JP5315867B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は通信端末に係り、特に、通信端末同士で互いのプレゼンスを交換することができるようにした通信端末に関する。
IMS(IP Multimedia Subsystem)は、第3世代携帯電話規格の標準化団体である3GPPや3GPP2によって標準化が行われた通信方式である。IMSは、固定電話網や移動体通信網などの公衆通信サービスをIP技術やSIP(Session Initiation Protocol)で統合することでマルチメディアサービスを実現させる通信方式である。
近年では、IMS−Presence機能を用いて、ネットワークを介して接続された複数の通信端末(例えば携帯電話機など)同士で、現在のプレゼンス情報をお互いに交換するサービスが知られている。例えばこのサービスを利用する各通信端末は、それぞれの現在のプレゼンス情報をプレゼンスサーバに逐次登録するとともに、プレゼンスサーバは各通信端末のプレゼンス情報を管理しておき、管理されている通信端末のプレゼンス情報を必要に応じて他の通信端末に供給する。
3GPP TS 23.228
IMS−Presence機能に関する仕様においては、TCP/IPやUDP/IPを使用して自動的かつ定期的に通信が行われ、各通信端末とサーバとの間でステータス(各通信端末でのステータス)を一致させる動作が行われる。このステータスを一致させる動作は「リフレッシュ動作」と呼ばれ、IMS−Presence機能の仕様上、一般的に数時間ごとに1回実行される。また、リフレッシュ動作によって更新しなければならないステータスは各通信端末に複数存在する場合がある。このような場合、一般的に、それぞれのステータスを管理する各モジュールは非同期で(ばらばらで)ステータスのリフレッシュ動作を実行するように設計されている。
しかしながら、通信端末に関する複数のステータスのリフレッシュ動作が非同期で実行されると、リフレッシュ動作の回数に比例して通信端末の電力消費量が増加してしまうという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、リフレッシュ動作に伴う消費電力を好適に低減することができる通信端末を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、上述した課題を解決するために、ネットワークを介してサーバと接続する接続手段と、通信端末の1または複数のステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルを記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶されているタイムテーブルに記述されているいずれかのリフレッシュ動作の開始時刻であるか否かを判定する判定手段と、判定手段によりいずれかのリフレッシュ動作の開始時刻であると判定された場合、リフレッシュ動作の開始時刻に対応してタイムテーブルに記述された所定の1または複数のステータスに関するリフレッシュ信号を生成する生成手段と、接続手段によりサーバとの間での接続が確立された第1の状態で、生成手段により生成されたリフレッシュ信号をサーバに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明の通信端末は、上述した課題を解決するために、ネットワークを介してサーバと接続する接続手段と、通信端末のステータスごとに定められた所定の時間のタイマをステータスごとに設定し、設定された所定の時間のタイマが満了したか否かをステータスごとに判定する判定手段と、判定手段により通信端末のステータスのうち基準となる第1のステータスに関するタイマが満了したと判定された場合、ステータスごとのタイマの状態に応じて、第1のステータスのみに関するリフレッシュ信号を生成するか、あるいは、第1のステータスのみならず第1のステータス以外の他のステータスを含む複数のステータスに関するリフレッシュ信号を生成する生成手段と、接続手段によりサーバとの間での接続が確立された第1の状態で、生成手段により生成されたリフレッシュ信号をサーバに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、リフレッシュ動作に伴う消費電力を好適に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るネットワークシステム1の概略的な構成を表している。図1に示されるように、ネットワークシステム1には、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局(図示せず)が設置されている。これらの図示せぬ基地局には、移動無線局である携帯電話機2(本発明に係る通信端末として適用可能)が例えばW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続されており、例えば2[GHz]の周波数帯の5[MHz]帯域を利用して静止時に2[Mbps]、移動時に384[Kbps]のデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信することができる。
図示せぬ基地局は、有線回線を介して事業者網であるCDMAネットワーク3に接続されており、CDMAネットワーク3には、事業者が管理する接続制御サーバ4が接続されている。この事業者側の接続制御サーバ4は、事業者網であるCDMAネットワーク3内部での接続制御を行う。また、CDMAネットワーク3には、一般に公開されているInternet網であるインターネット5が接続されている。インターネット5には、インターネット上でのSIPサーバやプレゼンスサーバを含む接続制御サーバ6が接続されている。
図2は、本発明に係る通信端末として適用可能な携帯電話機2の外観の構成を表している。なお、図2(A)は、携帯電話機2を約180度に見開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2(B)は、携帯電話機2を見開いたときの側面から見た外観の構成を表している。
図2(A)および(B)に示されるように、携帯電話機2は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機2の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図4のアンテナ31)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、および電子メールキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、第2の筐体13に設けられたメインディスプレイ17に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第1の筐体12は、ユーザによる十字キーの操作に応じてメインディスプレイ17に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第1の筐体12には、十字キーと確定キーの左隣に電子メールキーが設けられており、電子メールキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、ブラウザキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、Webページのデータを閲覧することが可能となる。
また、第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。さらに、第1の筐体12には、携帯電話機2の操作を行うサイドキー16が設けられている。
なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面にメインディスプレイ17が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図3のCCDカメラ20)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカード(後述する図4のメモリカード46)に記憶されているコンテンツを表示することができる。また、メインディスプレイ17の上部の所定の位置にはレシーバ(受話器)18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。なお、携帯電話機2の所定の位置には、レシーバ18以外の音声出力部としてのスピーカ(図4のスピーカ50)も設けられている。
また、第1の筐体12と第2の筐体13の内部の所定の位置には、携帯電話機2の状態を検知するための磁気センサ19a、19b、19c、および19dが設けられる。なお、メインディスプレイ17は、例えば有機ELにより構成されるディスプレイでもよいし、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)でもよい。
図3は、本発明に係る通信端末として適用可能な携帯電話機2の他の外観の構成を表している。図3の携帯電話機2の状態は、図2の携帯電話機2の状態から矢印X方向に回動させた状態である。なお、図3(A)は、携帯電話機2を閉じたときの正面から見た外観の構成を表しており、図3(B)は、携帯電話機2を閉じたときの側面から見た外観の構成を表している。第2の筐体13の上部には、CCDカメラ20が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。CCDカメラ20の下部には、サブディスプレイ21が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機2の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
図4は、本発明に係る通信端末に適用可能な携帯電話機2の内部の構成を表している。図示せぬ基地局から送信されてきた無線信号は、アンテナ31で受信された後、アンテナ共用器(DUP)32を介して受信回路(RX)33に入力される。受信回路33は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)34から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波数信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、受信回路33は、このダウンコンバートされた中間周波数信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号の周波数は、制御部41から出力される制御信号SYCによって指示される。
受信回路33からの受信ベースバンド信号は、CDMA信号処理部36に入力される。CDMA信号処理部36は、図示せぬRAKE受信機を備える。このRAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれの拡散符号(すなわち、拡散された受信信号の拡散符号と同一の拡散符号)で逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号は、位相が調整された後、コヒーレントRake合成される。Rake合成後のデータ系列は、デインタリーブおよびチャネル復号(誤り訂正復号)が行われた後、2値のデータ判定が行われる。これにより、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、CDMA信号処理部36から出力された受信パケットデータを図示せぬ多重分離部によりメディアごとに分離し、分離されたメディアごとのデータに対してそれぞれ復号処理を行う。例えば通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれる通話音声などに対応するオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、例えばテレビ電話モードなどのように、受信パケットデータに動画像データが含まれていれば、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、受信パケットデータがダウンロードコンテンツであれば、このダウンロードコンテンツを伸張した後、伸張されたダウンロードコンテンツを制御部41に出力する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCMコーデック38に供給される。PCMコーデック38は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号し、PCM復号後のアナログオーディオデータ信号を受話増幅器39に出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器39にて増幅された後、レシーバ18により出力される。
圧縮伸張処理部37によりビデオコーデックにて復号されたディジタル動画像信号は、制御部41に入力される。制御部41は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタル動画像信号に基づく動画像を、図示せぬビデオRAM(例えばVRAMなど)を介してメインディスプレイ17に表示させる。なお、制御部41は、受信された動画像データだけでなく、CCDカメラ20により撮像された動画像データに関しても、図示せぬビデオRAMを介してメインディスプレイ17に表示させることも可能である。
また、圧縮伸張処理部37は、受信パケットデータが電子メールである場合、この電子メールを制御部41に供給する。制御部41は、圧縮伸張処理部37から供給された電子メールを記憶部42に記憶させる。そして、制御部41は、ユーザによる入力部としての操作キー14の操作に応じて、記憶部42に記憶されているこの電子メールを読み出し、読み出された電子メールをメインディスプレイ17に表示させる。
一方、通話モードにおいて、マイクロフォン15に入力された話者(ユーザ)の音声信号(アナログオーディオ信号)は、送話増幅器40により適正レベルまで増幅された後、PCMコーデック38によりPCM符号化される。このPCM符号化後のディジタルオーディオ信号は、圧縮伸張処理部37に入力される。また、CCDカメラ20から出力される動画像信号は、制御部41によりディジタル化されて圧縮伸張処理部37に入力される。さらに、制御部41にて作成されたテキストデータである電子メールも、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、PCMコーデック38から出力されたディジタルオーディオ信号を所定の送信データレートに応じたフォーマットで圧縮符号化する。これにより、オーディオデータが生成される。また、圧縮伸張処理部37は、制御部41から出力されたディジタル動画像信号を圧縮符号化して動画像データを生成する。そして、圧縮伸張処理部37は、これらのオーディオデータや動画像データを図示せぬ多重分離部で所定の伝送フォーマットに従って多重化した後にパケット化し、パケット化後の送信パケットデータをCDMA信号処理部36に出力する。なお、圧縮伸張処理部37は、制御部41から電子メールが出力された場合にも、この電子メールを送信パケットデータに多重化する。
CDMA信号処理部36は、圧縮伸張処理部37から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、スペクトラム拡散処理後の出力信号を送信回路(TX)35に出力する。送信回路35は、スペクトラム拡散処理後の信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式などのディジタル変調方式を使用して変調する。送信回路35は、ディジタル変調後の送信信号を、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換(アップコンバート)する。そして、送信回路35は、制御部41により指示される送信電力レベルとなるように、このアップコンバートにより生成された無線信号を高周波増幅する。この高周波増幅された無線信号は、アンテナ共用器32を介してアンテナ31に供給され、このアンテナ31から図示せぬ基地局に向けて送信される。
また、携帯電話機2は、外部メモリインタフェース45を備えている。この外部メモリインタフェース45は、メモリカード46を着脱することが可能なスロットを備えている。メモリカード46は、NAND型フラッシュメモリカードやNOR型フラッシュメモリカードなどに代表されるフラッシュメモリカードの一種であり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。さらに、携帯電話機2には、現在の正確な現在の時刻を測定する時計回路(タイマ)47が設けられている。
制御部41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部42からRAMにロードされた、オペレーティングシステム(OS)を含む各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機2を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
記憶部42は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部41のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。電源回路44は、バッテリ43の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。
また、携帯電話機2は、種々の通信プロトコルを用いてIP電話を実行することができる。携帯電話機2にてIP電話を実行する場合、制御部41は、例えばIPネットワークにおける呼制御プロトコルであるSIPにより規定される通信プロトコルを実行する。図5は、SIPのプロトコル構造を示している。図5に示されるように、SIPのプロトコル構造においては、物理層およびデータリンク層の上にネットワーク層としてのIPが存在し、IPの上にはトランスポート層としてのTCPまたはUDPが存在する。そして、TCPまたはUDPの上に、上位層としてのSIP、SAP、SDP、およびRTSPなどが存在する。
制御部41は、IMS−Presence機能を実現するに際し、本発明に係る特徴的な構成としてステータス管理機能を有する。制御部41は、ステータス管理機能を実行し、リフレッシュ動作によって更新しなければならないステータス(Status)をTCP/IPやUDP/IPを用いて管理する。そして、制御部41は、ステータス管理機能を実行し、TCP/IPやUDP/IPを使用して、携帯電話機2と接続制御サーバ6との間でステータス(携帯電話機2でのステータス)を一致させるリフレッシュ動作を行う。すなわち、制御部41は、上記リフレッシュ動作を定期的に行い、携帯電話機2の最新のステータス群のうち所定のステータス(「可」のステータス)に関してリフレッシュ信号を生成し、接続制御サーバ6にリフレッシュ信号を送信する。このリフレッシュ信号には、ステータス管理機能により管理される携帯電話機2のステータスに関する情報(いずれのステータスであるかを示す情報)が含まれている。勿論、「否」のステータスに関してリフレッシュ信号を生成するようにしてもよい。
制御部41のステータス管理機能によって管理される携帯電話機2のステータスとして、例えば携帯電話機2のIP通信可否状態(可/否ステータス)、IP電話着信可否状態(可/否ステータス)、プレゼンス送信可否状態(可/否ステータス)、およびプレセンス受信可否状態(可/否ステータス)などが考えられる。ここで、本発明の実施形態においては、説明を簡略化するために、4つのステータスA、B、C、およびDに関して管理を行う場合を想定する。ステータスAは「IP通信可否状態(可/否ステータス)」であり、ステータスBは「IP電話着信可否状態(可/否ステータス)」であり、ステータスCは「IP電話着信可否状態(可/否ステータス)」であり、ステータスDは「プレセンス受信可否状態(可/否ステータス)」である。そして、図6に示されるように、これらのステータスA、B、C、およびDのリフレッシュ動作の間隔はそれぞれ6時間、12時間、12時間、および24時間であり、それぞれの1日あたりのリフレッシュ動作回数は4回、2回、2回、および1回である場合を想定する。
このような場合、従来においては、それぞれのステータスA乃至Dを管理するステータス管理機能の各モジュールは非同期で(ばらばらで)ステータスA乃至Dのリフレッシュ動作を実行するように設計されていた。そのため、携帯電話機2に関する複数のステータスA乃至Dのリフレッシュ動作が非同期で実行されると、合計のリフレッシュ動作の回数が増えてしまう。図7(A)は、従来における携帯電話機2のステータスのリフレッシュ動作の回数を示している。図7(A)に示されるように、ステータスAに関するリフレッシュ動作(図7(A)の場合、A1−1乃至A1−4)が6時間ごとに実行されるが、その間に、ステータスBに関するリフレッシュ動作(図7(A)の場合、B1−1乃至B1−2)が12時間ごとに実行され、ステータスCに関するリフレッシュ動作(図7(A)の場合、C1−1乃至C1−2)が12時間ごとに実行される。また、ステータスDに関するリフレッシュ動作(図7(A)の場合、D1−1)が24時間ごとに実行される。その結果、1日に、A1−1乃至A1−4、B1−1乃至B1−2、C1−1乃至1−2、およびD1−1に示される合計9回のリフレッシュ動作が行われる。
ところが、携帯電話機2に関する複数のステータスA乃至Dのリフレッシュ動作が非同期で実行され、合計のリフレッシュ動作の回数が増えてしまうと、リフレッシュ動作の回数に比例して携帯電話機2の電力消費量が増加してしまう。図8は、従来の1回のリフレッシュ動作による消費電力波形を示している。図8に示されるように、携帯電話機2において何も通信を行わない待機状態αから一旦通信状態βに遷移すると、数秒間にわたる通信が行われた後、しばらくの間(約数分間)通信経路Active状態γが維持される。そして、約数分間経過すると、携帯電話機2の状態は通信経路Active状態γから待機状態αに遷移する。
このとき、数秒間にわたる通信が行われた後にしばらくの間(約数分間)通信経路Active状態γが維持される理由は、その後の通信に備えてIP電話回線をしばらくの間受信可能の状態にしておく必要があるからである。しかし、通信経路Active状態γの場合、物理層が動作していることから、待機状態αにおける消費電力よりも多くの電力を消費してしまう。なお、この通信経路Active状態γに消費する電力は画一的に定められている。
例えば図7(A)に示されるように1日9回のリフレッシュ動作が実行されると、図8に示される1回のリフレッシュ動作による電力の9倍の電力(すなわち、9×通信状態βにおける消費電力+9×通信経路Active状態γにおける消費電力)が消費されてしまう。
そこで、本発明の実施形態においては、図7(B)に示されるように、例えば複数のステータスのうちの最もリフレッシュ動作の頻度が高いステータスAを基準にして、あるいは予め設定された所定の時刻に、ステータスAに関するリフレッシュ動作を行うタイミングに合わせてそれぞれのリフレッシュ動作間隔で他のステータス(ステータスB乃至D)に関するリフレッシュ動作を行うようにする。すなわち、図7(B)に示されるように、0時におけるリフレッシュ動作X1−1では、ステータスA、B、C、およびDに関するリフレッシュ動作をまとめて行い、0時におけるリフレッシュ動作X1−1では、ステータスA、B、C、およびDに関するリフレッシュ動作をまとめて行い、6時におけるリフレッシュ動作X1−2では、ステータスAに関するリフレッシュ動作を行う。また、12時におけるリフレッシュ動作X1−3では、ステータスA、B、およびCに関するリフレッシュ動作をまとめて行い、18時におけるリフレッシュ動作X1−4では、ステータスAに関するリフレッシュ動作を行う。これにより、1日における合計のリフレッシュ動作の回数を抑えることができる。すなわち、図7(B)の場合、9回行われていたリフレッシュ動作を4回のリフレッシュ動作に抑えることができる。従って、リフレッシュ動作の回数に比例して増加する携帯電話機2の電力消費量を低減することができる。以下、この方法を用いたリフレッシュ信号送信処理について説明する。
図9のフローチャートを参照して、携帯電話機2におけるリフレッシュ信号送信処理について説明する。なお、本発明の実施形態においては、「可」のステータスに関してリフレッシュ信号を生成するものとし、例えばステータスA(IP通信可否状態)、ステータスB(IP電話着信可否状態)、ステータスC(プレゼンス送信可否状態)、およびステータスD(プレゼンス受信可否状態)はいずれも「可」であり、ステータスA乃至Dのいずれについてもリフレッシュ動作が行われる場合を想定する。但し、これらのステータスはユーザによって適宜変更可能である。
ステップS1において、制御部41は、記憶部42に予め記憶されているステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルを読み出す。図10は、記憶部42に予め記憶されているステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルの構成例を示している。図10に示されるように、例えばリフレッシュ動作開始時刻として「0:00」が記述されており、そのリフレッシュ動作開始時刻においてリフレッシュ動作の対象となるステータスは「ステータスA、B、C、およびD」である。次に、リフレッシュ動作開始時刻として「6:00」が記述されており、そのリフレッシュ動作開始時刻においてリフレッシュ動作の対象となるステータスは「ステータスA」である。リフレッシュ動作開始時刻として「12:00」がさらに記述されており、そのリフレッシュ動作開始時刻においてリフレッシュ動作の対象となるステータスは「ステータスA、B、およびC」である。リフレッシュ動作開始時刻として「18:00」がさらに記述されており、そのリフレッシュ動作開始時刻においてリフレッシュ動作の対象となるステータスは「ステータスA」である。
ステップS2において、制御部41は、読み出されたステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルを参照して、時計回路47を用いて、リフレッシュ動作を開始するいずれかの時刻であるか否かを判定し、リフレッシュ動作を開始するいずれかの時刻であると判定するまで待機する。ステップS2において制御部41がリフレッシュ動作を開始するいずれかの時刻であると判定した場合、制御部41はステップS3で、各ステータス(ステータスA乃至D)に関し、ステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルを参照して、ステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルに記述されている所定のステータスに関するリフレッシュ信号を生成する。具体的には、現在の時刻が「0:00」である場合、そのリフレッシュ動作開始時刻においてリフレッシュ動作の対象となるステータスは「ステータスA、B、C、およびD」である。そして、制御部41は、ステータスA乃至Dに関するリフレッシュ信号をそれぞれ生成する。
ステップS4において、制御部41は、図5に示される通信プロトコルを用いて、生成された所定のステータスに関するリフレッシュ信号をアンテナ31、送信回路35やCDMA信号処理部36を介して接続制御サーバ6に送信する。ここで、現在の時刻が「0:00」であり、ステータスA乃至Dに関するリフレッシュ動作が行われる場合におけるリフレッシュ動作による消費電力波形について説明する。図11は、本発明にかかる、現在の時刻が「0:00」の場合におけるリフレッシュ動作による消費電力波形を示している。通信状態βにおいては、ステータスA乃至Dの4つのステータスに関してリフレッシュ動作が行われる。図11の通信状態βでは4つのステータスに関してリフレッシュ動作が順次行われるため、1つのステータスのみのリフレッシュ動作が行われる場合に比べてほぼステータス数分に応じた時間を要するとともに、それに伴ってほぼステータス数分に応じた電力(4つステータス分の電力)が消費される。
その後、携帯電話機2は、CDMAネットワーク3などを介して接続制御サーバ6からのリフレッシュ信号に対する応答を受信する。そして、定期的に行われるリフレッシュ動作は終了する。その後、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返し実行される。
これにより、ステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルが参照されて、ステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルに記述されている所定のステータスリフレッシュ動作が行われる。すなわち、「0:00」、「6:00」、「12:00」、および「18:00」の順に、所定のステータスのリフレッシュ動作が行われる。ここで、現在の時刻が「6:00」である場合、そのリフレッシュ動作開始時刻においてリフレッシュ動作の対象となるステータスは「ステータスA」である。他の場合については図10に示される通りである。なお、ステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルを用いた場合であっても、ステータスA、B、C、およびDのリフレッシュ動作の間隔(それぞれ6時間、12時間、12時間、および24時)は維持される。
その結果、図7(B)に示されるように、これまで9回行われていたリフレッシュ動作を4回のリフレッシュ動作に抑えることができる。これに伴い、これまで9回のリフレッシュ動作において毎回消費されていた通信経路Active状態γにおける電力量を、4回のリフレッシュ動作において消費される通信経路Active状態γにおける電力量に低減することができる。すなわち、図7(A)に示される従来のリフレッシュ動作の場合、9回の通信状態βにおける電力量+9回の通信経路Active状態γにおける電力量が消費されていたが、図7(B)に示される本発明に係るリフレッシュ動作の場合、9回の通信状態βにおける電力量+4回の通信経路Active状態γにおける電力量しか消費されず、削減したリフレッシュ動作の回数に対応する5回の通信経路Active状態γにおける電力量を省くことができる。
本発明の実施形態においては、CDMAネットワーク3およびインターネット5を介して接続制御サーバ6と接続し、携帯電話機2の1または複数のステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルを記憶し、記憶されているタイムテーブルに記述されているいずれかのリフレッシュ動作の開始時刻であるか否かを判定し、いずれかのリフレッシュ動作の開始時刻であると判定された場合、リフレッシュ動作の開始時刻に対応してタイムテーブルに記述された所定の1または複数のステータスに関するリフレッシュ信号を生成し、接続制御サーバ6との間での接続が確立された第1の状態(通信状態β)で、生成されたリフレッシュ信号を接続制御サーバ6に順次送信する。そして、第1の状態で接続制御サーバ6にリフレッシュ信号が送信された後、第1の状態は、携帯電話機2と接続制御サーバ6との間での接続が少なくとも物理層にて接続されている第2の状態(通信経路Active状態γ)に遷移し、第2の状態は所定の時間維持される。
これにより、これまで行われていたリフレッシュ動作の回数を抑えることができる。これに伴い、これまでリフレッシュ動作において毎回消費されていた通信経路Active状態γにおける電力量を低減することができ、削減したリフレッシュ動作の回数に対応する通信経路Active状態γにおける電力量を省くことができる。従って、リフレッシュ動作に伴う消費電力を好適に低減することができ、携帯電話機2の稼働時間を長くすることができる。
なお、本発明の実施形態においては、説明を簡略化するために、4つのステータスA、B、C、およびDに関して管理を行う場合を想定し、リフレッシュ動作の間隔がそれぞれ6時間、12時間、12時間、および24時間であるステータスA乃至Dについて説明したが、このような場合に限られない。例えばリフレッシュ動作の間隔がそれぞれ2時間、3時間、10時間、および24時間であるステータスA乃至Dに関して本発明を適用するようにしてもよい。この場合、ステータスA乃至Dに関するそれぞれの1日あたりのリフレッシュ動作回数は12回、8回、3回、および1回である場合を想定する。この場合に用いられるタイムテーブルは、例えば図12に示される。図12に示されるように、合計24回行われていたリフレッシュ動作を16回のリフレッシュ動作に抑えることができる。従って、リフレッシュ動作の回数に比例して増加する携帯電話機2の電力消費量を低減することができる。これに伴い、これまで24回のリフレッシュ動作において毎回消費されていた通信経路Active状態γにおける電力量を、16回のリフレッシュ動作において消費される通信経路Active状態γにおける電力量に低減することができ、8回分のリフレッシュ動作において消費される通信経路Active状態γにおける電力量を省くことができる。
また、携帯電話機2に関するステータスは3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。さらに、予め所定のリフレッシュ動作間隔に設定された各ステータスに関するリフレッシュ動作の組み合わせについては適宜変更するようにしてもよく、ほんはつめいの実施形態においては、各ステータスの合計のリフレッシュ動作を少なくとも1回でも削減することができれば、削減された回数のリフレッシュ動作において消費される通信経路Active状態γにおける電力量を省くことができる。
ところで、図9のフローチャートでは、タイムテーブルを用いて予め設定された時刻(例えば「0:00」や「12:00」など)に、ステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルに記述されている所定のステータスに関するリフレッシュ動作を行うようにしたが、このような場合に限られず、例えば各ステータスごとにタイマを張るとともに、例えば最もリフレッシュ動作の回数が多い(すなわち、最もリフレッシュ動作間隔が短い)ステータスを基準に、このステータスに関するリフレッシュ動作に他のステータスに関するリフレッシュ動作を追従させるようにしてもよい。以下、この方法を用いたリフレッシュ信号送信処理について説明する。
次に、図13のフローチャートを参照して、携帯電話機2におけるリフレッシュ信号送信処理について説明する。なお、各ステータスに関するタイマは、各ステータスを管理するソフトウェアのモジュールごとに時計回路47を用いて設定される。そして、制御部41は、各ステータスごとに設定された所定のリフレッシュ動作間隔で、各ステータスに関するタイマのイベントを受信する。なお、図13のフローチャートを用いて説明するリフレッシュ信号送信処理においては、ステータスA乃至Dのうち、最もリフレッシュ動作間隔が短いステータスAを基準に、ステータスAに関するリフレッシュ動作に他のステータスB乃至Dに関するリフレッシュ動作を追従させる。
ステップS21において、制御部41は、基準となるステータスAに関するタイマのイベントが受信されたか否かを判定し、基準となるステータスAに関するタイマのイベントが受信されるまで待機する。ステップS21において制御部41が、基準となるステータスAに関するタイマのイベントが受信されたと判定した場合、制御部41はステップS22で、基準となるステータスAに関するタイマのイベントが受信された時刻に近接して、ステータスA以外のステータスB乃至Dのいずれかに関するタイマのイベントが受信されたか否かを判定する。
ステップS22において制御部41が、ステータスA以外のステータスB乃至Dのいずれかに関するタイマのイベントが受信されていないと判定した場合、制御部41はステップS23で、ステータスAに関するリフレッシュ信号を生成する。ステップS24において、制御部41は、図5に示される通信プロトコルを用いて、生成されたステータスAに関するリフレッシュ信号をアンテナ31、送信回路35やCDMA信号処理部36を介して接続制御サーバ6に送信する。
ステップS22において制御部41が、ステータスA以外のステータスB乃至Dのいずれかに関するタイマのイベントが受信されたと判定した場合、制御部41はステップS25で、タイマのイベントが受信されたステータスAを含む各ステータスに関するリフレッシュ信号を生成する。例えばステータスA以外も、ステータスBおよびCに関してタイマのイベントが受信された場合、タイマのイベントが受信されたステータスA乃至Cに関するリフレッシュ信号が生成される。
ステップS26において、制御部41は、図5に示される通信プロトコルを用いて、生成されたステータスに関するリフレッシュ信号をアンテナ31、送信回路35やCDMA信号処理部36を介して接続制御サーバ6に順次送信する。
これにより、ステータスA乃至Dのうち、最もリフレッシュ動作間隔が短いステータスAを基準に、ステータスAに関するリフレッシュ動作に他のステータスB乃至Dに関するリフレッシュ動作を追従させることができ、リフレッシュ動作開始のタイミングを同期させて複数のステータスに関するリフレッシュ動作をまとめて行うことができる。
その結果、上述した図9に示されるリフレッシュ信号送信処理と同様に、図7(B)に示されるように、これまで9回行われていたリフレッシュ動作を4回のリフレッシュ動作に抑えることができる。これに伴い、これまで9回のリフレッシュ動作において毎回消費されていた通信経路Active状態γにおける電力量を、4回のリフレッシュ動作において消費される通信経路Active状態γにおける電力量に低減することができる。すなわち、図7(A)に示される従来のリフレッシュ動作の場合、9回の通信状態βにおける電力量+9回の通信経路Active状態γにおける電力量が消費されていたが、図7(B)に示される本発明に係るリフレッシュ動作の場合、9回の通信状態βにおける電力量+4回の通信経路Active状態γにおける電力量しか消費されず、削減したリフレッシュ動作の回数に対応する5回の通信経路Active状態γにおける電力量を省くことができる。
本発明の実施形態においては、CDMAネットワーク3などを介して接続制御サーバ6と接続し、携帯電話機2のステータスごとに定められた所定の時間のタイマをステータスごとに設定し、設定された所定の時間のタイマが満了したか否かをステータスごとに判定し、携帯電話機2のステータスのうち基準となる第1のステータス(例えばステータスA)に関するタイマが満了したと判定された場合、第1のステータスに関するタイマのみが満了したときには、第1のステータスのみに関するリフレッシュ信号を生成するか、あるいは、ステータスA以外のステータスB乃至Dのいずれかに関するタイマが満了したときには、第1のステータスのみならず第1のステータス以外の他のステータスを含む複数のステータスに関するリフレッシュ信号を生成し、接続制御サーバ6との間での接続が確立された第1の状態(通信状態β)で、生成されたリフレッシュ信号を接続制御サーバ6に順次送信することができる。これにより、これまで行われていたリフレッシュ動作の回数を抑えることができる。これに伴い、これまでリフレッシュ動作において毎回消費されていた通信経路Active状態γにおける電力量を低減することができ、削減したリフレッシュ動作の回数に対応する通信経路Active状態γにおける電力量を省くことができる。従って、リフレッシュ動作に伴う消費電力を好適に低減することができ、携帯電話機2の稼働時間を長くすることができる。
なお、リフレッシュ動作は接続制御サーバ6からの応答を携帯電話機2が受信することで終了するが、弱電界状況などにおいてはリフレッシュ動作終了まで時間がかかってしまう場合もある。このような場合、たとえ所定のリフレッシュ動作間隔が予め定められていたとしても、所定のリフレッシュ動作間隔は維持されるものの、リフレッシュ動作の開始時刻はリフレッシュ動作を繰り返す度に徐々にずれてしまう。このリフレッシュ動作の開始時刻のずれは、ステータスごとに異なる可能性がある。しかし、図13の場合、最もリフレッシュ動作間隔が短いステータスAを基準に、ステータスAに関するリフレッシュ動作に他のステータスB乃至Dに関するリフレッシュ動作を追従させるようにしたので、たとえリフレッシュ動作の開始時刻のずれが生じたとしても、リフレッシュ動作開始のタイミングを好適に同期させて複数のステータスに関するリフレッシュ動作をまとめて行うことができる。
また、ステップS25またはステップS28においてリフレッシュ信号が送信された後、接続制御サーバ6からの応答が携帯電話機2にて受信されると、リフレッシュ動作が行われたステータスに関して所定の時間のタイマが時計回路47に設定される。
なお、本発明は、携帯電話機2以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の通信端末にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係るネットワークシステムの概略的な構成を示す図。 本発明に係る通信端末として適用可能な携帯電話機の外観の構成を示す図。 本発明に係る通信端末として適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す図。 本発明に係る通信端末に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 SIPのプロトコル構造を示す図。 ステータスA乃至Dのリフレッシュ動作の間隔および、それぞれの1日あたりのリフレッシュ動作回数を示す図。 (A)は従来における携帯電話機のステータスのリフレッシュ動作の回数を示しており、(B)は本発明における携帯電話機のステータスのリフレッシュ動作の回数を示す図。 従来の1回のリフレッシュ動作による消費電力波形を示す図。 図4の携帯電話機におけるリフレッシュ信号送信処理を説明するフローチャート。 記憶部に予め記憶されているステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルの構成例を示す図。 本発明に係るリフレッシュ動作による消費電力波形を示す図。 記憶部に予め記憶されているステータスに関するリフレッシュ動作のタイムテーブルの他の構成例を示す図。 図4の携帯電話機における他のリフレッシュ信号送信処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…ネットワークシステム、2…携帯電話機、3…CDMAネットワーク、4…事業者側の接続制御サーバ、5…インターネット、6…接続制御サーバ、11…ヒンジ部、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…操作キー、15…マイクロフォン、16…サイドキー、17…メインディスプレイ、18…レシーバ、19a乃至19d…磁気センサ、20…CCDカメラ、21…サブディスプレイ、31…アンテナ、32…アンテナ共用器(DUP)、33…受信回路(RX)、34…周波数シンセサイザ(SYN)、35…送信回路(TX)、36…CDMA信号処理部、37…圧縮伸張処理部、38…PCMコーデック、39…受話増幅器、40…送話増幅器、41…制御部、42…記憶部、43…電池、44…電源回路、45…外部メモリインタフェース、46…メモリカード、47…時計回路、50…スピーカ。

Claims (5)

  1. ネットワークを介してサーバと接続する接続手段と、
    通信端末の1または複数のステータスごとのリフレッシュ動作間隔に基づいて設定されたリフレッシュ動作のタイムテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されている前記タイムテーブルに記述されているいずれかのリフレッシュ動作の開始時刻であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりいずれかのリフレッシュ動作の開始時刻であると判定された場合、前記リフレッシュ動作の開始時刻に対応して前記タイムテーブルに記述された所定の1または複数のステータスに関するリフレッシュ信号を生成する生成手段と、
    前記接続手段により前記サーバとの間での接続が確立された第1の状態で、前記生成手段により生成された前記リフレッシュ信号を前記サーバに送信する送信手段とを備え
    前記送信手段により前記第1の状態で前記サーバに前記リフレッシュ信号が送信された後、前記第1の状態は、前記接続手段により前記通信端末と前記サーバとの間での接続が少なくとも物理層にて接続されている第2の状態に遷移し、前記第2の状態は所定の時間維持され、
    前記第2の状態は、前記所定の時間の経過後、前記接続手段により前記通信端末と前記サーバとの間での接続が物理層を除きほぼ切断された第3の状態に遷移する、ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記送信手段は、前記生成手段により複数のステータスに関してそれぞれリフレッシュ信号が生成された場合、前記第1の状態が維持されたまま、複数のステータスに関する複数のリフレッシュ信号を所定の順番で前記サーバに送信されることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. ネットワークを介してサーバと接続する接続手段と、
    通信端末のステータスごとのリフレッシュ動作間隔に基づいて定められた所定の時間のタイマをステータスごとに設定し、設定された所定の時間のタイマが満了したか否かをステータスごとに判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記通信端末のステータスのうち基準となる第1のステータスに関するタイマが満了したと判定された場合、ステータスごとのタイマの状態に応じて、前記第1のステータスのみに関するリフレッシュ信号を生成するか、あるいは、前記第1のステータスのみならず前記第1のステータス以外の他のステータスを含む複数のステータスに関するリフレッシュ信号を生成する生成手段と、
    前記接続手段により前記サーバとの間での接続が確立された第1の状態で、前記生成手段により生成された前記リフレッシュ信号を前記サーバに送信する送信手段とを備え
    前記送信手段により前記第1の状態で前記サーバに前記リフレッシュ信号が送信された後、前記第1の状態は、前記接続手段により前記通信端末と前記サーバとの間での接続が少なくとも物理層にて接続されている第2の状態に遷移し、前記第2の状態は所定の時間維持され、
    前記第2の状態は、前記所定の時間の経過後、前記接続手段により前記通信端末と前記サーバとの間での接続が物理層を除きほぼ切断された第3の状態に遷移する、ことを特徴とする通信端末。
  4. 前記第1のステータスは、前記通信端末のステータスのうち、最もリフレッシュ動作間隔が短いステータスであることを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  5. 前記送信手段は、前記生成手段により複数のステータスに関してそれぞれリフレッシュ信号が生成された場合、前記第1の状態が維持されたまま、複数のステータスに関する複数のリフレッシュ信号を所定の順番で前記サーバに送信されることを特徴とする請求項に記載の通信端末。
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