存時に任意に付加されたカテゴリに基づいて配列されたデータリストの一部を示す図である。カテゴリは、旅行、ビジネス、家族、風景など、撮影データの種類に基づいてユーザが任意に付加することができ、図12(B)では「旅行」のカテゴリが付加された撮影データのデータリストである。
また、属性情報データベース85に格納された各種データリストは、記憶手段70に格納された撮影データと関連付けられており、必要に応じてデータリストを参照して任意の撮影データを読み出すことができる。
図13は、制御部41の制御に基づき携帯電話機1において実現される、小サムネイル画像表示モード起動時にあらかじめ大サムネイル画像データを生成する第1および第2のサムネイル画像データ生成手段としての機能を特に説明する機能ブロック図である。なお、小サムネイル画像表示モード起動中における小サムネイル画像データの生成・表示処理および大サムネイル画像表示モード起動中における大サムネイル画像データの生成・表示処理については、図5を用いて説明した処理とほぼ同様であるので省略する。
属性情報取得部86は、小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62が選択している小サムネイル画像60の元となる撮影データを記憶手段70から取得し、このデータの属性情報を取得する。このとき取得する属性情報は、属性情報設定部87によりあらかじめ設定された属性情報である。
属性情報設定部87は、大サムネイル画像表示モード起動後に優先的に表示するデータの属性情報の設定を行う。この属性情報は、操作キー14を介してあらかじめ設定することができ、大サムネイル画像61を優先的に表示させる撮影データに付加された任意の属性情報を設定することができる。属性情報は、例えば、撮影データの撮影日、カテゴリ、ファイルサイズやファイル名などが該当する。
データリスト取得部88は、属性情報取得部86で取得された属性情報に基づいてデータが配列されたデータリストを属性情報データベース(DB)85から取得する。属性情報設定部87において、優先的に表示するデータの属性情報が「カテゴリ」に設定された場合、属性情報取得部86が取得したカテゴリが付加された図12(B)に示すような撮影データのデータリストを取得し、優先度設定部69へ出力する。
優先度設定部69は、このデータリストの配列順序に基づき撮影データに優先度を設定する。例えば、属性情報取得部86から出力されたデータが図12(B)のデータリストにおいて網掛けとなっているデータ番号8の撮影データに該当する場合、優先度設定部69は、このデータ番号8の撮影データを中心に優先度が高くなるように、例えばデータ番8、21、5、22、4、29、3、30、2の順に9つの撮影データに対し優先度を設定する。
デコーダ71は、記憶手段70から出力された優先度設定部69により優先度が設定された撮影データに対しデコード処理を行う。
また表示処理部72、サムネイル画像データ記憶部73は、図5における表示処理部72、サムネイル画像データ記憶部73とほぼ同様の処理を行うため説明を省略する。
図14は、本実施形態における携帯電話機1で行われる他のサムネイル画像表示切替処理を説明するフローチャートである。本実施形態においては、サムネイル画像表示モードで表示されるデータは、CCDカメラ20を用いて撮影された撮影データを適用する。
小サムネイル画像生成・表示ステップS11については図9で説明した小サムネイル画像生成・表示ステップS1とほぼ同一であるため、説明は省略する。
ステップS12において、属性情報取得部86は、カーソル62が選択している小サムネイル画像60の元となる撮影データに付加された属性情報を取得する。このとき取得する属性情報は、あらかじめ属性情報設定部87で設定された属性情報である。例えば属性情報設定部87で設定された属性情報がカテゴリであった場合、この撮影データに付加されたカテゴリ、たとえば「旅行」を取得する。
ステップS13において、データリスト取得部88は、属性情報データベース(DB)85から、属性情報取得部86が取得した属性情報に基づき配列されたデータリストを取得する。例えば、属性情報がカテゴリに設定されていた場合であって、撮影データに付加されたカテゴリが「旅行」であった場合、図12(B)に示すような「旅行」が付加された撮影データのデータリストを取得する。
ステップS14において、制御部41は、大サムネイル画像表示モードで表示される所定数の大サムネイル画像データを小サムネイル画像表示モード起動時にあらかじめ生成する。本実施形態においては、9個の大サムネイル画像データが生成される。生成された大サムネイル画像データは、サムネイル画像データ記憶部73に一時的に格納される。
大サムネイル画像データは、小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62によって選択された小サムネイル画像60に応じて、優先度設定部69によって優先度が設定された撮影データを元に生成される。優先度設定部69は、データリスト取得ステップS13において取得したデータリストの配列順序に基づいて配列順序が後ろのデータと、配列順序が前のデータとが交互に出力され生成されるように、近傍に配列されたデータから優先度が高くなるように設定する。図12(B)のデータリストの大サムネイル生成・表示順序欄は、優先度が設定された大サムネイル画像データの生成・表示順序を示しており、大サムネイル画像データはデータ番号8の撮影データから順に、データ番号データ番号8、21、5、22、4、29、3、30、2の順に生成される。
ステップS15において、制御部41は、カーソル62を移動させる操作を受け付けたか否かの判定を行う。制御部41は、操作キー14を介してカーソル62を移動させる操作を受け付けたと判定した場合、処理は属性情報取得ステップS12に戻り、属性情報取得部86はカーソル62によって選択されている小サムネイル画像60の元となる撮影データに付加された属性情報を取得する。以後、処理はデータリスト取得ステップS13、大サムネイル画像データ生成ステップS14、カーソル移動判定ステップS15へと進む。
一方、制御部41はカーソル62を移動させる操作を受け付けていないと判定した場合、ステップS16において、小サムネイル画像表示モードから大サムネイル画像表示モードへの切替処理が行われたか否かの判定を行う。制御部41は大サムネイル画像表示モードへの切替処理が行われていないと判定した場合、処理はカーソル移動判定ステップS15に戻る。
一方、制御部41は大サムネイル画像表示モードに切り替える指示を受け付けたと判定した場合、ステップS17において、制御部41はあらかじめ生成されサムネイル画像データ記憶部73に格納された大サムネイル画像データに基づく大サムネイル画像61をメインディスプレイ17に表示する。大サムネイル画像61は、優先度設定部69により設定された優先度に基づき、生成された順序と同様の順序で表示される。つまり、大サムネイル画像61は、図12(B)に示すデータリストにおける大サムネイル生成・表示順序欄に示す順序に基づいて表示される。
制御部41は、図11(B)に示すように小サムネイル画像表示モードにおいてカーソル62によって選択されていた小サムネイル画像60dの元となる、データ番号8の撮影データから生成された大サムネイル画像61dが、ほぼ大サムネイル画像61の配列の中心となるように表示する。例えば、大サムネイル画像61dは、図11(B)の“E”の位置に表示される。
また、制御部41は、図10のデータリストにおける大サムネイル生成・表示順序欄に示す順序に基づいて、大サムネイル画像61を“E”の位置の近傍から順に表示する。大サムネイル画像61は、図12(B)の大サムネイル表示位置欄に示す位置にそれぞれ表示される。つまり、データ番号2の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は図11(B)の“A”の位置に、データ番号3の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は“B”の位置に、データ番号4の撮影データに基づいて生成された大サムネイル画像61は“4”の位置に、というように、図12(B)のデータリストの配列順序に基づき、メインディスプレイ17の左上より順次表示される。以上でサムネイル画像表示切替処理は終了する。
この携帯電話機1によれば、小サムネイル画像表示モードにおいて所望のデータをカーソル62が選択している場合、対応する属性情報を持ったデータの大サムネイル画像データをあらかじめ生成することで、大サムネイル画像表示モードに切替処理が行われた場合に表示する大サムネイル画像61に予測性を持たせるため、所望のデータを選定する際の利便性をさらに向上することができる。つまり、このサムネイル画像表示モード切替処理は、ユーザが属性情報が共通するデータの中から所望のデータを選定する場合に有効である。
また、大サムネイル画像表示モード切替処理後に表示される大サムネイル画像61に対しては、属性情報に基づく優先度を任意に設定できるため、ユーザに対しより携帯電話機1の利便性を向上させることができる。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の携帯端末装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る携帯電話機の外観の構成図。 本発明に係る携帯電話機の他の外観の構成図。 本発明に係る携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 メインディスプレイに表示されるサムネイル画像の表示例を示す図であり、(A)は小サムネイル画像の表示例を示す図、(B)は大サムネイル画像の表示例を示す図。 サムネイル画像データを生成する機能を説明する機能ブロック図。 (A)は記憶手段に格納された各種データおよび属性情報データベースを概念的に示す図、(B)は撮影データが撮影日時に基づいて配列されたデータリストの一部を説明する図。 サムネイル画像表示モード切替処理の第1の例を説明する図であり、(A)は小サムネイル画像表示モードを示す図、(B)は大サムネイル画像表示モードを示す図。 サムネイル画像表示モード切替処理の第2の例を説明する図であり、(A)は小サムネイル画像表示モードを示す図、(B)は大サムネイル画像表示モードを示す図。 本実施形態における携帯電話機で行われる第3の例であるサムネイル画像表示モード切替処理を説明するフローチャート。 記憶手段に格納された撮影データが撮影日時に基づいて配列されたデータリストの一部を示す図。 サムネイル画像表示モード切替処理の第3の例を説明する図であり、(A)は小サムネイル画像表示モードを示す図、(B)は大サムネイル画像表示モードを示す図。 属性情報データベースに格納されたデータリストの一例を示す図であり、(A)はファイルサイズの順に基づいて配列されたデータリストの一部を示す図、(B)はカテゴリに基づいて配列されたデータリストの一部を示す図。 小サムネイル画像表示モード起動時にあらかじめ大サムネイル画像データを生成する機能を特に説明する機能ブロック図。 他のサムネイル画像表示モード切替処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話機
14 操作キー
17 メインディスプレイ
20 CCDカメラ
41 制御部
42 記憶部
46 メモリカード
60 小サムネイル画像
61 大サムネイル画像
62 カーソル
69 優先度設定部
70 記憶手段
71 デコーダ
72 表示処理部
73 サムネイル画像データ記憶部
85 属性情報データベース(DB)
86 属性情報取得部
87 属性情報設定部
88 データリスト取得部

Claims (8)

  1. データを格納する記憶手段と、
    前記記憶手段から出力された前記データを元に第1のサムネイル画像データを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく第1のサムネイル画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段により表示された複数の前記第1のサムネイル画像のうちの1つを選択するカーソルを移動させるカーソル移動手段と、
    前記カーソル移動手段により移動した前記カーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像に応じて、前記記憶手段に格納された前記データに対し優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度設定手段により前記優先度が設定された前記データを元に、前記第1のサムネイル画像データのサイズと異なるサイズを有する第2のサムネイル画像データを生成する第2の生成手段と、
    前記第2の生成手段により生成された複数の前記第2のサムネイル画像データを記憶する第2のサムネイル画像データ記憶手段と、
    前記第2のサムネイル画像データに基づく第2のサムネイル画像を表示する指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記第2のサムネイル画像を表示する指示を受け付けた場合に、前記第2のサムネイル画像データ記憶手段に記憶された複数の前記第2のサムネイル画像を、前記優先度が高いデータを元に生成された前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像から順に所定の配列で表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第2のサムネイル画像データは、前記第1のサムネイル画像データのサイズよりも大きいサイズを有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 所定のサイズを有する複数の第1のサムネイル画像を表示する第1のサムネイル画像表示モード起動時に、前記第1のサムネイル画像よりも大きいサイズを有する複数の第2のサムネイル画像を表示する第2のサムネイル画像表示モードを前記第1のサムネイル画像表示モードから切り替えて起動する表示モード切替手段と、
    データを格納する記憶手段と、
    前記第1のサムネイル画像表示モード起動時、前記記憶手段から出力された前記データを元に前記第1のサムネイル画像データを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく前記第1のサムネイル画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段により表示された複数の前記第1のサムネイル画像のうちの1つを選択するカーソルを移動させるカーソル移動手段と、
    前記カーソル移動手段により移動した前記カーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像に応じて、前記記憶手段に格納された前記データに対し優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度設定手段により前記優先度が設定された前記データを元に、前記表示モード切替手段により前記第2のサムネイル画像表示モードが起動した場合に表示される前記第2のサムネイル画像の前記第2のサムネイル画像データを生成する第2の生成手段と、
    前記第2の生成手段により生成された前記第2のサムネイル画像データを記憶する第2のサムネイル画像データ記憶手段と、
    前記表示モード切替手段により前記第2のサムネイル画像表示モードが起動した後、前記第2のサムネイル画像データ記憶手段に記憶された複数の前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像を、前記優先度が高いデータを元に生成された前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像から順に所定の配列で表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 前記第2のサムネイル画像表示モード起動時、
    前記カーソルは、前記第1のサムネイル画像表示モード起動時にカーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像と同一の前記データから生成された前記第2のサムネイル画像データに基づく前記第2のサムネイル画像を選択した状態で表示されることを特徴とする請求項1または3記載の携帯端末装置。
  5. 前記記憶手段は、前記データと共に、前記第1のサムネイル画像データの元となるデータが生成される順序でデータ番号が付されて配列されたデータリストを格納し、
    前記優先度設定手段は、前記カーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像の元となる前記データのデータ番号に基づき、前記データリストにおける前記データ番号が近い前記データから順に前記優先度が高くなるように前記優先度を設定することを特徴とする請求項1または3記載の携帯端末装置。
  6. 前記第2の表示手段により表示される複数の前記第2のサムネイル画像の前記所定の配列は、
    前記第2の生成手段により生成された前記第2のサムネイル画像データのうち、前記第2のサムネイル画像データの元となる前記データに付加された前記データ番号が小さい第2のサムネイル画像データに基づく第2のサムネイル画像から配列の先頭位置に表示されることを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記記憶手段に格納された前記データには属性情報が付加されており、
    前記優先度設定手段は、前記カーソルによって選択された前記第1のサムネイル画像の元となる前記データの前記属性情報に基づき、前記データに対し優先度を設定することを特徴とする請求項1または3記載の携帯端末装置。
  8. データを複数格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータに基づく画像を表示する表示手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の前記データに基づいて第1のサムネイル画像データを生成して、複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく画像を予め決められた順序で表示する第1サムネイル画像表示モードと、前記記憶手段に記憶された複数の前記データに基づいて前記第1のサムネイル画像データより大きい表示サイズを有する第2のサムネイル画像データに基づく画像を表示する第2サムネイル画像表示モードとを有し、前記第1サムネイル画像表示モードと第2サムネイル画像表示モードとの切替を受け付ける第1操作手段と、
    前記第1サムネイル画像表示モードが設定されているときに、表示されている複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく画像の一つを選択する第2操作手段と、
    前記第1サムネイル画像表示モードが設定されているときに、前記第2操作手段によって複数の前記第1のサムネイル画像データに基づく画像のうちの一つが選択されると、その選択された第1のサムネイル画像に対応付けられた選択データ、および前記予め決められた順序における前記選択された第1のサムネイル画像の前後の順序に配列された所定数の画像に対応付けられたデータに基づいて、それぞれのデータの前記第2のサムネイル画像データを生成する生成手段と、
    前記第1サムネイル画像表示モードが設定されているときに、前記第1操作手段によって前記第2サムネイル画像表示モードへの切替を受け付けると、前記生成手段によって生成された第2のサムネイル画像データを前記選択データから順に前記表示手段に表示する制御手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。
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