WO2021130891A1 - 基板搬送装置 - Google Patents

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Abstract

基板の両端を載置して搬送する一対の搬送ベルトと、前記一対の搬送ベルトのそれぞれを搬送方向に駆動する駆動部と、前記一対の搬送ベルトのそれぞれの外側に設けられ、前記基板を搬送方向にガイドする一対の壁状の基板ガイドと、前記一対の基板ガイドのそれぞれの上端面から内側に延設された第1クランプ板と、前記一対の搬送ベルトのそれぞれの裏面の下方に立設された第2クランプ板と、前記第2クランプ板の上端部に形成された複数のU字状の切欠き部にそれぞれ配置され、前記基板ガイドに固定された複数のベルトガイドローラと、前記一対の基板ガイドを下降させることにより、前記一対の搬送ベルト上に載置された基板を前記第1クランプ板と前記第2クランプ板とでクランプする昇降部と、前記昇降部によるクランプ時の圧力を制御する制御部と、を備え、前記ベルトガイドローラは、前記昇降部による非クランプ時には、前記第2クランプ板の上端部から突出する、基板搬送装置。

Description

基板搬送装置
 本開示は、基板を搬送する基板搬送装置に関するものである。
 特許文献1には、基板の搬送時には、基板ガイド及び支持ローラーを上昇させて、支持ローラーにより搬送ベルトを押し上げて搬送レールの摺動を生じない状態とするようにし、基板を保持する場合には、基板ガイド及び支持ローラーを下降させて、支持ローラーを搬送レールの凹部内に没入させ、下降する基板ガイドと搬送レールの上面で搬送ベルトを介して基板を挟持するようにした基板搬送装置が記載されている。
特開2015-35457号公報
 しかし、特許文献1に記載の基板搬送装置では、基板を挟持する際の圧力については言及していないので、基板が十分挟持されない虞があり、この場合には、基板の撓みを的確に抑えることはできない。
 そこで、本開示は、基板の撓みを的確に抑えることが可能となる基板搬送装置を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するため、本開示の基板搬送装置は、基板の両端を載置して搬送する一対の搬送ベルトと、一対の搬送ベルトのそれぞれを搬送方向に駆動する駆動部と、一対の搬送ベルトのそれぞれの外側に設けられ、基板を搬送方向にガイドする一対の壁状の基板ガイドと、一対の基板ガイドのそれぞれの上端面から内側に延設された第1クランプ板と、一対の搬送ベルトのそれぞれの裏面の下方に立設された第2クランプ板と、第2クランプ板の上端部に形成された複数のU字状の切欠き部にそれぞれ配置され、基板ガイドに固定された複数のベルトガイドローラと、一対の基板ガイドを下降させることにより、一対の搬送ベルト上に載置された基板を第1クランプ板と第2クランプ板とでクランプする昇降部と、昇降部によるクランプ時の圧力を制御する制御部と、を備え、ベルトガイドローラは、昇降部による非クランプ時には、第2クランプ板の上端部から突出する。
 本開示によれば、基板の撓みを的確に抑えることが可能となる。
本開示の一実施の形態に係る基板搬送装置を含むスクリーン印刷機を示した外観である。 図1のスクリーン印刷機の内部構造を簡易的に示した図である。 図1のスクリーン印刷機の制御システムを簡易的に示したブロック図である。 基板搬送装置の動作状態を示す正面図である。 基板搬送装置のクランプ機構の一例を示す図である。 図3に含まれるCPUが実行するクランプ機構制御処理の手順を示すフローチャートである。 基板搬送装置のクランプ機構の他の一例を示す図である。 図3に含まれるCPUが実行する他のクランプ機構制御処理の手順を示すフローチャートである。 基板搬送装置に含まれる下クランププレートの他の一例を示す図である。
 以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
 図1は、本開示の一実施の形態に係る基板搬送装置を含むスクリーン印刷機1を示している。スクリーン印刷機1は、基板に対してクリームはんだを印刷するものであり、例えば印刷状態を検査するはんだ検査機や基板に電子部品の装着を行う部品装着機などと共に回路基板生産ラインを構成する。
 スクリーン印刷機1は、全体が機体カバー2によって覆われている。機体カバー2には機体幅方向の両側面に搬送口201が形成され、その搬送口201を通って基板の搬入及び搬出が行われるようになっている。
 図2は、スクリーン印刷機1の内部構造を簡易的に示した図であり、基板10の搬送方向である機体幅方向から示したものである。なお、本実施形態では、スクリーン印刷機1の機体前後方向をY軸方向、機体幅方向をX軸方向、そして機体高さ方向をZ軸方向として説明する。
 スクリーン印刷機1は、機内に設置されたマスク20の下に基板10が搬送され、マスク20の上面から印刷パターン孔をクリームはんだが通り、下側の基板10に塗布されて印刷パターンが形成される。そこで、スクリーン印刷機1の機内上部側には、機体幅方向に配置された一対のマスクホルダ3があり、マスク枠に固定されたマスク20が保持される。マスクホルダ3の上方側にはスキージ装置4が設置され、機体前後方向に移動可能な状態で取り付けられている。一方、マスクホルダ3の下方側には、基板10を機体幅方向に搬入及び搬出させる基板搬送装置5や、基板10の裏面を支えるバックアップ装置7などが、昇降装置8に対して組み付けられている。
 昇降装置8は、垂直なガイドレール11に沿って摺動する昇降台12を備え、その昇降台12がボールネジ機構13を介して昇降用モータ14に連結されている。そして、昇降台12の上には支持台15を介して基板搬送装置5などが搭載されている。支持台15には機体前後方向(Y軸方向)に一対のマスクサポート21が設けられ、その間に基板搬送装置5が配置されている。一対のマスクサポート21は、それぞれ脚体上面にマスク20に接触するマスク支持プレート211が固定されている。そして、図面右側のマスクサポート21にボールネジ機構22が構成され、マスクサポート用モータ24(図3参照)によって図面左側のマスクサポート21との距離が調整可能となっている。
 また、一対の基板ガイド51の間には、基板を支持するバックアップ装置7が設けられている。バックアップ装置7は、複数のバックアップピン32を備えたバックアップテーブル31がボールネジ機構を介して支持され、バックアップ用モータ34によって昇降するよう構成されている。また、基板搬送装置5の支持台23は、ボールネジ機構を介して支持され、昇降用モータ33によって昇降するよう構成されている。そして、基板搬送装置5やバックアップ装置7を支持する支持台15は、昇降台12に対してX-Y平面上のX方向及びY方向とθ方向に位置調整が可能な構成となっている。つまり、作業位置に搬送されて保持された基板10に対してマスク20との間の位置調整を行う補正装置が構成されている。
 次に、マスク20の上方に組み付けられたスキージ装置4は、クリームはんだをローリングしながらマスク20の印刷パターン孔に押し込み、マスク20の下に位置する基板10にクリームはんだを塗布するものである。そのスキージ装置4は、スキージを備えた一対のスキージヘッド401,402がシリンダによって昇降可能な状態で走行台41に搭載されている。走行台41は、ガイドロッド42に対して摺動可能に組み付けられ、ガイドロッド42と平行なネジ軸43からなるボールネジ機構を介して、スキージ用モータ44(図3参照)の駆動により機体前後方向の直線移動が可能となっている。
 マスクホルダ3と基板搬送装置5との間には、基板10やマスク20に付された基板マークやマスクマークを撮像するためのカメラ45が設けられている。カメラ45は、Y軸スライダ46を介して機体前後方向のガイドレール47に取り付けられており、また、ガイドレール47は、機体幅方向の2本のガイドレール48にX軸スライダ49を介して架設されている。したがって、カメラ45は、Y軸スライダ46やX軸スライダ49が不図示のボールネジ機構を介し、Y軸モータ61やX軸モータ62(図3参照)によってXY平面上を移動できるよう構成されている。
 そして、スクリーン印刷機1には、全体の駆動を制御する制御装置9が搭載され、各装置の駆動部に対して駆動制御が行われるようになっている。図3は、スクリーン印刷機1の制御システムを簡易的に示したブロック図である。制御装置9は、マイクロプロセッサ(CPU)91、ROM92、RAM93、不揮発性メモリ94がバスラインを介して接続されている。CPU91は、制御装置全体を統括制御するものであり、ROM92には、CPU91が実行するシステムプログラムや制御パラメータ等が格納され、RAM93には、一時的な計算データや表示データ等が格納される。不揮発性メモリ94には、CPU91が行う処理に必要な情報が記憶され、スクリーン印刷機1のシーケンスプログラムなどが格納されている。特に、本実施形態の不揮発性メモリ94には、後述するクランプ機構制御処理のプログラムなども格納されている。
 スクリーン印刷機1は、図1に示すように、機体前面部にタッチパネル型の操作表示装置98が取り付けられ、作業者による入力操作や画面における製造状況の表示などが可能になっている。制御装置9にはI/Oポート95が設けられており、そのI/Oポート95を介して操作表示装置98が接続されている。I/Oポート95には、その他にも昇降用モータ14などの各種モータが各々のドライバ71~78を介して接続されている。
 図4は、図2における図面右側の基板搬送装置5をY方向から見たときの正面図である。そして、図4(a)は、基板搬送装置5が基板10を搬送している状態を示し、図4(b)は、基板搬送装置5が基板10をクランプしている状態を示している。
 図4に示すように、基板搬送装置5は、基板ガイド51と、コンベア装置52とを備えている。
 基板ガイド51は、基板10を搬送中に、基板10が搬送方向に直交するY方向、つまり機体前後方向にずれないように規制するためのものである。基板ガイド51の上面には上クランププレート53が設けられ、基板ガイド51の側板51aには、複数(図示例では、7個)のベルトガイドローラ55が設けられている。ベルトガイドローラ55は、コンベアベルト57を張設支持するものである。
 コンベア装置52は、基板10を搬送するものである。コンベア装置52の側板52aには、複数(図示例では、4個)のコンベアプーリ56が設けられている。コンベアプーリ56は、コンベアベルト57を張設支持する。そして、ベルト搬送用モータ29(図3参照)は、コンベアプーリ56を回転駆動することにより、コンベアベルト57に基板搬送方向への搬送動作を付与する。さらに、コンベア装置52の側板52aには、下クランププレート54が固定されている。
 下クランププレート54は、複数(図示例では、7個)のU字状の切欠き54aを有し、各切欠き54aには、各ベルトガイドローラ55が配置される。
 基板ガイド51は、所定の範囲内、昇降可能に構成されている。基板10を搬送させる場合、基板ガイド51を上昇させた後、コンベアプーリ56を駆動させる。上述のように、ベルトガイドローラ55は、基板ガイド51の側板51aに設けられているので、基板ガイド51の上昇に従って、ベルトガイドローラ55も上昇する。これにより、図4(a)に示すように、コンベアベルト57は、ベルトガイドローラ55に接触するとともに、下クランププレート54の上面と離間するので、コンベアベルト57は、下クランププレート54による摩擦抵抗を受けずに、基板10を搬送することができる。また、コンベアベルト57は、複数のベルトガイドローラ55により張設支持されているので、搬送対象の基板10が大型で重量があるとしても、摩擦抵抗が増大することなく基板10を搬送させることができる。
 一方、基板10をクランプさせる場合、コンベアプーリ56の駆動を停止させた後、基板ガイド51を下降させる。これにより、図4(b)に示すように、基板10の機体前後方向の一端は、上クランププレート53の下面と、コンベアベルト57及び下クランププレート54の上面とにより挟持される。このとき、ベルトガイドローラ55も下降するので、ベルトガイドローラ55は、コンベアベルト57の裏面と離間する。
 図5は、基板搬送装置5に含まれるクランプ機構59の一例を示している。そして、図5(a)は、非クランプ状態を示し、図5(b)は、クランプ状態を示している。クランプ機構59は、図5に示すように、ロッド59aと、油圧上下シリンダ59bと、圧力制御弁59cとにより構成されている。
 ロッド59aの一端は、基板ガイド51の下面に連結され、ロッド59aの他端は、油圧上下シリンダ59b内に挿入されている。また、油圧上下シリンダ59bには、圧力制御弁59cを介して油圧が付与される。
 コンベア装置52の上面の所定位置には、基板ガイド51の下面との距離を検知するための距離センサ58が設けられている。距離センサ58は、本実施形態では、例えば赤外線を用いて基板ガイド51との距離を検出するセンサとするが、これに限らず、距離を検出できるものであれば、検出方式は問わない。なお、距離センサ58は、本実施形態では、図2における図面右側のコンベア装置52のみに設けられているが、これに限らず、一対のコンベア装置52のそれぞれに設けるようにしてもよい。
 図6は、上記CPU91が実行するクランプ機構制御処理の手順を示している。以降、各処理の手順の説明において、ステップを「S」と表記する。
 図6において、まずCPU91は、クランプが指示されたか否かを判断する(S10)。クランプの指示は、例えば、基板10が所定の位置に搬送されたことに応じてCPU91自身が行う。もちろん、これに限らず、作業者が上記操作表示装置98から行うようにしてもよい。
 S10の判断において、クランプが指示されないと判断される場合(S10:NO)、CPU91は、クランプが指示されるまで待機する。
 一方、S10の判断において、クランプが指示されたと判断される場合(S10:YES)、CPU91は、圧力制御弁59cを開弁する(S12)。圧力制御弁59cが開弁されると、油圧上下シリンダ59b内の油圧は増加する。これに応じて、ロッド59aが下降を開始するので、基板ガイド51も下降を開始し、上クランププレート53が基板10に近づいて行く。
 次に、CPU91は、距離センサ58からの出力値を取得し(S14)、取得した出力値から距離センサ58と基板ガイド51の下面との距離、つまり、基板ガイド51が下降した位置を算出する(S16)。
 そして、CPU91は、基板ガイド51が目標位置に到達したか否かを判断する(S18)。目標位置とは、具体的には、上クランププレート53の下面とコンベアベルト57の上面との距離が基板10の厚さになるような、基板ガイド51の下降位置である。
 S18の判断において、基板ガイド51が目標位置に到達しないと判断される場合(S18:NO)、CPU91は、処理をS12に戻して、S12~S18の処理を繰り返す。
 一方、S18の判断において、基板ガイド51が目標位置に到達したと判断される場合(S18:YES)、CPU91は、クランプ機構制御処理を終了する。これにより、基板10は、図5(b)に示すように、上クランププレート53の下面と、コンベアベルト57及び下クランププレート54の上面とにより挟持される。
 このように本実施形態では、基板ガイド51が目標位置に到達したと判断する場合に、クランプ機構59による基板10のクランプが完了したと判断する。つまり、クランプ時に基板10にかかる圧力を直接制御していないが、基板ガイド51が目標位置に到達したことにより、所定の圧力が基板10にかかっていることになる。このため、本実施形態の基板搬送装置5は、基板ガイド51が目標位置に到達するように制御することで、クランプ時に基板10にかかる圧力を間接的に制御していると言い得る。
 図7は、図5のクランプ機構59とは異なる、他のクランプ機構60の一例を示している。そして、図7(a)は、非クランプ状態を示し、図7(b)は、クランプ状態を示している。クランプ機構60は、図7に示すように、ボールネジ機構60aと、昇降用モータ60bと、エンコーダ60cとにより構成されている。
 基板ガイド51は、ボールネジ機構60aを介して支持され、昇降用モータ60bによって昇降するように構成されている。そして、エンコーダ60cは、昇降用モータ60bの回転方向と回転数とを検知する。
 図8は、上記CPU91が実行する他のクランプ機構制御処理の手順を示している。
 図8において、まずCPU91は、クランプが指示されたか否かを判断する(S20)。この判断処理は、上記図6のS10の判断処理と同様であるので、これ以上の説明は省略する。
 S20の判断において、クランプが指示されたと判断される場合(S20:YES)、CPU91は、昇降用モータ60bのトルクを増加させる(S22)。昇降用モータ60bのトルクが増加すると、基板ガイド51は、ボールネジ機構60aを介して下降を開始する。これにより、上クランププレート53が基板10に近づいて行く。
 次に、CPU91は、エンコーダ60cからの出力値を取得し(S24)、取得した出力値から上クランププレート53の下面とコンベアベルト57の上面との間隔を算出する(S26)。
 そして、CPU91は、算出した間隔が目標間隔に到達したか否かを判断する(S28)。目標間隔とは、具体的には、基板10の厚さである。なお、基板10の厚さは、本実施形態では、制御装置9が予め取得しているとするが、これに限らず、例えば作業者が上記操作表示装置98から入力するとしてもよい。
 S28の判断において、算出した間隔が目標間隔に到達しないと判断される場合(S28:NO)、CPU91は、処理をS22に戻して、S22~S28の処理を繰り返す。
 一方、S28の判断において、算出した間隔が目標間隔に到達したと判断される場合(S28:YES)、CPU91は、他のクランプ機構制御処理を終了する。これにより、基板10は、図7(b)に示すように、上クランププレート53の下面と、コンベアベルト57及び下クランププレート54の上面とにより挟持される。
 図9は、下クランププレート54(図4参照)とは異なる、他の下クランププレート54′の一例を示している。そして、図9(a)は、図4(a)の下クランププレート54に代えて下クランププレート54′を取り付けた基板搬送装置の正面図であり、図9(b)は、下クランププレート54′の背面図であり、図9(c)は、下クランププレート54′の平面図である。
 下クランププレート54と下クランププレート54′とは、下クランププレート54が複数のU字状の切欠き54aを有するのに対して、下クランププレート54′は複数のU字状の溝54′aを有する点で異なっている。各溝54′aの形状は、各切欠き54aの形状と同じであり、各溝54′aにはそれぞれ、各ベルトガイドローラ55が配置される。つまり、下クランププレート54′の上面54′bは、図9(c)に示すように、各溝54′aが形成されて孔が空いた領域54′b1と、孔が空いていない領域54′b2と、により構成される。
 したがって、下クランププレート54′を採用して、クランプ機構59,60(図5及び図7参照)により基板10を挟持した場合は、下クランププレート54を採用して基板10を挟持した場合と比較して、下クランププレート54′の上面54′bが、コンベアベルト57を介して基板10を支持する面積が増加するので、基板10をより安定して支持することができる。
 以上説明したように、本実施形態の基板搬送装置5は、基板10の両端を載置して搬送する一対のコンベアベルト57と、一対のコンベアベルト57のそれぞれを搬送方向に駆動する駆動部と、一対のコンベアベルト57のそれぞれの外側に設けられ、基板10を搬送方向にガイドする一対の壁状の基板ガイド51と、一対の基板ガイド51のそれぞれの上端面から内側に延設された上クランププレート53と、一対のコンベアベルト57のそれぞれの裏面の下方に立設された下クランププレート54と、下クランププレート54の上端部に形成された複数のU字状の切欠き54aにそれぞれ配置され、基板ガイド51に固定された複数のベルトガイドローラ55と、一対の基板ガイド51を下降させることにより、一対のコンベアベルト57上に載置された基板を上クランププレート53と下クランププレート54とでクランプするクランプ機構59,60と、クランプ機構59,60によるクランプ時の圧力を制御する制御装置9と、を備え、ベルトガイドローラ55は、クランプ機構59,60による非クランプ時には、下クランププレート54の上端部から突出する。
 このように、本実施形態の基板搬送装置5では、一対のコンベアベルト57上に載置された基板を上クランププレート53と下クランププレート54とでクランプするときに、その圧力を制御するようにしたので、基板の撓みを的確に抑えることが可能となる。
 ちなみに、本実施形態において、コンベアベルト57は、「搬送ベルト」の一例である。コンベアプーリ56及びベルト搬送用モータ29は、「駆動部」の一例である。上クランププレート53は、「第1クランプ板」の一例である。下クランププレート54は、「第2クランプ板」の一例である。切欠き54aは、「切欠き部」の一例である。クランプ機構59,60は、「昇降部」の一例である。制御装置9は、「制御部」の一例である。
 また、基板搬送装置5は、一対のコンベアベルト57上に載置された基板の裏面を支持するバックアップ装置7をさらに備え、クランプ機構59,60によるクランプ時には、一対のコンベアベルト57上に載置された基板の裏面は、バックアップ装置7により押圧される。
 これにより、基板10の撓みは、両端だけでなく、裏面全体に亘って抑えることが可能となる。
 ちなみに、バックアップ装置7は、「支持部材」の一例である。
 また、基板搬送装置5は、一対の基板ガイド51のうちの少なくとも一方の位置を検出する距離センサ58をさらに備え、制御装置9は、距離センサ58により検出した基板ガイド51の位置に基づいて圧力を制御する。
 ちなみに、距離センサ58は、「検出部」の一例である。
 また、距離センサ58は、非接触で位置を検出し、クランプ機構59は、油圧上下シリンダ59bにより一対の基板ガイド51を上昇又は下降させ、制御装置9は、油圧上下シリンダ59bに付加する圧力を制御することにより圧力を制御する。
 ちなみに、油圧上下シリンダ59bは、「動力シリンダ」の一例である。
 また、検出部は、エンコーダ60cを含み、クランプ機構59,60は、昇降用モータ60b及びボールネジ機構60aにより一対の基板ガイド51を上昇又は下降させ、制御装置9は、昇降用モータ60bのトルクを制御することにより圧力を制御する。
 ちなみに、昇降用モータ60bは、「モータ」の一例である。
 なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
 (1)上記実施形態では、「動力シリンダ」の一例として、油圧上下シリンダ59bを採用したが、これに限らず、空気圧を利用した空圧シリンダを採用してもよいし、電気を利用したパワーシリンダを採用してもよい。
 (2)上記実施形態では、クランプ機構60において、エンコーダ60cからの出力値に基づいて、上クランププレート53とコンベアベルト57との間隔を算出するようにしたが、エンコーダ60cに代えて距離センサ58を採用し、距離センサ58からの出力値に基づいて、上クランププレート53とコンベアベルト57との間隔を算出するようにしてもよい。
 (3)上記実施形態では、バックアップ装置7は、昇降可能に構成したが、これに限らず、所定の高さ、つまり、下クランププレート54の上面の高さに固定するようにしてもよい。
 5:基板搬送装置 7:バックアップ装置 9:制御装置 29:ベルト搬送用モータ 51:基板ガイド 52:コンベア装置 53:上クランププレート 54,54′:下クランププレート 54a:切欠き 54′a:溝 55:ベルトガイドローラ 56:コンベアプーリ 57:コンベアベルト 58:距離センサ 59,60:クランプ機構 59a:ロッド 59b:油圧上下シリンダ 59c:圧力制御弁 60a:ボールネジ機構 60b:昇降用モータ 60cエンコーダ 。

Claims (5)

  1.  基板の両端を載置して搬送する一対の搬送ベルトと、
     前記一対の搬送ベルトのそれぞれを搬送方向に駆動する駆動部と、
     前記一対の搬送ベルトのそれぞれの外側に設けられ、前記基板を搬送方向にガイドする一対の壁状の基板ガイドと、
     前記一対の基板ガイドのそれぞれの上端面から内側に延設された第1クランプ板と、
     前記一対の搬送ベルトのそれぞれの裏面の下方に立設された第2クランプ板と、
     前記第2クランプ板の上端部に形成された複数のU字状の切欠き部にそれぞれ配置され、前記基板ガイドに固定された複数のベルトガイドローラと、
     前記一対の基板ガイドを下降させることにより、前記一対の搬送ベルト上に載置された基板を前記第1クランプ板と前記第2クランプ板とでクランプする昇降部と、
     前記昇降部によるクランプ時の圧力を制御する制御部と、
    を備え、
     前記ベルトガイドローラは、前記昇降部による非クランプ時には、前記第2クランプ板の上端部から突出する、
    基板搬送装置。
  2.  前記一対の搬送ベルト上に載置された基板の裏面を支持する支持部材
    をさらに備え、
     前記昇降部によるクランプ時には、前記一対の搬送ベルト上に載置された基板の裏面は、前記支持部材により押圧される、
    請求項1に記載の基板搬送装置。
  3.  前記一対の基板ガイドのうちの少なくとも一方の位置を検出する検出部
    をさらに備え、
     前記制御部は、前記検出部により検出した前記基板ガイドの位置に基づいて前記圧力を制御する、
    請求項1又は2に記載の基板搬送装置。
  4.  前記検出部は、非接触で前記位置を検出し、
     前記昇降部は、動力シリンダにより前記一対の基板ガイドを上昇又は下降させ、
     前記制御部は、前記動力シリンダに付与する圧力を制御することにより前記圧力を制御する、
    請求項3に記載の基板搬送装置。
  5.  前記検出部は、エンコーダを含み、
     前記昇降部は、モータ及びボールネジにより前記一対の基板ガイドを上昇又は下降させ、
     前記制御部は、前記モータのトルクを制御することにより前記圧力を制御する、
    請求項3に記載の基板搬送装置。
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