WO2022059654A1 - 光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線 - Google Patents

光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線 Download PDF

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Definitions

  • FIG. 1 is a cross-sectional view of an optical fiber tape core wire 1A according to the first embodiment.
  • FIG. 2 is a perspective view of the optical fiber tape core wire 1A.
  • FIG. 1 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
  • the optical fiber tape core wire 1A includes a plurality of optical fiber core wires 10 (10A to 10H in this example) and a plurality of connecting portions 20 for connecting the optical fiber core wires 10 to each other. (20a to 20i in this example).
  • eight optical fiber core wires 10A to 10H and nine connecting portions 20a to 20i for connecting the optical fiber core wires 10 to each other are provided.

Abstract

並列して配置された複数の光ファイバ心線(10)を有するとともに、隣接する前記光ファイバ心線(10)間の一部を樹脂で連結することで形成された連結部(20)を間欠的に有する間欠連結型の光ファイバテープ心線(1A)であって、前記連結部(20)において、前記光ファイバテープ心線(1A)の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、前記一方側の面における前記連結部(20)の厚みTFの最大値の平均をTFaveとし、前記光ファイバ心線(10)の外径をDとしたときに、D/4≦TFave≦D/2であり、前記他方側の面における前記連結部(20)の厚みTBの最大値の平均をTBaveとしたときに、TBave<TFaveである、光ファイバテープ心線(1A)。

Description

光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線
 本開示は、光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線に関する。
 本出願は、2020年9月16日出願の日本出願第2020-155584号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載されたすべての記載内容を援用するものである。
 特許文献1には、隣接する光ファイバ心線同士の上面側および下面側の両側に間欠的に接着部材が塗布され、接着部材の厚みをT、光ファイバ心線の直径をDとしたとき、T<(√3-1)/2×Dを満たす構成の光ファイバテープ心線が記載されている。
 特許文献2には、複数の光ファイバ心線を並列させたときの一方の側のみに光ファイバテープ心線の番号を識別するためのマーキングが施され、他方の側のみに接着樹脂が塗布された構成の光ファイバテープ心線が記載されている。
 特許文献3には、隣接する光ファイバ心線同士を、連結部を介して間欠的に接着し、連結部を構成する接着樹脂の破断伸びを250%より大きく500%以下に設定した光ファイバテープ心線が記載されている。
 特許文献4には、隣接する光ファイバ心線同士を第1の接着部により間欠的に接着してなるサブテープを2つ以上含み、サブテープ同士を第2の接着部により間欠的に接着して一体化し、第1の接着部の厚みを各光ファイバ心線の表面を通る接線から突出しない厚みに設定し、第2の接着部の厚みを上記接線よりも突出する厚みに設定した構成の光ファイバテープ心線が記載されている。
日本国特開2016-133607号公報 日本国特開2019-49617号公報 日本国特開2017-62431号公報 日本国特開2016-146003号公報
 本開示の一態様に係る光ファイバテープ心線は、
 並列して配置された複数の光ファイバ心線を有するとともに、隣接する前記光ファイバ心線間の一部を樹脂で連結することで形成された連結部を間欠的に有する間欠連結型の光ファイバテープ心線であって、
 前記連結部において、前記光ファイバテープ心線の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、
 前記一方側の面における前記連結部の厚みTFの最大値の平均をTFaveとし、前記光ファイバ心線の外径をDとしたときに、D/4≦TFave≦D/2であり、
 前記他方側の面における前記連結部の厚みTBの最大値の平均をTBaveとしたときに、TBave<TFaveである。
 また、本開示の一態様に係るサブテープ型光ファイバテープ心線は、
 並列して配置された複数の光ファイバ心線と、隣接する前記光ファイバ心線を樹脂で連結することで形成された第一連結部と、を有するサブテープを少なくとも2つ含んで構成されたサブテープ型光ファイバテープ心線であって、
 隣接する各サブテープ間の一部を樹脂で連結することで形成された第二連結部を間欠的に有し、
 前記第二連結部において、前記サブテープ型光ファイバテープ心線の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、
 前記一方側の面における前記第二連結部の厚みTF1の最大値の平均をTF1aveとし、前記光ファイバ心線の外径をDとしたときに、D/4≦TF1ave≦D/2であり、
 前記他方側の面における前記第二連結部の厚みTB1の最大値の平均をTB1aveとしたときに、TB1ave<TF1aveである。
図1は、第一実施形態に係る光ファイバテープ心線を示す断面図である。 図2は、図1に示す光ファイバテープ心線の斜視図である。 図3は、光ファイバテープ心線の製造方法を説明する図である。 図4は、樹脂を塗布する工程を説明する図である。 図5は、光ファイバ心線に樹脂が塗布される様子を示す図である。 図6は、第二実施形態に係る光ファイバテープ心線を示す断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
 光ファイバテープ心線は光ファイバケーブル内に収容されて使用される場合がある。光ファイバケーブル収納時には光ファイバテープ心線を長手方向に垂直な断面方向に丸めようとして折り曲げるような力が光ファイバテープ心線に付与される。このため、光ファイバテープ心線を丸める際に、光ファイバ心線同士を連結している接着部が破断する可能性がある。
 特許文献1に記載された光ファイバテープ心線の場合、接着部材が上面側および下面側の両側で同量に塗布されているため、折り曲げられる外側で接着部材の破壊または接着部材と光ファイバ心線の剥離が生じ、光ファイバテープ心線がばらけてしまう可能性が高い。
 特許文献2及び特許文献3に記載された光ファイバテープ心線の場合、接着樹脂が片面にのみ塗布されているため、折り曲げられると接着樹脂が破断または接着樹脂と光ファイバ心線の剥離が生じ、光ファイバテープ心線がばらけてしまう可能性が高い。
 特許文献4に記載された光ファイバテープ心線の場合、第2の接着部が光ファイバ心線の表面を通る接線よりも突出して設けられているため、光ファイバテープ心線の断面積が増加し、光ファイバケーブルに光ファイバテープ心線を高密度に収容することができない。
 本開示は、光ファイバ心線同士を連結する接着樹脂の破壊を抑制でき、かつ光ファイバケーブル内に高密度に収容可能な、光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線を提供することを目的とする。
[本開示の効果]
 本開示によれば、光ファイバ心線同士を連結する樹脂の破壊を抑制でき、かつ光ファイバケーブル内に高密度に収容可能な、光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線を提供することができる。
[本開示の実施形態の説明]
 最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
 本開示の一態様に係る光ファイバテープ心線は、
 (1)並列して配置された複数の光ファイバ心線を有するとともに、隣接する前記光ファイバ心線間の一部を樹脂で連結することで形成された連結部を間欠的に有する間欠連結型の光ファイバテープ心線であって、
 前記連結部において、前記光ファイバテープ心線の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、
 前記一方側の面における前記連結部の厚みTFの最大値の平均をTFaveとし、前記光ファイバ心線の外径をDとしたときに、D/4≦TFave≦D/2であり、
 前記他方側の面における前記連結部の厚みTBの最大値の平均をTBaveとしたときに、TBave<TFaveである。
 この構成によれば、光ファイバケーブル収納時に光ファイバテープ心線を長手方向に垂直な断面方向に丸めようとして折り曲げるような力を付与したとき、第一の面と第二の面とでの樹脂量が異なることから、樹脂の破壊または樹脂と光ファイバ心線の剥離を生じにくくすることができる。このため、光ファイバテープ心線がばらけてしまう虞も少なくなり、光ファイバテープ心線を丸めやすくなり、光ファイバケーブルに収納しやすくなる。また、樹脂が光ファイバ心線の表面を通る接線よりも突出していないため、テープ断面積が大きくなるのを抑制することができ、光ファイバケーブル内に光ファイバテープ心線を高密度に収容可能である。
 また、本開示の一態様に係るサブテープ型光ファイバテープ心線は、
 (2)並列して配置された複数の光ファイバ心線と、隣接する前記光ファイバ心線を樹脂で連結することで形成された第一連結部と、を有するサブテープを少なくとも2つ含んで構成されたサブテープ型光ファイバテープ心線であって、
 隣接する各サブテープ間の一部を樹脂で連結することで形成された第二連結部を間欠的に有し、
 前記第二連結部において、前記サブテープ型光ファイバテープ心線の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、
 前記一方側の面における前記第二連結部の厚みTF1の最大値の平均をTF1aveとし、前記光ファイバ心線の外径をDとしたときに、D/4≦TF1ave≦D/2であり、
 前記他方側の面における前記第二連結部の厚みTB1の最大値の平均をTB1aveとしたときに、TB1ave<TF1aveである。
 この構成によれば、サブテープ同士を連結する場合にも、光ファイバケーブル収納時に光ファイバテープ心線を断面方向に丸めようとして折り曲げるような力を付与したとき、両面での樹脂量が異なることから、樹脂の破壊または樹脂とサブテープの剥離を生じにくくすることができる。このため、光ファイバテープ心線がばらけてしまう虞も少なくなり、光ファイバテープ心線を丸めやすくなり、光ファイバケーブルに収納しやすくなる。また、樹脂が光ファイバ心線の表面を通る接線よりも突出していないため、テープ断面積が大きくなるのを抑制することができ、光ファイバケーブルの高密度化にも有利である。
 (3)前記外径Dは210μm以下であってもよい。
 この構成によれば、210μm以下の細径の光ファイバ心線を用いることにより、さらに光ファイバケーブルの高密度化を実現することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
 本開示の実施形態に係る光ファイバテープ心線およびサブテープ型光ファイバテープ心線の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(第一実施形態)
 図1は、第一実施形態に係る光ファイバテープ心線1Aの断面図である。図2は、光ファイバテープ心線1Aの斜視図である。図1は、図2のA-A線における断面図である。
 図1及び図2に示すように、光ファイバテープ心線1Aは、複数本の光ファイバ心線10(本例では10A~10H)と、光ファイバ心線10同士を連結する複数の連結部20(本例では20a~20i)と、を備えている。本例では、8本の光ファイバ心線10A~10Hと、各光ファイバ心線10同士を連結する9つの連結部20a~20iと、を備えている。
 8本の光ファイバ心線10A~10Hは、光ファイバ心線の長手方向と交差する方向に並んで配置されている。9つの連結部20a~20iは、並列された光ファイバ心線10A~10Hの長手方向および幅方向に間欠的に設けられている。すなわち、光ファイバテープ心線1Aは、光ファイバ心線10A~10Hの長手方向および幅方向に光ファイバ心線同士の一部を間欠的に連結する連結部20a~20iを有した間欠連結型の光ファイバテープ心線である。
 光ファイバ心線10は、例えばコアとクラッドとからなるガラスファイバ11と、ガラスファイバ11の周囲を覆う二層の被覆層12,13と、を有している。二層の被覆層のうちの内側の被覆層12はプライマリ樹脂の硬化物で形成されている。また、二層の被覆層のうちの外側の被覆層13はセカンダリ樹脂の硬化物で形成されている。セカンダリ樹脂から構成された被覆層13の外径、すなわち、光ファイバ心線10の外径Dは、例えば、210μm以下である。なお、光ファイバ心線10は、最外周に着色層を有していてもよい。
 ガラスファイバ11と接触する内側の被覆層12を構成するプライマリ樹脂には、バッファ層として比較的ヤング率が低い軟質の樹脂が用いられている。また、外側の被覆層13を構成するセカンダリ樹脂には、保護層として比較的ヤング率が高い硬質の樹脂が用いられている。セカンダリ樹脂の硬化物のヤング率は、常温(例えば、23℃)において900Mpa以上であり、好ましくは1000MPa以上、さらに好ましくは1500MPa以上である。
 連結部20a~20iは、並列された光ファイバ心線10A~10Hで形成されるテープ心線面の表面側(図1において上側)および裏面側(図1において下側)の両側に設けられている。連結部20a~20iは、表面側に設けられる表連結部21a~21iと裏面側に設けられる裏連結部22a~22iを有している。表連結部21a~21iと裏連結部22a~22iとはそれぞれ一対になって光ファイバ心線間に表裏側で同じ位置に設けられている。
 連結部20a~20iは、光ファイバテープ心線1Aの幅方向、すなわち、光ファイバ心線10A~10Hの並列方向に並ぶように設けられている。例えば、図2に示す接続領域31においては、光ファイバ心線10Aと10B間の連結部20aと、光ファイバ心線10Cと10D間の連結部20bと、光ファイバ心線10Eと10F間の連結部20cと、光ファイバ心線10Gと10H間の連結部20dとが幅方向に一列に並ぶように設けられている。同様に、接続領域32においては、光ファイバ心線10Bと10C間の連結部20eと、光ファイバ心線10Dと10E間の連結部20fと、光ファイバ心線10Fと10G間の連結部20gとが幅方向に一列に並ぶように設けられている。同様に、接続領域33においては、光ファイバ心線10Cと10D間の連結部20hと、光ファイバ心線10Eと10F間の連結部20iとが幅方向に一列に並ぶように設けられている。
 連結部20は、例えば、アクリル系紫外線硬化型樹脂、エポキシ系紫外線硬化型樹脂等の樹脂材料によって構成されている。連結部20を構成する樹脂の硬化物のヤング率は、常温(例えば、23℃)において0.5MPa以上200MPa以下である。連結部20は、例えばシリコン系滑剤を含む樹脂で形成しても良い。
 このように、光ファイバテープ心線1Aにおいて、樹脂が塗布されている部分により光ファイバ心線同士が連結された連結部20が構成され、樹脂が塗布されていない部分により光ファイバ心線同士が連結されていない非連結部が構成されている。
 光ファイバテープ心線1Aの表面(上面)側に設けられている表連結部21a~21iは、光ファイバ心線10A~10Hの表面を通る仮想直線Pfから上側に突出しないように設けられている。また、光ファイバテープ心線1Aの裏面(下面)側に設けられている裏連結部22a~22iは、光ファイバ心線10A~10Hの裏面を通る仮想直線Pbから下側に突出しないよう設けられている。
 具体的には、接続領域31に含まれる4つの表連結部21a~21dは、並列された光ファイバ心線10A~10Hの中心を結んで形成される仮想平面Hを基準の位置とし、仮想平面Hから表連結部21a~21dの最上点までの厚みTFmaxの平均値をTFaveとすると、TFaveが光ファイバ心線10の外径Dに対してD/4≦TFave≦D/2となるように形成されている。接続領域32に含まれる3つの表連結部21e~21gについても、仮想平面Hから表連結部21e~21gの最上点までの厚みTFmaxの平均値TFaveが、D/4≦TFave≦D/2となるように形成されている。接続領域33に含まれる2つの表連結部21h,21iについても、仮想平面Hから表連結部21h,21iの最上点までの厚みTFmaxの平均値TFaveが、D/4≦TFave≦D/2となるように形成されている。このように、図2に示す接続領域31,32,33ごとに、各表連結部21a~21iの厚みTFmaxの平均値TFaveが、D/4≦TFave≦D/2を満たすように各表連結部21a~21iが形成されている。
 さらに、接続領域31に含まれる4つの裏連結部22a~22dは、仮想平面Hから裏連結部22a~22dの最下点までの厚みTBmaxの平均値をTBaveとすると、TBaveが接続領域31の表連結部21a~21dの厚み平均値TFaveに対して、TBave<TFaveとなるように形成されている。接続領域32に含まれる3つの裏連結部22e~22gについても、仮想平面Hから裏連結部22e~22gの最下点までの厚みTBmaxの平均値TBaveが接続領域32の表連結部21e~21gの厚み平均値TFaveに対して、TBave<TFaveとなるように形成されている。接続領域33に含まれる2つの裏連結部22h,22iについても、仮想平面Hから裏連結部22h,22iの最下点までの厚みTBmaxの平均値TBaveが接続領域33の表連結部21h,21iの厚み平均値TFaveに対して、TBave<TFaveとなるように形成されている。
 なお、接続領域31,32,33ごとの表連結部の厚みの最大値の平均値を基に、全ての表連結部21a~21iの厚みTFの最大値の平均値をTFaveとして算出してもよい。同様に、接続領域31,32,33ごとの裏連結部の厚みの最大値の平均値を基に、全ての裏連結部22a~22iの厚みTBの最大値の平均値をTBaveとして算出してもよい。また、表連結部21a~21iの厚みTFの最大値の平均TFaveについて、D/4≦TFave≦D/2を満たしていればよく、表連結部21a~21iのうち一部の表連結部について個別の厚みTFがD/4≦TF≦D/2を満たしていなくともよい。
同様に、裏連結部22a~22iの厚みTBの最大値の平均TBaveについて、TBave<TFaveを満たしていればよく、裏連結部22a~22iのうち一部の裏連結部について個別の厚みTBがTB<TFを満たしていなくともよい。
 次に、図3~図5を参照して、光ファイバテープ心線1Aの製造方法について説明する。
 図3に示すように、光ファイバ心線10A~10Hが上下方向へ縦一列に密接して並べられる。縦一列に並ぶ心数が2心、3心、4心・・・8心となるように、順次、その並ぶタイミングがずれるように、光ファイバ心線10A~10Hが所定の間隔をおいて繰出しボビンから繰り出される。
 繰出しボビン51aから繰り出された光ファイバ心線10Aと、繰出しボビン51bから繰り出された光ファイバ心線10Bとは、接着位置P1で互いに密接するように上下方向に並べられる。次いで、繰出しボビン51cから繰り出された光ファイバ心線10Cは、直上の光ファイバ心線10Bと接着位置P2で密接するように上下方向に並べられる。次いで、繰出しボビン51dから繰り出された光ファイバ心線10Dは、直上の光ファイバ心線10Cと接着位置P3で密接するように上下方向に並べられる。図示は省略するが、以下同様に、光ファイバ心線10E~10Hは、隣り合う直上の光ファイバ心線10D~10Gと各接着位置P4~P7で密接するように上下方向に並べられる。
 各接着位置P1,P2,P3には、上下方向に密接する光ファイバ心線同士を連結部20を構成する樹脂で接着するための接着手段が設けられている。接着手段としては、例えば、連結部20を形成するための樹脂を供給するシリンジ対52a~52cと、樹脂の供給量を制御するディスペンサ53a~53cと、を備える樹脂供給装置54a~54cが設けられている。また、樹脂供給装置54a~54cの後段には、樹脂を硬化させる紫外線照射装置55a~55cが設けられている。
 図4及び図5に示すように、樹脂57は、シリンジニードル対56(56a~56c)により滴下して付与することができ、光ファイバ心線10間に表面張力で付着し、容易に垂れ落ちないものが望ましい。樹脂57は、例えば25℃で1~10Pa・Sの粘度であれば、良好である。シリンジニードル対56a~56cは、密着して上下方向に並べられた2心の光ファイバ心線10の両側に配され、2心間の密接部分に向けて樹脂57を付与することができるように設けられている。
 このようにして作製された光ファイバテープ心線1Aは、巻取りボビン58に巻き取られる。
 以上説明したように光ファイバテープ心線1Aは、並列して配置された複数の光ファイバ心線10A~10Hを有するとともに、隣接する光ファイバ心線間の一部を樹脂で連結することで形成された連結部20a~20iを間欠的に有する間欠連結型の光ファイバテープ心線である。そして、連結部20a~20iにおいて、光ファイバテープ心線1Aの表面(一方側の面の一例)側及び裏面(他方側の面の一例)側の両方に樹脂が設けられ、表連結部21a~21iの厚みTFの最大値の平均をTFaveとし、光ファイバ心線10A~10Hの外径をDとしたときに、D/4≦TFave≦D/2であり、裏連結部22a~22iの厚みTBの最大値の平均をTBaveとしたときに、TBave<TFaveである。この構成によれば、光ファイバケーブル内に光ファイバテープ心線1Aを収納する際に、光ファイバテープ心線1Aを長手方向に垂直な断面方向に丸めようとして折り曲げるような力を付与したとき、光ファイバテープ心線1Aの表側および裏側の両面に設けられた連結部20の樹脂量(厚みTFと厚みTB)が異なるために、例えば厚みが大きい方の表連結部21a~21iを折り曲げの外側となるようにすることで、樹脂の破壊または樹脂と光ファイバ心線の剥離を生じにくくすることができる。このため、光ファイバテープ心線1Aがばらけてしまうことなく、光ファイバテープ心線1Aを丸めやすくなるため、光ファイバケーブル内への光ファイバテープ心線1Aの収納性が向上する。また、表連結部21a~21i及び裏連結部22a~22iの双方を構成する樹脂が光ファイバ心線10A~10Hの表面を通る接線よりも突出していないため、光ファイバテープ心線1Aの断面積が大きくなるのを抑制することができ、光ファイバケーブル内に光ファイバテープ心線1Aを高密度に収納することができる。
 また、光ファイバテープ心線1Aによれば、外径Dが210μm以下である細径の光ファイバ心線10A~10Hを用いることにより、さらに光ファイバケーブルの高密度化を実現することができる。
 なお、上記実施形態では、8本の光ファイバ心線からなる光ファイバテープ心線を一例として挙げているが、これに限られない。例えば、光ファイバテープ心線は、12本、24本等のように4の倍数本の光ファイバ心線からなる光ファイバテープ心線であればよい。
(実施例)
 次に、上記のように構成された光ファイバテープ心線1Aの実施例について、表1を参照して説明する。表1に示すように、表連結部21a~21iの最大厚みTFmaxの平均であるTFaveと、裏連結部22a~22iの最大厚みTBmaxの平均であるTBaveと、を変化させたNo.1~No.11に示す各種の光ファイバテープ心線1Aを作製し、No.1~No.11の各光ファイバテープ心線1Aにおいて、光ファイバケーブル収納時におけるばらけ耐性、ケーブル収納性、および高密度化の評価を行った。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 表1に示すように、No.1の光ファイバテープ心線では、表連結部の厚みTFave及び裏連結部の厚みTBaveを同じ厚みの40μmとした。
 No.2~No.4の光ファイバテープ心線では、表連結部の厚みTFaveをいずれも50μmとし、裏連結部の厚みTBaveをNo.2が50μm、No.3が40μm、No.4が0μmとした。
 No.5~No.7の光ファイバテープ心線では、表連結部の厚みTFaveをいずれも75μmとし、裏連結部の厚みTBaveをNo.5が75μm、No.6が50μm、No.7が0μmとした。
 No.8~No.10の光ファイバテープ心線では、表連結部の厚みTFaveをいずれも100μmとし、裏連結部の厚みTBaveをNo.8が100μm、No.9が75μm、No.10が0μmとした。
 No.11の光ファイバテープ心線では、表連結部の厚みTFave及び裏連結部の厚みTBaveを同じ厚みの120μmとした。
 なお、各光ファイバテープ心線を構成する光ファイバ心線の外径Dは200μmとした。したがって、D/4=50μm、D/2=100μmである。
 「ばらけ耐性」は、樹脂が塗布されていない非連結部で光ファイバテープ心線を幅方向に広げ、非連結部の長さ(隣り合う連結部間の間隔)の60%分を広げたときに連結部から光ファイバ心線が剥離しない場合を評価「A」、剥離した場合を評価「C」とした。
 「ケーブル収納性」は、表連結部の厚みTFaveと裏連結部の厚みTBaveとが同じ場合の光ファイバテープ心線の丸めやすさと比較して、丸めやすい場合を評価「A」、同程度の場合を評価「B」とした。
 「高密度化」は、光ファイバテープ心線の断面積で比較して、各連結部の厚みが100μm以下である光ファイバテープ心線を、断面積が小さく高密度化に適した光ファイバテープ心線であると判断して評価「A」、100μmを超える光ファイバテープ心線を高密度化に適していないと判断して評価「C」とした。
(ばらけ耐性の評価結果)
 表裏面側共に、厚みが50μm未満の連結部が設けられているNo.1の光ファイバテープ心線の場合、連結部と光ファイバ心線との接着面積が小さく、両者の密着力が十分に発現しないため、ばらけ耐性は「C」評価であった。また、裏連結部を設けない(裏面側に樹脂を塗布しない)No.4,No.7,No10の光ファイバテープ心線の場合、表連結部だけでは光ファイバ心線と連結部との密着力が十分に発現しないため、ばらけ耐性は「C」評価であった。表連結部の厚みTFaveが50μm以上で、裏連結部の厚みTBaveが40μm以上であるNO.2,No.3,No.5,No.6,No.8,No.9,No.11の光ファイバテープ心線の場合、連結部と光ファイバ心線との接着面積が十分に確保され両者の密着力が十分に発現されるため、ばらけ耐性は「A」評価であった。
(ケーブル収納性の評価結果)
 表連結部の厚みTFaveと裏連結部の厚みTBaveとが異なる厚みであるNo.3,No.4,No.6,No.7,No.9,No.10の光ファイバテープ心線は、連結部の厚みが表裏面側で同じ光ファイバテープ心線に比べて丸めやすく、ケーブル収納性は「A」評価であった。No.1,No.2,No.5,No.8,No.11の光ファイバテープ心線の場合、表連結部の厚みTFaveと裏連結部の厚みTBaveとが同じ厚みであるため、表連結部の厚みTFaveと裏連結部の厚みTBaveとが異なる厚みである光ファイバテープ心線に比べるとやや丸めにくく、ケーブル収納性は「B」評価であった。
(高密度化の評価結果)
 No.1~No.10の光ファイバテープ心線の場合、表連結部の厚みTFaveと裏連結部の厚みTBaveがいずれも100μm以下、すなわち光ファイバ心線の外径D以下であるため、断面積が小さく高密度化に適していると言え、高密度化は「A」評価であった。No.11の光ファイバテープ心線の場合、表連結部の厚みTFaveと裏連結部の厚みTBaveがいずれも100μmを超えている、すなわち、連結部が光ファイバ心線の表面よりも突出しているため、断面積が大きくなって高密度化に適しているとは言えず、高密度化は「C」評価であった。
 以上の評価結果から、No.3,No.6,No.9の光ファイバテープ心線が、「ばらけ耐性」、「ケーブル収納性」、「高密度化」の3つの評価項目において評価「A」であることが確認できた。そして、その構成として、光ファイバテープ心線の表側に設けられる連結部及び裏側に設けられる連結部がD/4≦TFave≦D/2、TBave<TFaveの条件を満たすことが必要であると確認できた。
(第二実施形態)
 図6は、第二実施形態に係る光ファイバテープ心線1Bの断面図である。
 図6に示すように、光ファイバテープ心線1Bは、複数本(本例では4本)のサブテープ心線100(本例では100A~100D)と、サブテープ心線100同士を連結する複数の連結部120(本例では120a~20b)と、を備えている。
 各々のサブテープ心線100は、2心の光ファイバ心線110により構成されている。例えば、サブテープ心線100Aは、光ファイバ心線110Aと110Bで構成されている。光ファイバ心線110Aと110Bは、外周が被覆樹脂115a(第一連結部の一例)により被覆されている。サブテープ心線100Bは、光ファイバ心線110Cと110Dで構成されている。光ファイバ心線110Cと110Dは、外周が被覆樹脂115b(第一連結部の一例)により被覆されている。サブテープ心線100Cは、光ファイバ心線110Eと110Fで構成されている。光ファイバ心線110Eと110Fは、外周が被覆樹脂115c(第一連結部の一例)により被覆されている。サブテープ心線100Dは、光ファイバ心線110Gと110Hで構成されている。光ファイバ心線110Gと110Hは、外周が被覆樹脂115d(第一連結部の一例)により被覆されている。光ファイバ心線110A~110Hの外径Dは、例えば、210μm以下である。
 連結部120a(第二連結部の一例)は、サブテープ心線100Aと100B間に設けられている。連結部120b(第二連結部の一例)は、サブテープ心線100Cと100D間に設けられている。連結部120aと連結部120bは、光ファイバテープ心線1Bの幅方向に並ぶように設けられている。連結部120a,120bは、光ファイバテープ心線1Bの表面側に設けられる表連結部121a,121bと裏面側に設けられる裏連結部122a,122bによって構成されている。表連結部121a,121bと裏連結部122a,122bとはそれぞれ一対になって光ファイバ心線間に表裏側で同じ位置に設けられている。
 なお、図6に示す断面図では2つの連結部120a,120bが示されているが、光ファイバテープ心線1Bにおいて連結部120は、並列されたサブテープ心線100A~100Dの長手方向および幅方向に、例えば図2に示す光ファイバテープ心線1Aと同様に、間欠的に設けられている。光ファイバテープ心線1Bは、サブテープ心線100A~100Dの長手方向および幅方向にサブテープ心線同士の一部を連結する連結部120を有した間欠連結型のサブテープ型光ファイバテープ心線である。
 光ファイバテープ心線Bの表連結部121a,121bは、光ファイバ心線110A~110Hの表面(図6の上面)を通る直線Pfから上側に突出しないよう設けられている。また、光ファイバテープ心線1Bの裏連結部122a,122bは、光ファイバ心線110A~110Hの裏面(図6の下面)を通る直線Pbから下側に突出しないよう設けられている。
 例えば、並列された光ファイバ心線110A~110Hの中心を結んで形成される仮想平面Hを基準の位置とし、仮想平面Hから表連結部121a,121bの最上点までの厚みTF1maxの平均値をTF1aveとすると、TF1aveは光ファイバ心線110の外径Dに対して、D/4≦TF1ave≦D/2となるように形成されている。また、仮想平面Hから裏連結部122a,122bの最下点までの厚みTB1maxの平均値をTB1aveとすると、TB1aveはTF1aveに対して、TB1ave<TF1aveとなるように形成されている。
 なお、平均値TF1aveおよび平均値TB1aveは、上記第一実施形態の場合と同様に、光ファイバテープ心線1Bの幅方向に並ぶ接続領域ごとの平均値であってもよい。
 以上説明したように第二実施形態に係る光ファイバテープ心線1Bは、並列して配置された複数の光ファイバ心線110A~110Hと、隣接する光ファイバ心線を樹脂で連結することで形成された被覆樹脂115a~115d(第一連結部の一例)と、を有するサブテープ心線100A~100Dを含んで構成されたサブテープ型光ファイバテープ心線である。光ファイバテープ心線1Bは、隣接する各サブテープ間の一部を樹脂で連結することで形成された連結部120a,120b(第二連結部の一例)を間欠的に有し、連結部120a,120bにおいて光ファイバテープ心線1Bの表面(一方側の面の一例)側及び裏面(他方側の面の一例)側の両方に樹脂が設けられている。そして、表連結部121a,121bの厚みTF1の最大値の平均をTF1aveとし、光ファイバ心線110A~110Hの外径をDとしたときに、D/4≦TF1ave≦D/2であり、裏連結部122a,122bの厚みTB1の最大値の平均をTB1aveとしたときに、TB1ave<TF1aveである。このようにサブテープ心線同士を連結して形成されるサブテープ型光ファイバテープ心線を構成することで、上記第一実施形態の光ファイバテープ心線1Aの場合と同様の効果を得ることができる。
 なお、上記の第二実施形態では、2本の光ファイバ心線からなるサブテープ心線を一例として挙げているが、サブテープ心線を構成する光ファイバ心線の本数は2本以上の所定の本数であってもよい。また、サブテープ心線は、光ファイバ心線の長手方向あるいは幅方向に対して連結部と非連結部とを間欠的に有する間欠連結型のサブテープ心線であってもよい。
 以上、本開示を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本開示の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本開示を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
 1A,1B:光ファイバテープ心線
 10(10A~10H):光ファイバ心線
 11:ガラスファイバ
 12:被覆層(プライマリ樹脂)
 13:被覆層(セカンダリ樹脂)
 20(20a~20i):連結部
 21a~21i:表連結部
 22a~22i:裏連結部
 31~33:接続領域
 51a~51d:ボビン
 52a~52c:シリンジ対
 53a~53c:ディスペンサ
 54a~54c:樹脂供給装置
 55a~55c:紫外線照射装置
 56(56a,56b):シリンジニードル対
 57:樹脂
 58:巻取りボビン
 100(100A~100D):サブテープ心線
 110(110A~110H):光ファイバ心線
 115a~115d:被覆樹脂(第一連結部の一例)
 120(120a,120b):連結部(第二連結部の一例)
 121a,121b:表連結部
 122a,122b:裏連結部
 D:光ファイバ心線の外径
 TF,TB:連結部の厚み
 H:仮想平面
 P1~P3:接着位置
 Pf,Pb:仮想直線

Claims (4)

  1.  並列して配置された複数の光ファイバ心線を有するとともに、隣接する前記光ファイバ心線間の一部を樹脂で連結することで形成された連結部を間欠的に有する間欠連結型の光ファイバテープ心線であって、
     前記連結部において、前記光ファイバテープ心線の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、
     前記一方側の面における前記連結部の厚みTFの最大値の平均をTFaveとし、前記光ファイバ心線の外径をDとしたときに、D/4≦TFave≦D/2であり、
     前記他方側の面における前記連結部の厚みTBの最大値の平均をTBaveとしたときに、TBave<TFaveである、光ファイバテープ心線。
  2.  前記外径Dは210μm以下である、請求項1に記載の光ファイバテープ心線。
  3.  並列して配置された複数の光ファイバ心線と、隣接する前記光ファイバ心線を樹脂で連結することで形成された第一連結部と、を有するサブテープを少なくとも2つ含んで構成されたサブテープ型光ファイバテープ心線であって、
     隣接する各サブテープ間の一部を樹脂で連結することで形成された第二連結部を間欠的に有し、
     前記第二連結部において、前記サブテープ型光ファイバテープ心線の一方側の面及び他方側の面に前記樹脂が設けられ、
     前記一方側の面における前記第二連結部の厚みTF1の最大値の平均をTF1aveとし、前記光ファイバ心線の外径をDとしたときに、D/4≦TF1ave≦D/2であり、
     前記他方側の面における前記第二連結部の厚みTB1の最大値の平均をTB1aveとしたときに、TB1ave<TF1aveである、サブテープ型光ファイバテープ心線。
  4.  前記外径Dは210μm以下である、請求項3に記載のサブテープ型光ファイバテープ心線。
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